このページでは田中真紀子衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(田中眞紀子君) 鳩山代表にお答え申し上げます。 二島先行返還という提案は、我が国の政府といたしましては、ロシアに対して今まで一度も提示したことはございません。これは森内閣も含めます。 それから、二つ目のお尋ねでございますけれども、これは必ずしも特定の問題を念頭に置いたものではございませんで、むしろこれからが大事なんです、むしろ外務省の体質及び外務省が抱えている問題というものは極めて根深いものがある、このように感じております。 したがって、これを、国民の目線に立ちまして、真の国益ということのために、外務省の組織を抜本的に、しかもわかりやすく改革していきたいという私の考えを示した……
○国務大臣(田中眞紀子君) 中井議員にお答え申し上げます。 先ほどおっしゃいました歴史教科書の問題ですけれども、あれは過去に大変大きな問題になっておりまして、私も小さな心を痛めておりました。そして、私が外務大臣を拝命直後に申し上げました発言ですけれども、これは、これまでの報道を見ていて私としての見解を述べたものでございます。そして、その後、就任後に、検定前及び検定後の主要な記述を自分自身でしっかりと読みました。そのことをお伝え申し上げます。 そして、現在、韓国は再修正の要求をしておりますし、そして中国も強い懸念を表明しております。しかし、現在、中国や韓国、それから近隣諸国と日本との関係をよ……
○国務大臣(田中眞紀子君) 緑と自然は、私たちの心身をいやしてくれる、大変大切なものでございます。後藤茂之議員が先ほどおっしゃいましたように、共生をしていかなければならないということは、全く同感でございます。 環境問題として、森林の違法伐採の問題は、大きな問題の一つでありまして、国際社会としての取り組みが重要と認識いたしております。 我が国としては、関係諸国とも協力しながら、その取り組みを推進していきたいと考えております。特に、我が国は、国際熱帯木材機関を積極的に活用しまして、輸出途上国の体制の改善強化などへの協力を進めてきております。 貿易ルールに関しましては、違法に伐採された木材は使……
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、民主党が主張されております国連における常設テロ監視機構についてのお尋ねがございました。 御主張の詳細については現在よくは承知しておりませんが、しかし、よい意見でありますれば検討をさせていただきたく存じます。 いずれにいたしましても、テロは人類全体に対する極めて卑劣かつ許しがたい挑戦でありまして、我が国としては、テロを根絶するために、世界の国々と一致団結して、テロを許さない国際環境形成のための外交努力及び国際的な法的枠組みの強化、経済システムの安定のための適切な対応など、あらゆる手段を用いて、断固たる決意で立ち向かう覚悟でおります。 次に、大臣の対応及びO……
○国務大臣(田中眞紀子君) まず、北方四島周辺水域におきますサンマ漁問題につきましてお尋ねでございます。 政府といたしましては、本件が我が国の領土主権にかかわる重要な問題であるとの認識のもとで、総理を初め私からも関係国等に抗議を行うとともに、ロシア側に対しまして誠意ある対応を求めてまいりました。 九月十日、十一日の日ロ協議におきまして、双方は、この問題について相互に受け入れ可能な解決策を早急に見出すことで一致しており、十月九日の次官級協議を経て、先般の上海での首脳会談において、双方は、解決策を模索するための話し合いが続けられていることを歓迎いたしました。 また、本件につきましては、今月二……
○国務大臣(田中眞紀子君) お答え申し上げます。 アフガニスタン情勢につきましては、国連PKOが設立されることになるかを含めて、流動的な状態にあります。 我が国といたしましては、国連を中心としたアフガニスタン和平への取り組みを積極的かつ主体的に支援していく考えですが、具体的にいかなる協力を行い得るかについては、現地の情勢等を十分に把握した上で、関係国及び関係国際機関とも協議しつつ、検討していく必要があると考えております。 それから、国際平和の維持、回復のための原点に立った、あるべき国際協力のあり方についてお尋ねがございました。 国連を中心とした国際社会の平和と安全を求める努力に対しまし……
