このページでは伊藤茂衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○伊藤茂君 ただいま議題となりました消費税法を廃止する法律案外三法律案は、昨年参議院において可決され、本院に送付された消費税廃止関連法案を基本に踏まえて、公明党・国民会議の神崎武法君、宮地正介君、民社党の中野寛成君、進歩 民主連合の菅直人君、並びに日本社会党・護憲共同の森井忠良君、中村正男君、元信堯君及び私、伊藤茂の八名共同で、提出者の属する四会派所属議員の賛同のもとに本院に提出されたものであります。私は、提出者を代表いたしまして、これら四法案について、提案理由と概要について御説明申し上げます。 まず、消費税法の廃止を求める理由について申し上げます。 消費税は、言うまでもなく公約違反の大型……
○伊藤茂君 きのうついに地上戦が始まり、今第二次世界大戦後最大規模の戦争が始まりました。この重大な事態にどう対応するのか、政府の対応はまさに歴史に問われるものとなっております。この事態と日本の進路に深くかかわる九十億ドルの戦費支出に関する補正予算提案について、私は、日本社会党・護憲共同を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。(拍手) 私は、まず、この非常事態に当たって、我が日本が今緊急になすべきことは何かを政府に問いたいのであります。 今日の事態の根源は、サダム・フセインによるイラクのクウエート侵略であり、さらにクウエートを焦土とするなどの狂気とも言うべき行動は許されるものではあ……
○伊藤茂君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました二法案について、総理に質問をいたします。 この法案は、これからの世界における日本の生き方、進路についての政府の姿勢を象徴するものであると私は思います。しかし、どう考えても政府の考えは間違いであります。私は、ポスト冷戦の国際社会で我が日本が「名誉ある地位」をどう占めていくのか、政府とは違うもう一つの積極的な貢献の考えを述べながら質問いたします。 総理、あなたはわずか一年足らずの期間のうちに、重大な政府見解を百八十度転換をさせました。昨年、平和維持軍については、武力行使を伴うということで、自衛隊が参加すること……
○伊藤茂君 私は、ただいま議題となりました衆議院議長櫻内義雄君への不信任決議案に対し、日本社会党・護憲共同を代表して、賛成の討論をいたします。(拍手) まず初めに申し上げます。 ただいま反対討論に立たれました自由民主党の代表は、この不信任案に、暴挙という暴言を使われました。冗談ではありません。今、自由民主党を初め諸君がやっていることこそ、まさに議会政治破壊の暴挙である、このことをまず明確に申し上げたいと思います。(拍手) 国権の最高機関である衆議院議長への不信任ということは、まさに異例のことであります。そうして今、異例と申しましょうか、まさに重大な問題が、我々の前に、国民の前に迫っている……
○伊藤(茂)議員 加藤さんの方から、非常に身近の関係にございました大平さん、十年前にちょうどきょう亡くなられた、感慨を込めたお話がございました。私も、大平さんは本当に誠実な、立派な政治家だったと思います。あの後発刊をされました「近代を超えて」、上下二巻の長いものですが、丹念に読まさせていただいたりいたしております。また、大平プロジェクトと言われましたさまざまなレポートがございます。私は、正直言いまして、あれを読みますと、無味乾繰な臨調レポートよりはずっとおもしろいんじゃないかというような気持ちでいるわけでありますが、そういう感慨を込めながらお話がございました。 私は、この十年間を振り返って思……
○伊藤(茂)議員 委員が冒頭におっしゃいました、議論を通じて合意を形成する、これは私も賛成です。やはりこれらの議論を通じまして国民の合意、コンセンサスが形成できるような議論を真剣にやってまいりたいというふうに思っております。 簡潔に考え方を申し述べさせていただきますが、私どもは再改革基本法四条の中で五つの柱を立てました。表現を見ますと、だれが考えても当然のことではないかというふうな意味合いではないだろうか。あえて私どもがこれを提起しましたのは、消費税が執行されるときに多くの国民の皆様から、このような負担は一体何のためにこれがあるんだろうという疑問が広くあったわけであります。やはりもう一度、目……
○伊藤(茂)議員 今の御質問のことは、私どもが選挙で政党あるいは議員として有権者の皆様にどのようなお約束をし対応をするのか、非常に大事なルールの問題であろうと思います。 二つ申し上げたいと思いますが、やはり私どもは、政党政治でございますから、党首のおっしゃることと、その所属する党の議員あるいは候補者のおっしゃることが違うというのは非常にこれはおかしいことだろうというふうに思います。党首が御発言なさることは確かに非常に重みをなす御発言であろうと思います。同時にまた、その党首のもとにみんな選挙をやっているわけでありますから、全然違った公約が、単なる演説だけではなくて選挙公報その他の公式の文書に掲……
