このページでは塩川正十郎衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(塩川正十郎君) 再就職される方の御家庭におきまして、転入学は非常に重要な、かつ深刻な問題でございます。このために、昭和五十九年におきまして、文部省から都道府県教育委員会に対しまして、可能な限り転入学試験の実施回数をふやす、あるいはまた特別定員枠を設けるというような通知をしておるのでございます。さらに、ことしになりまして、その実施状況等を精査いたしております。また、五十九年におきまして、そのときに欠員のある場合に限らず、教育上支障がない場合にはできるだけ転学を許可するようにという措置をとっておるところでございまして、そのための所要の制度の改正も行ったところでございます。 また、国鉄……
○国務大臣(塩川正十郎君) 統廃合の対象となります療養所に併設されております養護学校、この児童生徒の問題は重要でございまして、この点につきましては、生徒の教育に支障がないように教育委員会並びに養護学校当局と病院あるいは療養所との間で鋭意協議をしておる次第でございまして、なお、この問題につきましても文部省としては重大な関心を持ち、積極的な話し合いを進められるようにいたしておるところでございます。 なお、療養所等が万一統合されるというような事態になったといたします場合には、この児童たちは長期にわたって療養しなければならないものでございますので、その点についての配慮も十分いたさなければならないとい……
○国務大臣(塩川正十郎君) 私に対する御質問は、官庁とか金融機関が週五日制を実施するならば、学校もそれに引き続いて週五日制を実施すべきである、こういうことでございます。 この問題につきましては、先ほど総理の答弁の中にもございましたが、まず、学校の中におきましては、授業時間の総数をどのようにして確保するかということと、教育水準を落とさないようにしなければならないということが一つございますことと、さらには、先生の勤務形態が変わってまいりますので、この確保を十分にいたさなければならないなど学校運営の問題がございます。さらには、生徒が日曜日以外にさらに一日休むということでございますので、これに対応い……
○塩川国務大臣 まず、臨時教育審議会の答申をどのように受けとめるかという御質問でございますが、私は、臨時教育審議会の答申と文部省が従来からとってまいりました学校制度を中心とした教育体系の改革、これをうまくマッチして、より立派な改善案を作成いたしたいというのが念願でございます。 文部省は、百数年にわたりまして、学校制度を中心とした教育体系の整備に鋭意努力してまいりました。しかし、顧みますと、この改善案はやはり現場中心になっておったように思うのでございます。それなりの努力を積み重ねてまいりましたけれども、社会の進歩というものは、特に技術革新を中心として世の中の生活あるいはまた社会のあり方に相当激……
○塩川国務大臣 このたび、文部大臣を拝命いたしました塩川正十郎でございます。 教育、学術、文化の振興を図ることは、国政の基本であると考えております。また、教育改革は政府の重要な課題であり、これに対する国民の関心と期待には極めて大きいものがございます。私といたしましては、持てる力のすべてを傾注して、これらの課題に取り組む所存であります。 当委員会の御審議の趣旨を体し、文教政策を進めてまいりたいと考えておりますので、委員長並びに委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げます。 おくればせでございますが、以上、就任に際してのごあいさつにさせていただきます。(拍手) 第百七回国会におきまして、文……
○塩川国務大臣 私は余り難しいことはわかりませんけれども、しかし、日本人は、その子弟の教育というのにはもうあらゆる時代を通じまして非常に熱心に取り組んでまいりました。特に江戸時代以降、明治、大正、昭和と、それぞれ藩あるいは国あるいは地方自治体が懸命にその子弟の養成ということに取り組んでまいりました。でございますから、日本は非常に教育熱心な国だと私は思うております。 しかし、時代の変遷に伴いまして教育の内容も違ってまいりましたし、また、教育に求めるところの人間像というものも時代時代によって相当変わってきておることも事実でございます。特に戦後になりましてからは、日本は、要するに今までの日本民族固……
