このページでは石川要三衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(石川要三君) 防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、若年定年により退職した自衛官に対し若年定年退職者給付金を支給するため、その支給要件、支給時期及び額その他若年定年退職者給付金の支給に関し所要の事項を定めることをその内容といたしております。 自衛官については、職務の性格から若年定年制をとっていますが、若年定年制から生ずる退職後の生活の問題への対応策につきましては、現在、一般公務員と同じ共済年金制度の中で、自衛官に対しては五十五歳から年金を支給する特例等を設けることにより措置しているところでありますが、この特例を維持し続けてい……
○国務大臣(石川要三君) 私に対する御質問にお答えいたします。 まず、国連平和協力法案における指揮権についてでございます。 平和協力隊が行う平和協力業務に参加する自衛隊の部隊等は、自衛隊の組織である以上、制度的には防衛庁長官の指揮下にございます。ただ、国連平和協力法案においては、自衛隊員の身分をあわせ有する平和協力隊員は、平和協力業務については本部長の指揮監督に服すると規定しております。したがいまして、この限りにおいて本部長のもとに指揮権の一元化が図られていることになると考えております。 次に、日ソ間の信頼醸成措置についてでございますが、日ソ間における艦隊の相互訪問、演習への相互招待等に……
○国務大臣(石川要三君) 私に対する御質問にお答えをいたします。 平和協力業務という新しい任務のもたらす効果についてお尋ねがあったわけでございます。 今回の国連平和協力法案は、自衛隊に新たに海外で平和協力隊が行う平和協力業務に参加するという任務を付与するものでございます。したがいまして、この法律の枠組みの中で、自衛隊が長年にわたって蓄積してまいりました技能、経験、組織的な機能を活用し、平和協力隊が行う平和協力業務に参加するということは有意義なことである、かように思う次第でございます。 御指摘のように、こうした自衛隊の活動を通じて、国民の自衛隊への理解が深まり、また、隊員の士気の向上が図ら……
○石川要三君 私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となっております平成五年度予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。(拍手) 既に御承知のとおり、現在、我が国は、円高不況以来と言われる深刻な経済状況に直面しております。各種経済関係のデータを見ましても、住宅投資に回復の兆しが見られるものの、設備投資の落ち込み、個人消費の伸び悩み等が続いており、依然として景気は低迷を続けております。これは、従来の景気循環的な不況に加え、株価、地価等の資産価格の下落による金融・資本市場の不安定化、個人消費の構造変化などさまざまな要因が複雑に絡み合った、いわば新型不況、複合不況ともいうべきもので、今や一刻……
○石川国務大臣 先般防衛庁長官を拝命いたしました石川要三でございます。安全保障特別委員会の開会に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。 国際情勢に大きな変化が見られるこの重要な時期に国家存立の基本にかかわる国の防衛という大任を担うことになり、その責務の重さに身の引き締まる思いでございます。今後とも皆様方の御指導を得て、微力ながら大任を全うすべく努力してまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 本日は、この機会をおかりしまして、皆様に私の所信の一端を申し述べさせていただきたいと存じます。 御案内のとおり、最近の国際情勢には、ソ連の変化、東欧諸国における民主化への動きや市……
○石川国務大臣 内容の、どの程度達成されてきたかということでございますので、その内容については防衛局長の方から先にお答えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 その点については関委員と私とはかなり見解を異にしているわけでございます。
その理由はと申しますと、確かに今委員も指摘されたように、昭和五十一年時代と今日の国際情勢、なかんずく軍事情勢というものの変化というものは、これは確かに委員が御指摘のとおりでございます。最近の平和に向かっての動きというものは本当に日に日に新たと言ってもいいくらいでもございますし、またその行き先は私どもには考えられないほどの変化でもあるし、本当にただただ驚きと……
