このページでは佐々木秀典衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○佐々木秀典君 私は、昨日誕生した新しい政党、民主党を代表して、政府提案の行政機関の保有する情報の公開に関する法律案並びに同僚議員提案の行政情報の公開に関する法律案について、政府と提案者に質問いたします。 初めに、私は、時期遅きに過ぎたとは言えるものの、我が国の長年の政治課題とされ、良識ある多くの国民が渇望していたいわゆる情報公開法が政府から提案され、こうして審議されるに至ったことに大きな感慨を覚えております。 今から二百九年前、フランスの人権宣言は、社会はすべての公の職員に対し、その施政につき報告を求める権利を有するとうたい、アメリカは、三十二年前の一九六六年、情報自由法を制定、お隣の国……
○佐々木秀典君 私は、ただいま議題となりました法務委員長杉浦正健君の解任決議案につき、民主党を代表して、賛成の討論を行います。(拍手) いわゆる組織犯罪対策三法案は、九六年十月、長尾法務大臣が法制審議会に、組織犯罪に対応するための刑事法整備を諮問し、翌九七年九月、同審議会の答申を受けて、法務省が原案を作成したものであります。 この国会提案について、当時の自民、社民、さきがけの与党三党間で二十二回にわたる協議が持たれましたが、社民党の強い反対で協議は決裂したにもかかわらず、九八年三月、政府から第百四十二回通常国会に提出され、同年五月、衆議院本会議での趣旨説明と質疑を経て、法務委員会に付託され……
○佐々木秀典君 ただいま議題となりました法律案につきまして、沖縄及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 沖縄振興開発金融公庫は、沖縄が本土へ復帰した昭和四十七年に設立されて以来、本土の六つの政策金融機関が行っているそれぞれの業務を一元的に行う総合公庫として、沖縄における経済の振興と社会の開発に金融面から寄与しております。 本案は、最近の金融市場をめぐる環境の大きな変化に適切に対応し、今後の沖縄の振興開発を一層進めていくため、沖縄振興開発金融公庫の業務範囲を拡大するとともに、同公庫の業務に要する資金の調達手段を多様化すること等の必要があるとする……
○佐々木秀典君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました少年法等の一部を改正する法律案について、森総理及び関係大臣に質問をいたします。 なお、質問に先立ち、さきの愛知、佐賀などの、少年による犯罪事件でとうとい命を奪われた被害者の御遺族に対し心からお悔やみを申し上げますとともに、心身に傷害を受けられた皆さんの一日も早い御回復をお祈り申し上げます。 また、民主党の少年法小委員会の座長としてこの問題に全精力を傾けておられた福岡宗也議員が、去る四月十一日に逝去されました。心より哀悼の意を表するとともに、先ほどの杉浦正健議員のお心のこもった追悼演説に対して心から御礼を申し上げます。ありがとう……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。法案を中心に質問をさせていただきます。 まず、人権擁護施策推進法案ですけれども、この法案が、同和問題を経緯といたしまして、地域改善対策協議会の意見具申を踏まえたものとされている。このことは法務省が作成されました本法案の概要によっても明らかなところだろうと思います。それとまた同時に、これまでも御質問の中で明らかにされておられますように、いわゆる「人権教育のための国連十年」、これに伴いまして、去る十二月六日に国内行動計画、これがつくられている。これも踏まえたものだというように理解されるわけです。 そこで、地対協の意見具申、これのどういうような内容を軸……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 先日伺いました大臣の所信の中に、「国民生活に密着した科学技術の推進」の項目の中で、「健康の維持・増進、生活環境の向上などを図るために、がん関連研究、ヒトゲノム解析などを総合的に推進して」いくという条項がございます。それで、本年度の科学技術庁の予算を拝見いたしますと、この趣旨に沿うものとして、健康の維持・増進の費目の中でがん関連の研究について百二十四億四百万円の予算づけがなされている。それに関連して、重粒子線等がん治療について八十六億五千五百万円、また粒子線高度がん治療促進研究施設、これは重点化枠の要望となっておりますけれども、九億円という予算づけ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 時間が限られておりますので、端的に質問に入りたいと思いますし、通告してありました順序を多少変更させていただくことをお許しいただきたいと思います。 同僚委員からお尋ねがありましたことの関連ですけれども、このCTBT条約について、現在未署各国が所要の諸国四十四カ国中三カ国、インド、パキスタン、いわゆる北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国。この未署名の事情について、さきにインドについてはお話がございました。インドについては明確に反対の意思を表示されておる。