○塩川国務大臣 大学入試問題につきましてきょう閣議がございまして、その閣議の後、私と総理大臣と相談いたしまして、私から総理大臣に報告をし了解を求めたことがございますので、それを私のメモによりまして、ちょっと早口でございますが、これを先に読ませていただいて、その後、状況を説明させていただきたいと思います。 一 昨日十一月二十七日木曜日大学入試改革協議会が開催され、新しいテストの実施時期について協議が行われた。 二 この協議の結果、新しいテストの実施については、@六十四年度入試からの実施は、現在高等学校一年生に在学中の生徒に係ることであり、混乱のないように取り進めることが必要であること、A各大学等……
○塩川国務大臣 お尋ねの件は学校事務職員並びに栄養士の国庫負担制度の問題だと思うのでございますが、この点につきましては、私は再三この委員会等でお答えを申しておりますように、この両職員につきましては今や学校運営上の基幹職員として我々もこれを重視しておるところでございますし、したがってこの制度を維持することは当然のことだと思っております。 つきましては、昨年十二月のたしか二十一日であったかと思うのでございますが、予算編成時におきまして、自治、大蔵大臣の両方の間で、国庫負担制度等に関する全般の問題でございますが、補助金等も入れまして、国と地方との関係は現状、つまり昨年の予算編成時において決定したこ……
○塩川国務大臣 御承知のように第一次、第二次と答申が出てまいりまして、その答申の出る前に経過報告その一、その二、その三と出てまいりました。まだ最終的な答申が出ておりませんので、臨教審のおっしゃっておられる教育改革の全体を把握することはできませんけれども、我々としては臨教審に対してこういう考えを持っております。 今まで長年にわたりまして文部省は教育の現場を中心にして改善を進めてきましたけれども、今日の社会の変革というもの、これはそれを飛び越えて非常に早い勢いで変化してきておる、その場合、社会人が見た教育改革はどうあるべきかということを臨教審がとらえて改革の提案をしておられる、こう思うております……
○塩川国務大臣 私は思いますのに、どうも日本人というのは国際的な対応が受信型で、受ける方は何ぼでも受ける、しかし自分の意思なり思うておることを外へ伝える方法が下手であった、私はそういう感じがしておるのであります。したがいまして、これからの国際社会に向かっていくについて、もちろん義務教育は当然でございますが、そういう外の方との、いわば信頼をされる、そして正義感を十分に認識していただける、そうして物事を処するに正直である、そういうことを十分に心得て外とつき合うという、そういう人間の養成が大事だと思うております。 したがいまして、これからの徳目教育の中におきましてもそういうものを十分に盛り込んで教……
○塩川国務大臣 総理の前にちょっとお答えいたしますが、御指摘のように、最近の厳しい財政状況でございますので、文化に関する予算というものは伸び率が停滞しておることは事実でございますが、しかし、六十一年度におきまして約三百六十数億円予算計上いたしております。これを外国と比べるというのは外国の制度とかあるいは行政の仕組み、こういうようなものが違いますので、単純に私は比較することができないと思うておりますが、しかし、御承知のように戦後日本が文化国家の看板を掲げまして、それを一つの目標にやってまいりまして、今まで全くおくれておった諸施設はだんだんと整備されてきたと思うております。 つきましては、これか……
○塩川国務大臣 お尋ねのようにそういう事実がございまして、それにつきましては鋭意教育委員会とそれから父兄との間で話し合いをしていただいておることでございまして、できるだけ不就学状態がないように努めてまいりたいと思っております。
【次の発言】 時間がございませんので、我々協議してまいりましたことをきちっとまとめてまいりましたので、読み上げます。
各教育委員会において、心身障害児については、子供の可能性を最大限に伸ばす教育を行うことが重要であるという観点に立ち、医師等の専門家から成る就学指導委員会の意見を踏んまえつつ学校の指定を行うこととしておりますが、この指定に対して保護者の理解を十分得るよう……
