このページでは下平正一衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○下平正一君 国民はいま、一連の日米会談について深い憂慮の気持ちを抱いております。 私は、日本社会党を代表して、鈴木総理の日米会談の報告並びに日米共同声明に関して若干の質問を行いますので、国民の不安と疑惑にこたえるよう総理の明確な答弁を求めます。 鈴木さん、いまあなたの心に去来するものは、恐らく、あのワシトンの華やかなうたげの後の苦渋ではないでしょうか。 あなたは、アメリカに出発する前に野党党首と会談し、言うべきことは言うし、できることとできないことははっきり主張すると言って、平和憲法の制限、非核三原則の堅持、財政事情と防衛力整備の限界、原潜当て逃げ事件の追及等を、会談に臨む態度として国……
○下平正一君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、元本院議長前尾繁三郎先生は、去る七月二十三日、心筋梗塞のため、七十五歳の生涯を閉じられました。 私は、ここに、各位の御同意をいただき、議員一同を代表して、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手) さきの通常国会でも、しばしばこの議場で、先生のお元気な姿に接した私は、今後も政界の長老として、長く御活躍を続けられるものとかたく信じておりました。しかるに突如前尾先生急逝のお知らせを受けた私は、大きな衝撃と深い悲しみに打たれたのであります。 いま改めて、ありし日の先生の偉大な足跡と、重厚にして滋味あふるる人間性に思いをいたし、哀惜……
○下平委員 関連質問でありますので、重複を避けて二つの点にしぼって御質問を申し上げたいと思います。 その前に、国鉄再建に対するわれわれの基本的な考え方を若干申し上げたいと思います。 数年前から政府関係企業で赤字問題が大きくクローズアップされました。いわゆる三K問題、政府管掌健康保険、食管会計、国鉄。かなりの論議をいたしまして、完全とは言いませんけれども、政府管掌健康保険、食管会計は安定とまでいかなくとも、ほぼ見通しの立つ状況になったわけです。ところが、最大のKの一つ、国鉄問題は、いろいろ論議をされながらも、また、二回、三回と再建計画が立てられながらも、依然としてよくなるどころかだんだん悪く……
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