このページでは遠藤和良衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○遠藤和良君 私は、中山案に賛成をいたしまして、金田案に反対の討論を行います。 我が国で臓器移植を受けられる日の来ることを一日千秋の思いで待ちわびている患者の方々の気持ちを思いますと、脳死者から臓器移植を行うことができる法律の整備がぜひとも必要であると考えます。 以下、中山案に賛成する理由を順次申し述べます。 第一は、これまで大変大きな論点として議論されてきたところでありますが、私は、脳死は人の死であると考えます。 近年の医学、生物学では、人を意識、感覚を備えた一つの生体システムあるいは有機的統合体としての個体ととらえており、人間の各臓器、器官を統合、調節している脳幹を含む全脳の機能が……
○遠藤和良君 私は、公明党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算、平成十一年度政府関係機関予算に反対の立場から討論を行うものであります。(拍手) 我が国経済は、橋本内閣の経済失政以来、深刻なデフレの波に襲われ、二年連続のマイナス成長という戦後最悪の危機に直面しております。 さらに、その根底には、戦後の我が国経済を支えてきた金融、産業、雇用、社会保障などさまざまな構造システムが完全に疲弊し、新たな構造改革に向けた明確なビジョン、方向性が一向に示されない閉塞感、それに付随して、国民一人一人に広がっている未来への漠然とした不安が払拭され……
○遠藤(和)委員 新進党の遠藤和良でございます。 新進党といたしましては、まだ党としての意見はまとめておりませんものですから、本日は、私個人の意見を申し上げたいと思います。 新しい選挙制度でございますけれども、その立法の趣旨というのは、私自身は、やはり日本の政治に政権交代をもたらす緊張感のある政治を生み出そうという趣旨があったのだと思います。その趣旨が実際にこの選挙制度で生かされたのかどうかということから検証する必要があるのではないかと思うのです。 まず最初に、小選挙区の三百の議席というのは、この小選挙区では政権を選ぶというところに力点があったと思います。したがって民意を集約する、そうい……
○遠藤(和)委員 五人の参考人の皆さんに聞きたいと思うのですが、衆議院の総定数五百に対するお考えでございます。五百をこのままで維持すべきだという意見、それから削減をすべきだという意見、前回も参考人の皆さんからいろいろお聞きしました。議院内閣制の趣旨からいって、これ以上議員の数を減らすべきではないという意見がありました一方で、行革をやるのだからみずから定数削減をすべきだという意見、ちょうど半々ぐらいだったように思いますが、これに対する御意見を伺いたいと思います。 そして、もし削減する場合は、例えば皆さんのお話があったのは、並立制の六対四のバランスはなかなかいいバランスだという意見があったのです……
○遠藤(和)委員 新進党の遠藤でございます。 石川先生に二つお聞きしたいのですが、先ほど重複立候補のお話のときにドイツの併用制の例をお引きになったわけですが、併用制というのは、先生十分御承知のとおり総定数が比例の数で決まるわけですから、基本的に、小選挙区に出る方は比例に重複立候補するというのは当たり前のことだと思うのですね。 我が国がとっているのは並立制の話でございますから、並立制というのはもともと全く違った選挙制度を同時にやっているにすぎない。ですから、比例制と小選挙区の間には何のつながりもない選挙制度だと思うのですね。したがって、重複立候補の話で併用制を例に挙げるというのはちょっと意味……
○遠藤(和)委員 新進党の遠藤和良でございます。 話題を変えまして、質問をさせていただきます。 ことしは、日中国交回復、正常化いたしまして二十五周年でございますが、両国にとりまして大変不幸な一時期がありましたが、今後両国が互いに友好促進を図るという観点からも、両国の政治、経済に関することはもちろんでございますが、文化や、あるいは国民が今何を考えているか、どんなことに関心を持っているかということを深いレベルで理解をし合うということが大変重要だと思うのでございます。そうした観点から申し上げまして、NHKさんといたしまして、この国交正常化二十五周年に対して何か記念の番組を考えていらっしゃるかどう……
