このページでは福島豊衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○福島豊君 新党平和の福島豊でございます。 平和・改革を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました国民健康保険法等一部改正案について、総理並びに関係大臣に御質問をさせていただきます。 具体的な問題点について御質問をする前に、財政構造改革法によって課せられた社会保障費に対するキャップの問題並びに今後の社会保障制度改革についての御見解をお尋ねいたしたいと思います。 平成十年度予算の編成に当たりましては、社会保障費の自然増八千億円に対して、これを三千億円にとどめるという大変大きな制約が課せられました。この自然増における五千億円の削減を実現するためには、さまざまな制度改正が盛り込まれなければ……
○福島豊君 私は、自由民主党、公明党・改革クラブ、自由党を代表して、ただいま議題となっております国民年金法等の一部を改正する法律案等年金三法案に対して、賛成の意を表するものであります。(拍手) 年金制度は、老後生活の柱として極めて重要な役割を果たしております。昭和三十六年には国民皆年金が達成されましたが、それ以降、時代の要請にこたえつつ、必要な改正を重ねて制度の充実が図られ、今日では、加入者数は約七千万人、受給権者数は二千六百万人、年金総額三十四兆円に達しております。高齢者世帯のうち公的年金等を受給している世帯は九七%を占め、また、高齢者世帯の平均所得に占める年金等の割合は六割を超えておりま……
○福島豊君 私は、公明党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました児童手当法の一部を改正する法律案に対して質問をさせていただきます。 平成十年の出生数は百十六万人と、いまだかつてない水準に低下をいたしました。二十一世紀に向かって、我が国の人口構造は世界に例を見ないスピードで高齢化していますが、この高齢化を促進する大きな要因は、同時に進行する少子化であります。かつては高齢化社会という言葉がよく使われておりましたが、現在は少子高齢化社会と、少子化を同時に指摘することが多くなりました。 少子高齢化による人口構造の変化は、社会保障制度に大きな影響を与えるとともに、労働力人口の変化……
○福島委員 新進党の福島豊でございます。 まず初めに、今回のガイドラインの見直しにつきまして、概括的な私の考え方を述べさせていただきたいと思っております。 今回のガイドラインの見直しは、日米同盟を再度確固たるものにし、来るべき二十一世紀前半においても実効性のあるものとして維持していくための重要なステップであると私も思います。 冷戦終結後、ヨーロッパ大陸におきましては、著しく緊張緩和が進んだと言ってもよいわけですけれども、アジアにおきましては、朝鮮半島を初め依然緊張が緩和されたとは言いがたい状況であると思います。また、アジアの経済の発展は著しいものがあり、世界経済の発展を考える場合にも、ア……
○福島委員 新進党の福島豊でございます。 大臣、長時間にわたりまして、本当に御苦労さまでございます。大臣の率直な発言には、私、大変共感を抱いております。通告しておりませんが、ただいまの鴨下委員との質疑応答に対しまして、私が感じましたことがありましたので、一、二点お聞きしたいと思います。 大臣は、国民は増税ということに対しては大変反対で、抵抗が強いということを繰り返しおっしゃられました。私は、その最大の理由は、税金がどう使われているのかということに対して不信感があるということだと思います。わけのわからないところに消えているのではないか。消費税の導入の折にも、高齢社会に備えるべき財源とするとい……
○福島議員 山本委員の御質問にお答えいたします。 ガイドラインを臨床の現場でさまざまに検討を進めているということは事実でございますし、その御意見また方向性というものも当然尊重されるべきであるというふうに私どもは思っております。しかし、この法案は、そういった医療現場での努力というものを全体としてしっかりと支えていく、その枠をつくるというところに大きな目的があるのでございまして、私どもは、この法案の審議を精力的に進めていかなければいけない、それがまた医療現場でガイドラインをつくるために努力しておられる臨床医の皆様の御期待にこたえる道である、そのように考えておるところでございます。
○福島議員 鴨下委員の御質問にお答えをさせていただきます。 経過を申し上げますと、平成四年に、脳死臨調が「脳死をもって「人の死」とすることについては概ね社会的に受容され合意されているといってよい」とした上で、一定の要件のもとに脳死体からの臓器移植を認める答申を取りまとめ、内閣総理大臣に提出をしたわけでございます。今から約五年ほど前でございます。 しかしながら、その答申後においてどうであったのか。脳死体からの臓器移植は実施されていない状況が続いたわけでございます。その結果、我が国におきましては、善意の臓器提供の意思にこたえることができないとともに、移植を受けなければ救命することができない患者……
○福島議員 大口委員の御質問にお答えいたします。 本法案が脳死を定める法律なのかどうなのかという御質問であろうかと思いますけれども、本法案は臓器の移植に関する法律でございます。一般的な死の判定に関する法律または統一的に人の死を定義するという法律ではございません。 したがって、この法案によって脳死を人の死としているわけではございませんで、あくまでも脳死は人の死であるという社会的な合意があるということを前提として、脳死体が死体であるということを確認的に規定しているにすぎません。脳死臨調の答申におきましても「脳死をもって「人の死」とすることについては概ね社会的に受容され合意されているといってよい……
○福島委員 この介護保険法案の審議も回を重ねてまいりましたが、まだまだ質問しなければならない点はあると考えております。大臣も大変御苦労をおかけしますが、引き続きよろしくお願いいたします。 まず初めに、私は、成年後見制度の創設につきまして、本日は法務省にもおいでいただきまして、お聞きしたいと考えております。 保険の導入ということで、そこでは高齢者の権利性というものが生まれる、措置制度ではなく、保険では権利性が生まれるということを厚生省は繰り返し御主張になっておられます。この権利ということを考えますときに、例えば痴呆性老人の場合ですと、権利があったとしてもそれを十分行使することができないケース……
