このページでは宮地正介衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○宮地正介君 佐藤議員にお答えいたします。 まず、昨年の第百十六回臨時国会におきまして、参議院に共同提出し、可決された消費税廃止関連法案を基本的に踏襲し、再び消費税廃止法案を初めとした四法案を提出した理由をお尋ねでございます。 消費税廃止問題を大きな争点といたしました昨年の参議院選挙で、自民党は歴史的な大敗を喫し、過半数を大幅に割り込むに至ったことは御承知のとおりでございます。この選挙で明確に示された消費税廃止の国民の審判にこたえるため、四党と連合参議院は消費税廃止法案などの九法案を作成し、参議院に提出したのであります。これが参議院で可決された意義の大きさ、我が国議会制民主主義の歴史に残し……
○宮地正介君 ただいま議題になりました平成二年度補正予算(第2号)関連法案に対し、私は、公明党・国民会議を代表し、賛成討論を行うものであります。(拍手) 本日、ブッシュ米大統領は、米国東部時間二十八日午前零時をもって多国籍軍の戦闘行為を停止することを発表いたしました。停戦までの条件つきとはいえ、クウエートの解放とあわせ、まことに喜ばしいことであります。しかし、今回の戦争によって、中東地域を初め世界に多くの被害をもたらしたことを決して忘れてはなりません。 米ソ冷戦構造の崩壊から、ドイツの統合、ヨーロッパにおける不戦宣言など、新しい緊張緩和への動きが始まろうとしていたやさき、昨年八月二日、イラ……
○宮地正介君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただい省議題となりました証券取引等の公正を確保するための証券取引法等の一部を改正する法律案並びに金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 金融・証券制度に関する改革は、戦後初めての抜本的な改革であり、我が国経済と国民生活に大きな影響を及ぼす重要な案件であります。その意味で、今回の政府が提出した法案には余りにも多くのミスが露呈されたことは極めて遺憾であります。法案の修正にも匹敵するミスを犯し、しかも、それを正誤表で修正するというこそくなやり方に対し、まず厳重に反省を求めるも……
○宮地正介君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました財政演説につきまして、今後の経済政策並びに当面する政治課題とあわせ、総理並びに関係大臣に質問をするものであります。 初めに、カンボジアにおけるPKO問題についてであります。 カンボジアでは、高田晴行さんの五月四日の痛ましい殉職事件の後も、ゲリラ活動が引き続き多発し、五月二十三日から始まる制憲議会選挙が近づくにつれ、ポル・ポト派による選挙妨害活動がますます活発化し、一部地域では死傷者も出ております。 カンボジアにおける国連平和維持活動は、戦乱にじゅうりんされてきたカンボジアが自由と平和の民主国家として生まれ変わるための……
○宮地議員 村山委員にお答え申し上げます。 消費税が廃止後、この第八条によりまして税制改革協議会、これをまず設置をいたしまして、一年を目途としてその調査審議を行うわけでございます。この点につきまして、特に一年間というこの期間、これは非常にこの税制改革の結論において難しいのではないか、こういう議論があるわけでございますが、先生御存じのように、我が国のこれまでの税制論議というものは、先ほど加藤委員からお話ありましたように、約十年間にわたりまして議論をしてまいりました。また、昨年の参議院におきましても約八十四時間という審議をいたしておるわけでございまして、決して今初めて審議をするわけではございませ……
○宮地議員 先生御存じのように、税というのは国民の理解と信頼を得て幅広く国民の声を吸収をしていかなくてはならないわけでございまして、今回の税制再改革に当たりましてもこの点は最も重要な点でございます。 税制再改革基本法案の第七条の二項におきまして、私どもは国民税制改革協議会を設置いたしまして、そして国民の広い知識と経験を有する方々の御意見を伺おうとするものでございます。 国権の最高機関というところは立法府でございまして、この税制改革協議会における調査審議を踏まえまして、そうした御意見を尊重しながら私ども国権の最高機関が最終的に決定をしていく、こういうようなプロセスになっているわけでございます……