○田中国務大臣 このたび外務大臣に就任いたしました田中眞紀子でございます。川端委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 外交の要諦は、言うまでもなく、国益を守り増進することであります。私は、外務大臣として、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の皆様の生命と財産を守ることを最優先の課題として取り組んでまいります。 我が国の安全と繁栄を確保するため、日本外交の基軸となるのは、日米同盟関係であります。私は、これまで我が国の安全及びアジア太平洋地域の安定と発展のために機能してきた日米安保体制の信頼性の向上に引き続き努め、日米同盟関係の強化を図ってまいります。 さらに、沖縄県民の負担を軽……
○田中国務大臣 日米関係が我が国の外交の基軸であるということは、もう申すまでもございませんし、民主主義であり、そして相互主義であり、そうした中でもって先生のおっしゃった、いわゆる戦略的なパートナーシップという面も成立するというふうに考えております。ただ、それも、今おっしゃったバードンシェアリングからパワーシェアリングになるという言葉がアメリカ側からあったそうですけれども、そういうことに非常に象徴的に、今後、今も含めて、将来の日米関係があらわれていると思います。 要するに、もっとマチュアな関係、日本も、どこの国ともそうだと思いますけれども、一番正しい、楽な、そしてお互いがフリーに物を言えるよう……
○田中国務大臣 おはようございます。
五月三十一日の安保委員会において、今川議員の質疑終了前に、突然予定が入り、総理訪問のために議場を退席せざるを得なかったことにつきまして、おわび申し上げるとともに、事情御賢察の上、御理解賜りますようお願い申し上げます。
以上です。
【次の発言】 お答えいたします。
国際法上にそのような定義がしっかりと法的に確立されているとは思いませんけれども、一般に同盟関係、同盟ということを言います場合は、共通の利益を有する複数の国家間において緊密な協力関係を持つということであるというふうに考えております。
そして、今のお尋ねの日米間の問題ですけれども、これは総合的……
○田中国務大臣 お答えいたします。 十八日のパウエル長官との会談で、受益と負担という言い方をしましたのは、根本には私の政治家としての考えがありまして、それはアメリカと日本の関係だけではありませんで、日本人として、例えば税制の問題、財政再建を目指しておりますけれども、そうした問題。それから社会保障制度もそうですし、それから安全保障、このように私は言っておりまして、安全保障の面におきましても、ちょうど日米安保ができ上がって五十年の折り返し点でもありますので、私たち日本人が、国民が一人一人、自分の国を守るというのはどういうことであるのか、世界に貢献するというのはどういうことであるか、そういうことに……
○田中国務大臣 今般、外務大臣を拝命いたしました田中眞紀子でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、大木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。 まず、沖縄に関する事項について申し述べます。 私は、大臣就任以前からしばしば沖縄を訪問しており、これまでも沖縄の問題には大きな関心を持ってまいりました。大臣就任直後にも、稲嶺沖縄県知事と懇談し、沖縄の抱える諸問題についての御要請を伺いました。 私は、アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性が存在する中、日米安保体制とこれに基づく米軍の存在は今後とも不可欠であると考えますが、他方で、在日米軍施設及び区域が……
○田中国務大臣 お答え申し上げます。 十八日の日米外相会談でございますけれども、これは、同盟関係が今後も非常に重要である、日米の関係というものが基軸であるということについては、私は再確認をし、はっきりと冒頭に申し上げました。引き続きまして私が申し上げましたことは、ミサイル防衛の問題、それから沖縄問題、そしてさらには地球の温暖化対策等の問題につきまして、率直に意見を申し上げました。 それに対しましてアメリカ側は、御案内のとおり、先週ヨーロッパにいらっしゃって、そして土曜日の夜帰ってきたばかりで、そして日曜日を挟んで月曜日の朝に会っていただきましたので、一番ヨーロッパの、欧州の各国のこれらの今……
○田中国務大臣 今般、外務大臣に就任いたしました田中眞紀子でございます。土肥委員長を初め委員の皆様方にごあいさつをさせていただきます。 外交の要諦は、言うまでもなく、国益を守り増進することであります。私は、外務大臣として、我が国の安全と繁栄を確保し、国民の皆様の生命及び財産を守ることを最優先の課題として取り組んでまいります。その上で、我が国にとって重要な世界の安定と繁栄を確保するために、我が国が国際社会で占める地位にふさわしい役割を果たしてまいります。そのためには、できるだけ明確なメッセージを世界に向けて発信し、また確実な実行力を持って発信した内容を実現してまいります。 私は、改革断行内閣……
