このページでは高村正彦衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(高村正彦君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べたいと思います。 まず、今回の兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。今後速やかに被害状況を把握の上、その影響に十分留意して、今後の経済運営に万全を期してまいります。 戦後五十年間、我が国経済は、国民のたゆまぬ努力により幾多の困難と試練を乗り越えて、目覚ましい発展を遂げ、今や国民一人当たりの国内総生産額はOECD加盟国中第一位となりました。 しかしながら、内外価格差の是正・縮小が大きな課題となるなど、国民が……
○高村議員 在外邦人保護のための輸送手段については主として政府専用機が想定されているところでありますけれども、例えば政府専用機が他の目的で使用中のときとか、内閣総理大臣等の外遊のために使用中とか、あるいは整備中等のために使用できない場合、在外邦人保護のための輸送ができないとすることは不合理であるということがその理由であります。
さらに、被派遣国の受け入れ能力、例えば滑走路が短い場合、あるいは輸送人員数、輸送の時期等により最適な輸送手段を使用することが当該輸送を最も効率的に実施できるということのためにこうしているわけであります。
【次の発言】 在外邦人等の輸送に使用する航空機としては、航続距離……
○高村委員 今まで政治資金の疑惑について、秘書が、秘書がと言った政治家はたくさんいたわけでありますけれども、個人の借金について、秘書 が、秘書がと言った政治家は私は初めて見たわけであります。そういう意味で、深山さんにここに来ていただいたわけでありますが、深山さん個人については心からお気の毒だ、こういうふうに思っているわけであります。 細川さんは国会審議を通じて、元利とも現金で返した、こういうことを言っておられたわけでありますけれども、辞任の記者会見では、利息については佐川各社からの政治資金として処理した。今まで言ってきたことがうそであったことを自白いたしまして、利息といっても数千万になるわけ……
○高村国務大臣 このたび経済企画庁長官に就任いたしました高村正彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 内外ともに多事多端の折、経済運営のかじ取り役である経済企画庁長官を拝命し、その責任の重大さを痛感しております。 現下の経済運営の第一の課題は、我が国経済を一日も早く本格的な景気回復軌道に乗せることであります。我が国経済は、総じて低迷が続いている中、このところ明るい動きが次第に広がってきておりますが、最近の為替相場の不安定な動きなど懸念すべき要因も見られます。このため、為替の動向にも細かく目を配りながら、経済運営に万全を期してまいる所存でございます。 規制緩和に関しましては、これ……
○高村国務大臣 このたび、経済企画庁長官に就任いたしました高村正彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 内外ともに多事多端の折、経済運営のかじ取り役である経済企画庁長官を拝命し、その責任の重大さを痛感しております。 現下の経済運営の第一の課題は、我が国経済を一日も早く本格的な景気回復軌道に乗せることであります。我が国経済は、総じて低迷が続いている中、このところ明るい動きが次第に広がってきておりますが、最近の為替相場の不安定な動きなど、懸念すべき要因も見られます。このため、為替の動向にも細かく目を配りながら、経済運営に万全を期してまいる所存でございます。 規制緩和に関しましては、……
○高村国務大臣 当委員会が開催されるに当たりまして、今後の経済運営の基本的考え方について簡単に申し述べたいと思います。 現下の経済運営の第一の課題は、景気を一日も早く本格的な回復軌道に乗せることであります。 我が国経済は、このところ明るさが広がってきており、緩やかながら回復の方向に向かっております。 こうした動きを加速し、景気を本格的な回復軌道に乗せるため、経済及び為替の動向に細心の注意を払いながら、平成六年度予算の円滑かつ着実な執行を進めるなど、引き続き内需を中心とした持続的成長の確保に努めてまいります。 第二の課題は、積極的かつ計画的な規制緩和への取り組みを中心とする経済改革の推進……
○高村国務大臣 ことし夏が暑かったのは太平洋高気圧が強かったためでありまして、私がそうしたわけではないわけであります。 九月七日の記者会見で、雲が多い中で云々と言ったのは、二日後に月例経済報告がある、根掘り葉掘り聞かれても正確に申し上げるわけにいかないし、うそもつくわけにいかないということで、禅問答のような答えになって大変申しわけなかった、こう思っているわけでありますが、その二日後に、我が国経済は企業設備等の調整過程にあるものの、このところ明るさが広がってきており、緩やかながら回復の方向に向かっている、ただし、為替相場の動向など懸念すべき要因も見られる、こういう表現をしたわけであります。 ……
