塩川正十郎 衆議院議員
39期国会発言一覧

塩川正十郎[衆]在籍期 : 31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期-42期
塩川正十郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは塩川正十郎衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

塩川正十郎[衆]本会議発言(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 衆議院本会議 第25号(1990/06/11、39期、自由民主党)

○塩川正十郎君 私は、自由民主党を代表して、政府提案の消費税法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案並びに四野党の提出に係る消費税を廃止する法律案外三件について、総理大臣、大蔵大臣及び四野党の提出者を代表し伊藤議員に質問いたします。  まず、消費税を廃止する法律案等についてお伺いいたします。  御承知のとおり、先般の抜本的税制改革は、所得、消費、資産の間でバランスのとれた公平な税体系を構築するとともに、高齢化社会に対応すべく、大幅な所得減税、消費税の創設などを一体として実施し、簡素でわかりやすい税制を確立したものであります。  一昨年、抜本的税制改革を審議した国会において、社会党は、税制改革……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 衆議院本会議 第6号(1992/02/28、39期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員長】

○国務大臣(塩川正十郎君) 平成四年度の地方財政計画の概要並びに地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  平成四年度の地方財政につきましては、最近における経済情勢の推移と地方財政の現状にかんがみ、おおむね国と同一の基調により、歳入面においては、地方債の抑制に努めるとともに、地方一般財源の所要額の確保を図り、歳出面においては、それぞれの地域の特性を生かした自主的、主体的な活力ある地域づくり、住民生活の質の向上のための社会資本の整備及び地域住民の福祉の充実などを積極的に推進するため必要な事業費の確保に配慮する等、限られた財源の重点的……

第123回国会 衆議院本会議 第15号(1992/04/02、39期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員長】

○国務大臣(塩川正十郎君) 松本さんにお答えいたします。  まず最初に、この法案の作成に当たりまして、地方の意見を十分聞いたかということでございますが、自治省は地方の意見を聞くのが専門でございますので、これはもう十分に聞いております。特に、知事会あるいは市長会との間におきまして意見の交換もしっかりとやっておりますので、そのように御承知いただきたいと思うのであります。  そして、具体的にどんなイメージを持っておるのかという、これはなかなか、この法案だけのことでは私はつかみにくいと思うのでございますが、知事会とか市長会とか、いろいろ相談いたしまして意見を聞いておりますと、最近はそれぞれの県におきま……

第123回国会 衆議院本会議 第22号(1992/05/12、39期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員長】

○国務大臣(塩川正十郎君) 私に対する御質問は二点ございました。  一点は、地方制度調査会が六十三年五月に提案いたしましたことに関し、今回の法案とどういう関係があるかというお尋ねでございます。  この地方制度調査会の提案は、「都市計画は市町村の事務とし、市町村が都道府県に協議して決定することとするとともに、都市計画区域、都市 計画の決定及び都市計画事業の施行に関する国の関与を廃止する。」という提言が出てきておるのでございます。都市計画については、これまでも市町村の権限拡大、国の関与の整理合理化に努めてきたところでございますが、今回の改正案におきましても、市町村の権限の拡大、すなわち、一つは、条……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 衆議院本会議 第3号(1992/11/05、39期、自由民主党)【政府役職:自治大臣・国家公安委員長】

○国務大臣(塩川正十郎君) 総理が懇切丁寧にお答えになりましたので私から答える必要はないと思うのでございますけれども、なお、御質問でございますので、ちょっと要点だけ申し上げます。  確かに、国税の落ち込みが反映いたしまして地方税も非常に苦しい状態になってまいりましたが、それでもなお、公共投資の基本計画であるとかあるいは高齢化福祉対策に必要な福祉事業の推進、あるいは地域整備事業等は積極的に進めていきたいと思っておりますので、御安心いただきたいと思うのであります。  それと、なお、よく言われますが、地方単独事業をやっていけばいいが、しかしそのことは地方団体に大きい負担を増すことになり、地方の財政が……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 衆議院本会議 第19号(1993/04/13、39期、自由民主党)

○塩川正十郎君 冒頭、昨日、徳仁親王殿下と小和田雅子さんの納采の儀が滞りなく行われ、まことにおめでたく、心から慶賀の意を表します。(拍手)  このたびの正式の御婚約により、御結婚の儀が六月の九日に行われることに相なりますが、お二人におかれましては、何とぞよき皇室の伝統を継承され、国の内外から親しまれ、幸せな御家庭を築いていただきますことを心から祈念申し上げます。(拍手)  公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定委員会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案、以上四件につきまして、趣旨とその内容の概略を御説明申し上げます。  まず、我が党が抜本的な政治改革を……

第126回国会 衆議院本会議 第20号(1993/04/14、39期、自由民主党)

