このページでは堀之内久男衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(堀之内久男君) 初めに、郵便貯金制度に係る「行政関与の在り方に関する基準」の適用についての御質問でございますが、本基準においては「行政活動を行っている各機関は、まず、自らが行っている活動をここに示した判断基準に基づき早急かつ抜本的に見直す必要がある。」とされております。 郵政省といたしましては、郵便貯金が現在まで果たしてきている役割を踏まえつつ、また二十一世紀を展望したとき、郵便貯金の役割はどうあるべきか等を見きわめながら、この判断基準の適用につきまして十分な検討を加えていく必要があると考えております。かかる考えのもとに、二月六日、郵政審議会に諮問し、二十一世紀を展望した郵便局サ……
○国務大臣(堀之内久男君) 放送法及び有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、視聴覚障害者の利便の増進を図るためテレビジョン放送事業者等は字幕番組等をできる限り多く放送するようにしなければならないこととするとともに、放送番組審議機関の活性化に資するため放送事業者が行う報告及び公表に関する規定を整備するほか、衛星放送技術の進展に伴う有料放送の役務の料金に関する制度の合理化を図る等の改正を行おうとするものであります。 次に、この法律案の概要を申し上げます。 まず、放送法の一部改正の内容でありますが、その第一は、テレビジョン放送におけ……
○国務大臣(堀之内久男君) お答えいたします。 集めるだけでは通用しない時代に今後どのように対応するかとの御質問でございますが、郵貯や簡保は、国民生活に密着した基礎的金融サービスをあまねく公平に提供することを基本に、預金の面においても、また運用の面においても、国民の利益にかなうような事業運営に努めてきております。今後、金融改革が進展する中で、郵貯や簡保としても、事業の効率化や適正な運用に努めることにより健全経営を確保して、利用者に対する責任を果たすとともに、二十一世紀にふさわしい社会資本の形成等にも貢献してまいりたいと考えております。 次に、金融行政の一元化についての御質問でございますが、……
○国務大臣(堀之内久男君) 電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案、日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案、以上三件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、電気通信事業法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。 この法律案は、我が国の電気通信事業分野における新規参入の一層の円滑化及び電気通信事業者間の公正な競争の促進に資するため、第一種電気通信事業の許可の基準である過剰設備防止条項等を撤廃するとともに、電気通信事業者間の電気通信設備の接続に関する制度の充実を図る等の改正を行おうとするものであります。 次に、この……
○堀之内国務大臣 去る十一月七日、郵政大臣を拝命いたしました堀之内久男でございます。 逓信委員会の皆様には、平素から、郵政行政の適切な運営につきまして、格別の御指導をいただき、厚く御礼を申し上げます。 郵政行政は、郵政事業、情報通信とともに、豊かな国民生活及び高度な産業経済活動を支える極めて重要な分野であります。すなわち、地域社会に根を生やし、国民の日常生活に密着したサービスの提供から、国境を越え、二十一世紀に向けて花開くマルチメディア社会の構築まで、行政分野が非常に幅広く多岐にわたっており、郵政大臣としての責任の重大さを今改めて痛感いたしておるところであります。 郵便局は、地域における……
○堀之内国務大臣 逓信委員長を初め逓信委員会の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして、平素から格別の御指導をいただき、心から御礼申し上げます。 この機会に、郵政行政の基本的な考え方について、私の所信を申し上げさせていただきます。 我が国は今後、少子・高齢化が急速に進展し、西暦二〇〇七年には人口がピークを迎えると予想される中で、戦後五十年を経て、二十世紀型経済システムは、今、転換期に差しかかっております。このような社会経済情勢を俯瞰するとき、私は郵政行政も大きな岐路に立っていると認識せざるを得ません。 現下の経済情勢を克服し、高齢化社会においても活力のある日本を築くためには、情報通信の……
