このページでは渡辺喜美衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○渡辺(喜)委員 日本経済がどれぐらい借金の重圧に苦しんでいるかという数字でございますが、例えば、建設、不動産は一年間の営業利益、本業のもうけですね、これの何年分借金をしているか。どうですか。これはクイズでございますが、質問通告はしておりませんので、私の方から申し上げますけれども、建設、不動産業は、九九年三月期の決算では本業のもうけの六十二・五年分の借金をいたしております。それから、流通、卸、小売でありますが、営業利益の何と八十九年分の借金をいたしております。これは、ちなみに一九八五年、今から十五年前の数字と比べてみますと、建設、不動産においては約二十五年分、流通業界においては約三十二年分、こ……
○渡辺(喜)委員 日本銀行の株主総会に当たり、自民党を代表して質問をさせていただきます。 昨日の金融政策決定会合でございますが、ただいま総裁がお述べになられましたように、結論としてはゼロ金利政策を維持するということであります。しかしながら、その前提は大分変わってきておるのですね。 今も述べられましたように、事実上の景気回復宣言をやっておられるのであります。例えば、需要の弱さに由来する潜在的な物価低下圧力は大きく後退をしていると判断した、こう述べておられます。また、ゼロ金利政策解除の条件としてきたデフレ懸念の払拭が展望できるような情勢に至りつつあるというのが委員会の大勢の判断であった、こう言……
○渡辺(喜)委員長代理 中塚君に申し上げます。質問時間が終了しておりますので、手短に。
【次の発言】 午後三時五十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後二時五十二分休憩
○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美でございます。 新内閣の大臣、副大臣、政務官の皆様方におかれましては、まことに御苦労さまでございます。この内閣は大変人気の高い内閣なものですから、一〇〇マイナス森内閣イコール小泉内閣、こういうことでございますので、大臣、副大臣の皆さんも気が抜けないということだろうと思います。 そこで、当面のいろいろな課題の中でも、資産デフレによってもたらされた過剰債務、不良債権問題というのは、これはもう一種の非常時モードで対応しなければいけないことなのですね。 イメージ的にちょっと整理をしてみますと、非常時モードレベルワンの対応策というのはどういうのがあるかというと、例……
○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美でございます。 今、我が国は、構造改革シナリオに乗れるか、はたまた構造破壊シナリオに行ってしまうかという分かれ道に来ていると思います。 デフレギャップが一割あるとよく言われますね。そうすると、このギャップを構造破壊シナリオでもって暴力的に調整されるとどういうことが起きるか。大体、大企業の一割が倒産をし、中小企業は大企業よりもキャッシュフロー分の借金比率が高いのが一般的でありますから、十年前の倍以上になっているんですね、そうすると中小企業は二割から三割倒産をする。就業者の一割が職を失う。もう既に三百五十万人の失業者がいる。六百五十万人さらにふえてしまうという……
○渡辺(喜)委員 自民党の渡辺喜美でございます。 私は、歴史的大事業として首都機能移転を実現すべきであるという立場から発言をさせていただきたいと思います。 五月の絞り込みを控えて、大変残念ながら、この論議が深まっていないことに懸念を覚えるものでございます。 例えば、この委員会の状況を見ておりましても、これは財務金融委員会あたりだと、野党の皆さんが騒いで、定足数が足りないといってとまっちゃうような状況ですよね。委員長のお人柄でそういうことがないのはこの委員会のよさだと思いますが、それくらいに非常に冷ややかな雰囲気ですよ。これは一体どこに原因があるのか。 私は、この問題は、やはり議論が深ま……
○渡辺(喜)委員 この国会等移転の問題は、数年前から、正確に申し上げますと、九七年のちょうど今ごろから大変不幸な二重構造の中に陥ってしまったと思います。法の建前と政治の現実との間で、大変なギャップが起こってしまったんですね。 橋本内閣の当初のころは、六大構造改革のいわば総仕上げとして国会等移転を実現しようという、大変に強い意欲があったと思います。実際に、当時の与謝野官房副長官から官邸で使っているスケジュール表というものを見せていただいたことがございますが、その六大構造改革の一番枠の外の下側に、国会等移転については二〇〇一年建設着工、二〇一〇年第一回国会とちゃんと書いてあったんですね。それが、……
○渡辺(喜)委員 今の質問と関係があることでございますが、前の国会で、この委員会に諮ることなく各党の国対委員長が談合をしてこの問題を葬り去ろうとした、こういう事実がございました。それに反対の意を表明して、当時の石原委員長が辞任された経緯がございます。どうぞ、中井委員長におかれましては、そのようなことがないように、ぜひ透明な議論をこの委員会で通していただきたいと思います。 その上で、この国会移転の問題は大変不幸な現実と理念の乖離がございます。私は、思い切ってフル規格移転論は凍結をし、そして国会のバックアップ機能の構築に努めるべきだと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 お答えは要り……
○渡辺(喜)委員 渡辺喜美でございます。 先週、あるラジオ番組に出ましたら、電話でアンケート調査をやっておりまして、竹中さんを支持するかどうか、こういうことだったんですね。何と六五%が竹中支持、反対という人たちは二五%でございました。私のように、小泉支援隊でもない、抵抗勢力でもない、第三の道を歩んでいる人間にとっては非常に複雑な数字だったわけでございます。時に、私は、竹中バッシングの側に立つ人間でございますが、個人的な恨みがあってやっているわけではございませんので、御了解をいただきたいと思います。 きょうの新聞を見ますと、いろいろなことが躍っております。例えば産業再生機構とか、あるいは産業……
○渡辺(喜)委員長代理 竹中金融大臣。手短にお願いします。
【次の発言】 次に、江崎洋一郎君。
○渡辺(喜)委員 竹中大臣には、毎日、御苦労さまでございます。最近、政策が急激につくられたりいたしておりますので、頭と体がついていけない方々がたくさん出てきております。けさももう既に産業再生担当大臣という方がお決まりになったそうでございまして、本来であればその谷垣大臣においでをいただくべきところでございますが、間に合いませんでしたので、まことに恐縮でございますが、竹中大臣に御質問をさせていただきます。 お手元に、「金融危機対応のプログラム」と書いた一枚紙があろうかと思います。これは実は、自民党の国家戦略本部でブレーンストーミングのためにつくったペーパーであります。一九三〇年代のアメリカにおけ……
○渡辺(喜)委員長代理 次に、上田清司君。
【次の発言】 理事の皆さん、よろしいですか。
【次の発言】 落ちついて御質問を願います。
平岡君。
○渡辺(喜)委員長代理 次に、吉井英勝君。
○渡辺(喜)委員長代理 次に、達増拓也君。
○渡辺(喜)委員長代理 竹中大臣、時間が来ておりますので、手短にお願いします。
【次の発言】 次に、佐々木憲昭君。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。