ただ、お聞きをいたしますと、内容そのものというか条約の本旨そのものに反対しているとも受け取れない節がありま……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 きょうは、先生方、御苦労さまでございます。 時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。 先ほど三人の先生のお話を承りまして、いずれも原子力の推進といいますか、その位置については積極的に見ておられて、今後も日本のエネルギーを考える場合にはどうしても原子力に頼らざるを得ないということのようにお聞きいたしました。また、政府の方で決定をしておりますいわゆるプルサーマル計画についても、茅先生もこれは肯定なさっておられるわけですね。 ところが、私どもがいろいろ見聞しておりますところでは、むしろ外国の諸国、例えばアメリカ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 初めに、お断りをして御理解いただきたいと思いますが、御通告してあります質問ですが、順序をちょっと変えさせていただいて、これも一応そのことをもうお伝えしてはございますけれども、四番目の、いわゆる赤軍派の問題について一番最初に質問させていただきたいと思いますので、どうか御理解ください。 最近、レバノンの治安当局が日本赤軍関係者八人の身柄を拘束した、こういうことが報じられております。この八人のうちの五人は、国際手配中のいわゆる日本赤軍派の幹部、この中には、一九七二年の五月、イスラエルのテルアビブ空港、ロッド空港ですね、ここで自動小銃を乱射して二十四人……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 私は、きょうは二つの点、裁判の現状の問題と対策、それからオウム真理教関連事件の訴訟その他の問題についてお伺いをしようと思っておりますが、最初の問題については、同僚の議員からもかなりお話が出たようでございます。特に、私もここに手にしております、日本弁護士連合会がシンポジウムを開いて、現在働いている裁判官が忙し過ぎるんじゃないかという指摘、これについても同僚議員からいろいろお話あるいは質問があったようでございますので、できるだけダブらない範囲で質問したいと思います。 まず、裁判所にお尋ねをいたしますが、ことしの司法研修所を終了される方々の中から、判事補……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 本法案の関係では一点だけお尋ねをしたいと思います。今漆原委員からも七十四条の関係についてのお尋ねがあったようですが、私は、七十四条の二の関係でちょっとお尋ねをしてみたいと思います。七十四条の二、「自己の支配又は管理の下にある集団密航者を本邦に向けて輸送した者」云々、その他ありますけれども、これが新しく加えられております。 それで、新聞報道その他によりますと、今度のこの改正というのは、今も話に出た蛇頭その他、中国だとか香港だとか、こういうところで暗躍をしているグループといいますか、こういう者たちにも焦点を当てているんだということが言われているわけです……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 我が党の坂上委員も本案の提案者になっておるわけでございます。しかし、この改正案は、商法といういわば商事関係の基本法の改正、これが閣法ではなくて、内閣が提出するのではなくて、議員立法によって提出される。基本法の改正がこのような形で行われるというのは、私は極めて異例なことだと思っております。 御案内のように、平成六年に商法の一部改正で、自社株の取得についての改正を行いました。このときには、かなり私どもとしては時間をかけて、慎重な審議の上であの一部改正を実現したと思います。このときの改正の論議の中でもストックオプションの問題も議論されたけれども、そのとき……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 事前にお知らせをしてありました質問の順序ですけれども、恐縮ですが変えさせていただいて、最初に野村証券の今度の一連の不祥事に関する関係についてまずお尋ねをしたいと思います。 実は、私は当法務委員会のほかに科学技術委員会にも属しております。昨日も科学技術委員会が開かれましたけれども、御案内のように、動燃の例の東海村の爆発火災事故、あるいはそれに続いて「ふげん」での重水漏れなどが続いております。一昨年の十二月には「もんじゅ」のナトリウム漏れという事故もあって、その調査報告書がこの間できたばかりなのですけれども、それに加えてこの一連の事故、加えて、それ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木ですけれども、私は、きょうは、限られた時間ですが、民事、刑事の裁判の判決原本、それから、その記録の保管だとか保存の問題についてお尋ねをしたいと思います。 御案内のように、裁判の判決、それから裁判の記録というものは、もちろん事件についての生の記録でありまして、その裁判の経過、それから判決は、その結果を示したものとして大変な重要な意義を持つものですけれども、しかし、この裁判、事件が一件落着をして確定をして後、それらはまた一つの、この司法の上での財産だけにとどまるものではなくて、いわば国民の文化的な遺産という側面も持っているのではないかと思うわけです。 