○石川国務大臣 今回の米ソ軍縮会議、かねてからの、マルタ会談以来今日までいろいろとSTARTあるいはCFE等につきましての努力が再確認されて、私どもとしてはさらに一層軍縮に向かっての好ましい変化がお互いさま確認され、大きく前進をされつつある、このようなことで大変評価をしているわけであります。 しかし、それと同時にアジア・太平洋の中におきましては、私どもが再三答弁しておりますように、欧州とはやはり違った側面がある。その点につきましてはゴルバチョフ大統領自身も新聞記者会見の中で認められているような次第であります。 さらにその後韓ソ首脳会議等も行われまして、今後のアジア・太平洋地域におきましても……
○石川国務大臣 委員の御意見のごとく、国連の役割というものはますます大きく増大をしていく、こういう時代が今まさに当面にある、私はこのような認識をしておるわけでありまして、従来から国際社会の発展、平和のために幅広い国連の活動については私自身も評価をしているわけでありますが、これからの時代というものはますますそういう国連の役割に対して大きな期待をするような時代が今来たということは、先ほど来外務大臣の答弁にもございましたとおりで、全く同感でございます。 そういう中におきまして、防衛面についてどんなふうなことが書かれているかということでございます。これは委員十二分に御承知のことだと思いますけれども、……
○石川国務大臣 私が就任したのがまだ三月ばかり前でございまして、本件についてはまだ相談されるべき対象ではございませんでしたから、相談はございません。
【次の発言】 事実関係だけ申し上げますと、教会を建設する、こういう費用の援助といいますかそういうことについては、私、まだ一度もそういう具体的な面の相談は受けたことはございません。
【次の発言】 今回、私が連休を利用いたしまして東南アジアを訪問したわけでありますが、なぜ東南アジアを選び、いかなる目的かということを申し上げたいと思います。
一つには、私も就任前から、我が国の防衛費の、要するに規模、予算額の面から見ればかなり大きいわけでありますが、そ……
○石川国務大臣 このたび防衛庁長官を拝命いたしました石川要三でございます。 国際情勢の極めて激動のさなかに、この重要な国家存立の基本にかかわる国の防衛という大任を担うことになり、その責務の重さに身の引き締まる思いでございます。 私は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、日本国憲法に従い、国民各位の御理解のもとで、防衛政策の推進に誠心誠意取り組んでまいる所存でございます。 かつて、私は本委員会に所属をし、皆様から多くの貴重なお教えをいただきましたが、今後とも、なお一層の御指導と御鞭撻を賜りますように心からお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○石川国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 この法律案は、若年定年により退職した自衛官に対し若年定年退職者給付金を支給するため、その支給要件、支給時期及び額その他若年定年退職者給付金の支給に関し所要の事項を定めることをその内容といたしております。 自衛官については、職務の性格から若年定年制をとっていますが、若年定年制から生ずる退職後の生活の問題への対応策につきましては、現在、一般公務員と同じ共済年金制度の中で、自衛官に対しては五十五歳から年金を支給する特例等を設けることにより措置しているところであり……
○石川国務大臣 今、先生と防衛庁あるいは大蔵省、政府側とのやりとりをいろいろと静かに拝聴しておりまして、率直に申し上げたいと思いますが、まず私ども防衛庁としては、檜町の現在のこの施設というものを市ケ谷に移転をし、それからまたさらに市ケ谷の一部が朝霞の方に玉突き的にどうしても行かざるを得ない、こういう現実があるわけでございまして、この計画については、私は、やはり現在の檜町の状況から見てどうしても計画は実現をしなければならない、こういうふうに考えているわけでございます。しかも、いろいろと準備は一、二年前から着々と進められて、今日予算計上までしているわけでございますので、今さらここの段階でそれを大幅……
○石川国務大臣 今回のこのイラク事件から、自衛隊の派遣という問題につきましては党内においてもまた与野党の中においてもあるいは一般国民の中にもいろいろと議論が出ているわけでありま。今お尋ねの件につきまして、政府全体としては、今回の貢献策の中ではやはり自衛隊を対象とないという結論になったわけでありますが、今後の問題としては、果たして国際的な立場でそういうことがいつまでも認められていくのかどうか、これは十二分に国会の中で議論をすべきだ、かように考えております。
【次の発言】 現行法上の自衛隊を中東に派遣することが可能かどうか、こういうことでございますが、一般論としては、武力行使の目的を持たないで自衛……
○石川国務大臣 お答えいたします。