○堀之内国務大臣 ただいま亀井先生から御指摘いただきましたが、私も全く同感でございまして、亀井先生、あるいは私どもの宮崎県の農村圏を考えますときに、これからの将来を非常に、行政的なサービス低下というものを心配をいたしておるわけでありますが、私は、行政改革あるいは地方分権というものは、やはり国民本位、住民本位でさらにサービスを充実していくということがこの改革の目的であろう、こういうふうに考えております。 御指摘ありましたように、我々のこの郵便局は、全国津々浦々約二万四千六百の郵便局の持ったネットワークを通じまして、郵便貯金あるいは保険のサービスはもちろんでありますが、そのほか国庫金の支払いとか……
○堀之内国務大臣 ただいま議題とされました日本放送協会の平成九年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 まず、収支予算につきまして、その概略を申し上げます。 受信料につきましては、現行のカラー契約月額千三百七十円を千三百九十五円に改める等の改定を行うこととしております。 一般勘定事業収支につきましては、事業収入、事業支出とも六千百九億円となっております。 一般勘定資本収支につきましては、資本収入、資本支出とも七百……
○堀之内国務大臣 特定通信・放送開発事業実施円滑化法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、認定計画に係る通信・放送新規事業を実施する株式会社が、当該事業の実施に必要な人材を確保することを円滑にするため、取締役または使用人に対し特に有利な発行価額で新株を発行することによる能力と成果に応じた成功報酬制度を設けようとするものであります。 次に、この法律案の概要について申し上げます。 第一に、認定計画に係る通信・放送新規事業を実施する株式会社が、認定計画に従って当該事業の実施に必要な人材を確保することを円滑にするため、一定の要件のもと……
○堀之内国務大臣 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、最近における無線通信技術の進歩及び我が国内外の国際化の進展にかんがみ、携帯電話等の移動する無線局に関する免許制度の合理化を図るとともに、無線局の検査制度について民間能力をさらに活用したものとするなどのため、所要の規定を設けようとするものであります。 次に、この法律案の概要について申し上げます。 第一に、携帯電話等の移動する無線局について、個別の無線局ごとに免許を受けることなく、一つの免許により複数の無線局を開設できる包括免許制度を導入することとしています。 第二に……
○堀之内国務大臣 放送法及び有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、視聴覚障害者の利便の増進を図るためテレビジョン放送事業者等は字幕番組等をできる限り多く放送するようにしなければならないこととするとともに、放送番組審議機関の活性化に資するため放送事業者が行う報告及び公表に関する規定を整備するほか、衛星放送技術の進展に伴う有料放送の役務の料金に関する制度の合理化を図る等の改正を行おうとするものであります。 次に、この法律案の概要を申し上げます。 まず、放送法の一部改正の内容でありますが、その第一は、テレビジョン放……
○堀之内国務大臣 郵便法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、郵便事業の現状等にかんがみ、第三種郵便物の認可条件を緩和するとともに、利用者に対するサービスの向上等を図るため、第一種郵便物及び第二種郵便物の料金の特例措置を拡大し、及び料金受取人払い制度を改善しようとするものであります。 次に、この法律案の概要について申し上げます。 第一に、第三種郵便物の認可をする定期刊行物の条件のうち、発行回数に係るものについては、毎年一回以上の回数で省令で定める回数以上、号を追って定期に発行するものとすることとしております。 第二に、差出人……
○堀之内国務大臣 電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案、日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案、以上三案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 初めに、電気通信事業法の一部を改正する法律案につきまして、御説明申し上げます。 この法律案は、我が国の電気通信事業分野における新規参入の一層の円滑化及び電気通信事業者間の公正な競争の促進に資するため、第一種電気通信事業の許可の基準である過剰設備防止条項等を撤廃するとともに、電気通信事業者間の電気通信設備の接続に関する制度の充実を図る等の改正を行おうとするものであります。 ……
