小沢和秋 衆議院議員
37期国会発言一覧

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このページでは小沢和秋衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院37期)

小沢和秋[衆]本会議発言(全期間)
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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 衆議院本会議 第3号(1984/12/19、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢和秋君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国民年金法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手)  この法案が、現在だけでなく今後数十年に及ぶ国民の年金水準、負担等を決定する重大な内容のものであるにもかかわらず、政府・自民党は、まだ審議開始後わずか三週間にもならぬ今日、スライド分の年内成立を口実に、十分な審議もせぬまま採決に持ち込もうとしております。私は、まず、この暴挙に対し心からの怒りを込めて抗議するものであります。(拍手)  また、この機会に申し上げます。我が党は、スライド部分の年内支給は当然と考えていますが、それは二%でなく四・四%とすることを強く要……

小沢和秋[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院37期)

小沢和秋[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 社会労働委員会 第5号(1984/04/03、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 久しぶりに古巣の社労でやらしていただきます。よろしくお願いします。  初めに、時間もありませんから、春闘の問題で二、三簡単にお尋ねをしたいと思います。  ここ数年まともな賃上げがほとんど行われてこなかったために、労働者の生活が急速に苦しくなっていることについては、先ほどからいろいろな角度で指摘をされました。特に税金あるいは社会保障費などがふえてきておりますために、経済企画庁が出しております国民生活白書などを見ましても、昭和五十年から五十七年までのこの期間に、実質任意可処分所得がわずか八百円、毎年百円玉が一個ずつしかふえておらない、こういうような深刻な状態も明らかにされておるわ……

第101回国会 社会労働委員会 第11号(1984/05/08、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 政府関係者の皆さん、大変お疲れさまだと思いますけれども、私は最後のバッターでありますので、ひとつ要領よく、元気を出して答弁をお願いしたいと思います。  まず初めに、雇用保険法提案の背景として、雇用失業情勢の構造的な変化ということが言われております。このことについて一言お尋ねをしたいと思うのです。  これは大臣にお尋ねしたいと思うのですが、失業者はここ数年急速にふえ続けて、三月の総理府労働力調査によりますと、完全失業者が百七十八万人、対前年同月比六万人増、完全失業率三・一%に達しているわけであります。我が国の失業情勢は、この数字を見ましても極めて深刻だと思うのです。特に五十八年……

第101回国会 社会労働委員会 第13号(1984/05/10、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 私は、関連質問でありますので、日雇労働者健康保険の問題に絞ってお尋ねをしたいと思うのです。  今回の改正で、日雇健康保険の赤字対策として、政府管掌の健康保険にこれを吸収するということになりました。これは私はやむを得ない措置だと思うのでありますけれども、考えてみれば、もともと日雇い労働者は収入が低いし、また中高年齢者が多い、もともとこういうような人たちだけの集団では、幾ら努力をしても収支が相償うような保険の運営ということはできなかったのじゃないだろうかと思うのです。こういう人たちだけの保険をつくってここまで赤字を大きくしてしまったということについては、私は政府にも大きな責任があ……

第101回国会 社会労働委員会 第30号(1984/08/01、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに、大臣にお尋ねをしたいと思うんです。  今回の年金制度改革の目的は、本格的な高齢化社会の到来に備え、公的年金制度を長期にわたり、健全かつ安定的に運営していくための基盤を確保することにあるというふうにされております。しかし、そのために具体的にどういうことをやられるのかということを見てみますと、結局のところ、国民年金もあるいは厚生年金もともに物すごい保険料の引き上げであり、あるいは給付水準の切り下げということになっておるわけですね。これは健康保険や雇用保険などの改悪とあわせて、国民には到底耐えがたい生活への直撃ということになるのではないかと思うんです。  私は、その中でも一……

第101回国会 社会労働委員会 第34号(1984/11/20、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 きょうは、私は、来年度予算編成の中で今大問題になっております、地方自治体への高率補助一割カットの問題を中心にしてお尋ねをしたいと思います。初めに自治省の方にお尋ねしたいと思います。  補助金の率は一般的にどういう考え方で決められるのか。私の考えでは、国としてどうしても全国の自治体にやらせなければならないと重視しているような事業ほど補助率を高くするような傾向になるのではないかというように考えますが、この点いかがですか。
【次の発言】 しかし、だれが考えてみても、国として積極的に推進したい事業については、地方が財政力がなくてもやれるようにということで高くなる傾向になることは私は否……