○塩川正十郎君 堀込さんにお答え申し上げます。  まず、一連の政治改革の位置づけについてお尋ねがございました。  その中で、私はちょっとがっかりしたのでありますが、社会党さんが何でもかんでも反対されるのに、今回の政治改革については一緒にやろうという意気込みを示していただいた、私は非常にいいことだと思っておりました。ところが、この政治改革の位置づけを、地方分権だとかあるいは行政改革の、このレベルにおいて見ておられるということに対し、私は、非常な悲観を感じるものであります。そうではなくして、この政治改革、我々が今進めていこうとする政治改革は、長年にわたりました日本の政治のシステム、構造を変えようと……

塩川正十郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

塩川正十郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1991/11/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 このたび国家公安委員会委員長を命ぜられました塩川正十郎でございます。何とぞよろしくお願いいたします。  委員諸先生には、平素から交通警察行政の推進に格別の御理解と御協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  最近の我が国におけるモータリゼーションの著しい伸展は、産業経済活動や国民生活の向上に大きく寄与しているところでありますが、その反面、交通事故の多発、交通渋滞による都市機能の低下、交通公害による生活環境の悪化等、各種の弊害をもたらしているところであります。  ちなみに、本年の交通事故による死者数は、十一月二日には九千人を超え、三年連続して一万一千人を突破しようかという極めて憂慮……

第122回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1991/11/08、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 このたび自治大臣に就任いたしました塩川正十郎でございます。前任者吹田ナ君同様よろしくお願い申し上げます。  当委員会の皆さんには、かねてから格別の御高配にあずかっていること、この機会に厚くお礼申し上げます。  政治改革の実現が緊急かつ重要な課題となっている折、選挙制度及び政治資金制度を所管する大臣に就任し、その責任の重大さを痛感いたしております。この問題につきましては、既に各党間で政治改革協議会が設置され、協議が進められているところでありますが、各党の合意づくりに向けての格段の御尽力により、速やかに結論が得られますよう心から念願しております。このため、政府といたしましても、なし……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1991/11/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 総理の答弁の前に、私は当面の、国家公安委員会の委員長といたしまして、この問題につきまして、御質問ある機会に徹底的に再度調査するように命じております。  しかし、先ほども申しておりますように、内務省からの引き継ぎが一切なかったということが一つございますのと、それからその当時、国家警察と地方警察に分かれておりまして、それぞれ指令が別々に行っておるということでございましたので、そういう混乱の中で紛れ込んでしまっておるということを私たち思っておるのですが、しかし、おっしゃるように、こういう記録はやはり原本を大事にするということもございますし、できるだけいろいろなルートを通じて調査をして……

第122回国会 地方行政委員会 第1号(1991/11/19、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 このたび自治大臣、国家公安委員会委員長を命ぜられました塩川正十郎でございます。何とぞよろしくお願いいたします。  地方行政委員会の委員各位におかれましては、地方自治行政並びに警察行政の推進に常日ごろから格段の御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。  申し上げるまでもなく、地方自治は我が国民主主義政治の根幹をなすものでありますが、今日、選挙制度の改革を初めとして、ふるさと創生や地方分権の推進、地方財政の健全化だと、解決しなければならない数多くの課題を抱えております。また、国家社会存立の基盤であります治安の維持につきましても、内外の諸情勢はまことに厳しく、現在の治安水準を低下させ……

第122回国会 地方行政委員会 第2号(1991/11/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 政治改革につきましてお尋ねでございますが、先国会におきまして政治改革、一連の法案が御審議されましたのですが、与野党間におきますところの意見の相違が相当乖離しておりましたこと等がございまして廃案となってしまいましたが、私たちは、この審議未了、廃案となったことに対しまして、でき得れば継続して御審議いただきたいと思っておったのでございますが、これは国会がお決めになることでございますので、それを率直に私たち受けとめております。  つきましては、舞台がいわば国会というよりも政党間の話し合いの中に移ってきたことでございますので、ぜひひとつ政党間におきます活発な議論を進めていただきたい、こう……

第122回国会 地方行政委員会 第3号(1991/12/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成三年度分の地方交付税が一千七百四十七億二千五百万円減少することとなりますが、地方財政の状況にかんがみ、当初予算に計上された地方交付税の総額を確保する必要があります。さらに、雲仙岳災害対策基金に係る地方債利子支払いに要する額、廃棄物処理施設の円滑な整備に要する額、中小商業活性化対策に要する額及び特別交付税の増額に要する額について財源措置を講ずる必要があります。  これらのため、本年度に予定しておりました同特別会計借入金償還額を二千二百三十億三千八……

第122回国会 地方行政委員会 第4号(1991/12/16、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 ただいま議題となりました地方公務員の育児休業等に関する法律案の提案理由とその内容の概要について御説明。申し上げます。  本年四月一日に行われた一般職の国家公務員の育児休業等に関する法律の制定についての人事院の意見の申し出を踏んまえ国家公務員の育児休業等に関する法律案が提出されることとなりましたので、地方公務員についても、育児休業制度及び一日の勤務時間の一部について勤務しないことを内容とする部分休業制度を設けるため、本法律案を提出することとした次第であります。  以下、この法律案の概要について御説明申し上げます。  第一は、この法律の目的であります。  この法律は、育児休業等に関……