先日のチェイニー長官のテレビを通じての談話は、これは私としては長官の一般的な一つの期待感というふうに受けとめているわけでありまして、公式の要請はまだないわけでありますから、今の段階といたしましてはこれ以上の答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 お答えいたします。
御承知のとおり現在の中期防で大綱の大方が達成されるわけでありまして、次期中期防をどうするかということが当面の大きな課題であります。この問題については実はもう昭和六十三年十二月の安保会議において、これが切れた後計画的にこういう案をつくるということは当然必要だということは意見が……
○石川国務大臣 ソ連の脅威の認識でありますけれども、委員がソ連の脅威はないと断定されるような御質問でございますけれども、私は著しく見解をまず異にするものでございます。 その理由としては、一つには、今外務大臣も述べられましたように、特に一九六〇年代から今日までのソ連のいわゆる軍事蓄積といいますか、そういうストックというものは相当莫大であるということが一つ。確かにゴルバチョフはその削減については言及されておるようでございますけれども、見方によれば、今外務大臣も触れられましたように、量的には減っても、では果たして質的にはどうかといえば、私は、近代化の整備によってかなりむしろそういう点では威力が向上……
○石川国務大臣 お答えいたします。
非核三原則の原則というものは遵守したい、かように思います。
【次の発言】 非核三原則の原則については堅持してまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 次期防についてのお尋ねがございましたが、現在その下書きといいますか、最終的には政府が作成するわけでございますが、その担当としての立場から今下書き的にこの作業を進めているわけであります。
委員の御質問の中にもございましたように、今国際情勢というものが極めてデタントの方向に進んでいるわけでありまして、こういう国際情勢というものを前提に次期防というものは十分に検討しなければいけないということは当然だと思……
○石川国務大臣 基本的には変わっていないという認識であります。
【次の発言】 ソ連に対する脅威論でありますけれども、私は浅学非才で、実は脅威ということにつきましての概念というのはなかなかつかめないのですね。そこでいろいろと、私なりの解釈かもしれませんが、やはり私ども防衛を預かる立場からいたしまして、先般もいろいろとこの問題についての質疑応答があったわけでありますが、私はその際にも申し上げましたのは、やはり現在のこの軍縮の観点から見ると、ヨーロッパとアジア・太平洋との多少の違いというものを前提にして申し上げたわけでありまして、むしろ一九六〇年以来のやはりソビエトの蓄積した一つの軍事パワーといいま……
○石川国務大臣 今、大綱の作成時と現在の国際情勢といいますか国際軍事情勢、こういう角度からの御質問だと思いますが、御承知のとおり大綱は昭和五十一年、すなわち緊張緩和、デタント、こういう時代に作成されたわけでございますが、現在の、先ほど来いろいろと御論議がございましたように、ヨーロッパなどの状況のすさまじいスピード、量、そういうところから見ると、当時もデタントとはいえ、多少現在とは現象面では違っている、こういうふうに思います。ただし、その枠組みといいますか基本的な条件、こういう点を考慮いたしますと、私は二つの点で相似している、こういうふうに思うわけでございまして、それは、一つには米ソの両国間の核……
○石川国務大臣 防衛は外交と言われるような関係でありますから、今先生がおっしゃいましたように、今世界の流れ、動きというものは、まことに過去の十年が一日のような激しい動きになっていることは先生の御指摘のとおりでありまして、それで、その働きというもの自体が私どもから見ると好ましい方向に今進んでいる、こういう認識に立っているわけでありますが、しかしそうはいいながらも、その基本的な点を眺めると、やはり力の均衡といいますか、そういうものが依然としてある。そういう中におきまして、これから次期防を策定する段階に立っているわけであります。 次期防の内容につきましては、一昨年十二月の安全保障会議における討議を……
○石川国務大臣 お答えいたします。 防衛と外交というものは表裏一体のような関係にあるわけでありますが、先ほど総理からもいろいろと欧州並びにアジア・太平洋の国際情勢についての認識が詳細に御答弁されました。基本的には私も全く同感でございまして、そういう点は総理からも詳細に答えられましたので省略をいたし まして、今の御質問に触れたいと思いますが、防衛庁は依然としてかたくなに脅威論というものを振りかざして一歩も前進してないというような御指摘、御質問があったわけであります。ただ、私は本席におきましてもしばしば見解を申し上げておりますけれども、現在の欧州においての軍縮、また民主化、こういう点につきまして……