第101回国会 商工委員会 第2号(1984/03/02、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに、経済運営上の基本的な問題で長官に二、三の点をお尋ねしたいと思います。  長官は、今までの所信表明などの中で、日本経済が順調に回復しているという認識を示されております。むしろこの機会に大きく経済成長をさせれば財政危機なども打開するチャンスにすることもできる、そういう大変楽観的な認識を表明されているようでありますけれども、私は、景気が潤おっているのは輸出関連の大企業などを中心にしての話であって、中小企業や労働者などには相変わらず厳しいということについては、先ほどからいろいろと言われてきたとおりだと思うのです。特に、中小企業の倒産について言うなら、五十八年は年間史上最高とい……

第101回国会 商工委員会 第3号(1984/03/23、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 きょうは、新日鉄が最近発表した第三次合理化計画の問題を中心にお尋ねをしたいと思います。  新日鉄は、周知のとおり日本鉄鋼業界のリーダーであるだけでなく、世界一の鉄鋼メーカーでもあります。この企業が釜石の二号高炉、室蘭の大型、広畑の大型、堺の熱延などの吸収を含む大合理化計画を打ち出し、これに伴って二千四百名もの出向、配転などを打ち出したということは、我が国の社会全体、とりわけこれらの製鉄所がある地域に深刻なショックと不安を与えております。私は、このような労働者、中小業者、また地域に一方的な犠牲を押しつける今回の合理化を絶対に容認することはできないと考えております。  そこで、ま……

第101回国会 商工委員会 第4号(1984/03/27、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 まずお尋ねしたいのは、先ほどから中小企業の輸出ということがいろいろ議論されております。私も中小企業の輸出を大いに振興しなければならないと思いますけれども、実際には輸出の中で占める中小企業の割合というのは、かなり小さなものなんじゃないかというふうに思うのですよ。先ほどからいろいろ議論になっているその数字というのは、いわゆる中小企業基本法などで言われている中小企業、つまり資本金一億円以下というような概念とはちょっと違った中小企業という概念をつくって、それで議論をしているために、常識的に我々が考える中小企業の輸出のウエートから見ると、大分違った話が議論されているような気がするのです……

第101回国会 商工委員会 第8号(1984/04/04、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに大臣に二、三点お伺いをしたいと思うのです。  提案理由では、機械類信用保険事業の今後の事業量の増加などに備えて、体制を強化するために今回の中小企業信用保険公庫への移管を行うということになっておるようですけれども、それならば国の直営のままで強化をするということも考えられるわけであります。しかも移管先が全国に支店も出張所もない中小企業信用保険公庫で、これからそういう体制をつくっていくのだということになると、なおさら何でそういうことをやってまで移管をしなければならないかという疑問に突き当たらざるを得ませんし、だから先ほどから議論されておるように、臨調で特別会計の新設を抑制され……

第101回国会 商工委員会 第9号(1984/04/11、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに二問ほど大臣にお尋ねをしたいと思うのです。  今回の改正の対象になっております組合法や団体法を初めとして、中小企業基本法など、いろいろな法律に基づいて政府としては今日まで鳴り物入りで中小企業対策を進めてきたわけですけれども、現在どういう状況か。これは私が多く語るまでもなく、戦後最大の中小企業倒産、あるいは大企業に比べて付加価値生産性などが大きく立ちおくれている、こういったような経営難がだれの目にも見える状況だと思います。一体、いろいろ施策を講じてきたにもかかわらずこういう状況であるのはなぜか、この点について政府としてどのような反省をお持ちかということをまずお尋ねしたいと……

第101回国会 商工委員会 第10号(1984/04/13、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに、前面私が新日鉄の合理化の問題で質問をいたしましたときに、十分意を尽くさなかった問題がありますので、労働省の方お見えになっていると思いますので、お尋ねをしておきたいと思います。  今いわゆる社内配転などと並んで大量の出向が各地で発生して、これが大きな職場の不安や不満を引き起こしているわけであります。この点について、前回労働省としての指導を要請しましたところが、そういうことがあるとは承知していないというようなお答えであります。その後、私、労働省が毎年発行しております白書をひっくり返してみたのですが、その中でも雇用調整の手段として出向が行われているというようなことは書いてあ……

