このページでは伊藤茂衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○伊藤国務大臣 このたび細川内閣の発足に際しまして運輸大臣を拝命いたしました伊藤茂でございます。大きな責任に身も心も引き締まる思いがいたしております。 運輸委員会の開かれるこの機会に、一言就任のごあいさつを申し上げさせていただきます。 言うまでもありませんが、運輸は国民生活と密着しており、豊かで活力ある社会を築き上げていくために期待される役割はまことに大きいものがあると考えております。就任以来まだ短い期間でございますが、懸命に勉強する中で、日々その思いを深くいたしております。 私といたしましては、これまで先輩各位が積み上げてこられました実績を踏まえ、運輸行政の基本であります安全の確保に万……
○伊藤国務大臣 野党になって最初の御質問というお話がございましたが、私も、大事な仕事を拝命いたしまして、大臣としてこの委員会で御答弁を申し上げる最初の機会でございます。 大臣のいすの座り心地はというお話がございましたが、気持ちとしては、わずかな期間でございますけれども、ああ、この分野は本当に大事な仕事なんだという思いを日々新たにしているというふうな気持ちでございまして、特にこういう大きな転換期でございますから、やはり精いっぱいこの仕事をしなければならないという思いでございます。野党時代に陳情に行ったお話もございましたが、いろいろな意味で、やはり新しく変わらなければならないということを痛感いた……
○伊藤国務大臣 このたび運輸大臣を拝命いたしました伊藤茂でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 この機会に一言ごあいさつを申し上げます。 運輸省におきましては、陸海空にわたる輸送にかかわる行政を所管しておりますが、このような運輸行政を進めるに当たっては、交通安全の確保を図ることがすべての基本であることは申すまでもございません。 そのため、運輸省といたしましては、交通基盤施設の整備、交運施設及び輸送機器の安全の確保、交通従事者の資質の向上を図るなど、交通安全に関する施策を総合的、計画的に推進してまいる所存でございます。 委員長を初め委員各位の一層の御指導と御鞭撻を賜りますようお願……
○伊藤国務大臣 今御紹介がございましたが、私自身は、その会合の内容を存じておりませんし、その会合の結果として、私の方に何か連絡か意見があったということはございません。
いずれにいたしましても、私は、また私どもは、連合政権のお約束に基づいてまじめに活動していこうということでございますから、やっていきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと用事がございまして、その日の会合で中座をいたしました。ただ、私のいる間は、党の三役並びに閣僚、中でさまざまな忌憚のない意見交換があったということで、何か厳しい形で委員長から申し渡しがあったとかいうふうな、記事にございますようなそういう印象では受け取っておりませ……
○伊藤国務大臣 今まで同僚の御三方がお答えになった内容と同じでございます。 ただ、私は、ポスト冷戦の今日、合憲、違憲、自衛隊、その言葉の堂々めぐりの議論はもう終わっていいんだろうと思います。やはりこの新しい時代の中から、どのように平和軍縮の時代に向くべきなのか、そういう意味では党派を超えた共通の土俵が、議論の土俵があるべき時代ではないだろうか。そういう意味も含めまして、連立政府の合意事項、私は大変賛成に思っております。
○伊藤国務大臣 山花大臣の見解と同じでございます。
【次の発言】 閣僚の一人として御答弁を申し上げます。
先ほど山花大臣も言われましたように、今日までの政策を継承するとなっております。従来まで、政府か国か、その政策は、自衛隊は合憲という立場で推し進められてきたというふうに思います。
同時にまた、私どもは、法的に自衛隊が存在しているということは否定したことはありません。
ただ、申し上げたいのは、やはり今最高裁判所も判断できない、国民的にもさまざまな議論がある、そして今ポスト冷戦の時代、こういう時代の中で、お互いにどのような新時代を築くのかという、そういう努力を真剣にやっていくというのが連合……