○高村国務大臣 民間は本当に血のにじむようなリストラをやっているわけでありますから、公の部門が、あるいは公共料金関係事業体がぬくぬくとしていいわけないわけでありますから、先生がおっしゃった趣旨を体して十分できるように、経済企画庁としても監督主管官庁に御相談してまいりたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 現行経済計画では、平成四年度一から平成八年度でありますけれども、三・五%ということを見込んだわけであります。ただ、先生御指摘のように、平成四年も平成五年も、そして今年度前半もそれにかけ離れた低い成長率であることは事実でございます。
今景気が回復の方向に向かいつつある、こういうこと……
○高村国務大臣 おっしゃるように、公共料金についての情報公開というのは極めて大切なことである、こういうふうに考えております。 村山内閣におきましても、公共料金についての取り扱いの基本方針というのを先般定めたところでありますが、情報の公開という独立の項目を設けまして大変重視をしているところでございます。 これからも、主管省庁あるいは各事業体に情報の公開をお願いしてまいると同時に、経済企画庁としても積極的に情報の公開に努めてまいりたい、こういうふうに思っております。 来年度につきまして、公共料金全般についての情報を提供をするために、そういうハンドブック的なものをつくりたいということで予算要求……
○高村国務大臣 景気は今年度中に本格的回復軌道に乗るのではないか、乗らせなければいけない、こういうふうに見ております。
明るさが増してきたところでありますから、当面は本年度の予算を着実に執行する、そういったことが肝要ではないか、こういうふうに思っております。
【次の発言】 株価のことはわかりませんけれども、経済そのものは緩やかながら回復の方向に向かっていると認識しております。ただし、為替相場等、懸念すべき要素があることももちろんでありますし、企業設備等まだ調整過程にあるということも、そのとおりであります。
【次の発言】 確かに長い不況でありましたけれども、今や緩やかながら回復の方向に向かって……
○高村国務大臣 ただいま大蔵大臣がお答えになったこととおおむね同じでありますが、減税によって可処分所得がふえる、それが個人消費あるいは住宅投資を押し上げる、そのことによって民間投資がふえる、経済全体にいい影響を与える、こういうことであろうと思います。 今年度の既に行われた減税については、まだどれだけ効果があったかということはしかたる数字は出ていないわけでありますけれども、小売、自動車、そういったことにヒアリング調査を行った結果では、減税の効果を実感しているということでありますから、それなりの効果はあった、こういうふうに見ているわけであります。
○高村国務大臣 内外価格差については質問通告がありませんでしたので、常識の範囲内でお答えさせていただきたいと思います。 急激な円高が進む中で、企業等、特に輸出関連企業は大変な厳しい目に遭っているわけでありますが、一方で消費者に対して円高のメリットが届かないということは、やはり国民経済からいって大変なことだ、こういうふうに考えております。 この内外価格差をなくすということは、物価政策全体の面からいっても大変大切なことだと思いますし、今一番大切なのは、実態調査、実態をどうつかむかということだと思いまして、今までもやってきましたが、このたび総理からも指示がありまして、サービス、中間財も含めた内外……
○高村国務大臣 価値判断が全く入っていないわけではありません。検討するに値するという価値判断のもとに紹介議員になりました。
○高村国務大臣 国民が真に豊かさを実感するに必要な社会資本の整備をぜひこのまだ人口構成が若い時代にやっておきたい。そのために、来年度から十年間でどういう社会資本整備をしたらいいのか、そして公共投資規模、配分を決めておこう、こういうことで見直しを行ったところであります。 六百三十兆にどうしてなったのかといいますと、人口構成、高齢化社会がピークを迎える二十一世紀初頭までに必要な社会資本整備のおおむねを終えるためには、今後十年間とのぐらいやったらいいのかという観点からはじいたものでありますが、もちろん、これだけやっておきたいということと、経済全体のバランスも考える必要がありますから、その両方から六……
○高村国務大臣 質問の御趣旨が必ずしもはっきりわかっておらなかったわけでありますが、経済成長率が高まれば増収につながるかということであれば、それはもちろんつながると考えております。
【次の発言】 民間がリストラをするときは、数字的目標をしかるべき時期につくっているだろう、こういうふうには思います。
○高村国務大臣 今大蔵大臣からお答えありましたけれども、本計画は二十一世紀初頭までを展望した長期的な計画であることに加え、その具体的実施に当たっては、各時点の経済財政事情を踏まえつつ、国、地方、公団、事業団等各種公的企業等が、それぞれの社会資本の性格に応じ適切な対応を図るものであります。したがって、財源等について具体的な見通しをすることは困難である、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 当委員会が開催されるに当たり、まず、兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表し、また、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞い申し上げます。 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さきの経済演説で明らか にしたところでありますが、重ねて所信の一端を簡単に申し述べたいと存じます。 私は、今後の経済運営に当たりまして、特に次の諸点を基本としてまいりたいと思います。 第一は、回復局面にある我が国経済を内需を中心とした安定成長へと導くことであります。 今回の震災の日本経済に与える影響につきましては、被災……