○宮地議員 安田委員 にお答えしたいと思います。 委員今おっしゃいましたように、今回の政府の見直し案が業者の事務負担の一層の増加、また複雑、混乱を招くのではないか、私もそのとおりに存じ上げておるわけでございます。特に、飲食料品のいわゆる軽減税率、三%と一・五%、また非課税、こうした問題は、私は、消費者にとりましてもまた業者にとりましても、大変複雑、混乱を招くのではないか。特にスーパーなどのレジのあるところとまたレジのないところ、こういうところでは大変に混乱を招いているのではないか。また、中小零細企業で税理士さんに頼らないような小さな個人業者、こういう方が納税に行く場合、税務署に行く場合、今回……
○宮地議員 お答えをいたします。 今回の政府が出されました見直し案につきましては、いろいろ問題があろうかと思います。 第一点は、食料品の軽減税率の問題でございますが、これはまずその分だけ果たして物価が引き下がるかどうか、これは非常に疑問でございますし、この複数税率がかえって事務的に多大な負担を与えて混乱を催すことを大変に危惧をしているところでございます。 また、先ほど来から論議されておりましたところの簡易課税の問題、免税点の問題など、消費者が納めました税金が必ずしも国庫に納付をされない、こうした欠陥税制が今回の見直し案では何ら改善がされておらない。 また、今回の見直しの中におきましては……
○宮地委員 きょうは日切れに関係する四法案が一括審議ということで、限られた時間でございますので、まず法案について少し御説明をお伺いし、あと重要な当面する課題について順次お伺いしてまいりたい、こう思っております。 まず、関税定率法の関係でございますが、今回の関税定率法で相当多くの品目が引き下げあるいは撤廃をされております。 そういう中で、特に木材関係がHS条約に基づく関税分類表の四十四類になっておるわけでございます。当然、今回の関税率の見直しの検討対象になってもおかしくない。しかし今回これが外されておる。まさに日米経済構造協議の中でも、スーパー三〇一条の対象品目としてこの木材が今俎上に上がっ……
○宮地委員 公明党の宮地正介でございます。参考人の皆様には大変御苦労さまでございます。 最初に、毎日新聞の玉置さんにお伺いしたいと思いますのは、先ほどデータで、特に一九八六年から三年間、土地、株を中心に日本の資産が大変に多くなった、約二千兆円資産がふえた、そしてトータルで六千兆円。こういう中で法人の特に土地の含み資産がこの三年間にやはり相当増加をしていると思うのです。やはり先ほど来お話ありますように、消費あるいは所得、資産のバランスのとれた課税の中で、資産課税の問題というのが今回の税制改革の中で一番欠落しているのではないか。そういう点で、法人の持っている土地の含み資産に対して、我々公明党とし……
○宮地委員 公明党の宮地正介でございます。 最初に、田中参考人に伺いたいと思います。 資産の再評価、特に法人企業に対しての土地の再評価、私たち公明党も、実は含み益に対して、特に法人を対象とした土地の問題につきまして、土地増価税というのを前々から提言さしていただいているわけです。先生のお話を伺っていまして、非常によく似通った考え方だなと。ただ、この問題については大蔵省当局は、御存じのように未実現のものに課税をする、これはいかがなものかと非常にちゅうちょしているわけですね。しかし、諸外国にはこうした例もありますし、先日も勉強会をやりましたら、我が国でも明治時代にこの土地増価税を提言した方も専門……
○宮地委員 証券取引法の改正に伴いまして若干の質問をしてまいりたいと思います。 今回の改正の柱は二つございまして、一つは五%ルールの新たなる導入、もう一つはTOBの改正、こういう大変大きな改正になっているわけでございます。 特に、この五%ルールの改正等につきまして、経団連の資本対策委員会において横田会長が昨年の十月にこうしたメモを出されております。 「株式の買集め」の問題についてでございます。この問題につきましても、証券取引審議会 において審議が行われ、本年五月に報告書が取りまとめられ、 本年というのは、昨年、平成元年のことでございますが、 近く法律の改正案が国会に提出されるとのこと……
○宮地委員 きょう、日銀の総裁を参考人にお招きしておりますので、最初に、日銀の総裁にお伺いしてまいりたいと思います。 去る二十日に第四次公定歩合の引き上げを一%行いました。しかし、この円安・ドル高の傾向は一向に歯どめができておりません。けさ方、午前の東京外為市場で円か急落いたしまして、昭和六十二年一月以来の百五十五円台となっております。 日銀は、午前九時二十分過ぎから約二億ドルから三億ドルのドル売り介入を実施した、こういうふうに今円が急落をした状況にあるわけでございますが、この公定歩合の一%第四次引き上げ、このねらいと円安・ドル高に対する効果が余り発揮されてない、円安に対する反発がどうも出……
