保坂展人 衆議院議員
42期国会発言一覧

保坂展人[衆]在籍期 : 41期-|42期|-44期
保坂展人[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは保坂展人衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

保坂展人[衆]本会議発言(全期間)
41期-|42期|-44期
第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 衆議院本会議 第32号(2001/05/25、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂展人君 社会民主党・市民連合を代表して、政府の緊急経済対策と関連法案に対して質問を行います。(拍手)  その前に、緊急にお聞きしたいことがあります。  まず、総理に伺います。  本日、五月二十五日は、二週間前の五月十一日、熊本地方裁判所で下されたハンセン病訴訟で敗訴した国側の控訴期限となっておりました。一昨日、元患者の皆さんの強い訴えを官邸で聞いた直後の小泉総理が控訴断念を決めたことに、私たちはほっと胸をなでおろしました。土井党首は、熊本地裁判決を翌日に控えた代表質問の席で、小泉総理に対して、「人として死にたい、この叫びをしっかり受けとめて、判決が出ましたら潔く全面解決に向けて努力をすべ……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 衆議院本会議 第7号(2001/10/18、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、司法制度改革推進法案に対する質問を行います。(拍手)  主に法務大臣、幾つかの点を総理にかわって官房長官にお尋ねいたしたいと思います。  司法制度改革審議会の意見書には、「半世紀を経て初めて、利用者である国民の視点から抜本的に改革するもの」とあります。  したがって、この司法制度改革推進法案が最大に重視すべきところは、まさに国民の視点、その一点であるということをまず確認させていただきたいと思うのです。大企業や経済効率、また最高裁や法務省など政府の視点ではなく、まずは国民の視点、この点は間違いないですね。  そして、法案の「目的」は、司……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第21号(2003/04/08、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提出の個人情報保護法関連五法案、そして、野党四会派提出の同関連四法案について、小泉総理並びに関係大臣、野党提案者に質問いたします。(拍手)  まず、政府提出の行政機関の個人情報保護法案について、私は、重大な懸念を表明いたします。  国民に十一けたの背番号を割り当て、行政が個人情報を管理する住民基本台帳ネットワークシステムが稼働するに当たって、個人情報保護法制が必要だという議論が繰り返し語られてきました。まず、厳しい基準を持って運営、管理しなければならないのは、国、自治体、特殊法人の扱う個人情報であることは言うまでもありません。  小泉総理……

第156回国会 衆議院本会議 第26号(2003/05/06、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂展人君 社民党・市民連合の保坂展人です。  私は、内閣提出、個人情報保護関連五法案に反対、野党共同提案の四法案に賛成の討論を行います。(拍手)  戦後初めて報道の定義を法律に書き込んだのが、小泉内閣の提出した、民間を対象とした今回の法案です。戦前は、御存じのように、徹底した言論統制が行われ、当時の新聞紙法の定義は、題号をもって定期的に発行するものでありました。ところが、今回の法案の「不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせること」という定義は、著しく不明確で狭い。  政府は、たびたび、最高裁判決に照らして報道を定義したと説明してきましたが、私が特別委員会の審議でいつ何どきの……

保坂展人[衆]本会議発言(全期間)
41期-|42期|-44期

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委員会発言一覧(衆議院42期)

保坂展人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
41期-|42期|-44期
第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 議院運営委員会 第1号(2000/07/28、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党・市民連合の保坂展人です。  過日、百八十九名の野党議員連名で要求した国会がいよいよ始まりますが、その会期がわずかに十三日ということでは、到底うなずけるものではありません。この臨時国会の会期は極めて短い。  第一に、中尾元建設大臣逮捕を契機とする、許永中被告を取り巻く政官財の癒着の全貌を解明する必要があります。刑事司法の捜査は始まっていますが、これはメスが一部に入るだけで、かねてから指摘されてきた政界の腐食の構図を洗い流すことができるのが国会の調査であり、審議であり、国会の自浄作用で、このことをまずやるべきである。  第二に、政治腐敗防止を党是としてきた我が党がかつて自民……