○伊藤(茂)議員 小泉さんは冒頭に、政治家としての議論とおっしゃいました。まさに私も、この問題の取り扱いはそういう視点が一番大事だというふうに思いますので、率直な御議論をさせていただきたいと思います。 御質問がございましたように、所得税減税についての判断であります。私は、相当規模の減税が所得税について行われたということを政府はおっしゃっておられたわけでありますけれども、問題は、サラリーマンの皆さんの中に大幅な減税が行われたという実感が生じなかったということを考えてみることが重要ではないかと思います。 幾つかの問題がこの間にあると思います。 一つは、日本の場合には、私ども年来主張してまいり……
○伊藤(茂)委員 総選挙後の最初の予算委員会の審議になるわけであります。さまざまの問題、政策課題が山積をしているというのが現状でありまして、真剣な議論をしなければならないと思います。 冒頭に、総理に所見を伺っておきたいと思います。 私は、これからの国会、あるいはまたこれからの政局というのは、日本の政治にとって非常に大事なときであろうと思います。総理の施政方針の中にも、先ほどの答弁の中にも、世界は今や激動、ドラマチックな展開をまさに示している、そういう中で日本の持つ責任はますます大きなものがあると思います。 そういう中でこれからの国会を考えますと、昨年、参議院選挙で与野党が逆転をいたしまし……
○伊藤委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
本日、最高裁判所島田刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 内閣提出、罰金の額等の引上げのための刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。鈴木喜久子君。
【次の発言】 御苦労さまでした。
小森龍邦君。
【次の発言】 冬柴鐵三君。
【次の発言】 木島日出夫君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
○伊藤(茂)議員 御質問にございましたように、これからの国際貢献を考える場合に、あるいはまた世界との協力を考える場合に最も重要なことは、我が国の憲法の理念、それを世界にどう生かすのかというふうなことであろうと思います。 お話にございましたように、私どもが提案しました内容は、日本国憲法の内容に照らして一点の曇りもなくこれを表現をする、そして憲法前文にございますように、今日の大きく歴史が回転をする世界の情勢の中で、憲法の言葉にございますように、誇りある地位をどう占めるのかという気持ちを込めて作成をさせていただいたわけであります。その意味では、今日までの皆様の真摯な議論を通じ、あるいは同僚社会党議……
○伊藤(茂)委員 渡辺美智雄さんとは税制その他で政策責任者として随分親しいか、あるいは激しい議論を長年させていただきましたが、こういう場で御質問申し上げるというのは初めてでございます。しかし、午前中もございましたように、大変重大な事態でございますので、御健闘を期待しながら、幾つか質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、午前中にも新しい世界秩序、国際秩序という言葉が出まして、どういうシナリオになるのかは模索をしてみなければわからぬ確かに現状であります。そういう話が出されました。私は冒頭に伺いたいのでありますが、この一年、二年、三年、まさに歴史が音を立てて目の前を動いているというふうな……
○伊藤(茂)委員 我が党の予算部会のレギュラーの皆さんと御相談いたしまして、質問に立たせていただきました。 総理も御承知のように、昨年九月に私どもシャドーキャビネット、影の内閣を組織いたしまして、今は社会党中心でやっておりますが、やはり政権交代のないことが今、日本の政治でも一番ゆがみの原因になっていることですから、今日の事態につきましても我々がもっとしっかり勉強してもっと大きな責任を持って、そうして新時代をつくるようにしなければならない。もちろんですが、できるだけ早く他の野党の皆さんともさまざまな障害を乗り越えて、連合したそういう影の内閣を組織をするというふうな気持ちで努力をいたしているわけ……
○伊藤(茂)委員 きょうは、宮澤総理、大蔵委員会に御出席いただきまして、御苦労さまでございます。当委員会では、税法の審議が終末になっているわけでございますが、今までの真剣な論議を振り返りながら、幾つか当面する主要な問題について率直な総理の御意見をいただきたいというふうに思っております。 最近、新聞もテレビも押しなべて、ロシアのニュースか、あるいは金丸さんのニュースか、いつもどちらかがトップで報道されているわけでございますけれども、当委員会に関連することで、金丸前副総理のことで三点、具体的ないろいろな措置のことはまた専門委員会の我が大蔵で議論することがあると思いますが、お気持ちを伺っておきたい……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。