○宮地委員 初めに、政治改革の問題についてお伺いをしてまいりたいと思います。
昨日、第八次選挙制度審議会の第一委員会、第二委員会の委員長から報告が審議会になされました。
この問題を論ずる前に総理にお伺いをしておきたいのでございますが、昭和六十一年五月二十一日に本院本会議におきまして衆議院議員の定数是正に関する決議がなされております。この決議は大変に私は重要な重みを持っている決議である。特に衆議院議員の定数の是正、この問題に触れているわけでございまして、まず総理のこの決議に対する御所見、これについてお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 この決議は、総理も御存じのとおり、
選挙権の……
○宮地委員 最初に大蔵大臣に、今回イラクが、停戦を条件といたしまして賠償、領有権の放棄、こうした新たな提案をいたしました。アメリカにおきましても、この提案については拒否の回答をしたとも言われております。しかし、本日午前十一時にはブッシュ大統領の声明が発表されるとも言われておる。大変今重大局面に差しかかっているわけでございますが、政府として今回のイラクの新提案、そしてこの推移、こうしたものについてどういうふうにお考えになっているか、現段階での大蔵大臣の御見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 アルアンバリ・イラク国連大使が二十七日の昼前、アメリカのCNNテレビに対しまして、イラクは国連安……
○宮地委員 最初に、租税特別措置法の審議に入る前に、当面するちょっと大事な問題につきまして確認、また御説明をいただきたいと思います。 一つは、九十億ドルの支援の問題。これが国会で成立をしたわけでございますが、昨日GCCとの交換公文についての閣議決定がされた、このように伺っております。そして、最近の円安傾向を見ておりますと、たしか九十億ドルの積算のときのレートが一ドル百三十円、これで一兆一千七百億円、こういう予算を立てたわけでございますが、最近は円安で百三十八円ぐらいに昨日あたりなってきております。八円の円安という状況になっておるわけでございまして、これは円建ての問題として一月二十五日の閣議で……
○宮地委員 私は、本来、大蔵委員会でございますから、ちょうど地価税法案の審議の最後に総理に御質問ということでございましたが、前回は日ソ首脳会談ということできょうに延びまして、きょうの時点におきましては、当面する重要課題である掃海艇の問題について中心にお伺いをしてまいりたいと思います。 まず、昨日安全保障会議、そして閣議で、自衛隊のペルシャ湾への掃海艇の派遣、これを政府は決定をしたわけでございますが、政府声明の中でも総理は法的根拠については自衛隊法九十九条、これを法的根拠にしておりますが、私どもは、これは大変に無理があるのではないか、また国民の合意もまだとられていない、拙速過ぎるのではないか、……
○宮地委員 それでは、限られた三十五分間でございますので、最初に私、大蔵委員長に強く要求をさせていただきたいと思います。 けさからの集中審議を私も聞いておりまして、今回の証券不祥事事件についての真相の解明については、やはり野党が共通した田淵節也氏以下三名の証人喚問については、ぜひその実現のために大蔵委員長としては積極的に汗をかいていただきたい、このことが一点であります。 また、二百三十一件のリストの公表につきましても、先ほど来の議論を聞いておりましても、非常にまだまだ大蔵省としても、守秘義務を盾といたしまして、なかなかまだ公表に決断をしておりません。そういう意味合いにおきまして、国会法の百……
○宮地委員 最初に、私は今大変な湾岸戦争の問題について、地上戦突入か、あるいは和平か、こういうことで全世界が注目をしておりますけさほど発表されましたイラク、ソビエトの八項目合意について、若干御質問をしたいと思います。
まず、この八項目合意について、日本政府としてどういうような見解を持たれているのか、御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいままでの、特にアメリカあるいはソビエトの報道官の発表をいろいろ情報をとってみますと、まずブッシュ大統領が、二月二十一日現段階で緊急会議を開いておる。フィッツウォーター報道官の発表によりますと、この八項目の合意事項には問題がある、二月二十二日までに……