○塩川国務大臣 プールを取り上げられまして、今補助対象事業のいわゆる足切り問題というのが出てまいりましたけれども、しかし地方団体としては、何としてもプールの建設をいたしたいということで、いろいろと建設事業の中のやりくりをいたしまして、その補助事業にのせてプールの建設をいたしておるところでございます。 今御質問いただきました点は、確かにそういうことが事実としてあることもございますが、しかし地方団体としてはそれをやはり自分の学校の運営上どうしても建設いたしたい、やりくりをし、建設費の中でそれを操作して建設には支障ないようにやっておるという状況でございます。
○塩川国務大臣 芸術祭賞の御質問でございますけれども、これは御承知のように秋でございますね、一定の期間に参加作品を一定の決められた審査員で審査をする、同一の審査員でする、そこが非常に難しいところでございまして、その審査に当たっておる方は、実はほとんど東京に居住しておる方でございます。この方を大阪に移動させ、あるいはまた京都にというふうに分散をして審査をすることはなかなかできにくいという技術的な面がございまして、やむを得ず東京で審査を受けることになっておるというのが実情なんでございます。 それで、私も、大臣に就任いたしましてから、文化の地方分散を進めるためにこういうものは大阪でできないだろうか……
○塩川国務大臣 昭和六十二年度における農林漁業団体職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 農林漁業団体職員共済組合制度は、公的年金制度の一つとして、農業協同組合等の農林漁業団体の役職員を対象に年金の給付事業を行うものであり、もって、これら団体の事業の円滑な運営に資するとともに、農林水産行政の推進上重要な役割を果たしているところであります。 従来から、農林漁業団体職員共済組合法の年金の額につきましては、その実質的価値を維持するため、社会的経済的語情勢の変動に対応して、必要に応じ、適宜、改定措置を講じてまいりました。 ……
○塩川国務大臣 このたび、政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、国立大学の学部の設置、国立短期大学の新設等について規定しているものであります。 まず第一は、学部の設置についてであります。 これは、福島大学に行政社会学部を、三重大学に同大学の農学部及び水産学部を統合して生物資源学部をそれぞれ設置し、それらの大学の教育研究体制の整備を図るものであります。 なお、これらの新学部は、本年十月一日に設置し、昭和六十三年度から学生を入学させることとしております。 第二は、国立短期大学の新設等についてで……
○塩川国務大臣 第百八回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信の一端を申し述べます。 教育は国家百年の計であり、国家社会発展の基礎として、長期的展望のもとに、その充実に取り組んでいかなければなりません。 我が国の義務教育を中心とする教育水準は国際的にも高く評価されているところであります。しかしながら、今日、我が国の教育は、その量的拡大の中でさまざまな問題が生じてきており、さらに近年における科学技術の革新、産業構造の変化や情報化の進展、国際的な相互依存の深化等急激な経済・社会の変化に直面しております。 臨時教育審議会は、その発足以来、これらの課題を克服し、二十一世紀……
○塩川国務大臣 臨時教育審議会は発足以来約三年になりまして、この夏をもって一応の審議日程は終わるわけでございます。ちょうどその当時、斉藤さんも日本青年会議所の会頭をしておられまして、臨時教育審議会の委員としていろいろ貴重な意見を聞かせていただいたと思います。 私は、臨教審の意見というものは、今までの教育改革は学校を中心にした改革が多かったのでございますが、今度の臨教審は学校と社会とを結びつけて全生涯体制をとるということ、そういうところに大きな特徴があるように思っております。今後の教育の重要な一つの方向として、この実現に努力していきたいということでございます。
○塩川国務大臣 この件につきましては、実は過日、日本経営者団体連盟の大槻会長が辞任されまして新しく鈴木さんが会長になられましたが、その鈴木さんと専務理事とが表敬ということで私の大臣室へお越しになりまして、来年度の就職もスムーズにいくように日経連としても協力したいというお話がございました。その中で、私の方から、昨年九月におとりになりました日経運のあの方針というものは非常に結構でございますので、今後これを定着していただいて、就職の機会を公平に大学を卒業する者に与えてやってほしいということ。二番目の問題として、ついては、現在大企業の中では依然として指定校制をとっておるところがある、これは企業側があえ……