○高村国務大臣 これだけの大震災があったわけでありますから、生産、物流に当面大きなマイナスがあることは必至である、こういうふうに考えております。しかしながら、今速やかな復興努力が行われつつあるわけでありまして、一部既に復旧しているということもあります。これからさらに本格的な復興の努力が期待されるわけでありますが、日本の経済全体の大きさはこの復興需要に十分こたえていくことができる、こういうふうに考えられるわけであります。 だから、時期がいつどうなるかということはまだ確定的に見通せませんけれども、当面はマイナス、その後マイナスを少しずつ取り戻して、そして復興需要に確実にこたえていく中でプラスに転……
○高村国務大臣 納得できないと言われたので答えにくいのですが、大体大蔵省と同じ見解であります。 九三年については、やはり我が国の経常収支黒字の拡大を背景に、思惑的な取引もあって、夏場にかけてまさに急速な円高が進んだ、こういうふうに理解をしております。九四年については、基本的にはドル安といいますか、アメリカのドルが欧州通貨を含めて他国の通貨に対して安くなる、その反射光として我が国の円高が進んだ、こういうふうに理解をしております。それで、最近の円高は、まさに十二月のメキシコ通貨危機、そのことによるマルク高・ドル安、それにつられて日本の円高も進んだ、こういうふうに理解をしております。
○高村国務大臣 当委員会が開催されるに当たり、まず、兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表し、また、負傷された方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞い申し上げます。 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さきの経済演説で明らかにしたところでありますが、重ねて所信の一端を簡単に申し述べたいと存じます。 私は、今後の経済運営に当たりまして、特に次の諸点を基本としてまいりたいと思います。 第一は、回復局面にある我が国経済を内需を中心とした安定成長へと導くことであります。 今回の震災の日本経済に与える影響につきましては、被災地……
○高村国務大臣 ミクロの点については後で通産省から答えていただくこととして、マクロの点についてお答えいたしますと、やはりこれだけの大震災で物流、生産等に大変な打撃を受けておりますから、当面マクロについてもマイナスの影響が出ることは必至である、こういうふうに考えております。 一方、速やかな復興努力がもう既に始まって、生産にしても物流にしても一部復旧しているというところもあるわけでありまして、これから本格的な復興努力がなされなければならないわけでありますし、日本経済全体の大きさを見ればそれに十分こたえていく余力がある、こういうことだと思うわけであります。 でありますから、平成七年度全体について……
○高村国務大臣 我が国の内外価格差問題につきまして、その現状と要因を御説明するとともに、価格差の是正、縮小に向けての所信を申し述べたいと存じます。 我が国経済は、物価の安定に関しては総じて良好な成果をおさめてまいりました。しかし、物価水準で見ると他の先進諸国と比べても割高となっており、このことが内外価格差問題として国民が生活の豊かさを実感できない大きな要因となっております。また、生産面から見ると、内外価格差問題は我が国の高コスト構造と表裏一体をなしております。 去る五月二十六日に公表いたしました経済企画庁で実施している生計費に係る内外価格差調査によると、東京の物価水準は、一九九四年十一月時……
○高村国務大臣 これだけの大震災でありますから、生産だとかあるいは物流について当面大変なマイナスがある、これは明らかなことであります。 ただ、今もう既に一部復興努力が始まっておりまして、一部ではありますけれども、生産についても物流についても若干の回復が図られているところであります。さらに本格的な回復を図っていかなきゃいけないわけでありますが、その復興需要に対して、今の日本経済全体の大きさから見れば十分にこたえていくことは可能であると思いますし、こたえていかなければならない、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 内外価格差が非常に大きいということが生活の豊かさを妨げているというのは御指摘のとおりだ、こう思うわけであります。そして、内外価格差をなくすために一番大切なことは何かといえば、競争条件を整備していくことだ、こういうふうに私は考えております。
まず規制を緩和するだとか、あるいは独禁法を適正に運用するとか、あるいは競争を制限するような取引慣行をなくしていくだとか、そういったことをきっちりやっていくということが一番大切なことだ、こういうふうに考えております。(発言する者あり)
