中林佳子 衆議院議員
42期国会発言一覧

中林佳子[衆]在籍期 : 35期-37期-41期-|42期|
中林佳子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中林佳子衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

中林佳子[衆]本会議発言(全期間)
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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 衆議院本会議 第21号(2001/04/05、42期、日本共産党)

○中林よし子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました水産基本法案について、農水大臣に質問をいたします。(拍手)  今、我が国の漁業は、漁獲量の減少と魚価の低迷、漁場の環境悪化など、厳しい事態が長らく続いています。そのため、沿岸漁業者の所得は下がり続け、中小漁業会社も厳しい経営を余儀なくされています。就業者は毎年一万人近くも減り続け、高齢化、後継者不足と相まって、近い将来、担い手の面から漁業の存立が危惧されています。  このような中で、漁業政策を抜本的に見直し、しっかりと立て直すことは、水産物が重要な比重を占める我が国の食料安全保障にとって不可欠であり、周囲を海に囲まれた我が国の……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第14号(2003/03/13、42期、日本共産党)

○中林よし子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました食品安全基本法案について質問をいたします。(拍手)  まず、法案の基本についてです。  本来、食品安全基本法は、日本国憲法に基づいて、消費者が安全な食生活を営む権利を有しており、国はそれを保障する義務があるという食品の安全性確保の基本原則を確立したものでなければなりません。  しかしながら、この政府提出の食品安全基本法案は、第一に、国の食品安全確保の責任について見るならば、「基本理念にのっとり、食品の安全性の確保に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。」と、一般的に規定するだけです。そこには、消費者の権利に相応……

中林佳子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院42期)

中林佳子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第148回国会(2000/07/04〜2000/07/06)

第148回国会 農林水産委員会 第2号(2000/07/19、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、質問に入る前に、先ほどから参考人の問題が挙がっておりますが、委員長に重ねて、やはりこの委員会の姿勢が問われるだろうというふうに思います。だから、雪印側の役員の方、責任ある方、そして、今酪農の方々、大変困難ですから、当然この農林水産委員会というところでは、生産者団体などの御意見をお聞きする。きょうそれができれば本当によかったというふうに私は思うのですけれども、とても遺憾だと思いますので、委員長に、引き続き、ぜひこの委員会に雪印側の責任者の方あるいは生産者団体の方にお話をお伺いする機会をつくっていただくよう御努力を願いたいと思います。


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第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 農林水産委員会 第2号(2000/08/04、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。雪印乳業食中毒問題から質問をさせていただきます。  まずは、雪印乳業にお聞きしたいわけです。  私ども日本共産党は、国会議員団の中に雪印乳業食中毒事件プロジェクトチームを設置いたし、今回の事件をさまざまな角度から検討してまいりました。そしてその結果、今回の事件は、雪印乳業の労働者が置かれている過酷な状態や雪印乳業のもうけ本位の企業体質抜きには語れない、こういうふうに判断しております。  大阪工場の実態は、食品衛生以前の驚くべき状況でした。雪印乳業大阪工場みずからが定めたマニュアルさえ守らず、二、三週間もバルブの洗浄をしてこなかったとか、返品された……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/10/12、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党国会議員団も、地震が起きた直後に対策本部を設置いたしまして、七日、八日、私を含め複数で現地を訪れました。鳥取県側、島根県側双方、被災者の方々あるいは自治体の皆さんの御要望をお聞きしたり、また現地の実際の被災状況も見てまいりました。  その中で、私が特に大変だなというふうに思ったのは、やはり屋根などのかわらが落ちて、すぐに二次災害を防ぐための防水シートを張らなければならないということで、この手だてが大変急がれておりました。  そのときに、独居老人の御家庭だとかお年寄りだけの御家庭だとか、そういうところは一体どういうふうにされるのだろうかということが大変心配でした。もちろん、……

第150回国会 農林水産委員会 第3号(2000/11/07、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。きょう、参考人の皆さん、ありがとうございました。  それでは、まず中村参考人にお伺いしたいというふうに思います。  今回の法改正の一番中心をなす株式会社導入の問題なんですけれども、そこで、農業生産法人の要件の適合性の担保措置の問題で農業委員会の役割というのが非常に重要になってまいります。ただ、農業委員会を取り巻く現状というのは、それとは逆に極めて厳しいものがあるのではないかというふうに心配をしています。  昨年七月、地方分権一括法で、農業委員会における農地主事の必置規制が廃止されました。また、農政改革大綱では、農業委員会の組織体制の見直しとして、……

第150回国会 農林水産委員会 第4号(2000/11/08、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、農地法の一部改正案に対し、反対の討論を行います。  反対の最大の理由は、農業生産法人の要件の緩和は、大企業の進出による農業、農村の破壊に道を開くことになるとともに、耕作者主義、家族経営を基本とした農政のあり方を大きく変えるものであるという点です。  その中でも、農業生産法人の事業要件の緩和は、一定面積の農地を残しておきさえすれば、関連事業とその他の事業を堂々と行うことができることとなり、農業生産を主とすべき農業生産法人の変質を招きます。また、農業生産法人が農業とは関係のないその他の事業を自由に行うことができるようにしたことは、その他の事業を行うために必要……

第150回国会 農林水産委員会 第5号(2000/11/09、42期、日本共産党)

○中林委員 おととい、きのう、農地法の審議の中でも、今農家の抱えている大変な経営の現状を訴え続けてまいりました。WTO体制のもとで価格支持制度が次々と取っ払われてまいりました。米の自由化、麦の市場価格化、ことしに入っては大豆、砂糖、加工原料乳等、連続的に市場原理の導入が進められてまいりました。  その中で、加工原料乳もずっと乳価が下がり続けてまいりました。酪農家の生命線とも言われた不足払い制度、これがあったことしの乳価でさえも大変低い水準になりました。ただ、この不足払い制度を命綱だと言っていた酪農家の皆さんは、この命綱がなくなったらもう将来の見通しが全く立たない、低い乳価の中で増頭を重ね、億単……

第150回国会 農林水産委員会 第6号(2000/11/15、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、まず家畜伝染病予防法の一部改正案について質問をいたします。  今回の改正案は、全体的な趣旨として、輸入検疫と国内検疫措置を強化するものですから、賛成できるものです。これまで、わら及び干し草は指定検疫物に指定されていなかったわけです。わら及び干し草について、植物検疫による蒸熱処理だとか、それから家畜伝染病予防法四十条二項に基づいて処理をされていたわけです。結果的に、私は思うんですけれども、早く指定検疫物に指定されていれば、今回のような口蹄疫が国内に侵入することが防げたのではないかということです。  この教訓は極めて私は大きいと思います。検疫というのは後手後手に回ったら、意味を持……