○堀之内国務大臣 ただいま先生御指摘のとおりでございますが、そして谷局長からも答弁申し上げましたが、情報通信が、今日の日本の産業のリーディング産業として大きな役割を果たしてきつつありますし、また、その中でも雇用の創出等も積極的に実現してまいっておるわけであります。そしてまた、各国とも、この情報通信産業を二十一世紀の戦略産業としてそれぞれ育成をしながら、また国際競争力の向上を図っておるところであります。 こうした中で、我が国といたしましても、新規参入や国際間の相互参入によって、情報通信産業の発展を図りますとともに、低料金やサービスの多様化を図ってまいりたい、こう考えておる次第でございます。 ……
○堀之内国務大臣 お答え申し上げます。 吉田先生も御案内のとおり、情報通信産業は今日、各国ともでありますが、経済のリーディング産業として、そしてまた経済を牽引する原動力として大変な大きな役割を果たしているところであります。したがって、世界じゅうがその競争力の強化に取り組んでおる分野であります。 このような情報通信産業の将来性を考えまして、また情報通信産業のグローバルな競争環境を念頭に置きながら、NTTを初め通信業者の国際進出、海外市場への進出を支援しながら、そして国内的には規制緩和の推進、競争環境の整備などの政策を積極的に推進することによりまして、国際競争力のある通信事業者の育成に努めてい……
○堀之内国務大臣 このたびの改正三法案の趣旨は委員御指摘のとおりでございますが、事業者間の公正競争の実現を通じまして情報通信分野全体の活性化を図りまして、そして、国民・利用者のために、低廉で多様なサービスを提供することを目的としておるところであります。 今回の再編成によりまして、新規事業者間での公正競争や、東西地域二社に分割をいたしますが、また比較競争が促進されると考えております。そして、NTTの国際進出が図られるわけでございますので、国際通信分野の料金の低廉化が一層促進され、国内、国際の区別のないグローバルなサービス提供が可能となろうと考えております。 今回のNTTの経営形態のあり方につ……
○堀之内国務大臣 私は、大体朝が早いものですから、まず六時のNHKニュースを見る。これはもう習慣的になっておりまして、十分か十五分見た後にゆっくり新聞を読み、そしてその後自分の健康の体操をやっておるところであります。
【次の発言】 まず最初に、真藤前総裁のお話がありまして、私も佐賀県出身とは初めて知ったわけですが、昭和五十四年ですか、鈴木内閣のときにこの真藤総裁が就任されました。私どもも改めてこの総裁の見識に敬服いたしたわけです。たまたまこの委員会で、社会党のある人の御質問であったと思いますが、今のこの電電公社というのは規制ばかり多くて、しかも国会が監督をして、そして何も総裁としての仕事はでき……
○堀之内国務大臣 このたびのWTOの妥結についてどのように評価しているかという古屋委員の御質問でございますが、私は、本交渉の成功は、約六十兆円と言われます世界電気通信市場の自由化に向けた枠組みを構築するものとして非常に意義深いものと評価をいたしておるところでございます。 電気通信分野においても、相互主義ではなくて、最恵国待遇を原則といたしまして、内外無差別の自由化が実現されますとともに、競争を通じた電気通信の活性化によりまして世界経済全体の発展に大きく寄与するものと認識をいたしておるところであります。 我が国にとってみましても、外資系企業の参入によりまして、競争が一層促進されまして、料金の……
○堀之内国務大臣 先生も御案内のとおりでありますが、また、当委員会でたびたび御答弁は申し上げてきたつもりでありますが、今、郵政三事業におきましては、全国津々浦々に、約二万四千六百の郵便局のネットワークを通じまして、郵便、貯金あるいは保険のサービスに限らず、年金の支払い等、公的な窓口業務を含めまして、国民の日常生活に欠くことのできないサービスをあまねく公平に提供をいたしております。したがって、国民の信頼、高い評価を受けておると考えておる次第でございます。さらに、郵政三事業は、独立採算のもとで、税金を一切投入せずに健全経営を確保をいたしておるところであります。 ただいま官房長から答弁いたしました……
○堀之内国務大臣 ただいま幹事長からお話がありました光ファイバーの敷設の状況でありますが、ちょうど幹事長が政調会長時代にいろいろ御配慮いただきました超低利の融資制度並びに税制を利用いたしまして、今着々敷設をいたしております。現在のところ約一三%でありますが、二〇〇〇年で約二〇%、そして二〇〇五年で六〇%、そして二〇一〇年に大体一〇〇%の敷設を終わりたいということでありますが、現在の段階で大体一年前倒しの状況で進んでおる次第でございます。 先ほど委員からお話がありましたように、もうマルチメディア時代に入っておりますので、今我々の農村地帯でも、最近はインターネットが普及してきたし、あるいはパソコ……