○福島委員 新進党の福島でございます。 参考人の皆様、本日は大変に御苦労さまでございます。 喜多参考人と上谷参考人にお聞きいたしたいと思います。 喜多参考人には、未納者対策ということについてお聞きをしたいと思います。 今回の介護保険制度では滞納者に対して大変強力なペナルティーが導入されておりまして、厚生委員会での審議では、こうした未納者対策があるので大丈夫だというような答弁を厚生省はされるわけでございますが、私は、なかなか現実にはそういうことにはならないのではないかという気がいたしております。先ほど参考人は、そうした場合もサービスを与えないというわけにはいかないというような御発言もござ……
○福島委員 連日審議が続いておりまして、大臣、大変に御苦労さまでございます。健康保険法等の改正案につきまして質問させていただきます。 私は、政府が提出されました今回の改正案、三倍近い自己負担の拡大を一気に求めるというような改正案につきましては反対でございます。こうした国民に対して負担のツケ回しをするようなことは撤回をしていただきたいと思っております。 今回の法案が提出されました前提としまして、政府管掌健康保険の財政が大変に厳しいのだ、これは、予算委員会におきましても、そしてまた先日の厚生委員会におきましても、この政府管掌健康保険の財政赤字の原因として、国庫補助が繰り延べ措置をされて、いまだ……
○福島議員 武山委員の御質問にお答えいたします。 アメリカと比べた場合に日本の移植医療は大変におくれている、それで、移植を待つ患者さんがたくさんおられるということに対して、日本に戻ってこられてから、先生の立場で非常に問題を感じられたということに私も同感でございます。私どもは、まさに移植を待っておられる患者さんのために一日も早く移植医療を日本で実現したいと思って、この法律を提出させていただいているわけでございます。 年齢制限の問題でございますが、順次ちょっと御説明したいと思います。 まず、臓器移植のドナー及びレシピエントの年齢制限について、ドナーにつきましては、平成六年三月に、厚生省の日本……
○福島委員 三十分間、御質問をさせていただきます。 昨日、トリオ・ジャパン、これは国際移植者組織の日本支部でございますが、トリオ・ジャパンの副会長の野村さんという方に国会までおいでをいただきまして、私ども、話を聞く機会を得ました。質問する冒頭に、野村さんのお話をさせていただきたいと思っております。 この方は、現在、青山学院大学で講師をしておられますが、アメリカで働いておられますときに、肝硬変で倒れたわけでございます。末期の肝硬変でございまして、移植をしなければ助からない。腹水がたまって、呼吸ができなくなって、そして、初めて自分が肝硬変であるということに気づいた。そのとき、四十歳を超えたとこ……
○福島委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。 ただいま大変ずさんな医療機関の話が出た後でございますので、なかなか質問しにくいなと思いながらも質問に立たせていただきました。通告はしておりませんが、極めて概略的な、概論的な話をまず冒頭大臣にお尋ねしたいと思っております。 医療行政というのは、医療というのを極めてマクロ的な立場でとらえて行うものであるというふうに思います。ただ、そのマクロ的な決定が医療の現場にはさまざまな形で影響を与える、それは必ずしも望ましくない影響を与えることがあるというふうに私は思います。 例えば、長期入院患者の問題がありましたときには、入院が長期にわたった場合には入……
○福島委員 本日は、まず初めに、乾燥硬膜の移植によりますクロイツフェルト・ヤコブ病の感染問題についてお聞きいたしたいと思います。 この概要につきましては、新聞記事を若干引用させていただきたいと思います。 米国食品医薬品局(FDA)は一九八七年四月、「汚染された脳硬膜によりCJD感染の恐れがある」と警告し、ドイツの医薬品メーカー「B・ブラウン社」製の脳硬膜を事実上、輸入禁止にした。これを受けてブラウン社も同年五月から安全性を高めるために脳硬膜のアルカリ処理を開始した。 しかし、厚生省は当時、何の対策も講じず、世界保健機関が硬膜の使用中止を勧告した先月末になって初めて回収を国内の輸入業者二……
○福島委員 私は、今回、修正案が提出されました経緯、これをまず最初に御説明いただきたいと思っております。 といいますのは、健康保険法の改正案が提出されまして、この委員会で審議を重ねてきたわけでございます。その審議の過程とは全く別のところで、どう修正するのかという議論が、まさに密室と言えば密室の中で行われて、そして本日、このような形で提出をされた。しかも、その提出された修正案に対して、お聞きするところによれば、本日採決をしてほしいと。これは余りにも乱暴な話でもありますし、そしてまた、国会での議論というものを軽視するやり方であると私どもは思っております。断じてこういうやり方は今後繰り返されてはな……
○福島委員 厚生委員会も審議が非常に長く続きまして、予算委員会の審議時間を超えたということで、今国会は大変充実した委員会の審議をさせていただいているなと思っております。まだ二本ございますので、しっかりと審議をさせていただきたい、そのように思っております。 児童福祉法の改正案でございますが、まず、この法改正の趣旨、目的は何かということをお尋ねしたいと思います。 今回の法改正は、久方ぶりの大改正であるというふうにも最初伺いました。二十一世紀の少子・高齢社会を目の前にしまして、さまざまなことが問題になっております。お母さん方におかれては、育児不安を持つお母さん方がふえている。そしてまた児童虐待の……
○福島委員 本日は、参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。 まず、一点目は高島参考人にお聞きじたいわけでございます。 今回、保育料は応能負担から応益負担という大きな転換をすることになるわけでございます。先ほどのアンケートで、保育料が高いという意見が一番多かったと思います。この応益負担への転換というのは、例えば、所得の捕捉率の違いから現在非常に不公平感がある、特に中高所得層の人たちには不公平感があるので応益負担にした方がいいのだという説明を厚生省の方はしていると思いますけれども、この点について、私はやはり、応能負担の方がいいのじゃないか、個人的にはそのように思っております。この点につい……
