藤尾正行 衆議院議員
36期国会発言一覧

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このページでは藤尾正行衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

藤尾正行[衆]本会議発言(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 衆議院本会議 第7号(1981/02/19、36期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(藤尾正行君) お答えをいたします。  パートの方々の配偶者控除といいまするものを七十万円から七十九万円に引き上げていただいた、これは玉置さんにも一応の御評価をちょうだいをいたしたわけでございますが、私どもといたしましても、非常に弱い立場にあられると思われますパートの方々とか内職の方々とか、こういった方々に特段の御配慮を願ったということは、それなりに非常に意義のあることであるということで、この御決断をいただいた大蔵当局に対しましても、非常にありがたい、かように考えておるわけでございます。  ただ、御案内のとおり、パートの方々と申されます方々は、御家庭とお仕事とのその両方を保っていきた……

第94回国会 衆議院本会議 第18号(1981/04/16、36期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(藤尾正行君) お答えをいたします。  ただいま総理大臣並びに総理府総務長官から御答弁を申し上げましたとおり、定年法といいまするものを導入をするということは、非常に大きな変革であるという見方もございますけれども、現に行われておりまする勧奨法といいまするものを、民間にならいまして、きちっとした制度の上にこれを定着させようというねらいに出たものであるだけでございまして、決してこのこと自体が、労働諸法規、労働者の権利といいまするものを侵害をするという性質のものではないということを私からも申し上げさせていただきます。  なお、今日、六十五歳以上の人口構成が一千万人を超えた、こういう一つの事実……

第94回国会 衆議院本会議 第22号(1981/04/24、36期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(藤尾正行君) お答えをいたします。  私に対しまする御質問は、週休二日制の問題でございます。  今日、何らかの意味で週休二日制度といいまするものを採用いたしておりまする企業は四六%、その適用を受けておりまする労働者の比率は七三%でございます。しかしながら、大企業におきまして約九〇%に近い方々がこの適用を受けておられるのに対しまして、中小企業の方々は四〇%そこそこである、こういう現実を考えてみましても、この週休二日制度といいまするものを今後一般化していくという私どもの考え方を推進していきまするためには、中小企業をどのようにしてこの週休二日制度に踏み切っていただくかということが、私ども……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 衆議院本会議 第4号(1981/09/30、36期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(藤尾正行君) お答えをいたします。  私に対しまする御質問は、仲裁裁定に関して、いかなる労働大臣としての見解を持っておるか、こういう御質問でございます。  これは、すでに内閣総理大臣からお答えをいたしておりまするとおりでございまして、あえて私が申し上げれば、私どもが国会に議決をお願いをいたしました当時の財政事情その他、いろいろこれをめぐります諸条件が一日も早く解決をせられまして、国会におきまして御議決を賜りまするようにお願いをいたしたい、こういうことでございます。(拍手)

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委員会発言一覧(衆議院36期)

藤尾正行[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 社会労働委員会 第1号(1980/07/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 このたび労働大臣に就任をいたしました藤尾正行でございます。  御案内のとおり、国際的には貿易問題でありますとか、あるいはエネルギー問題でありますとか、あるいは国内的には物価の問題でございますとか、こういう問題と関連をいたしまして、働かれる方々の御生活を守っていく、安全保障をきちんと整えていくということは大変な問題でございますし、これには非常な決意と努力をもちまして当たっていかなければならぬ、かように考えております。幸いにいたしまして総理大臣初め、和ということをよく頭に置いてやろうということで、こういった中におきまして、困難ないろいろな生活上の福祉防衛の問題、こういったことを各界……

第92回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1980/07/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 このたび労働行政を担当させていただきます藤尾正行でございます。  ただいま通商産業大臣から非常に詳しいお話がございました。そのとおりでございまして、今般のエネルギー問題を契機といたします代替エネルギーの重要な一環といたしましての国内炭の確保という問題は、非常に重要な問題でございますし、これに伴いまして、それに当たるべき労働力の安全と確保といいますことも、非常に重要な問題になってまいろうと思います。あるいはすでに炭鉱の第一線からお引きになられました方々の職業の安定、福祉、こういったものの確保といったことを考えてまいりましても、今後労働行政に対しまする需要といいますか、非常に大きい……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  御指摘の中で、まずその垂範をすべき官庁でございますけれども、官庁におきましては民間の方々と違いまして、さらにその方針を徹底をするようにということで、体の御不自由な方々を一・九%は雇ってほしいという御要望をいたしてございます。ただいままでその目標に達しておらぬと考えられますものが二省でございます。一つは国土庁でございまして、この国土庁では、あともう一名お雇いをいただきますと目標を達成いたします。残り一つは、まことに残念千万でございますが建設省でございまして、これはあと八名どうしても御雇用を願わなければならぬ、こういうことになっております。したがいまして、私……