つまり、……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 提案者の皆さん、ここまで御努力いただいたことに心から敬意を表します。 考えてみますと、今夫婦が婚姻に際してどういう氏を選択するかということがこうして議論になったということには大変大きな意味があると思っております。しかも、きょうは自民党の太田委員が冒頭質問をされまして、さまざまな問題を提起されましたけれども、しかし自民党の皆さんとしても全面的にこれに反対をしているふうでもなさそうだし、先ほど御紹介がありましたように、自民党の中でもさまざまな意見があるけれども、大体三分されているというふうなお話もある。そしてまた、太田委員によれば、通称名で何とかこ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 先ほど大臣あるいは林野庁長官、会計検査院長から財務状況についてのお話を承って、まことに深刻だなという思いをさらに深くいたしております。これについては、原因などについても先ほど御説明がございました。こうなったについては原因が幾つか重なっているわけですけれども、その中の一つとしては、やはり外材の輸入が多くなって、そのシェアがさっきのお話だと八〇%にも及んでいる。農産物についても非常に輸入が多くなってシェアが多くなってきているとはいいながら、それよりもこの外材のシェアというのは大きいですね。輸入量といいますか、比率的にはこれはけたたましいものだと思うわ……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び太陽党の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 一般職の職員の給与に関する法律及び一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、人事院勧告制度が労働基本権制約の代償措置であることにかんがみ、公務員の給与改定については、人事院勧告を尊重する姿勢を堅持し、完全実施するよう努めること。 本案の趣旨につきましては、当委員会における……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 昨日発表されました行政改革の最終報告、これを中心にして三大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。 けさほどから議論が行われておりますけれども、昨年の十一月に行政改革会議が設置をされました。もちろん、その前にも、行政改革のあり方をめぐっては何次にもわたる臨調もあったわけですけれども、昨年からちょうど一年間、この設置された行革会議で検討されて、ここに一応の形が発表された。これについては、私としても関係者の御努力に敬意を表したいと思います。とりわけ小里総務庁長官、最終段階でこの担当大臣として、また橋本会長の代理的な役割もあって、本当に御苦労だったろう……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 商法の改正に絡んでお尋ねをしたり、私の意見も述べさせていただきたいと存じます。 今回の改正は昭和五十六年のいわゆる大改正以来の改正になるわけでございますけれども、先ほど同僚の委員からも、この改正が少し拙速ではないか、あるいは、処罰を重くするあるいは犯罪構成要件を新設するなどについて法制審議会の議を経てないではないかという御指摘もございました。 また、昭和五十六年の改正のときには、先ほども御紹介がありましたように、衆議院の当法務委員会での熱心な議論があって、そしてその採決の際には、十三項目にわたる附帯決議もつけられて、総会屋の根絶を図るとと……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、佐高先生、前田先生、本当に御苦労さまでございます。また、貴重な御意見をちょうだいいたしましてありがとうございました。 実は、私も一昨日この委員会で法務省あるいは警察などにも質問させていただいたのですけれども、きょうの先生方のお話を聞いて、本当にそうだと思うことが幾つもございました。 今、一番最後に佐高先生のお話がございましたけれども、私もこれを見てなるほどなと思ったのですが、今週売り出されております。ある週刊誌が、総会屋に意見を聞いたりして、その中で、今度の法改正で総会屋たちは確かにますます生きにくくなるということを言っているのです……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典です。 まず、官房長官にお伺いをしたいと思います。 実は、去る二月二十五日、お隣の国の韓国で、新しい大統領金大中さんの大統領就任式がございまして、私は、お招きをいただきまして初めて韓国に赴きまして、この就任式に参列をさせていただきました。大変感動的な就任式でございましたし、大統領の演説も本当に格調の高いもので、感銘を受けてまいりました。 