五島正規 衆議院議員
41期国会発言一覧

五島正規[衆]在籍期 : 39期-40期-|41期|-42期-43期-44期
五島正規[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは五島正規衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院41期)

五島正規[衆]本会議発言(全期間)
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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 衆議院本会議 第18号(1997/03/18、41期、民主党)

○五島正規君 秋葉議員から五点にわたって御質問がございました。それについてお答えしたいと思います。  まず第一に、臓器移植にかかわる技術的な側面とは違う次元の議論が必要ではないかとのお尋ねでございます。  まさに、この問題はこうした考えのもとで長く議論されてきたと考えております。臓器移植につきましては、移植医療の技術的側面のみでなく、人間の死生観や倫理観、その他幅広い観点からの検討が必要な分野であり、医療関係者のみならず、国民各界各層の非常に広範な議論が必要であると認識いたしております。このため、脳死臨調におきましても、幅広い分野からの参加を得て二年間にわたって論議を重ね、答申がまとめられてま……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 衆議院本会議 第20号(1998/03/20、41期、民友連)

○五島正規君 私は、民友連を代表して、平成十年度一般会計予算、平成十年度特別会計予算及び平成十年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及びその概要を御説明いたします。  提案に先立ち、民友連の予算組み替え要求に対する昨日の自由民主党の回答について一言申し上げたいと思います。  昨年末以来の大型金融破綻、中小企業の倒産、銀行の貸し渋りによって資金繰りに行き詰まった経営者の相次ぐ自殺など、まじめに働いている国民を苦しめているのは橋本内閣の経済無策、失策であると、私たちは委員会審議においても政府・与党に対する申し入れにおいても再三にわたって指摘してまいりました。し……

第142回国会 衆議院本会議 第47号(1998/06/15、41期、民主党)

○五島正規君 私は、民主党を代表して、平成十年度一般会計補正予算、平成十年度特別会計補正予算及び平成十年度政府関係機関補正予算に反対する立場から討論を行います。  本補正予算案に反対する第一の理由は、二兆円の減税が一時的な特別減税であり、景気浮揚効果が極めて限定的であることです。  特別減税を繰り返すことは、総理みずからも国会審議の中で愚の骨頂と答弁されたはずであります。どうして今になって、みずからがかつて愚の骨頂と指摘された特別減税の繰り返しを主張されるのか、全く理解に苦しみます。  総理は、財源を理由に恒久減税が困難だとおっしゃるかもしれませんが、財源が心配だから抜本的な対策がとれず、その……

五島正規[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院41期)

五島正規[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 厚生委員会 第2号(1997/02/19、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  大臣、大変お疲れだと思いますが、もうしばらく、先日の大臣の所信表明を中心にお伺いしたいと思います。  まず第一の問題といたしまして、先日の予算委員会でも質問させていただきました。これからは高齢社会が進んでくる、そして日本の財政の状況も大変厳しくなってくる、そういう状況の中で、社会保障を含めて聖域を設けずにもう一度見直していかなければいけない、そのことについてはそのとおりだというふうに思っています。そして、中でもこの社会保障につきましては、そのコストとしては、結果において、税と保険料、そしてそれを利用するいわゆる本人の応益負担部分、この三つによって賄われ……

第140回国会 厚生委員会 第3号(1997/02/21、41期、民主党)

○五島委員 今の石毛委員の質問と大変重複するところがあるわけですが、この介護保険の議論に入るに当たって、かなり重要な論点がけさから各委員からも指摘されてきていると思います。かなり重複しますが、私もその点についてお伺いしたいと思っております。  まず、平成十二年度からこの法を実施するということになっているわけですが、平成十二年に実施する段階において、新ゴールドプランが平成十一年度で達成できる、達成できたということを前提に置いて、施設並びに在宅それぞれについての基盤整備は発足の状態においては十分であると考えておられるのかどうか、そこからお伺いします。

第140回国会 厚生委員会 第5号(1997/03/18、41期、民主党)

○五島議員 ただいま議題となりました臓器の移植に関する法律案について、提出者を代表いたしまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  欧米諸国では、既に脳死をもって人の死とすることが認められ、脳死体からの臓器移植は日常的な医療として完全に定着しており、年間九千件を超える心臓や肝臓の移植が行われております。その移植成績も、新しい免疫抑制剤の開発などにより年々向上しており、多くの患者がこの医療の恩恵を受けております。  アジア地域でも、一九八九年から一九九五年までの間に、心臓移植については韓国四十八例、シンガポール十四例、タイ七十七例、台湾九十四例が行われたところであります。  一……

第140回国会 厚生委員会 第6号(1997/03/19、41期、民主党)