第93回国会 社会労働委員会 第1号(1980/10/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 御審議をちょうだいをいたしますに先立ちまして、私の所信を申し上げたいと存じます。  御案内のとおり、私ども労働省が抱えております問題は、人に関する問題でございます。これから先、物と金といいますものを中心にいたしました政治課題は、人を重点に置く政治に大きく変わっていかなければならないと考えます。そういった大きな政治の転換期に当たりまして、私ども労働行政が考えていかなければなりません担当をいたします問題の重大さは非常に大きくなってきておる、かように考えるわけでございます。一生懸命に勉強をいたしまして、皆様方の御協力をちょうだいをいたしまして、何とかこの仕事を完遂をいたしたい、かよう……

第93回国会 社会労働委員会 第3号(1980/10/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 福祉という概念のとり方いかんでございますけれども、私は一番広くこの概念を取り上げまして、その中にすべてを含めていただいて結構である、かように考えております。
【次の発言】 仰せのとおりでございまして、財政があって、この財政に政策がはまっていくということではございませんで、政策があって、その政策に合った財政が政策の後にくっついてくるわけでございますから、財政を健全にしなければならぬという話は当然でございますけれども、その財政を健全にするために政策が犠牲になるというようなことがあろうはずはございません。総理大臣は、その点をしかと心得られまして、そうしてあのような所信の表明をなすった……

第93回国会 社会労働委員会 第4号(1980/10/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 ただいま議題となりました、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件(鉄道労働組合関係)外七件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  昭和五十五年三月以降、日本国有鉄道及び郵政省関係労働組合は、昭和五十五年四月一日以降の賃金引き上げに関する要求を各公共企業体等当局に対し提出し、団体交渉を重ねましたが、解決が困難な事態となり、四月十二日に関係組合または当局の申請により公共企業体等労働委員会の調停段階に入り、さらに五月十四日同委員会の決議により仲裁手続に移行し、同委員会は、六月十日、日本国有鉄道と鉄道労働組合、国鉄労働組合、国鉄動力車……

第93回国会 社会労働委員会 第9号(1980/11/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 法律によりまして指示せられました雇用率でございますから、やるのがあたりまえでございます。それの達成ができてないということは、それだけの努力が不足をしておるということでございますから、その努力をさせるように、私が、私の力のあらん限り従わさせますから、どうぞひとつ御安心ください。
【次の発言】 いま御指摘になっておられますのは、中央官庁でありますとか、あるいは特殊法人でありますとかいうようなところを御指摘あそばしておられるわけでありますけれども、御案内のとおり重度とか軽度とか申しましても、重度にも、いろいろなのがあるわけでございます。たとえば手足が大きく損傷しておられるというような……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  私は自由民主党の政治家でございますから、自由民主党の綱領に掲げられたことは、私の信条として今後も実践をする覚悟でございます。ただし、私はただいま自由民主党鈴木内閣の閣僚でございまして、鈴木内閣におきましてはこの憲法を遵守するということを決めておりますから、この段階におきまして、私は鈴木内閣の方針に従いまして一切の進退をいたす覚悟でございます。
【次の発言】 お答えをいたします。  御案内のとおりでございまして、三公社五現業の方々の労働基本権といいますものを制約をいたしておるわけであります。その制約の見返りとして仲裁裁定といいますものを守りますということで……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 決算委員会 第12号(1981/05/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 労働省所管の昭和五十三年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は四千二百九十二億六千五百十四万円でありまして、その内訳は、歳出予算額四千二百七十七億八千九百四十七万円余、予備費使用額十四億七千五百六十六万円余となっております。  この歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額四千百九十四億五千四百十五万円余、不用額九十八億一千九十八万円余で決算を結了いたしました。  支出済み歳出額の主なものについて申し上げますと、雇用保険国庫負担金及び失業対策事業費等であります。  これらの経費は、雇用保険法に基づく求職者……

