このページでは仲村正治衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○仲村政務次官 このたび防衛総括政務次官を拝命いたしました仲村正治でございます。総括政務次官として我が国の平和と独立を守るという任務を担う機会をいただいたことを光栄に思うとともに、責任の重大さを痛感しております。 第二次森内閣の一員たる防衛総括政務次官として任命していただいたことを深く認識し、鈴木政務次官とともに虎島長官を補佐し、責務を全うしてまいる所存であります。 岡田委員長を初め皆様の御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○仲村政務次官 去った第二次大戦の是非についてはいろいろ意見の分かれるところもあると私は確かに思いますけれども、しかし、八月十五日が第二次大戦を終結させた日である、まさに平和の出発の日であったということを重く受けとめているところでございまして、我々国民としては、二度と戦争を起こしてはならない、こういう自覚を強く持つべき日である、このように考えております。
【次の発言】 お話しのように、研究成果が発表されてからかなりの時間がたっている状況でございます。自衛隊は我が国に対する武力攻撃から国民の生命財産を守るという任務遂行のために、現在、防衛庁においては、公表された報告で指摘されている問題点に関し、……
○仲村政務次官 お答え申し上げます。 防衛庁が平素から実施する警戒、監視において中国の海洋調査船が広い海域で認められ、その一部ではケーブルを曳航するなどが確認されております。このため、防衛庁としても、御指摘のとおり、ことしの防衛白書において、日本領海を含む日本近海における中国の海洋調査船の活動に言及し、その活動が海洋調査と見られるとの分析を示しているところであります。同時にまた、中国の海洋調査船の個別の活動目的やその相互関係について、視認情報から確たることを申し上げるのは困難であります。 防衛庁としても、中国の海洋調査船の動向に今後とも注目をしてまいりたい、このように考えているところでござ……
○仲村政務次官 先ほどの御質問、緊急事態法というお話でございましたが、いわゆる有事法制を想定する場合の問題であろうかと思っております。 一般論として申し上げれば、我が国が外部から武力攻撃を受けた場合、国家と国民の安全を守ることは公共の福祉を確保することにほかならないことから、そのため、必要があるときは、合理的な範囲内において法律で国民の権利を制限し、もしくは特定の義務を課すことも憲法上許されているものと考えております。もっとも、そのような場合においても、可能な限り国民の権利を尊重すべきことは言うまでもございません。 以上申し述べました点については、御指摘の私有財産にかかわる財産権を制限する……
○仲村政務次官 ただいまのお尋ねの我が国の領海または周辺の公海という点につきましては、我が国領海または我が国周辺の公海において我が国が実施するものをいっております。
【次の発言】 お尋ねの点は、周辺事態安全確保法が国会審議における修正の結果として後方地域支援と後方地域捜索救助活動を中心に定められた法律となっていることに配慮するとともに、今般の与党における合意を重く受けとめて周辺事態安全確保法とは別の立法形式とすることとしたところであります。
なお、政府としても、船舶検査活動の特性、例えば、通常、経済制裁対象国の周辺公海において比較的長期間、常時検査艦が配置されることなどにかんがみまして、周辺……
○仲村政務次官 ただいまの御質問についてお答えを申し上げたいと思います。 まず、船舶検査活動法が成立した場合、自衛隊の部隊等に対して船舶検査活動という新たな任務が付与されるわけであります。したがいまして、自衛隊の部隊等の隊員も船舶検査活動に係る新たな業務に従事することになるわけでございます。 船舶検査活動に際しては、艦船乗組員等が主体的に業務に従事することになりますが、艦船乗組員に対しては、その勤務の特殊性を評価した乗組員手当、航海手当等が支給されるようになります。 他方、船舶検査活動に際して、自衛隊の部隊等の隊員が従事する業務は、船舶検査活動が周辺事態という特異な環境下において行われる……
○仲村政務次官 お答えいたします。
船舶検査活動を実施する自衛隊の部隊等の規模については、対応すべき具体的状況、例えば検査実施期間や検査海域の広さなど、検査海域までの距離及び検査海域における船舶の交通量等によって異なると考えられることから、一概に申し上げることは困難であります。
なお、船舶検査活動は、自衛隊法第三条第一項に規定する任務、いわゆる本来任務の遂行に支障を生じない限度において実施するものでありますから、同活動により我が国の防衛などの本来任務に支障が生ずるということはないものと考えております。
【次の発言】 繰り返すようになりますけれども、船舶検査活動は、自衛隊法第三条第一項に規定……
○仲村政務次官 お答えいたします。 去る九月十一日の愛知県等における集中豪雨災害の発生に伴い、名古屋市に所在する陸上自衛隊第一〇師団は、愛知県庁などに連絡員を派遣し、被害状況の収集及び連絡調整に努めるとともに、愛知県知事からの災害派遣要請受理後においては、ヘリによる状況偵察及び輸送支援、渡河ボート等による住民避難支援、土のう積みなどの水防活動、食料品の輸送支援、住民への給食、給水支援、防疫活動、そしてまた粗大ごみ等のじんあい処理、輸送等を実施したところであります。 また、岐阜県においては、九月十二日、岐阜県知事からの災害派遣要請を受け、陸上自衛隊第一〇師団は、道路啓開及び浄水場の復旧作業に……