○五島議員 まず、脳死判定に関しての御意見でございますが、委員も御指摘のように、竹内基準としての脳死の判定というのは、現在の医学の水準において極めて精度の高い情報の収集方法であると考えております。したがいまして、この竹内基準に基づいての判定の中で、今委員も御指摘になりましたように、一部の障害あるいは薬物の投与あるいは乳幼児等に対してはこの判定をそのとおりやることにはならないということも、除外規定として定めているところでございます。  さて、御指摘の、先ほどからも御意見ございましたが、例えば脳血流検査あるいは聴性脳幹反応といったような補助検査の取り扱いでございますが、必要な情報をより精度を加えて……

第140回国会 厚生委員会 第8号(1997/03/25、41期、民主党)

○五島議員 今委員御指摘のように、この法案では、臓器の移植をする場合に四つの要件を定めております。  まず、本人が臓器提供の意思があること、このことがきちっと書面によって確かめられること、遺族が臓器の摘出を拒まないこと、または遺族がないこと、そして、死体からの摘出であること、この四件でございます。このように遺族の同意というものを臓器摘出の要件の一つとしているわけでございますが、死体の管理権者としての遺族の死体に対する敬けん感情に配慮するということから、このように決めたところでございます。  今御指摘ございましたように、遺族の範囲をどうするのか、これは大変基本的に、御遺族の感情というところに配慮……

第140回国会 厚生委員会 第10号(1997/04/01、41期、民主党)

○五島議員 今児玉委員がおっしゃった点につきましては、私も全くそのとおりであるというふうに考えています。  医学の進歩によりまして、脳死の問題以外の、さまざまな救急救命現場におきまして、蘇生限界というものは大きく拡大してきたと思っています。したがいまして、脳死の問題につきましても、今児玉委員御指摘の、脳低温療法等によりまして非常に大きく蘇生限界が広がってきた。そうした医学の成果というものについては御指摘のとおりでございますし、この成果が普遍的に一般的に普及していくという努力が極めて大事であるというふうに考えています。  ただ、そのことをもちまして、委員が御指摘になったわけでございませんが、蘇生……

第140回国会 厚生委員会 第12号(1997/04/04、41期、民主党)

○五島委員 本日はどうも御苦労さまです。  私の方からは、他の委員から余り質問されてない点を簡単に御質問したいと思います。  まず、喜多さんにお伺いしたいと思います。  介護保険実施五年経過後まで給付についての限定を認めるというふうに、これは施行法でございますが、なっているわけでございます。そうなると、いつから完全実施されるかというのがわからない法案ということを先ほど池田さんは御指摘になりました。  一方、これらにつきましては、走りながら整備をしていかざるを得ない。特に基盤整備等との問題を考えますと、そういうことになるのかなと思うわけでございますが、市町村の立場から見まして、先ほど池田さんがお……

第140回国会 厚生委員会 第13号(1997/04/08、41期、民主党)

○五島委員 今山本議員からも関連した意見があったわけですが、現在この委員会に二つの議員立法が出されています。そして、その中身は、脳死というものをどのように判断するかということに尽きている内容であると考えています。  そこで、きょう、五人の先生方においでいただきまして、大変参考になる御意見をちょうだいしたわけでございますが、改めて、その点については非常に重要な問題だと思いますので、竹内先生、林先生にお伺いしたいと思います。  脳死というものが個体としての人の蘇生限界点の連続上にあるのか、あるいはそこには大きな断絶ともいうべきものがあるものとお考えなのか。言いかえれば、将来的にも、可能性として、現……

第140回国会 厚生委員会 第14号(1997/04/09、41期、民主党)

○五島委員 医療保険制度の改革第一歩であるということで、朝から大臣のこの保険制度の改正問題についてのお答えを聞いてまいりました。改めまして、この問題から少しお話を聞きたいと思います。  大臣は、今回政府がお出しになっておられますこの改正案が保険制度の抜本改革の第一歩である、こうおっしゃっているわけでございます。私は、改めて、これは本当に抜本改革の第一歩なのか、それとも、健保財政の破綻という状況の中での緊急避難としての措置なのか、ここのところをはっきりとお聞きしておきたいというふうに思っています。  と申しますのは、先般、一月三十一日に出されました社会保障制度審議会の答申の中でも、「今回の諮問案……

第140回国会 厚生委員会 第16号(1997/04/15、41期、民主党)

○五島委員 先ほど来の矢上委員の御質問にやや継続した観点からの質問でございますが、金田議員らの法律案によりますと、今、秋葉議員あるいはその前に海江田議員の御答弁にもございましたが、生命が存続している状態である脳死状態で、本人、家族の意思があるならば、心臓その他の主要の臓器を提供できるというふうな内容と読めます。その場合に、これは臓器の提供という形で生を終わらせるという本人の意思というものが最大のものだという御答弁でございました。  その場合に、先生方がおっしゃる脳死状態という状態、それはいかなるものなのか。そういう意図が明確であれば、脳死状態というのは、限りなく脳死に近い状態であっても、既に脳……