第94回国会 社会労働委員会 第1号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政について所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  わが国をめぐる内外の環境は、依然として厳しいものがあります。全世界が相互に密接に関連しつつ、きわめて複雑かつ多元的な様相を示す環境の中で、内には急速な高齢化社会の到来という大きな社会変化に直面しているいま、わが国は、いわばこれまでの繁栄を今後とも維持発展させていけるかどうかの岐路に立たされていると言うことができます。  最近における平均寿命の伸長、出生率の低下傾向等を背景とするわが国社会の高齢化は、諸外国においてもかつて経験したことのない速さで進むことが予想され……

第94回国会 社会労働委員会 第2号(1981/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 全くお説のとおりでございまして、私ども今後の社会情勢の変化がそら恐ろしいと申しますか、そのような感じで受け取っておるわけでございます。それに対しまして私どもの対応がおくれておりまして、法律におきましてもあるいは制度におきましても、また国民の皆様方の間にございます慣習におきましても、これから根本的にその情勢の推移に適応をした方向に動いていっていただかなければならぬ、そのためになすべきことは何かということを考えていかなければならぬと思います。  ともかくも、高齢化ということに伴いまして体の方も、それだけお年を召しましても健康体でおられるわけでございますから、そういったお年寄りになら……

第94回国会 社会労働委員会 第3号(1981/03/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 確かに先生言われるとおり、私どもが一日も早く欧米各国から指弾を受けない、そういった労働条件を整備しなければならぬ、かように考えておりますし、そのためにいろいろな指導をやっておるわけでございますけれども、六十年週休二日制度実現ということは、本当を言いますと私自身はそんなにむずかしい問題ではない、必ずできる、そう思っております。  しかしながら、先生言われるようにもしそれでできなかった場合には法制化するかということでございますけれども、いまここで私どもが法制化を六十一年にはするんだというような予告をいたしましても一体どうだろうかという感じもいたしますし、いまの趨勢を見てみましてもも……

第94回国会 社会労働委員会 第5号(1981/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 高齢化社会への移行等の社会経済情勢の変化の中で、雇用の安定を図ることは今後ますます重要となると考えております。そのため雇用対策全般をより適切なものとするための検討を常時行っていく必要があることは当然であり、今後ともそのための努力を払ってまいる所存であります。
【次の発言】 高年齢者の就労分野の拡大を図るため、今回の改正においては、高年齢者が就労しやすくなるよう施設設備の改善を促進するための高年齢者職場改善資金融資制度を設けることといたしたところであります。  また、身体障害者のための施設設備の改善を促進するため、身体障害者雇用納付金制度に基づく助成金の改善を図ることといたしてお……

第94回国会 社会労働委員会 第6号(1981/04/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 仰せのとおり、八一年春闘と申しますか、ことしの労働条件の最大の要素を決定いたします賃金決定がいま行われておるわけでございます。でございますから、私がこういった際にとかくのことを申し上げるということは慎まなければならぬ、こういう立場でございます。  しかしながら、仰せのとおり昨五十五年度を通じましての消費者物価の高騰、かつまた、非常に残念でございますけれども、実質賃金の低下、こういったことを背景にいたしておりますだけに、いま組合の皆様方が何とかそういった昨年度の落ち込みを回復いたしたい、こういうことで賃金要求をされておられる事情もよくわかります。  私は、しかしながら、考えてみま……

第94回国会 社会労働委員会 第8号(1981/04/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 先生から非常に厳しい御批判をちょうだいいたしたわけで、私が労働大臣になりましてからも、こういった大事な日本の国の産業を支えておりますような中小企業にお働きの皆様方の退職金制度が確立していない、本当に何をやっておるんだ、こういうことを言われればお答えのしようもない、ただ恐れ入るばかりでございますけれども、実際に考えてみまして、いま政府委員から申し上げましたとおり、ともかくもお働きの人数が一―四人というような非常に零細なところのお店の御主人は、こういった掛金も相当な負担であるという事実がそこにあろうと思います。こういった方々の基本的な経営基盤といいまするものをもっと強固にするという……

第94回国会 社会労働委員会 第10号(1981/04/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、これが実現に努力をいたす所存でございます。