実は私ごとになりますけれども、私、一九七三年の八月八日、金大中さんが日本に来ておられて、あの千代田区のホテルグランドパレスというところに泊まっておられたわけですが、そこから拉致されて、これが後では、いわゆる韓国の公的……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典です。 ただいま議題となりました、自由民主党、民友連、平和・改革、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 附帯決議(案) 特定非営利活動の健全な発展に資するため、次の事項について、それぞれ所要の措置を講ずるものとする。 一、この法律の施行及び運用に当たっては、憲法に規定する信教、結社及び表現の自由が侵害されることがないように配慮し、特定非営利活動法人の自主性を十分尊重するとともに、法律の趣旨、国会における議論を踏まえ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木でございます。 本法案につきましては、去る四月二十八日、本会議の趣旨説明に続いて、私、民主党を代表して質問をさせていただきました。その際、総務庁長官にも御丁寧に御答弁をいただいて感謝を申し上げますが、なおいろいろと聞きたい点がございます。 それと、私は大変残念に思ったのは、実は四月二十八日の代表質問のときに、アメリカが一九六六年に情報公開法を施行いたしましたけれども、そのときに司法長官のラムゼイ・クラーク氏が非常に感動的なステートメントを発表しておられます。 私は、この情報公開法が、さまざまな事情があり、それからまた、そのときにも申し上げ、きょうも同僚委……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典です。 提案者と法務省に対して御質問を申し上げます。大蔵省も見えているんですね。場合によりましたら、大蔵省にもお聞きすることになるかもしれません。 今回のこの議員立法、午前中には、土地の再評価のための法律も議員立法として本件と一緒に提案をされました。いずれも、目的とするところ、趣旨とするところをこれからお伺いをいたしますけれども、どうも、いわば現在の経済事情などの中の御要請を受けてというか、御要請などを考慮しての緊急的な対策として、議員立法として御提案になったんだということのようでございます。土地再評価の方は、提案者のお話によりますと、いわゆる金融機関……
○佐々木(秀)委員 民友連の佐々木秀典でございます。きょうは、上村先生、長谷川先生、お忙しい中をお越しいただきまして貴重な御意見を拝聴させていただきましたこと、心からお礼を申し上げます。時間が限られておりますので、端的にお尋ねをしたいと思います。 私も、実は、今回のこの法改正、それから土地再評価法につきましても、非常に拙速に過ぎるのではないかという疑問を抱いております。特に、自己株の消却の問題は、お話がありましたように、我が国の商法では自己株の取得については原則として、大原則として禁止をしていた。しかし、その後さまざまな経緯の中で、法制審議会でもあらゆる角度からの御審議などもあって、平成六年……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。両先生、きょうはありがとうございます。時間が限られておりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、吉村先生は、修習の期間の問題ですけれども、基本的には二年であった方がいい、ただし、現状では、この三者協の中でも検討された結果としての一年半というのは、これはやむを得ない、しかし再検討の要があるのじゃないか、こういうお話でございました。私も、自分の経験に照らしてみて、二年間の司法修習というのは非常に有意義だったと思うし、これを短縮するということになると、いろいろな点でやはり問題が出てくるのではなかろうかとも思ったりしております。 そこ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 この外国法事務弁護士の制度ですけれども、昭和六十二年にこの法律が制定されまして、受け入れを決めました。これを受け入れるに際して、それまでは大変な議論があったところでございました。私どもも記憶に新しいんですけれども、これがいわゆる貿易自由化の論議の一環として、かねてのガット交渉の中で論点に上げられていた。また、それを受けて我が国でも、行政改革本部の中の規制緩和小委員会などで規制緩和の一環としてこの問題が取り上げられてきたというのは、御承知のとおりであります。 私どもも、今同僚委員からもお話がありましたように、我が国の弁護士というのは、弁護士法によって……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 ただいまの同僚議員からお話がありました最後の点などは、私も共感をしているところでございます。今回、組織犯罪をめぐって、しばしばサミットを初めとする国際会議でも問題にされて、各国においてこうした組織的に行われる犯罪を根絶しなければならないという協議などが行われていることは、私どももよく承知をしております。そのことはそのこととして必要だとは思いますけれども、しかし、今回のこのような法律案をつくることによって、それに大きな効果が上げられるのかなということになると、いささか疑問なしとしないわけであります。 