第101回国会 商工委員会 第11号(1984/04/17、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 共産党の小沢でございます。きょうは御苦労さんでございました。私が最後ですので、もうしばらくお願いをしたいと思います。  最初に、竹内参考人にお伺いをしたいと思うのですが、先ほどから多くの参考人の方々が、役務を外されたことは大変残念だということで皆さんおっしゃっておられる。私もそう思うのです。そこで、せっかく答申には盛り込まれたのになぜ外されたんだろうか。一体答申までに至る論議でその辺はどの程度詰まった議論になっておったんだろうか。私は、大体はいけるということになって答申に盛り込まれたんじゃなかろうかと思っていたのですが、その辺ぜひ御説明願いたい。いかがでしょうか。

第101回国会 商工委員会 第12号(1984/04/18、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに大臣に二問ほどお尋ねをしたいと思います。  我が国の割賦販売は昭和四十八年に年間取扱高が四兆三千六百二十二億円でありましたが、十年後の五十七年には十三兆五千八百七十八億円へと三倍以上に急成長を遂げ、民間最終消費支出の八・六%を占めるに至っておるわけであります。  我が国の経済がかつての高度成長力を失い、勤労者の収入が伸び悩む中で、多くの企業が市場を拡大するために割賦に力を入れた結果、こういうことになってあらわれたわけでありますけれども、私は、これはいわば将来の購買力を先食いをするということになるのであって、経済としてもこのような手段に頼って成長するということは健全な状態……

第101回国会 商工委員会 第17号(1984/07/06、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 まず、現在の景気の問題ですけれども、大企業が最近記録的な業績の回復を見せておる。三月期の決算で申しますと、税引きの利益が七六・九%もふえておるというようなことが言われておるわけでありまして、全体として景気が回復しているということは言われますけれども、ところが、これと非常に対照的だと思うのは中小企業の状態だと思うのです。五月度も千九百六十五件という史上最高の倒産件数を記録しておるわけでありまして、十七カ月間続いて前年同月を倒産件数は上回る、こういうような残念な事態であります。  このことについて東京商工リサーチの「特報」によりますと、倒産件数多発の理由として、現在の景気回復が輸……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1984/03/16、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 今回の中間報告によりまして、会社があの火災現場のベルト当番などを事実上なくしておったなど非常に重要なミスがある、これは明らかに会社の責任であるということが言われておると思いますけれども、私は同時に、ここまでいわば会社の保安サボを許してきたといいますか、会社を甘やかしてきた行政の責任も重大だということをきょうは申し上げたいと思います。  時間も余りありませんので一つの問題に絞ってお尋ねをしたいと思うのですが、今回の事故発生の直後に、会社が下請である三栄工業の労働者七名を入坑させたということがあります。このことについては初め当局は全くそんなことはあり得ないと言って言下に否定をされ……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1984/04/20、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 まず最初に伊木参考人にお尋ねをしたいと思います。  今回の中間報告を私も見せていただきまして、全体としては大変よくわかる中間報告だというふうに受けとめております。そこで先生に端的にお尋ねをしたいと思うのですが、今回の大災害というのはある意味で非常に単純な事件じゃないか。つまりあの九番、一〇番のベルトあたりにいわゆるベルト当番と言われるような人がきちんと配置をされておったら、それで起こらなかった、そういう意味では全くの人災だというふうに私などは考えておるのですが、先生もそういうような御認識かどうかお尋ねしたいと思います。

第101回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1984/05/09、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 私が最後ですから、ひとつ頑張って、よろしくお願いしたいと思います。  きょうは鉱害復旧の問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。  臨鉱法が延長されてからもう三年たつわけでありますけれども、先ほどからの議論でも五十七年が七百億、五十八年度が同じく七百億、ことしも大体七百億というような工事予算で横ばいをしておる。マイナスシーリングというようなことが言われている中で、鉱害予算については、私も大蔵省に押しかけていって談判した口ですけれども、多くの人たちのそういう努力でとにかく横ばいになったということ、そのこと自体は私は評価すべきだと思っております。しかし、金額的な横ばいということで……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1984/07/11、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに大臣にお尋ねをしたいと思うのです。  この二カ月余りの間に、鉱害ボスとかあるいはこれと癒着する一部の職員の逮捕などが進みまして、私たちはこの機会に徹底的にうみを出し、本当に効率的で公正な鉱害復旧行政が推進されることを心から願っておるわけであります。  これに関連して、一部に、いわゆる下級職員が圧力に負けて順位などを変更したのだというような幹部の職員の方の発言なども報道されておりまして、組合なども非常に反発をしておるということが報道されております。私も、筋からいっても、大体上の方ほど今度の事態については責任を感じなければおかしいんじゃないかと思うのです。現に、上の方が直接……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1984/08/02、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに法務省に、有明鉱の大災害のその後の捜査状況についてお尋ねをしたいと思うのです。  五月十一日に、この大災害の遺族の方と弁護士の方々が連名で会社の最高責任者を告訴、告発をされております。これは福岡検察庁で受理していると思いますが、その後これに基づいてどのような捜査が行われているかということをお尋ねします。
【次の発言】 この告訴、告発状を私もざっと読んでみたのですけれども、非常に重要なことを指摘していると思いますので、そこのくだりだけちょっと読み上げてみたいと思うのです。「これまで繰りかえされてきた炭鉱大災害の刑事責任追及は、災害が炭鉱経営者の利潤第一主義と保安無視の経営……