第94回国会 社会労働委員会 第14号(1981/05/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  丹羽さんが御指摘のとおり、振動病といいますものがここまで拡大をしてまいった、政府当局といいますものの対応がおくれてきたという事実をはっきりと認めていかなければならぬ、私はかように考えます。あわせて、こういった病気に対します医療といいますものの研究あるいは対応、治療といいますものもまたおくれてきたということでございまして、こういったことが両々相まちまして、こういったたぐいの職業病が根絶をするというところまでいかなければならぬわけでございます。  しかしながら、いままでも御指摘のとおり、本当に何百枚というような通達を出しておるにかかわらず、なおそういった病……

第94回国会 社会労働委員会 第18号(1981/06/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 ただいま御決議のありました母子家庭の母等の雇用の促進に関する決議及び労働時間短縮の促進に関する決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力する所存でございます。

第94回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1981/02/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 第九十四回国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ち、石炭鉱業における当面の労働問題につきまして、一言所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと思います。  わが国経済の今後の安定的な発展と国民生活の向上を図っていくためには、エネルギーの安定供給を確保することが不可欠の前提条件でありますが、近年、資源・エネルギーをめぐる諸問題が国際的にも一段と厳しさを増しつつある中で、石炭産業の重要性が一層高まってきております。  政府におきましては、このような情勢の変化を踏まえて、今後における新しい石炭政策のあり方について、現在、石炭鉱業審議会において検討をお願いしていると……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  先生御案内のとおり、当時から各企業におきまして一・五%の雇用率を達成をしていただきたいということをお願いをいたしまして、一生懸命に努力をしてまいったわけでございますけれども、ここ五年間わずかずつそれは上がってまいっておりまするけれども、なおかつ一・五%には達していない。昨年の平均で一・一三%でございますから。私どもの目標から申し上げましたならば、なおその距離があるということは認めざるを得ません。
【次の発言】 細かい問題は政府委員に答えさせます。
【次の発言】 お答えをいたします。  業種で申し上げますと、小売業等々の業種が余り達成率がよろしくありません……

第94回国会 予算委員会 第5号(1981/02/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  ただいま、障害者の雇用につきまして大企業の成績がよろしくないという御指摘でございました。まことそのような統計になっております。しかし、これをお考えいただきたいと思いますのは、最近になりまして雇用者が非常にふえておりますし、雇用率といいますものも、わずかではございますけれどもふえてきておるわけでございます。ただ、私が申し上げたいと思いますのは、大企業におきましては採用ということが新規採用が多うございまして、御案内のとおりの終身雇用でございますために、途中から大企業に御就職になられるという機会がきわめて少ない。そういったところが、中小企業が非常に雇用率が高……

第94回国会 予算委員会 第6号(1981/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  ただいま大原委員から非常に適切な御意見があったわけでございますけれども、私ども考えてみまして、私どもの人口構造が高齢化をしてきておるということは、ただ単に数学的に高齢化してきておるということだけではありませんで、生理的にも私どもの体力がそれ相当に伸びてきておるということも含んでおるわけでございます。でございますから、いままでのように五十五歳とかあるいは六十歳とかというような非常に静態的に労働能力をとらえるということが一つには誤りがあろう、私はかように考えます。したがいまして、その能力の伸び、そしていま御指摘になられました人口構造の変化、こういったものを……

第94回国会 予算委員会 第10号(1981/02/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  昨年の十二月に労働次官通達を出しました。これは仰せのとおり非常に迂遠のようでございますけれども、遅くとも昭和六十年までに、週休二日を含めて、ヨーロッパの標準労働時間でございます大体二千時間程度のところへわれわれの労働時間を短縮をいたしたい、そのためにできるだけのことをしてもらいたいという通達でございます。  私といたしましては、山田委員の御発言のとおり、六十年までかからなくても、五十九年でも五十八年でも、その目的を達成すればいいではないかという仰せの御趣旨と同じ考えを持っておるわけでございますけれども、まあまあこれだけのことはやってお目にかけたいというこ……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/02/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  賃金の決定といいますものは、これは労使が御決定になられるわけでございまして、私どもがそれに対しましてとかくのことを申し上げるというわけにはまいりません。私どものやれますこと、また、やらなければなりませんことは、そういった賃金決定に伴います。その周りの環境をどのように整備するかということでございまして、そういった点におきましては、私は御指摘のとおり、五十五年というその年間を通じまして六・四%に物価を抑えたいという御公約を申し上げて、どうもそれが守り切れないということで、昨年の十二月に七%程度にその目標自体を引き上げざるを得なかった、こういった物価環境といい……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  ただいま局長がいろいろとお話を申し上げましたが、そのようなたてまえになっておるということを申し上げましたわけです。しかしながら、政治は生き物でございますから、仰せのとおり非常の措置、特別の措置ということはないではございません。私どもはそういうことをやるために、政治家として労働大臣をやっておるわけでございますから、時に応じ変に臨んで十二分の措置をいたす覚悟でございます。