○伊藤国務大臣 御質問にございましたような状況を私も非常に厳しく認識をいたしております。就任四カ月足らずでございますが、この間に今後の航空政策の、やはり総括的なと申しましょうか、戦略と申しましょうか、そういうものを一体どう考えるのかということを日夜真剣に考えさせられております。また、御質問の中でございましたさまざまの運賃、料金などのデータについてもよく承知をいたしております。 二つお答えを申し上げたいと思います。 一つは、やはり立派なハブ空港を完成しなければならないと思います。今のままでは、国際的にアジアでも大きな役割を持つ日本のエアラインとしての状況にこれは立ちおくれてしまう、非常に大き……
○伊藤国務大臣 お答えを申し上げます。 今の御設問にも関係をいたしますが、昨日の事態、同時に、前にお話がございましたここでの今までのさまざまな議論などを、実はきのうの夜、ニュースを聞きながら、さまざま真剣に私は振り返りました。そうしてまた、連立政権合意のあの項目ももう一度詳しく読み返しながら、一体この事態をどうしたらいいのかということを一晩実は考えさせられました。 二つ申し上げたいと思います。 一つは、改めて読みまして、連立政権合意のあの部分の精神をきちんと踏まえて、閣僚としても個人としても真剣な努力をしていきたいと思います。言うまでもありませんが三つございまして、一つは、憲法の理念、精……
○伊藤(茂)委員 久しぶりに質問に立たせていただきました。やはり答弁席に立ったり質問に立ったり繰り返されるということは本当にいいことだと思います。 外務大臣の本会議の演説もひな壇で大変印象深く聞かせていただきましたし、また、それらについての最近の答弁も大変印象深く伺っております。お互いにそういうことをしながらよりよい時代ができればという思いがいたします。いろいろ悩んだり苦しいことがございますが、そういうものではないだろうかというふうに思っております。 限られた時間で大臣に伺います。私は細川内閣当時に閣僚の一人として、朝鮮問題あるいは安保常任理事国問題などなど、いろいろなことの議論あるいは相……
○伊藤国務大臣 先ほど来総理を初め答弁ございましたが、私も、松本さんが御指摘のように長年税制を担当してまいりましたので、非常に関心を持ち、また考えさせられております。 私は、八日の日に連立与党で決められました合意の内容、大変ふさわしいものだと思います。先ほど来御議論ございましたが、今後減税財源及び福祉型の新税制を考える際に、幾つか必要な前提条件が相伴ってやらなければならないことがある。 深谷さんの御質問もございましたが、福祉社会のビジョン、高齢化社会の国民負担、税制のあり方、経済情勢、財政事情がどうなるのか、税収の動向もあると思います。行政改革、不公平税制の是正、そして所得、資産、消費の三……
○伊藤国務大臣 御指摘のとおりに、特に六〇年安保改定、何かそういう全国の運動の中心の歯車の一つの仕事をさせていただきました。 今いろいろと思うことがございます。世界も大きく変わりました。そのような中で、やはり軍縮化、平和の時代を目指しながら、現実、具体的にどのような一歩一歩を考えるべきなのかということが大きな責任というふうに考えております。
○伊藤(茂)委員 論議がスタートしてきょうで十一日目になるそうでありますが、終結の段階を迎えました。論争は、委員の皆さんも大変な勉強をした中身でございましたし、閣僚の皆さんも御苦労さまでございました。私も、改めて世界貿易や農業問題の重要性を勉強させていただきました。 幾つか伺いたいのですが、先ほど来、六兆百億円をめぐる議論がございました。これは、きれいに総理答弁で決着がついたわけであります。私は、しかし考えますと、これからが肝心だと思います。田名部さんの質問でしたか、六年という期間は短いんですよというお話がございました。今までの長い日本の農業問題の経過を振り返り、これからを考えますと、やはり……