第122回国会 予算委員会 第4号(1991/12/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 なかなか的確なところを御質問していただきましてありがとうございます。  おっしゃるように、まさに交付税率を変えるということは制度改正につながってくると思います。私たちは、そういうことは国も地方も財政が安定しないで不安定な要因をつくるのみだと思っております。すなわち、五十九年から六十二年ごろまでは随分と交付税が赤字をしょっておりましたときに国に随分助けてもらいました。そのときに、我々もできれば交付税率を上げてほしいということを要望したのでございますが、その時分の政府の空気としては、いやこれは安定しておるからこそいいのだと、こういうお話でございまして、そこを借入金で切り抜けてきたの……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 決算委員会 第4号(1992/04/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 平成四年度予算におきまして、地方交付税に対しまして八千五百億円の減額をすることによって予算を編成したのでございますが、これは我々にとりましてはまことに万やむを得なかった措置であるとはいえども、こういうことは再びないように心がけていくべきだと思って反省をいたしております。  しかしながら、このことは、長年にわたります国と地方との間におきますところの地方交付税をめぐります貸借関係、その貸借の趣旨は、あくまでも、国も地方も両方の公経済を円滑に運営するためにという、こういう趣旨から、万やむを得ざる措置として一応貸し付けの形をとって返済を迫っておるところでございますが、仰せのように、これ……

第123回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1992/02/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 委員各位には、平素から交通警察行政の推進に格別の御理解と御協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  交通安全に関する諸施策について御審議をお願いするに当たり、一言所信を申し述べたいと存じます。  我が国のモータリゼーションの伸展は著しく、経済活動の発展と国民生活の向上に大きく寄与しているところでありますが、その反面、交通事故、交通渋滞、交通公害の発生等各種の弊害をもたらしているところであります。  特に、交通事故による死者は、昨年、三年連続して一万一千人を突破したほか、大都市における交通渋滞は依然として深刻な状態にあります。  警察といたしましては、このような厳しい情勢を踏まえ……

第123回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1992/03/05、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 今課長が答弁しております中で、税の公平を期すため、こう言っておるのですが、税の公平を期すためには民間の駐輪場を無差別に減免税措置にすることはできない、こう言っておるのでございますが、それを裏から見ますと、やはり本当に公益的に設置するものとして、そういう要請のもとでできるということであるならば、それなりの方法を考えてやるべきだろうと思うんです。しかしながら、土地の値上がりのために一応一時的に駐輪場にして小遣い稼ぎにでもしておこうかとか、そういう不特定な形の営業をされておる場合、税を減免するということは不公平になるんだ、こういう点があると思うんです。でございますから、そういう点につ……

第123回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1992/03/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、最近における交通事故の実情にかんがみ、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため、交通事故の防止及び交通事故の被害の軽減に資するための調査分析等の業務を行う交通事故調査分析センターの指定等に関する制度を新設するとともに、仮免許の申請地の拡大、自動車教習所に関する規定の整備等を行うほか、身体障害者用の車いすの定義の明確化、消音器に係る自動車等の運転者の遵守事項に関する規定の整備を行うこと等をその内容としております。  以下、各項目ご……

第123回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1992/04/15、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 確かに、安全運転に対する認識を高めるために、各方面から全面的に見直さなければならぬと思いますが、御指摘ございました教習所の教習カリキュラムも、安全確保の面からも検討すべき点があるのではないかと思っておりまして、警察当局にもそのことの示唆がおりておるように聞いております。
【次の発言】 これは御存じのように、交通事故を多角的、多面的に、しかも科学的に分析して、事故の原因が那辺にあるかということ、それからそのデータを正確に分析することによりまして、それの改革への手がかりをつかもうということでございます。  私たちも今まで交通事故発生の現場でその事故原因の探求をしておりましたけれども……

第123回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1992/03/06、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 ただいま議題となりました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  この改正法案は、国会議員の選挙等の執行について、国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの現行の基準が実情に即さないものになりましたので、今回これに所要の改定を加えようとするものであります。すなわち、最近における公務員給与の改定、物価の変動等にかんがみまして、執行経費の基準を改定し、もって国会議員の選挙等の執行に遺憾のないようにしたいと存ずるものであります。  次に、この法律案による改正の内容につきまして、その概要を御説明……

第123回国会 地方行政委員会 第1号(1992/02/25、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 委員各位には平素から地方行政及び警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。  この機会に所管行政の当面する諸問題につきまして所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と御協力を賜りたいと存じます。  さて、今日我が国社会は、高齢化、国際化、情報化が急速に進みつつあります。今日の地方行政は、このようにさまざまな面で大きな変貌を遂げつつある社会情勢に的確に対応しつつ、個性豊かな活力ある地域社会の実現を図ることが期待されており、地方公共団体の果たす役割は一層増大するものと考えられます。  一方、地方自治を取り巻く行財政環境には依然として厳しいものがありますが、国・地方……