第101回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1984/11/08、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 私は、去る九月二十八日に発表されました三池炭鉱の坑内火災事故についての調査委員会報告を中心にしてお尋ねをしたいと思います。  今回の報告書によりますと、一〇番ベルトの第三号キャリア台の内側スタンド二本が腐ってフレームから外れ、その一本がローラーと激しく摩擦して発熱し、このため周りに堆積していた落炭に火がつき、これが調量門など周辺に燃え移ってこういう大災害になったというふうに推定されております。  これが事実であるとすれば、事故原因は驚くべき初歩的また基本的なものだということになるのではないかと思うのです。このスタンドは断面積が七センチ四万のものだというふうに新聞に載っておりま……

第101回国会 逓信委員会内閣委員会地方行政委員会商工委員会物価問題等に関する特別委員会 第1号(1984/07/17、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 最初に郵政大臣に一言、基本的な点についてお尋ねをしたいと思うのです。  なぜ電電の民営化をし、いわゆる新規の参入を認めて競争をさせるのかということです。我が党は、情報技術が高度化をしていくことは当然のことだと思いますし、国民生活に大きな影響が及んでくることは重要なことだと思っております。そうであればなおさら、今の公社のような経営形態こそが公共性を保障していくために必要ではないかと私、考えるわけです。一番基本的な点ですから、今まで何遍も議論したと思いますけれども、もう一遍お尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 もう二音大臣にお尋ねしたいと思うのです。  今大臣は、電話中心……

第101回国会 予算委員会 第7号(1984/02/18、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 私は、一月十八日に起こりました三井三池有明鉱の大災害の問題についてお尋ねをしたいと思うのです。  御存じのとおり、この大災害で八十三名のとうとい生命が奪われたわけであります。昭和三十八年に、この三井三池では戦後最大の災害が発生いたしまして、四百五十八名の方が犠牲になられたわけでありますけれども、その同じ三池でまたもこのような大災害を引き起こしたということについて、私は、会社、またこの監督の責任のある政府に対して厳しい怒りの抗議をしなければならないと思うわけであります。  私は事故直後に大牟田に飛びまして、その後、党の有明鉱の災害対策本部長にもなりまして、この大牟田には前後四回……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 社会労働委員会 第2号(1984/12/06、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 今日、いわゆる高齢化社会を迎えまして、老後保障を確立するということは最大の政治課題になっており、その中心的な問題は年金問題ではないかと私は思っております。こういう立場から、今回のこの年金法案を私たちは非常に重視しておるわけでありますけれども、調べてみればみるほど、現在と未来のすべての国民に非常に深刻な打撃を与えるような内容になっております。それだけに、私たちとしては、これについても十分な審議を尽くさなければならないということを主張してまいったわけであります。 ところが、スライド制の問題あるいは障害者の関係の改善を急ぐというようなことで、十二月一日に通常国会を急いで召集して、こ……

第102回国会 社会労働委員会 第5号(1984/12/18、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 今まで論戦を行ってまいりましたその経過に基づいて、幾つか締めくくり的にお尋ねをしたいと思います。  一つは物価スライドの問題であります。私たちは、苦しい年金生活を続けている人たちの年金が実質的に目減りをするような事態は許されないということで、四・四%の引き上げを繰り返して主張してまいったわけでありますけれども、残念ながら二%ということになりました。前回も私は、その二・四%の積み残しをどうするのかということをお尋ねしたのですけれども、どうもはかばかしい御返事をいただけなくて、その後の論戦を聞いておっても、結局これは、下手をすれば半永久的にこのままという状態になるのではないかとい……