○福島委員 私は、自由民主党、新進党、民主党、日本共産党、社会民主党・市民連合、21世紀及び土肥隆一君を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。 一 少子化問題の重要性にかんがみ、長期的展望に立ち、社会保障、教育、産業、雇用、住宅など幅広い見地から、少子化対策の総合的な検討を進めるとともに、子育てに対する支援の強化を図ること。 二 「児童の権利に関する条約」の趣旨を踏まえ、児童福祉法の理念及び在り方等につい……
○福島委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。 まず、私は、一番冒頭に、昨日の財政構造改革会議から提出されました「財政構造改革の推進方策」につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 この中で、十年度の予算につきまして、社会保障関係費の当然増八千億円に対して五千億円を削減する、こういう具体的な数字が示されております。この五千億円というのは、ある程度の積算といいますか、根拠があってお出しになられた数字ではないかというふうに考えておるわけでございますけれども、この点についての御説明を、現状でできることで結構でございますので、いただきたいと思っております。 とりわけ、医療保険制度は十年度から実……
○福島委員 本日は、まず初めに、先日報道されました、ウインドーピリオドにおけるHIV感染者からの献血の輸血による感染ということにつきまして、その対策、また救済策等を含めましてお尋ねをしたいと思います。
五月のエイズサーベイランス委員会で、このウインドーピリオドにおける献血によって感染が起きたと確実に言える例が日本で初めて確認されたわけでございますが、この症例につきましての経緯、経過をお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 このウインドーピリオドにおける献血から輸血した場合に感染が起こるその可能性は抗体検査が始まったときから指摘されてきたことでございまして、とうとうそれが事実になったな、……
○福島委員 新進党の福島豊でございます。よろしくお願いいたします。 本日、私は、まず初めに、安全な住宅ということについてお尋ねをしたいと思います。 私自身の経験でございますが、今から四年前に引っ越しをしました折に、新築の住宅に入居いたしました。最初はどうもなかったわけですが、春ごろになりますと花粉症が起こってまいりました。それまで私は花粉症など一度も経験したことがなかったわけでございますが、春先になってくしゃみがやたらと出る、はな水が出る、どうしたんだろう。気がついたら花粉症だった。 なぜ起こったのかよくわかりませんでしたが、夏ぐらいになりますと、今度はこういう経験をいたしました。昼間暑……
○福島委員 長官、大変に御苦労さまでございます。
本日は、給与法の改正案につきましての質問と、有事法制等につきまして若干御質問をさせていただきたいと思っております。
まず最初に、この給与法の改正案でございますが、成立いたしますと、施行期日は平成九年四月一日から適用するということになるわけでございますが、どの程度の費用が見込まれるのか、どの程度の費用を要するのか、この点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 二百六十億円といいますと決して小さな額ではないわけでございまして、成立いたしますと、この二百六十億円をどのようにして捻出されるのか、その見通しについてお聞きをいたしたいと思い……
○福島委員 本日は、化学物質過敏症のことについてお尋ねをさせていただこうと思っております。 その前置きといいましてはあれですけれども、最近、この「奪われし未来」という本が日本でも翻訳、刊行されまして、大変注目を浴びております。現代社会というのはさまざまな化学物質に汚染された社会であると言っても私は過言ではないと思いますが、その化学物質と健康問題ということについて新たな警鐘を打ち鳴らす、そのような書物であろうかというふうに思います。 化学物質過敏症とは直接に関係しませんが、この書の序文に、ゴア副大統領が序文を寄せておりまして、その一説を御紹介したいと思います。 この本は、多様な合成化学物質……
○福島委員 大臣、一年に及びます、長時間にわたる審議、本当に御苦労さまでございます。 ようやく参議院を通過したわけでございますが、各紙の論調では、介護保険の内容について、まだまだたくさん問題があるという記事がほとんどであったような気がいたします。衆議院での審議の中でも、介護保険の問題点、さまざまな詰め切らない点についての質疑がありましたが、私どもが指摘した論点が参議院の審議で明らかになったとは到底言えないというふうに私は考えております。 そういいましても多数決の世界でございますので、成立をするということになるわけでございますけれども、実際の施行までの期間の間に、提出された疑問点については明……
○福島委員 平和・改革の福島でございます。よろしくお願いいたします。 質問に先立ちまして、冒頭申し上げておきたいことがあります。本日の新聞でございますが、自民党の加藤幹事長がこのような発言をいたしております。「みなさんも委員会で注意したほうがいい。あくびをしたり鼻毛を抜いたりしないほうがいいですよ」と。これは十日の役員連絡会での発言であったようでございますが、二月一日からパーフェクTVで衆参両院の全委員会の中継が始まっております。すべての委員会が報道されます。 国民から、国会は一体何をやっているんだ、きちっと審議をしているのかというふうに言われないような委員会運営をお願いしたいと思います。……
○福島委員 私はまず初めに、中国残留邦人の帰国後の問題についてお聞きをしたいと思っております。 帰国支援そしてまた帰国後の定着自立支援ということでさまざまな施策が講じられているわけでございますが、私は大阪の出身でございますが、地元の議員の方から、どういう状況なのかとお聞きしますと、生活保護を受ける方が非常にふえてきているんじゃないかというような声をお聞きしたことがございます。 中国残留邦人の帰国者の場合には、日本語の習得とかさまざまなハードルがあるわけでございまして、そしてまた就労ということになりますと、現在大変に経済の状況が悪いということもありまして、二重の意味で大変な努力をされておられ……
