沢田広 衆議院議員
36期国会発言一覧

沢田広[衆]在籍期 : 34期-35期-|36期|-37期-38期-39期
沢田広[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは沢田広衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

沢田広[衆]本会議発言(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 衆議院本会議 第11号(1981/03/20、36期、日本社会党)

○沢田広君 私は、日本社会党を代表し、物品税法の一部改正、印紙税法の一部改正、有価証券取引税法の一部改正、三法に対し、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手)  政府は、これらの増税についてきわめて安易な姿勢であり、多数に頼んだおごりの象徴でもあります。どこから見ても、このことは国民の多数の声であることを知るべきであります。近くの世論調査の結果でも鈴木内閣の支持率、わずか三七%に低落していることが如実に物語っております。  増税の前になすべきことを行っていないからであります。行政改革、特殊法人、不公正税制、補助金などなど、そのかっこうを示しただけであり、根本的には、小さな政府にするため……

第94回国会 衆議院本会議 第19号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○沢田広君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました商法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問を行うものであります。  ようやく今回、商法の一部改正が提案に至った経過、その原点に思いをいたさなければなりません。  ダグラス、グラマン、ロッキード事件、多国籍企業の乱脈、不正経理、粉飾決算事件など、目に余るものがあったことはすでに御承知のとおりであります。  かくて、昭和四十九年、衆参の附帯決議となり、法務省において会社法の改正について検討を始め、昭和五十四年五月二十二日、閣議了解により、航空機疑惑問題防止対策のため、政治の浄化、政治倫理の確立、これを担保する制度の創設……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 衆議院本会議 第17号(1982/04/13、36期、日本社会党)

○沢田広君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっております昭和五十七年度の公債の発行の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  提案の内容は、昭和五十七年度において、またも十兆四千四百億円の公債を発行しようとするものであります。この中には、建設国債六兆五千億が含まれるというものであります。  以下、反対する要旨を申し上げ、財政法の趣旨にも抵触をすると思われる公債の乱発、さらに、財政的にも国民生活に重大な影響を与える結果を生じ、長期にわたる安易な公債依存のツケがまさに破局をもたらそうといたしているのであります。歴代の内閣、特に自民党の財政運営として重大な責任が問われな……

沢田広[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

沢田広[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1980/10/23、36期、日本社会党)

○沢田委員 くしくも自民党の安田委員の御質問は一部その真実を訴えているような気がいたします。いまわれわれ野党は、国鉄再建法案に対して連合審査をやるべきだという主張を実はやっているわけであります。ところが、自民党はがんとしてこれに応じない。個人的には理解ができるけれどもということを言いながら、連合審査を拒否しているわけでありますが、これは運輸大臣もおられますけれども、いま言ったような地方行政との関係、建設省との関係あるいは借金の肩がわりというような形における大蔵省との関係、通学の子供たちを抱えている文部省との関係、こういうものを考えると、連合審査は当然必要になってくると理解ができる。また、しなけ……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、国立の市長さん、関係者の皆さん、お忙しい中どうもありがとうございました。  若干この法案に関係をいたします諸事項について質問をし、お答えをいただきたいと思います。  先ほど谷市長さんの御意見の中に、この法案に対して意見もあるがということで述べられました。簡単なところでこの点とこの点は気になるというような点があったら、この際お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。  次に、渋江さん、先ほどは大分いろいろ御質問がありましたが、事業をやっておられる立場に対して若干お伺いをいたしたいと思うのです。  あなたの方で事業をやっているという立場から、立体化……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1980/11/06、36期、日本社会党)

○沢田委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブの六党を代表して、本草案起草の趣旨並びに本起草案の内容について御説明申し上げます。  この法案の提出に至るまで、約三年を経過し、今日までの各委員、関係者の御努力に深く敬意を表する次第であります。  近年、わが国の自転車利用は、自動車交通の混雑、燃料費の高騰などを背景に、手軽な交通手段として再評価された結果、著しく増大するに及び、その保有台数について見ても、十年前には約二千九百万台であったものが、現在は約五千万台に達しております。このため、一方では自転車利用に伴う交通事故件数の増加、他方では駅……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、ほかの人の答弁の準備ができるまでの間でありますが、さっき運輸省関係からニアミスの問題で説明がありました。防衛庁から、同じような立場で、今回のニアミスの問題について弁明する点があればまず弁明していただいて、その取り扱いについてどういう措置を講じたか、またなぜそれが起きたか、防衛庁側の立場からひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 きょう出席された運用第二課長さんはどういう権限を持っておられるのですか。たとえばこのニアミスの問題について答弁なされますが、どういう権限を持っておられるのですか。ちょっと言ってください。

第93回国会 大蔵委員会 第1号(1980/10/14、36期、日本社会党)

○沢田委員 大蔵大臣、連日でありますから、御苦労さまであります。予算委員会における答弁のようにひとつ歯切れよく御答弁をお願いいたします。  まず最初に、来年度の予算編成に対しては国民はひとしく関心を持っているわけでありますが、行政改革あるいは行財政の改革、こういうことがまず求められている。小さな政府とか安上がりの政府とかというような要望が強い。そのことをまず行った上での増税論議ということが当然の発意でなければならぬだろうと思うのであります。言うなれば、これは並行的に提案されているのでありますが、大臣としては行政的なものの見直しをまずやって、それでどこまで下がるかという目鼻をつける。その次に、い……

第93回国会 大蔵委員会 第4号(1980/11/27、36期、日本社会党)

○沢田議員 私は提案者を代表いたしまして、金融機関の週休二日制実施のための銀行法等の一部を改正する法律案の提案の理由とその概要を御説明申し上げます。  わが国の労働時間が欧米諸国に比べて著しく長いという実態については、改めて申し上げるまでもありません。従来から、労働者は、労働時間短縮の実現を強く望んできたところでありますが、政府あるいは産業界においても、国際的な指摘を契機として、労働時間短縮、週休二日制の実施について、前進的な姿勢をとるに至っております。しかしながら、現在行われつつある週休二日制については、その実施を、各企業の努力に任せているため、実施の態様は産業、企業ごとにまちまちであるとい……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○沢田委員 二人大臣が来ておりますから、大臣からお伺いをいたしてまいります。  いま政府は、財政再建元年というふうな表現をもって述べられております。この財政再建か、あるいは増税元年か、その意味するものは別といたしまして、いわゆる交通の分野における財政再建とのつながりあるいは関連性、あるいは見直しと私は言いたいのでありますが、そういう点についてどのような見地で、考え方でおられるのか。この予算なり今年度のあれを見ますると、従来のマンネリを脱してはおらない。財政再建だと言いながら、やはり一つのエリアを守ろう、従来の慣行を守ろう、こういうことだけにきゅうきゅうとして、政府全体として財政再建に当たってい……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1981/04/23、36期、日本社会党)

○沢田委員 理事長の山口さんには、御多用の中おいでをいただきまして、厚く御礼を申し上げます。  最初に、参考人においでいただいておりますので、若干御質問を申し上げて、御回答いただきたいと思います。  いまあなたのセンターの経営状況というものはどういう状態になっていると御本人は受けとめておられますか。
【次の発言】 業務の第三十一条の第八号「前各号に掲げるもののほか、第一条の目的を達成するために必要な業務」、中身をちょっと言ってください。
【次の発言】 第三十一条の第一号は、結果的には自動車運送事業及び軽車両等運送事業の用に供する自動車の運行の安全を確保する事項を処理する者に対し、当該事項に関す……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1981/05/07、36期、日本社会党)