○石川国務大臣 今の委員の御質問ですが、最後にちょっと聞き取れなかった点があるのですが、こういうふうに理解してよろしいかどうかと思うのですけれども、今回のこのアメリカの議会に対する報告の中で特にいろいろと日本に対する経費負担、こういうことについてのお尋ねということでよろしゅうございましょうかと思うのですが、この点につきまして我が国としては、安全保障にとり不可欠な日米安保体制、この効果的運用を確保していくということが重要なことになるわけでありまして、従来より在日米軍の駐留経費の負担につきましてはできる限り努力を行ってきているところでございます。 昨日、米国防省は「アジア太平洋地域の戦略的枠組み……
○石川国務大臣 ただいまの先生の御意見には全く私も同感でございます。 せっかくのお尋ねでございますから所見を申し述べさせていただきたいと思いますが、申し上げるまでもなく、政治の軍に対する優先というものは、これは民主主義国家においての私は原則である、このように認識をするものでございます。 現在の我が国の現行制度におきましては、国防組織でございますこの自衛隊というものは、文民である内閣総理大臣、防衛庁長官のもとに十分に管理されている、さらに法律、予算等については国会の民主的コントロールのもとに置かれているわけでございます。また、国防に関する重要事項等につきましても、安全保障会議の議を経ることと……
○石川国務大臣 お答えいたします。 ソ連の脅威に対する米国と我が防衛庁との見解の相違という点について御質問をいただいたわけでありますが、御指摘のように、先般の国防省の議会報告書「アジア太平洋地域の戦略的枠組み」などにも示されておりますように、米国はソ連や東欧の変化を極めて歓迎しているわけでありますけれども、しかし、ソ連の軍事的能力というものにつきましては依然として米国と同盟国に対する軍事的脅威である、こういう認識にはっきり立っております。我が国といたしましても、先ほど外務大臣のアジア・太平洋情勢の中にも述べられておりましたように、極めてヨーロッパとは地政学的にも違っておりまして、特に軍事的な……
○石川国務大臣 大変申しわけございません。ただいまちょっと打ち合わせをしておりましたので先生の質問を聞き落としました。申しわけございません。
【次の発言】 沖縄における施設あるいは区域の整理統合につきましては、早期に結論を得るように現在日米合同委員会でベストを尽くしているわけでございます。かなりこれが前進されるものと期待を持っておるわけでございますが、その際に、今委員が御心配になりましたようなことがあってはこれは大変なことになるわけでありますので、十二分にその点も配慮すると同時に、やはり当時の賃貸借契約というものに基づいて、これが的確に対応できるように努力をすべきである、かように考えているわけ……
○石川国務大臣 お答えさしていただきます。 ただいまの委員の御質問、大変幅の広い角度からの御質問であったようでございます。したがいまして、的確に御趣旨に沿っての御回答ができるかどうかちょっと不安でございますが、私なりに今の委員の御質問を要約をいたしまして、防衛庁という立場でお答えをさしていただきたい、かように思います。 まず第一に軍事情勢、特にアジア・太平洋の中における軍事情勢についていろいろと御見解が申されました。これは、先ほどのヨーロッパを中心としてのいろいろな、米ソの緊張緩和、特に軍縮へ向かっていろいろと、外務大臣から情勢の変化につきましては詳細に御回答がございましたが、その中でも特……
○石川国務大臣 お答えいたします。 今先生の御質問を拝聴いたしますと、一口に言えば、総理の考えと防衛庁の考えというものが逆行している、こういうような角度からの御質問のように拝聴するわけであります。 私は防衛庁長官としての立場で申し上げますが、やはり私どもの現在の防衛というものは、先生も十二分に御承知のとおり、防衛大綱というものの一つの水準を達成するために中期防というものでやっているわけでございます。これは申し上げるまでもない。その大綱というものは一体いつできたかというと昭和五十一年で、確かに今の軍縮と同じような一つの時代である。しかも、その中の国際情勢というものは大きく言って二つに基本的な……
○石川国務大臣 ただいまの言葉の使い方につきましては、政府委員から細かく説明させます。
【次の発言】 ただいまお尋ねの件でございますが、今回の新法によりまして自衛隊が参加する場合には、当然これは平和協力隊員としての任務を持って仕事をするわけでありますから、そういう場合におきましては当然新法の中に規定されておる、多分二十七条だと思いますが、それが使用できる、こういうふうに私は理解をしております。
ただし、今申し上げましたように、補給艦等の場合におきましてはそれ自体が防護用、何というのですか、船そのものを守るための一つの武器というものは九十五条で認められているわけでありますから、しかし、それは私……