○福島委員 平和・改革の福島でございます。 本日は、参考人の皆様、大変に御苦労さまでございます。貴重な御意見をお聞きすることができまして、大変幸いに思っております。 まず最初にお聞きしたいことは、医療制度の抜本改革ということでございますが、近年、抜本改革ということがずっと国会においても語られているわけでございます。しかし、今回のこの国保法の改正にかかわる昨年の暮れの経緯を見ておりますと、果たして関係団体が合意に達するということは可能なんだろうかという思いを私は深くいたしております。 経済成長によってパイが広がっていくときはいいわけですが、現在のような大変厳しい状況の中で、果たして関係団体……
○福島委員 私は、まず初めに、大臣に、財政構造改革法案の見直しについての御認識をお尋ねしたいと思います。 先ほど山本議員からも御紹介がありましたが、本日の朝日新聞で、「首相の覚悟どこへ」というフレーズがつけられました大臣のインタビューの記事を拝見いたしました。私も大変同感するところが多かったわけでございます。 しかし、この中で、大臣は、財政構造改革法は基本的に改正すべきでない、現在でもそのように御認識なのではないかなというふうに私は思いました。 財政構造改革につきましては、私も、必ずなし遂げなければならない大切な課題だというふうに思います。しかし、いつ、どのようなタイミングで改革をしてい……
○福島委員 大臣におかれましては、財構法の改正という問題に当たられまして、一貫して当初よりの主張を通していただきまして、最終的に来年度のキャップの停止という結果をから取られましたことについて、心より敬意を表する次第でございます。 この財構法の弾力化につきましての合意では、平成十一年度の社会保障関係費について、おおむね二%のキャップは停止するということでございますが、平成十二年度の話は、キャップを復活するということになるんだというふうに先ほどもお聞きをいたしました。 問題は、お聞きをいたしたいことは、平成十二年度、医療保険の抜本改正ということもございますし、今後の社会保障制度の抜本改正という……
○福島委員 先日の委員会で、大臣に御質問させていただきましたが、この医療保険制度改革、年金制度改革を含めた社会保障制度改革、これは本来財政構造改革とは一応別の枠組みの話だというふうに考えることはできると思いますけれども、しかし、財構法ができまして、厚生省の予算にキャップがかかるということですと、この二つが緊密に関係をしてくる、ある意味では社会保障制度改革のアウトプット、成果ということが、数値目標とも言っていいのかもしれませんけれども、数値目標というのがこのキャップで定まってしまうというところがやはりあるのだろうというふうに私は思います。 それで、平成十一年度の予算に関してはキャップを外すとい……
○福島委員 準備しました質問が山本議員とかなり重なりますので、先ほどからお聞きいたしておりました答弁も踏まえて御質問させていただきたいと思います。 まず、なぜ三十年もかかったかということでございますが、資料を拝見しますと、実質的に仕事をしたのは平成八年から平成九年、この一年間だったと私は思います。要するに、一年かけたら大体できるんだということをこの経過は示している。それまでは、やる気がなかったということだというふうに私は思います。(発言する者あり)助走期間という御発言もございますが、年に一回程度の交渉というのは、ごあいさつのようなものでございますね。 先ほどの局長の答弁、私は非常におもしろ……
○福島委員 ただいまも金田委員の方からもるる御指摘がありましたけれども、人権をいかに守っていくのかという視点はこの法案の審議に当たって基本的に大切な観点だというふうに思います。 本年は国連人権宣言五十年に当たるというふうに伺っておりますけれども、日本というのは人権に関しましては私は甚だ後進国である、さまざまな形で人権侵害というのが発生していて、しかもその事態に対して国民が深刻に注視していない、また異を唱えていないというような事態があるのではないかというふうに思います。 かつては、個人よりも家、そしてまた個人よりも社会、国家が重んじられる国であったわけでございまして、その文化的な背景というも……
○福島委員 総理並びに小里長官、長時間にわたりまして本当に御苦労さまでございます。審議も長時間にわたりますので、今までの質問と重複する点もあろうかと思いますが、その点につきましてはお許しをいただきたいというふうに思います。 本日、私は、内閣府の問題につきまして、細かな点も含めてお尋ねをしようと思っております。 この中央省庁等改革基本法案の中で、内閣府の提案というのは一つの非常に重要なポイントであるというふうに思います。政治のリーダーシップ、そしてまた総理のリーダーシップを発揮するために大切な改革である。その意味で、具体的にしなければならない課題もいろいろとあるというふうに考えております。 ……
○福島委員 平和・改革の福島豊でございます。
両参考人におかれましては、お忙しい中この委員会に御出席をいただきまして貴重な御意見を伺わさせていただきましたことに、まずお礼を申し上げる次第でございます。
先ほど両参考人がお触れにならなかった点について、確認的に御意見をお聞きしたいわけでございますが、まず一点目は、今回のこの基本法の一つの柱は内閣機能の強化ということでございます。この点につきまして、両参考人はどのようにお考えなのか。まず、その点についてお聞かせください。
【次の発言】 よくわかりました。
次に、今回の一府十二省庁の再編ということで、大くくりにしよう、縦割り行政の弊害をなくすた……
○福島委員 大臣、私も政策評価につきまして、今、中桐委員の方から御質問がございましたが、お聞かせいただきたいと思っております。 政策評価というのは、先ほども御指摘ありましたけれども、アメリカそしてまたイギリスで行政改革の手法として取り入れられた。基本的には自治体レベルからこの行政評価という手法を用いて行政改革を行って、そしてその上で中央省庁の改革に取り組んだ。イギリスの話に先ほど触れられませんでしたが、イギリスは、八〇年代にサッチャーさんがやりましたのはこの自治体を中心とした行政評価による行政改革、そして九〇年代に入ってメージャーさんが中央省庁に手をつけられた。ある人は、橋本行革の場合には、……