○沢田委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております自動車事故センター法の改正について、反対の立場から討論をするものであります。  今回運輸省が、交通事故を原因とする一般的に言われる植物人間、重度後遺障害者の方々に救済の手を差し伸べることは、情において理解しないものではありませんが、特に交通事故に起因する人たちのみを対象とすることは当を得たものでないと存じます。  以下、幾つかの理由を明確にして反省を求めるとともに、将来に大きな禍根を残すものとして反対するものであります。  一つに、これらの対象の人々は全国的に三十五万人とも言われます。国民的政策の中に解決を図るべきものでありま……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1981/06/04、36期、日本社会党)

○沢田委員 第一は警察の方から行きますが、車庫証明をなくしたらどうかという提案であります。形骸化している車庫証明は無用の長物であるというふうに判断をいたしましてとりあえず廃止をする意思があるかないかお答えいただきたい。
【次の発言】 非常に不満であります。じゃあ逆に車庫の実在を全部証明できますか。いいかげんな車庫証明がたくさん出されているという実態を承知の上でいまの答弁をされているわけですか。
【次の発言】 時間の短いことを幸いにしてそんな逃げ答弁で、そういうのをどろぼう答弁というのです。そういうようなことでここで事を済まそうということは許されることではない。あえて申し上げるならばその実態をま……

第94回国会 大蔵委員会 第2号(1981/02/10、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、いま大蔵大臣、水田再編成の問題で、あえて反対しないと言われた言葉、そのあえてということはどういう意味なんでありますか。
【次の発言】 慣例というよりも、これを看過するわけにはいかないと思うのですね。いわゆる全党が賛成をして提案をした、その意を体して政府は、ときにはあえてと言う時期が必要であるかもわかりませんけれども、今日の農業の実態から見て、これはやはりしていかなければならぬという一つの総体的な政府の姿勢として、その趣旨を体して全力を尽くします、こう言うのが大蔵大臣の答弁ではないかと思うのでありますが、あえて反対しませんという、何か逆に言えば余り賛成はできないけれども、仕方……

第94回国会 大蔵委員会 第3号(1981/02/13、36期、日本社会党)

○沢田委員 第一に、今回の酒税で、一般的に言えば二五%というような、細かい金額だけを大臣は言われておりますが、きわめて大衆に転嫁をしていく課税である、その点を大臣としてはどのように考えて今回提案をなさったのか。日本の民族性その他からいっても今日の社交的な条件の一つにもなっている酒等について特にその比率が高くなるということは、きわめて国民に対する圧力といいますか、生活上の圧迫にもなるというふうに考えますし、また小売価格への転嫁がどういうふうになっていくかという点についてどのように考えておられるのか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 今回のこの大幅値上げは、税収を見込んでから値上げ幅を……

第94回国会 大蔵委員会 第5号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○沢田委員 きょうはお忙しい中を大変皆さん御苦労様です。また、貴重な意見ありがとうございました。きわめて私の与えられた時間は限度がありますので、簡潔にひとつお答えをいただくようお願いいたしたいと思います。  順不同で恐縮でありますが、陳述をされました各参考人の趣旨について若干お伺いをいたします。  まず水野参考人にお伺いいたしますが、従量税が妥当であるというふうな御意見でありますが、従価税にするという考え方は、これは私たちはそういう方に移行していくべきだ、こういうふうに思いますが、経済学的に見ましていかがお考えになっておられるでしょうか。

第94回国会 大蔵委員会 第6号(1981/02/24、36期、日本社会党)

○沢田委員 きわめて遺憾だと思いますし、ともかく大臣がいないところでは審議しない。質問をするということは、これは当局もひとつ聞いておいてもらいたいのですが、大臣がいない場合にわれわれが言う、そのときに責任を持ってそのことをわれわれは提言しているわけですから、ただ言った、帰ったということだけで物事が済むわけではないのであります。われわれは政策的な物の言い方をするわけですから、ただそれを答えたらばやらないでいいんだということで受けとめられることはきわめて遺憾なんでありまして、だから大臣がいない審議というのは果たして何を意味するのかというふうに若干疑念を持つのですよ。  結果的には、だれがその言った……

第94回国会 大蔵委員会 第8号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○沢田委員 ただいま議題となりました酒税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、提案の趣旨とその内容を簡単に御説明申し上げます。  御案内のように、この法律案に対しましては、酒類業界の参考人を招き意見を聞くなど慎重な審議をいたしたのでありますが、これらの審議を通じまして、ただいままでの討論にも明らかなように、たとえば今後の酒税のあり方、中小零細企業がその大半を占めます清酒製造業者の今後のあり方、今回の増税と小売定価問題など、今後配慮していかなければならないさまざまな問題点の指摘がなされました。  この附帯決議案は、これらの指摘を踏まえ、次の諸点について政府に努……

第94回国会 大蔵委員会 第12号(1981/03/18、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、いま物品がかかっておったようですから物品でちょっとお伺いしますが、物品税法上の「物品」というこの言葉の解釈は何なんですか、ひとつ説明していただきたい。
【次の発言】 この「物品」の定義がないということはどういうふうに思われておりますか。物品税の場合「物品とは」という定義が書いてない。「別表に掲げる物品」ということで適当に削除もできれば加えることもできる、法律体系として定義がきわめて不明確であるというふうに思われるのですが、先ほども質問がありましたけれども、そのときどきの解釈によって変わっていってしまう、そういうことが法律の体系として果たしていいのかどうか、その点はどう思われ……

第94回国会 大蔵委員会 第15号(1981/03/24、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、国税の職員の不足といいますか充実といいますか、関係者の委員の皆さん方からそれぞれの立場を通じていままでたくさん質問がされてきました。きょうはそれをまとめて言ってみたいと思っているのであります。そういう意味ですから、余り意見は述べないで、ひとつそちら側の対応というものをきちんと整理をしていってみたい、こう思います。  まず、現在日本の法律は申告制度ということになっていますから本来ならばその申告を尊重する、これが大原則であって、それぞれの国民の良識を前提として物を考える、こういうことで理解をしていいのかどうか、これがまず第一点、これからお伺いしていきましょう。

第94回国会 大蔵委員会 第16号(1981/03/25、36期、日本社会党)

○沢田委員 きわめて夜分に及ぶまで御苦労さまであります。限られた時間でありますが、若干質問をして整理をしていきたいと思います。  いままでの質問の中で幾つか提起された問題で、これは大蔵大臣にお答えをいただくのですが、グリーンカードに対して見直しをするということを自民党さんの中でたくさんの議員の方が言われる。これは法律でもう決まったことなのであります。これも不退転というか、政治生命をかけてという表現がいいか、修飾語は別といたしまして、これは法律どおり実施する予定であると解してよろしいですか。
【次の発言】 続いて、銀行法は政府は提出をすると、こういうふうに理解してよろしいですか。関連法も含めてで……

第94回国会 大蔵委員会 第17号(1981/03/27、36期、日本社会党)

○沢田委員 ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、提案の趣旨とその内容を簡単に御説明申し上げます。  この附帯決議案は、特恵関税制度のあり方、果実、たばこ、非鉄金属等の関税とわが国農業及び産業基盤の整備、貿易摩擦の打開、武器輸出問題に対する税関の対応等について政府に配慮を求めるものでありまして、その趣旨は案文で尽きておりますので、個々の説明は省略し、案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。    関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、左記事項について配意すべきである。  一 開……

第94回国会 大蔵委員会 第22号(1981/04/14、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、共済の問題はいま非常に大きな課題となっているわけでありますが、日本の工業生産、あるいは国民の一人当たりの所得は十六位ということでありますが、GNPでは世界自由主義国の中では第二位、こういうふうに言われているわけであります。現在もいろいろと貿易上の問題等にはたくさん課題がありますが、いつも大蔵大臣が税金の問題で取り上げます場合には、安い高いの議論は認識の差があるわけでありますが、今度も外国へ行かれて、ドイツその他を見て、ごちそうにだけなっていたのでは値段は払っていないからわからないのかもしれませんが、食費が非常に安いということに気づかれたのではないかという気がするのです。せっ……