先ほど同僚議員の御質問に対して、国際的な協力の実情……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木ですが、山元委員に続きまして質問させていただきます。 人事院勧告の問題については、今山元委員から大変詳細に御主張も交えて質問がございまして、私も、両長官の御答弁を聞きながら、真摯な対応をしていただけるものだと期待をしております。 私からも、今回の人事院勧告については、さまざまな御苦労の中でいろいろな点での御配慮があった、そういう点では評価できる。ただし、これまでの人事院勧告の歴史の中では恐らく最低の給与水準だということ、しかしこれも、現在我が国を取り巻く経済状況だとかあるいは民間の雇用状況などからするとやむを得ないものがあるのかな、そんな思いであります。し……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 けさの新聞各紙でも報じられておりますように、金融対策関連法案、これも今最後の一本がいよいよ上程をされようとしております。委員会の議を経て、本会議でも衆議院通過するのではないかと言われておりますけれども、このことに関連して、やはり金融機関においても情報をしっかりと公開すべきだということが言われている。 また、先ほどの質問にもお話がありましたけれども、ここのところ各省庁、特に幹部職員がさまざまな不祥事を行ってきている。これは、本当にまじめに働いている公務員の皆さんから見ると耐えがたい思いではないかと思うんですけれども、特に、さきの防衛庁の背任事件を……
○佐々木(秀)委員 ただいま議題となりました自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 行政機関の保有する情報の公開に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 開示・不開示の決定について行政機関の長の恣意的な運用が行われないようにするため、各行政機関において開示・不開示の判断をする際の審査基準の策定及び公表並びに不開示決定をする際の理……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 恩給法に関連をして質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、恩給という制度ですけれども、我が国では、随分古くからですけれども、大正十二年に恩給法が制定をされて、それが今日まで機能している。 もっとも戦後の一時期、これは一九四五年、昭和二十年、日本は第二次大戦に敗れたわけですけれども、その後GHQの指導、これはたしか一九四五年十一月にGHQが覚書を出しておりまして、軍人恩給については、軍人またはその遺族であることにより一般の困窮者と差別して優遇される制度は好ましくないという指摘があって、それを受けて一九四六年の一月に軍人恩給が廃止をされ……
○佐々木(秀)委員 おはようございます。民主党の佐々木です。 待望のというか、大変多くの皆さんから待たれており成立を求められていた男女共同参画社会基本法案が、本日の審議を終えて、いよいよこの委員会で採決ということになりました。恐らく今国会中に、参議院の御協力もいただいて、成立の運びになるかどうか、大変多くの方が注目されておられると思います。画期的なことであろうと思います。 参議院の方では全会一致でこれがもう可決されておりますので、当委員会でこれが可決をされ、衆議院の本会議でも可決をされますと、いよいよ成立ということになるわけで、このことは、私は大変すばらしいことではないかと思います。そして……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 いわゆる国旗・国歌法が提案をされるに当たって、そしてされてから、我が党では、民主党の中に国旗・国歌問題のプロジェクトチームをつくりました。私もそのメンバーでありますけれども、プロジェクトチームでは六回にわたって討議を行っております。真剣な討議が行われております。 率直に言って、我が党ではこの法案に対して、党としてどうするのかということについてはまだ最終的な結論を得ておりません。きのうも報道されましたけれども、私どもの党では法案に対する対応の機関として総務会がございます。これは、与党の自民党さんにもおありになることと思いますけれども、昨日夕方から……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典でございます。 先生方、きょうは大変御苦労さまでございます。 中田先生から音楽家としてのお立場でのお話を伺って、大変感銘深く思いました。中田先生のおつくりになった「夏の思い出」「雪のふるまちを」「めだかの学校」「ちいさい秋みつけた」、みんな私の好きな歌で、しかも大変歌いやすくて、メロディーと言葉がまさにぴったり一致している。 私なんかは北海道の旭川なものですから、「雪のふるまちを」なんというのがNHKで放送されたときには本当にうれしくて感激して、私の持ち歌にもなっております。 それで、先生のおっしゃったようなこととくしくも同じようなことがきょうの毎……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 ただいま同僚の河村議員から提起のありました問題については、この委員会審議中にも理事の間で協議をする、そして責任のある対処をしてもらうということにしたいと思いますので、そのことを申し上げて、限られた時間ですけれども、質問いたします。 私は、前回一時間ほど質問いたしまして、かなりの部分が残っておりますが、きょうも時間が制限されておりますので、限られた中で端的に御質問をします。 法務省、来ていますか、法務省。御承知のように、現在、刑法の中には自国の国旗を損壊する罪というのはありません。しかし、刑法の九十二条で、外国の国旗に対してこれを壊したり、あるいは……