○遠藤(和)委員 先ほどの原口さんの質問に対する答弁の中で、これは聞き捨てにできないことがあったから、私、まずそのことを聞きます。
大臣、ちょっと聞いてください。今、野村証券にあったとされる政治家向けのVIP口座、そこにあなたの名前がなかったことを恥ずかしいことだと言った。本当にそう思っているの。そんな認識の大臣のもとじゃ、こういう法案の審議はできませんよ。
【次の発言】 その存在があったこと自体がいわゆる株式の市場をゆがめているわけでしょう。そのことに対する大臣の認識はどうなのかと聞いているんですよ。ゆがめた方に加担するんですか。
○遠藤(和)委員 おはようございます。私、新進党の遠藤和良でございます。
きょうはお忙しい中、お二人の参考人の皆さんには本当にありがとうございます。また、委員長初め理事の皆さんには、こうした機会をつくっていただきましたことに対して心から感謝をいたします。
最初に、手短にお聞きしたいんですけれども、NHKと民放連の方に、今回の法律改正、特に放送番組審議会に係る事項の改正について、賛成なのか反対なのか、一言でお願いします。
【次の発言】 本来、やはり放送番組審議会の活性化というのは、自己責任で放送事業者が行うというのが私は筋だと思いますね。法律の改正で放送事業者に番組審議会への報告を義務づける……
○遠藤(和)委員 午前中に引き続きまして、参考人の皆様には大変御苦労さまでございます。 今度の改革案でございますが、私、辛口な印象を申し上げますと、右側から見るとNTTは一社だ、資本関係から見れば一社だ、左の方から見ると、これは電通審答申である三社、あるいは持ち株会社が入りますから四社、こう見えるわけでございまして、何か透かし絵のようなものでありまして、まさに、長年経営形態をめぐって郵政省とNTTが激しい論争をしてきたわけでございますが、その最終結末というのはどうも両者の談合でできたような一つの結末ではないのか、このような印象を率直に感じました。 それで、これが本当の改革なのかどうかという……
○遠藤(和)委員 私は、この在外邦人の選挙法案がこうして議論されることは、待望久しかったことであると思います。できれば期待の声にこたえて、よい法案、すばらしい法案をつくりたい、そのための努力はしたいと思うわけでございます。 そこで、自治大臣にお尋ねしますけれども、法律というのは、やはり基本的な精神がどういうものであるかということがその法律の品格を決定づけるわけでございますが、私は、この法律をつくるに当たっては、やはり国外にいる日本国籍を持つ方にも、あるいは国内にいる方にも同じ権利を付与する、こういうことが法律の骨格でなければ、いけないと思います。ところが、閣法の方につきましては、本則では確か……
○遠藤(和)委員 最初に、確認の意味で質問をさせていただきます。
今回の法改正によりまして、投票時間が二時間延長されますね。不在投票の方の時間は三時間延長されるわけですが、これに伴う負担増は、ならして一年間でどのぐらいの増が認められるのか、これをお答えください。
【次の発言】 質問を継続したかったのですけれども、ただいま内閣不信任案が提出されたと連絡がございました。不信任を出した内閣に私はこれ以上質問することはできません。したがって、私は、質問をこれで打ち切ります。
以上でございます。
【次の発言】 自治体の負担増について、金額をお示ししていただいてお話がありましたが、この負担増でございま……
○遠藤(和)委員 私は、警察庁、それから通産省、最後にテレビ東京に単純な質問をしますから、明確に答えてください。 まず警察庁にお伺いしますが、今回の事件についてどういう関心を持っているかということです。 一つは、刑法上の犯罪要件に該当していると思っているかどうか。これは業務上過失という問題もあるでしょうし、業務上当然予測すべきものについて配慮が足らなかった、結果として七百人ものいたいけな子供たちが病院に行くことになってしまったわけですから、そうした観点から、どういうふうに今感じていらっしゃるのか。また、きょうの質疑をお聞きになっておりますから、そういうことを通して今後さらに捜査をしていく考……