第94回国会 大蔵委員会 第23号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○沢田委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を簡単に御説明申し上げます。  最近における経済取引の実情にかんがみ、政府は、国民生活の利便に資するため、新たに五百円補助貨幣を発行して五百円の日本銀行券とあわせて流通させることといたしておりますが、本附帯決議案は、五百円補助貨幣の発行に当たり、政府において留意すべき諸点を取りまとめたものであります。  附帯決議案の内容は、案文で尽きておりますので、その朗読によって説明にかえさせていただきます。     臨時通貨法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、左記事項について留意すべきである。  ……

第94回国会 大蔵委員会 第24号(1981/04/21、36期、日本社会党)

○沢田委員 これは大蔵大臣にと思ったのですが、政務次官がおられますから、憲法六十三条をひとつ読んでくれませんか。
【次の発言】 これはとにかく五日飯どころじゃない。おもちゃ屋へ行ってばらまいたような法案の提出の仕方でありまして、本来ならばこれらの三十四件について全部の大臣を要求し、同時にまた答弁をする義務を負っているということをまず前段に確認をしまして、これから法案を提出する場合には、大蔵省もこういう安易な法案の提出の仕方については今後十分注意をしていただきたい、こういうふうに思うわけであります。これからまた行革問題その他が出てきますと、えてしてこういう安易な出し方というものが起こり得るわけで……

第94回国会 大蔵委員会 第26号(1981/04/24、36期、日本社会党)

○沢田委員 脱税に係る罰則の整備等を図るための国税関係法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、簡単にその趣旨を御説明申し上げます。  本附帯決議案は、この法律案が航空機汚職事件に端を発し、国民の多くの批判を受けたことを契機とする脱税に対する経緯にかんがみ、高額かつ悪質な脱税に対し厳しくしたことは一歩前進とみなすことができます。  ただ、このことにより営々として働く中小企業者をも含めて厳しくすることを求めたものでなく、特に政府の特段の配慮を要請するとともに賦課、徴収、帳簿の保存期間の延長等についてもきめの細かい配慮を要請するものであります。  個々の事項の趣旨……

第94回国会 大蔵委員会 第29号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○沢田委員 参考人の皆様方、大変御苦労様であります。皆様方にお述べをいただく時間がなく、すぐ質問ということでございますので、私の方からは、若干それぞれの立場から御意見を伺わしていただこう、こういう気持ちでおります。  今回のこの委員会にかけられております法律案は、すでに御承知でもありましょうが、銀行法の改正、それから中小企業金融制度等のための相互銀行、信用金庫法、証券取引法の一部と、それから関連する法律、こういうことでございます。  それぞれ長銀なり、相互銀行なり、信用金庫なりあるいは信用組合なりあるいは労働金庫なり、今度の改正によってそれぞれの意見をお持ちになっておられるだろうと思います。し……

第94回国会 大蔵委員会 第30号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○沢田委員 大臣がいる間に若干要請だけ先にしておきます。  先般手数料の問題でいろいろ議論がありました。その後私の手元に算出根拠をいただきましたけれども、これでは毎年変えていかなければならぬという性格のものになっていますね。いわゆるその取り扱い件数で人件費を割る、こういうやり方なのであります。そのことが果たして正しい計算方法かどうかということになると、経済情勢が変化すれば、たとえば建築申請の届け出などがずっと減る、あるいは不動産の登記もずっと減るというような状況もあるわけですから、それでいくと今度はべらぼうに高くしなくちゃならなくなるということで、変動要素のないもので計算する必要があるのではな……

第94回国会 大蔵委員会 第31号(1981/05/27、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に国税庁の方からお伺いをいたしてまいります。  先般来のいろいろの討論の中で、向こう十年程度の職員の非常な老齢化、同時に一時の退職者の激増、こういうようなことが予想されるわけでありまして、この内容を私がここで述べる必要はないと思うのでありますが、問題はこれを充足する計画を立てているのかどうかということがまず一つ。  それから、実調率をどの程度確保しつつ、その増員計画を立てるか、その基本的な考えだけまずお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 一存ではいかないということで放置することはできないのじゃないか。やはり事務当局は事務当局として、これの将来の展望に立ってのプロセスを……

第94回国会 法務委員会 第12号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○沢田委員 私は、先般本会議でそれぞれ大まかなことをお伺いをいたしました。それでありますので、若干また他の委員と重複する点があるかと思いますが、その点は御理解をいただきたいと思います。  最初に、警察庁においでをいただきました。現在の詐欺それから横領あるいは私文書、公文書偽造、背任、涜職もありますが、等で、これは警察白書によりますと、件数で約八万件。横領であるとか背任であるとかというものも含めまして、これはすでにあらわれた分の件数であります。そういう点を考えますと、それ以外にあらわれない、氷山ではありませんが、地下にあるいは水面下に入ったままでいるものを加えますと、これは推定以外にないのであり……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1981/09/24、36期、日本社会党)

○沢田委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、斎藤実君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第95回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1981/11/06、36期、日本社会党)

○沢田委員 自転車の安全の報告をいただいたわけでありますが、その報告はまだまだ中間の報告のようでありますから、その後の手続だけ簡潔にお答えをいただきたい、このように思います。
【次の発言】 建設省にもおいでいただいておりますが、言うならば駅前の管理、これは国鉄の場合は国鉄でありますし、それから半分は国鉄用地、半分は建設省用地あるいは市町村用地、そういうのが駅前のおおむねの構造になっておりますが、それの管理基準というのはあるんですか、ないんですか。
【次の発言】 それぞれの所管ではないんでしょう。合議でしょう。結局、半分は国鉄の用地である、半分はたとえば建設省用地であるという場合は合議でしょう。……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/10/12、36期、日本社会党)

○沢田委員 総理がおくれてきております。経済企画庁長官もまだいないようでありますので、大蔵大臣から、若干順が狂いますがお許しをいただきたい。  先般来の予算委員会あるいはこの委員会でわが党の発言があり、質問があってお答えになられました、五十七年度予算の中で結果的に調整しなければならない金額というのは幾らとお答えになられましたか、もう一回お答えいただきたいのです。五十七年度調整をしなければならない金額は幾らであるか。
【次の発言】 それを現在の法案を出して、補助金のカットも入れて四千億ぐらい、それ以外ではゼロシーリングで大体一兆幾ら。なお、一兆円についての中で四千億はクエスチョンマークがついたま……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、日本社会党)