○佐々木(秀)委員 おはようございます。民主党の佐々木秀典です。 本日は、定員法に関連して、あるいはそれを外れることもあるかもしれませんけれども、主として裁判所にお伺いをしたいと思います。 実は、当委員会の審議を経て新しい民事訴訟法が、一昨年でしたか、成立をいたしまして、昨年一月から施行されたわけです。ちょうど一年余が経過いたしました。この民事訴訟法のねらいは、一つは、何とか裁判を迅速に進めたいということが大きな眼目だったと思いますけれども、その実効性あらしめるためにということで幾つかの要綱が立てられたわけですね。 その一つは、裁判における争点あるいは証拠の整理手続を整備する。そのために……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 両先生、きょうは御苦労さまです。ありがとうございます。時間の制約がございますから、早速、質問に入らせていただきます。 実は、きょう両先生においでいただいたのは、御案内のとおり、司法制度の改革審議会を内閣に設置したいという法案を政府がつくりまして、それで提出をしてきている、このことに関連してということになるわけでございます。 先ほど来、先生方のお話にも出、あるいは今の同僚の質問の中にも出ておりますように、確かに、我が国の司法は司法の機能を十分に果たしているかというと、そうではないのではないかというのが皆さんの見るところではないかと思うわけです。……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、前段、今退席されましたけれども、総理大臣がお見えになりました。お聞きをいたしましたら二十年ぶりぐらいだそうでございまして、そういう意味では、当法務委員会に総理大臣がお見えになって司法問題についての議論をしたということは、非常に私は意義あることだし、今度の司法改革ということについて国民の皆さんの関心を喚起する意味でも大変きょうはよかったと思っております。 さらに、私の質問に関連して、きょうは最高裁判所事務総長にお越しをいただきました。事務総長にお越しいただくのも相当しばらくぶりじゃないかと思うのです。形式的には、司法行政のトップは最高裁……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。お昼の時間までおつき合いをいただきたいと思います。
子供たちを性的な被害から守ろうという国際運動として、ECPATキャンペーンという運動があると聞いております。日本でも、この趣旨に賛同する方々が少なからずいて、そして、この方々の運動などがこの法案をつくるきっかけにもなっているというように聞いておりますけれども、この国際運動の概要、それから、この種の世界各国の取り組みの代表的な事例などについて御説明をいただけるとありがたいと思います。
【次の発言】 お昼になりましたので、これで一応中断をいたします。
午後からまたお願いいたします。
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木です。 ただいまは同僚の福岡委員から大変格調の高い質問がありまして、刑事局長とのやりとりで、何十年ぶりに大学の法学部の教室に戻ったような感慨を催しまして、これまた感慨ひとしおでございます。 私は、なかなかそこまで格調高くはいきませんけれども、しかし、このいわゆる三法については非常に大きな問題が含まれていると思っておりますので、きょうは時間が一時間しかございませんから、いわゆる通信傍受法についてもたくさんお聞きをしたいことがありますけれども、また議論をしたいことがありますけれども、きょうは、そちらには触れないで、組対法あるいはマネーロンダリングなどなどを中心……
○佐々木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を負うことになりました民主党の佐々木秀典でございます。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰いたしまして二十七年を経過し、この間、各般の施策が推進されてまいりましたが、第三次振興開発計画のさらなる推進に加えて、新たな振興策の策定など、なお解決を要する多くの課題を抱えております。中でも、米軍基地の問題は最も重要な課題の一つでもあります。また、来年七月の沖縄サミットの開催に対しては、国民の関心が高まっております。 北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、河野外務大臣、続総務庁長官及び青木沖縄開発庁長官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。河野外務大臣。