第123回国会 地方行政委員会 第2号(1992/02/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 この問題につきましては、先刻御承知のように、前国会におきまして政府が提出いたしました政治関係三法案というものはすべて廃案となってしまいました。その廃案になりますときに、各党間の合意といたしまして、政治改革は緊急必要の課題であるから、できるだけ速やかに各党間の基本的な合意を得た上で、改めてその改革の実を上げていく法案を審議する、こういうことになっておることは御承知のとおりでございます。  つきましては、現在各党間の協議をしていただく場所といたしまして政治改革協議会が院内に設置されておりまして、そこでまず各党間の合意について御審議いただくことが当然でございますが、さりとて自治省とい……

第123回国会 地方行政委員会 第3号(1992/03/10、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 平成四年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成四年度の地方財政につきましては、最近における経済情勢の推移と地方財政の現状にかんがみ、おおむね国と同一の基調により、歳入面においては、地方債の抑制に努めるとともに、地方一般財源の所要額の確保を図り、歳出面においては、それぞれの地域の特徴を生かした自主的、主体的な活力ある地域づくり、住民生活の質の向上のための社会資本の整備及び地域住民の福祉の充実などを積極的に推進するため必要な事業費の確保に配慮する等、限られた財源の重点的配分と経費支出の効率化に徹し、地方財政の健全化にも配慮しつつ、節度ある行財政運営を行うことを基……

第123回国会 地方行政委員会 第4号(1992/03/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 今申されました附帯決議の趣旨というのを私たちもよく存じておりますし、要するにこの法案の一番運用上難しいのは、まさに今御指摘されたところだろうと思っております。したがいまして、聴聞の手続をとるとかいろいろな手段を講じまして、やはりこれが国民的納得を得られるような方法を講じてきたところでございますけれども、要するに、制度はいかに整うておりましても運用する側に立ちました場合の心得が一番大事だと思っております。そういうことのないように十分な注意を払いながらこの運営に当たっていきたいと思っております。
【次の発言】 私は、この法律は市民生活の中において、ある意味において画期的なものであろ……

第123回国会 地方行政委員会 第5号(1992/04/14、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 経済の予測につきましては、私は専門家でございませんので、閣議等におきまして経済企画庁長官なりあるいは大蔵大臣が表明しておりますことを申し上げますならば、日本の経済のファンダメンタルは非常に堅実であるんだけれども、しかし非常に膨れ上がったバブルの整理状況が非常に深刻な心理的作用を来して、整理段階にさらに一層の萎縮性をもたらしておる、そう思われる。したがって、まず経済に活性化をもた らすことが経済成長を確保する主要な点であるという意味のことを決めております。  その一つとして、公経済が果たすべき役割を非常に強く意識いたしまして、それがために公共事業の増額、さらには地方財政におきまし……

第123回国会 地方行政委員会 第6号(1992/04/16、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 ふるさとづくりが一つの転機となりまして、各地方自治体が自分で考え、自分で行うということから、やはり自治というものの意識が非常に鮮明に変わってきた七私は思っております。戦後ずっと地方自治が施行されて地方行政の独立性と言われてきましたけれども、実際はやはり依然として明治憲法以来のいわば国の政府の出先機関にしかすぎなかったものが、数年前からそういう意識が非常に強くなってきたということ、これは私は非常にいいことだと思っております。  つきましては、例えば先ほどおっしゃいました森林というもの一つつかまえましても、これをどう生かすかということは、それこそ村じゅう挙げて考えていただきたいと思……

第123回国会 地方行政委員会 第8号(1992/05/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 お尋ねの福祉ゴールドプランを中心といたしました福祉対策事業に対しましては、従来から自治省は全力を挙げてその協力をしてきたところでございまして、福祉十カ年計画に盛られておりますところの補助対象になっておる事業につきましては、ほとんどこの対象として取り上げ、財政的な措置もしたところでございますし、なおその不足の部分はいろいろと補足しなきゃならぬものも相当あろうと思っておりますが、それらにつきましては単独事業をもってそれの補てんに充てていくということで今日まで努力してきたところでございますが、なお、福祉は幅が広くて深いものでございますから、我々はこれで十分とは思っておりません。  し……

第123回国会 予算委員会 第4号(1992/02/19、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 事実関係は確認しておりませんので、お答えは難しいと思うのでございますが、そういう点等についての問題点を、透明度の問題ということと絡めて議論をされていくべき問題ではないかと思っております。
【次の発言】 実態が明確になればお答えできると思うのでございますが、今のところ私は確認いたしておりませんので、お答えは差し控えさせていただきます。
【次の発言】 その際、やはり顧問行為というものがどういうものかということと密接に関係することだと、私はそう思っております。したがいまして、これからの政治改革の議論をされる場合にぜひそういうような問題を議論の対象にして、政治の面でこれを判断をしていた……