○宮地委員 最初に大蔵大臣にお伺いしておきたいと思いますが、この予備費の審査に当たりましては、御存じのように憲法八十七条に基づきまして行われているわけであります。憲法の第八十七条は、「予見し難い予算の不足に充てるため、国会の議決に基いて予備費を設け、内閣の責任でこれを支出することができる。」「すべて予備費の支出については、内閣は、事後に国会の承諾を得なければならない。」これに基づいてきょうの審査が行われているわけであります。 私は、所管が大蔵大臣であるということにつきましては理解できますが、内閣の責任で予備費を使用して、そして本日国会においてその結果の審査をしているわけですから、せめて内閣官……
○宮地委員 きょうは平成元年度の決算についての審査で、北海道開発庁、沖縄開発庁所管でございますが、まず、当面する課題について最初にお伺いをしてまいりたいと思います。 昨日韓国で総選挙が行われまして、昨夜来からの報道によりますと、韓国の政界においても大きな変革といいますか、変化が起きたようであります。盧泰愚政権の民自党が過半数を割りまして百四十八議席、そして、野党の金大中総裁の率いる民主党が九十七、そして、新たに財界の指導者として国民党が今回三十二議席という進出をしたようでございまして、韓国の政界もこの総選挙を契機に、ある意味では政権党が大変に不安定な国会運営を強いられる、こうした状況が醸し出……
○宮地委員 最初に、科学技術庁長官の方にお伺いしておきたいと思います。
去る三月二十四日に、ロシアの旧レニングラード近郊のレニングラード原子力発電所の三号炉が事故を起こしました。その事故に対しまして、日本政府としてレニングラード原発事故調査団を派遣したわけでございますが、去る十日に帰国をしているというふうに報告を受けているわけでございますが、谷次長が派遣団のメンバーとして調査に赴いたと伺っております。今回の調査団の目的、また今回の調査の内容等についてまず御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 この原子炉はRBMKという原子炉で、今お話しのように黒鉛の減速軽水冷却炉、チュルノブイルの原……
○宮地委員 私は、最初に大学における研究費並びに研究科目の問題について少しお伺いをしてまいりたいと思います。
けさほども大臣は、これからの基礎研究部門、これについてはしっかりとした対応をしてまいりたい、こういうお話がございました。
そこで、まず大臣、いわゆる放射線生物学というのは御存じでしょうか。
【次の発言】 大臣、我が国は世界唯一の被爆国であります。そういう意味合いから、この放射線の生物学というのは世界の中でもその研究が非常に進んでいる国なのです。今局長からお話しありましたが、これは人間生命に与える非常に重要な研究課題でありまして、この問題について、さらに今後二十一世紀に向けての重要性……
○宮地委員 きょうは、農水省と環境庁所管の決算委員会の平成元年度の審査でございます。最初に、農林省所管の関係から少し御質問をさせていただきたいと思います。 最初に農林水産大臣に、先日の予算委員会でも伺いましたが、ウルグアイ・ラウンドの問題についてお伺いをしてまいりたいと思います。 ドンケル事務局長がウルグアイ・ラウンド交渉について、いわゆるこの五月二十七日のアメリカ・ECの交渉の再開ということでワシントンで行われるわけでございますが、この辺が一つのまた大きなポイントと言われております。しかし、ドンケルさんは、いわゆるECとアメリカの交渉が前進しても、全体の成功は難しい、このような発言をされ……
○宮地委員 きょうは税制三法の法案の審議でございますが、非常に重要な問題でございますので、私は特にこれからの経済の景気の動向と、また今回の法人特別税あるいは自動車の消費税の四・五%の特例税率、こうした問題との関係について、きょうは大蔵大臣初め日銀の理事にもお越しいただいておりますので、少し御質問をさしていただきたいと思います。 まず最初に、きょうは日銀の理事に参考人としておいでいただきまして、大変にありがとうございます。 昨日、経済企画庁長官の方から月例経済報告で閣僚会議に報告された内容等がマスコミ等でも報じられております。私も早速この月例報告の内容を拝見させていただきました。今まで経済企……