○堀之内国務大臣 ただいまは公共投資六百三十兆の中身についてでありますが、二十一世紀に向けて、我が国の緊急課題である経済構造改革の推進や豊かな国民生活の実現を図るという観点から、新たな社会資本ともいうべき情報通信基盤の整備は、積極的に進めるべき重要な課題と考えております。 このため、平成九年度概算要求基準の決定に際し、基礎科学研究、情報通信基盤等を重要施策とする経済構造改革特別措置として三千億円が設けられました。政府として、情報通信を国家戦略として位置づけ、積極的に取り組みを展開いたしておるわけでありまして、これからも情報通信基盤の整備には全力を挙げて取り組んでまいる考えでございます。 具……
○堀之内国務大臣 尾身先生の御指摘のとおりでございますが、もう何といっても尾身先生はこの方面のベテランでございますから、釈迦に説法のような気がいたしますが、情報通信が飛躍的な発展をしてまいりました。そのために、現行法体系がこの高度な情報通信の利用を想定していなかったというので、実現困難な場合もたまたま出てきたわけであります。 先ほど御指摘いただきました遠隔教育あるいは遠隔医療、また裁判におきましても遠隔証言というように、いろいろな分野においてそうした支障を来しておりますが、このマルチメディア社会に対応するためには、情報通信を活用した新たなビジネスやサービスがタイムリーに実現できるような仕組み……
○堀之内国務大臣 ただいま委員の御質問は、財政投融資と郵貯の民営化の問題かと存じますが、財政投融資制度につきましては、これはもう大蔵省を中心に根本的に見直しをしようということでありますから、私は財投についての議論をされるのは当然なことだと思っております。 しかし、どうも財投が悪のような議論から始まっておりますが、私は、これまで財政投融資が果たしてきた役割、すなわち社会資本の整備やあるいはその他の問題で大変大きな役割を果たしてきておるわけでありますが、やはり財政構造改革という大きな目標のもとにこれからあるべき姿を議論していくというのは当然なことだ、こういうように理解をいたしておるところでありま……
○堀之内国務大臣 ただいま村上委員の御指摘のとおりでございまして、最近情報通信が飛躍的な発展を遂げておるわけであります。したがって、最近、この情報通信をあらゆる行政面にも活用され、さらにまた、我々の日常の経済活動、国民生活にも非常に高度に利用されておるのが現状であります。そういう意味で、政府におかれましても、昨年度の概算要求におきましては、基礎科学研究、情報通信基盤重要施策として約三千億円が認められたわけであります。 我々は、こうした予算を十分活用しながら、情報通信の基盤整備について最善の努力をいたしておりますが、その中でも一番その中心をなしますのはやはり光ファイバーだ、こういうように認識を……
○堀之内国務大臣 ただいま移動通信電話の問題でお尋ねいただきましたが、実は私も昨年の八月、和歌山県をプライベート旅行いたしました。携帯電話を持っていきましたが、ほとんど使えずに、ちょうど勝浦町に一晩泊まったところでありましたが、我が宮崎県とほとんど変わらない山村だなということを痛切に感じました。 調べてみますと、二階委員の選挙区は和歌山県の七割が選挙区ということでありますから、本当に……(二階委員「七割五分」と呼ぶ)七割五分ですか、大変な、これは宮崎県以上の山村だ、こういうように痛切に感じます。 今御指摘のように、携帯電話は爆発的な普及をしてまいりましたが、せっかく持っていった電話も使えな……
○堀之内国務大臣 ただいまの御質問にお答えいたしますが、まず財投の問題、先ほどからいろいろお話がありましたが、私はやはり、今までの日本の社会資本の整備、あるいは産業、経済発展のために財投というのが非常に大きな役割を果たしてきた、こういうふうに高く評価をいたしております。 委員の先ほどからの御質問で、金利の高い部分、今急激に下がりましたが、これは、金利というのはずっと波があるわけでありますから、確かに高いときに借りた人が今非常に苦しんでおるということで、借りかえをすべきだという意見もあることも承知をいたしておりますが、長いタイムスパンでいくならば、やはり国の事業の中では一部やむを得ない面もあろ……
○堀之内国務大臣 ただいま御指摘の点につきましては、先日総理の方から御答弁いただいておりますが、一義的なものとして公的金融を取り上げているわけではないというようにはっきり答弁されておりますが、私もそのように理解をいたしております。
【次の発言】 ただいま放送局長から放送法の第三条の二に規定する問題について詳細に御報告申し上げましたが、郵政省としては、こうした放送法の規定に違反することがなければ、これを放送法に違反するとして処分するということはあり得ない、こう思っております。