○仲村副大臣 このたび沖縄及び北方対策を担当する内閣府の副大臣を拝命いたしました仲村正治でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、平成十三年度内閣府沖縄関係予算及び北方対策本部予算について、その概要を御説明いたします。 初めに、沖縄関係予算について御説明いたします。 内閣府は、平成十三年度において、観光・リゾート関連産業を初めとする沖縄の特性を生かした産業の振興を図るとともに、社会資本の整備について着実な推進を図り、沖縄が特色ある地域として自立的発展が可能となるよう、基礎条件の整備を推進することといたしております。 また、沖縄の米軍施設・区域の整理、統合、縮小に向けて、……
○仲村副大臣 先ほどから、復帰後、公共投資が相当なされたというお話でございますけれども、これは、雇用の拡大、経済振興の面でやはり非常に重要な役割を果たしてきたわけであります。この投資の目指す目標というのは、何と申しましても、一次産業の農業、漁業を振興させる、あるいは二次産業の製造業を発展させる、また三次産業の観光を発展させるといういわゆる社会資本整備を進めてきたわけであります。その中で、今御指摘の、沖縄の産業振興を図る上で農業の果たす役割は極めて重要であります。特に、沖縄県が我が国唯一の亜熱帯気候に位置するという特性を十分に生かした農業の振興、発展が期待されているところでございます。 復帰後……
○仲村副大臣 沖縄への入域観光客は本土復帰以来大きく増加してきておりまして、平成十二年の観光客数は約四百五十二万人で、復帰時の昭和四十七年の四十四万人に比べて十倍以上となっているところでございます。 一方で、観光客一人当たりの観光関連支出は、昭和四十七年の七万三千円から昭和六十一年に十一万二千円台にまで伸びましたが、その後は若干伸び悩んでいる状況にありまして、平成十一年には前年比三・八%減の十万二千六百円となっているところでございます。 また、観光客数の月別変動を平成十一年について見ますと、冬場の一月、二月、十二月や、五月などは三十万人台の前半であるのに対し、最も観光客が集中する八月には五……
○仲村副大臣 引き続き沖縄及び北方対策を担当する内閣府の副大臣を拝命いたしました仲村正治でございます。 大木委員長を初め理事、委員の皆様方には引き続きよろしく御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げます。
○仲村副大臣 私は、小林委員が大変重要な問題をお取り上げいただいたものだと思っております。 昭和四十七年、沖縄が本土に復帰したときに、本土と沖縄の社会の面あるいは社会資本整備の面での格差は、非常に劣悪な状態でございました。 その格差が発生した理由は、何といっても、去る大戦で全国唯一の地上戦が行われて、社会資本のすべてが壊滅状態になったということがまず一点。二点目は、米軍が上陸して二十七年間、米軍の占領統治がしかれたわけでありますが、その間、まさに民生不在、軍事優先の政策が進められてきまして、その中での社会資本整備というのが非常におくれた。したがって、復帰の時点で考えてみますと、あるものは五……
○仲村副大臣 ごあいさつを申し上げます。 引き続き内閣府の副大臣を拝命いたしました仲村正治でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 内閣府本府の事務のうち、総合科学技術政策、沖縄北方対策及び原子力を担当いたしております。 官房長官及び特命担当大臣をお支えし、全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、委員長を初め理事、委員各位の御指導、御協力をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
○仲村副大臣 お答え申し上げます。 政府研究開発投資については、三月三十日に閣議決定された第二期科学技術基本計画において、今後とも欧米諸国の動向を意識し、かつ、第一期基本計画のもとでの科学技術振興努力を継続していくとの観点から、対GDP比率で少なくとも欧米主要国の水準を確保する必要があるため、平成十三年度より十七年度までの総額の規模を約二十四兆円とすることが必要であるとされているところでございます。これは、第二期基本計画中に政府の研究開発投資の対GDP比率が一%、上記期間中のGDPの名目成長率が三・五%を前提としているものでございます。 科学技術基本計画においては、財政の健全化が不可欠の課……
○仲村副大臣 農地や公共工事によって海に赤土が流れて、いろいろ、サンゴの死滅などに非常に悪い影響を出しておりますが、その原因は、公共工事の場合はそれなりの赤土流出防止対策をきちっととっていると思いますが、農地からの流出の原因は、まず畑の区画が非常に大きくなったということ、それで機械を使っての耕作をしている。特に国頭マージの場合は粒子が細かいんです。機械で破砕する、砕土するあれが非常に細かくなるものですから、大雨が降ると全部海に流れてしまうということで、これはやはり土地改良事業のときに一定の間隔で沈砂池をつくっておけば防げたと思うんですが、もう土地改良が済んでいるわけですから、やはりこれから沈砂……
○仲村委員 昨日は、尾身大臣そして川口大臣の、沖縄問題解決のための大変強い御決意、中でもSACOの着実な実施についての御決意を拝聴いたしたところでございます。 私は、昨年一月六日に内閣府副大臣を拝命いたしましたが、小泉内閣発足で五月一日に内閣府副大臣に再任をされまして、ことしの一月八日まで、尾身大臣の格別な御指導のもとで仕事をさせていただきました。その時期はたまたま、第三次振興開発計画の総仕上げの時期でございますし、また、平成十一年十二月二十八日で閣議決定された沖縄振興新法制定に向けての作業をする非常に重要な時期でございましたので、大臣のもとで大変やりがいのある仕事の経験をさせていただきまし……