○石川国務大臣 隊の実際の運用についてのお尋ねでございますならば防衛局長から細かに答弁させますけれども、私にとりあえず御質問でございますので、私の考え方を申し上げれば、やはり新 しいこの法案の中にも書いてございますように、私ども自衛隊の参加というものはそもそも、午前中の浜田委員の質問の中でもいろいろと、これはできるか、あれはできるかということの中でおわかりのように、平和協力隊としての要するに任務ということだけについての自衛隊の参加でございますので、したがってそういう意味で解釈すれば、私は、後方部隊であるから危険だとかそういうことには当たらない、かような見解を持っているわけでございます。
○石川国務大臣 お尋ねの件でございますが、国連平和協力隊法というものが成立すれば、その本部長の要請を受けて、命によって部隊等及び自衛隊員を平和協力業務に参加させる立場にある私といたしまして、場合によっては厳しい環境の地域に勤務することとなる自衛隊員に対し、勤務の性格に応じた相当の手当が支給されるほか、万一災害に遭った場合の補償が十二分に措置されていなければならない、かように考えております。したがいまして、国としての処遇面においてしかるべき配慮をするとともに、国民の皆様の理解のもとに隊員が誇りを持ってその業務に従事できるようなことが最も重要なことである、かように考えて努力をしてまいりたい、かよう……
○石川国務大臣 内容等につきましては政府委員から答弁させます。
【次の発言】 防衛庁長官という立場から政治的な一つの見解として申し上げたいと思いますが、今委員が、専守防衛の我が自衛隊、そしてそのもとに入隊した隊員、今回の仮にこの法案のための御質問だと思いますが、そういうことから考えても、専守防衛というその基本国策といいますか、そういう我が国の自衛隊の根本理念、性格というものは変わるものではないと、まず私は見解を持っております。
さらに、これは、私は法律家ではありませんから法的なことは抜きにいたしまして、常識論として、自衛隊員が、今回の場合、これはやはり隊務に服する、そういう立場からすれば、自……
○石川国務大臣 今防衛局長から説明した内容に尽きるわけでありますが、ただ自衛隊がいわゆる国連平和協力隊ということに参加し、そして隊員ということになって仕事するわけでありますから、そういう中においては要するにその本部長たる指揮のもとにその作業が行われる、こういうことでありまして、強いて言えば、私は、潜在的にといいますか、そういう意味では今局長からの答弁のように私は理解しておりますけれども、しかしそれが一たび平和協力隊の隊員としての立場でその任務を遂行するというそういう中においては、一つの組織の中におきましての本部長の指揮下に入る、こういうふうに理解をしているわけであります。
○石川国務大臣 まず、中野委員の質問の御趣旨につきまして、私は全面的に共鳴をするものでございます。 現在、先生も御承知のとおり、我が国の防衛というものは専守防衛ということで、憲法第九条の枠をはめられて、その中でしっかりと国の防衛をやっておるということにつきましては、これは国民の中におきましても広範囲にこれがかなり私は理解をされている、かように思います。したがって、大体八〇%ぐらいは自衛隊の存在というものを肯定しているところではないかな、かように思うわけでございます。しかし、そうはいっても、私はこのアンケートを見ますると、そういう八〇%の国民が支持しながら、しかも反面、自衛隊に対する親しみとい……
○石川国務大臣 官房長から法の運用につきまして回答させます。
【次の発言】 ただいま条約局長から詳しく説明されましたが、むしろ私から答えた方がよろしかったかという立場もございますが、もう今繰り返す必要はないと思いますけれども、十分にそれが答弁されております。
ただ、先生、ここにも書いてございますように、第二十二条によりますと、この平和協力隊法ができますと、いわゆる平和協力隊業務を実施するため必要があると認められたときには、防衛庁長官に対して自衛隊員あるいは自衛隊、これを平和協力業務に参加させるよう要請することができる、この要請を受けて防衛庁長官として、部隊に所属する自衛隊員を含む部隊を参加さ……
○石川国務大臣 中谷先生は数少ない自衛隊の体験者でございまして、特に幹部自衛官としての過去の経験を持っているまことに数少ない議員さんであるわけであります。そういう立場から今御質問ございました。自衛隊隊員というものと一般国民というものとのいわゆる平和というものあるいはこういう国際的な協力というものについての意識の差、こういうことを問われたわけでございます。 精密にどのような一般国民との差異があるか、そういうあえて調査分析をしたわけではございませんから私の感覚的な答えになろうかと思いますが、私は大臣に就任いたしましてから約十カ月近くなるわけでありまして、その間にできるだけ各部隊を視察してまいりま……