【次の発言】 私の経済演説では、不確定要素ということで、あの時点で一言触れさせていただいたわけであります。こ……
○高村国務大臣 神戸市が先週一週間実施した食料品、日用品の価格調査によりますと、総じて通常の価格の範囲内にあるということであります。 経済企画庁でも、先週、物価モニターを通じて調査をしたわけでありますが、被災地では、一部の商品で価格の上昇が見られるとの回答も見られたものの、物価は全般的に安定している、もしくは従来よりも安く販売しているものもあると回答した方が、合計で全体の約七割を占めたわけであります。しかし一方、防水シートだとかベニヤ板だとかあるいは家賃、そういったものが値上げの動きがあることも事実であります。これからさらに調査、監視を強化するとともに、積極的に情報提供を行っていきたい、こう……
○高村国務大臣 今の内閣は、前の内閣がいわゆる年内一括凍結を行った、それについてはそのまま継承をしているわけであります。 年内一括凍結あるいは一括凍結をしたような場合に、一番難しいのは何かというと、凍結期間が切れた後の取り扱いであるわけであります。従前の例を見ますと、凍結期間が切れた後必ず大幅な値上げになっている、こういうことでございます。今度の内閣ではそういうことがあってはならないということで、極力調整して、時期も凍結期間が切れた一月一日にみんな上がるというようなことはもちろんなく、時期も延ばしましたし、幅も圧縮する、そういうことを行ってきたわけであります。 ただ、先生がおっしゃる民間が……
○高村国務大臣 これだけの大震災でありますから、生産、物流、当面においてはマイナスであることは必至である、こういうふうに思います。 ただ、速やかな復興努力が既に始まっております。もう一部では生産、物流とも復旧したところがある。これから本格的復興努力が始まるわけでありますが、その中で日本経済全体は、この復興にこたえていくだけの力は日本経済全体の大きさを考えれば十二分にある、こういうふうに考えているわけであります。 でありますから、中期的には当面のマイナスを取り戻していく、マクロ経済的に見れば。そして、長期的に見れば、その復興努力をすることが結果的には景気についてもいい影響を与える面がある、こ……
○高村国務大臣 今大蔵大臣がお答えになったとおりだと思いますが、私、関東大震災の後のことはよく存じないわけでありますが、当時の日本の経済の全体の大きさと今の経済の全体の大きさは全く違うということで、日本は、過剰かどうかわかりませんが、よく貯蓄過剰だということが言われるような状況の中で、この復興需要にこたえていくだけの力が、財政はともかくとして、日本全体の経済の力はある、こういうふうに私は考えているわけであります。
【次の発言】 公共投資基本計画においては、自然災害を未然に防止するための施設を着実に整備する、そして、安全な居住環境の確保のための施策を進めること等というようなことで、安全の確保を明……
○高村国務大臣 先生の規制緩和に関する御意見にほぼ同感でございます。規制緩和によって新たな事業活動の展開ができる、あるいは内外価格差を縮めて国民の実質所得を高める、それが需要を喚起する、そういったことが大いにあるだろう、こう考えております。 ただ、一時的には一部の産業に摩擦が起こるというようなこともありますけれども、全体のメリット・デメリットを考れえば、今の状況よりはるかに、規制を緩和していく、そして産業のフロンティアをつくっていく、そのことが日本経済全体を活性化させる、こういうふうに考えております。
○高村国務大臣 今の内閣は、前の内閣のいわゆる年内一括凍結を完全に継承しておりまして、全く変わっておりません。
【次の発言】 羽田内閣は総点検ということをするということを決められました。そして、羽田内閣の中で努力目標として六月中にその結論を出す、こういうことをされているのですが、それができなかった。それを七月になってから我が内閣で総点検をした。それが凍結解除と誤り伝えられた、それだけのことであります
○高村国務大臣 公共投資基本計画の中には、先生がおっしゃったそういう観点もきっちり明記されているわけであります。
それと同時に、公共投資基本計画の中には、何をやるんだということがきっちり書かれているわけではありませんので、建設コストが下がればそれだけ多くのことをやればいいということになっている。公共投資基本計画というのは、そういう十年間の長期的な計画であるということを御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 これだけの大震災でありますから、生産、物流等にとって当面マイナスがあるのは必至であります。ただ、速やかな復旧努力が今行われておりまして、一部復旧されたという点もあるわけでありまして、……
○高村国務大臣 震災の個人消費に与える影響でありますが、確かに被災地においてはマイナスがあるというのはそのとおりでありますが、全国的にどのくらいのマイナスがあるのか、確かに先生のおっしゃるような消費マインドに影響するところがあるかもしれません。それについては現時点では不明であります。 最近の個人消費の動向を見ますと、乗用車あるいは家電製品等、増加傾向にある。この乗用車については、一月も含めて統計が既に出ているわけでありますが、増加傾向にある、緩やかながら回復傾向にあるということが言えるだろう、こういうふうに思っております。 いずれにしても、この震災の個人消費あるいは経済全体に対する影響とい……