第150回国会 農林水産委員会 第7号(2000/11/30、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、今、日本農業を守る上で最大の農民の関心事になって、かたずをのんで見守っている農産物の緊急輸入制限措置、一般セーフガードの発動問題について質問させていただきます。  WTO協定を受け入れて以後、急増し続ける農産物のため、日本の農家は、米を初め野菜など、価格が大暴落をして、大変苦しんでおります。全国の農業者から、早くセーフガードを発動してほしいと、悲鳴に近い声が上がってきております。今まで日本政府は、発動に向けた調査すらしませんでした。かつてショウガが実態把握には入ったけれども、発動はされなかった、こういう経緯もあります。  今回も、速やかな発動を求める農民の声に対して農水省はど……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 農林水産委員会 第2号(2001/02/27、42期、日本共産党)

○中林委員 松本議員の方が、WTO次期交渉を含めた日本の農業を守るための海外対策について主に質問をされました。  そこで、私は、国内対策の一番基本である来年度農林水産予算の問題、この点について質問をしたいというふうに思います。  五年ごとに調査、発表される世界農林業センサスで、二〇〇〇年の日本の農業、農村実態が明らかにされました。それによると、総農家戸数は三百十二万戸で、五年間で実に三十二万四千戸が離農したことになります。そのうち販売農家が二百三十三万戸で、この五年間で離農した農家は三十一万四千戸で、離農した農家のほとんどが販売農家であったということがわかりました。販売農家の離農農家数の前期比……

第151回国会 農林水産委員会 第4号(2001/03/15、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、まず、農林漁業金融公庫法の一部改正案について質問をいたします。  今回の改正は財投改革の一環であるわけです。このことによって農林漁業金融公庫は財投機関債である農林漁業金融公庫債券を発行できることになります。そのことが果たして農林漁業者にとっていいことなのかどうなのか、これが問題だというふうに思います。  先ほどから御答弁でずっとあったわけですけれども、本来、農林漁業金融公庫というのは市中金融機関では難しい農林漁業者に対する低利かつ長期の貸し付けを目的としています。ですから、その目的を果たすためには低利かつ長期の資金が必要になるわけで、それを従来は財投資金で賄ってまいりました。……

第151回国会 農林水産委員会 第6号(2001/03/28、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林でございますが、きょうは民主党案についてはお聞きいたしませんので、もしよろしかったら、一時間でございますので、席を外していただいても結構でございます。  政府案についてお伺いをしたいというふうに思います。  今回の改正に至った理由として、大臣の提案理由説明の中で、「農村における高齢化が著しく進展していることにかんがみ、経営移譲を通じて農業経営の若返りを促進するよりも、中高年齢者を含めた幅広い農業者を確保することが重要となっております。 また、現行制度においては、加入者数に対する受給者数の割合が高まり、今後、受給者を支える加入者の負担が著しく大きくなることが見通されて……

第151回国会 農林水産委員会 第8号(2001/04/04、42期、日本共産党)

○中林委員 これまでの農業者年金法の審議で一番やはり問題だというふうに大きくクローズアップされたのが、財産権である年金受給権の問題だというふうに思います。  そこで、非常に単純な質問なんですけれども、既裁定年金額の引き下げが裁判でこれまで争われたことがありますでしょうか。
【次の発言】 民主党の鉢呂議員の質問主意書に対する政府答弁書は、既裁定年金額の引き下げが財産権の侵害に当たらない理由の一つに、昭和五十三年七月十二日の最高裁判所判例を挙げております。  この判例は、農地法に基づく国有農地の売り払いが旧所有者に対しては時価の七割相当額とした自作農創設特別措置法が違憲には当たらないというもので、……

第151回国会 農林水産委員会 第12号(2001/05/17、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  まず、セーフガード問題についてお伺いしたいというふうに思います。  生シイタケとネギと畳表、三品の暫定セーフガードが発動されてから大臣は就任をなさいました。そこで、この委員会での審議の到達点、それをぜひ確認させていただきたいというふうに思います。  順不同になりますけれども、まず、種子の輸出規制についての問題です。  日本から日本の野菜の種子を持っていって、外国で野菜をつくり日本に輸入するといういわゆる開発輸入、これが大きな問題になっております。この問題について前谷津農水大臣はこのように答弁をされております。「実は、種とかなんかは日本から向こ……

第151回国会 農林水産委員会 第13号(2001/05/23、42期、日本共産党)

○中林委員 それでは、私は、水産基本法案及び関連改正法案に関して質問をさせていただきます。  瀬戸内海の漁業生産上の位置づけと、それから水質確保の問題についてまずお伺いしたいと思います。  世界の閉鎖性水域における単位面積当たりの漁獲量を比較してみますと、一平方キロ当たり、地中海が〇・八トン、バルト海が二・二トン、北海が五・七トンであるのに対して、瀬戸内海は何と二十・六トンと地中海の二十五倍に当たる漁獲量となっており、瀬戸内海は狭い海峡部があって、そこで海水がかきまぜられて栄養分が海面近くに持ち上げられ、また浅瀬が多くて潮流も速いために生物同士が遭遇するチャンスも多くて、食物連鎖がうまくいって……

第151回国会 農林水産委員会 第14号(2001/05/24、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  それでは、まず上田参考人からお伺いしたいと思います。  マグロの資源管理を図るために、もう長い間、便宜置籍船の廃絶を進めていくということが大変望まれているわけですけれども、台湾対策として、二〇〇〇年の三月合意に基づく廃絶に向けた対策、これは実効があったのかどうか、その点が第一点です。  それから、台湾対策が進む中で、台湾から中国へ逃げていった便宜置籍漁船が急増して、勢力を拡大しているんじゃないか、こういう問題があると思うのです。日鰹連は、中国政府に対して、この便宜置籍漁船の受け入れ即時中止を要望して、また水産庁は、中国側とのマグロ協議を継続し……

第151回国会 農林水産委員会 第15号(2001/05/29、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、漁業法等の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行います。  反対理由の第一は、定置網漁業権免許の見直しに関し、法人以外の社団を法人とみなす規定を削除し、いわゆる人格なき社団の優先順位を引き下げ、その一方で、株式会社を上位優先順位に新たに位置づけるという点であります。  関連した社団は全国に百六あり、関係者は相当の人数に上ります。そして、前回の漁業法改正以降四十年近くもその形態を保持し、漁村集落においてそれぞれ相応の役割を果たしてきました。今回、社団に対する十分な現状の把握や分析もなく、ただみなし規定は当分の経過措置であり、近代的経営を優先するという……

第151回国会 農林水産委員会 第17号(2001/06/06、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、林業基本法の一部改正法案について質問をさせていただきます。  これまでも議論されましたけれども、現在の木材自給率は二〇%を切る水準まで落ち込み、林業事業体の六割前後が赤字経営の状況に追い込まれています。国内の木材価格は採算ベースをはるかに下回る水準まで下落し、多くの林業家は、木材を搬出する経費も賄えない、こういう状況のもとでみずからの森林の間伐や保育もできない、こういう状況に追い込まれているのが現状です。そのため、多くの森林が荒廃し、無惨な状況となっています。  大臣、一体だれがこのような状況に日本の森林を追い込んだのでしょうか。そのことを明らかにすること自体が、国土の七割近……