○塩川国務大臣 正式に記者会見いたしますときには、やはり正式の文部省としての方針を申しております。ただし、懇談で大臣個人としての意見はどうですかということを聞かれる場合がございまして、その場合は私個人としての意見として断って申し上げておる、こういうことであります。
【次の発言】 どうも投票日を、我々七月に投票いたしまして、そういうことで、どうもその四谷怪談のことはよくわかりません。
○塩川国務大臣 今回の入試制度の改正、御承知のように受験の機会をできるだけ多くしようということでございまして、そのことは、一つとして自分が入りたい学校を選べるという機会を与えたということになろうと思いまして、それはそれなりの効果はあったのでございますが、確かにこの恩恵を受けたのはよくできる学生だけであるということもよく言われておりまして、そういう点で、しかしチャンスを与えたということは事実でございまして、その意味で効果はあった。 しかし、第一回のことでもございましたので、ふなれなこともあったと思うのでございます。特に学校側からの、特に大学側からの情報が少なかったものでございますから、学生は自……
○塩川国務大臣 私は大体単純な方でございまして、わかりやすくしてもらうためには行政改革、財政再建、その枠内で内需拡大をやるという範囲がどの程度までできるのか、これはやはり明確にしてもらった方がわかりやすいということで、意見として申し上げたということでございます。
【次の発言】 ちょっと質問がわかりませんが、小学校、中学校で非課税というのはどういうことですか。
【次の発言】 もし教材として教科書なんか買う場合は非課税でございます。
○塩川国務大臣 教育の改革と申しますよりも、教育の事業というのは本当に息長く将来を見通してやっていかなければならぬことは当然でございますが、過去、明治以降ずっと見ましたら、文部省はその責任省庁として絶えず改革を試み、そしてそれを実行してまいりました。また戦後におきましても、教育の質的改革があったときにもいち早く諸改革、改善に着手してまいりました。その間、中央教育審議会を中心として各種審議会で、国民の合意を得ながら絶えず教育改革を進めてまいりました。しかし、お話にありましたように、余りにも急激な社会の変遷に対しまして教育をやはり別な角度から見直していく心要があるということになり、それが臨時教育審……
○塩川国務大臣 従来の大学政策と申しますのは、要するに大学がやっておりますいろいろな習慣だとか制度というものには、文部省の方から一部行政指導的なことはやっておりますけれども、しかしそれに介入することを極力避けてきております。この方針は依然として変わらないと私は思うのでございます。そういうことでございますので、従来は国立大学の審議会というものが一つございまして、そのほかに実は私立学校の設置基準等を決めます。そういう私立大学を対象とした審議会、この二つがあったと思っております。これらはいずれも、一言で言いまして物的なお世話をする、審議をするというところでございまして、大学の政策的な考え方と申しまし……
○塩川国務大臣 この問題につきましては、昨年同様、我々といたしましては、学校運営における基本職員であるという位置づけはちっとも変わっておりませんし、また予算折衝におきましても、昨年同様、これは堅持してまいりたい、こう思っておりまして、その気持ちにはいささかの相違もございません。
【次の発言】 木材を利用して人間の温かみを与えるということで、木材の建築が非常に注目されてきておりまして、先ほど助成局長が申しましたように、建築単価を同一にするとかいろいろな施策を積極的に進めておりますが、最近非常に喜ばれておる施設として、京都府に亀岡市というのがございます。そこの公民館は全部木造でやりまして、これが非……
○塩川国務大臣 先ほど来お話を聞いておりまして、高校生の中退がふえたということから非常に心配されておられますが、確かに最近はふえてまいりました。このふえてきた中身を割ってみますと、十一万四千人のうち、傘として多いのは職業専門学校の生徒の率が多いのです。人数では普通科が多うございますが、率では職業専門学校の方が多いのでございます。ここに不本意入学というのがございますが、これがなぜかということをもう少し私は掘り下げで検討していく必要があると思っておりまして、六十三年度にこれの本格調査をする予算を今要求しようとしておるところでございます。 この不本意入学が中途退学の一番中心的な理由になっておるわけ……
