このページでは安倍晋三衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○安倍(晋)委員 まず、みなみまぐろの保存のための条約についてお伺いをさせていただきたいと思います。 昨今の我が国の遠洋漁業を取り巻く状況というのは、人員の確保の面また水揚げ量の問題についても大変厳しいものがあるわけでございます。平成二年の我が国の遠洋マグロはえ縄漁船総数は七百九十一隻、そのうちミナミマグロ対象漁船は約二百五十隻ということでございますが、本条約によりまして、この二百五十隻の漁船が将来減船をせざるを得ないような状況になるのではないかということが大変懸念をされているわけでございますが、その辺の見通しについて教えていただきたいと思います。
○安倍(晋)委員 私は、今回の不況に対して大臣がどのような認識をお持ちで、かつまた、どのような対策を考えておられるかを中心に質問をさせていただきたいと思います。 今回の不況というのは、今までの不況と違いまして、大変私は深刻なものがあるのではないかと思っております。一体いつになったらその出口があるのかということが現在に至ってもまだ大変不透明であるわけでありますし、今まで政府は二回にわたって大きな不況対策をとってきたわけでございますが、残念ながら、成果もあらわれていないわけであります。そしてまた、この不況が今回持っている大変深刻で暗い側面というのは、私は、いよいよこの不況が雇用に深刻な打撃を与え……
○安倍(晋)委員 まず、企業・団体献金の問題についてお伺いをいたします。 言うまでもなく、今回の政治改革論議の発端は、政治と金にまつわるいろいろなスキャンダルにまさにメスを入れよう、こういう構造を基本的に変えていこうということが発端であり、また今回の政治改革の大きな柱の一つであるというように私は認識をいたしております。 その中で、まず政治の基本論の認識を私はお伺いしたいと思うわけでありますが、政治に参加する単位はあくまでも個人なのであって、企業・団体は政治に参加する単位であるべきでない、そのようにお考えなんでしょうか。山花大臣に御答弁をお願いします。
○安倍(晋)委員 まずはこの四議定書について何点かお伺いさせていただきたいと思います。
この四議定書は国際海事機関の会議で作成をされておりますが、この四議定書の批准の進捗状況、大変悪いようでありますけれども、この国際海事機関の加盟国は現在のところ何カ国なのでしょうか。また、我が国はこの四つの議定書にまだ署名をしていないということでございますが、その理由についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁にありました、七六年の基金議定書が未発効、そしてまた、九二年の民事、基金の両議定書が未発効ということでありますが、これはどのような理由で発効がおくれているのですか。
○安倍(晋)委員 ただいま同僚の中谷先生から、優しい政治に対する建設省としての取り組みについて何問か質問がございましたが、私もその観点から、バリアフリー住宅について質問させていただきたいと思います。 現在、連立政権としては、優しい政治実現に向かいまして新ゴールドプランを策定中でございます。この新ゴールドプランというのは、今まで日本的な福祉、いわゆる家族が中心になってお年寄りを支えていく、そういう観念から、家族と社会全体でお年寄りを支えていく。そしてまた、高齢者の問題というのは、お年寄り世代だけの問題ではなくて、我々若い者にとってもいつかは訪れる、そういう私たち自身の問題であるという大きな発想……
○安倍(晋)委員 それでは、化学兵器禁止条約について質問させていただきたいと思います。 条約の中身について質問させていただく前に、今月の二十日にございましたサリンを使用した大変卑劣なテロ事件について二、三お伺いをさせていただきたいと思います。 本条約によりましてこのサリンにつきましても禁止をされるわけでございますし、またこのサリンを製造あるいは保有するだけで罪になるという国内法の整備も今行っているわけでございます。そういう中にありまして、このサリンが、いわゆるテロ事件としては初めて化学兵器を使った大変卑劣な事件になったわけでございますが、今後、この条約を批准をしていく上で、この事件を解決を……