【次の発言】 それでは、続総務庁長官。
【次の発言】 次に、青木沖縄開発庁長官。
【次の発言】 次に、東外務政務次官、山本外務政務次官、持永総務政務次官及び白保沖縄開発政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。東外務政務次官。
【次の発言】 山本外務政務次官。
【次の発言】 持永総務政務次官。
【次の発言】 白保沖縄開発政務次官。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に丸谷佳織君を指名いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣内政審議室内閣審議官安達俊雄君、防衛施設庁長官大森敬治君、沖縄開発庁総務局長玉城一夫君、沖縄開発庁振興局長襲田正徳君、外務省欧亜局長東郷和彦君、……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本委員会に参考のため送付されております陳情書は、北方領土返還に関する陳情書一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、その審査のため委員派遣の必要が生じました際には、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたした……
○佐々木委員長 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何分にも微力ではございますけれども、委員各位の御支援と御協力をいただきまして、円満な委員会運営に努める所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの望月義夫君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
嘉数 知賢君 鈴木 宗男君
望月 義夫君 森田 健作君
上原 康助……
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に亀井善之君を指名いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、河野外務大臣、続総務庁長官及び青木沖縄開発庁長官から順次説明を求めます。河野外務大臣。
【次の発言】 続総務庁長官。
【次の発言】 青木沖縄開発庁長官。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として、内閣内政審議室内閣審議官安達俊雄君、金融再生委員会事務局長森昭治君、金融監督庁監督部長乾文男君、沖縄開発庁総務局長玉城一夫君、沖縄開発庁振興局長襲田正徳君、国税庁課税部長河上信彦君、水産庁長官中須勇雄君、運輸省自動車交通局長縄野克彦君、運輸省海上交通局長高橋朋敬君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
○佐々木委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
去る四月七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴い、理事の選任を行います。
その選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に古堅実吉君を指名いたします。(拍手)
【次の発言】 次に、江崎外務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。江崎外務政務次官。
【次の発言】 内閣提出、沖縄振興開発金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。青木沖縄開発庁長官。
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 本日は、行政機関の職員の定員に関する法律の改正、いわゆる総定員法の改正問題の討議でございます。もちろんその質問も準備しておりますけれども、総務庁長官、甚だ恐縮なんですが、その問題での質問の通告と若干離れる、そして、具体的な質問事項の通告もしておらないことなのですけれども、長官の御経験になったことなので、思い出していただければお答えいただけるということについて、冒頭若干お尋ねをしたいと思うのです。 と申しますのは、まことに不幸なことでございましたけれども、小渕前総理大臣が、四月の二日の未明とお聞きをしておりますけれども、体調を崩されて入院をなさり……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 委員長の御要望もありますので、心得て質問をさせていただきたいと思います。 私は久しぶりの農林水産委員会での質問でございます。本日は、昨日政府に答申をいたしましたいわゆる食料・農業・農村基本法に基づく基本計画、それを具体化する基本計画、これが具体的になりましたので、この問題。それから、新たな酪農畜産政策の問題。それに絡んで、本日にも決められようとしている、いわゆる加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の改正の問題もありますけれども、これに絡む乳価の問題などについて質問させていただこうと思っております。 その前に、谷津政務次官がいらっしゃいます。谷津……