第151回国会 農林水産委員会 第21号(2001/06/20、42期、日本共産党)

○中林委員 私も、今続いて、土地改良区における政党等への党費立てかえ問題について、まず質問をしたいというふうに思います。  最初に確認をさせていただきます。農水省の説明を受けましたけれども、党費はすべて自民党費、政治団体会費はほとんどが土地改良政治連盟の会費、ただし、宮崎、鹿児島の両県については農業農村建設政治連盟の会費であったとお伺いしていますけれども、この事実、間違いありませんか。
【次の発言】 土地改良法の百三十二条に基づいて、先ほどから問題になっております定期検査ですけれども、県は三年に一回、それから国営の大きなものや二県にまたがるものについては農水省が検査をされています。今回発表され……

第151回国会 農林水産委員会 第22号(2001/06/21、42期、日本共産党)

○中林委員 先ほどから、農協栄えて農業滅びるという言葉が幾たびか使われました。そこで私は、農業を滅ぼさせない、農業を発展させる、その観点から、セーフガード問題についてお聞きしたいというふうに思います。  十日前に、私ども日本共産党は韓国を訪れて、セーフガード問題の調査を行いました。大臣は御承知だと思いますけれども、韓国では一九八七年、十四年も前から韓国貿易委員会、KTCを創設して、セーフガードの発動を推進してまいりました。私はそこに行って、直接お話を聞いてまいりました。実に感銘深いものでございました。  まず、体制がとてもしっかりしています。人員は五十人体制で、四課体制となっております。また、……

第151回国会 農林水産委員会 第24号(2001/06/27、42期、日本共産党)

○中林委員 まず最初に、大臣にお伺いしたいと思います。  昨日閣議決定されました、今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針、いわゆる骨太方針と言われているものについてお聞きするわけですが、この中心的な眼目は、不良債権の最終処理、それも二年から三年かけてやるんだということなんです。  そこで、お伺いするわけですけれども、この不良債権の最終処理について、農林中金あるいは信連及び農協、これが持っている不良債権も対象になるのかならないのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 これは大変な問題だというふうに思います。それは、先般、農協二法の法案審議の中で、松本議員……

第151回国会 予算委員会 第11号(2001/02/23、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  私は、セーフガード問題についてお伺いしたいというふうに思います。  そもそも一般セーフガードは、ガット体制以来現在のWTO体制に至るまで、特定の産品の輸入に対する緊急措置として認められているもので、特定の輸入品の急増による国内産業の打撃を回避するための国際貿易ルールとして認められております。WTO協定では、セーフガード協定として協定され、内容面でも、従来のガット十九条に比べ発動がよりしやすくなりまして、整備強化されております。  先進国を含め、各国が輸入品の急増から国内産業を守るためにこのセーフガードを発動してまいっております。五十年間、二〇……


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第152回国会(2001/08/07〜2001/08/10)

第152回国会 農林水産委員会 第2号(2001/09/26、42期、日本共産党)

○中林委員 今回、イギリスの獣医研究所の最終検査の結果、日本で狂牛病が発生したことが確認されました。このことは、日本の畜産、酪農、そして消費者へ与える影響というのは、はかり知れないものがあるというふうに思います。改めて私は、狂牛病の日本への侵入を許した政府の責任、これを指摘したいというふうに思います。この点で大臣がどのように受けとめておられるか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今後の方向性を出す上でも、どういうことに政府は責任を負わなければならなかったのか、この点を明らかにしたいと思います。  今回の狂牛病に感染した乳用牛は五歳牛です。狂牛病というのは幼獣のころ汚染された肉骨粉を摂……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 農林水産委員会 第2号(2001/10/17、42期、日本共産党)

○中林委員 先ほどから、各委員から農水省並びに政府の責任問題が厳しく言われているわけですけれども、前回、私の質問でも、この責任問題をただしてまいりました。国民の信頼を取り戻すためには、この責任問題はあいまいにはできない、そういうことだというふうに思います。  ここに、日経の十月十三日付の社説があります。この社説で、  現在の状況を招いた責任の所在を明確にすることを避けては通れない。原因の究明と責任の追及なくして、この人災を解決する道はない。責任をあいまいにした弥縫策は、問題を複雑にして長引かせるだけである。人心と体制を一新して出直さなければ、国民の信頼は戻ってこない。 中略ですけれども、   ……

第153回国会 農林水産委員会 第6号(2001/12/05、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、先週の週末に、二頭目のBSEの感染牛が発症いたしました北海道の猿払村また近くの豊富町を訪問して、酪農関係者の皆さんそれから農協、村当局などと懇談をしてまいりました。  そこで、本当に深刻な事態になっているということを改めて感じましたし、酪農家の皆さんの気持ちに沿った対応、これが切実に政府に対して求められているということも改めて感じてまいりました。さらに、政府の責任問題、これもやはり改めて強く思った次第でございます。  今回の二頭目は九六年の四月四日生まれ、それから先日発症いたしました三頭目は、一頭目と同じ九六年の三月二十六日生まれ、こういうことを見ると、改めて九六年四月のWH……

第153回国会 農林水産委員会 第8号(2002/01/10、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、十二月十七日の予算委員会の質問に引き続いてお伺いしたいと思います。  予算委員会で、廃用牛の行き場がなくなっている問題を指摘して、農水省の周りで野良牛が出たらどうなりますか、こういう質問もさせていただきました。その後、この私の指摘どおりの事態が、埼玉県でも熊本県でも野良牛が発生して、熊本県ではその牛の胴体に抗議の文字が書かれていたほどで、それほど今、戦後酪農家あるいは畜産業を通じて大変な危機的事態にあるというふうに思います。  農民連という組織がありますが、ここでBSE一一〇番を行っております。そこに寄せられている声も、このままでは秋田から牛が一頭もいなくなるとか、あるいは国……

第153回国会 予算委員会 第8号(2001/12/17、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、牛海綿状脳症、BSE問題について質問をいたします。  きょうは非常に時間が短いので、今すぐ解決が求められている問題、差し迫った問題に絞ってただしたいというふうに思います。  私は、この間、一頭目の千葉県、二頭目の北海道猿払、三頭目の群馬県宮城村というふうにずっと回ってまいりました。千葉県では、三カ月たった今どういう状況になっているかということも伺ってまいりましたが、どこに行っても私は身を切られるような、そういう思いで皆さんの要望を聞いてまいりました。酪農家、肥育農家というのはもう深刻の度を増すばかり、こういう状況になっております。  とりわけ、牛肉の価格の低迷です。ホルスタイ……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 農林水産委員会 第2号(2002/02/28、42期、日本共産党)