第123回国会 予算委員会 第5号(1992/02/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 新盛さんおっしゃっているように、二十一分野九十六事業でございますか、この個々につきましてずっと今県の方で検討し、新しく要望を追加するもの、あるいはまた修正するもの等そろえまして、新しく国土庁を通じまして自治省の方にも要求が出るということを聞いております。お尋ねの手当等について続行するかどうかは、それまでに県の方の意向を明確にして持ってくると思っておりますので、それに従いまして全力を挙げて我々取り組んでいきたいと思っております。  なお、先ほど来いろいろ御質問の中にございました、その大きい一つといたしまして基金の問題がございましたのですが、これは現在三百三十億円積んでおります。こ……

第123回国会 予算委員会 第7号(1992/02/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 選挙部長が答えておりますように、派閥そのものということの確認がなかなか難しゅうございますので、十分調査いたしまして、先ほどもお約束しておるように、委員長と理事会で御相談がございましたら、その線に沿いまして私たち作業をいたしたいと思っております。
【次の発言】 失礼でございますが、おっしゃっている事実関係を私らの方でまだ十分つかんでおりませんので、一回この後で戸田さんによく御質問の御趣旨等をお聞きいたしまして、最善の努力をもってお答え申し上げるようにいたしたいと思います。

第123回国会 予算委員会 第9号(1992/03/02、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 なかなか熱意あるお話を聞いておりまして、私たちも政治改革を非常に新しい決意で取り組んでおりますが、おっしゃるように金だけの問題だけではだめだということでございまして、したがって、金の入りと出を明確にするということはおっしゃるとおりだと私は思います。  そのためには、やはり選挙の制度とこれは非常に密接に関係しておりますので、ぜひその関係を話し合っていただきたい。そういうことは結局は政党間の間で話をしていただかないと、政府はこれがベターだと言って出しましても、この前十分な御審議もいただかずして廃案になってしまったこともございますから、どうしてもこれは政党間で事前に話し合いをきちっと……

第123回国会 予算委員会 第10号(1992/03/03、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 最近におきまして例を見てまいりますと、大体十年ごとに何か大騒動の問題が起こってまいりまして、それは我々にとりましても非常に忌まわしい事態が起こってきております。したがって、最近民主主義が成熟してくるに伴うて、そういう制度は非常に立派であるけれども時々噴き出してくるにきびのようなものが、それが非常に障害になってきておるということを、私はそう感じておりまして、そういうようなものを未然に予防する方法はやはり我々の手で的確にとっておかなければいけないんではないかと思っております。現在言われておる政治改革の問題も、確かにそういう自然現象が起こらないように事前予防のための措置を少しでも前進……

第123回国会 予算委員会 第12号(1992/03/05、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 根本は国民の信頼を得て国民の負託にこたえることだと思っております。
【次の発言】 私は一つの立派な考え方だと思います、それは。  まず最初に、民主主義のコストをおっしゃっていましたので、ちょっとそのことを申してみますと、確かにおっしゃるように、国が民主主義維持のため負担しておるコストというのは、日本は非常に低いです。例えば一例を申しますと、アメリカは国民一人当たりの負担が千百七十二円なんですが、日本は七百九十七円、そして西ドイツは九百六十四円、フランスは千四百四十五円というふうになっておりまして、非常に低い。でございますから、国がどのように民主主義のコストを負担するかということ……

第123回国会 予算委員会 第13号(1992/03/06、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 水野代議士が、茨城カントリークラブでございますか、水野健という方でございますか、この方との関係につきましては、私も実は野坂さんと同じ程度のことしか存じておらないんです。具体的に調査すべき案件等は私のところにまだ来ておりませんので存じておりません。でございますから、世間で言われておることが何か週刊誌等で報道があるなどいう程度しか知らないものでございまして、もしそれが何か刑罰に関するものであるとするならば、そういうことが明確になってまいりました場合はそれ相応の処置があるだろうと思いますけれども、今のところは、私は公安委員長といたしましても警察当局からその報告もまだ受けておらないとい……

第123回国会 予算委員会 第15号(1992/03/09、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 コンピューターは、まだ現在の段階におきましては、いろいろと使用していただくことによってそこから研修し、改良していくという、そういうことも込めて業者の間で、私は決してそれは望ましい価格とは思いませんけれども、そういうようなので実験を依頼するとかあるいは宣伝、普及する、そういう意味を込めてやっておるのがあるということを聞いておりますけれども、必ずしもそれは正当な経済行為ではないと私は思っております。
【次の発言】 業者の方でいろいろと当事者と話をいたしまして、再度入札をし直す者もございますし、あるいはまたもう一度価格を修正してそれに応じるということ等、個別によって違うと思いますが、……

第123回国会 予算委員会 第16号(1992/03/10、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 菅さんがきょう質問されたのでまた確かに私、土地は下がると思いますよ。あなたが土地上がるぞと言えば上がっていくのですし、下がるぞ下がるぞと言ったら下がる。非常に今心理的に揺れ動いておると思います。  私は一つ具体的な例で申し上げたいと思いますが、私は大阪でございますけれども、大阪周辺のこういう方々と話し合いをいたしました、農家の方々。そしたら、大体坪勘でございますけれども四五%ぐらいが、このぐらいがいわば市街化区域として開発する用地にしたい、五五%ぐらいが農地として保有しておきたい、こういう考えなんです。  なぜそれじゃ四五%、そういう数字になったかといいますと、市当局と農協との……