○福島委員 私は、自由民主党、民主党、平和・改革及び社会民主党・市民連合を代表して、中央省庁等改革基本法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中央省庁等改革基本法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 政府は、内外の社会経済情勢の変化を踏まえ、我が国の社会経済構造の転換を促進し、より自由かつ公正な社会の形成に資するため、中央省庁等改革による新たな体制の実現に向けて、不退転の決意で取り組むこと。 一 国民負担の軽減を図るため、政府は、行政のスリム化、特に国の事……
○福島委員 平和・改革の福島豊でございます。 本日は、平成十年度の予算につきまして、厚生省関係の内容につきまして、私はお尋ねをさせていただきたいと思っております。 財政構造改革の旗のもとに組まれました平成十年度の予算でございますが、一つ一つ中身を確かめていくと、構造改革が行われたというよりは、むしろそのつじつま合わせを社会保障の予算そしてまた福祉関連の予算に押しつけている、いわゆる福祉切り捨ての予算なのではないかという思いがしてならないわけでございます。 本日は、児童扶養手当また難病対策についてお尋ねをするわけでございますが、制度のあり方そのものを見直すような大きな踏み込みがなされている……
○福島委員 私は、趣を変えまして、社会保障制度また介護保険制度につきましてお尋ねをしたいというふうに考えております。 橋本内閣のもとでは、財政構造改革、財政再建に取り組まれたわけでございます。その大筋は、一つは平成九年度の消費税の引き上げ、また特別減税の廃止といった増税、もう一つは歳出の削減ということで社会保障関係費の大幅な縮減ということが一つの柱になったのだというふうに思います。 先ほどからこの委員会で各委員からも御指摘ありましたように、平成九年度に、医療費も含めまして九兆円にも達する国民負担の増加というものが、日本の経済に対して、そしてまた国民の消費マインドに対して、大変大きなマイナス……
○福島委員 両参考人には、本日は大変お忙しいところ、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。 今お話を聞いておりまして、政策評価ということでございますけれども、大切なのは、その評価を受けて政治がどのように機能するのか、ですから、政の部分をきちっと考えていかなきゃいかぬというふうに私は思っております。 まず初めにお聞きしたいのは、本来であれば、国民の代表である議会が行政のあり方というものに対して監視をし、評価をするということが想定されていたわけですけれども、実際にはなかなかそれが機能しなかった。そういうこともあって、新たにその評価のシステムをどうするのかという議論に……
○福島委員 本日は、第三セクターの問題を私は取り上げさせていただきたいと思います。 今国会におきましてはPFI法案が提出されたわけでございますけれども、今新たに、財政状況の危機的状況の中で、民間活力というものをいかに活用するのかということが話題になっております。しかし、この民間活力の導入ということにつきましては、既に我が国では、第三セクターという形で、これは昭和四十四年、新全国総合開発計画の中で「プロジェクトの中核的な事業の実施主体として公共・民間の混合方式による新たな事業主体を創設して民間資金の導入を図る方式」という提言を受けて、その導入が図られた歴史がございます。 しかし、この第三セク……
○福島委員 私は、政治家になるまでは医者をいたしておりまして、政治家になりましてからも、健康の問題につきまして大変興味を持って仕事をしてまいりました。近年言われておりますことは、住環境が健康に与える影響というのが非常に大きいということでございます。現代病と言われるようなアレルギー性疾患にしましても、気密性の高い現代の居住環境というものが、ダニの発生等を媒介としましてその原因となっているというようなことが指摘をされております。また、高齢者の健康の問題でも、日本の住宅は段差が多く、また狭いというようなことがありまして、転倒の大きな原因になっているわけでございます。 そういう意味で、この法律で住宅……
○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。
冒頭、本日の読売新聞で報道されておりました記事につきまして、厚生大臣の御認識を確認させていただきたいと思います。
これは、「医療保険制度改革 来春の一斉実施断念」、「厚生省は十一日、医療費の抑制などを目的とする医療保険制度の抜本改革について、目標としていた二〇〇〇年四月からの一斉実施を断念した。」という報道がなされておりますが、これはそのとおりでございましょうか。
【次の発言】 では、そうしましたら、この援護法につきましての議論をさせていただきたいと思います。
先ほど山本委員からるる御質問がございましたので、私自身はより包括的なことをお聞きした……
○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。
先ほどの古川委員からの御質問に対しての御答弁も踏まえまして、確認的に御質問したいと思います。
まず一点目は、この保険料の凍結は経済の情勢を踏まえて今回とられたわけでございますが、この解除の時期についてのお考えをお聞かせください。
【次の発言】 国庫負担の引き上げの問題とリンクしているという御説明ですけれども、この二つの事柄は、私は性格的にはリンクする話ではないのではないかというふうに考えますが、なぜリンクしなければいけないんでしょうか。
【次の発言】 先ほどからの御説明ですと、安定した財源が確保されない場合には二分の一に引き上げるということが予定……
○福島委員 先ほどの松崎委員の質問に重複するところがございますが、経済戦略会議が答申いたしました「日本経済再生への戦略」を中心としまして、私は、本日は大臣にお聞きをいたしたいと思います。
まず前提としましては、小渕内閣の一員としまして、大臣はこの経済戦略会議をどのように位置づけられるものであると考えておられるのか、大臣の御見解をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 政府決定ではありませんということですが、閣議決定をするのかしないのかというところでさまざまなやりとりがあったように伺っております。もともと総理は、閣議決定をして、これを政府の正式な方針として改革を進めていきたい、そういう意向であ……