○安倍(晋)委員 それではまず、万国郵便連合関係五条約について質問をさせていただきたいと思います。特にリメーリングの問題について絞って、三問ほど質問をさせていただきたいと思います。 今回の万国郵便条約の改正の目的の一つといたしまして、国内料金よりも安い国際郵便料金を利用して日本国内にダイレクトメール等を大量に海外から郵送する、そういう、この価格差をある意味では悪用したと言える事業、こうした事業を防いでいくということもあるわけでございます。 現在、どの程度の規模でこうしたリメーリング事業が行われているかということをまず教えていただきたいと思います。そしてまた、この条約の改正によってそうしたリ……
○安倍(晋)委員 岡田先生にお伺いしたいと思うのですが、特に防災の観点からお伺いしようと思います。 今回の大震災から、先ほど伊藤先生が、そのほとんどが家屋の倒壊で亡くなられたというお話があったのですが、ですから、防災ということに関しては、建物が倒れないようにというところに重点を置かなければいけないと思うわけです。また、先ほど岡田先生のお話の中からは、八〇年以降の建物については、新しい建物についてはそれほど顕著な倒壊というのはなかったというお話でございますから、であるならば、問題は、八〇年以前に建てられた建物をどうやって補強をしていくかということが私は大きな問題だと思います。 しかし、特にそ……
○安倍(晋)委員 質問に当たりまして、阪神大震災でお亡くなりになられました皆様に、また被災をされました皆様に心からお悔やみを申し上げ、またお見舞いを申し上げたいと思います。 小里大臣におかれましては、担当大臣に御就任以来、本当に寸暇を惜しまず一生懸命この対策に腐心をしておられまして、その姿勢またリーダーシップに心から敬意を表する次第でございます。 兵庫県南部地震担当大臣が設置をされまして、直ちに小里大臣はその大臣に就任をされたわけでございますが、緊急の対策はもちろんでございますが、今後恒久的な復旧の作業に入っていくわけでございます。そういう中にありまして、南部地震担当大臣というこの職はいつ……
○安倍(晋)委員 ただいま委員長から御報告がございましたように、私ども、復興に向けて立ち上がりつつある神戸あるいは淡路地域について視察をしてまいったわけでございますが、視察に際しまして現地からいろいろな申し出があったわけでございまして、そうした御要望を中心に何点か質問をさせていただきたい、このように思うわけでございます。 質問に入る前に、この阪神・淡路大震災に対して、応急的な措置として第一弾の復興対策を打ち出したわけでございまして、それにつきましてはいろいろな御意見もあるわけでございますが、小里大臣の担当大臣としての御感想をまずお伺いしたいと思います。
○安倍(晋)委員 それでは、国連海洋法条約について質問をさせていただきたいと思います。 来世紀に入りますと世界の人口は急激に増加をするわけでありまして、当然それに伴って食糧の不足ということが考えられるわけでありますが、そういう中にありまして、海洋の環境を守り、かつまた漁業を重要なたんぱく資源確保のための重要な産業であるという位置づけをするということが私は海洋法条約の大きな意義の一つである、こんなように考えているわけであります。当然、そういう意味において、二百海里の全面設定、全面適用をして管理をしていくということが大きな前提になっていくべきである、私はこんなように思うわけであります。 しかし……
○安倍(晋)委員 時間もございませんので、早速中身に入らせていただきたいと思います。 まず、商標法条約に関連して、知的所有権の保護についての質問をさせていただきたい、このように思います。 現在、国際的に知的所有権の保護に関しての関心が大変高まってきているわけであります。我が国におきましても、今後は科学技術立国あるいは知的資源立国の道を歩んでいく、あるいは歩んでいくべきである、私はこのように考えているわけでございますが、そういう見地から、この知的所有権の保護には我が国も積極的に関与をしていくべきである、こんなように考えているわけでございます。この観点からいえば、この商標法条約、ただいま趣旨の……
○安倍(晋)分科員 私は、船舶検査制度についてお伺いをさせていただきたいと思います。 この船舶検査の中には当然漁船も含まれるわけでありますが、現在我が国の漁業界は大変厳しい状況に直面をしておりまして、特に昨今の魚価の低迷、そしてそれと同時に人件費の上昇、他方、円高によりまして輸入量が大変増大をしておりますし、それがまた魚価の低迷に拍車をかけているというような状況でございます。 私は、地元が山口県の下関市でございますが、下関市におきましては、遠洋漁業を営んでいる会社がかつては十数社ございました。しかし、現在はたったの三社しか生き残ることができなくなっておりまして、この三社すら非常に厳しい状況……
