このページでは中谷元衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。 国の安全保障のあり方につきまして質問をさせていただきます。 ことしの十月三十一日でありますけれども、細川総理は自衛隊の観閲式典の場でこう発言されました。日本は世界のどの国にも率先して軍縮のイニシアチブをとっていかなければならないという発言でございまして、これは、私聞きまして、あの就任早々の日本の侵略戦争発言を聞いたときに次ぐ驚きの感じを持って聞きました。時が時、場所が場所であって、最高指揮官ですから自分の抱く理念とか方針は明らかにするのは大事なことなんですけれども、ああいう場での発言でございまして、非常にびっくりしたわけでありますが、防衛庁長官……
○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。 案件でございます自衛隊法の改正につきまして質問をさせていただきます。 この委員会に自民党案が提出されて二カ月たちましたが、衆法、閣法に対する委員会の質問も一巡したわけでございます。 私が一番強く疑問に感じますことは、総理や外務大臣等のスタンスとして、連立政権の外交や安全保障政策につきましては自民党政権を引き継ぐということでございましたが、前の国会の衆議院の本会議で成立したこの自衛隊法改正の法案について、この自民党案に対して、防衛庁長官も外務大臣も、前の防衛庁長官も外務大臣も、そして公明党、民社党、新生党、さきがけの人たちも、ほんの半年前までは……
○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。本日は、質問の機会をつくっていただきまして、大変光栄に存じております。どうぞよろしくお願いいたします。 政治改革もいよいよ山場となってまいりましたけれども、今から四百年前の一六〇〇年九月十五日、全国の諸大名が関ヶ原に集まって、東西に分かれて、その後三百年の太平の世をつくるために大決戦があったわけでありますが、今まさに自民党案と与党案と大変なこれからの決戦の場を迎えるに当たりまして、私は、自由民主党の一員として、当選後四年間何とか政治改革が実現するようにということで全力で頑張ってまいりましたけれども、いよいよその日も近いということで、きょうは両案の違……
○中谷委員 中谷でございます。 現在、この国におきましては、無政府状態に近い状態ではないかというふうに思います。細川内閣の総辞職によって首班指名をして二日もたつのに、いまだに大臣が決まっていない、内閣機能がほぼ停止をしているということで、脳死を人の死に例えるならば、この国は今死んでいる状態になりますが、いわば辛うじて心臓が動いている状況でありまして、その心臓部分がこの国会の当委員会という役割を果たしているんじゃないか。 つまり、委員会の英知によってこの法案の審議ができるということに対して敬意は表しますけれども、とにかく、この委員会の場に農林大臣が不在であり、また、四月三十日にこの法案が切れ……
○中谷委員 日米安保関係について質問させていただきます。 先週の十月十四日ですけれども、午後二時三十六分に高知県土佐郡大川村の早明浦ダムにおいて米海軍のA6攻撃機が墜落いたしまして、米国乗員二名が死亡するという事故がありました。それから一週間たつわけでありますけれども、アメリカ側から地元や住民、マスコミ、自治体に対して事故の模様等の説明がなされておりません。この墜落現場は、大川村役場からわずか一キロ近くの学校とか民家の近くにあるところで、地元にもかかわらず、捜索については米国が中心になって、地元の警察とか消防団とかマスコミは遠くを取り巻いて、ほぼ情報からシャットアウトされた状態になっておりま……
○中谷委員 自由民主党の中谷でございます。 きょうは、村山政権ができて四カ月たったということで、この内閣は自社さきがけの連立政権ということで、特に「人にやさしい政治」の実現のためということを標榜しておりますので、建設行政における人に優しい建設行政ということで、単に産業振興というだけではなくて、福祉、環境、安心、安全、文化など、日常生活において潤いと安らぎのある建設行政が行われているかどうかということにつきまして、大臣並びに建設省の基本的な考え方をお伺いをいたします。 まず、福祉というキーワードの観点からお伺いしますけれども、与党においても新ゴールドプランとかエンゼルプラン等策定について検討……
○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。本会期も残りわずかとなりましたけれども、久しぶりの委員会が開催できるということで、野党の皆様方の御協力に心から感謝申し上げたいというふうに思います。 ことしもいろいろございましたけれども、特にことしの前半は、阪神・淡路大震災、地下鉄のサリン事件、オウム真理教の恐るべき犯行計画等が明らかになりまして、国民が非常に不安を感じたと同時に、我が国においても危機管理の必要性が認識をされた、そういう前半の時期でありました。 中盤は、現在国会の会期末ということで、一つの政治的なイベントとして戦後五十年の国会決議をやろうじゃないかということで、それぞれの政党、そ……