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  私も本当にそういった細かい技術的な判定というようなことについては知識はございません。でございますから、その点につきましては政府委員をして答弁させますが、平石先生御発言のとおり病気あるいはけがの状態、これを類型的に全部一から十四までの中に入れてしまうのだというようなことはできるわけではないわけでございまして、お一人お一人の方々がそれぞれみんなその程度が違っておると私は思います。でございますから、私どもの場合には、そういった全部違っておりますものにつきましても全部満点というような措置がなかなかできにくいということで、先生御指摘のとおりもどかしい点もございます……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  これは委員が御存じのとおりでございまして、そういう御指摘を受けましたたしかあくる日だったと思いますけれども、私は安田信託銀行の社長以下責任者に全部出頭を願いまして、そうしてその事実の当否を詳しく聞きました。きわめて適切ならざる措置をとっておるということを指摘をいたしまして、それに対する改善措置、同時にそういった行為に対する会社といたしましての失態をおわびを申し上げるという謝罪状を書いてもらいました。それを先生のところにもことづけを申し上げた記憶がございます。
【次の発言】 お答えをいたします。  私はあなたにこの種の事件は絶滅をいたさせますということを申……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/02/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  非常に残念なことでございますけれども、初めて〇・九%下がりました。
【次の発言】 お答えをいたします。  武部さんのお示しになられました数字はそのとおりでございます。しかしながら、一時間当たりの賃金は、一九七八年調べによりますと、日本を一〇〇といたしました場合のイギリスは七五・三、フランスは九五・四でございます。購買力の平価当たりの比較は仰せのとおりでございます。しかしながら、御案内のとおりこの評価に当たりましては、食料費並びに住宅費につきまして日本が非常に高いということが、その数字を帰結をいたしております非常な大きな要素であるということをつけ加えさして……