第149回国会 法務委員会 第1号(2000/08/04、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  保岡法務大臣、上田法務政務次官、御就任おめでとうございます。保岡大臣は私の先輩に当たりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思いを込めて、きょうは命の問題に絞って御意見を伺っていきたいと思います。  まず死刑制度の問題、法務委員会でたびたび議論したのですが、きょうは、ちょっと時間を次のテーマに割きたいということもありまして、少し絞った議論だけさせていただきたいと思います。  矯正局長、いらっしゃっていますね。昨年仮出獄をされた無期の受刑者の数及び平均服役期間についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 それでは、法務大臣と政務次官に端的に伺います。  今お……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 議院運営委員会 第8号(2000/10/20、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 私は、社民党を代表して、ただいま提出された動議に反対いたします。  以下、その理由を述べさせていただきます。  第百四十七回通常国会冒頭において、衆議院比例区の定数削減をめぐって与党の数の暴力、これは記憶に新しいところであります。当時の与党は、政治改革を衆議院の比例代表の定数削減問題にすりかえ、政治改革を全くないがしろにしました。定数削減法案は、野党欠席のまま与党が委員会及び本会議で強行採決を行ったのです。このような数を頼んだ強引な議会運営は、新ガイドライン関連法案、盗聴法、住民基本台帳法改正案、国民のプライバシーの侵害や憲法の枠組みに触れる多くの法案に対して行われてきました。  ……

第150回国会 議院運営委員会 第10号(2000/10/25、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党を代表して、保坂展人、私が、ただいま提出された動議に反対意見を述べます。  日本の社会は大変成熟をして、そしてまた勤勉で、かつ教育程度が高くて、世界でまれな経済成長を遂げ、景気が低迷しているとはいえ極めて世界の中で大きな役割を果たしているのは、議員の皆さんも御承知のとおりと思います。  きのうITの問題が本会議で論じられましたけれども、まさにIT社会で、映像で、あるいはさまざまなネットワークできょうの日本の国会における強行採決、しかも我が党の北川れん子議員が質疑をしている中、答弁もなく、そして、いきなり出された動議に野党理事が抗議をするところに、多数の衛視の皆さんが取り囲……

第150回国会 議院運営委員会 第12号(2000/10/31、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党・市民連合を代表して、ただいまの動議に反対、以下、理由を述べます。  実は、法務委員会では、つい先日九人の参考人の貴重な意見を聞き、議論は大変深まっているというさなか、突然の採決、しかもその出口については与野党で十分協議がし得る立場にありながらの緊急上程に、野党四党で反対をしました。  事実、きょう現在でも、議題になっていることは、少年院が再犯の率を年々下げ、統計的に見ても、日本の少年法のもとの少年院というのはきちっとした役割を果たしてきたのではないか。重大な過ちを犯した少年に対して保護、教育、そういう観点でこれに臨むことが甘いという批判がありますが、しかし、そういう罪の……

第150回国会 議院運営委員会 第21号(2000/11/21、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  ただいまの逢沢理事の動議に反対であります。  この原子力をめぐる法案、やはり原発を新しくさらに立地を求めていくということ自体が世界の流れに反していると思います。マンションの管理、これは党内で議論をしています。特殊法人改革、大いにやるべきですが、本格的にやるべきで、会期末のこういう臨時国会のこのタイミングに出してくるのは適当でない、こういうふうに我々立場を表明しましたが、ただいま工藤、児玉両委員からあったように、理事会の場で各党の立場はどうですかと、我々、真摯に、こういう現状でございますと報告をし、そして理事会の場が各党間の合意の場である。少なくともこの国会……

第150回国会 議院運営委員会 第22号(2000/11/28、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党として、本日の原子力発電等立地地域の振興に関する特措法の緊急上程に反対いたします。  ぜひ同僚議員、とりわけ与党の委員にお考えいただきたいのですが、今ただいまこの瞬間、我が党の大島令子委員が質問中です。  本来委員会審議というのは、野党議員の質問の中で、議員立法の中でおかしな点、明らかに矛盾する点等出てくれば、そこの審議を経て、修正をするなり出し直しをするなり、そういう国会審議のイロハ、初歩、これが、委員会の審議が終わっていないのに、もう本会議で緊急上程する。緊急上程する際に全会派一致ということを慣例としてきたのは、やはり国会の審議権、委員会そのものできちっと審議することを保……

第150回国会 法務委員会 第5号(2000/10/24、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  少年法に関して提案者の議員にお聞きする前に、幾つか大臣に本当に基礎的なことについて伺いたいと思います。  最近の少年犯罪が、過去の例に照らして残虐あるいは特異なケースが極めてふえているかどうか、この点について、大臣、いかがでしょうか。残虐で特異なケースがふえているかどうか。
【次の発言】 これはいろいろ調べてみたのですが、いわゆる少年による凶悪事件、確かに現在次々と我々の印象に残る事件が多発しているように思われます。その根拠として、テレビなどのメディアが極めて発達をしているという現状があると思うのですね。  例えば、過去、昭和四十四年、一九六九年ですか……