○沢田委員 沢田ですが、貴重な切々とした御意見等を伺いまして、心から厚くお礼を申し上げます。  山口委員の後を受けまして、若干質問をさせていただきます。私は、時間の関係がありますから  一問一答でさせていただきたいと思います。  宮脇さんにお伺いいたしますが、たとえば東北新幹線、これからわれわれも運動を進めますが、進めますと四千億ぐらい赤字が出てくるのであります。あなたの考えでは、これは税金から払うべきか、受益者から払うべきか、どちらとお考えですか。
【次の発言】 では、重ねてですが、西高東低は明治以来の伝統というか、歴史的な歩みなんですが、それをそのままの状態に置いていまこの行革をやろうとし……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 運輸委員会 第13号(1982/04/13、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田委員 では、いま当たらなかった通産省へ最初からお伺いしておきます。  先般、私が車の耐用年数といいますか、寿命というものについてお伺いいたしましたときには、約十年くらいは大丈夫である、こういう回答がありましたが、この委員会の場においても同じように答弁が行われるのかどうか。その点だけ、まず最初に確認をしておきたいと思います。
【次の発言】 八年とあなたが――記憶の問題ですから、これは速記録を見れば間違いないことですが、八年にしても十年にしても、とにかく八年から十年の間の寿命はあり得る、こういうことを言われたわけです。  そこで、今度自動車の保証期間というものがあります。これは品物でも工事で……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1981/12/21、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、西中清君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、建設大臣がおいでになっておりますから、建設大臣の見解を承っておきたいと思います。  いま特定財源ということで道路財源がいろいろと話題になり、あるいは一般財源にしたらどうだ、大蔵省関係等もそう言っておりますし、私もその一部の言を認めるのであります。しかも、この間内閣委に出されました、私の方の関係で百四十四本の法律があったわけですが、いわゆる法律の廃止の法案であります。その中には道路債券を発行することができるという法律もあったわけであります。それを今度廃止するということで内閣委に提出されているわけであります。それらを考えました場合に、道路財源を一般財源にするしないの議論はさてお……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1982/05/12、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田委員 最初に、前回の質問で若干落としている点、あるいは答弁等で整理をしておかなければならない点がありますので、まず警察からお伺いをしていきます。  車両の右折左折について歩行者の正常な通行に阻害のおそれのある場合、この解釈については、警察官だけの一方的な認定ということでは妥当性を欠くおそれがある。そういう立場に立って、その取り扱いについては今後いわゆる末端の警察官の解釈上の統一的な例規といいますか、そういう立場に立ってその取り扱いについて慎重を期す、こういうことが大体の質問回答の結果であったと思うのでありますが、その点についてはそういう解釈のもとに今後措置される意思と理解をしてよろしいの……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1982/08/05、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、従来からこの委員会で議論がありました車検の問題で、先般参議院で、八月三日でありますが、附帯決議がつけられました。政府としてはこの附帯決議に対してどのような措置を講ずるか、お答えをいただきたい。
【次の発言】 私は時間がないので、もう少しはっきりした答弁をお願いしたかったのでありますが、尊重とか、慎重とか、運用とか、これは答弁になっていないのですね。ですから、問題は、この附帯決議は法を変えるものではないけれども、おおむね法の改正に匹敵する内容を持った附帯決議であるというふうに理解をしているのですが、その辺の理解はいかがですか。

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1982/08/06、36期、日本社会党)

○沢田委員 いま議論もありましたが、民主政治、議会政治ということで、現在は多数決制度が採用されております。そういう条件の中での選挙あるいは議会の民主主義を守っていく、大体大きく三つの言われている要件があると思うのでありますが、これは私が言うよりも、大体三つくらいどういう要件がそれには必要だとお考えになっておられるのか、提案者からまずお聞きをしていきたいと思います。−提案者、聞いていたのですか。同じことを二度言わせないようにしてください。  要するに、民主主義下における議会政治、あるいはそれを守っていくための選挙制度、それには幾つかの要件があると思うのですね。その幾つかの要件の中で、大きなものが……

第96回国会 大蔵委員会 第3号(1982/02/10、36期、日本社会党)

○沢田委員 ただいま委員長から御提案のありましたいわゆる水田利用再編奨励補助金の課税特例法案について、この際、一言申し上げたいと存じます。  御承知のとおり、この種の課税特例法案につきましては、昭和四十五年からの米生産調整奨励補助金、昭和四十九年からの稲作転換奨励補助金、昭和五十一年からの水田総合利用奨励補助金、昭和五十三年からの水田利用再編奨励補助金など、それぞれの時代の政策要請に応じて変化した補助金に対し、一貫して当委員会提出の法律案として立法し、課税の軽減措置を講じてまいったところであります。  しかしながら、私どもがこの種の課税特例法案を立法いたしましても、政府においてこの法律の執行に……

第96回国会 大蔵委員会 第5号(1982/02/24、36期、日本社会党)

○沢田委員 大臣、御苦労さまです。  ちょっと先に、大臣忙しいだろうと思いますが、商法に記帳義務というのが書いてありますね。大蔵省あるいは大蔵大臣としては、それはどういう受けとめ方をされておりますか。
【次の発言】 いや、その商法に記載されている中身を、大蔵省としてはどういう理解をして受けとめているのかということなんですから、それについてお答えをいただきたい。商法の説明を聞いているのではない。
【次の発言】 商法に規定されている内容は、税金の対象とする場合にも、拘束をするということが適当かどうかは別といたしまして、商法上の規定は、いわゆる除いているものを別といたしましては適用するのだという解釈……

第96回国会 大蔵委員会 第6号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○沢田委員 本日は、御多用の中をおいでをいただきまして厚くお礼を申し上げます。また、質問の中で失礼な点がありましたら、これまた御了承をいただきたいと思います。  順不同でございますが、肥後先生にまずお伺いをいたします。  先生がいろいろ言われた中の、企業のある程度の資本の蓄積というか、そういう条件を前提としながら、私たちが考えておりまする不公正な税制というものの視点とのとらえ方には若干違いがあるのじゃなかろうかという気がしているわけであります。いわゆる不公正とわれわれが称している、いまもお話がありました貸し倒れ引当金の圧縮であるとか、あるいは価格変動準備金であるとか、あるいは先ほど鷲見先生もお……

第96回国会 大蔵委員会 第10号(1982/03/18、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田委員 昨日のわが党の塚田議員の質問に関連いたしまして、答弁が不明確な点がありましたので、この機会にただしておきたいと思います。  今回の住宅貯蓄控除制度の廃止に当たっては、勤労者に実害を与えることのないよう、持ち家取得のため十分効果的な施策を講ずるべきであるという趣旨でありましたが、改めてこの機会に回答を求めたいと存じます。これは労働省の局長にお願いいたします。
【次の発言】 じゃ終わります。
【次の発言】 ただいま議題となりました国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提……

第96回国会 大蔵委員会 第14号(1982/03/26、36期、日本社会党)

○沢田委員 ちょっとのどを痛めておりますので、お聞き苦しい点があるかと思いますが、その点はお許しをいただきたいと思います。  最初に、いままで各委員を通じまして今日の関税の問題で議論がされてまいりました。そこで、貿易摩擦という言葉の中身、いわゆる貿易摩擦とは何を言っているのであろうか。玉虫色という言葉がありますが、片方から見ればおれの方が正しい、片方から見ればおれの方が正しい、そういう状況のことであるのか。現実的に、ECなりアメリカなどの言う、日本が一方的な閉鎖状況となっているのか。また、ウサギ小屋に住む働きバチと言われる諸要因あるいは生活環境、社会資本あるいは福祉あるいは勤務時間等々を含めて……

第96回国会 大蔵委員会 第19号(1982/04/09、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に大蔵省にお伺いいたしますが、いま盛んに自民党の方でグリーンカードの見直しという議論が行われております。それで、大蔵省としては、この見直されなければならない原因をどういうふうに、大蔵大臣も自民党の党員としてそれぞれお聞きになっているんだろうと思うのでありますが、大蔵省としては、これを延ばさなければとか反対しなければならないというのはどういう理由でそれを主張されているのか、その点の原因だけ、わかる範囲内においてお示しいただきたい。それから大蔵大臣の方も、党の役員会、閣議等においても意見もあるのかもわかりませんから、自民党の党員としての立場からグリーンカードがなぜ凍結とかあるいは見……

第96回国会 大蔵委員会 第20号(1982/04/16、36期、日本社会党)

○沢田委員 では、続いて大変恐縮でありますが、質問してまいりたいと思います。  きょうは、グリーンカードの問題とサラ金の問題遺族年金の問題、補償料の問題、ちょっと四つでは多いかと思いますが、簡潔に進めてまいりたいと思います。  一番最初に大臣、グリーンカードが、自民党の議員総会、そこまでいかないのですか、反対派議員の人たちが集まりまして廃止というような決議をされたようです。しかし、報道の関係では、これは廃止ぐらいでばったりをかけておいて、幾らか譲歩するのだというようなことも新聞には書いてあるようでありますが、大蔵大臣の方には話はもうあったのかなかったのか、その点ちょっとお聞かせをいただきたいと……

