このページでは奥田幹生衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○奥田(幹)委員 自由民主党の奥田幹生でございます。 現行憲法の制定過程は、これまで本調査会がお招きした参考人の先生方のお話によってほぼ明らかになりました。つまり、日本が自発的に決めたことではないということであります。しかし、今ここでは憲法制定の経緯と改憲の有無を直結させるべきではないと私は思っております。 最大の焦点は、やはり第九条の扱いであります。マッカーサー元帥は、日本が国際社会の信用を得るには徹底した平和主義がよいと判断をして、あえて自衛権の問題には触れなかったというように私どもは思っております。 ただ、国際紛争を解決する際に軍事力を用いないというこの憲法九条一項、これは変える必……
○奥田(幹)委員 自由民主党の奥田幹生でございます。 新しい時代にふさわしい憲法にできるだけ早く見直しをしてもらいたい、そういう気持ちを持っておる国民が六〇%以上も最近はいらっしゃるというようなマスコミの報道もございます。確かに、現行憲法の制定時に比べまして、非常に国際、国内情勢も大きく変わりまして、現行の憲法ではもう対応し切れなくなっている問題が幾つかございます。 ごく最近の例で申し上げますと、この間、佐賀県の十七歳の少年が西鉄バスをハイジャックして広島までぶっ飛ばした、犠牲者が出た。その犠牲者なり遺族に対しての国の救済措置も、今のところ講じられていないわけでございます。ほかにも、国際貢……
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