○中林委員 まず初めに、BSE問題について質問をいたします。  雪印食品の偽装工作、本当に多くの国民の怒りを買いました。これは氷山の一角だということは、多くの人たちが指摘をしていました。昨日、食肉卸第二位のスターゼン、食肉偽装が明らかになりました。本当に私は、今の農家の人たちの気持ちを思うと怒りでいっぱいです。大臣自身が、残念ながらこういうことがほかにもあり得ることを念頭に置かざるを得ない、このように発言もされております。  二月八日から全頭検査前の買い上げ食肉の検品が行われました。先ほど、今の中間的な報告をしてほしい、このように言ったにもかかわらず、非常に、どのくらいの検品をしているぐらいな……

第154回国会 農林水産委員会 第4号(2002/03/28、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、まず乳価の問題で質問をいたします。  本来、BSEが発生しなかったらば、乳価の価格決定というのは昨年の秋にされる予定でありました。したがって、私は昨年の秋に、日本の加工原料乳の生産を支える北海道十勝地方に行きまして、市場原理の導入によって、価格制度の改悪によって酪農の経営にどんな影響が出ているのか、その実態を調査し、また現場で農家の皆さんの要望を聞いてまいりました。  現地では、雪印食中毒事件だとか口蹄疫の問題だとかに追い打ちをかけるような形で、酪農家の命綱であった不足払い制度、これが廃止されたということで、将来の見通しが本当に立たないんだ、こういう不安が広がっており、私は農……

第154回国会 農林水産委員会 第6号(2002/04/03、42期、日本共産党)

○中林委員 BSE問題に関する調査検討委員会の報告についてただしたいのはやまやまではございますけれども、それは午後の質疑に譲るといたしまして、法案の質疑をさせていただきたいというふうに思います。  法案の中身に入る前に、この法案の前提になる農業構造改革問題について質問をしたいというふうに思います。  昨年二月から八月まで、農業経営政策に関する研究会において、今後の農業経営政策に関する議論がされました。農業構造改革推進のための経営政策が取りまとめられました。また同時に、農水省は、米政策の見直し、これを打ち出しました。この米政策の見直しでは、副業農家を稲経から外すという案に対して、全国の農業者から……

第154回国会 農林水産委員会 第8号(2002/04/24、42期、日本共産党)

○中林委員 時間設定もまずかったのかもわかりませんけれども、国会の運営都合上、この時間に午後の審議を進めなければならないという状況の中で、やはりこの出席というのは非常に不本意だということを前置きして、とはいえ、きょうは参考人の質疑もございますので、質問に入らせていただきます。  きょうずっと問題になっている牛肉在庫緊急保管対策事業、この問題を法案の前に質問したいというふうに思います。  この助成金というのは、凍結保管経費三百二十九円と、それから冷凍格差三百七十八円、これから成っているわけですが、この冷凍格差三百七十八円、その意味合いというのは、低温保管のチルド肉を凍らせた場合、商品価値が落ちる……

第154回国会 農林水産委員会 第9号(2002/04/25、42期、日本共産党)

○中林委員 きょうは、法案に沿って質問をさせていただきます。  指定消費地の条件を取り払ったということは、指定消費地以外に出荷される野菜についても生産者の補給金の対象になるということで、これは望ましいというふうに思っております。それでも、制度のカバー率というのは五四%にしかならないでまだまだ不十分だということが言えると思います。  今、地産地消ということが非常に強く言われており、私どももその方向がいいというふうに考えているわけです。できるだけ地産地消、その生産を進めていくということが大切だというふうに思いますけれども、野菜というのは地産地消の一番できる、そういう作物だというふうに思うんですね。……

第154回国会 農林水産委員会 第10号(2002/05/21、42期、日本共産党)

○中林委員 昨年の九月、BSEの発生以来、私はこの委員会でもあるいは我が党としても、申し入れという形で生産者対策あるいは流通業者、また関連業者対策、そして消費者対策、これを政府に強く求めてまいりました。それに対して、政府の対応というのは、時間がかかり過ぎるとか内容に不十分さがあるとか、そういうことはありましたけれども、曲がりなりにも対策はとってこられた、これは私も承知はしております。  しかし、問題なのは、政府の責任ということが断じられているわけですけれども、政府の責任という以上、BSEの発生によって及んだ被害、これに対する補償の問題、これが当然されなければならないというふうに思うわけですけれ……

第154回国会 農林水産委員会 第11号(2002/05/29、42期、日本共産党)

○中林委員 法案質疑に入る前に、大臣に質問をしたいというふうに思います。  それは、来月、大臣はFAOにおいての食糧サミットに出かける予定だとお伺いをしているわけです。九六年のサミットでローマ宣言が採択をされました。このローマ宣言では、二〇一五年までに栄養不足人口を現在の半分に減らす見通しを持ってというふうに、二〇一五年までの目標が立てられました。二項目めには、世界に八億人以上の栄養失調の人口がいるということはとても容認できないという規定にもなっております。  このとき、当時農林水産大臣は藤本大臣でございました。藤本大臣がこのサミットでこう発言をされております。それは、食料、農業分野を我が国の……

第154回国会 農林水産委員会 第15号(2002/06/06、42期、日本共産党)

○中林委員 漁業再建整備特別措置法等の一部を改正する法律案についてお伺いします。  これまで漁業全国団体が作成してまいりました中小漁業構造改善計画について、この法案では、漁業者及び漁業協同組合等が改善計画を作成することになって、従来の団体が作成する方式を改めました。これに対して、すべての漁業者個人が改善計画を策定できるのか、また、全国団体がどのようになるのか、排除をするということはないのか、こういう懸念が想定されるわけですけれども、農水省はこれにどのように対処されるのか、明らかにしてください。
【次の発言】 確認したいんですけれども、「等」とありますよね。策定する「漁業協同組合等」、この「等」……

第154回国会 農林水産委員会 第16号(2002/06/11、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、水産業協同組合法等の一部を改正する法律案に対して、反対討論を行います。  反対の第一の理由は、農林中金等が定めた自主ルールが本法施行によって法的権限を持ち、信漁連、漁協に大きな負担を押しつけることになるからです。  政府は、一般銀行と基本的に同一の、系統金融機関に対する検査マニュアルの見直しをしようとしていません。その一律的な指導により、今後、一層自己資本比率の引き上げ、リストラや融資の制限、不良債権の処理が徹底されることは必至です。そうした経営改善や合併等組織再編ができないところは、信用事業の廃止さえ要求されています。本法が、地域、海域で多様な条件を持……