○宮地委員 私は、先日の本会議でも総理初め大蔵大臣に、今回の証券取引法の改正並びに金融制度改革について質問をさせていただきました。 きょうは証券取引法の改正を中心とした議論でございますが、まず、現在の株価が非常に低迷をしております。景気も非常に今鈍化をしているわけでございます。こうした経済環境の中で今回の証取法の改正あるいは金融制度改革が行われるわけでございますが、まずこの株価の低迷の原因、また景気の今後の推移、そうした経済環境の中において、今回のこうした改革案について、大蔵大臣はどういうような見方をされているのか、その点からお伺いをしてまいりたいと思います。
○宮地委員 きょうは、私に与えられた時間は二十五分間でございますので、総理に、当面する重要な政治課題を中心に、何点かお伺いをしてまいりたいと思います。 先ほども少しお話が出ましたが、昨日のOECDの閣僚理事会におきまして、名指しこそはされませんでしたが、我が国に当てはまるような内容のコミュニケが発表になっております。大きな黒字があり、かつ、成長が落ちている国においては、政策決定者は適切な措置を通じて内需を強化する可能性を念頭に置いておくべきだ。いわゆるインフレなき持続的成長の中で、日本に対して内需拡大を中心とした世界経済の中における大きな役割と責任を求められた内容ではないか、このように私は理……
○宮地委員 公明党の宮地正介でございます。 きょうは、大変御多忙の中、参考人の皆さんには大蔵委員会にお越しいただきまして、まず心から感謝を申し上げる次第でございます。 きょうは、二十五分間という限られた時間でございますので、端的にお伺いをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 まず評論家の五代参考人にお伺いしたいと思います。 今回の金融制度、証券取引制度の改革の一つの目的の中におきまして、自由化あるいは国際化、こうした問題と同様に、国民の信頼の回復というのが非常に大きな視点になっているわけでございます。昨年来、我が国におきましては金融・証券の不祥事事件が多……
○宮地委員 最初に大蔵大臣に少し基本的な問題から伺ってまいりたいと思います。
今回の金融制度改革また証券制度の改革につきまして、まずその基本となる答申と今回の制度改革の法案、この関係について、大蔵大臣、金融制度調査会あるいは証券取引審議会、この答申を尊重するに当たって、答申それ自体に対してどのような見解を持っておられるか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 両局長とも、基本的に沿ったものとなっておるというのが結論であろうかと思います。その基本的に沿ったものであるというのが、国民から見ますと非常にこの答申に比べて後退した法律になっているのではないか、このように目に映っている嫌いが随所……
○宮地委員 私はきょう、農業問題、ウルグアイ・ラウンドの関係から最初に御質問をさせていただきたいと思います。 今回のこのウルグアイ・ラウンド交渉におきまして、EC諸国としては国内保護については今回触れておりません。また、アメリカにおきましても、ウエーバーの十四品目につきましては関税化の方向ということで、今回リストを発表になっております。日本は今回、三月四日に提示いたしまして、いわゆる米につきましては税率については空白、こういうような形で今提示をされたわけでございますが、このウルグアイ・ラウンド交渉というものは、今後の調整が大変難しい段階にあるわけです。一応四月の十九日をタイムリミットにしてお……
○宮地委員 私は、きょうは最初にウルグアイ・ラウンド交渉と新農政の問題等について御質問をしてまいりたいと思います。
まず、田名部農林水産大臣、アメリカの政権がブッシュ政権からクリントン政権に交代をいたしました。ウルグアイ・ラウンド交渉の中におけるまず米問題について、この政権の交代によってどのような変化が起きてきているか、この点についての分析と現状、この点についての認識をまず求めたいと思います。
【次の発言】 今大臣は、クリントン政権のいわゆる米問題を中心としたガット・ウルグアイ・ラウンドの対応については全く不透明である、非常に戸惑っておる、こういう御発言がございました。さきの渡辺外務大臣の訪……
○宮地委員 最初に、総務庁にお伺いしたいと思います。
昨年六月二十二日に、漁業経営の近代化等に関する行政監察の結果が発表されております。この結果について、今回、水産四法が具体的に法案として改正で出てきたわけでございますが、まず、この行政監察の結果報告について重点的に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 具体的に、「合併助成法等により漁協合併推進が図られているが、進んでいない。」こういう勧告を出しておりますね。その漁協合併の大きな阻害要因は漁業権調整問題等にある、こういうふうに総務庁としては勧告しているわけですが、もう少し具体的に、どういう内容で、さらに、この問題について農水省に対して……