○佐々木(秀)議員 警察の方でもいろいろと対応しておることについては、私どもも敬意を表するわけです。 ただ、この間の例の新潟の少女監禁事件など、私どもが考えると、また普通の人が考えると、ああいう状態で、犯人が常に一緒に二十四時間ずっといるのを続けているわけでもないんだろうに、たとえ子供であっても、この間十九歳にまでなっているわけですから、なぜ外への連絡ができなかったのだろうかという疑問を持つわけですけれども、ただ、犯罪被害者の方やその御家族の方に私どもいろいろ御意見を聞きましたけれども、やはり心理的に抑圧されると、とてもそれが、そういうことをやったらまた被害を受ける、新たな被害を受けるという……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 きょうは、上村先生、和田先生、お忙しい中をお越しいただきまして、貴重な御意見をちょうだいいたしまして、まことにありがとうございます。限られた時間ですけれども、幾つかお尋ねをしたいと思います。 まず上村先生、これまで我が日本の株式会社に関する法制やシステムあるいは政策、これは金融・証券政策などとも関連しているけれども、本来の株式会社の機能を十全に発揮させるようなものにはなっていなかったのではないかという話がありました。 確かに、商法の規定の上で、企業の再編成の形態として、企業の合併それから営業の譲渡という概念はあった。ところが、分割という概念あ……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 商法改正の審議もいよいよ最終の局面を迎えたと認識をしております。 きのう、私どもは、参考人の方々から御意見を拝聴いたしました。今、企業が国際化の中で大きな変革を求められております。そしてまた、きのうの参考人からも御意見がありましたけれども、日本の企業に関する法制、特に株式会社を中心にする企業形態のあり方などが、例えば株式会社の場合に、本来の機能を十全に発揮できるようなものになっているかということについては、考えなければならない要素が多々あるのではないだろうか。また、法制としても、そういう企業の本来あるべき姿、あるいは株式会社の社会的な機能などを……
○佐々木(秀)小委員 民主党の佐々木です。 民事訴訟法の改正の経過、それから最終的な取り決めの中で、これが十分に、それぞれ意見が食い違ったということもありますけれども、抜本的な改正にまで至らなかった、宿題が残っているということはみんなが認識しているわけです。それで、総理府の方から考えておられる情報公開法がいずれ出るだろう、これとの整合性ということも民事訴訟法の改正に当たっては考えなければならない。しかし、それを待ってというのではなくて、それぞれが同時に研究しようやということで、法務省の方も行動を開始されたし、またこの小委員会も設けられた、こういう経過だと思うのですね。 ただ、何といっても、……
○佐々木(秀)分科員 民主党の佐々木秀典でございます。きょうは、中小企業の問題に絞ってお尋ねをしたいと存じます。 御案内のように、我が国で中小企業は、例えば事業所数では、六百四十七万事業所で全体の企業の中で九九・一%を占めております。それからまた、中小企業で働いている従業員の数も、四千二百二十七万人という膨大な数で全企業の七八%を占めるというように、これは通産省でおつくりになった資料の中でも明記されているわけです。 ただ、これまでの我が国の仕組みといいますか、経済的なシステムといいますか、それを通じて見ると、どうも大企業のシステムに偏って、偏ってというか、そちらに重点が置かれていたのではな……
○佐々木(秀)分科員 佐々木秀典でございます。 谷垣長官、きょうは御苦労さまでございます。 私は、北海道の出身でございまして、ただいまの選挙区は北海道の旭川市、北海道六区でございます。それまでは現在の北海道七区、いわゆる道北地域全域も私の選挙区でございました。 この道北の地域に幌延町という町がございます。道北の町はどこも過疎にあえいで、何とか地域の振興を図ろうといろいろな努力をしているわけですけれども、そういうことと絡めてであろうと思いますけれども、実は、一九八一年、今から十七年も前になりましょうか、一月に幌延町議会が原子力関連の施設を誘致したいという決定をいたしました。いわゆる地域振興……
○佐々木(秀)委員 民主党の佐々木秀典です。 三人の公述人の先生方、御苦労さまでございます。 時間が限られておりますので、端的に質問に入らせていただきたいと思います。 私は、自分のことを申し上げて恐縮なんですが、実は一九三四年、昭和九年の生まれでございまして、国民学校の一年生で始まって国民学校の六年生で終わった、まさに軍国教育の真っただ中で、小学校と言わない国民学校に行った世代です。百地先生は恐らく私よりはお若いんだろうと思いますけれども、私の先輩である北村先生のお話は、非常にそういうところで体験的に共感を覚えるところが多うございました。 もちろん、そういうときですから、私たちは天皇陛……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。