第154回国会 法務委員会 第11号(2002/04/19、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、商法等の一部を改正する法律案ほか一案に反対の討論を行います。  今日、我が国の会社法制に求められているのは、取締役による暴走や違法、不当な企業運営に対する監督機能を強化することにあります。  しかし、本改正案は、以下のとおり、株主総会や監査役による取締役監視機能を、国際化、効率化を理由に、ますます形骸化、弱体化させ、社会の要請に逆行するものであって、到底賛成することはできません。  反対の第一の理由は、アメリカ型の委員会等設置会社を選択できるとして、取締役による監査委員会を設置した場合に、監査役をなくすこととしていますが、これは会社執行部に対する監視機能……

第154回国会 法務委員会 第14号(2002/05/17、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  法務委員会では初めての質問に立たせていただきますので、よろしくお願いいたします。  今回の審議に先立ちまして、私は、やはり更生保護施設の視察をしておかなければわからないということで、急遽ではありましたけれども、東京の荒川区にあります静修会、女子のみを収容している施設に行ってまいりました。急な視察ではありましたけれども、大変快く迎えていただきまして、職員の方々の率直な御意見も聞かせていただくことができました。本当に、民間の善意の上に成り立っているものだなということを改めて痛感をいたしました。  先ほどいろいろ数字も明らかになりましたし、資料も見……

第154回国会 法務委員会 第15号(2002/05/31、42期、日本共産党)

○中林委員 まず、法案に沿って二、三問質問をさせていただきたいというふうに思います。  この法案は、欧州評議会の刑を言い渡された者の移送に関する条約をアジアで初めて推進して、受刑者本人の意思に基づいて本国での受刑を可能とすることによって、受けている刑を改善したり、あるいは受刑者の改善更生、社会復帰の関連に寄与するものであるというこの認識、これは、我が国の矯正の基本的理念や今後進むべき方向、それに合致しているというふうに私も思います。  そこで、まず、ちょっと数字的なことをお聞きするわけです。  来日外国人受刑者の人数、この推移はどのようになっているのか、また、本国はどこが多いのか、それについて……

第154回国会 予算委員会 第9号(2002/02/13、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  BSE、いわゆる狂牛病問題での武部農水大臣の責任はもう既に明らかになっております。そこで、きょうは総理にのみ質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  今、畜産農家や肉関連業者に多大な被害を及ぼし、さらには国民に大きな不安を与えた今回のBSE問題、政府の責任はさまざまあるわけですけれども、大きく言って二つの点である、私はこのように思います。  その第一点ですけれども、異常プリオンに汚染された肉骨粉の進入を日本に許して、それが牛に与えられるということを防ぎ得なかった、この点です。  一九九六年四月に世界保健機関、WHOが、牛の肉骨粉を牛……

第154回国会 予算委員会 第17号(2002/02/25、42期、日本共産党)

○中林委員 まず、私は初めに、廃用牛の買い上げ問題で質問をいたします。  政府は、二百億円の規模で、二月一日から廃用牛流通緊急推進事業というものを始めました。私どもは、非常にこれは強く望んでいた事業なんです。農家の方々も大変強く望んでおりました。しかし、この事業が始まってからきょうで二十五日たつわけですけれども、依然として進んではおりません。相変わらず廃用牛は畜産農家や酪農家の牛舎にとどまったままだ、こういう事態になっております。  その原因、私は極めて明確だというふうに思うんですね。この廃用牛の仕組みというものがありますけれども、この実施母体、それが農協だとか家畜商組合、そういう民間団体等に……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第7号(2002/11/15、42期、日本共産党)

○中林委員 まず、法案の質疑に入る前に、緊急な課題でございますので、農水大臣に質問したいと思います。  それは、島根県隠岐諸島西方におけるアメリカ軍の水中爆破訓練、これがきのう、本当に直前の連絡だけで実施をされて、漁民の間から大変な憤りの声が沸き起こっております。  島根県の隠岐島の浦郷漁協の組合長はこう言っているわけですね。十四日朝になって、漁協に出て初めてファクスを見て訓練を知りました。これまでは相当前に連絡が入っていましたが、前日というのはかつてない。慌てて組合員に連絡しました。漁協のカニ漁の船が一隻、訓練海域にいましたが、連絡がつき、海域の外に避難しました。十時過ぎ、漁協では、地震かと……

第155回国会 農林水産委員会 第5号(2002/11/12、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、与党三党提出の有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案に反対し、民主党案に賛成する立場から討論を行います。  与党案に反対する第一の理由は、本法案が有明海及び八代海を再生する目的の法案ならば、まず行わなければならないはずの、有明海、八代海の環境悪化を引き起こした根本原因の究明と対策への方向づけが明確でなく、諫早湾干拓事業を初めとするこれまでの開発行為を反省、改善する方向を何ら示していないことです。  特に、有明海の環境破壊と水産資源減退を引き起こした重要な原因である諫早湾干拓事業の抜本的見直しに背を向けていることは重大です。諫早湾干拓事業が……

第155回国会 農林水産委員会 第7号(2002/11/19、42期、日本共産党)

○中林委員 農薬取締法の一部改正案について、まずお伺いします。  今回の無登録農薬の問題は、日本の農産物生産に対する消費者の信頼を大きく損なったという点で、許しがたい問題だと言えます。その点では、輸入が、農薬登録の有無にかかわらず、規制されていなかった、このことが有害無登録農薬の流通、使用を許した根本にあります。その点では、政府の責任が大きいと私は言わざるを得ないと思うわけです。  本改正案の第二条で、輸入者は、登録を受けなければ輸入してはならないとしており、条文上、輸入そのものの行為の中に無登録農薬の輸入禁止を盛り込んだ、これは遅きに失したとはいえ、当然の措置だというふうに思います。  そこ……

第155回国会 農林水産委員会 第9号(2002/11/21、42期、日本共産党)

○中林委員 まず、法案について質問したいと思いますが、深刻な不況と信用不安のもとで、今、ペイオフ解禁の条件にないということは明らかだというふうに思います。  しかし、今回の延長措置というのは、小泉内閣が進める不良債権の早期最終処理の集中処理期間に対応して二年に限定したものになっているところが大問題だというふうに思います。ペイオフ解禁は、経済の立て直し政策によって景気を回復させることを大前提に行うべきだ、機械的に二年間という期限を切って解禁するやり方は、極めて乱暴で無責任だと言わざるを得ません。それは、不良債権処理の加速による企業つぶし、金融機関の淘汰、再編の方針と結びついているからです。  し……

第155回国会 農林水産委員会 第10号(2002/12/04、42期、日本共産党)

○中林委員 米問題に入る前に、まず、一たん始まるとなかなかとまらないと言われていた大規模な公共事業、国営中海干拓淡水化事業、三十九年の年月を経ました。八百五十一億円という税金の投入です。大変遅過ぎたとはいえ、十二月二日に島根県知事が正式に中止を表明いたしました。私も、当選以来この中止をずっと求めてまいりました。  一九六三年から始まった国営事業でございますけれども、二千五百四十一ヘクタールの農地等、干拓地ですね、これを合計五カ所、同時に、汽水域でありました宍道湖・中海、それを淡水化するという、セットの事業として、昭和の国引きという呼び声の中で始まりました。  しかし、これは減反政策がとられるな……

