このページでは横路孝弘衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○横路委員 奥野法務大臣の自主憲法制定あるいは九条を中心とした改憲の発言以来、どうもさまざまな改憲の動きと議論が起きてきておりまして、そんな中でいまの防衛庁長官の答弁の訂正もあったと思うのですが、中には自主憲法、核武装論まで主張する人が出てくるような様子なわけです。 そこで私は、きょうはまず初めに、最近のいろいろな世論調査、戦後の世論調査が一貫して示しているのは、憲法そのものは国民の中に定着しているということだと思うのです。同時に、外務大臣にお尋ねしたいのは、国際連合を中心とした国際社会の中において、日本の憲法というのはどう受けとめられているのかということであります。憲法の平和主義、そして、……
○横路委員 まず基本的な問題は、軍事費を増大していって、それで安全保障というのが本当に確保されるのかと言えば、先ほど関さんからお話があったように、世界全体ではことしは大体五千億ドルぐらいと言われておりますが、むしろ安全じゃなくて不安定状態を増しているだけじゃないか、この問いに対する答えというのは、それが一番基本的なものだろうと思うのです。 それに関連して、日本の場合も、費用の絶対額で言いますといま世界で八番目ですね。核の費用を除けば、日本の軍事費のレベルというのは多分まだ上になるだろうと思うのです。軍事というのは周辺諸国家との相対的な関係ですから、猪木先生のおっしゃられたような形でたとえば日……
○横路委員 総理が総合安全保障会議の設置構想を明らかにし、その後内閣審議室がまとめた総合安全保障会議ですか、これが発足になるようですが、総理自身のこの総合安全保障ということについての考え自体は、そんなに明確になっているということでもないのじゃないかと思うのです。特に、最近の議論の傾向は、総合安全保障どころか、軍事力拡大一色でありまして、アジアの国の中には、こういう日本の方向性に不安を覚えている国も少なくないと思うのです。 そこで、総理大臣は、一体何をどういう方向で検討しようとしておるのか。いままではもっぱら機構についての議論だったような気がするのですが、少し内容について、どういうことを検討し……
○横路委員 ハワイ会談から長官のアメリカにおけるワインバーガー氏との会談、それからその後のNATOを含めて大変問題がたくさんありまして、私も項目が多いのでありますが、できるだけ端的にお答えをいただければというように思います。
初めにお尋ねいたしたいのは、今回の対日防衛要求の背景には、一つは、アメリカの描いているあの一つのシナリオ、いわば危機のシナリオともいうべきものがあろうかと思うのです。ハワイ会談から長官が参加された会談、一連の話し合いの中で、アメリカが今日描いている世界の危機のシナリオというのは一体どういうものだったのですか。
【次の発言】 ただ単なるソビエトの軍事力が世界でこれだけ強く……
○横路委員 外交、防衛政策についてお尋ねをしたいと思います。 初めに、先日、武藤社会党政審会長の問いに答えて、憲法は国民の中に定着しているというお答えが総理大臣からありました。閣僚の中にはどうも余りまた定着していないようでありますが、私も、国民の中に定着している、同時に、国内ばかりじゃなくて国際社会の中にも、日本の憲法、とりわけ前文と第九条から成ります平和主義というのは定着をしてきているのではないかというように思うのです。歴代の外務大臣が国連の総会に行って演説をする、あるいは総理大臣の中にも国連総会で演説をされた方がおられますが、その演説をずっととって見てみますと、皆さん、憲法の前文、憲法の……
○横路委員 きょうは南北問題、経済協力等の問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、初めにポーランドの問題について、外務大臣にお尋ねをしたいと思います。
今後の国際情勢のかぎを握っているのが一つはポーランド問題なわけですが、ポーランドにも新政権が成立し、連帯の労働組合ともある意味で言うと妥協が成立して、情勢もやや落ちついてきたのではないかというように考えておりますが、最近のポーランド情勢についてどのように把握をされておられますか。
【次の発言】 私はポーランドに対して、その経済再建に積極的に協力すべきだというように思うのです。今度のポーランドの連帯の動きというのは、いわばソビエト・東欧ブロ……
○横路委員 いま訪米についての御報告がありましたが、私はF16の三沢配備あるいは一千海里のシーレーン防衛、この二つの問題にしぼって議論をいたしたいと思います。この二つの問題は、従来の日本のいわば領土、領海防衛という枠組みや、その後の「防衛計画の大綱」の基本認識であります限定された局地戦という枠組みさえも超えて、アメリカのグローバルな対ソ戦略という大きな枠組みの中に積極的に日本が飛び込んだという意味を持っておりまして、大変大きな問題だと言わざるを得ないわけでございます。 まず最初に、F16の問題でございますが、いま御報告の中で慎重に政府部内で検討されてこの受け入れを決めたんだという御発言でござ……
○横路委員 何か時間の都合で昼御飯抜きということでございますが、きょうで総括質問も最後でございますので、余り時間を気になさらないで御答弁いただきたいと思います。初めに若干外交の基本問題について議論いたしまして、あと防衛問題を主として議論いたしたいと思います。 初めに総理大臣にお尋ねしますが、レーガン大統領、レーガン政権が誕生して一年たつわけでございますが、強いアメリカということを目指して、特に米ソの軍事的なバランスが崩れているんじゃないか、ソビエトの軍事力が強まって、特に第三世界に進出しているというような危機感を持って出発した政権であるだけに、その政策はいずれも東西関係、特に対ソ強硬姿勢とい……
○横路委員 各大臣の時間の都合もあるようでございますから、初めに官房長官に、きょうの午前中も議論がございましたが、総合安全保障関係閣僚会議について若干御質問をいたしたいと思います。