第94回国会 予算委員会 第18号(1981/02/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  私にお尋ねの件は、婦人労働の平等に関するいろいろな国内的な措置、こういったことに関連をして御質問だと思いますけれども、私の方は、もう早速、即刻にでもやりたいということで一生懸命いまやっている最中でございまして、婦人平等専門家会議というものにお願いをいたしておりまして、ひとつできるだけ早い御検討、御回答をいただきたいというようにお願いをいたしております。
【次の発言】 私はいままで、お約束をいたしましたことをたがえた覚えはないわけでございます。
【次の発言】 お答えを申し上げます。  私の方で調べておりますのは、厚生省の方でいまお調べになっておられるのとダ……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/03/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  かねがね申し上げておりますように、私ども、この問題は避けて通れないわけでございます。したがいまして、私どもといたしましては、その避けて通れないところを通っていくためにどのような方法をとっていったらいいかということは十二分に考えております。  まず、何と申しましても、これは私どもだけでということにはまいりませんけれども、年金という問題がございまして、この年金に対しましてお働きを願う年齢をつなぐということが基本でございます。したがいまして、ただいま六十歳の定年とかなんとかいうことを言っておりますけれども、そんなことでは間に合わぬということでございますから、……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/10/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  まずもって、そういう計画を達成をするということには、これは一定の条件が整っていなければならぬわけです。世界経済の動向でございますとか、あるいはいま現に猛烈な勢いで進んでおりますマイクロコンピューターあるいはロボットの導入でございますとか、こういった要素がどちらの方向に行くか、どの程度の速さで行くか、こういったことがきちっと確定をいたしませんと、それに基づいていまこのようにしたいという願望だけで物を申し上げるということは非常に不見識でございますけれども、そういった条件が一定の方向に行くというように仮定をいたしました場合には、私どもはそのような方向に雇用を……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/10/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  お答えを差し上げます前に一つ申し上げたいと思いますのは、平石委員御指摘のとおり、いま私どもの平均寿命というものは非常に延びてきておる。そのことは、私どもの肉体の力もまた伸びてきておる、こういうことでございまして、いまお互いが話のテーマにしております定年というようなことも、非常に寿命が短かったとき、そのときの、これはお休みを願いたいという一応の目安でございますから、まるっきり状況が変わっておるということを頭に置きましたならば、定年を延長するのはあたりまえのことでございまして、今日、残念ながらその途上にあるわけでございますけれども、やむを得ず六十年、六十歳……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  私の立場は、何といいましても労働慣行といいまするものが一番健全に守られていってほしい、こういう立場でございますから、それに近づけるようなあらゆる条件を進めていただくということを心から願っておるわけでございます。  ただいま和田委員からも御指摘がございましたとおり、仲裁裁定の問題は、ただいま大蔵大臣が申し上げましたような事情で、政府の手ではどうにもならぬ。その判断は国会に御判断をお願いしょうということでこれはお預けしてあるわけでございますから、国会の各党間でいろいろ御勘案を願ってこのようにやってくれといって決めていただきましたならば、私はそのとおりいくの……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  私どもの方では、御案内のとおり、婦人平等問題専門家会議というものを設けておりまして、これが五十六年度末までに具体的な男女雇用の平等に関していろいろな問題を審議をいたしております。したがいまして、来年の三月までの間に確実に男女の雇用に関する平等が貫徹をするための具体的な条件を整備をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 お答えをいたします。  私は労働大臣でございますから、私の所管の中におきまして不都合なことが他の委員会、審議会で進められるというようなことがもしここにあると仮定をいたしましたならば、私どもはそういうことのないように進めていくとい……

第95回国会 社会労働委員会 第3号(1981/10/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 ただいま議題となりました、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件(鉄道労働組合関係)外十七件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  昭和五十六年三月以降、公共企業体等関係労働組合は、昭和五十六年四月一日以降の賃金引き上げに関する要求を各公共企業体等当局に対し提出し、団体交渉を重ねてまいりましたが、解決が困難な事態となり、四月十六日から二十三日にかけて当事者双方、関係当局または組合の申請により公共企業体等労働委員会の調停段階に入り、さらに四月二十三日から五月一日にかけて同委員会の決議または当局の申請により同委員会の仲裁手続に移行……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えを申し上げます。  ただいまのお話は、二つあるうちの仲裁、これについてのお尋ねでございます。公労法第三十五条に明記してありますとおり、私どもはこれを尊重しなければならぬということでございます。  そこで、私ども政府といたしましては、その三十五条の精神を踏まえまして、どうすれば実施ができるかということについてそれぞれの三公社五現業の、実態、それをつぶさにいろいろと調べさせていただいたが、いろいろなのがあるわけでございますね。たとえば電電公社というような公社あるいは専売公社というような公社、これは何といいましても政府に四千億も出してくださるほど余裕を持っておられますから、これ……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 建設委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1981/04/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 お答えをいたします。  仰せのとおりでございまして、私どもの立場は、橋をかける、そして住民の方々にいろいろな利便を御享受願う、こういう建設省のお立場とは若干違いまして、橋がかからなければそこで当然働いておられる旅客船業者の方々もおられ、またそこでお働きになっておられまする船員の方々もおられ、あるいは御指摘の港湾の労働者の方々もおられるわけでございます。ところが、そこに橋がかかってそういった方々の雇用に影響を及ぼしてくるということになりましたのでは、私どもの立場からいたしましたならば、橋がかかったことによって犠牲者が出るかもしれない、こういうことになるわけでございますから、私ども……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1981/02/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○藤尾国務大臣 昭和五十六年度一般会計及び特別会計予算のうち労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省の一般会計の歳出予算額は、四千九百九十億九千八百万円で、これを前年度予算額四千九百二十一億円と比較いたしますと、六十九億九千八百万円の増加となっております。  次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。  この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予定額を申し上げます。  労災勘定は、歳入歳出予定額とも一兆三千六百四十二億九千四百万円で、これを前年度予算額一兆二千五十七億二千三百万円と比較いたしますと、一千五百八十五億七千百……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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