第96回国会 大蔵委員会 第21号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○沢田委員 ただいま議題となりました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して提案の趣旨を御説明申し上げます。  わが国は、世銀に対しまして、出資、融資を通じ、また機関内にあっては理事国として協力してまいりました。また、今般の世銀の一般増資にも応じ、出資を行うこととしておりますが、さらに、わが国の開発途上国に対する援助に当たりましても、なお一層の努力が必要ではないかと思うのであります。  特に、今日の南北問題は、先進諸国にとっては、友好関係を進める上から緊急にして重要な課題であります。  開発途上国の民生……

第96回国会 大蔵委員会 第25号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○沢田委員 ただいま議題となりました両附帯決議案につきまして、提出者を代表して、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。  顧みますると、貸金業に対する規制関係法案につきましては、昭和五十四年の第八十七回国会に各党から法律案が提出されて以来、三回の審査未了、二回の継続審査を経て今日に至ったわけであります。その間、三年有余にわたり、各党間において折衝を重ねた結果、大方の合意に達し、ただいま当委員会において可決された次第であります。この間における各党の御努力と御理解に対しまして、深く敬意を表するものであります。  申し上げるまでもなく、ただいま可決されました二つの法律案につきましては、いまだ不十分で……

第96回国会 内閣委員会 第13号(1982/04/20、36期、日本社会党)

○沢田委員 大蔵の方から出張ってまいりました。関連する案件について若干質問をしていきたいと思います。一つは、行革に関連いたしまして大蔵関係で百四十四本もの法律が一括して出されることになったわけでありますが、簡単に申せばこの法律は、それぞれの委員会がそれぞれ期限の来たものについて処理をしていくというそのたてまえがなぜとられなかったのか。これは政府の怠慢なのか各省の怠慢なのか。こういうものをわざわざ一括して廃棄物処理場みたいに、ごみ屋みたいに集めてこういうところで処理をするというのは、官僚としての責任もさることながら、提案した政府の責任というものも基本的に存在するのではないか。やっぱり出す以上は、……

第96回国会 予算委員会 第18号(1982/02/25、36期、日本社会党)

○沢田委員 各大臣、御苦労さまであります。大臣の都合がありまして順が不同になりますが、その点、御了承いただきたいと思います。  最初に、厚生大臣、障害者年というようなことですが、現在障害者対策については十分とは言いがたい状況でありまして、非常に手おくれしている現況にあります。しかし、これは世界的な要請でもありますから、わが国もそれに対応していかなければならない、そういう一つの要件を担っていると思います。  まず、その辺の認識について、障害者年だけやればいいということではない、これからが本番である、これからやはりやっていかなければならないのだという認識はお持ちになっておられるかどうか。なお加えて……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 大蔵委員会 第2号(1982/12/22、36期、日本社会党)

○沢田委員 今回の法案を提出するに至った最大の原因は、大蔵省当局の歳入の見込みに著しく相違を来した、しかも今国会を顧みまするならば、与党を含めまして、大蔵委員会の見識が問われている法案であるとも言えると思うのであります。  そういう立場に立って、少なくともこの提案を、竹下大蔵大臣はそのときいないからということでずっこけることは可能かもわかりませんけれども、党の主要な幹部を務めていたわけでありますから、少なくともこの予算編成に当たった当事者は、提案に当たって大蔵委員会に対して、こういうような事態を迎えてまことに申しわけなかったということの陳弁はまずあるべきだと思うのでありますが、この編成に当たっ……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 運輸委員会 第6号(1983/04/05、36期、日本社会党)

○沢田委員 社会党の沢田です。  諸先生には大変お忙しいところ御苦労さまです。時間がきわめて限られておりますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  まず山本参考人から、再建とはどういうふうにお考えになっているか、簡単にひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 では藤井参考人にお伺いしますが、藤井参考人は再建とはどう考えておられるのですか。
【次の発言】 では青函トンネルができたり本四橋ができまして、あるいは上越新幹線、信越新幹線、相当な赤字を生んでいることは御承知だと思うのでありますが、これらについてはどこが負担をするのが妥当だと思っておられますか。藤井参考人にお尋ねいたしま……

第98回国会 運輸委員会 第8号(1983/04/12、36期、日本社会党)

○沢田委員 ただいま同僚の議員が質問いたしましたが、私たちの内部では、理事会の経過として、一時間半という基準ではあるけれども、若干の延長は許されるということでわれわれ理解をして登壇しているものでありまして、途中で打ち切られるということでは、これは質問している者の名誉にも関することでありますから、念のため申し添えて私は質問に入りたいと思いますので、委員長、そういうふうに考えて質問に入りますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 第一に、大臣御苦労さまです。  順不同になりまして大変恐縮でありますが、よそから来ておられる方もおりますので、法案とは当然若干関係しておりますけれども、付随した事項を……

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/02/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田委員 大変遅くなって、それぞれ関係者御苦労さまであります。しかし、これは私の責任ではありませんので、念のため申し添えておきたいと思います。  最初に、日銀の総裁においでをいただいておりますからお伺いをしておきたいと思うのであります。もう時間もたっておりますし……。  今日の世界情勢、経済情勢も、それぞれECの諸国も失業に悩み、あるいは経済成長率にも悩み、あるいはまた物価、インフレにも悩んでおる、そういう状況であるし、また、円相場もきわめて流動的でありまして、言うならば不安定要素が非常に高い。一部には、これはこれからの財政再建とも関連いたしますが、インフレ待望論みたいなものもなくはないよう……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/03/02、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田委員 通産大臣が所用があって急ぐようでありますから、先にお伺いをしてまいりたいと思います。  現在の、いわゆるOPECの石油の値下げによる影響ということで、景気のことあるいはいろいろな分野から問われていると思うのであります。これはきょうの新聞にも載っておりますが、ここに書いてある言葉をかりて言うならば「慎重な姿勢を示していた山中貞則通産相が、一転して料金値下げに積極的な姿勢を見せたこと」あとは省略しますが、この報道は間違いないと言っていいですか。
【次の発言】 そのお答えで十分だと思うのでありますが、言うなら消費者に還元をする、こういう原則である。ちなみに、私も、そうお答えが出るのかどう……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/09/27、36期、日本社会党)

○沢田委員 総理、大変長い間御苦労さまです。  ただ、いまの時代は三カク時代とか、ときには四カク時代だ、こうも言われているのでありますが、じゃ三カクって何なんだ、こうきたら、原子核の核が一つなんだ、あと田中角榮の角が一つなんだ、もう一つは行革の革だ。四カクと言ったら何だと言ったら、それはいま景気が悪くて泣いているから、三角になっちゃっているから、しかめっ面でとりあえず泣いているんだ、こういうふうに世間でも言われているくらいであります。でありますから、それらのものがやはりいま政治の焦点になっているんだというふうに思います。  そこで、おいでをいただいている関係者の方もおられますので、各大臣にはま……

第100回国会 大蔵委員会 第2号(1983/09/28、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に全体的な問題でお伺いをしておきます。きょうの分は重複することはないと思うのですが、以前においては重複する点があったらお許しをいただきたいと思います。  まず第一に、年金改定のスケジュールで、七十年というのは政府見解としてはほぼ統一的なものと解釈をしていいのか、とりあえずは事務局の案ということなのか、その点だけまずお伺いをいたしておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、七十年というのは、一応目安としては決めであるけれども確定的なものではない、こういうふうに理解してよろしいですね。
【次の発言】 そうしますと、国共済、公企体の統合、これが現在の法案。地方共済は現在一応済ん……

第100回国会 大蔵委員会 第3号(1983/09/30、36期、日本社会党)