○宮地委員 きょうは、農災法の審議でございます。まず、総務庁にお伺いをしたいと思います。 昨年の平成四年十二月に農業災害補償制度に関する行政監察結果に基づく勧告を農林水産省に行いました。その勧告の中でも、今回の法案の改正の中に出ております最大の問題である国庫負担のあり方の見直し、この問題について昨年来総務庁としても行政監察をしてきたわけでございます。特に行政監察の中で実態の調査をされた総務庁でございますから、この見直しの問題について、特にこの生産農家のいわゆる負担増の問題、逆に国庫負担の削減、こういうことになるわけでございますが、その点について実態面からどのような行政監察をされたか、御報告い……
○宮地委員 公明党の宮地正介でございます。 きょうは、大変お忙しい中、池田専務理事並びに石倉常務理事には、農林水産委員会にお越しいただきまして貴重な御意見、大変感謝申し上げます。 十五分という限られた時間でございますし、またきょうは本会議ということで、時間を詰めていかなければなりませんので、私は端的に御質問をさせていただきたい。 今回、この新農政に基づいて関連法案が七法案国会に提出されてまいりました。その中でも重要な三つの法案が当農林水産委員会で今審議をされております。そういう中で、お二人の御参考人の方からの先ほどの陳述を伺いまして、今回のこの三法案は農政の改革の第一歩である、こういう御……
○宮地委員 では最初に、委員長に私からも申し上げておきたいと思います。 これは農業基本法以来の重要な日本の農政改革の第一歩とも言われるべき改革の重要な法案の審議を今しているわけでございますので、自民党の諸君におかれましても、相当の空席はきょうに始まった問題でございませんので、厳重に委員長からも、また自民党の理事の皆さんもどうか汗をかいていただいて、多くの傍聴の皆さんも国民の代表で見えているわけでございますから、ぜひ私からも強く委員長に要望しておきたいと思います。 そこで、今回の新農政、これによって日本の農業が本当に活性化するのかどうか、これがやはり国民の最大の注視の的であろうと思います。特……
○宮地委員 いよいよ農業三法案の審議も大詰めになってまいりました。
そこで最初に、この三法案に対しまして、今回、自社公民の共同提案によりまして、三項目にわたり、修正がほぼ行われることが決まってまいりました。そこで、まずこの修正案について農林水産省の見解を確認をしておきたいと思います。
初めに、農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案に対する修正案の、いわゆる第五条第二項中に、新たに「地域の特性に即し」、これを加えることになりましたが、この意味するところについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 さらに、四項を加えたことにつきまして、この「承認市町村は、農業経営改善計……
○宮地委員 公明党の宮地正介でございます。 本日は、大変に御多忙の中を田中参考人並びに澤登参考人には当農林水産委員会に御出席をいただき、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 二十分間という限られた時間でございますので、何点かお伺いをさせていただきたいと思います。 最初に澤登参考人にお伺いいたしますが、参考人は、まさに生命産業が有機農業であるという農業の基本的な原点と哲学を述べられ、またみずからが農業の体験者として七十七歳という御高齢の申、信念に基づいて有機農業の振興をされていることには、私は心から敬意を表したいと思っております。 本日の当委員会……
○宮地委員 公明党を代表いたしまして、総括質疑をさせていただきたいと思います。 最初に、二月の十一、十二日と渡辺外務大臣、また林大蔵大臣訪米、大変に御苦労さまでございました。時差の問題で大変に御苦労も多いと思いますが、重要案件でございますので、何点か確認をしながら御質問をさせていただきたいと思います。 まず宮澤総理に、けさほど内閣官房長官から、日米首脳会談については四月からの大型連休前の三月中にも予算委員会の状況等を勘案をして早期に訪米をしたい、こういう記者会見が午前中行われたと報道されております。総理御自身として、今回の日米外相会談あるいは渡辺・クリントン会談あるいは林・ベンツェン会談、……