第140回国会 厚生委員会 第19号(1997/04/22、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  まず、塩野谷先生にお伺いしたいわけでございます。  今先生、日本の医療保険制度のこれまでの非常にうまくいってきた経過についても、偶然の所産という部分もあるという御指摘でございましたが、世界各国の医療保険制度と比較してみた場合に、日本の医療費というのがイギリスと並んで非常に低く抑えられてきたことは事実でございますし、それから、イギリスのナショナル・ヘルス・サービスと比べましても、医療の普及という意味においては、日本の方がはるかに進んできている。また、イギリスが今日、二層制の、二つの医療制度と言われる、自費医療とナショナル.ヘルス・サービスという形の二つに……

第140回国会 厚生委員会 第22号(1997/04/30、41期、民主党)

○五島委員 この医療保険制度の改革についての審議もかなり議論を進めてまいりました。お互いにこの委員会の中におきましても、現行の医療保険制度の矛盾点、それを抜本的に改革しなければいけないこと、そして緊急に何らかの措置をしないと大変な状況になるということの認識はかなり深まってきたわけでございますが、我が党を含め各委員の議論を聞いていましても、それでは政府の現在お出しになっている平成九年度の改革案が、そうした問題に対して、緊急性においても対応できるものであるという議論は全く出ておりません。どうも政府のお話を聞いていましても、大変頼りない。一体、我々は時間をつぶしているだけで、本当にこの緊急の状況に対……

第140回国会 厚生委員会 第24号(1997/05/07、41期、民主党)

○五島委員 今回の医療保険の改正問題につきまして、与党三党の皆さん方が大変努力をして修正にも取り組まれ、また、その過程において、我が党との協議を通じて、抜本改革の方向性、そしてその必要性については、非常に多くの部分で共通の認識を得られたと思っております。ただ、残念ながら、我が党としては最終的にこの与党の皆さん方の提案をともに提案するという状態には至らなかったということについては、大変遺憾であります。  それで、本日は、この問題につきまして、あらかじめ通告した内容に基づきまして質問させていただくわけでございますが、それに先立ちまして、二点だけ確認をさせていただきたいと思います。  一つは、厚生省……

第140回国会 厚生委員会 第25号(1997/05/14、41期、民主党)

○五島委員 午前中、北側議員からALSの患者さんに関しての質問がございました。  きょう、ALSの患者さんたちは、秋田、山形初め非常に遠くから大変な思いをして傍聴に見えておられます。  御案内のように、ALSの患者さん、その病気の原因についてはいまだ現在の医学で明らかにすることはできておりません。難病として取り扱われていることは御案内のとおりでございます。そして、この患者さんたちが、午前中の北側議員の質問の中にもございましたけれども、人工呼吸器をつけることによって大幅に延命効果が期待できる。  かの今世紀最大の頭脳と言われておりますホーキング教授、彼もまたALSの患者でございますが、彼が人工呼……

第140回国会 厚生委員会 第26号(1997/05/16、41期、民主党)

○五島委員 ただいま議題となりました介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案に対する各修正案につきまして、自由民主党、民主党、社会民主党・市民連合及び21世紀を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、介護保険法案に対する修正案の要旨は、  第一に、市町村は、市町村介護保険事業計画を定め、または変更しようとするときは、あらかじめ、被保険者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとすること、  第二に、介護保険制度の全般に関する検討は、この法律の施行後五年を目途として行われるものとすること等であります。  次に、介護保険法施行法案に対する修正案の要旨……

第140回国会 厚生委員会 第27号(1997/05/21、41期、民主党)

○五島委員 山本議員の御質問はわかっていておっしゃっているのだと思うわけですが、民主党は、この法律案が基本的に四十歳以上の被保険者によって構成される保険であり、したがって、四十歳以上の被保険者が同時に給付者にもなるというこの法律の骨格について、修正を出したことはございません。  ただ、理念の問題として、まさに山本議員がおっしゃるように、では将来的に介護というものをどう考えるのかということを考えた場合に、目的規定の中にまでそれをもう一度うたう必要があるのかということで修正の要求を持ったことは事実でございます。  しかし、現実問題として、この問題を障害者全体に対する介護の問題にしていくためには、現……

第140回国会 厚生委員会 第29号(1997/05/27、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  江草先生にお伺いしたいと思います。  今先生がお話しなさったことをちょっとお聞きしたいと思ったわけでございますが、それに関連いたしまして、今回の法案においても、教護院を自立支援という形で変えていこうということになってまいりました。先生は中児審の委員長をしておちれるわけでございますが、このようになってきますと、例えば、児相等の立場における専門的なアドバイスというものは、当然、福祉行政、厚生行政として必要なわけでございましょうが、教護院のようなものの運営、あるいはそこが担うべき役割というのが、果たして厚生行政として、あるいは福祉行政としてやっていくことが適……

第140回国会 厚生委員会 第32号(1997/06/04、41期、民主党)