○沢田委員 前回質問をいたしまして留保しておきました点について、限られた時間でありますが、御答弁をお願いする次第です。  厚生省の方おられますから、ちょっと最初に二つ問題提起しますが、厚生省は一つですね。たとえば厚生年金に入っているだんなさんが死亡されて遺族年金。たとえばいま平均百七十六万と仮定をして、まあ百七十万でもいいのですが、二百万と仮定しましても、遺族年金百万ということになりますね。三十年の国民年金に入っていれば、モデルとして大体百二十万くらいの国民年金がもらえる。そうすると、だんなさんが亡くなったことによって奥さんは二百二十万のいわゆる年金が二つでもらえる、こういう計算になります、若……


沢田広[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
34期-35期-|36期|-37期-38期-39期

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各種会議発言一覧(衆議院36期)

沢田広[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
34期-35期-|36期|-37期-38期-39期
第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1980/11/11、36期、日本社会党)

○沢田小委員 第一番目に、何か都合があるそうでありますから、いままでも各委員から議論されてきた問題でありますが、財政再建法の問題であります。  いわゆる窓口はそれぞれ――たとえばここにも道路財源というようなものについて目的税的なものをやめて一般財源化したらどうだという提案もされておるようであります。そういうようなことなども考え合わせ、あるいは高度成長期における歳出の増加傾向そのものを是正するものでなくてはならないというようなことも言われております。というようなことを考えますと、財政再建というものに対する総合的な検討――われわれは要求するだけであって善玉であり、増税する大蔵省は悪玉である。こうい……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○沢田分科員 大臣がまだおいでになりませんので、大臣が来る前に事務的なことで若干お伺いをいたしておきたいと思います。  現在、これは法務省が所管をしているということではないのでありますが、各省がやっております公共事業、地方自治体を含めまして土地の買収が行われているわけでありますが、その土地の買収の登記の関係が非常におくれて、昭和二十二年ごろから戦後のもの、もちろん戦前のものもあるわけでありますが、土木関係、建設関係なんかにおいては実に未登記が多い、地籍そのものが不明確である、こういうようなところもあるし、特に河川台帳、土地台帳、道路台帳、こういうものの不整備は目を覆うばかりだと思うのであります……

第94回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○沢田分科員 時間が大変限られておりますので、簡潔に質問していきたいと思います。大臣も、長時間大変御苦労さまであります。三十分の間にとにかく何かを提案をし、それにまた回答をいただこうということでありますから、簡潔にお願いをいたしたいと思います。  最初に、昭和四十五年に都市計画法ができて、十年以内に市街化区域はおおむね都市施設を完備をする、こういうことで法律がつくられたわけで、その経緯は大臣も承知をされていると思うのであります。しかし、現実には十年たってもそれが完成する状況にはなっておりません。私の出身の埼玉県は、東京湾中等水位というものから考えてみれば、きわめて湛水の条件に、地盤沈下も一方に……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○沢田分科員 大臣、大変連続ですからお疲れかと思いますが、われわれがここへ出てきて質問をするというのは、事務当局の説明を聞いたりそういうことを期待しているものではないのでありまして、言うならばやはり政治家として、それぞれ今日持っている社会の公正あるいは正義あるいは政治の信頼、そういうものを取り戻していくためへの一つの提言として申し上げておるわけですから、事務当局の答弁ではなく政治家としての発言、こういうことで心してひとつお願いをいたしたいと思います。  最初に、同和対策の問題で一つお伺いをいたします。  ここに写真があるのでありますが、ごらんになっていただきたいと思います。現在私もいろいろな場……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○沢田分科員 せっかく参考人においでをいただいておりますので、参考人に関する問題について先に処理をして質問をしていきたいと思います。  われわれがこの委員会でいまも質問をしてお答えいただいておりますが、こういう場合、お互いにそれぞれの地域の実情あるいは世の中の不公正、そういうものを幾らかでも公正さを求めあるいは政治の信頼を取り戻そうという努力の気持ちでわれわれは質問しているわけでありますので、ひとつ現状に固定することなく、前向きに一歩前進をしていく、また、そういう考えについて同意するところは素直に同意してもらってそういう改善を図っていただく、そういうことの気持ちでこれからまた農林大臣にもお答え……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1981/10/20、36期、日本社会党)

○沢田委員 最初に、委員長、きょうこの会議が大変おくれましたけれども、これは、当初与野党の会議で、仲裁裁定、人勧の問題について首相が出発する前には善処をしていく、こういう前提で話が調っていた。それがなかなか結論が出ない、こういうことで遅延をしたのでありまして、これは委員長にも要請をしますが、政治生命をかけたこの行革の委員会、そのいわゆる名委員長と言われております先生が、ひとつこの問題に対して全力を尽くして努力していただくよう強く求めるものでありますが、委員長からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 科学技術庁長官、お忙しいようでありますから最初にお伺いいたしますが、手当であるとか管理……

第95回国会 大蔵委員会金融機関の週休二日制に関する小委員会 第1号(1981/11/13、36期、日本社会党)

○沢田小委員 きょうの小委員会開会に対しまして委員長等御配慮をいただきました点、まず厚くお礼を申し上げます。  最初に大蔵省に、銀行局長おいでのようでありますからお伺いをいたします。  おかわりになりましたけれども、さきの国会での附帯決議は御承知でしょうか。特に五項目でありますが、御承知ですか。
【次の発言】 五項目の中に「金融機関の週休二日制を速やかに実施するため、」以下郵便局、農協等の分もありますけれども、「必要な体制を具体的に整え、金融機関利用者の理解を得られるよう積極的に努力すること。」こういうふうになっておりますが、その中身については具体的にはどのような方向で努力をされておるのか、経……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1982/08/07、36期、日本社会党)

○沢田委員 諸先生には貴重な時間、また大変貴重な意見を承りまして、心から厚く御礼を申し上げる次第です。  まず最初に、高須先生は、原則的にこれが行われれば質がよみがえってくる、いまの参議院は余り質がよくないということなのかもしれませんが、そういうことで活気を入れていく、あるいはそこの中に新たな息吹を新近代社会ということで一いま質が悪いと言ったのは冗談で言ったのでありまして、ベターの議論ということなんだろうと思いますから、それは申し上げておきますが、そういうことの中で、いま他の阪上先生や西平先生、福岡先生、基本的に反対だという方は若干別といたしまして、制度の中で改善すべき要件はこれこれたくさんあ……

第96回国会 大蔵委員会金融機関の週休二日制に関する小委員会 第1号(1982/04/20、36期、日本社会党)

○沢田小委員 本日は、公私にわたり大変御多用の中、本委員会のためにおいでをいただきまして、厚く御礼を申し上げる次第です。  きょうの議題は、主体が週休二日制ということでございます。すでに御承知のことであろうかと存じますが、後で銀行局長の方から、私の方から質問をいたしますので、それでお答えをいただきたいと思います。  もうすでに五年になろうかという日を尽くして討議をしてきたわけでありますが、これまでのおおむねの経過について銀行局長の方からひとつお答えをいただきながら、各参考人にその経過について御理解もまたあわせていただきたい、こういうふうに思いますので、総理の回答等も経過の中にはあり、加えて附帯……

第96回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1982/04/20、36期、日本社会党)

○沢田小委員 事前に若干のレクチュアの中でそれぞれお示ししてありますが、金融なり証券問題をあわせてこの小委員会が設置されているわけであります。言うなら、国民としては、日本の全般的な金融情勢あるいは証券のあり方ということについて一喜一憂しているというのが今日の現状だと思うのであります。  そこで、これからの見通しということはきわめて困難な要因が多いと思うのでありますが、若干の素朴な問題点を取り上げまして、言うならば今日の経済の情勢にどう国民が対応していったらいいのか、そういう指針を立法府も行政府も与えてやらなければならない一つの使命を持っているというふうに考えるわけであります。ですから、私は、単……

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第2号(1982/06/17、36期、日本社会党)