○石川国務大臣 ただいま警察、消防、海上保安庁、防衛庁、それぞれの人から賞じゅつ金の内容につきまして答弁がされましたように、いわゆる警察、消防署、こういうものと比べまして自衛隊の場合には非常にいただく金に大きな差がある、こういう事実があるわけであります。その理由は何かというと、これまた答弁の中でおわかりのように、警察官というような身分はやはり地方の自治体との関係がありますから、県知事さんとかそういうところからの救慰金というものがそれに加わるということで、結果的に大変な大きな差が出ているわけであります。 そういうことから見ると、これは制度的な問題で、出しちゃいけないと言うわけにはいけないわけで……
○石川国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に準じて防衛庁職員の給与の改定等を行うものであります。 防衛庁職員の給与の改定等につきましては、参事官等及び自衛官の俸給並びに防衛大学校及び防衛医科大学校の学生の学生手当を一般職の職員の給与改定の例に準じて改定し、あわせて営外手当について改定するほか、通勤による災害を受けた職員の給与上の取り扱いについて、公務上の災害を受けた場合と同様とすること及び期末・……
○石川国務大臣 次期防についての基本的な考え方につきましては、当然その前提となる国際情勢の認識等があるわけでありまして、この点についての基本的な考え方についてはもう総理からもいろいろとお話をされておるわけでございまして、重複を避けたいと思います。 ただ、今お尋ねのシーレーンにつきましてはどうか、こういうことでございますが、確かに国際情勢の変化というものは十分認識しておりますけれども、先生も御承知のとおり、我が国は四方が海に囲まれておるわけでございまして、この海を通って私どものいろんな生活の必需品というものも入ってくるわけでありますので、そういう国民生活を維持し、あるいはまた継戦能力を保持する……
○石川国務大臣 時間もないようでございますから、簡単に結論的に申し上げたいと思いますが、今先生、AWACSあるいはMLRS、定数その他につきまして、いろいろと数字的なことで具体的なことについてお触れになったようでございますが、それらにつきましては、目下次期防について鋭意努力中でございまして、今の段階では、これにつきましての具体的な見解を申し上げることは控えさしていただきたいと思います。ただ、一言申し上げたいのは、先生もいろいろと御指摘のございましたように、今のような国際情勢というようなものを十二分に踏まえまして、やはり国民に理解されるものでなければいけない、かような観点が一つ。 それから、お……
○石川委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、総括質疑をいたします。 質問に入る前に、去る一月の十九日の皇室会議におきまして、満場一致で皇太子徳仁親王殿下と小和田雅子様の御結婚がめでたく成功をしたわけでございますが、国民がひとしく宿望しておりましたことでございまして、まずこのことにつきまして心からお喜びを申し上げますとともに、国民とともにお祝いを申し上げたいと思います。 ともすれば、内外に非常に暗いニュースばかりが飛び交う昨今でございますが、光明をほの見る思いがいたしまして、ぜひともことしがこの光明の明かりが日本国じゅうに明るく照り渡りますように御期待を申し上げたいと思います。 なお、……
○石川委員長代理 これにて石田君、遠藤君の質疑は終了いたしました。
次に、堀昌雄君。
【次の発言】 ただいまの堀委員の御提案につきましては、委員長としてこれを真摯に受けとめさせていただきたいと思います。
○石川委員長代理 これにて串原君の質疑は終了いたしました。
次に、伊藤忠治君。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 お静かに願います。
【次の発言】 これにて平田君、大野君の質疑は終了いたしました。
次に、関晴正君。
○石川委員長代理 御静粛に願います。
【次の発言】 御静粛に願います。御静粛に願います。
委員長として申し上げますが、ただいまの質疑はその装備の内容等についてのお尋ねである、このように思いますので、できるだけ詳細なことが必要ではないかと思いますので、事務当局に御答弁を求めているわけであります。御了承願います。(発言する者あり)御静粛に願います。
なるべくわかりやすくお願いします。
【次の発言】 委員長として見解を申し上げますが、今の御質問の中身は、あくまでもお聞きのとおり、その輸送船についてのいわゆる建造費等のそういう内容であろうと思います。
その内容について詳細にということでございます……
○石川委員長代理 これにて富塚君の質疑時間は終了いたしました。
次に、日笠勝之君。