○五島委員 大臣、御苦労さまでございます。  今、枝野議員からも、ダイオキシンの問題について御質問なさっておられました。私の方も、このダイオキシンの問題からお伺いしたいと思います。  ダイオキシンは、人体に対して大変危険な物質であり、さまざまな、例えば発がん性、生殖力あるいは催奇形性など多岐にわたって障害を来すということはよく知られているわけでございます。  京都大学の平岡教授の推計によりますと、我が国においてはダイオキシンの発生の約九割が廃棄物の焼却に由来するものであるという結果が出ております。特に我が国の場合、ごみの焼却処理、ごみの処理について焼却に依存してきた、そういう経過の中で、ダイオ……

第140回国会 厚生委員会 第36号(1997/08/26、41期、民主党)

○五島委員 きょうのこの委員会の質疑というのは、通常行われる質疑とは種類が違うと思います。厚生省が医療保険制度の抜本改革案について試案をお出しになった。これは決して政府原案としてまだまとまったものではないはずでございます。したがいまして、この出された試案そのものについて、ここにこういう欠点があるじゃないか、ああいう欠点があるじゃないか、こうしろというふうなことをここで審議しても、実は余り意味がないことなのだろうと思っています。  ただ、今回厚生省がお出しになられたこの試案の中で、かなり厚生省がこういうことはしたくないんだなということが透けて見える、そこのところが大変問題なのではないかということ……

第140回国会 予算委員会 第11号(1997/02/12、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  本日は、中沢議員のお時間を一時間ちょうだいいたしまして、主として社会保障、医療保険問題について質問させていただきたいと思います。  いわゆる行財政改革あるいは国民負担議論等々が非常になされているところでございますし、そのこと自身は極めて必要な議論であるというふうに考えています。とりわけ年金や社会保障費の今後の増加の問題、あるいは今日極めて緊迫している医療保険制度等々を考えた場合、この問題について十分な議論をしなければいけないということは当然でございます。  ただ問題は、改めて、社会保障制度というのは我が国の社会の中においてどういう役割を果たしているのか……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第3号(1997/10/20、41期、民主党)

○五島委員 海江田議員の関連質問として質問させていただきます。  朝からこの委員会での審議、聞かせていただきました。いろいろな御意見がございましたが、現在の状況について、まさに日本の財政状況についてはがんである、早急に手術をしなければいけないというようなお声もございました。同時に、現在の日本の景気の状態について、かなり問題がある、風邪なのか肺炎なのかというお声もございました。私も医者の端くれでございますが、がんの患者は大急ぎで手術をしなければいけない、それはよくわかるわけでございますが、やぶ医者ほど患者の病状を考えずに、状態を考えずに手術をして、往々にして失敗するのも事実でございます。まさに手……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第7号(1997/10/24、41期、民主党)

○五島委員 私は、前回に引き続きまして、本法案にかかわる社会保障のキャップの問題についてお伺いしたいと思います。  この法案によりますと、社会保障のキャップをかけた上で、大変厳しい、そういうこれからの社会保障運営ということが義務づけられるわけでございますが、現在、国は、政府管掌健康保険あるいは厚生年金、国民年金の標準化の国庫負担金の繰り延べなど、いわゆる特別会計からの繰り延べによる隠れ借金、多額に上っております。金額を求めてもいいわけでございますが、時間の関係がございますので申し上げますと、合計で三兆二千七百億円の繰り延べがございます。  これまでこうした社会保障の費用については、当初予算と決……

第141回国会 予算委員会 第5号(1997/11/04、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。橋本総理には、シベリアまでおいでになりまして、大変御苦労でございました。我が国にとりましても非常に長い間かかりました日ロの平和条約、二〇〇〇年までに締結ということをお取り決めいただいたことについては高く評価したいと思います。  本日も、朝から現在の経済状況について質疑が続いております。そして、午前中、私には大変難しい専門的な御議論をなさっておいでになりましたので、ただただ拝聴していたわけでございますが、私は、そうした専門的な議論とは別に、今日の国民生活の実感として、政府の言っていることに対して、国民が経済の先行きに対して大変心配をし、不信感を持っているんじ……

第141回国会 予算委員会 第10号(1997/12/09、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  行平参考人には御苦労さまでございます。  大変国民が不安のどん底と言ってもいい状況の一つの突破口をおつくりになった事件でございますので、失礼でございますが、お聞きしていきたいことがたくさんございます。  まず、今回問題になっておりますいわゆる簿外債務の発生状況からお伺いしたいと思います。  八九年の損失補てんの禁止、営業特全廃止通達以後、九〇年、九一年、いわゆる損失補てんが表面化して、大きな証券スキャンダルになりました。今回問題になっておりますこの簿外債務というのは、その当時山一証券が行ってきたいわゆる損失補てんを全面的に明らかにせずに結局隠された、そ……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 予算委員会 第8号(1998/01/28、41期、民友連)