○沢田小委員 二人の御説明は十分連絡した上での御説明なんですか、それとも単独でつくったものなんですか。
【次の発言】 たとえば実質所得がふえている、片一方は鈍化している。下期はよくなる、片一方はまだまだ厳しい。片一方は民間の経済活力をさらに発揮しなくてはならない。それからまたこの貿易収支の関係も違う。どうも認識がそれぞれ違うようなんですね、さっと見た全体の雰囲気では。  そういう意味で、下期はこれから明るくなるのだということになると、これは大蔵省大変になるのじゃないかと思うけれども、そういうような条件があるのかどうか。たとえば二百五十円の円相場で、これでいって下期が明るくなる条件なんか、常識的……

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第3号(1982/07/08、36期、日本社会党)

○沢田小委員 いまの話の中で、市町村はとんとんになる、地方交付税は一応今度は、実質上は減る、都道府県は三千億程度減になりました。そうすると、市町村がとんとんになったということは、マイナスだけを合わせれば一兆幾らになりますが、その分は、では何を、大体の目安で結構ですから、プラスの点はどの程度あって、そういうことになるのか、全然ないのか、その点ちょっと――言っている意味わかりますか。結局、一兆三千億は、マイナスの分だけ合わせればそうなりますと委員長が言った発言を否定したかった。それは、プラスになった分は全然差し引いてない数字を言われたわけでしょう。そうですね。ですから、そのプラスになったものがある……

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第6号(1982/08/19、36期、日本社会党)

○沢田小委員 委員長は後で案文は相談はされるということですが、いままでわれわれが言ってきた、規模は地方税を含めておおむね一兆円という強い要望がある、時期は五十八年一月一日を一応執行の期日として実施をするという、そういう強い要請があったという事実を踏まえて、ひとつ御報告をしていただくようにお願いをいたしておきます。
【次の発言】 それはしようがないですね。しかし、これはあったという事実でないと、これからまた後お話が出てくる話なんですが、ただ、審議はしました、中身は全然見当もついておりませんということでは、少し見識が問われるのじゃないか。だから、やはりその基本になっている問題だけについては一応触れ……

第96回国会 大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第11号(1982/11/19、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田小委員 いや、政府も赤字国債を出すようになっちゃったから情勢が変わった、こういう意味で正木先生は言っているわけです。
【次の発言】 ではちょっとつけ加えますが、いずれにしても、いま言われたように結論を出すことが大前提であり、出なくともこの臨時国会に中間報告を大蔵委員会なり議長にしなければならぬ義務は負っておると思うのですね。ですから、もちろん本来ならば法案であれ予算であれ大蔵委員会に出して、あるいは議長に報告して、提案はやはりこれは議員提出だと思うのですね。ですから、そういう形をとるたてまえに立てば、この小委員会の任務としては、一応どんな形であるにせよそういう結論を出さないと、この機会を……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○沢田分科員 法務大臣にまず最初に、いまも爼上に上っておりましたが、言うならば大東亜戦争のつめ跡というようなものが顕在化されつつあります。先般台湾の方々の判決においても認められなかったという経緯もあります。これは朝鮮の人人も同じでしょうし、いまの名称で言えば韓国であり朝鮮民主主義人民共和国である。もちろん樺太の問題もその一部でありますが、日本人であったときの既得権、これが判例では今日むずかしい、こういうことになっておりますが、その点の見解、これは言うならば日本人としての義務を履行しようとして生じた犠牲、この考えは間違いないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。――それじゃ後で……。答え……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○沢田分科員 大臣、大臣は千葉御出身であります。私は埼玉でありますが、同じような過密現象に悩んでいるところであります。これから質問する事項は、身をもって体験されている事項でもあろうと思いますので、一つずつお伺いをしていきます。  大臣は、下水道の分流方式というのを御存じですか。
【次の発言】 大臣、そういうのが分流方式なんです。  そうすると、雨水はどこへ流れていくと思いますか。
【次の発言】 通常、河川と言いますが、河川法で定められている河川ばかりじゃなくて、いま言わんとしていることは、農業用排水路に流れていく可能性の方がきわめて強いというのが現状なんです。国の河川法で決められている基準とい……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○沢田分科員 最初に厚生大臣、一つ例外なんでありますが、先般の予算委員会においては、いわゆる心身障害児者に対する特別措置法制定に対して意欲的な御発言もいただいたわけでありますが、その前に一つだけ遺族年金の問題で、突然でありますけれども、お伺いをしておきたいと思うのであります。  いまの年金財政はきわめて厳しい。厳しいということと、それからもう一つはどうあるべきかということとは別問題だと思います。現在二分の一ということでありますが、標準報酬をもらっている人を例にとりまして、ボーナスをゼロと考えまして税金を引かれて、どう見ても大体十五万弱というぐあいにならざるを得ない。しかも、いわゆる加算がなくな……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○沢田分科員 通産大臣、御苦労さまです。  大臣がおられるのですから、最初にまず大臣にちょっとお伺いしておきますが、いま貿易摩擦が非常に厳しくいろいろ世上に乗っておるわけですが、もし相互主義法案がアメリカで通ったときに、日本に与える影響はどういう業界でどういうふうな影響の仕方をするか。三十分の持ち時間でありますから、ひとつ簡潔にお答えいただければ幸いだと思います。
【次の発言】 その問題の決着はこれからもずっと引き続き続くのだろうと思いますね、いまのような輸出入の状況から見ますと。大体一つのめどのつく時期を、通るという見通しと通らないで済ませるという方法と二つありますが、どの辺に時期を設定して……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○沢田分科員 大臣あるいは主査、関係者、大変夜分まで御苦労さまでございます。  大臣、一つ提言があるのであります。農林というのは一番遅くまでやっているのでそれだけ問題が多いということなんだろうと思うのですね。大いに敬意も表しながら、また、それにこたえてもらわなければならぬのでありますが、いわゆる農業がどうも受動的である、積極性がない。全体的に農水関係というものはいろいろな側から、都市サイドの側であれ景気の側であれ経済運営の側であれ、何であっても常に受け身の立場から対応していく。これは長年の伝統もあるのかもわかりませんけれども、やはりこの点の目先を変えて、ある一定の展望を持って、積極性を持たなく……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会公聴会 第2号(1983/02/10、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田委員 諸先生にはお忙しいところ、大変御苦労さまであります。きわめて時間が限られておりますので、お答えも簡潔にお願いをいたしたいと思っております。  川田先生、大変貴重な御意見をいただきましたが、この緊縮財政が財政再建という立場で続いていくと、やはりどうしても景気が不況になり、失業者がより多数生まれてくるというような条件を生み出す嫌いがあると思うのであります。それに対応するお考えがあったら、ちょっとお聞かせいただきたい、そう思います。
【次の発言】 同じく川田先生でありますが、経済援助の問題は、わが国の安全という立場にとってもきわめて必要な要件である、そのことは理解できるのでありますが、O……

第98回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 総括的にちょっとお伺いいたします。  いまの凶悪犯罪だけに限定をいたしますが、凶悪犯罪の逮捕率といいますか、ここ数年の傾向としてどういうふうに御判断なさっておられるか、これは後でもいいですが、いわゆる国民の生命、財産を守るという立場から大臣がどういうふうに受けとめているのか、その意識についてひとつわかりましたら御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 大体凶悪犯罪の逮捕率五割、それから窃盗その他いわゆる軽度な犯罪の逮捕率は二五%程度、われわれはこれを称して、一名泥棒天国、こう言っているのであります。これはわが県も同じなのでありまして、首都圏圏内はややそういう数値になっており……