第123回国会 予算委員会 第17号(1992/03/13、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 社会党の方から御提案ございますことは十分承知いたしております。その提案等を構えまして近く衆議院内におきます政治改革協議会が開催されるやに聞いておりまして、まずそこで協議をされまして、大枠の方針を決定していたださましたならば、私は、直ちに役所としてもその枠内に応じまして作業を進めていきたいと思っておりまして、できるだけ早い時期を期待しておるところであります。
【次の発言】 仰せのとおりの御提案ございます。各党からも、例えばパーティーの総額を制限すべきであるとか、あるいは受け入れ金額、支払い金額の透明度を幾ら程度に限定して、それ以上のものは全部透明度を明確にする、公開するというよう……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1992/12/01、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 本法律案の提出並びに協議に当たられた議員各位の御努力に深く敬意を表するものであります。  政府といたしましては、本法律案について特に異議はございません。

第125回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1992/11/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 地方分権の議論の歴史は、新しくて実は古い議論でございまして、日本で自治体のあり方をめぐりまして戦後特に非常に活発な議論が行われてまいりました。その時代その時代によりまして地方分権のいわば範囲というものも違ってはおりましたけれども、戦後、御承知のように地方の組織に関することは自治の本旨に基づいてということが憲法にうたわれましたことによりまして、分権運動が非常に重要な、かつ深刻な問題として展開されてきております。  現在、自治省といたしましても、地方分権の方向に向けましてあらゆる努力を傾注しておるところでございますが、いかんせん現在の国家行政組織法なり各省設置法との関係等を見ました……

第125回国会 地方行政委員会 第1号(1992/11/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由及びその要旨について御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成四年度分の地方交付税が一兆五千六百八十二億二千三百万円減少することとなりますが、地方財政の状況にかんがみ、当初予算に計上された地方交付税の総額を確保する必要があります。このため、交付税特別会計借入金を一兆五千六百八十二億二千三百万円増額し、この額については、平成六年度から平成十三年度までの各年度において償還することといたしたいのであります。  以上が、地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由及びその要旨であります。  何とぞ、慎重御審議……

第125回国会 予算委員会 第2号(1992/11/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 景気対策に対する地方財政の寄与につきまして正確、的確な御判断をいただきましてありがとうございました。  おかげさまで地方行財政の方は堅実に推移しておると思っております。特に、六十三年から始めましたふるさと創生事業、これが非常な効果を発揮いたしまして、今地方団体におきましては、みずから考えみずから行うという、いわば自治の本旨に目覚めまして懸命に努力をいたしておりまして、ちょうど馬力がかかってきて順調にずっと上昇線をたどってきたところへ、この総合対策による追加の措置を講じてまいったということでございます。したがいまして、概略のことを申しますと、本年度につきまして、上半期前倒し契約予……

第125回国会 予算委員会 第3号(1992/11/25、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 おっしゃるような建設関係の問題、都市計画、特に市街化区域、調整区域等の利用計画、これは都市計画に属することでございますが、そういうような案件につきましては、全部自治省としては機関委任事務の範囲内においてやっておるわけでございまして、したがいまして、職員の採用につきましても、いわば一般の公務執行に能力があるということを重点と、それと人格とを見ました上の採用でございますので、そういう特殊業務についての教育を一々しておらないで、公務に従事しております間においてそういう行政事務の慣行を習熟していく、そういう手法をとって教育いたしておりますので、たまたま同じような答弁になるということは何……

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/11/30、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 そういう街頭宣伝に対しましては、御承知のように、静穏保持法でございますとか暴騒音取り締まり条例というようなものがございまして、それに基づくところの規制と取り締まりを行っておるところであります。
【次の発言】 実際問題といたしまして、右翼と暴力団とどこで境界を引くかということの線引きはなかなか難しいと思うのでありますけれども、一応の現象的な面を見てまいりますと、右翼団体と規定されておる、少なくとも右翼として見ておりますものは、国家主義なりあるいは民族主義という一つの政治的な主張を出しましてそれを世間にアピールしておるという、こういう行動をしておるものを一応右翼とし、そしてただ暴力……

第125回国会 予算委員会 第7号(1992/12/01、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 この問題につきまして、またいずれまとめて総理からも御答弁があると思いますが、今までの経過並びに昨日公職選挙法特別委員会等において議論されましたものを集約いたしまして御説明させていただきたいと存じます。  おっしゃるように、抜本改正を急ぐべきであるということはこれはもう私たちも当然のことでございますが、一方におきまして国会決議という広のも尊重していかなければならないということでございます。そして、現在の九増十減の提案をいたしておりますこと、このことに対しましても、我々行政側から見ましても非常に前進であるということを解釈しておるのでございます。  そもそもこの議員の配分とそれから区……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第5号(1993/04/14、39期、自由民主党)