○仲村委員 私は、自由民主党の仲村正治でございます。 参考人の先生方には、大変御多忙の中、本日は、沖縄及び北方問題に関する特別委員会に御出席をいただき、現在審議中の沖縄振興特別措置法に関する貴重な御意見をお述べいただきまして、私たち議員が今後の審議に当たって大変参考になるところが極めて大でございました。皆様方の御意見に対して心から厚く御礼を申し上げたい、このように思っております。 これから若干の質問をさせていただきますが、私に与えられた時間はわずか十分でございますので、私は眞榮城守定参考人に質問をさせていただきたいと思います。 沖縄県からの要請に基づいて、平成十一年十二月二十八日に、現行……
○仲村委員 私、尾身大臣、ことし復帰三十年を迎えて、本当に感慨深いものを覚えております。私、昭和十九年四月に旧制中学に入学をいたしまして、一学期は勉強いたしました。しかし、二学期からは、飛行場の建設や高射砲陣地の作業、防空ごうを掘ったり、もう月曜日から土曜日まで毎日その作業ばかり。そして、二十年に米軍が上陸して六月の二十三日に沖縄戦が終わったわけです。 そして、私、復帰の昭和四十七年五月十四日、当時、那覇市会議員をしておりましたので、琉球政府、そして各市町村の条例を、昭和四十七年五月十四日の深夜から十五日の零時にかけて、日にちが変わると同時に条例改正をするということで、十四日の晩から十五日の……
○仲村委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して三十年という節目を経過し、この間、各般の施策が推進されてきたところであります。さきの国会では沖縄振興特別措置法案が成立し、新たな沖縄振興計画が策定されましたが、なお解決を要する多くの課題を抱えております。中でも、米軍基地の問題は重要な課題の一つであります。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現という大きな問題があります。その解決のためには、これまで以上に国民世論を広げていくこと……
○仲村委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に谷津義男君を指名いたします。
【次の発言】 この際、細田沖縄及び北方対策担当大臣から発言を求められておりますので、これを許します。細田沖縄及び北方対策担当大臣。
【次の発言】 次に、米田内閣府副大臣、茂木外務副大臣及び矢野外務副大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。米田内閣府副大臣。
○仲村委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官山本信一郎君、内閣府政策統括官安達俊雄君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、内閣府北方対策本部審議官坂巻三郎君、防衛施設庁施設部長大古和雄君、外務省北米局長海老原紳君、外務省欧州局長齋藤泰雄君、農林水産省農村振興局長太田信介君、水産庁資源管理部審議官中前明君、国土交通省大臣官房審議官阿部健君、国土交通省大臣官房技術参事官村田進君、国土交通省北海道局長村岡憲司君、環境省総合環境政策局長炭谷茂君及び環境省自然環境局長岩尾……
○仲村委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、沖縄本島一周鉄道の早期建設等に関する陳情書外一件、北方領土の早期返還に関する意見書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
……
○仲村委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援と御協力を賜りまして、円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの三井辨雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
金田 英行君 西野あきら君
谷津 義男君 吉川 貴盛君
川内 博史君 三井 辨雄君
……
○仲村委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、細田沖縄及び北方対策担当大臣及び川口外務大臣から順次説明を求めます。沖縄及び北方対策担当大臣細田博之君。
【次の発言】 外務大臣川口順子君。
【次の発言】 次に、沖縄及び北方関係予算について説明を求めます。内閣府副大臣米田建三君。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官安達俊雄君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、内閣府北方対策本部審議官坂巻三郎君、防衛……
○仲村委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの松下忠洋君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、衛藤征士郎君が委員長に御当選になりました。
委員長衛藤征士郎君に本席を譲ります。
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