○遠藤(和)委員 私は、きょうは憲政史上画期的な審議をしている国会だと思います。日本の国に議院内閣制ができて以来、国政選挙の投票権を在外邦人の皆さんにも付与するという法案がこの後採決されるわけでございまして、まことに重要な意味を持っている国会であると思います。このことについて長い間努力をしてこられた先輩の皆さんに私は心から感謝しつつ、質問をさせていただきたいと思います。 今外国に住んでいる在外邦人の皆さん、そして今度の国政選挙に投票者として参加できる人数の推定でございますけれども、五十万人ほどだと言われておりますが、この推定の根拠、それから国別のあらかたの数、その辺がわかりましたらお答え願い……
○遠藤(和)委員 きょう審議をいたしますこの法案は、来春の地方統一選挙を、昭和二十二年以来やっておりますように、県の選挙と市町村の選挙を二週間間を置いて実施しようとするものでございますから、従来のやり方と特段変わったやり方ではない、こう理解をさせていただいております。 この法案の審議の前に、若干大臣に所見をお聞きしたいのですけれども、最近、各種選挙の投票率が大変低い、三〇%とか四〇%とか、そういう選挙が見られるわけでございますが、これは民主政治、代表を選び出すというその仕組みからいって、制度の根幹にかかわる危機的な状況ではないかな、こう思うわけでございますが、この低投票率の問題についてどのよ……
○遠藤(和)委員 平和・改革の遠藤和良でございます。
きょうは、理事の皆さんの御理解をいただきまして、私、質問時間を一時間いただきました。ありがとうございました。
一般質問でございますから、アトランダムにいろいろなことをお伺いしたいと思います。
ちょっと話題を変えまして、大河ドラマ「高田屋嘉兵衛」を実現する会というのがあるのですが、この会がNHKとか郵政省の方に陳情されているようでございますが、郵政省はどのように認識をされておりますか。
【次の発言】 郵政大臣、高田屋嘉兵衛は知っていますか。
【次の発言】 いきなりの質問で申しわけございません。
この方は、今お話がありましたが、江戸の末……
○遠藤(和)委員 海老沢会長にお尋ねをいたします。
兵庫県の淡路島に、大河ドラマ 「高田屋嘉兵衛」を実現する会というのができまして、NHKにも熱心に陳情活動をしているようでございますが、どのように認識をされておりますか。
【次の発言】 この高田屋嘉兵衛という方は、今お話がありましたように、幕末に活躍をされた方でございまして、私の選挙区ではありませんけれども、兵庫県の五色町の御出身の方でございまして、函館を最初に開いた方ですね。北前船の回船問屋を起こしまして、盛んに交流をした。そればかりではなくて、民間人ですけれども、当時のロシアの政府の高官と交渉をして、大変険悪な外交関係を処理をした、こうい……
○遠藤(和)委員 私は、電気通信分野における規制緩和のあり方という観点から、大臣に若干の所感を最初に聞きたいと思います。 きょうも規制緩和の一環としての法案の審議をしているわけでございますが、現時点におきまして、電気通信分野における許認可総数は幾らぐらいあるのか。あるいは、主なものはどんなものがあるのか。それから、規制緩和を今後進めていくわけですけれども、その最終的なデザインをどのように考えているのか。そういうことを明確にお聞きした上で、現在審議をしている規制緩和はどの辺の位置づけになるのか。こういうところの、大変大まかな話かもわかりませんけれども、現在審議しているものがどういう時点での位置……
○遠藤(和)委員 平和・改革の遠藤和良と申します。
最初に、総理は何でも大変詳しく御存じでございますからお伺いしたいのですけれども、インドにございますサンジャイ・ガンジー医学研究所というのがあるのですけれども、御存じでしょうか。
【次の発言】 外務大臣はいかがでしょうか。
【次の発言】 これは、我が国からODAをやっておりまして、無償資金援助が三十三億円ですか、それから技術協力が二億六千六百六十三万円ですかの協力をしているわけでございますが、最初に、この概要について若干説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大変長い説明があっていらいらしたのですけれども。
今説明がありましたいわゆる第一……