○塩川議員 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案、衆議院議員選挙区画定委員会設置法案、政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党助成法案、以上四件につきまして提案理由とその内容の概略を御説明申し上げます。  初めに、公職選挙法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  この改正法案は、我が国における政治の現状にかんがみ、政策本位、政党中心の選挙を実現するため、衆議院議員の選挙について、小選挙区制を導入することとし、総定数、候補者届け出政党の要件、政党の選挙運動等に関する規定を整備し、あわせて、連座制の強化、政治活動用ポスターの規制の強化等を行うことといたしており……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第6号(1993/04/15、39期、自由民主党)

○塩川議員 野田さんの烈々たる気迫に、私たちも非常に心強いものを感じました。従来、政治改革を議論されましてから五年経過してまいりました。その間確かに、一時期におきましては政治改革はできればやろうかという程度の、いわば消極的な面なきにしもあらずであった、そういう時期もあったと思いますけれども、しかし、この五年間ずっと流れてくる基調を見ますならば、やはり時代の転換に即した体制を、そしてその制度を改正していかなければならぬという意欲は非常に強かったけれども、お互いにこれは機が熟さなかったということも一つの要因ではなかったかと思っております。ところが、時代の進展は余りにも急激でございますし、特に世界情……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第7号(1993/04/16、39期、自由民主党)

○塩川議員 自由民主党は、政治は全くそういう官憲に拘束されないというのが立党の精神の中にございまして、それこそ自由主義であり、民主主義であり、それをGメンをつくって自民党の会計を、あるいは社会党の台所をのぞかして注意をさす、そういうことは絶対に避けるべきで、そういうことが過去においていわば軍国主義へ突っ走った最大の原因でございますから、我々は特高的なそういう措置は絶対許さないという方針であります。
【次の発言】 それは建前のいい話でございまして、そういうことをおっしゃっていて、本当にそれじゃ公明党さんは公開をどの程度までしておられるか、我々は不問にして知りませんけれども、しかし、一般の公開程度……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第8号(1993/04/20、39期、自由民主党)

○塩川議員 穂積さんには大変真剣に、深刻に考えていただいていることを感謝いたします。しかし、我々は自由民主党といたしまして、長年にわたりまして議論に議論を重ねまして、現在の案が最良の案として提出した法律案でございますので、そう簡単にあきらめないで、ひとつ真剣に野党の皆さん方もぜひこれに賛同してくれるように働きかけていきたいと思っておりますし、またその努力も重ねたいと思っております。

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第9号(1993/04/21、39期、自由民主党)

○塩川議員 こちらから提案したわけでございますので、ちょっとお答えさせていただきます。  実は、仰せのように、前は第八次選挙制度審議会の答申に基づきまして政府が提出したものでございます。したがいまして、あれはあれなりで、政府が提案して廃案になったという経過は御存じのとおり。  今回党が出しましたのは、その貴重な議論を踏んまえて、自由民主党としては、要するに、政治改革の一環としての選挙制度の改正は、一つはそこに哲学を持たなければいけないということ。  それは一つは、基本は何かといいましたら、選挙において選ばれた結果、その結果に基づくところの政権が絶えず責任を持つという体制を明確にするということ。……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第10号(1993/04/23、39期、自由民主党)

○塩川議員 私は、毎月パンフレットを出しております。これは有料でございまして、月三百円でございます。会員は一万二千人おります。これが主体でございまして、この雑誌を出しておりますのは、三種郵便をとっておりまして、これが中心となって年に二回講演会をやるわけでありますが、このときに後援会会員全員にはがきで、講演会に参集をぜひしてほしいということを通知を出すということであります。  それから、私の後援会自身はそんなにたくさんおりませんが、ほとんどが市町村議員でございまして、これが約百五十名で、議員で私の後援会を別に組織してくれておりますが、それがそういう講演会のときの呼びかけ人になってくれる、こういう……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第11号(1993/04/26、39期、自由民主党)

○塩川議員 その世論調査、どういう時点でどういう問いかけをされたのかわかりませんが、世論調査でございますから、ある程度の蓋然性はそこに出ておると思うのであります。  確かに、現在いろいろな面におきまして改革が叫ばれておるときに、新党というのはそれなりの魅力はあるのだろう、こう思っておりますが、しかし、既存政党にいたしましても、やはりちゃんとした政策を打ち出してまいりまして、それに対抗する力はつけていくべきであろうと思っておりますが、日本新党が現在受けておるというのは、要するに新しいものへの、改革への道を何とか積極的に真剣に取り組んでいけという国民の声であろうと、私はそう受けとめております。

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第12号(1993/04/27、39期、自由民主党)