○田中国務大臣 安住委員にお答え申し上げます。
あしたからASEMに行くわけでございますけれども、基本的なスタンスは日中共同声明にあるとおりでございます。ただし、時間の流れの中で、教科書問題ですとか李登輝さんの問題ですとか、そのほかいろいろな個々の問題が発生してきておりますけれども、基本的には、そういう問題を大所高所から、お互いの国益ですとかお互いの国の発展、世界、ほかの国に対する影響等も勘案しながら、原点を踏まえて、お互いの発展と友好のために、信頼関係構築のために尽くしてまいりたいというふうに考えております。
【次の発言】 どのような御病状かとかにつきましては、一議員としてメディアを通じて……
○田中国務大臣 桑原委員にお答え申し上げます。 まず、なぜECを相手に選んだんだろうかというポイントでございますけれども、欧州共同体は、市場統合の経験を踏まえ、九〇年代初めから他国と相互の承認協定を締結し始め、現在では欧州共同体を中心に相互承認協定のネットワークが国際的に形成されてきております。 我が国は、欧州共同体の経験ですとか我が国との貿易量、そういったものを踏まえまして、また、制度や技術面での同等性が確認されたことなども踏まえて、この協定の締結相手として欧州共同体を選択いたしました。 それから、二つ目のお尋ねでございますけれども、相手国の市場規模、それから産業界の要請状態ですとか、……
○田中国務大臣 これにつきましてはもう一回きちっと整理をしておいた方がよろしいと思うのです。アーミテージさんが来られたのが五月の八日だと思いますけれども、その前に、着任をしてすぐに、外務省が抱えているマター、たくさんいろいろな問題がございますけれども、それについて事務方から簡略な説明は受けております。個別については、それぞれ案件のあるときに説明をするという形でスタートしております。そして、八日にはお目にかかることができなかったのですけれども、その日に、事務方が長時間にわたって、詳しく言いますと、朝とお昼と、大勢でもって会って、具体的な事項について事務的な話し合いをしています。そのことについて私……
○田中国務大臣 木下委員にお答え申し上げます。 もう御存じだと思いますけれども、コーヒーは、日本は世界で第三番目の輸入国でございます。消費が大変拡大しているということです。そして、これは、日本にとりまして極めて効率的な開発途上国を支援するというような意味もあると思います。 私自身、具体的な例ですけれども、ジャマイカに数年前にODAの見直しでもって参りましたときに、ブルーマウンテンコーヒーが大変良質なものとして有名ですが、本当にブルーマウンテン、夕方になると水色の霧がかかってくるような美しいところですが、そこに行ったことがございます。そこは今日本の関西のメーカーがほとんど買い取って支配してい……
○田中国務大臣 沖縄の太陽でいらっしゃるそうですので、謹んでお答え申し上げますけれども、私は、再三再四、着任以来各委員会で申し上げておりますけれども、沖縄の県民の皆様が抱えておられる痛み、苦しみを日本国民みんながみずからの痛みとしてとらえるようでなければいけないというふうに思っていますし、私は、国会議員としても、この職と離れても、日本人が今後、受益と負担ということの意識をしっかり持つべきであるということをずっと感じてきております。 それは、こういう安保の関係、安全保障に関することは言わずもがなですけれども、経済の問題にいたしましても、それから社会保障の問題にいたしましても、日本全体を見ますと……
○田中国務大臣 前回のお尋ねに対する、上納金に関するお答えでございますけれども、これは、関係者によく伺いましたけれども、歴代の総理大臣、外務大臣、そして官房長官、まあ総理大臣全員じゃございませんけれども、からは、上納はなかったというお答えをいただいておりますので、そういうふうに結論づけざるを得ません。
【次の発言】 恐縮ですけれども、先ほどの答えのとおりでございます。
【次の発言】 薬害エイズのときは、厚生大臣におなりになったばかりのときに、確かに私の会館にお出かけくださってお話をした経緯も、多分、菅先生、御記憶力よくていらっしゃるから覚えていらっしゃると思いますけれども、私は、ああいうふうな……
○田中国務大臣 おはようございます。お答え申し上げます。 今回の訪米は、私は、初めから肩の力を抜いて、そして、客観的な事実、こうした委員会で皆様から託されている問題、皆様が国民の皆様から負託をされていて発言をなさっている問題をきちっと整理をして、限られた時間内で、いかに正確に生の声をアメリカ側にお伝えするかということに全力を挙げたつもりでございます。 そして、それに対して、アメリカ側は、どの方も、複数の方にお目にかかりましたけれども、極めて胸襟を開いて、聞く耳を持っておられたというふうに思います。そして、現在のアメリカの状態を極めて平明な言葉で率直に語られ、そして、前向きにできることはでき……