○伊藤(茂)委員 二、三点質問させていただきたいと思います。 一つは災害の関係でございますけれども、今もそれについての議論がございました。いろいろ予算委員会などで議論がなされております。一つだけ要望を含めて大臣の決意を、気持ちをお伺いしたいのですが、やはりこの経過を振り返ってみますと、国際的に私どもがよき日本人であり、また、よき国際人であるという評価をしていただけるような対応を、緊急の課題も、これからの問題についてもしなければならぬということを痛感いたします。 そうなりますと、幾つかの問題を考えなければならないわけでありまして、けさも同僚議員から、その問題で現地へ行ってまいりました報告を伺……
○伊藤(茂)委員 この条約で、二つ感想、気持ちを持ちました。 一つは、ハーグ議定書以来、長い期間にわたる努力でございますから、その努力には敬意を表しながら、実効性のある発足、運用をぜひ期待したいという気持ちでございます。 もう一つは、国家間の対立、戦争とは違った形でこのような危険な物質が、しかも日本で、身の回りで使われたという状況が起きているということに、非常に危機感と申しましょうか、思いを深くいたします。日本は治安のいい国だということを誇りにも思い、自慢にしてきたわけでございますけれども、そうでないことになったら、これは国際社会でも本当に誇りを持った国にはなり得ない。どうしたらいいのだろ……
○伊藤(茂)委員 通常国会の外務委員会の審議も終わりに近づこうといたしておりますが、この際幾つか大臣の御所見を承りたいと思います。 一つは、現在進行中の戦後五十年決議に当たる問題でありまして、私どもの同僚の上原さんも大変御苦労されて、昨夜の状態、伺っているわけであります。また、与党間で激しい議論がございましたが、マスコミで言われていたトップ、党首会談に至らず、一つの案文が策定をされたということでございます。院の決議でございますから、これから尊敬する野党の皆さんとも協議をして一致したものをまとめていかなければならないというふうに思っております。 ただ、この経過を見ますと、考えるべき幾つかの大……
○伊藤(茂)委員 外務大臣がテルアビブに急遽行かれまして、また、臨時代理の野坂さん御苦労さまでございます。 今度イスラエル首相のラビンさんが暗殺をされた。私にとっても衝撃的な事件でございまして、まことに遺憾な事態というふうに思っております。中東和平が本当に歴史的な大詰めに来ているという段階でございまして、私どもも何か不安を消すことができないという状況でございますが、外務大臣代理にお伺いいたしますが、政府としてどういう見通しを持っておられるか。それから、中東和平の行方に、先般の首相の訪問もございまして、本当にこれは歴史的な大詰めを成功させなくちゃならぬ、我が国も可能な努力を尽くして協力をしなく……
○伊藤(茂)委員 きょうの会議に出されました三条約、いずれも適切であり、また大事な問題である。賛成の立場で二、三質問させていただきたいと思います。 人種差別撤廃条約に関してでございますけれども、ただいまも大臣の御答弁がございましたが、第一に定義の問題がございます。 先ほどの答弁は伺いました。と同時に、大臣もおっしゃいましたように、やはりこの条約の批准を契機にして、日本の憲法の立場に沿って、あるいはまた差別なき社会の先進的な役割を我が日本は果たしていくということが、私どもの、特に政治としての重要な役割であろうというふうに思います。 条約論的あるいは理論的なさまざまな解釈などはいろいろあるで……
○伊藤(茂)委員 社会民主党の伊藤茂でございます。 御案内のように、私どもは五十年の歴史であった日本社会党から、つい先般、社会民主党、そしてまた、新しい政治勢力、日本の未来を担う勢力を結集をして前進しようではないかという決意を今固め合っているところでございます。そしてまた、政権の重要な一員としての役割を果たさなければなりません。そういう気持ちを込めながら質問をさせていただきたいと思います。 まず、橋本総理に伺いたいのですが、先般、この国会の冒頭に当たりまして、「変革と創造」という決意を述べられました。私は全く賛成であります。実は私も正月、この新しい年、一九九六年をどのように考えたらいいんだ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。