○高村国務大臣 当初二・八%と示したのは、政府投資あるいは住宅投資、かなり高いままで推移する、そして、個人消費そして設備投資が七年度は引っ張るようになるであろう、何とか二・八%ぐらいいくのではなかろうか、こう思ったわけであります。 今度の震災でありますが、当面、やはり生産、物流に打撃を与えていることは間違いない。しかし、前回も申し述べましたように、かなり速やかな復旧努力が行われている。生産にしても物流にしても一部復旧した。そして、これから本格的な復興努力が続けられる。そして、この復興需要にこたえていくだけの十分の余力が日本経済全体にはある。そして、当初のマイナスを少なくとも平成七年度中にはフ……
○高村国務大臣 内外価格差の是正、縮小が規制緩和の最も大きな目標の一つであるというのは、先生のおっしゃるとおりだ、こういうふうに思います。 ただ、今おっしゃった御提言の中には、数値目標みたいなものを定めろ、こういうことがあるとすれば、それはにわかに賛成しがたいわけであります。やはり、価格というのは最終的には市場で決まるものでありますし、特に為替だとかあるいは外国の物価水準、そういったものまで日本の政策によっていかんともしがたいわけでありますから、数値目標を定めるということについては直ちに賛成しがたい、こういうことであります。
○高村国務大臣 この調査は、昭和六十三年から毎年十一月にやって翌年の夏ぐらいに大体まとまるというような状況でありましたが、今のような状況の中で余りゆっくりもできませんので、今督促して少しでも早く発表させたい、こういうふうに考えております。各省庁それぞれやっておりますので、ちょっと時間がかかることをお許しいただきたいのですが、例年よりは早くさせたいと思っております。
【次の発言】 毎年十一月にやると言いましたが、十一月にすべて終わっちゃうわけじゃなくて、この春先まで省庁によってはかかっているところが現実にあるわけであります。そういうものを要因分析して発表するということで、毎年夏になっていた。それ……
○高村国務大臣 今の日本の経済は、企業設備等の調整が進展する中で緩やかながら回復基調をたどっているわけであります。そして委員御指摘のように、急激な円高が経済に悪影響を及ぼすおそれがある、こういう状況でありますが、そういったことに対応して政府は四月十四日に緊急円高・経済対策を行ったわけでありますし、今その具体化としてこの補正予算を御審議いただいている。そして同じく四月十四日に日銀は公定歩合を引き下げた、こういうこともあるわけであります。 こういう状況の中で、この補正予算を一日も早く成立させていただいて、平成七年度予算とともに着実に執行していく、その他経済対策に示されたようなことを着実にやってい……
○高村国務大臣 経常収支の黒字をGDP比で見ますと、平成四年度は三・四%でありますし、平成五年度が三%、平成六年度、またこれは実績見込みでありますが、二・七%、そして平成七年度の見通しては大体二・四%になる、趨勢的にこう減りつつあるわけであります。 私たちは、この趨勢的に減りつつある経常収支の黒字をさらに減らすことが必要だ、こういうふうに考えているわけでありますが、この対策で、定量的にこのことによって幾ら減るかという計算、そういったことは不可能に近いし、そして、経常収支の黒字、経常収支というのは自由な経済活動の結果として起こるものでありますから、政府としてそういう見通しをこういうことだと数字……
○高村委員 この三カ月間、政治的謀略によって加藤参考人に対し疑惑なるものがでっち上げられて、誹謗中傷が繰り広げられてまいりました。でっち上げられた疑惑は、大別して、共和からの一千万円献金、静岡県信連からの一億円献金、北朝鮮への米援助にまつわるものの三つあるわけでありますが、私は主として共和からの一千万円献金についてお聞きいたします。 加藤参考人が、平成二年二月八日から十日の間に、新宿のセンチュリーハイアットホテルで共和の森口五郎元副社長から現金一千万円を受け取ったのではないかということは、平成四年、加藤参考人が官房長官時代にも指摘されましたが、二月八日から十日は加藤参考人は地方に行っていたこ……
○高村国務大臣 平成七年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。 総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、五百六十九億円余りであります。 また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、六千三十五億円を予定しております。 以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。 第一に、適切かつ機動的な経済運営と的確な経済情勢判断の推進に必要な経費として、六千二百万円余りを計上しております。 この内訳の主なものは、経済状況を的確に把握するため単身者世帯の消費予測調査の実施、早期政策判断支援システムの運用……
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