また、仮にそうした問題で放送法に違反するような問題が出てきました場合には、やはり憲法の保障する表現の自由という関係から……
○堀之内国務大臣 ただいま、一言と言われましたが、あれだけ答弁をさせてもらって私が一言、簡単にというわけにはまいらないと思いますので、少し時間をいただきます。 奥田先生は昭和五十八年の郵政大臣経験者でありますから郵政三事業については十分御理解をいただき、十分またその役割も御承知のことだ、こう思うわけでありますので、くどくどは申し上げません。しかしこれは、今から十数年前を考えますと、中曽根内閣のときにこういう民営化、行政改革が行われました。そのときにも三公社であります。五現業というのがいかに国民生活に密着をしておるかという形でこれは恐らくその当時もなされなかったものと思います。 その郵政三事……
○堀之内国務大臣 委員も御案内のとおり、昭和六十年に民営化されまして競争が導入されたわけでありますが、今回、この十二年間を振り返ってみましても、NTTが一社で独占という形で民営化されましたけれども、日本の情報通信というものはこの十二年間に飛躍的な発展を遂げてまいりました。そして、長距離、国際通信を見ましても、大変な改革がなされ、競争がなされてまいりました。特に遠距離通信並びに国際通信というものが大幅な価格引き下げを伴ってきたわけでありますので、したがって、今日のこれまでの状態で、NTT一社独占でもこのように十分な競争が確保されてまいりました。 今度のNTT再編成は、委員御指摘のとおり完全な独……
○堀之内国務大臣 ただいまのお尋ねでありますが、第二次橋本内閣は六つの改革を掲げておられることは御承知のとおりでありまして、特に行政改革、財政改革は重要な政策の一つであります。したがって、今日まで、聖域なしに検討を進めるというのは総理の大きな方針であります。したがって、そういう立場から申しますと、郵政三事業におきましても、やはり今後詳しく検討をされるもの、こういうように考えております。 しかし、これまで私が発言してまいりましたのは、現在の郵政三事業の果たしておる役割、そしてまた実績、そうしたものを申し上げておるわけであります。また、郵政大臣としては、私は、現在の経営形態が一番ベターだなという……
○堀之内国務大臣 沖縄の振興策につきましては、橋本総理を初め内閣官房長官からも強い指示をいただいておるわけであります。特に、沖縄政策協議会の中で、県の方と十分打ち合わせながら進めておるわけでありますが、ただいまお尋ねの沖縄のマルチメディア特区構想もその一つとして、今県の方と打ち合わせながら進めております。 この構想は、アジア太平洋地域において、情報の受発信や技術あるいは人材等の交流あるいは情報通信関連の企業活動が盛んに行われる拠点として、すなわち情報通信ハブの機能を有する国際都市沖縄を形成することを目的といたしておるわけであります。 具体的には、無料または低料金で利用可能な研究開発用の高速……
○堀之内国務大臣 平成六年度郵政省所管一般会計、郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計及び簡易生命保険特別会計の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計について申し上げます。 郵政省主管の歳入につきましては、歳入予算額一兆三千四百七十四億五千三百万円余に対しまして、収納済み歳入額は一兆四千三百三十九億五千三百万円余であり、差し引き八百六十五億円余の増加となっております。 また、郵政省所管の歳出につきましては、歳出予算現額四百七十五億七千九百万円余に対し、支出済み歳出額は四百七十一億一千八百万円余、翌年度繰越額は一億五千四百万円余でありまして、差し引き、不用額は三億五百……
○堀之内国務大臣 委員の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして、平素から格別の御指導をいただき、心から御礼申し上げます。 当省所管各会計の平成九年度予算案につきまして、御説明申し上げます。 最初に、一般会計予算案でありますが、歳出予定額は八百三十七億円で、平成八年度当初予算額に対し二百六億円の増加となっております。 この予算案における重要施策について御説明申し上げます。 まず、情報通信の高度化により、経済構造改革を推進してまいりたいと思います。具体的には、これまでの通信・放送分野の研究開発成果を活用し、先端的技術を導入したマルチメディアモデルを構築するマルチメディア・パイロットタウ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。