○福島委員 参考人の皆様には、大変お忙しい中、本日は衆議院においでいただきまして本当にありがとうございます。先ほどから大変貴重な御意見をお伺いすることができまして、感謝を申し上げる次第でございます。 公明党・改革クラブを代表いたしまして、何点か御質問させていただきたいと思います。 まず初めに、医師と患者の信頼関係という話で、先ほど小林参考人からは、実際に申し立てをする患者さんというのは非常に少ない、それは例えば申し立てをすることによって不利益なことが入院中に起こるのではないかという懸念があるとか、それからまた、実際にそういうことができるということも告知をされていないというようなことがあるの……
○福島委員 大臣、大変に御苦労さまでございます。 ただいまも桝屋委員から御質問がございましたが、小規模作業所の問題、今回、社会福祉事業法の改正の中で財政的な部分も含めて前向きに取り組んでいただけるということで、大変感謝を申し上げる次第でございます。 ただ、改正に先立ちましてといいますか、一昨日の日経新聞にこのような記事が載りました。「障害者の職場不況にあえぐ」、これは共同作業所全国連絡会が調査を行ったものですが、現在大変経済の状況が悪い、不況の中で共同作業所が苦境に追い込まれている、八割以上が不況の影響がある、仕事量が減った、工賃が切り下げられたというような切実な訴えが寄せられている。 ……
○福島委員 本日の委員会では、介護保険をめぐりまして各党よりさまざまな御意見が述べられております。質問に関しましても重複するところが多々あろうかと思いますが、改めて一から一つ一つお尋ねをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、介護保険の実施の延期論ということでございます。 最近になりまして、介護保険の実施を来年四月からどうするのかということについて、さまざまな発言が相次いでおります。野中官房長官も、来年四月の実施時期に向け、どう調整していくか非常に悩んでいるという発言もございましたし、また連立与党の自由党の小沢党首は、市町村は皆反対だ、そんなものを何で無理やりやるの……
○福島委員 まず初めに、私は、厚生省関連の法律につきましてのお尋ねをしたいと思います。 関係各省庁別の改正法律の数では、厚生省関連の法案が九十一本ございまして、広範な行政にかかわる内容が盛り込まれております。 まず初めに私がお尋ねしたいことは、保険関連業務の社会保険庁また厚生大臣への一元化ということでございまして、これは地方事務官の問題が非常にクローズアップされているわけでございますが、この関連の法案をよくよく読みますと、単にそこにとどまるということではなくて、保険業務をいかに一元化して、その効率化を図るのかということがうかがえるのではないかというふうに私は思っております。 具体的に申し……
○福島委員 公明党の福島豊でございます。 大臣、政務次官、連日大変に御苦労さまでございます。 今回の介護保険制度の実施に当たっての見直しといいますか、大臣は、助走期間ということでの措置というふうにおっしゃっておられますが、私は、これはやはり必要だというふうに従来から思っておりました。 先日も、十月から要介護認定の申請の受け付けが始まったわけでございますが、こういう新聞報道がありました。川崎市が十月十五日までに判定した三百八十一件のうち、一次判定の結果を変更したのは二割の七十六件に上った。二割ですから、一次判定の仕方というのは大変改良されてきておりますけれども、まだまだ二次判定をきちっとし……
○福島委員 公明党・改革クラブの代表の福島豊でございます。 本日は、参考人の皆様には、大変お忙しい中、国会までおいでいただきまして貴重な御意見を御開陳いただきましたこと、心より御礼を申し上げる次第でございます。 先ほどから、喜多参考人、また山本参考人のお話を承っておりますと、この介護保険法そのものは、完全な法律ということではなくて、とりわけ財源構造のあり方については見直すべき点は多々ある、そのような法律ではないかというふうに私は改めて実感をいたしました。 しかし、今回の三党合意に基づく特別措置対策のプロセス、また、市長会、そしてまた町村長会の御意見をいかにお聞きしたかという観点からいいま……
○福島委員 大臣、政務次官、大変御苦労さまでございます。 審議もかなり時間を重ねてきたわけでございまして、本日は、幾つか根本的な部分につきまして、大臣また次官の御認識をお聞きしたいと思います。 まず第一点目は大臣に対してでございますが、先般、十五日に、我が党の坂口政策審議会会長が二項目にわたります申し入れを行わせていただきました。その第一項目めは、年金制度が介護や医療などの社会保障制度と密接に関連をしていること、そしてまた、この年金制度改革が人口の少子化ということに深く関係していることも含めて、少子化対策も視野に入れた総合的な検討を厚生省として進めることが必要ではないか。 その検討の場と……
○福島委員 自由民主党、公明党・改革クラブ、自由党、三会派を代表して、国民年金法等の一部を改正する法律案の修正案の提案理由の説明をいたします。 この修正案は、本法案の附則第二条を修正し、基礎年金国庫負担の三分の一から二分の一への引き上げに向けての検討過程において、基礎年金の給付水準について検討を求める趣旨のものであります。 少子・高齢化のさらなる進展に対応し、平成十二年度からは介護保険制度が実施され、高齢者は新たな保険料負担や利用者負担を求められることになります。また、医療保険制度においても、高齢者に適切な負担を求める意見があります。 こうした介護や医療などにおける高齢者負担を……(聴取……
○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。 本日は、参考人の先生方には、大変お忙しい中、国会においでいただきまして本当にありがとうございます。時間も限られておりますので、質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに高山先生に御質問したいんですが、先生の御説または御著作も繰り返し私は拝見いたしておりますが、支給開始年齢の六十五歳への引き上げということに対して、これは一番きつい措置であるということでございます。 ただ、私は、慶応大学の清家先生が生涯現役社会ということをおっしゃっておられますが、少子・高齢化が進む中で労働力人口というのは減少していく、その中で二十一世紀の社会という……