○中谷政府委員 このたび国土政務次官を拝命いたしました中谷元でございます。 池端国土庁長官からのお話にもありましたように、現在国土庁は数多くの大変重要な課題を抱えているわけでございます。 このような時期に、微力ではございますけれども、池端国土庁長官を補佐をいたしまして、国土行政推進のために全力で取り組んでいく所存でございますので、委員長初め委員各位の御指導、御協力を心からお願いを申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○中谷政府委員 このたび国土政務次官を拝命いたしました中谷元でございます。 阪神・淡路大震災の例を見るまでもなく、地震、台風、火山噴火等災害の多い我が国におきましては、迅速的確に行動をし、そして国民の生命財産を守るということが国政の基本であると私は認識をいたしております。 池端国土庁長官を補佐し、災害対策に万全を尽くしてまいる所存でございますので、委員長を初め委員各位の、皆様方の御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。 本日は、先ほど御提案がありました防衛庁設置法の一部を改正する案でございますが、この骨子は、自衛官の定数の変更、そして二番目は、防衛大学校に今度は修士課程に相当する総合安全保障研究科ができるということでございます。 実は、私は防衛大学校の出身でございまして、母校にやっと総合安全保障研究科ができるということで非常にうれしく思っております。 やはり国として、国の安全保障を国が研究する機関を設けるということは当たり前のことでありまして、戦後、日本の社会においては、この安全保障の研究、また安全保障に関する考察が著しく欠如していた点でございまして、このた……
○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。 ただいま新進党さんにも御出席をお願いいたしておりますけれども、いまだに出席をいただいておりません。しかし、第一委員室ではいまだに新進党議員が座り込んでおります。中には、靴を脱ぎ散らかして、また横に寝転がっている人もいるようですけれども、四日から十二日目になりますが、言論の府の国会の委員室が占拠されているという事態は極めて遺憾でありますし、また、この状況を国民が見て、国会は一体何をしているのかという強い批判が上がっております。 しかし、国会がたとえ不正常な状態であっても、委員会を開催するということは当たり前のことでありますし、また、一部の政党の議……
○中谷委員 去る十二日、阪神・淡路大震災の復旧・復興状況調査のため、兵庫県に派遣された委員を代表して、私から調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、委員長左近正男君、小坂憲次君、濱田健一君、松下忠洋君、増田敏男君、田中甲君、穀田恵二君、そして私、中谷元の八名であります。このほか、土肥隆一君、石井一君、冬柴鐵三君、吉岡賢治君の御参加をいただきました。 まず、私たちは、被災地の恒久住宅の現況をこの機会にぜひ一度見ておきたいものと思い、神戸市灘区にある灘北第二災害復興公営住宅の建設現場を訪れました。この地区の計画戸数は、一般向けのものが百九十五戸、車いすを常用する重度障害者向けのものが五戸……
○中谷委員 ただいまの斉藤議員に続きまして、NTTのあり方につきまして中心的に質疑をいたしたいと思います。 先ほど大臣は、答申を踏まえ適切に処理をし、また尊重するというお話がございましたが、きょうの午後には電気通信審議会のNTT特別部会が開かれ、その答えが出ます。そして、月末には最終答申案が出ますけれども、大臣の、政府の決定、これは年度内に決断をするということを言われておりますが、この時期は本年度内なのでしょうか。そして、もしそれが今年度内ならば、これは余りにも取りまとめる時間が少な過ぎる。すなわち、報告の時期が遅過ぎて、国民的な議論をする時間がほとんどない。つまり、時間切れによって政府が決……
○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。 昨年は放送開始七十年という節目の年でありましたが、阪神大震災とかオウム関連の事件等がありまして、非常に大きな事件もありましたが、私の感想ですけれども、NHKの報道は、こういった救援とか救助、また捜査に対して非常に取り組み方が基本的には適正かつ十分なものがあって、その使命を果たしておられるというふうに思いますけれども、しかし、これは百点満点ではなかったという点もございます。 例えば、阪神大震災のときも、朝の五時四十七分に発生しまして、そのときの神戸支局の宿直の方が真っ先に跳び起きて、電話に飛びついてすぐ連絡をとられたという姿勢は非常にあっぱれだと……
○中谷委員 TBS問題について質問をさせていただきます。 ただいま大臣がお述べになりましたとおり、五月十七日に郵政省はTBSに対して厳重注意を行われました。この行われた理由がいま一つ報告でわかりませんけれども、この処分を行った基準といたしましては、TBSからの調査報告に基づいて処分をされたわけでございます。 一つは、オウムにビデオを見せた。オウムの圧力を受けて番組を中止した可能性がある。その事実を知らせなかった。報道機関でありながら間違った社内調査の結果を放送したという報告でございますけれども、郵政省は何をもってこのことから厳重注意になさったのか、つまり放送法違反にならないとどういう基準で……
○中谷委員 本日は、公述人の皆様方におかれましては、お忙しいところ国会にお出いただきまして、まことにありがとうございました。 先ほど花井公述人から苦言を呈せられましたけれども、現在の状況では法案の行方が委員会でも全くわからない状況でございまして、本日の公述人の発言が大変参考になるわけでございますので、どうぞ心して御発言をいただき、また拝聴させていただきたいというふうに思っております。 まず、亀井公述人におかれましては民間臨調の会長ということで、私もこの一員としてこれまでこの会の意義と機能を十二分に評価をいたしておりまして、心から感謝をしているわけでございます。先ほど公述人の方から、もはや議……
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