○遠藤(和)委員 高知県で、九月の二十四日、二十五日に記録的な集中豪雨がございました。一年間に降る雨が高知県では大体二千ミリと言われているのですが、この二日間でその約半分近い降雨があったということでございます。 二十七日、日曜日でございましたけれども、急遽建設大臣が緊急に視察に来られるということをお伺いいたしまして、私も朝六時に徳島の自宅を出まして、高知県で視察に同行させていただきました。 今回の高知の水害の特色は、一つは、床上浸水が一万二千棟ということでございます。床下浸水が一万棟でございますから、二万二千棟が床上、床下浸水をした。もう一つは、六人死者が出たわけでございますが、そのうち四……
○遠藤(和)委員 九月二十四日から二十五日にかけまして、高知県で記録的な集中豪雨がありました。 二十七日の日曜日でございますが、関谷建設大臣が現地を緊急視察されるとお伺いしまして、私も同行させていただきました。朝六時に徳島の自宅を出まして、高知県の国会議員の皆さんと一緒に同行させていただきまして、地元の知事さん、あるいは市長さん、あるいは町長さんのお声を直接聞いたり、あるいは被災された現場も見てまいりました。東京の方は、高知のことでございますから余り大きな報道がなかったようでございますが、現地に参りまして、余りのひどい惨状に絶句いたしたわけでございます。 きょう、私、若干地元の高知新聞のコ……
○遠藤(和)委員 高知の水害について私も質問をいたします。 我が党では、この高知の水害の甚大さにかんがみまして、対策本部をつくりまして、現地を視察したり、あるいは官房長官に申し入れをしてきたわけでございます。福留さんや旭道山さんも当時視察をしたメンバーでございますが、きょうは私が代表して質問をさせていただきます。私の質問時間は二十分ですから、質問も簡単にいたします。説明いたしません、結論だけ聞きますから、答弁もできるだけ簡明にお願いします。 最初に、国土庁に聞きます。 高知の水害について、国土庁は、農地の被害については激甚指定をしましたけれども、その他についてはしておりません。今後の見通……
○遠藤(和)委員 私は、個別具体的な問題を三点に絞りまして質問をさせていただきます。
第一点は、はがき文化の振興という観点。第二点は、地上波のデジタル化に伴います国の関与のあり方。それから第三点は、オリンピックとかワールドカップに見られる放送権料の高騰化の問題。三十分間で全部できるかどうか、ちょっと心配なんですが、御協力をよろしくお願いします。
最初に、はがき文化の振興という観点ですが、郵政省は、手紙、はがきの料金を二〇〇五年まで据え置くということをおっしゃっていますが、これはこのとおり実行できますか。
【次の発言】 経済の状況に左右されることはわかるのですけれども、経済の状況がどうあれ、……
○遠藤(和)委員 私は、今回もまず高田屋嘉兵衛から質問に入ります。
NHKはいよいよ高田屋嘉兵衛のドラマ化を決定されましてロケを開始する、こういうふうに聞いておりますが、高田屋嘉兵衛をドラマ化する今日的意義というものをどのようにお考えになっていらっしゃるのか。あわせまして、二〇〇一年に放送すると聞いているんですけれども、具体的な放送の計画あるいはそれに至るタイムスケジュール、それをどのように考えて進めていらっしゃるのかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今、二〇〇〇年の秋から二〇〇一年の新年にかけての放送という話を聞いたわけでございますが、まさに二十世紀から二十一世紀へ変わる……
○遠藤(和)委員 私は、地上放送のデジタル化に限って質問させていただきたいと思います。 最初に、タイムスケジュールの確認ですけれども、地上デジタル放送審議会が最終報告を出しまして、テレビですけれども、地上デジタルテレビ放送につきましては、関東は二〇〇〇年から試験放送を開始しまして二〇〇三年末までに本放送を開始する、あるいは近畿とか中京は二〇〇三年末までに本放送を開始する、その他は二〇〇六年末までに本放送を開始する、以上によりまして二〇〇六年末までに親局レベルでの全国導入の完了を期待する、こうあります。また、アナログ放送につきましては、その終了時期は二〇一〇年とする、こういうふうなタイムスケジ……
○遠藤(和)委員 私、久しぶりに厚生委員会に帰ってまいりまして質問をさせていただきます。