総合安全保障ということでこの会議ができまして一年ちょっとたつわけですが、今日までどういうことをやってきたのかということを資料を取り寄せてみますと、どうも単なる情勢の報告だけをやってそれで終わりという印象でございますね。これは所期の目的を達成しているというようにお考えですか。
【次の発言】 この会議に対する私の方の期待が大き過ぎたのかもしれませんが、経過を見ますと、いわば国の安全保障というのは、単に軍事的な問題とし……
○横路委員 主としてロッキード六月八日判決と、それから国連軍縮総会における総理の演説にしぼって議論をいたしたいと思いますが、その前に一つ。 今月の二十八日から日教組の定期大会が長崎県で開かれる予定であったわけですが、右翼の妨害が大変ひどい状況になっているわけです。この点に関して二、三お尋ねをしたいと思います。 当初は島原市の文化会館というところを借りる予定で市の方とも契約ができておったわけですが、右翼がこの島原市に入りまして、ホテルそのほかに嫌がらせを行って、市議会で決議が行われ、市長はその約束を取り消すという事態になっているわけです。事は、やはり一つは、憲法で保障されている集会の自由とい……
○横路委員 初めに、法務省の事務当局の方にお尋ねをしたいと思うのですけれども、過去に、ある特定の事件についての論告について、法務大臣から検事総長にその内容を事前に見せるように要求されて、内容についてチェックを受けたこと、たとえばこの内容を少し変更しろとかいうようなことは、過去にそういうケースがあったかないか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 また、求刑について、事前にやはり特定の事件について、法務大臣から検事総長に、たとえば求刑の無期懲役は軽いから死刑にせよとか、あるいは懲役五年は重いから三年ぐらいにしたらどうかというような、そういうような指示といいますか、指揮を受けたというよう……
○横路委員 三人の公述人の皆さんには、お忙しいところ大変それぞれに貴重な御意見、ありがとうございました。 二、三お尋ねしたいと思いますが、初めに内山公述人に幾つかの点をお尋ねをしたいと思います。 先ほど、総評が百十万の人に対するアンケートをやったところ、物価と税金の問題が一番大きな関心であったという御発言がありました。各新聞社の世論調査を見ても、大体国民の関心はやはり物価問題、税金問題にあるようであります。 この物価問題なんですが、石油ショック以降の物価状況というものを国際的に比較をいたしますと、日本というのは、物価はきわめて落ちついている模範的な国だとよく言われるわけです。霞が関かいわ……
○横路主査代理 以上で関清正君の質疑は終了いたしました。 次に、山原健二郎君。
○横路主査代理 以上で横山利秋君の質疑は終了いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 以上で平石磨作太郎君の質疑は終了いたしました。
これにて法務省所管の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、総理府所管について審査を進めます。
環境庁に関する事項について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
ただいま石油公団理事佐藤淳一郎君に参考人として御出席いただいております。
参考人の御意見は、分科員からの質疑によってお述べいただきたいと思います。
新盛辰雄君。
○横路分科員 初めに防衛庁長官にお尋ねをいたします。
先日、スペインで国会占拠事件というのがありましたですね。夕刊を見ておりましたら、スペインの国会の本会議場の議長席の下で軍人がピストルを構えて議場を占拠した、われわれ大変びっくりしたわけでございます。あの報道を見て防衛庁長官の感想――日本の自衛隊は大丈夫でしょうね。どうですか。
【次の発言】 歴代統幕議長の発言をめぐっていろいろな議論がございますが、私はこれは政府委員、内局の皆さんにお尋ねしたいと思うのです。
そういう議論の中に、制服組というのはいつも自分たちの意見を政策に反映する機会がないために、その不満が不規則発言になってあらわれるん……
○横路分科員 昨年の国連の総会において、大川大使が軍縮の問題で演説をしております。また、伊東外務大臣も一般討論演説の中でこれに触れているのですが、軍縮の前提として、国家間の相互の信頼関係をどうやってつくるかが大変大事であるということを述べまして、効果的な信頼醸成措置の役割りを高く評価しているわが国としては、現在実施されている信頼醸成措置の研究が成果を上げることを期待するということを軍縮問題の議論の大前提として述べておるわけでございます。 さらに先日、ソビエトの二十六回共産党大会でブレジネフ書記長が演説をして、この信頼醸成措置について、その策定と適用が緊張をやわらげる、世界平和の強化にとって大……
○横路委員 三人の公述人の皆さんには、貴重な意見をどうもありがとうございました。 時間もございませんので早速お尋ねをしたいと思いますが、初めに富塚公述人にお尋ねをしたいと思います。 いま、国民の生活水準が絶対的に低下をしてきた、勤労者家計の可処分所得もマイナスを続けている、したがって減税が必要であるということをお話しいただいたわけでございます。 この予算委員会の中でも、減税をめぐる議論は各党が熱心に行っておりますが、その際やはり問題になるのは、財源の問題が大きな問題になるわけでございます。私たち社会党も、幾つかの財源を示しながらこの議論を進めてきているわけでございますが、総評としてこの財……
○横路主査代理 これにて田中昭二君の質疑は終了いたしました。 次に、渡辺貢君。
○横路主査代理 これにて安井吉典君の質疑は終了いたしました。
次に、斎藤実君。
【次の発言】 これにて斎藤実君の質疑は終了いたしました。
以上をもちまして北海道開発庁についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、法務省所管について、去る一日に引き続き質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。