○宮地委員 きょうは、お忙しい中を日銀総裁と住宅・都市整備公団の総裁に参考人として御出席いただきまして感謝を申し上げたいと思います。
最初に日銀総裁にお伺いをしておきたいと思いますが、昨日ニューヨーク市場で百九円三十八銭、そして午前中の東京市場におきましても百八円八十三銭、こういうことで円が最高の高値になったわけでございますが、この円高の原因と今後の推移についてどのように分析をされているか御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 G7の合意事項については方針に変わりない。しかし、昨日の財務省の報告書の後、アメリカのサマーズ財務次官は、やはりこの円高容認への確認の発言をされているわけですね……
○宮地分科員 運輸大臣、大変御苦労さまでございます。三十分という限られた時間でございますので、きょうはJRの問題、それから地下鉄有楽町線の問題等々について御質問していきたいと思います。 最初に、運輸大臣は恐らく初めて話を聞くと思いますので、少し経過を踏まえてお話ししてみたいと思います。 運輸大臣も記憶にあろうかと思いますが、東北新幹線、上越新幹線が大宮から始発ということで開通になりました。いかにこれが上野に乗り入れするか、これは非常に大きな政治的課題であり、また社会的な問題でございました。この上野の新幹線乗り入れの問題に絡みまして、埼玉県にいわゆる埼京線という新線の導入問題が浮上してまいり……
○宮地分科員 それでは最初に、今少しお話が出た問題ですから、JRの八高南線の問題を中心にお話を進めてまいりたいと思います。 私は昨年の分科会で、村岡運輸大臣の当時でございましたが、JR八高南線については早期に電化をすべきである、こういうことで強く要請をいたしました。JR東日本の確認の上で、村岡運輸大臣から、この八高南線については電化をする、こういう基本的な方針が昨年決定をして、答弁をいただきました。そして今運輸省から、平成四年度じゅうに事業の申請手続を事業計画を立ててJR東日本が運輸省に行うように検討をしておる、こういう答弁が出されました。非常に一歩前進がな、こういうふうに見ております。 ……
○宮地分科員 三十分間という限られた時間でございますので、端的にお伺いしてまいりますので、答弁の方も簡潔に要領よくよろしくお願いしたいと思います。 また、山崎建設大臣におかれましては、過日、埼玉県に来県をいただき、建設行政の視察をいただきまして、この席をおかりし、心から感謝を申し上げる次第でございます。 そこで、まず第一点は、住都公団の建てかえ問題に伴う公営住宅の併設制度の問題についてお伺いをしてまいりたいと思います。 大臣、既に御存じと思いますが、日本の住宅政策として、特に中所得層を中心として住宅整備公団がつくられまして、全国の国民の住宅の供給に政府としても大変努力をしていることは、私……
○宮地委員 公明党・国民会議の宮地正介でございます。 きょうは、公述人の皆さんには、大変御多忙の中を予算委員会へお越しいただきまして平成五年度予算についての公述をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 最初に私の方から、限られた時間でございますが、本予算によって本当に現在の景気の不況、これが克服できるのかどうか、内需拡大が実際に有効的に働くのかどうか、特に消費不況という面から、私どもは、本予算の中の消費の喚起という面については、予算的な内容を精査してみますと、大変甘いのではないか。また今回の日米会談において、渡辺・クリントン会談あるいは日米外相会談、あるいは林・ベンツェン会談、こういう……
○宮地分科員 最初に大蔵大臣にお伺いしたいと思います。
昨日、与野党書記長・幹事長会談におきまして、所得税減税の問題について梶山幹事長は前向きに検討する、こういう回答をいたしまして、予算委員会が正常化したわけであります。この与野党幹事長・書記長会談の約束事は、大変重い約束であるわけでございます。
まずこの点について、今後大蔵大臣は、政府としてどのように取り組んでいくお考えなのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 推移を見守るというのでなくて、これは私は大変に重く受けとめて、具体的にどう所得税減税を実行に移すか、これがやはりこれからの大蔵当局の重要な対応でなくてはならないと思う……
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