○田中国務大臣 三点全部に共通して一つ一つというような形でないかもしれませんが、私が土肥委員長におかけいたしました趣旨も、それから役所の中で申しましたこと、それを受けて事務次官等が行ってくださったのも、もちろん行政府と立法府やら全部違うことは十二分にわかっておりますけれども、おとといのこの外務委員会で質問が出ましたときに、実際の、個人的な、何といいますか、私は全部わかっておりませんでしたのですけれども、雑誌ですか、メディアか、よくわかりませんが、そういう報道機関で報じられたことに関するような、それに絡めての、それはODAがあるか何があるか存じませんけれども、そういうことに絡めて非常に長時間質問……
○田中国務大臣 おはようございます。 今回の件で、土肥委員長を初めといたしまして委員各位に御迷惑をおかけいたしましたことを改めて心よりおわび申し上げます。御注意に関しましては、これを厳粛に受けとめております。そして、質疑者の意図を十分に踏まえて、今後、より的確な答弁を行うよう努力をいたします。 それから、資料要求の件でございますけれども、外務委員会から提出要求のあった各国との二国間会談の記録を明らかにすることは、相手国、関係国等との信頼関係を損なうおそれがありますし、適切ではないと判断をいたしております。 しかしながら、国政調査権の重要性を十二分に認識もいたしております。したがって、でき……
○田中国務大臣 まず、今回の北谷の事件につきましては、私は、被害者御本人はもちろんですけれども、御家族、それから沖縄県民の皆さん、そして、こうした事件をメディアを通じて知った日本人皆さんが感じている怒りですとか、それから、許しがたいことであって、もちろんあってはならないことでありますし、そして、こういう痛ましい事件に対して、今後絶対起こらないように、とにかくどういうことができるのかという思いを、私も共通する立場にございます。その中で私なりに最善の努力をしてきたつもりでございますけれども、今委員がおっしゃったことの意味は十二分に痛いほどよくわかっております。 この安全保障条約そのものについて、……
○田中(眞)委員 自由民主党の田中眞紀子でございます。 ただいま木村議員が質問なさいました豪雪対策につきましては、野呂田委員長や木村議員だけではなくて、私も名立たる豪雪地帯新潟県の出身でございますので、迅速な対応をしていただきますように私からもお願いを申し上げたいと思います。 さて、当委員会が始まりましてから約一週間ぐらいの日にちがたったかというふうに思いますけれども、日航機のニアミス事件、それからKSD、外務省の機密費の問題ですとか、それからえひめ丸の事件とか、各党から、与党も含めてですけれども、いろいろな質疑応答がございました。 率直に申しまして、私も与党の一員といたしまして、その内……
○田中国務大臣 お答え申し上げます前に、今、日本全国田植えの最中で、新米が突然大臣になって出てきましたので、さぞ皆様戸惑っていらっしゃると思いますけれども、よろしく御指導いただきたいと思います。 私の最初の発言ですけれども、あれは大臣に就任した直後でございまして、メディア等で報じられていることに基づきまして発言をいたしました。ところが、就任後いろいろと勉強をいたしました結果、やはり政府というものの中で、国際法上の問題というのはあると思うんですけれども、検定は、先ほど文部大臣がおっしゃったことに尽きると思います。要するに、近隣諸国条項を含む教科書検定基準に基づいて、そして我が国が厳正に検定をし……
○田中国務大臣 お答えいたします。
私も、日米の関係は大変重要だというふうにずっと考えてきております。
それから、お尋ねとはあれですけれども、どのようなメッセージを持ってアーミテージさんが来られたか、お目にかかっておりませんので、まだ事務方からも、報告を早く上げてくれというふうにお願いをしてありますが、中身を聞いておりません。したがって、もう少し時間をいただいてからでないと、中身を吟味してからでないとお答えいたしかねます。
【次の発言】 岡田委員のおっしゃっている趣旨は十二分によく理解しておりますけれども、まだ詳しく、最終的な決定も何も出ておりませんので、内閣一体となって協議をしてからまた……
○田中国務大臣 おはようございます。 ただいま委員長より提起されました去る十五日の本委員会における私の答弁につき、御説明申し上げます。 日米安保体制、核不拡散、ミサイル防衛問題についての米側の考え方などについては、着任後、事務方から簡略な説明を受けていました。 しかし、八日に行われた外務省幹部とアーミテージ副長官との会談については、たび重なる私からの督促に対して、事務方が十五日の衆議院予算委員会の最中に記録を届けてきました。しかし、余りに大部なものであったため、もっとやりとりのわかりやすい形で整理したペーパーを至急届けるようにと委員会の最中に再三督促しました。その結果、十五日午後四時三十……