第155回国会 法務委員会 第7号(2002/11/13、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、裁判官報酬法、検察官俸給法の両法案に対する反対討論を行います。  反対の理由の第一は、両法案は、本年度の人事院勧告に伴い国家公務員給与の引き下げを行うことに準じて、裁判官報酬、検察官俸給を最大二・二%引き下げるものです。これは、国家公務員に犠牲を強いるだけでなく、民間給与の水準引き下げにもつながり、一層の消費悪化を招き、景気に悪影響を与えるものだからです。  第二には、四月にさかのぼって改定差額を給与から減額するものだからです。これは民間では違法として許されない不利益不遡及の原則を侵す脱法行為だからです。  第三は、人事院勧告が憲法の保障する労働基本権剥……

第155回国会 法務委員会 第11号(2002/11/22、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  企業の倒産というのは、本当に大変なことだというふうに思います。倒産した途端に債権者が会社に押しかけてきて金目のものをとっていく、労働者は何の保障もなくほうり出され、まさに無政府状態と言ってもいい状況が起こります。  会社更生法の役割というのは、同じ倒産であっても、裁判所の強い監督下、倒産の混乱をできるだけ防いで会社の再建を図り、その中で労働者の雇用をできるだけ守るという役割を果たしているというふうに思うんですけれども、大臣の御見解をお伺いします。
【次の発言】 今度の改正で導入される手続外の営業譲渡によって、会社の切り売りが行われて、倒産した……

第155回国会 法務委員会 第12号(2002/11/26、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、会社更生法案ほか一案について反対討論を行います。  反対の第一は、本改正が小泉政権の進める不良債権処理促進の環境整備を進めるものだからです。本改正は、更生計画認可前の営業譲渡の導入によって倒産した会社の切り売り等をやりやすくし、大規模株式会社の主要な債権者である大銀行等にとって、会社更生手続、すなわち不良債権処理の迅速化を図るものです。  第二は、会社更生手続の中で経済的に弱い立場に置かれる労働者や中小企業を切り捨てるものだからです。会社更生手続に、更生計画認可前の営業譲渡制度や社内預金保護の縮小等、労働者等の権利保障が弱められています。  営業譲渡は既……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 内閣委員会 第5号(2003/04/09、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。きょうは、参考人の皆様方には、大変貴重な御意見を聞かせていただきましてありがとうございます。  まず、日和佐参考人にお伺いしたいと思うのですけれども、昨年、十月号でしたか、「世界」という雑誌のインタビューにお答えになっているんですけれども、そこで、食品安全委員会の位置づけについて、私たちは、食品安全に関する総合的な政策について議論する場にすべきだ、このように主張したんだけれども、関係閣僚会議の結論では、リスク評価だけすればということになっている。このことに関して、日和佐さん自身が関係閣僚会議に出席してかなり追及をしたんだけれども、これが取り入れら……

第156回国会 農林水産委員会 第3号(2003/03/20、42期、日本共産党)

○中林委員 質問に入ります前に、きのう発表になりましたWTO農業交渉、モダリティーの第一次案の改訂版、これは第一次案を全くほとんど変えないというもので、これでは日本の農業が壊滅的な打撃を受ける、私どもも絶対これは受け入れてはならない、このように思っております。食料の六割を輸入する日本においては、これ以上の市場開放は絶対に許されない、このように思います。  私がお会いした農水省の優等生と言われている百ヘクタールの稲作経営をしている株式会社の社長は、関税引き下げは自分たちのこれまでの努力が水の泡になる、このようにおっしゃっておりました。断固として自給率を高め、日本の食料主権をあくまでも貫き通す、こ……

第156回国会 農林水産委員会 第5号(2003/04/15、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  質問の前に、余りにもこの委員会の出席率が悪い。もちろん、与党だけを責めるわけにはいかないと思います。いろいろな委員会が一斉に開かれているために、重なっているメンバーもいることは承知しておりますけれども、少なくとも、与党側がこれだけがらがらというのは、本来ならば質問できないような状況にあるというふうに思うんですが、そこはあえて言いません、進めさせていただきますけれども、委員長、ぜひ、定足数に達するような、そういう委員会運営をやっていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 WTO農業交渉の問題に限ってですけれども、大臣に質問させていただき……

第156回国会 農林水産委員会 第6号(2003/04/17、42期、日本共産党)

○中林委員 ちょうど二年前の森林・林業基本法、そこでの審議の際、私、今、林業事業所などが赤字経営の中でいかに大変な事態になっているのかということなど、そういう実態を明らかにしてまいりました。  したがって、国による明確な木材自給率、この数値目標、それが必要なんだということも指摘して審議をしたわけですが、いろいろな理由で自給率の数値目標というのは計画の中にも盛り込んでいないわけです。そのときの審議の際の参考人の方々も、口をそろえて数値目標は必要だ、こう言っていたわけです。  政府がこの法律の成立後閣議決定した森林・林業基本計画の中で、国産材利用、これを二〇一〇年までに二五%、当時、一九九九年に二……

第156回国会 農林水産委員会 第7号(2003/05/08、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、トレーサビリティー法案について質問をいたします。  本法案は、牛肉という一つの食品に対して、国が主導して全国的に統一された情報開示システムをつくるものです。言うまでもなく、BSEに感染した牛が発見されて以来、BSEを未然に防げなかった政府の失政やその後の行政対応への不信感から、牛肉の安全性に対する消費者の信頼は大きく揺らぎました。その結果、牛肉消費は激減し、価格は暴落し、そして生産、流通、消費に至る各段階での関係者は大きな打撃を受けました。  現在も消費は、一時期よりも返ったとはいうものの、まだ一〇〇%回復はしておりません。いまだに発生前よりも落ち込んだままで、こういう状況の……

第156回国会 農林水産委員会 第9号(2003/05/15、42期、日本共産党)

○中林委員 まず初めに、実は、トレーサビリティー法案の問題で、これは大臣に質問通告していないんですけれども、きょうの審議の流れの中でずっと、野党四党の共同修正案について政府筋がかなり拒否的な答弁をされております。これにかかわってですけれども、ぜひ御回答いただきたい問題があります。  というのは、輸入牛肉に対して、本当に国民に安心を与えることができるのかということにかかわる重要な問題があるからです。ですから、私は、今回の食品安全基本法に基づくさまざまな法整備の中にあって、そういう六割以上を占める輸入牛肉の安全性をほうっておくわけにはいかないだろうというふうに思うわけですね。  そういう意味では、……

第156回国会 農林水産委員会 第12号(2003/05/22、42期、日本共産党)