第102回国会 社会労働委員会 第7号(1985/02/26、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 私はきょうは労働時間短縮の問題を中心にしてお尋ねしたいと思います。  大臣も労働時間短縮の重要性については、その重要性、緊急性に触れられております。今日まで労働省はその立場から、六十年、つまりことし二千時間を達成して国際水準に近づけるということを目標にして努力をしてこられたわけであります。  現在、その結果がどうなっているか、今実労働時間が一番注目を浴びておりますので、この実労働時間でここ数年の推移をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 今言われた数字でも、五十八年、九年とふえておるということがはっきりしております。  私は、五十八年二月の当委員会で、労働省の現在の行政指……

第102回国会 社会労働委員会 第9号(1985/03/26、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 まず初めに、春闘のことで一言大臣にお尋ねしたいと思うのです。  春闘十連敗というようなことが言われる中で、ここのところ賃金が余り上がらないのに税金や社会保険料がどんどん上がり、住宅ローンや教育費がかさむ、労働者の生活がそのために非常に厳しくなってきていることは先ほどから指摘されているとおりであります。  一方、多くの企業が近来にない利益を計上しておる、また国際的にも輸出依存型の景気に日本が依存しておって、内需については、それを拡大するためにさっぱり力を入れていないということが非難を浴びる、こういうような状況もあります。  私はこういうような状況をいろいろにらんでみると、ことし……

第102回国会 社会労働委員会 第10号(1985/03/27、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに大臣に質問をいたしたいと思うのですが、今回の法改正の目的が、技術革新の進展、それから高齢化社会の到来などの変化に対応して、生涯を通じての労働者の職業能力の開発、向上を図ることだというふうにされております。一般的、抽象的にはこういうことは考えられると思うのですが、それでは具体的にこの改正によってどこがどういうふうに変わってくるのか、一番変わるのはどこかという点であります。  私なりに法律を勉強して理解をしたことは、これからは原則として、すべての事業主に職業能力開発計画というのを立てさせて、その推進者を置いて、それを強力に推進していくことが中心になっていく、国や自治体はそれ……

第102回国会 社会労働委員会 第15号(1985/04/16、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 初めに大臣にお尋ねしたいのですが、これは先ほどからも問題になっておりますけれども、戦後、職安法四十四条や労働基準法六条などによって労働者供給事業とそれによる中間搾取が禁止されておるわけであります。今回のこの労働者派遣事業法はそれを根本的に覆して派遣事業の名でこの供給事業を公認し、中間搾取を野放しにするという結果になるのではないかと考えますが、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 私も、ME化の進展とかあるいは高齢化などによって労働市場が大きく変わってきている、これに対応して雇用の安定や拡大を図っていかなければならないということは一般的にはまさしくそうだと思うのですが、それは……

第102回国会 社会労働委員会 第16号(1985/04/18、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、児童扶養手当法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  我が国の児童福祉の基本理念は、児童福祉法で定めたとおり、児童が心身ともに健やかに生まれ、かつ育成される権利を有し、すべての児童がひとしく生活を保障され、愛護されることにあります。国や地方公共団体の責任、児童に関する法令もすべてこの基本理念にのっとって策定され、運用されるべきことは言うまでもありません。  児童扶養手当法もまた、この基本理念の具体化として制定されたものであります。特にその対象が、現行法第一条、目的で、父と生計を同じくしていない世帯にまで広げられていることはその核……

第102回国会 社会労働委員会 第17号(1985/04/19、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 きょうはどうも御苦労さまです。  最初に高梨参考人にお尋ねをしたいと思いますが、この新しい労働力需給システムを認めることが全体として雇用量の増大をもたらすのかどうかということです。  今のように各企業とも人減らしに必死になっておるときにこのシステムを認めるということになるとどうなるか、私も幾つか調べてみたのですけれども、正式社員である女子の事務職などというのを抱えておくとコストが高くつくというので派遣労働者に切りかえていった方が安い、こういう動きを促進しているように思うのです。だから、全体として雇用量が伸びるのではなく、結局そういう動きが今華やかに伝えられているというだけのこ……

第102回国会 社会労働委員会 第18号(1985/04/23、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 前回、私が新日鉄で一九七八年以来日産、トヨタ、ダイハツ、三菱あるいはいすゞなどの自動車メーカーに延べ一千名以上の労働者を派遣しているということについて質問いたしました。ところが、このときは局長は「業として」ではないという見解を表明されて、この話が余り煮詰まっておりません。そこで、もう一遍このことについてお伺いをしたいと思うのです。  まず、この新日鉄がやっている行為は今度の法律の二条の定義で言う派遣に当たるのかどうかということをはっきりさせていただきたいのです。きのうは私、ちゃんと質問をとりに見えた方に資料も一式差し上げてあります。これを見ると、労働協約で第五十四条で「会社は……