○田中国務大臣 米田委員のお尋ねに答弁をさせていただきます前に、まず、今回の同時多発テロの犠牲者となられました方々や被害者の皆様に対しまして、改めて哀悼の意とお見舞いを申し上げたく存じます。 そして、今のお尋ねでございますけれども、総理も再三、るる国会等でもそれから記者会見でも御発言なさっていることでございますけれども、こうした、現在わかっておりますだけでも三十七カ国以上の国の方々が人命を奪われておりまして、これは極めて卑劣で許しがたい暴挙でありまして、私どもが日ごろ信奉しております自由な社会あるいは民主主義の理念に基づく社会というものに対する挑戦でありますから、断固としてこれを許すわけには……
○田中国務大臣 お答え申し上げます。 御指摘の点も、私も気づいている点もございますが、根本的にこの外務省の一連の不祥事というものは、どうやって国民の皆様から外交に対する信頼をかち取るか、もう一回外務省が再生するためにはどのようにすればいいかという、まず基本的なコンセンサスは皆が持たないとならないというふうに思っております。それは、もうキャリアもノンキャリアも関係ありません。 それで、いろいろなアプローチの仕方があると思いますけれども、基本的には、やはり人の面と、それからお金の面とあると思います。それからもう一つは、制度の面と、それから心の問題とあると思いますので、そうした切り口でもってあら……
○田中国務大臣 最初のお尋ねでございますけれども、結論から申しますと、アメリカ側から具体的な要望は出されておりませんでした。
それから、調整委員会のメンバーですけれども、外務省、防衛庁・自衛隊、内閣官房、在京米大使館、在日米軍の局長級の代表者、これらから構成されております。
【次の発言】 この問題は、当然国連でも議論されますでしょうし、私どもが本当に真剣に考えなければいけないと思っております。
そしてまず、難民の方々の帰還でございますとか、定住を初めとしまして、復興のために何ができるかということが非常に大きな着目点になるというふうに思います。
そして、あらゆる意味で幅広い分野から支援をす……
○田中国務大臣 三泊四日でしたけれども、今おっしゃった政府の要人、それから、ムシャラフ大統領だけじゃありませんけれども、外務大臣、大蔵大臣、内務大臣と食事もしながら会談ができましたし、それから、あとは国際機関、UNHCRでありますとかユニセフの方と、非常によくお話を伺えました。それから、NGOの方たちともひざを交えてよく話を聞けましたし、こちらからも申し上げました。そして現場の被災民の方のところへ行くことができまして、その四つのルートといいますか、それによって、今後、和平と復興について、ボンでの会議それから東京での会議もあるわけですし、これからまた頻繁に国際電話や来訪も関係国からもあるわけです……
○田中国務大臣 江崎先生の御紹介もありまして、今月の七日に、岡崎知事さん初め関係者の方が陳情に見えました。 私はほかの公務で時間がかち合いましたものですから、細かいことの陳情につきましては副大臣がお受けくださったのでお答え申し上げますけれども、私も、そうした苦情が多いということを、その関連の記事等も持っておりまして、これも、一カ月で二千四百件ということですか、いずれにしましても静かな方がよろしいわけで、デモフライトも、それからナイト・ランディング・プラクティスもそうですけれども、やはり、結論から言いますと、もうとにかく静かな方がいいわけですから、こちらからアメリカ側に引き続き展示飛行もできる……
○田中国務大臣 今までの議論を伺っていましても、原口先生は本当に沖縄に対する非常に強い思いを持っておられるし、そして同時に、日本がどのようにして自立して社会と、ほかの世界の国々とといいますか、自立的に、協調的に共存していくかというふうな展望を持っていらっしゃるということを大変強く感じました。 そして、バカアのことを今申しませんけれども、地位協定でございますけれども、これはもう全部御存じのとおりですけれども、運用の改善をいかに機敏に合理的にやっていくかということでございます。しかし、それが十分に機能しないということもあるわけでして、そういう場合には改正も視野に入れていくということを今までも申し……
○田中国務大臣 答えはもちろんイエスでございます。
今の国際情勢、特に九月十一日以降の状態を勘案いたしましても、当然これは義務であるというふうに思っております。