○中林委員 私ども日本共産党国会議員団は、WTO協定の問題あり、そして昨年の米政策改革大綱が決定され、それがいよいよ法律案となって具体化して出てくる、その最初の改正案がこの法案だというふうに思うんですけれども、そういうときにあって、主食である米が、米政策が大転換をさせられるというこの時期に、二月、三月に二カ月かけて、北海道から九州まで、現地の調査をしてまいりました。  生産者、消費者団体、自治体などなど関係者の御意見を聞いてきたわけですが、北海道の米の一番生産地であります新十津川町、ここでお話を聞きました。ピンネ農協の幹部の方が、米の価格下落に加え、転作で取り組んだメロン、花、長ネギ、ブドウも……

第156回国会 農林水産委員会 第13号(2003/05/27、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  きょうは、参考人の皆様方には貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。時間の関係で、すべての参考人に質問が行かない場合もありますが、お許しをいただきたいというふうに思います。  まず、生源寺参考人にお伺いするわけですけれども、農家の皆さんの米づくりに対しての一番の不満は、減反しながら輸入している、ここだと思うんですね。そういう意味では、生産調整の研究会の取りまとめというのが一番の関心事であったというふうに思います。  わけても、ミニマムアクセス米についてどのような対応が出てくるのか、ここが非常な関心事であったわけですけ……

第156回国会 農林水産委員会 第15号(2003/06/04、42期、日本共産党)

○中林委員 まず、民主党、社民党提出の案について質問したいというふうに思います。  私も、今度この二党が出された対案というのは、所得補償だとかあるいは備蓄の問題だとか、今まで政府にない、農民が期待するものが入り込んでいるということで、大変前進だというふうに思います。  ただ、今質問したい点は、政府案と同じ態様をとっている米の価格形成センターの問題なんです。  現行の規制を全部取り払って、届け出さえすればだれでも米の集荷、卸、小売ができるようになる。これでは、大スーパーあるいは大商社が資力に物を言わせて米ビジネスに入ってくる、そういう傾向がある。そうすれば、この委員会でも大分問題になっていました……

第156回国会 農林水産委員会 第16号(2003/06/05、42期、日本共産党)

○中林委員 先ほどから随分問題になっているわけですけれども、開発輸入による農産物輸入が急増する中で、日本の新品種の種苗が中国や韓国に無断で持ち出されて、その収穫物が日本に輸入されて販売される事例、これが急増して、日本の農業者に深刻な打撃を与えています。  これまでも例に出されましたけれども、例えばインゲン、北海道が権利者である白インゲンの一種の雪手亡、これは九五年九月に登録されている種苗なんですけれども、中国へ無断で持ち出され、その収穫物が我が国に輸入、販売された。また、イチゴでは、栃木県が権利者であるとちおとめ、これは九六年十一月の登録の種苗なんですが、韓国に無断で持ち出され、その収穫物が我……

第156回国会 農林水産委員会 第17号(2003/06/11、42期、日本共産党)

○中林委員 今、総合規制改革会議で、一般株式会社の農地取得を特区で認めることだとか、それから、特区で認めた貸し付け方式による一般株式会社の農業参入を全国展開することへの強い圧力がかけられているというふうに思います。  それに対する農水省の見解、対応、そしてその見解の理論的立脚点、それは一体どこに置いておられるのか、大臣、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 経営の法人化で拓く構造改革に係る有識者懇談会、ここでもかなり農地の問題が議論になっております。  耕作者主義というのは現行農地法のやはり根幹をなすものだという、大臣の一番最初、農業者が耕作をするということの基本はそれから来てい……

第156回国会 農林水産委員会 第18号(2003/06/12、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、農業経営基盤強化促進法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対理由の第一は、本法案が農業経営改善計画に従って農業生産法人に出資する関連事業者等について、農地法の適用除外とし、出資制限を緩和することです。  農地法は、農業生産法人が農外企業等によって経営の支配権を握られることを防止するため、農業関係者以外の出資に量的制限をかけていますが、本法は、その歯どめ措置である出資制限を骨抜きにし、農外企業による法人経営のコントロールを可能にするものです。  反対理由の第二は、集落営農のうち、農水省が定めた要件を満たす者のみを特定農業団体として位置づける……

第156回国会 農林水産委員会 第19号(2003/07/10、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  きょう、三人の参考人の方々から御意見を聞かせていただいて、WTO交渉というもの、まあWTOそのものが、すべてのものを貿易自由化の対象にするという、これが大枠でございますけれども、農林水産という、その産物がこの自由化の対象にされてなるものかという思いを改めて強くいたしました。  日本共産党は、そういう意味では、WTO協定そのものの改定を求める、そういう大波を起こしていかなければならないんではないかという考えを持っているわけですけれども、それは大変大きな仕事でございますので、具体的に三人の方にお聞きしたいというふうに思います。  まず、宮田参考人……

第156回国会 農林水産委員会 第20号(2003/07/23、42期、日本共産党)

○中林委員 WTO協定問題での質疑なんですけれども、先ほどから山田議員と大臣のやりとりを聞いて、私も、ミニマムアクセスについてのWTO農業協定上の正確な意味、それと、それを受けての我が政府の統一見解、これは全然性質が違う。最低輸入の機会を与えるというのがWTO農業協定上の意味合いなんですよ。日本は国家貿易の方法をとって特例措置をやったので、だから予算委員会での答弁で政府の統一見解として、義務輸入量、こういうふうにいたしましたと、こうなっているわけですよ。  私は、この問題をこれまで再三、予算委員会でも当委員会でも、外務省並びに農水省、すべて確認をとり続けてまいりました。みんな、最低輸入の機会で……

第156回国会 法務委員会 第2号(2003/03/19、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、債権譲渡円滑化法改正案への反対討論を行います。  反対理由の第一は、本改正による債権譲渡円滑化法の延長が、正常な借り手の一方的なRCC送りの促進、円滑化を図り、中小企業の整理、淘汰を推進することになるからです。  特に今回の改正は、RCCによる健全銀行からの買い取り期間の延長に合わせて、債権譲渡円滑化法の期限を延長するものです。既に、東京三菱銀行等で、返済の滞りがないのに、将来の経営が不安定、不確定であるということを理由に、中小業者がRCCに送られるという実例が出始めています。今回の債権譲渡円滑化法の延長は、健全銀行による中小企業の切り捨てを一層促進する……

第156回国会 法務委員会 第11号(2003/05/09、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、裁判迅速化法案及び同修正案、民事訴訟法等改正案に反対、人事訴訟法案に賛成の討論を行います。  まず、裁判迅速化法案についてです。  日本国憲法は、公平かつ公正で迅速な裁判を受ける権利を国民に保障しています。行政事件、労働事件、薬害事件、公害事件、医療過誤事件など証拠の偏在等が問題となっている一部の民事事件や一部の刑事事件の審理長期化が社会的問題とされています。しかし、これらは民事訴訟については挙証責任の転換、証拠収集手続の抜本的改善など、また刑事訴訟については検察官手持ち証拠の全面開示、取り調べ過程の可視化などによって、公平かつ公正で迅速な裁判の実現を図……