第150回国会 法務委員会 第7号(2000/10/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。きょうはありがとうございます。  塚本参考人に伺いますけれども、先ほど木島委員からのお話にもあったように、バスの中でやはり傷つけられた方のお話を私も聞きました。お母様がかなり早い段階から、教壇にあられて、またそこを去った後も、少年たち、子供たちが置かれている異常な教育環境、その中で詰め込みをされ、競わされて、このまま行くとどうなっていくだろうかという憂慮の念を持たれて、まさにそういうことと本当に関連があるこういう事件に遭われて犠牲になられたということで、本当に大変なつらい中で来ていただいて感謝するわけなんです。  今回この少年法の議論が、やはり何はともあれ、被……

第150回国会 法務委員会 第8号(2000/10/31、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  保岡法務大臣に、さきに続いて質問をしたいと思います。  さきに、私は、少年犯罪が凶悪化しているかどうか、あるいは低年齢化しているかどうかということについて刑事局から答弁を求め、そして二つのデータ、これは日経新聞の九月七日に報道されたデータでございまして、少年刑法犯検挙人員の比率について九七年から九八年まで漸減をしているというデータ、もう一つは、八三年から九八年までの少年刑法犯の検挙人員の年齢別を見ていくと、年少少年の検挙者が減少傾向を見せている、逆に高校生、大学生の、ハイティーンといいますか、そちらの方がふえている、このデータはもう刑事局長、確認してい……

第150回国会 法務委員会 第10号(2000/11/17、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず、民事再生法の一部改正案についてお聞きをしたいと思いますが、これに先立って法務大臣に、そもそも個人破産、こういう人たちが大変な勢いでふえているわけですね。十二万人台に上った。どうしてここまでひどい、そういう個人個人の破産者がウナギ登りにふえてくるという状況を招いたのでしょうか。
【次の発言】 それをお聞きしたのは、やはり政府としてこれ以上、今ますます経済状況、人によっては非常に厳しいところに置かれている方々も多いので、ぜひ責任を持って行っていただきたい。  細かい点に入りますけれども、住宅資金特別条項、これは二百二条関係なんですけれども、民事再生法……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 外務委員会 第12号(2001/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  田中外務大臣、連日の断続的に出てくる報道に対しては私は疑問を持っています。やはり改革に取り組む、特に機密費の問題であるとかあるいはODAだとか、いわゆる利権の聖域的なところにタッチするということは非常に大変なことだと思いますけれども、まずは負けないで頑張っていただきたいと思います。そういう視点から、私はODAの問題を取り上げたいと思います。  私、公共事業をチェックする議員連盟、この幹事をやっておりまして、全国各地でダムなどの現場、これを視察したり調べに行ったりします。ここの会に、ケニアの水力発電所について、もう参議院でもこの委員会でも議論されているし……

第151回国会 議院運営委員会 第6号(2001/02/20、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  昨日の予算委員長の指揮による公聴会の議決については、与野党の合意を踏みにじるものであり、断じて容認することができません。  まず、解明すべき疑惑について、与党が何ら努力を示していない点を指摘したいと思います。  私たち野党が証人喚問要求をしている、例えば解明したい事柄として、ものつくり大学の文言がなぜ小渕総理の施政方針演説に入ってきたのかというごく初歩的な経過についても、官房長官は、全くわからない、人も違うし制度も違うし、こういう不明の答弁を繰り返すばかりで、KSDという公益法人を標榜する百万人の組織を私物化して、主に自民党を幅広く応援することの対価と……

第151回国会 議院運営委員会 第30号(2001/05/18、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 保坂展人です。  社会民主党・市民連合を代表して、本決議案に賛成の意見表明をしたいと思います。  小泉内閣が、自民党を変える、自民党は変わる、そうしてみせる、こう主張されて発足をしている。政治倫理、政治改革の問題について、改めてどういう態度をとられるのか、私たち野党の立場からも注目をしてきました。しかしながら、本決議案を本会議の議場にも諮らない。この議院運営委員会で、本会議の議場に諮ることについて、先ほど自民党から反対の意見表明がありました。  私は、このゼネコン汚職であっせん収賄罪に問われてきた中村議員、高裁判決を踏まえて直ちにやめるべきだというふうに考えていますが、そのように考……

第151回国会 国土交通委員会 第4号(2001/03/14、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本法律案、特に高齢者居住のための法律案の審議に先立って、どうしても私は、いわゆる借地借家法の定期借家権の問題、このことを検証していきたいと思うのでございます。  といいますのは、この定期借家権、私どもは反対をしましたけれども、長いこと議員間で議論がなされ、また政党間でも相当の議論があった制度でございます。そして、その制度の中で、ファミリー向けの優良賃貸住宅が多数供給されるんだというようないわば目測のもとに、周知期間はかなり短かったとは思います、二カ月半ぐらいの周知期間でこの定期借家制度というのができたわけなんですが。  まず具体的に、定期借家制度ができ……