最初に、質問通告外で大変恐縮ですけれども、けさの読売新聞の一面トップ記事に出ておりましたが、厚生省は老齢基礎年金の前倒し支給の減額率の緩和を決定した、六十歳の場合は四二%減を三〇%程度にする、それから、それは二〇〇一年度から適用する、この方針を決めたという報道が出ておりますが、このことについてお伺いします。
【次の発言】 これは、手続としては政令の改正が必要ですね。来年、二〇〇一年度から適用するとすると、ことしの秋ごろに政令を改正して、財政負担も含めて検討して、予算編成の中でも議論がある、こういう話であ……
○遠藤(和)委員 私は、この児童手当法案そのものは、国会に提出される前に十分に審議をさせていただいておりますから、余り細かいお話は一切いたしません。きょうは、政治家として、厚生大臣並びに総括政務次官にお伺いします。 児童手当というのはそもそも何だろうか、それから、日本の国の少子化という問題はどうとらえなければいけないのか、あるいは、日本の行政の中で、政治の中で、児童手当というのはどう位置づけるべきなのか、また、今後どうあるべきなのか、そういう基本的な問題に絞りましてお話をお伺いしたいと思います。 今、世間で、今回の児童手当の拡大に対しまして、一部でございますけれども、ばらまきであるという批……
○遠藤(和)委員 私は、各党の修正案の提案者にお聞きしたいのですけれども、この委員会、本当に今まで委員長が大変に御苦労されてきたわけでございますが、にもかかわらず、結果として野党が欠席をしているという状況になっております。これに対する御感想を各提案者に順次聞きたいと思います。
【次の発言】 私は、この委員会の運営に当たっていらっしゃる桜井委員長は大変公平な公正な運営を心がけてこられたと思うのですね。例えばこの会議の進行につきましても、与党の皆さんには与党の主張がある、だけれども野党の皆さんにも主張がある、与党の主張どおりじゃなくてもいいから野党の具体的な審議日程案を提示しなさい、そこまでおっし……
○遠藤(和)委員 総選挙がいつ行われるのか、これは最大の関心事になっているわけでございますが、ことし五月以降に行われる場合は、初めて在外邦人にも選挙権が与えられることになります。したがいまして、恐らく、今度行われます総選挙は、憲政史上初めて在外の邦人の方々も選挙に参加できる、こういうことになるわけでございますが、何しろ初めて行われることでございますから、その準備は、外務省におきましてもあるいは自治省におきましても大変なものがあっただろうと思いますが、今日までの準備状況について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 大変な御努力をいただいているわけですが、ことし三月三十一日現在で、在外邦人の……
○遠藤(和)議員 現在、選挙期間中におきましては、政党その他の政治活動を行う団体の政治活動につきましては、選挙の自由と公正を確保するために、そのうち選挙活動と紛らわしいものについて規制をしております。その一環として、衆議院議員の総選挙の選挙期間中は、政党等の政治活動のうち、新聞紙及び雑誌の普及宣伝のための自動車、船舶及び拡声機の使用を禁止し、また参議院議員の選挙の期間中は、確認団体が所定の制限の範囲内で行うものに限り認めているものでございます。 しかし、選挙期間中におきまして、雑誌及びパンフレットの普及宣伝のために自動車及び拡声機を使用する事例が数多く見受けられまして、選挙運動と紛らわしい行……
○遠藤(和)委員 私は、提案者の冬柴さんを中心にいたしまして質問をいたしたいと思います。今、冬柴鐵三さんは公明党の幹事長でございまして、政権与党の大変大切な役職についていらっしゃるわけですけれども、一人の政治家冬柴さんとして私はお聞きしたいと思っています。 私は、冬柴さんが初当選以来、大変熱心にこの問題に取り組まれてきたことをよく承知しております。そして、みずから起草されまして、本当に大変な状況の中でございましたけれども、今日こうして審議をする対象になっているということでございまして、恐らく感慨無量の気持ちを持っていらっしゃるのではないかと思います。 それで、この法案に盛られました思想、哲……