○安倍(晋)分科員 私は、食鳥検査制度について御質問させていただきたいと思います。 御承知のように、我が国の食鳥業界は今大変苦境にあるわけでございます。価格の低迷、関税率の低下、円高による輸入の増大、またそれそのものが大変価格を低下させていく大きな圧力になっております。そういう大変厳しい中で、他方、我が国の食料需要にこたえるために、業者の皆さんは一生懸命頑張っておられるわけでございます。 そういう中で食鳥検査が導入をされました。しかし、食鳥検査を導入するということは、衛生面で当然のことでもあるわけでございます。そういう中で、この食鳥検査制度が施行されるに至った経緯と、またその趣旨について御……
○安倍(晋)分科員 私は、昨今、検察官の不祥事が相次いで発生をいたしておりますので、そのことに関しまして質問をさせていただきたいと思います。 九〇年には、光進の元部長に対していわゆる暴行を含む、被疑者に対してのまさに暴行凌辱の事件が発生をいたしました。また、九三年におきましては、ゼネコン疑惑に関して金沢検事の暴行事件もございました。また、本年は、つくば市の汚職に関しまして暴行があった、そういう訴えがされております。これ以外にも検察官によるセクハラ事件等、そういう事件が頻発をしておりますので、こうした検察の不祥事について、大臣がどのような感想を持っておられるか、お伺いしたいと思います。
○安倍(晋)分科員 質問に先立ちまして、さきの阪神・淡路大震災の発生の日から亀井大臣を初め運輸省の皆様各位が本当に獅子奮迅の働きをしてこられましたことに対しまして改めてまず敬意を表したい、このように思う次第でございます。 私は、船舶検定・検査について何問か質問させていただきたいと思います。特に、二十トン以上の漁船に限ってお伺いをしたいと思うわけでございます。 まず、今我が国の漁業を取り巻く環境は大変厳しいものがあるわけでございまして、先般ウルグアイ・ラウンドの妥結を見たわけでございますが、その中には水産分野があるにもかかわらず、残念ながら水産業に対する支援というのはほとんどなかったわけでご……
○安倍(晋)委員 先般、九月に少女に対する暴行という大変不幸な事件があったわけでございますが、その後の世論調査等によりまして、日米安全保障条約に対する国民の理解が大変厳しいものに変化をしたというのは大変ゆゆしき事態ではないか、このように思っております。 日米安全保障条約は我が国の防衛政策の大きな柱の一つであるわけでございますし、それと同様に、また日米関係にとりまして、まさに安全保障というお互いのバイタルな部分での存在の意味を共有するということでございますから、大変強いきずなの一つではないか、私はこのように思っているわけでございます。しかしながら、米ソ冷戦構造の崩壊後、当然、ある意味ではこの安……
○安倍(晋)分科員 私は、港湾労働法について質問させていただきたい、このように思います。 我が国の現在の状況というのは、既に社会としてもまた経済状況としても大変成熟期に入ってきたのではないか、私はこのように思うわけであります。かつてのような高度成長が望めない、それはまさに夢のまた夢であって、何とか数%、二、三%の成長を確保しながらこの豊かな社会、そして豊かな家庭を守っていかなければいけない、そういう段階に我が国も至ってきている、私はこのように思うわけであります。 そうしてきますと、当然賃金の大幅な上昇というのは考えられないわけでありますから、豊かな家庭を守っていくためには、豊かな社会を守っ……
○安倍(晋)分科員 私は、船舶検定・検査制度、特に二十トン以上の漁船について何点か質問をさせていただきたい、こういうふうに思います。 私は、この制度につきましては、平成六年、七年と二回にわたって質問させていただいておりまして、今回が三回目になるわけであります。 御承知のように、我が国の漁業を取り巻く情勢というのは大変厳しいものがあります。年々魚価の低迷に漁民は本当に深刻な問題を抱えております。さらに最近は輸入が急増をいたしておりまして、魚価の低迷にさらに拍車をかけるというような状況にもなっております。 さらには、私の地元は山口県の下関でございまして、特に日本海側の沿岸があるわけでございま……
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