このページでは河上民雄衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○河上民雄君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま趣旨説明のございました日米原子力協定について、総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。 第一に指摘すべきことは、この日米原子力協定に対するアメリカ議会における審議に見られる根強い反対であります。 アメリカ議会では、さきに本協定に対する不承認の決議案が出され、同決議案は少差で否決されたものの、九十日後のいわば自然成立の期限はまだ来ていないのであります。もしこの間にアメリカ議会で新しい意思表示がなされた場合は、再交渉という事態もあり得るわけであります。何ゆえにそのような不安定な段階で政府は本協定を本院に急いで提出したのか。また、アメリ……
○河上民雄君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、先日行われました海部総理の所信表明に対し質問をいたします。 海部総理、来年は我が国の議会百年を迎える年であります。議会の子と言われた三木元総理の秘蔵っ子と自負されるあなたが今総理の座につかれた意義は決して小さくありません。しかし、それにしては先日の所信表明演説は一片の政治哲学も見られず、具体策もなく、国民はいたく失望いたしているところであります。 あなたは、今回、総理になるに当たって、自民党の総裁選挙に際し、たしか公約として政治改革の前提としてリクルート事件の責任の究明を強く訴えられました。今回の所信表明演説では、その際主張された……
○河上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本委員会の委員長の重責を担うことになりました。 申し上げるまでもなく、国民生活の安定向上のためには、物価の安定がその最大の基礎でございます。幸いにして、最近の物価は安定的に推移しておりますが、円高問題等我が国経済は内外ともに厳しい状況下にあり、消費者を取り巻く環境も複雑な様相を呈しております。 この重要な時期に委員長に選任され、その職責の重大さを痛感いたしております。 委員会の運営につきましては、もとよりふなれではございますが、練達堪能な委員各位の御指導、御協力を賜りまして、一層の成果を上げ……
○河上委員長 これより会議を開きます。
まず、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
青木 正久君 伊吹 文明君
二階 俊博君 浜田卓二郎君
牧野 隆守君 阿部未喜男君
草川 昭三君 塚田 延充君
を指名いたします。
【次の発言】 この際、経済企画庁長官及び経済企画政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。近藤経済企画庁長官。
【次の発言】 引き続いて、島村経済企画政務次官。
○河上委員 ただいま倉成外務大臣から、最近の訪欧の帰国報告を承ったわけでございますが、EC・日本閣僚会議におきまして大変御苦労いただきましたことに対して敬意を表します。 時あたかも、外務大臣がヨーロッパに行っておられますときに日本・EC議会の定例の会議がこの我が国会で行われまして、私もその一員として席を汚したわけでございますが、その際、EC議会側の皆さんから、長年この日本・EC議会における日本側の団長を務められました倉成先生が外務大臣になられたことに対し、大変喜びとまた敬意を表したいということでございましたことをお伝えしたいと思います。 さて、きょうは、会期の末でございますし、非常に時間も……
○河上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞ、よろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
青木 正久君 伊吹 文明君
二階 俊博君 浜田卓二郎君
牧野 隆守君 阿部未喜男君
伏屋 修治君 塚田 延充君
を指名いたします。
本日は、これにて散会……
○河上委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事阿部未喜男君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議がありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に小野信一君を指名いたします。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。牧野隆守……
○河上委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。奥野一雄君。
【次の発言】 次に、小野信一君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。伏屋修治君。
【次の発言】 次に、森田景一君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時五十六分散会
○河上委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。穂積良行君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小杉隆君。
【次の発言】 次に、小野信一君。
【次の発言】 次に、斉藤節君。
【次の発言】 次に、森田景一君。
【次の発言】 次に、北橋健治君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時六分散会