○遠藤(和)分科員 全国屈指の真珠の産地として知られております愛媛県の宇和海で、今真珠母貝であるアコヤガイの大量死という異常事態が発生しておりまして、現地の報告によりますと、被害総額が百八十三億円に達するのではないか、それで、さらにふえそうな勢いでございまして、最も激しい地域では、売上高が平年の一割以下、こういうような事態も出ている。当地では、真珠がその地域の基幹産業でございますから、それがこうした状態になるということで、真珠業界で働く若者とか女性が職を失いまして、地域経済全体に大きな影響を及ぼしている、こういう状態になっています。 私も、そうした異常事態にかんがみまして、去年の十二月十五日……
○遠藤(和)分科員 私、平和・改革の遠藤和良でございます。きょうは、予算委員会の分科会でございますので、私の地元でございます徳島県の話を通して質問をさせていただきたいと存じます。 最初に大臣に見解をお聞きしたいのですけれども、これは徳島県だけではなくて日本全体の問題になりますが、いわゆる製造業の空洞化の問題でございます。 私は、産業の基盤というのは、やはり物をつくるというところが基盤にならなければ健全な産業の発達はないのではないかと思うのですね。最近の日本が失敗をした例が、一つは、やはり財テクだとか、虚業という言葉があるのですけれども、いわゆる人のお金でお金をもうけるというふうなたぐいのも……
○遠藤(和)分科員 私は、飛行場の話と鉄道の話、二つ聞きたいと思います。
徳島に飛行場があるんですが、これの滑走路を二千メートルから二千五百メートルにするという整備計画がございます。この工事はいつから始まって、供用はいつから開始されるのか、また、二千五百メートルになりますと、どんなメリットがあるのか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 平成十七年というのは二〇〇五年完成ということですが、メリットはどういうのがあるのかと聞きましたのですが、できてしまうと、今度ジェットの就航が可能になる、大型機の就航が可能になる、こういうことですか。
○遠藤(和)分科員 私は、今全国的に話題になっております徳島県の吉野川第十堰の問題について、最初に大臣にお伺いします。
この問題につきまして、徳島市と藍住町で、住民の皆さんが住民投票条例の制定を求めて署名運動がございました。この運動について大臣はどういうふうな認識を持っていらっしゃいますか、最初に聞きます。
【次の発言】 徳島市の場合は、有権者の四九%という、十万人を上回る数でした。住民投票に参加した人たちの動機というのは、それぞれ人によって違うと思うのですね。ただ、こういう大切な問題に対して私たちにもぜひ発言する機会を与えてほしい、こういうふうな動機があったということは確かだと私は思います……
○遠藤(和)分科員 サミットを沖縄で行う、これはすばらしい政治決断だと私は思います。小渕総理みずからがお決めになったと伺っておりますけれども。 沖縄は、南海に浮かぶ平和な島、そして武器も持たない人々が、古来から中国大陸それから日本列島と交易を重ねて、豊かな文化をはぐくんできました。しかし、中国との関係あるいは日本の薩摩との関係、あるいは戦後は米国との関係で、いろいろな宿痾のあらしの中でもまれ続けてきたという歴史もあります。その中でサミットを行う、これはすばらしい政治決断だと心から感動します。 この沖縄で、それでは全世界に何を発信するのかというのが、さらに重要な政治的課題になると思います。こ……
○遠藤(和)分科員 私は最初に、大臣に四国の現状をよく知っていただきたいという意味で、四国の社会資本の整備状況について若干お話をさせていただきます。 このほど、建設省の四国地方建設局がいいレポートをまとめてくださいました。最初に四国の厳しい自然現象というものを分析されておりまして、四国には中央構造線など大きな三本の断層が四国を横断しているわけですね。その関係から大変地すべりの危険地域が多い。四国は、国土面積では全国の五%しかないのですけれども、地すべりの危険箇所は全国の一三・九%ある。したがって、国土面積比の約三倍です。だから、日本全国の三倍の危険の地域を抱えている、こういうようなことです。……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。