第156回国会 法務委員会 第17号(2003/05/23、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、司法制度改革のための裁判所法等改正案に対し、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、弁護士資格特例の緩和が、現行制度の根幹である司法試験合格、司法修習終了という資格条件の例外を拡大するものであり、お手盛りで司法修習の形骸化を進め、さらに、新たな改革である法科大学院構想に基づく法曹養成制度にも矛盾するものであるからです。国会議員等に形だけの研修を課すという与党の修正案も、本質は全く変わるものではなく、反対であります。  とりわけ、特任検事に対し、司法試験、司法修習抜きで弁護士資格を与えることは、合理的理由が全くないだけでなく、民事に関して十分な知識が……

第156回国会 法務委員会 第20号(2003/05/30、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、仲裁法案に対して反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本法案が国内の一般民事紛争すべてを仲裁の対象としており、しかも紛争発生後の事件に限らず、将来において生ずる紛争すべてに仲裁合意を有効としている点であります。  我が国の多くの企業間取引を見ると、下請関係や、卸、小売の関係、金融取引関係など、力関係に大きな差があるのが通常であり、下請企業が取引を成立、維持しようと思えば、将来の紛争を仲裁制度で解決するという契約事項を拒否することは不可能です。大企業や使用者に対して情報量や法的知識、交渉力に劣る労働者、消費者、中小企業などの社会的弱者が大企業の都合……

第156回国会 法務委員会 第28号(2003/07/01、42期、日本共産党)

○中林委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました商法等一部改正案に対する反対討論を行います。  反対理由の第一は、本改正が金庫株取得方法の緩和により、債権者保護のための資本充実・維持の原則を一層形骸化し、株主平等の原則の例外をつくるなど商法の原則を崩し、相場操縦、インサイダー取引のおそれを増大させるものだからです。  株式の公開買い付けや、資本提携、和議開始申し立てに伴って、企業経営者やその家族、提携先などによるインサイダー取引が後を絶ちません。これまで株主総会という比較的開かれた場でしか決定することができなかった金庫株取得の決定を、本改正のように取締役会という密室の決定にゆだ……

第156回国会 予算委員会 第10号(2003/02/13、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  WTO農業交渉は大変緊迫した状況を迎えております。三月末に交渉の枠組みを決めるモダリティー、自由化の基準というものですけれども、その確立がスケジュール的には決まって、それに沿って進められております。いよいよあす十四日から、東京において非公式の閣僚会議が開かれ、その会議の内容いかんでは、日本農業あるいは食料にとって大変大きな意味合いを持ってくるだろうというふうに思います。  これまでのWTO農業交渉、その過程の中で、二つの大きな食い違いが出てきたというふうに思います。一つは、アメリカ、ケアンズ・グループ、これは、工業製品と同じように農産物も一律……


中林佳子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
35期-37期-41期-|42期|

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各種会議発言一覧(衆議院42期)

中林佳子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
35期-37期-41期-|42期|
第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2001/03/01、42期、日本共産党)

○中林分科員 日本共産党の中林よし子でございます。  えひめ丸の事件は、米軍の想像を絶する無法かつ横暴な実態を明らかにしたというふうに思います。米軍は日本国内においても、安保条約と地位協定を盾にして無法な横暴を繰り返し、国民生活の安全と平和を脅かしています。私は、米軍岩国基地を拠点として中国地方に起きている幾つかの問題を取り上げて政府の見解をただしたいというふうに思います。  まず最初に、米軍による危険な低空飛行、戦闘訓練についてでございます。  広島県は昨年の十二月一日に、外務大臣と防衛庁長官にあてて要望書を提出しております。  この要望書、ここにあるんですけれども、そこでは、  本県をはじ……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 厚生労働委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 第1号(2001/11/16、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。  十月十八日に全頭検査が始まったことによって、政府は安全宣言をいたしました。しかし、午前中の審議の中でも明らかなように、まだ牛肉の消費は戻っておりません。それは、消費者が現在の政府の対応に対して不信感を抱き、不安が払拭し切れていない、さらに不安は広がっている、こういう状況があるからだというふうに思います。  そこでお尋ねするわけですけれども、厚生労働大臣並びに農林水産大臣、なぜ十八日以降も消費者の不安が広がっている、このようにお考えになっているのか、認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 やはり私は、農水大臣の認識は極めて甘いというふうに……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第3号(2002/07/22、42期、日本共産党)

○中林分科員 日本共産党の中林よし子でございます。  鉄道事業の廃止が許可制から届け制に変わってから、全国で初めてJR西日本が、先般五月に、可部線の一部、三段峡から可部間の廃止を打ち出しました。  これは、そもそも四年前、一九九八年にJR西日本が廃止の意向を打ち出しましたけれども、地元の住民の皆さん方は足を奪わないでほしいということで、地元を挙げてといいましょうか、沿線住民あるいは自治体など、存続のための利用促進運動を展開してまいりました。ここに、その沿線自治体でつくっている可部線対策協議会の資料がございます。どのような利用促進をしていったかということがここにずうっと書いてあるんですが、大臣も……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第1号(2003/05/19、42期、日本共産党)

○中林分科員 日本共産党の中林よし子でございます。  この分科会は厚生労働省所管ではございますけれども、ちょっと緊急性を要する問題がございまして、冒頭に外務省と防衛施設庁にお伺いしたいというふうに思いますので、大臣にはまことに申しわけございませんけれども、お許し願いたいというふうに思います。  実は、五月十六日付で広島県知事から外務大臣と防衛施設庁長官あてに、「米軍機の低空飛行訓練の実情等について(要請)」というものが提出をされております。  この文書を見ますと、一つは、低空飛行というのが相変わらず広島県の県北を中心とする上空でされていて、平成十四年度の下半期、これは二〇〇二年十月から二〇〇三……

第156回国会 内閣委員会厚生労働委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(2003/04/16、42期、日本共産党)

○中林委員 日本共産党の中林よし子でございます。まず、谷垣大臣にお伺いします。  日本の食料自給率は四〇%、食料の六割を輸入食品に頼らざるを得ない。こういう中で食品の安全性の確保について、輸入食品の安全性の問題、これは極めて重要であると言わなければなりません。この点についてどのような認識をお持ちなのか。また、その輸入食品の安全確保についてどのような措置が必要であるとお考えか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 事業者が第一義的なのか国が第一義的なのかということは、多少異論があるところではありますけれども、しかし、今言われたように、水際、ここの検査が非常に大切だと。そこで歯どめをかけ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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