○五島委員 私は、民友連、平和・改革両会派共同の平成九年度一般会計補正予算(第1号)、平成九年度特別会計補正予算(特第1号)及び平成九年度政府関係機関補正予算(機第1号)につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議を提出いたします。  平成九年度一般会計補正予算、平成九年度特別会計補正予算及び平成九年度政府関係機関補正予算について、政府はこれを撤回し、左記の要領により速やかに組み替えを行い、再提出することを要求します。  橋本政権は、消費税の五%へのアップ、特別減税の打ち切り、国民医療費の引き上げなど、九兆円に上る負担を国民に押しつけ、その結果、消費は甚だしく落ち込み、景気回復の兆しは一向に見えない……

第142回国会 予算委員会 第15号(1998/02/27、41期、民友連)

○五島委員 昨年の臨時国会、そして一月十二日から始まりましたこの国会においての補正予算の審議等々を通じまして、今日の日本の経済の大きな混乱、そしてアジア全体の金融の不安という状況の中において、野党の立場からもさまざまな御指摘をしてまいりました。  本日、その点についても触れていきたいと思うわけでございますが、先日来の各議員の質疑の中におきまして、総理の方から、機会の、すなわちチャンスの公平性、それを中心に、そしてその中で、いわゆる言葉悪く言えば落ちこぼれということが起こってきた場合のセーフティーネットワークというものを整備していく、これを総理の一つのお考えとしてお話しになってきたと思います。 ……

第142回国会 予算委員会 第22号(1998/03/10、41期、民友連)

○五島委員 引き続き質問させていただきたいと思います。持ち時間、大変少のうございますので、簡単に、要領よくお答えいただきたいと思います。  まず最初に、今年度の予算、実施されるならば景気の回復はあるだろう、あるいは、補正予算を組まなくてもいいようになることを期待している等々のお話がございました。問題は、確かに、総理も経企庁長官もおっしゃっておられましたが、経済は生き物でございます。そういう意味におきまして、この予算が実施されたとしても、やはり一定の景気の回復がなければ何らかの財政対策をとらざるを得ない、これははっきりしているわけでございます。  そういう意味におきまして、総理は、今年度の予算が……

第142回国会 予算委員会 第25号(1998/03/16、41期、民友連)

○五島委員 私は、前回も若干質問したわけでございますが、引き続きまして、介護保険の実施、平成十二年度からでございますが、それに向けた取り組み及びそれとの関連で、今年度予算の問題についてお伺いしたいと思います。  この介護保険は平成十二年度から実施される予定でございますが、それに先立ちまして、平成十一年度末までに新ゴールドプランが実施されるということが基盤整備として前提になっておりますし、さらには、老人の社会的入院等々の問題の中においても、病院の中において療養型病床を十九万床つくるというふうなことが前提となっているわけでございます。  とりわけ、新ゴールドプランを実施する中において、介護保険との……

第142回国会 予算委員会 第29号(1998/03/20、41期、民友連)

○五島委員 私は、民友連を代表して、平成十年度一般会計予算、平成十年度特別会計予算及び平成十年度政府関係機関予算について、政府はこれを撤回し、速やかに次の要領に基づき編成替えを行い、再提出することを求める動議を提出いたします。  提案理由及びその概要を御説明いたします。  橋本内閣は、まじめに働く国民や民間企業の切実な声に耳を傾けず、景気は回復基調にあるとする官僚エコノミストの大本営発表を信じ込み、誤った経済政策をとり続け、その結果、対策は後手後手に回り、また、結果として景気回復の芽を摘み取り、経済危機を拡大してきました。今や日本経済が瀕死の状態にあることが浮き彫りとなってきています。  生産……

第142回国会 予算委員会 第36号(1998/06/15、41期、民主党)

○五島委員 この補正予算の質疑につきましても、どうも私が最後のようでございますが、まず、この委員会を通じていろいろ委員の議論があったわけでございますが、やはり国民の目から見てわからない、あるいは明らかにしてほしいという点が数々あったと思います。そういう意味で、少し、もう一度この補正予算書そのものに戻りまして、まずお伺いしていきたいと思います。  今回の補正予算におきまして、その補正に伴うところの歳入の見通しにつきまして、所得税が減税その他によって一兆四千六十億円、それから法人税が六百七十億円の減収という形でもってこの補正予算は組まれています。  ところが、先日、マスコミその他においても報道され……


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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1998/08/04、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 ただいま委員長に選ばれました五島でございます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました。  沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰いたしまして二十五年を経過し、これまでにも各般の施策が推進されてまいりましたが、第三次振興開発計画の推進に加え、新たな振興策の策定など、いまだ多くの課題が山積いたしております。中でも、基地問題は最も重大な課題の一つであります。  また、北方問題に関しましては、北方領土の返還実現という我が国全国民の長年にわたる悲願である大きな問題があります。  このような状況のもと、当委員会……