第102回国会 社会労働委員会 第19号(1985/04/25、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 ただいま議題となりました国民年金法及び特別児童扶養手当等の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本共産党・革新共同を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  政府案は物価スライドの率を三・四%といたしておりますが、積み残し分も含め、この間の物価上昇が四・八%あったことを考えますと、年金額は実質的な目減りを余儀なくされることとなります。年金に老後生活の大半を頼って暮らしている老齢世帯にとっては、年金水準の維持は最低限ぎりぎりの切実な要求であります。  本修正案の趣旨は、この要求にこたえ、年金額の実質水準を維持すべく物価の上昇率どおりの年金物価スライド……

第102回国会 社会労働委員会 第20号(1985/05/14、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 政府部内で労働者派遣事業が問題になってから既に七年以上たつわけであります。戦後の労働法制の根本的な転換を含むこの法案が、今日まで、形の上ではきょうを含めますと四回審議されたことになりますけれども、実際には十数時間、その中には関連質問なども相当あって、まだまだいろんな問題が解明されないままにきょう大詰めというような事態を迎えていることは、私は甚だ残念に思うわけであります。  質問を具体的に申し上げますが、まず第一は、職安法の四十四条でこれまで労働者供給事業が禁止されてまいりましたが、その一部を派遣事業として公認することになるわけであります。  その正当化のために、戦前のような非……

第102回国会 社会労働委員会 第21号(1985/05/21、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 時間もありませんので、三問まとめていたしますから、後でお答えをいただきたいと思います。  初めの一問目は、これは大臣にお答えを願いたいのでありますけれども、日本経済の発展につれて事業所数あるいは労働者数ともどんどんふえてきた。その一方、雇用問題は高齢化とかME化などによって非常に複雑で深刻な様相を呈してまいったわけであります。ところが、これに対する労働基準監督署あるいは職業安定所の対応する状況はどうかということを見てみますと、先ほどからも言われておりますように、署の数としてもほとんどふえず、あるいは職員数は毎年確実に減らされてきているという状況であります。  その結果、いわゆ……


小沢和秋[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院37期)

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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1984/07/04、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 公述人の皆さん方には、大変御苦労さまでございます。  初めに、内山さんにお尋ねをしたいと思うのですが、二点あります。  一つは、健康保険の本人も家族も含めて全体を同じ水準にしていくことが改善だというような考え方がしばしば問題になるわけですけれども、八割というようなところで合わせるとすれば、これは本人と家族を合わせると現在既に八八%というような点から見ても、改悪にしかならないことは明らかですし、九割でもどうかというふうに私は思うわけです。こういうような中で十割を崩すということは、ほかの方はアップするからというようなことは言われながら、今のような財政事情の中ではそれは結局のところ……

第101回国会 逓信委員会大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1984/07/18、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)委員 最初に郵政省の方にお尋ねをしたいと思うのですが、日本電信電話株式会社法の附則、つまり会社の設立について定めている第三条の四では、「株式に関する商法第百六十八条ノ二各号に掲げる事項は、定款で」定めるということになっております。  そこでお伺いしますが、二号の株式の発行価額は幾らにするのか、それから三号の「株式ノ発行価額中資本二組入レザル類」、すなわち資本準備金は幾らになるのか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 その点はわかりました。  では、次にお尋ねをしたいと思うのです。これは大蔵省の方にお尋ねをしたいのですが、政府は今まで電電公社の利益金に目をつけて、昭和五十六年度以……

第101回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本共産党・革新共同)

○小沢(和)分科員 私は、国立大学等における技術教育の充実、特にきょうはコンピューター関係の教育の振興の問題に絞ってお尋ねをしたいと思います。  近年、コンピューターを中心に情報革命と言われるような技術革新が物すごい勢いで進んでいるわけであります。これを反映して各大学には、大企業はもちろん中小企業からもコンピューター関係の人材に対する求人が殺到して、その専門の学科を修めた人はもちろん、少しでも関係がある部門の卒業生は奪い合いになっているという話を聞くわけでありますが、まず、その実情がどうかということについてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 私の質問をよく聞いてもらわぬといかぬと思うので……



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