○塩川議員 懸命に努力してまいります。
【次の発言】 東中さんの、何かどこで調べてきたのか、やっぱり公表されていますからね、それだけ私は正直に出しているんだな。私は、秘書がこれ報告出していますが、なかなか正直に出しているなと思っています。それは、いろんな手練手管を下したらいろんな方法があるんだろうと思いますけれども、まあ要ったものは正直に領収証をとって出せということが、私のところの政治資金の管理をしている人の責任者の方がそういう方針でございますので、そうやっているんだと思うのです。今、社会党の佐藤さんは非常に正確な答弁をしていただいたので、私それ以上言う必要はないと思うのですが、こういうことを……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第15号(1993/05/12、39期、自由民主党)

○塩川議員 私は、この委員会が審議中でございますし、非常に熱心に今日まで議論していただいたことに対して最大の敬意を表しておりますし、また、この委員会でこのように活発に議論がされておるということに対しまして、国民はやはり議会制民主主義に希望をつないでおると私は思っております。ですから、ぜひこの委員会が中心となりまして政治改革の実を上げていただきたい。  そこで、冒頭に大島さんの方から、ぜひまとめる気があるのかということの意見の開陳がございました。そして、同時にその決意も表明されました。それを受けて左近さんの方から、自民党がどこまで歩み寄ってくるのか、出口をどこに求めているのかという質問がございま……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第16号(1993/05/13、39期、自由民主党)

○塩川議員 私らから答えるべきにしては余りにも大きい問題でございますけれども、しかし同じ国会議員として、悩みは全く同じだと思っております。  私らも、復員してまいりましたその当時からの日本の状況というものをずっとこの四十七年間見たわけでございますけれども、大変な変わりようでございますけれども、しかし、その間に失ったものは大きいなという感じが今ひしひしとしております。その失った一番大きいものは、今前田先生がまさにおっしゃるように、国家とは何か、民族とは何か、そして我々同胞はどうしてお互い助け合うかという、そういう基本的な問題はなおざりにして、とにかく経済再建にと豊かさを求めてやってきたということ……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第17号(1993/05/14、39期、自由民主党)

○塩川議員 私たちは、歴史的な事業という意識は今のところそれほど深刻には持っておりませんけれども、しかし、時代の要請は非常に厳しいものであって、その結果として、これは歴史の一つの転換の中に、後世においてはそれは一つの大きい事件であったということが記されるのではなかろうかというようなことも、今愛知さんのお話を聞いておって、なるほどそうかなという意識を強く持ちました。  しかし、私たちはそのような重大な問題であるという意識を持って取り組んでおるということは申し上げたいと思います。
【次の発言】 これはもうまさに愛知さんのおっしゃるとおり、我々も、この委員会で開かれた議論の中で決着をつけていただくよ……


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各種会議発言一覧(衆議院39期)

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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会商工委員会逓信委員会土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1992/04/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 まず、お尋ねの一番最初の案件は、なぜ一極集中が進んできたのか、政府はいろんな施策をしてきておるのに、それにもかかわらず一極集中は進んでおるじゃないか。そして、やっておること自体に、一極集中排除を唱えながら、片一方では一極集中をより促進さすような施策も行われておるではないか、こういうお尋ねでございました。  私は、余り詳しいことは知りませんけれども、戦後の日本の動きをずっと見てまいりますと、やはりイノベーションの進展とともに都市のあり方、地方行政のあり方も変わってきておると思いまして、この力というものは余りにも大きいものでございますから、なかなか行政の力なりあるいは地方自治団体の……

第123回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会商工委員会逓信委員会土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第2号(1992/04/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 小林さんのお話にございましたように、まさにこれは地方の自治権に独立性を確保するための法案である、私はそう認識しております。  と申しますことは、従来の地域開発法案というものは、振興法案でも同様でございますが、それはいわばトップダウン方式をとっておったのが多かったように思うのでありますけれども、今回はそうではなくして、ボトムアップ方式と申しましょうか、要するに、基本方針はあくまでも政府が決めますよ、しかしながら、これの実施計画なりあるいは地域の指定というものは、知事を中心として地域の方が相談した上で盛りだくさんのものを計画してください、こういう趣旨でございまして、そして創意工夫を……

第123回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1992/03/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 自動車教習所の地域交通安全対策上の活用というのは私も賛成でございます。それでは、これをどういうふうに提携して地元の方々が利用するようにするかということ、それぞれ地域性があるだろうと思いますが、活用されるいろいろなモデルをこちらの方で探索もしてみて、それぞれの県警の本部を通じまして勉強するようにも申しつけておきたいと思います。

第123回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1992/03/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○塩川国務大臣 平成四年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  一般会計予算につきましては、歳入は、五億二千百万円、歳出は、十五兆八千八百四十九億五千五百万円を計上いたしております。  歳出予算額は、前年度の予算額十五兆八千六百六十六億五千五百万円と比較し、百八十三億円の増額となっております。  また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省は十五兆八千六百七十四億四千二百万円、消防庁は百七十五億一千三百万円となっております。  以下、主な事項につきましては、委員各位のお許しを得まして、説明を省略させていただきたいと存じます。  よろしくお願い申し上げ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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