第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1998/09/04、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 これより会議を開きます。  この際、高村外務大臣、太田総務庁長官及び井上沖縄開発庁長官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。高村外務大臣。
【次の発言】 太田総務庁長官。
【次の発言】 井上沖縄開発庁長官。
【次の発言】 次に、町村外務政務次官、武見外務政務次官、阿部総務政務次官及び下地沖縄開発政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。町村外務政務次官。
【次の発言】 武見外務政務次官。
【次の発言】 阿部総務政務次官。
【次の発言】 下地沖縄開発政務次官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、こ……

第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1998/10/14、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 これより会議を開きます。  沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。仲村正治君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 白保台一君。
【次の発言】 鰐淵俊之君。
【次の発言】 古堅実吉君。
【次の発言】 前島秀行君。
【次の発言】 次回は、明十五日木曜日午後一時十分理事会、午後一時二十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時四十四分散会

第143回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1998/10/15、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は五件であります。  請願日程第一から第五までの各請願を一括して議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  各請願の内容につきましては、既に文書表等で御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  採決いたします。  本日の請願日程、北方領土問題の解決促進に……

第143回国会 厚生委員会 第3号(1998/09/08、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  厚生大臣、大変時間がおくれましたが、御就任おめでとうございます。  そこで、私は、従来から問題になっておりました当面する医療保険改革あるいは介護保険問題、年金問題等について質問をさせていただきたいと思います。  医療保険制度改革につきまして、厚生省及び当時の与党協でラフデザインが示されて、ほぼ一年が経過いたしました。しかし、その内容の具体的な肉づけというところでは、いまだにDRGだとかあるいは参照価格制度といったような言葉だけが飛び交い、どのように改革しようとしているのか全く明らかになっておりません。  今後の医療制度について、その全体像を国民に示し、……

第143回国会 厚生委員会 第6号(1998/09/29、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  本日はダイオキシン問題についての一般質問でございますが、その前に、今回全国的に台風による水害が発生いたしました。また、先週二十三日には高知市を中心とした高知県下に集中豪雨がございまして、甚大な人的、物的な被害が出ております。測候所始まって以来、高知市におきまして、時間降雨量が百十二ミリ、約二十四時間の間に八百八十七ミリという豪雨の結果、高知市の大津の食品団地は完全に水没し、多くの被害が出ております。私もそこに行ったわけでございますが、まるで昔の復興図に見るところの、紀貫之の時代に高知の地形が戻ってしまったというような状況で、非常に大きな被害が出てしまい……


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第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1998/11/27、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。委員各位の御支援、御協力をいただきまして、円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの望月義夫君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は       嘉数 知賢君    武部  勤君       仲村 正治君    望月 義夫君       原口 一博君    松本 惟子君       長内 順一君    佐々木洋平君 以上八名の方を……

第144回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1998/12/11、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 これより会議を開きます。  今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してございますとおり、那覇空港自動車道の整備促進に関する陳情書外一件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時十一分散会

第144回国会 災害対策特別委員会 第2号(1998/12/03、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  私は、今年九月に発生しました集中豪雨について、とりわけ高知における大変な集中豪雨に関連して質問をしたいと思います。  御案内のように、本年の九月二十四、二十五日、高知市を中心とした大変な集中豪雨がございました。高知市内でも、時間降雨量が百十二ミリ、二十四時間降雨量で八百四十ミリという測候所始まって以来の大雨となったわけでございます。それによりまして非常に多くの被害をこうむったわけでございまして、高知市の一部が完全に水没するという状況で、率直に申しまして、紀貫之の時代の高知というのはこういう地形だったのかなというのがわかるような状態になっておりました。 ……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1999/01/19、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員各位の御支援、御協力をいただきまして、円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございます。  何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの望月義夫君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は       嘉数 知賢君    武部  勤君       仲村 正治君    望月 義夫君       原口 一博君    松本 惟子君       長内 順一君    佐々木洋平君 以上八……

第145回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1999/02/09、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 これより会議を開きます。  沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。  沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、高村外務大臣、太田総務庁長官及び野中沖縄開発庁長官から順次説明を求めます。高村外務大臣。
【次の発言】 次に、太田総務庁長官。
【次の発言】 次に、野中沖縄開発庁長官。
【次の発言】 次に、沖縄及び北方関係予算について順次説明を求めます。玉城沖縄開発庁総務局長。
【次の発言】 次に、川口北方対策本部審議官。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十二分……

第145回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1999/03/24、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 これより会議を開きます。  沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めることとし、高村外務大臣、太田総務庁長官及び野中沖縄開発庁長官の所信に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。仲村正治君。
【次の発言】 嘉数知賢君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 原口一博君。
【次の発言】 白保台一君。
【次の発言】 一川保夫君。
【次の発言】 古堅実吉君。
【次の発言】 伊藤茂君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時三十八分散会