【次の発言】 ぜひ、外交の責任者といたしまして、世界の平和と安定に貢献をしなければならない立場であるということは、もう議員の皆様は与野党を問わず御理解なさっていらっしゃると思いますので、どうぞよろしく御理解のほどをお願いいたします。
【次の発言】 最後はODAのことをおっしゃいましたけれども、まずセーフガードの面からですけれども、確かに、二百日間の期間があって、そして明日でもう期限が来るという中でぎりぎりであったということはよく私も……
○田中国務大臣 お答え申し上げます。 パキスタンとの投資の環境整備についてでございますけれども、本協定は、投資環境を整備するとの観点から、昭和六十二年の三月に交渉が開始されております。その後、平成八年に、当時のブット首相が来日されましたときに、橋本総理との間で首脳会談が行われました。そして、平成十年の三月の十日に東京で、当時の小渕外務大臣とアユブ・カーン外務大臣との間で本協定の署名が行われております。 そして、百四十二回の通常国会におきまして、平成十年ですけれども、これに本協定が提出されましたけれども、その直後パキスタンが核実験を行ったために、審議する状況でなくなってしまいました。そして、……
○田中国務大臣 私は、四月二十六日に外務省に着任いたしましたとき、省内でも、それから官邸での外務大臣就任の記者会見でも申したことがございます。それは、外交はまず日本の国益を考えること、国運の進展、そして諸外国との平和的、安定的な発展に資するようにすること、これが外交の要諦であるということを申しました。その気持ちは今も変わっておりません。 その中で、では具体的に物を進めていく中でどういうふうなことがあるかと申しましたら、まず、二国間の問題というのが当然ございます。それから、グローバルに、集団として、固まりとしてという問題があると思います。 二国間につきましては、やはり近隣諸国との関係、中国、……
○田中国務大臣 報償費予算の執行でございますけれども、外務省は、とにかくいろいろと問題がございましたことしの一月から、問題点も随分明らかになってきていると思いますけれども、やはり納税者である国民の皆様から納得していただけるような適正な運用の仕方、そして報償費そのもの自体の持つ性格ということがありまして、全部開示はできません。しかし、今までいろいろな費目でごちゃまぜになっていたようなことがありますので、そうしたもので、例えばレセプション経費でありますとか、そのほか大事な、表に出しておかしくないもの、おかしくないと言いますと言葉は悪いんですが、もう少し区分を明確にした方がよろしいものは、しっかり費……
○田中国務大臣 お答えいたします。
今回の米国及び英国の行動は、国連憲章五十一条に基づく個別的及び集団的自衛権の行使として、安保理に報告が既になされております。
日本といたしましても、今般の英国及び米国による行動は、個別的自衛権の行使であると考えておりますので、国際法の違反とは考えておりません。
自衛権の行使に当たっては、武力の行使を容認する安保理決議は必要とされてはおりません。
【次の発言】 今回のことは、憎むべきテロリズムに対して国際社会が一丸となって対抗をするということでございまして、そして、これはテロリストとイスラム社会というものを完全に分離して、テロを撲滅していきたいというよう……
○田中国務大臣 きのう、杉浦副大臣が今委員がおっしゃったような御報告をしたこともわかっております。
そして、きのうのお昼に、休憩時間でございましたけれども、沼田大使のところに電話をかけました。ただ、そのときは、何が起こるかわからないというような、それは杉浦副大臣があのとき、いらしたときの個人的な印象かと思いますけれども、昨日の一番直近の大使からの報告では、きのうも申し上げましたけれども、今、日本で言っているような平穏とは違いますけれども、しばらく平穏な状態が続いているという報告を受けました。
【次の発言】 もっと正確に申しますと、否定する、しないではなくて、きのうの言葉は副大臣の個人的な印象……
○田中国務大臣 米国で報じられていますさらなるテロ攻撃の可能性でございますけれども、日本時間の十二日の早朝に、FBIが、今後数日のうちに合衆国において及び海外における米国権益を標的としているさらなるテロ攻撃の可能性があるとして警戒を呼びかけました。
これを受けまして、外務省は、関連する情報収集を一層強化いたしておりまして、また、海外の安全相談センター情報を発出して邦人に注意を喚起するということをいたしております。
【次の発言】 パキスタンにつきましては二つ申し上げられると思いますが、私は、昨日までWTOでシンガポールに行っておりまして、そして、パキスタンの大臣が来ていらっしゃったものですから……