第98回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 長官、御苦労さまです。環境庁というのは、私も、六年ぐらい前になりますが、あるいは県のときに見ましても、どうも靴の上からかいているような省みたいなものでして、直接何かぴしゃっとやっていけるところでもない。言うならば、国の施策と住民なり地域の衝突の緩衝地帯として存在している。両方に頭を下げ下げ適当におっつける。言葉は悪いですけれども、どうもそんなようなふうに感じるわけなんですが、環境庁は庁として存在しているわけですが、ただ、都道府県知事と市町村の長と、それから環境庁長官との権限、それから調整、これはそれぞれの法律に基づいて処理していることだと思うのでありますが、やはり国民が環境庁に期……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 大臣、お忙しいところ御苦労さまです。  順不同になりますけれども、一つは、過密県の高校増設の問題は、これは義務教育でないだけに大変苦労をしてきているわけであります。首都圏だけでも、東京都は今年度はわりあい少ないようでありますが、埼玉、千葉、神奈川は三万台の中学生が出る、こういう状況でありますから、たとえ六対四の私学と公立に直しましても、五、六十校の高校が必要になるような数字にもなりかねないのであります。そういう状態で、特別配慮はいままでしてきてもらっているわけでありますが、何にしても土地の値段が高過ぎてどうにもならぬというのが今日の現状だと思うのであります。  いまの進学率を考え……

第98回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 大臣、どうも御苦労さまです。あとこれが最後だそうですから、ごしんぼうください。  最初に、地方交付税の算定基礎の中で、下水道、公園というものがいままでの分には含まれていない、これはやはり従前の算定基準では望ましくないのではないか、だから含めるべきではないかということを前回申し上げて、一部報道では、今後下水道、それから公園というようなものも算定基準の中に含めるというふうに聞いておりますが、その事実の有無だけひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、今度は河川の問題なんですが、河川も一律基準で入れてあるわけでありますが、いままでの台風の状況あるいは歴史的な背景等を考……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 大臣も大変遅くまで御苦労さまであります。私は、二つ、三つの問題でありますが、特に精神衛生の問題でお伺いをしていきたいと思っております。  なかなかこれも言葉では言われない分野もあるわけでありますが、今日の精神衛生の問題というものは、教育の分野ももちろん含まれているわけでありますが、私のずっと眺めてきた経緯から考えますと、近時、薬害なども含めまして、精神薄弱、肢体不自由あるいは脳性麻痺あるいは虚弱体質、言語障害、自閉症、そういうような症状を生ずる者がここずっと大分ふえてきているんじゃないかというふうに思われます。これは、必ずしもなかなかぴしっと押さえられない分野があるわけなんであり……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 おはようございます。大臣、大分ぐあいが悪いようですから大事にしてください。これから大いにやらなくちゃならないわけでありますから。  最初に、われわれも大蔵委員会で週休二日制を、もう何年越しになりますか、七、八年経過をするような間に、どうやら実現のめどがつきかけてきたわけであります。これは実際にそうなるだろうと思いますが、七月なり八月なりに週休二日制のまず第一歩が進められる。これは、貿易摩擦などを背景として日本の働き過ぎということが大変世界からも、ECその他からも特に問われてきて、働きバチだなどと言われてきた経緯もあるわけです。労働省はその担当にあるわけですから、何もこれは銀行法の……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○沢田主査代理 これにて鈴切康雄君の質疑は終了いたしました。  次に、塩田晋君。
【次の発言】 これにて塩田晋君の質疑は終了いたしました。  次に、岩佐恵美君。

第98回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○沢田主査代理 これにて吉浦忠治君の質疑は終了いたしました。  次に、川俣健二郎君。
【次の発言】 これにて川俣健二郎君の質疑は終了いたしました。  次に、鈴木強君。
【次の発言】 大臣、特に用事があれば、どうぞお引き取りいただいて結構です。  関係者の皆さんには大変御苦労さまでした。三十五人のしんがりで、ずっとおつき合いをしてまいりました。関係の主査にも厚くお礼を申し上げます。  きょうは、私は地元の問題だけを、政策論はまた折を改めまして……。しかし、私が言っていることがどうやらだんだんそういうふうになってきているので、いままでしかってばかりいましたけれども、若干えげつない面もなくはないです……

第98回国会 予算委員会第七分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 順不同になりますが、その点お許しをいただきたいと思います。  電電からおいでをいただいております。御苦労さまです。  この前、電電の研究所を視察さしていただきました。電電の方では、いまいろいろ大変高度な研究をされておりまして、敬意を表するわけであります。一つには自動車電話、大変便利になってきたと思うのでありますが、言うならば障害音その他がまだまだ非常に多くて、どこに原因があるか、私、素人にとってみればわからないのでありますが、便利でありますが相手はきわめていい感じは持たない。こっちも忙しいから自動車の中でかける場合もあり得るのであります。ところが、聞いている方では途中で切れてみた……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 外務大臣と一対一で質問するのはなかなか機会がなかったのでありますが、外務大臣も総理の候補になられましていろいろと主張なされました。今日、中曽根首相が生まれて、不沈空母と言ったり海峡封鎖と言ったり、突然躍り出したようなかっこうになったことが、外務大臣としての職責あるいは本人の意思から見ても――閣内の不統一だというふうな言葉を得ようといって誘導しているつもりは私はありません。そういう意味じゃなくて、これでよかったという気が心からしているのかしてないのかというと、してないのじゃないかという気がするのですね。  そのことがどれだけ国民に多くの不安を与え、今日その危険を身にひしひしと感じて……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 おはようございます。御苦労さまです。  大臣、来たばかりでありますが、予算委員会の続きでありますから、一応原則的な問題だけについて二、三雄認をしながら、細かい問題でありますがあと進めてまいりたいと思います。  減税の問題は国民的な要求で、大臣ももしあるとすればというようなことである程度その方法などについても述べられましたが、まず第一に、今年度の歳入見込みは果たして予定どおり確保できるのかどうか、その辺の見通しのほどについてひとつ見解を承りたいと思います。
【次の発言】 四ドルぐらい石油の値下げが行われることによる経済へのはね返りについては、経済企画庁、通産省、やってまいりましたが……

第98回国会 予算委員会第八分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 これは大臣にお伺いいたしますが、水資源を確保するということに対して大臣としてはどういうふうなお考えを持っておられるか、その考え方だけひとつお聞かせいただきたい。これは平素の感じで結構です。
【次の発言】 そういう認識をお持ちいただけることだけでも当面はいいと思うのでありますが、これは非常に各省にまたがる問題であります。中曽根さんは、鉄砲のガンと病気のがんと両方ともガンが好きらしくて、一生懸命ガンガンと言っておりますが、やはり水資源もこれからの日本の重要政策の一つだろうと思うのです。どこが窓口になるかは別として、建設省はその当面の直接関係機関でありますから、十分この点は御考慮いただ……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 現在、経済企画庁では、計画モデルの経済分析や産業予測、経済のソフトウェアのいわゆる相互利用等が行われていると思うのでありますが、その点そのとおりと理解していいですか。
【次の発言】 いま聞こうとしていることは、情報化社会と、いわゆる国民のナショナルミニマム、あるいはシビルミニマムと言ってもいいのでありますが、そういうものとの関連性でお聞きをしていこうと、こういうことであります。ソフトウェア、国土庁では地形、自然、経済、社会、それから流域、こういうコンピューターが入っておりますが、これも御承知でしょうか。
【次の発言】 一九七九年と七六年に、大蔵では経済と貿易データのコンピューター……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○沢田分科員 社会党の沢田です。御苦労さまです。  最初、いま石油の問題も出ておりましたが、視点を変えて若干聞いていきたいと思うのですが、これで日本だけでなく、このことは先進国すべてがある意味においては天佑であるというような気持ちでスポット買いもふえるのではないか、あるいはそれぞれに、アメリカでも自国生産も持ちながらもあえてまた購入をするということにもなりかねない。そういう点に対する見通し、日本がこれだけ喜んで欣喜雀躍じゃないでしょうけれども、やや欣喜雀躍の傾向にあるわけでありますが、果たして諸外国はじゃどうなのであろうか、その点はどういうふうに御認識になっておられるでしょうか。



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データ更新日:2023/02/05

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