○河上委員長 これより会議を開きます。
この際、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時一分散会
○河上委員 私は、ただいま提案されております原子力事故の早期通報に関する条約と原子力事故又は放射線緊急事態の場合における援助に関する条約、この二条約につきまして御質問を外務大臣並びに関係の担当者の皆さんにいたしたいと思います。 既に私どもには、両条約に関しまして、これが作成される過程につきまして資料をちょうだいいたしているわけでございまして、IAEAですかが中心で作成に当たったことも承知いたしているわけでございますが、しかし何といいましても、昨年の東京サミットの声明にもありますように、ソ連のチェルノブイリ原子力発電所四号機が昨年四月二十六日、かつてない大事故を発生したということが一つのきっか……
○河上委員 私は、国際的に保護される者に対する犯罪の防止及び処罰に関する条約、人質をとる行為に関する国際条約、この二条約について質問をさせていただきます。 まず最初に伺いたいのでございますが、いつものことですけれども、条約の説明書を読ましていただきますと、早期の国会承認を求む、こう書いてあるわけですが、我々国会議員側から申しますと、なぜこれらの条約をもっと早く国会に提出しなかったのかと言いたいのでございます。既にこの条約は大分前に発効を見ておるわけでございますし、特に一九八〇年、ベニス・サミットで日本はこの二条約の締結を呼びかけているわけですけれども、今日まで国会承認を求めなかった理由はどこ……
○河上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞ、よろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
青木 正久君 伊吹 文明君
二階 俊博君 浜田卓二郎君
牧野 隆守君 小野 信一君
伏屋 修治君 塚田 延充君
を指名いたします。
本日は、これにて散会……
○河上委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
この際、近藤経済企画庁長官から、物価対策並びに国民生活行政について発言を求められておりますので、これを許します。近藤経済企画庁長官。
【次の発言】 なお、昭和六十二年度の物価対策並びに消費者行政関係経費の概要につきましては、政府からの説明聴取は省略し、お手元に配付いたしました資料をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
次に、昭和六十一年における公正取引委員会の物価対策関係業務について、高橋公正取引委員会委員長から説明を聴取いたします。高橋公正取引委員会委員長。
○河上委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡海紀三朗君。
【次の発言】 村山喜一君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。草川昭三君。
【次の発言】 塚田延充君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時四十分散会
○河上委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中審査のため、委員派遣の必要が生じました場合には、派遣委員の選定、派遣地、派遣期間等につきまして、委員長に御一任願い、議長の承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○河上委員 外務大臣、大変御苦労さまでございます。 実は私、この八月にインドのニューデリーで開かれましたアパルトヘイト反対の国会議員による国際会議というものに日本社会党を代表して出席をいたして帰ってまいりました。そのことにつきましてはまた後ほど若干質問させていただきますが、その際、バングラデシュの国会議員の方が来ておられまして、大臣が先般バングラデシュを訪問されましたこと、また、その場で緊急援助を申し出られたこと、そして、その際行われました演説が大変すばらしかったと言って激賞しておられましたので、そのことをちょっとお伝えしておきたいと思います。 さて、きょうは約一時間与えられておるわけでご……
○河上委員 先般予算委員会でも、我が党の山口書記長の質問に端を発しまして、安保条約の事前協議の問題、また、その後を受けまして米軍による我が国に対するポンカスの問題等、論議がございました。また一方、国際情勢では、ニカラグアとの緊張状態というものからアメリカがホンジュラスに派兵するということを決定し、既にそれが始まっておるような状況でございます。 これらを一貫して考えてみますと、そこに一つ浮かび上がってまいりますのは、やはり一体自衛権とは何かという問題だと思うのでございます。もう既に大臣も御承知だと思うのですけれども、十九世紀、二十世紀前半におきましては、自衛権というものはほとんど無制限でした。……
○河上委員 ただいま提案になっております核物質防護条約について御質問をしたいと思います。 まず最初に外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、私どもは、理由のいかんを問わずハイジャックとかあるいはテロリズムというものは許されないという立場に立っております。そして、そのためには国際的な協力が必要だということもまた事実であろうと思うのであります。 核物質防護に関しましても、その点では変わらないと思っておるわけでございますが、しかし、その半面、この防護条約そのものについて見ますと、その防護の必要上、第六条で秘密の保護ということが非常に強く求められておりまして、細目はここでは触れておらないのであります……