○田中国務大臣 先ほど来、中野委員が、防衛庁関連の法案についての御意見も伺いながら、それから今もおっしゃったアドバイスを伺っておりましても、本当に平和のために、いろいろな工夫という言葉を使われましたけれども、確かに知恵を出すことによって大きな役割を果たすことができる、そういうことを日本がもっと積極的に前もってやるべきではないか、外交努力ということを。そういうお気持ちでおっしゃったというふうに理解いたしておりますし、まさしくそういうことが求められているというふうに私も認識をいたしております。 そして、最初のお尋ねでございますけれども、これはもう今までの議論の中で中野委員は全部よくわかっていらっ……
○田中国務大臣 ただいま議題となりましたテロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 この条約は、爆弾を使用したテロ事件が続発する中で、同様のテロ事件の抑止に関する国際協力の必要性が強く認識されるようになったことを背景として、平成九年十二月にニューヨークで開催された国際連合の総会において採択されたものであります。 この条約は、死または身体の重大な傷害等を引き起こす意図を持って爆発物その他の致死装置を公共の用に供される場所等に設置する行為等を犯罪として定め、その犯罪についての国外犯を含む裁判権の設定等につき規定するもの……
○田中国務大臣 お答え申し上げます。 私は、手製の辞令などを発令したことはございませんで、辞令が私の手元には今現在も官房長からは届いておりません。 事のてんまつを正確に申し上げないと、メディア的なものだけが先行するといけませんので簡略に申し上げさせていただきますけれども、要するに、緊急援助隊が参加した日ですから、十月二十九日であったというふうに思いますけれども、その夕刻に、私は、プール金の問題とか外務省の不祥事の問題がいろいろございますし、この内閣が発足いたしましてから、外務省改革をやっていてもまだ完全になかなか終わり切らないということがありまして、そして、前の人事体制のころから、やはり人……
○田中国務大臣 難民支援の関連でもお尋ねがございましたので、現在の状況も含めまして答弁させていただきたいと思いますけれども、アフガニスタン難民等の支援ですけれども、これは、NGOだけではなくて、関係の政府でございますとか国際機関、それらが主体的に連携をとり合いながら支援をする態勢をとっております。 そして、このたびは十七億円パキスタンの難民支援ということでもって決めておりますけれども、これのほかにもまた、いろいろな場面でもって私たちがNGOをバックアップできる態勢をつくっております。 具体的には、私も、十月の一日に、ジャパン・プラットフォームという、もう御存じでいらっしゃると思いますけれど……
○田中国務大臣 御報告いたします。
昨日、四日、日本時間の十八時三十五分、場所はロシアのソチ南西百八十五キロメートルで、シベリア航空でございますが、イスラエルからシベリアに向かいます飛行機が黒海上に墜落をいたしました。
そして、外国の通信社は、これはウクライナ軍が演習中に誤爆したと報道いたしております。ところが、プーチン大統領は、ブレア英国首相との共同会見の場におきまして、ウクライナによる誤爆ではないと考える旨の発言をなさっております。
いずれにいたしましても、現在さまざまなルートで事実関係を調査中でございます。
【次の発言】 自衛権を行使する上で安保理の決議は改めて必要はございません。……
○田中国務大臣 内閣の方針は一つでございまして、午前中総理がおっしゃいましたように、二〇〇二年の発効に向けて産業界も国民も努力をして、省エネの努力もしていくということは基本でございますし、批准に向けて努力をするということを今総理がはっきりおっしゃいましたので、それが基本でございます。過去の会話は、外務省が、あるいは環境庁が、その他がどのような経緯であったかということよりも、今現在総理がおっしゃったことの方の重みが大きいと思います。 ただし、一言だけ申し上げますと、今回、閣僚になる前に、原口先生も入っていらしたかどうかわかりませんが、自民党の有志と民主党の先生方と一緒に、この京都議定書を一日も……
○田中国務大臣 委員のこのたびのお尋ねがありまして、私は存じませんでしたので、役所の方から抜粋を取り寄せてもらいました。
【次の発言】 私は職業外交官ではございませんが、ニコルソンがそういうことを書いておられるということは承知をいたしております。
【次の発言】 すべては、長い時間のタームの中で第三者が評価するものというふうに思っております。
【次の発言】 基本的な政治家としての認識はもちろんいたしております。
それから、先ほどいろいろ、るる週刊誌的といいますかワイドショー的におっしゃったこと、それから今おっしゃったことにつきましても……(上田(清)委員「ちょっと、失礼だよ、それは。何が週刊誌……
