このページでは不破哲三衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○不破哲三君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、中曽根総理に質問いたしますが、質問に先立って、昨日未明、長野県で起こったスキーバス転落事故について、犠牲者及び御遺族に心からの哀悼の意を表するとともに、先ほど政府側に申し入れたように、このような事故の再発防止のため、直ちに万全の対策に取りかかられることを強く要望するものであります。(拍手) 総理、あなたは施政方針演説で、ことし一九八五年の歴史の流れの節目としての意味について語りましたが、日本国民にとって忘れるわけにいかないのは、総理があえて触れなかった問題、ことしが広島、長崎被爆四十周年の年に当たるということであります。四十年前の八月、広島と……
○不破哲三君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、中曽根総理に質問いたします。 まず最初に伺いたいのは、核戦争阻止、核兵器廃絶の問題であります。 総理は、施政方針演説の中で、「このかけがえのない地球を死の天体と化し得る」核兵器の危険性について言及し、「新しい地球倫理」なるものの柱の一つにも、核兵器廃絶の課題を挙げました。これが演説を飾らんがための美辞麗句のたぐいではなく、核戦争の危険をはらんだ核軍拡の現状を真剣に心配しての言明であるならば、求められるのは、この課題の達成を目指す被爆国日本の政府にふさわしい行動であります。 昨年来の米ソ交渉は、一月の外相会談で、あらゆる領域からの核兵器の……
○不破委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、内外の国策上の、国政上の重要問題について、総理及び関係閣僚に質問したいと思います。 まず最初に、田中・ロッキード問題について伺いたいわけですけれども、中曽根総理は、昨年の総選挙の後の総裁声明で、いわゆる田中問題のけじめが明確でなかったことを反省をし、それからまた、いわゆる田中氏の政治的影響を一切排除することを含むいわば公約を声明の中で述べました。一月十七日の党首会談の際に、私から、この総裁声明は党内に向けたものかあるいは一般国民に向けたものかと質問したのに対して、たしか総理は、両方に向けたものだと答えられました。そしてまた、一般国民に対するこ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。