○河上委員 大臣に最初にお伺いをいたしたいと思いますが、昨日は史上最悪の事故であったチェルノブイリ原発事故からちょうど二周年に当たっておりました。世界各地で、日本もまたその例外ではなかったわけですが、チェルノブイリが今日の原子力発電所にとって、また原発政策にとっていかなる教訓を与えたかが真剣に問われた一日であったと思います。 その被害はソ連が当初予想した以上に広範囲にわたり、かつまた今後も長期に及んでいくことが今日明らかになっているわけでございます。また、正確なる情報を提供しなかったためにかえって無用な不安を与えたということも一つの教訓であろうと思います。そして一番大切なことは、原発問題では……
○河上委員 ただいま田中委員から、いろいろ現時点についての御質問がありましたが、最近、竹下総理が西欧諸国を歴訪されまして、その際に、いろいろ竹下ドクトリンなども発表されております。また、宇野外務大臣御自身も、中国初めASEAN諸国を歴訪してお帰りになったところでございますので、この点について御質問させていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、外務大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、竹下総理が言われますいわゆる正三角形論ですが、いま一つ内容がはっきりいたしません。
一体これは従来の我が国が対米偏重であったということに対する一つの反省からなのか、あるいは西欧諸国に対する一種のリップ……
○河上委員 きょうは久しぶりの外務委員会でございます。これは委員長にも申し上げたいことでございますけれども、国際情勢がこの数カ月の間に大きく変わっております。そういう意味からも、外務委員会の特に国際情勢に関する定例日というのは非常に重要だと思いますので、その点を委員長に注意を喚起さしていただきたいと思うのでございます。 御案内のとおり、この間米ソ関係がかなり大きく動いております。また中ソ関係もしかりであります。三十年ほど続きました中ソ対立も収束に向けて動き始めたかに見えますし、それと関連して朝鮮半島問題も大きく激動の時期を迎えようといたしておりますし、また東南アジア問題、そしてアメリカ大統領……
○河上委員 ただいま外務大臣から趣旨の御説明がありました旅券法と日中投資保護協定につきまして質問をいたしたいと思います。 まず、旅券法の質問から始めたいと思います。 今大臣の御説明の中にもありましたように、現在は年間数百万の日本国民が、日本政府が発行いたします旅券を受けて海外に渡航している状況でございまして、旅券の渡航先欄に、英語で言いますと、「本旅券は北朝鮮を除くすべての国及び地域に有効である」、このように書かれております。以前はこのほか中国、北ベトナム、東ドイツが含まれていたことは御承知のとおりでありますが、これらの国はすべて第二次世界大戦後の冷戦体制のもとにおける分断国家の一方であっ……
○河上委員 ただいまの二つの航空協定に関連いたしまして御質問いたしたいと思います。
まず最初に、少し技術的なことを幾つかお伺いいたしますが、我が国は既に三十七カ国と航空協定を締結していると伺っておりますけれども、現在我が国に対しまして航空協定の締結を希望している国がほかに何カ国あるか、そのことをまず初めにお伺いいたします。
【次の発言】 航空協定、今回は二つ結んだわけでございますけれども、航空協定を締結するための我が方の条件ですね。言いかえれば、こういう条件が満たされたら航空協定を結ぶという基準が当然あろうかと思うのですけれども、こういうことにつきましては、一定の基準というものを持っておられ……
○河上委員 このたび、外務大臣新たに御就任されまして、早速にいろいろな重大な事件が起きて御苦労のことと存じますが、ひとつ御健闘を期待を申し上げたいと思います。 きょうは時間もありませんけれども、対米問題、また対中国問題等についてお伺いをいたしたいわけでございますが、それに先立ちまして、ピョンヤンにおいて近く開催されます世界青年学生祭典についての政府の姿勢、態度を伺いたいと思います。 この件につきましては、この三月から四月初めに朝鮮民主主義人民共和国を訪問をいたしました社会党の田邊誠氏ら一行が、訪朝に先立ちまして、竹下内閣当時でございますけれども、外務省あるいは官邸筋ともいろいろお話し合いを……
○河上委員 今外務大臣から御説明がありました二件につきまして、御質問をいたしたいと思います。 それぞれ重要でございますけれども、特に著作権法の方は、先般、ことしになって亡くなられました芥川也寸志さんが最後まで大変尽力され、気にかけておられた案件でございます。私ここに芥川さんと團伊玖磨さんの対談の記事を持っておりますけれども、芥川さんが残された情熱といいますか、思いをやはり生かすべきではないか、このように思っている次第でございます。 そこで、まず最初にお伺いいたしたいと思いますけれども、今御説明を伺いますと、片や一九五七年、片や一九六一年にそれぞれできている協定あるいは条約でございますが、今……
○河上委員 今もお話に出ましたが、来ヨーロッパの情勢につきまして大臣のお考えを承りたいと思います。 ことしの夏、相沢委員長を団長に衆議院の外務委員会が超党派の調査団を派遣いたしまして、私もその一員であったわけですが、ポーランド、ハンガリー、スペインと回ってまいりました。当時、ポーランドでは共産圏における初の非共産主導内閣が誕生するという歴史的な瞬間に立ち会ったわけでございますし、ハンガリーでは東ドイツからの市民のハンガリーへの流入、これをどうするかというのが現地の政治判断を迫られる大きな問題であったわけでございます。ところがその後、もうほんの数週間もたちませんうちに大変な急展開でございまして……
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