○塩川国務大臣 入学試験の問題で非常に批判を受けたことは事実でございますが、この入学試験全体を見ます場合に、理工科系は非常に理想的にできておった。二段階選抜ということも、その趣旨は生かされた。ABグループ分けも順当にいった。ただ問題は、法学部につきましては非常に曲がった、一方的でABの振り分けがうまくいかなかった、こういうところがございまして、これは大学にしばしば反省を求めておるところでございまして、引き続き求めよう、この改正に努力しようとしております。 それから大学の閉鎖性、これは私も確かにそう感じておりまして、それを改めるために大学の評価制、教授の評価制、これを導入いたしたい、そして人事……
○塩川国務大臣 学校周辺にはそういう悪い環境のものが建たないように規制もあるのでございますが、なお教育委員会に厳重に申しまして、そういう環境を悪化しないように努力させます。
【次の発言】 なかなかいいアイデアだと思いまして、さすがやはり就職問題、非常に関心を持っていただいて、学生を大事にしていただいて栄ります。感謝いたします。
そういう提案があったということを私は日経連の方なんかにもお伝えいたします。
○塩川国務大臣 おっしゃるように、十分な手当てはできておりません。特に住宅につきましては、留学生会館をつくるとか、あるいは最近におきましては経済同友会の会員企業の寄宿舎を提供してもらって、これで四百戸ほど確保するというようなことをやっておりますが、これからまず住宅の確保、これに全力を挙げていきたいと思っておりますし、同時にあわせて、私費留学生の授業料の軽減措置についても、これから取り組んでまいりたいと思っております。
○塩川国務大臣 臨教審の最終答申が出ておりませんのでこの問題について決定的なことを申し上げられませんが、私が聞いておりますのでは、恐らく臨教審はその方向で検討しておるという話を聞いておるのでございます。したがいまして、もし臨教審でこれが明記されてまいりましたら、当然教育課程審議会でも最終答申の中に盛り込まれてくると思いますし、そういたしますと、学習指導要領は当然変更しなければならない。それに伴いまして教科書もそれに沿った内容の教科書となることは当然でございまして、我々はそれを受けまして教科書の改正、さらには指導の実際のやり方等につきましても指導要領を決めていきたい、こう思っております。 さら……
○塩川国務大臣 このたび官房長官を拝命し、内閣官房及び総理府本府の事務を担当することになりました。 今後とも、誠心誠意職務の遂行に当たる考えでありますので、委員長初め皆様方の格別の御指導と御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。(拍手)
○塩川国務大臣 総理が申されましたように、一応各大臣の自主申告を聞くということでございますので、その上でのことにいたしたいと思っております。
【次の発言】 内閣の方ではそのように一応検討いたしますが、これは何も閣僚だけのことではございませんで、先ほどおっしゃっていますのは全国会議員のことだと思っております。したがいまして、全国会議員につきまして、実は各議員の実態も同時に調査をさせてもらいたい、こういうことでございまして、企業並びに労働組合あるいはその他公益団体あるいは宗教団体等全般にわたりまして調査をさせていただいてお答えをさせていただく、こう思います。
○塩川委員 きょうは私は、この予算委員会で総括的な問題について質問をいたしたいと思うております。 実はこの予算委員会も、今までも余りにも形式論的なことが多かったように思いますし、政治家同士の話としての予算委員会というのも割合に少なかったように思うのです。でございますから、どうぞ政府関係の諸大臣も、想定問答というものにこだわらず、政治家としての話をひとつしていただきたい、こう思いますので、冒頭ひとつよろしくお願いいたしたいと存じます。 まず最初に聞きたいのは、参議院選挙が終わりまして初めての本格的な臨時国会ということでございまして、私は、宇野内閣のときに臨時国会もいたしましたけれども、あれは……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。