○田中国務大臣 お答え申し上げます。 プール金の問題は極めてゆゆしいことでございまして、不適正会計ということは決して許されるものではないと認識はいたしております。ただ、そのプール金につきまして、外務省は、今回の調査の結果で判明した事実関係に関しまして、関係者の意思でありますとかそれから行為が犯罪の構成要件に該当するか否か、要するに証拠ということだというふうに思いますけれども、そういうことにつきましても、捜査当局にも相談をしながら慎重に今検討をする考えでおります。 要するに、告発するとかしないとかいうことではなくて、今現在慎重に検討いたしておりまして、前、最高裁の判事をしていらした園部参与に……
○田中国務大臣 復興支援の過程におきましてNGOが非常に重要な役割を果たしてきているということは、もう世間周知の事実でございまして、私が復興会議でのスピーチの中で、各国政府、国際機関及びNGOが今後有機的に連携をして復興に携わっていくべきであるということを述べましたのも、そうした趣旨でございます。 そして、今のお尋ねでございますけれども、一部のNGOの参加の件についていろいろなことがあったということでございますが、これは私は事務方に聞きました。そういたしましたし、先生からまた二十一日の日に要望書もちょうだいいたしました。 そうしましたら、諸般の事情から出席不許可の通知をしたということを後に……
○田中国務大臣 お答え申し上げます。
私が先日の予算委員会で申し上げていることに、何ら間違いはございません。
【次の発言】 結構でございます。
【次の発言】 全く言語道断だと思っております。
【次の発言】 前回の予算委員会の席でも申し上げたかというふうに思いますし、また二十四日でございましたか、菅直人先生の質問がありまして、それに対する準備の勉強会を政府委員室で早朝からいたしました。そのときの話が言った言わないになっているわけでございますが、そのときにも私は、事務次官、それから重家局長等もおりましたけれども、まあ事務次官は後から入ってこられたわけですけれども、ほかの関係者の前で、とにかく基本……
○田中参考人 高い支持率があるかどうか、私には自覚は余りできておりませんけれども、あえて申し上げるとすれば、私の政治信条は、議員になりましてから約九年になります、その中で、私は、主権在民、私たちは国民の皆様の目線で、どういうニーズが生活者の視点であるのかということを決して忘れてはいけないと思っておりますし、それから、やはり私たち国民、私たちみんなの幸せと、それから邦家の進展、そして世界の平和のためにどのようなことをするべきかという視点でいつも物を考えていることが少しは理解していただいているのかというふうに思います。
【次の発言】 いろいろな見方があるというふうに存じますけれども、私は、決して外……
○田中(眞)委員 渡部先生、自由民主党、田中眞紀子でございます。 初めてお目にかからせていただきましたけれども、本当に温和な御尊顔とは対照的にえらくドラスチックなことをおっしゃるので、大変興味深く、また心楽しく伺わせていただきました。殊に、相続税の廃止、この世で泥棒よりも怖いのは税金だとおっしゃるところは、私どもみんなが思うところでございますし、また、相続税を廃止し、遺留分も廃止し、所得税の上限も一〇%とする、それを明文化した方がいいのではないかというような夢のある、またこれを現実にするかどうかというのは私どもの判断にもかかっておりますけれども、大変明快なお話を伺いまして、ありがとうございま……
○田中(眞)主査代理 これにて中山義活さんの質疑は終了いたしました。
次に、大畠章宏さん。
【次の発言】 これにて大畠章宏さんの質疑は終了いたしました。
次に、田中慶秋さん。
【次の発言】 これにて田中慶秋さんの質疑は終了いたしました。
次に、大谷信盛さん。
【次の発言】 これにて大谷信盛さんの質疑は終了いたしました。
次に、大島敦さん。
【次の発言】 これにて松本剛明さんの質疑は終了いたしました。
次に、吉井英勝さん。
【次の発言】 これにて吉井英勝さんの質疑は終了いたしました。
次に、井上和雄さん。
○田中(眞)主査代理 これにて都築譲さんの質疑は終了いたしました。
次に、中川智子さん。
【次の発言】 町村大臣。(中川(智)分科員「きょうは町村大臣にすべてとお願いしていますからね」と呼ぶ)
質疑者は不規則発言をしないでください。
【次の発言】 これにて中川智子さんの質疑は終了いたしました。
次に、土田龍司さん。
【次の発言】 これにて土田龍司さんの質疑は終了いたしました。
次に、太田昭宏さん。
【次の発言】 これにて上田勇さんの質疑は終了いたしました。
以上をもちまして質疑は終了いたしました。
これにて本分科会の審査はすべて終了いたしました。
この際、一言ごあいさつを申し上げ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。