第145回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1999/08/13、41期、民主党)【議会役職】

○五島委員長 これより会議を開きます。  請願の審査に入ります。  今会期中、本委員会に付託されました請願は二件であります。  請願日程第一及び第二の両請願を一括して議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。  両請願の内容につきましては、既に文書表等で御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。  採決いたします。  本日の請願日程、北方領土早期返還実現化に関す……

第145回国会 厚生委員会 第3号(1999/02/10、41期、民主党)

○五島委員 大臣が参議院の本会議でおくれておられるようでございますので、政務次官、代理でお答えいただければ結構でございます。  昨日、厚生大臣は、診療報酬体系、薬価制度、高齢者医療制度及び医療供給体制の見直しについて、平成十二年度からの改革実施のため、今国会に法案を提出すると所信を述べられております。こうした課題があることは事実でございますが、現在、各市議会あるいは厚生省で準備されている状況を見せていただきますと、厚生省は、これらの問題の中において薬価制度の問題というものを入り口に位置づけられて、これらの改革を進められようとしているように見えるわけでございます。  そういう意味におきまして、こ……

第145回国会 厚生委員会 第9号(1999/05/18、41期、民主党)

○五島委員 まず、大臣にお伺いしたいと思います。  脳死臓器移植につきまして、高知県の第一号のドナー発生以後、今回極めて短時間のうちに第二回目の臓器移植が実施されました。この間の状況について、大臣、どのような御感想をお持ちになっているか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 第一回目の臓器移植の患者さんは無事に退院されましたし、二例目につきましても、レシピエントの皆さん方が経過もよく、現在回復に向かっておられるということで心から喜んでおる状態でございますが、今回、二回の脳死臓器移植の中で、二度ともこの法律に基づいて照らし合わせた場合、反省しなければいけない点は数多くあったと思います。  ……

第145回国会 厚生委員会 第12号(1999/06/08、41期、民主党)

○五島委員 介護保険の実施というのが来年の四月、非常に近づいてくる中で、非常に多くの議論がされております。  今も同僚議員の山本議員から質問があったわけですが、この問題についてはそれぞれ若干論議の重点の置き方が違うという感じもあるわけでございますが、しかし、もう法律ができ上がっているこの介護保険について、来年の四月から実施するということについては大臣もさまざまなところで意見の表明をされているわけでございます。ただ、マスコミその他でこれの延期論というものが出る中において、非常に多くの心配あるいは混乱が存在していることも事実でございます。  そこで、大臣としては来年四月からの実施という決意について……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 厚生委員会 第3号(1999/11/10、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  与党の議員さんたち、大変お集まりが悪いんですが、筆頭理事と田中先生がおいででございますので、質問をさせていただきます。  まず、丹羽大臣に対して大臣の就任のお喜びを申し上げたいと思うわけですが、どうもここまでぐちゃぐちゃになってまいりますと、この法案をつくる責任者の一人であった丹羽さんに責任をとらそうということかなということも勝手に考えまして、同情を申し上げるべきかお喜び申し上げるべきか迷うところでございますが、いずれにいたしましても御苦労さまでございます。  それで、質問に入るわけでございますが、午前中、お話を聞いていましても、今回の与党三党の処理と……

第146回国会 厚生委員会 第5号(1999/11/17、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  大臣、連日、大変お疲れでございます。心から同情申し上げます。  年金改正法案がきょう出されました。今、年金改革ということでございますが、我が国の年金制度は、基礎年金、報酬比例、そして三階建ての部分の三つに分かれているわけでございます。  その三つそれぞれに問題があるわけでございますが、まず最初に、この三つに分かれた年金がそれぞれ持っている意味合い、これはどういうことなのか。基礎年金というのは何を賄うための年金なのか。報酬比例はどうなのか。そして、三階建ての部分は何を意味する年金なのか。大臣並びに政務次官、どういうふうにこの三つの年金についてお考えなのか……

第146回国会 厚生委員会 第12号(1999/12/07、41期、民主党)

○五島委員 まず、この審議も大詰めになってまいりましたが、これまでお伺いしていて、幾つかの点について非常にあいまいであった点があると思いますので、三点に分けて質問をしたいと思います。  まず最初に、基礎年金の問題でございますが、現在、基礎年金は六万七千十七円、夫婦で十三万四千三十四円という給付がモデルになっております。このモデルの中身については、厚生省は、高齢期の基礎的消費、それから医療費、診察代や入院費まで含めた医療費というのが一人につき約一万二千数百円入っているんだというお話でございました。  先日、政務次官に、これから先、公的な負担が高齢者はふえてくる、介護保険の自己負担も入ってくるし、……

第146回国会 予算委員会 第4号(1999/12/07、41期、民主党)