○福島委員 五島委員の委員会におきます御質問というのは、大変示唆に富む御発言をしておられまして、私も大先輩の意見を大変勉強させていただいております。 今回私どもが修正を加えた理由というのは、根底にある問題意識は、委員がおっしゃっておられることと共通でございます。 今、医療にしましても介護にしましても、二十一世紀に、高齢化が進む中でどのように制度を改めていくのか、高齢者の負担というものをどのように求めていくのか、そういう議論がなされているわけでございます。そして、介護保険の保険料を基礎年金の水準に反映させるのかどうか、そこのところの明確な答えを出してほしいというのが今の委員の御質問だと思いま……
○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。総理大臣、また閣僚の皆様、連日まことに御苦労さまでございます。 私は、本日は社会保障の関係の問題につきましてお尋ねをしたいというふうに思っております。 現在、国民の中にはさまざまな不安があるというふうに言われております。一つは、それは経済の不安ということだと思いますが、もう一つは、二十一世紀に向かって少子高齢化が急速に進む中で、日本の社会保障制度というのは一体どうなっていくんだろうか。今国会におきましては、厚生委員会で年金改正案が審議をなされました。その中でも、将来の年金像が一体どうなるのか、国民の不安が極めて強いということを私は実感いた……
○福島委員 本日は、私は、まず、扶養控除と児童手当制度の関係につきまして、大蔵省の方にもおいでいただいておりますので、基本的なことを確認をさせていただきたいと思っております。そして、その次に、現代の子供の育ち方が変わってきたのではないかということにつきまして、私が感じておりますことを、何点か文部省の方また厚生省の方にお尋ねをしたいというふうに思っております。 まず初めに、扶養控除と児童手当の関係でございますが、一体どちらを選択するのか、子育ての社会的支援としてどちらが適切なのか、これはさまざまな議論があるところでございます。昨年末、予算編成に当たりまして、私どもも扶養控除をどういうふうに見直……
○福島委員 公明党の福島豊でございます。 参考人の先生方には、大変お忙しい中、貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを御礼申し上げる次第でございます。それぞれの参考人の先生方の御意見を、私、非常に共感をしながら聞かせていただいておりました。 まず初めに、都村参考人にお尋ねをしたいと思っております。 都村参考人御指摘のように、扶養控除から児童手当への転換ということは何としてもなし遂げなきゃいけないというふうに私ども思っております。もとに戻っただけではないかという御指摘もございましたけれども。 先日の委員会で、大蔵省に来ていただきましたが、総理府の社会保障制度審議会の九五年勧告で扶養控除……
○福島委員 公明党・改革クラブの福島でございます。 参考人の皆様には、本日、大変お忙しい中、貴重な御意見を承りましたことを御礼申し上げる次第でございます。 まず初めに、河西参考人にお尋ねをしたいと思います。 先ほど土肥委員からもございましたように、この法律というのは半歩前進といいますか、基盤的な条件整備が追いついていかなければ余り意味がないというお話がありました。盲導犬もこの法律の中で社会福祉事業にきちっと位置づけられたわけでございますが、しかし、実際には育成を図っていくためにはさまざまな財政的な支援も必要でございますし、そういう基盤というものが本当に整っていかなければ、入っただけではい……
○福島委員 大臣、政務次官、大変に御苦労さまでございます。 まず初めに、大臣にお尋ねをいたします。 昨日、循環型社会形成推進基本法が衆議院を通過いたしました。二十一世紀に向かって循環型社会を構築していくということは不可欠な課題だというふうに私は思います。そしてまた、その循環型社会形成のための一翼を担うのが厚生省であるというふうに考えております。 さまざまな観点からの取り組みが必要であるというふうに思いますが、今後、厚生省として、循環型社会形成のためにどのように取り組んでいかれるのか、大臣の御決意、またお考えをお聞きしたいと思います。
○福島小委員 新進党の福島豊でございます。 私は山根参考人にお尋ねをしたいのですけれども、栽培のときに、導入した遺伝子が、その作物だけでなくて周囲の例えば雑草等に除草剤の抵抗性の遺伝子が導入されてしまうというか、うつるといいますか、拡散するといいますか、そういう事例があったやにも聞いておりますけれども、環境汚染といいますか遺伝子の拡散に対して、現在の栽培技術はどの程度安全性があるのかということについてお尋ねをしたいのが第一点目でございます。 第二点目は、遺伝子の導入というのは、必ずしもその遺伝子がそのままきちっと入ってくれるとは限らないわけでして、別の遺伝子の途中に入ったりしまして、予想も……
○福島小委員 石黒参考人にお尋ねしたいのですけれども、先ほどPCRの話がありましたが、大豆の場合にはいろいろなとごろから集まってくるということで組み換え作物であるかどうか判断がしにくいということでございますが、PCRの技術を用いれば比較的簡単にこれがわかると思うんですね。また、今PCRの技術そのものも、大量の検体を自動的に処理するような技術革新が進んでいるようでございますので、将来的には、わからないなどということを言っていないで、一つ一つサンプルを自動的に処理させるような形で明らかにするような仕組みをつくるべきじゃないか、そんなふうにも思いますが、その点につきましてどのようにお考えか。 二点……
○福島小委員 一つお聞きしたいのですが、アメリカの作付のうちGMOは何%存在しますという表示をして、実際に消費者の方がそれを見てどんなふうに感じるかということなんです。だからといって、そういう情報が入ったからといって、その場で何か選択するというわけにもいかないわけですね。限りなく一般的啓蒙に近いという話になるわけでして、実際に生協で組合員さんがたくさんおられると思うのですが、そういう表示をすることのメリットが果たしてあるというふうに皆さん思っておられるのか、また、どういう表示を本当に欲しいというふうに感じておられるのか、そのあたりについてお聞きしたいのです。