この際、質疑者の御出席が得られますよう、事務局をして御要請いたさせます。
質疑者の御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
これより日笠勝之君の質疑時間に入ります。
〔石川委員長代理退席、中川委員長代理
着席〕
〔中川委員長代理退席、石川委員長代理
着席〕
【次の発言】 これにて日笠君の質疑時間は終了いたしました。
次に、小沢和秋君。
この際、質疑者の御出席が得られますよう、事務局をして御要請いたさせます。
質疑者の御出席を要請いたしましたが、御出席が得ら……
○石川委員長代理 これにて草川君の質疑は終了いたしました。
次に、児玉健次君。
【次の発言】 これにて児玉君の質疑は終了いたしました。
次に、伊藤英成君。
○石川委員長代理 本件については理事会で相談します。
【次の発言】 これにて児玉君の質疑は終了いたしました。
次に、富塚三夫君。
○石川委員長代理 これにて竹内君の質疑は終了いたしました。
午後二時より再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時四十五分休憩
【次の発言】 はい。
【次の発言】 これにて日笠君の質疑は終了いたしました。
次に、関晴正君。
○石川委員 きょうはテレビ放送もございますので、時間は厳守しなければなりませんので、残された時間、極めて短い時間でございますが、簡潔に補足の質問をさしていただきたいと思います。 初歩的なことでございますが、例えばPKOというものが、国民の中には案外、理解されていながら、なかなかわからないという方も多いわけでありまして、こういう観点から、PKOというものはもう非常に歴史は古い、その中には今までたくさんのPKO活動というものが地球の上であちらこちらたくさん行われてきたわけであろうと思いますが、そういう実態について簡略に、そしてその中で特に、とうとい命を失ったその内容、どのくらいそういう方がいるの……
○石川委員長代理 これにて宮地君の質疑は終了いたしました。
次に、吉井英勝君。
【次の発言】 この際、内閣総理大臣より発言を求められておりますので、これを許します。宮澤内閣総理大臣。
【次の発言】 次に、松浦利尚君から関連質疑の申し出があります。宇都宮君の持ち時間の範囲内でこれを許します。松浦利尚君。
○石川国務大臣 私が防衛庁長官の石川要三でございます。
答えは、先ほど政府委員から答えた内容と同じであります。
【次の発言】 政府委員からるる申されましたような理由と計画に基づいてこの移転をこれから進めていくわけでございます。もちろん、新宿区の方から反対意見書も出されておることは私も十二分に承知しております。ただ、先生にあえて反論する意味ではございませんが、危険物が何か移転するような、そういうお考えが一部の方にもしあるとするならば、それはいささか誤解に基づいているんじゃないかなという感じを強めるわけであります。言うならば、農林省、建設省、その他の本庁の要するに事務所が移転するのと根本的には違……
○石川管理者 これより平成五年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会協議委員議長副議長互選会を開きます。
衆議院規則第二百五十二条第二項の規定によりまして、私が管理者となります。
これより協議委員議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの鴻池祥肇君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、佐藤信二君が議長に当選されました。
議長に本店をお譲りいたします。
【次の発言】 ただいま皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。
よろしくお願いいたします。(拍手)
○石川管理者 これより平成五年度一般会計予算外二件両院協議会協議委員議長副議長互選会を開きます。
衆議院規則第二百五十二条第二項の規定によりまして、私が管理者となります。
これより協議委員議長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの鴻池祥肇君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、佐藤信二君が議長に当選されました。
議長に本席をお譲りいたします。
【次の発言】 ただいま皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。
よろしくお願いいたします。(拍手)
○石川委員長代理 ありがとうございました。 次に、前田公述人にお願いいたします。
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