○五島委員 私は、民主党を代表して、今回の第二次補正案に対し、強く反対する立場から討論を行います。  まず、今回の補正予算案に対して我が民主党が到底容認し得ない第一の要目は、この予算案は、経済対策に名をかりた既得権益へのばらまきであるということであります。すなわち、我々は、今回の補正予算案の問題は、その規模ではなく、その質にあると考えています。  ところで、総理も御承知のように、昨日七―九月期の実質経済成長が前期比マイナス一・〇%ということが発表されました。政府は、経済新生対策にも「公需から民需へ」と美辞麗句を連ねておりますが、民間企業の設備需要や個人消費は、いまだ回復するに至っていません。そ……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 厚生委員会 第9号(2000/04/19、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  この児童手当法の改正法案の議論をする前に、大臣にお伺いしたいことがございます。  先日、またまた東海大学の附属病院の小児科におきまして医療事故が発生いたしました。この間、大学病院を含みます大病院において医療事故が繰り返し発生しているわけでございます。  この医療事故、医療過誤というよりも医療事故でございますが、この医療事故の特徴というのは幾つかあると思います。一つは、いずれも大病院で起こっている、すなわち、相対的にマンパワーもきちっと配置されている大病院で起こっていること。もう一つは、事故の原因がいわゆる単純ミスというものを原因として、その結果非常に重……

第147回国会 厚生委員会 第11号(2000/04/26、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島です。  今、土肥議員が議論しておりましたが、その続きについて私からもさせていただきたいと思います。  今回の法律改正案では、身体障害者の福祉サービスについて、行政が内容を決定する制度から利用者が選択して利用する制度へ改めるとともに、直接利用者に対して支援費を支給する方式を導入する、こうなっています。  いわゆる措置制度から契約制度へというふうに言われているわけでございますが、措置制度というのは予算主義による公的サービスの提供ということだろうと思います。この場合、サービスの提供量とその資金に限界があれば、当然、障害者のニーズは行政処分として措置されることは避けられません……

第147回国会 厚生委員会 第13号(2000/05/10、41期、民主党)

○五島委員 今回のこの浄化槽法の改正案は、これまでございました単独浄化槽という形を改めまして合併浄化槽にしていくという、その趣旨については賛成でございます。  ただ、問題は、この法律の中におきまして、現在の単独処理浄化槽は法施行後においてもこの法律に基づく浄化槽として認めるというふうになっているわけでございます。  現在、単独処理浄化槽というのは全国で約七百三十六万ある。それに対して合併浄化槽は約百万である。すなわち、圧倒的多数が単独浄化槽として現在存在している。この単独浄化槽を速やかに合併浄化槽にかえていくということがされない限り、今日問題になっております環境の問題あるいは河川の水質の改善の……

第147回国会 予算委員会 第8号(2000/02/17、41期、民主党)

○五島委員 民主党の五島でございます。  私は、主として社会保障関係について質問したいと思うわけでございますが、基本的に社会保障というのは、出産から老後までの国民の安心をどう保障するかという制度でございまして、これについては、国家が国民に約束したことは間違いなく果たしていく、変更を加えるときにはそれについて十分に国民にその事情を納得していただく、そうした説明をしていくということがまず基本になるというふうに思うわけでございます。  その意味におきまして、最近の我が国の社会保障制度に関するさまざまな変更、行き当たりばったり、とても国民にとって納得できるものではございません。例えば年金制度につきまし……

第147回国会 予算委員会 第11号(2000/02/22、41期、民主党)

○五島委員 前回に引き続きまして、医療保険問題から質問をさせていただきたいと思います。  前回も指摘させていただいたわけですが、平成八年度に健保組合は十万人減りました。政管健保はその年三十万人ふえました。平成九年には、健保組合は二十万人、これは旧三共済の参入を除きまして二十万人が減りました。そして政管健保には二十万人ふえました。ところが、平成十年には、健保組合は五十万減りました。そして政管健保も五十万人減りました。  こうした状況は、実は、健保の世界だけではなくて、厚生年金の世界においても同じような状況が生まれてきています。厚生年金におきましても、平成九年で平成八年と比べまして九千人、厚生年金……

第147回国会 予算委員会 第14号(2000/02/29、41期、民主党)

○五島委員 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております平成十二年度予算三案に反対する立場から討論を行います。  そもそも当予算に対する審議は極めて不十分であり、いまだ採決の段階には至っておりません。今回明らかとなった越智手心問題を初めとして、政治倫理、既にがけっ縁にある財政再建などの眼前の重要課題を審議する集中審議もなく、国民の意見を聞くための公聴会は半減されるなど、審議時間が大幅に削減されています。予算審議はまだ政府予算の問題を一通り指摘しただけであり、まさに本格的な議論はこれからです。  一例を挙げれば、本予算に盛り込まれている診療報酬の引き上げなどは、ようやく医療費や国……


五島正規[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院41期)

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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

五島正規[衆]在籍期 : 39期-40期-|41期|-42期-43期-44期
五島正規[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

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