○福島小委員 二カ月にわたりましてさまざまに御意見をお聞かせいただいたわけですが、やはり一番当初の目的が表示をどうするのかというところにあったわけでございまして、参考人からのさまざまな御意見をお聞きする中で、論点として、いや、こんなのもある、あんなのもあるということで、河野小委員の方から六点にわたってまとめていただいたわけでございますけれども、それはそれとしまして、まず当初の、表示をどうするのかということについてだけはやはり結論を出すべきなのではないかというような思いがいたします。 それを踏まえた上で、この二カ月間の勉強の中でさらに詳しくこういった点もやらなければいけないということは、引き続……
○福島分科員 新進党の福島豊でございます。 大臣、長時間にわたりまして大変に御苦労さまでございます。私で終わりでございますので、よろしくお願いいたします。 先日、クローン羊、そしてクローン猿が成功した、できたという報道がございました。しばらく前までは哺乳類でクローンをつくるということは非常に難しいのではないか、そういうふうにも考えられておりましたけれども、そこまで今の遺伝子操作の技術が到達したということなのだろうというふうに思います。大変急速に遺伝子操作の技術は進歩いたしております。この遺伝子操作の技術というのは、例えば医学の領域であれば非常に効き目のある医薬品をつくり出す技術ともなってお……
○福島分科員 大臣、連日、大変に御苦労さまでございます。本日、私は、地元のことにつきまして何点かお聞かせいただきたいと思っております。 まず初めは、国道一号線のことでございます。 私の地元は、守口、門真、そして大阪市の旭区、鶴見区というのが私の地元でございますが、国道一号線は守口を通りまして大阪市内の旭区に入ります。一号線のここを走っておりますと、だれでも気がつくことがございます。守口におきましては、一号線の両側というのは高いビルがずっと続いておりまして、大変高度な土地利用がなされております。しかし、一たん旭区に入りますと、その沿線にありますのは、かなり古くなった二階建ての木造住宅でありま……
○福島分科員 大臣、遅くまで大変御苦労さまでございます。私も地元の問題につきまして何点かお尋ねをしたいと思っております。 昨年の暮れに、大臣に陳情に上がらせていただきました第二京阪道路のことでございます。私の地元は大阪の北河内というところでございまして、淀川の南側でございます。国道一号線が京都から大阪に入りますとます枚方市に入りまして、枚方の次が寝屋川、寝屋川の次が守口、そして大阪の市内に入るわけでございます。この間十数キロでございますが、大変に渋滞がひどいわけでございまして、毎朝毎朝この渋滞がずらっと続くわけでございます。延々と大阪市内に向けて渋滞が続いている。私もその中を毎朝車で通勤をし……
○福島分科員 大臣、大変御苦労さまでございます。 本日は、小児科医療につきましてお尋ねをしたいと思います。 小児科医療につきましては、例えば平成八年の十一月六日付の朝日新聞では、「少子化の波に揺れる小児科――患者減で危機的状況・縮小や病棟閉鎖も 量こなせず薄い利益 三一%に経営上重荷」というような見出しがあったようでございます。 少子化が進んでいく中で、だんだん子供の患者さんが減っていく。そしてまた、子供の患者さんの場合は一人当たりの薬剤の使用等も少のうございますから、経営上の大変な困難がある。これは平成八年の新聞でございますが、この事態は変わったのかというと、決して変わっていないという……
○福島委員 本日は、参考人の皆様方には大変お忙しい中、国会までおいでいただきまして御意見をお聞かせいただきましたことを心より感謝申し上げます。ちょっと風邪を引いておりましてお聞き取りにくいかと思いますが、よろしくお願いいたします。 山崎先生に御質問をしたいと思いますけれども、先ほど基礎年金の水準の問題につきましての御言及がございました。私どもも、これから高齢化が進んでいく中で、介護にしましても医療にしましても、高齢者の負担というものがやはりふえざるを得ない、そういう状況だろうと思っております。それに対応するような基礎年金の水準の見直しというものは当然あってしかるべしだ。 これは厚生省の方と……
○福島分科員 本日、私は、近年頻発いたします医療事故の問題について取り上げたいというふうに考えております。 我が党におきましても、医療事故対策小委員会を先日設置をいたしまして、どのような見直しを行うことが医療事故の予防に必要であるか、そしてまた、実際に事故が発生した場合の患者、家族の皆様の救済のためにはどのような手続が必要なのかということについて検討を進めております。それとの関連におきまして、本委員会におきまして、この医療事故対策について概括的な御質問をさせていただきたいというふうに考えております。 まず第一点目でございますが、近年頻発をする医療事故の発生の原因、これは、今厚生省におきまし……
○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。 村田参考人におかれましては、本日は大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心より御礼を申し上げます。 率直に申しまして、先生のお話をお聞きしておりまして、非常にわかりやすいお話だと私は思いました。私も戦後世代でございまして、先生のような観点でとらえるべきなんだろう、率直にそのように思っております。 ただ、幾つか御確認をしたい点がございます。 まず一つは、占領下の憲法改正ではあっても、憲法が無効だというような話にはならない。当時、要するに、押しつけられる、押しつけられないという話はありますけれども、主体的に選択をしたことである。そし……
○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。五百旗頭先生、本日はお忙しいところ大変ありがとうございます。 私も樽床委員と同じように戦後生まれでございまして、きょうお話のございました先生の御説明に大変共感を持って聞かせていただきました。これからは、どういうふうに見直していくのか、将来に向かっての議論こそが大事であるというふうに思っております。 ただしかし、現実問題としまして、例えば昨年の国旗国歌法の制定のときでございますけれども、私も地元でさまざまな御意見をちょうだいいたしました。冷戦は世界的には終わったのかもしれませんが、日本の国内における世論の分断というのはまだ厳然として存在をし……
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