第151回国会 国土交通委員会 第11号(2001/05/16、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、全般にわたって、特に公共事業の見直しについて用意しましたら二時間分以上になりますが、この与えられた時間の範囲内で行いますので、ぜひ簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  まず、扇大臣、先ほどから話題になっていた長野県の田中康夫知事、私は十年ほど前からよく知っている方でございまして、いろいろな意見交換等もしてきました。  とりわけ、県知事になられて脱ダム宣言を出された。この脱ダム宣言の中には、コンクリートのダムをこのままつくり続けていくことに対してブレーキをかけよう、こういう趣旨の文章が書かれているわけですよね。そして、長野県についてはダムをつ……

第151回国会 国土交通委員会 第15号(2001/05/29、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今月はハンセン病訴訟の判決があって、これを内閣がどういうふうに受けとめるのか、国会としてどういう意思が示せるのか、与野党ともに議論が国会の方ではまだ続いているわけですけれども、いろいろな問題が二十一世紀に、まだまだ前世紀の、しかもひょっとすると十九世紀の遺物というふうに言っていいようなことが放置をされてきた、こういうことを我々思わされるわけです。  そこで、私、本日は、本法案の一番のスタートラインであった国鉄のいわゆる分割・民営化に絡んで、JRに対する不採用問題を中心に政府の見解をただしていきたいというふうに思います。  一九八七年に、七千六百人の当時……

第151回国会 国土交通委員会 第19号(2001/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  ただいまの日森議員のこの法案についての質問に関連をして、私は、一つの交通事故について、生命の尊厳、これをどう考えるかということを質問させていただきたいと思っています。  今、委員席に新聞記事をこれからお配りいただきたいと思いますけれども、実は、二年前の九月二十日に、旧運輸省の航海訓練所の初の女性航海士だった藤原裕喜子さんという三十二歳の女性が、異様な改造をしたRV車に追突をされて、そして痛ましくも亡くなるという事故が起きたのです。  実は、私、昨年八月四日に法務委員会でこの問題を取り上げまして、このRV車が、実は、これは捜査関係者もびっくりしたのですが……

第151回国会 国土交通委員会 第21号(2001/06/12、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  ただいまの扇大臣の答弁が私の質問の内容ぴったりの話題でございますので、早速入らせていただきたいと思います。  今大臣もおっしゃったように、今回の土地収用法の立法動機、一番の引き金になったのが日の出町のごみ処分問題、トラスト地をめぐる収用手続の問題でした。  私自身は、この第一次の処分場にも四年前に行ってまいりました。そして、トラスト地にも入りまして、その二千八百人の幾ばくかの、全員ではもちろんありませんが、恐らく何十人かの人たちと会ってお話もしました。さらに、収用委員会、これは日比谷公会堂であったわけですが、恐らく国会議員としてはただ一人、この収用委員……

第151回国会 内閣委員会 第14号(2001/05/25、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、同僚の北川委員より時間を分けていただきまして、どうしても委員各位に考えていただきたい交通事故の現状について質疑を行いたいと思います。  まず第一に、これは昨年の八月四日の法務委員会でただした件なんですが、藤原裕喜子さんという、運輸省初の船の女性教官として注目されていた三十二歳の女性なんですけれども、タイヤの大きさが直径一メートル、車高が二・六五メートルという巨大なRV改造車、これにいわば後ろから、オートバイ運転中当たられまして、そして亡くなったという事件なんですね。  これについて、当時の運輸省の宮嵜政府参考人に、こんな車は車検が通るのかと。……

第151回国会 文部科学委員会 第17号(2001/06/08、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうの午前中に起きて、八人の児童が亡くなったそうですけれども、大変痛ましい事件が起きたことについて、私も心より哀悼の意を表したいと思いますし、また、これだけの大きな事件、恐らくその背景もまだわかりませんが、しかし、こういうことが繰り返されないように力を合わせて万全を尽くしていきたいということを申し上げて、質問に入りたいと思います。  私は、時間も限られていますので、きょうはワンテーマで簡単にと、質問を絞りました。しかし、事は簡単ではないんです。  ここは、先ほどお間違いになりましたけれども、文部科学委員会ですね。私はこの名前はおかしいなと思っているん……

第151回国会 法務委員会 第6号(2001/03/21、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  大臣、大変お疲れのところ、最後になりますけれども、大変大事な問題ですので。  まず、今回の事態で、法務大臣の御発言の中でも、独善的にしてというような表現。さらに私、この法務委員会で、過去二年間にわたって判検交流の問題を見直すべきという趣旨の指摘をかなりしてまいりました。今回の大臣の発言の中にも、この問題、裁判官に偏っている出向者の現状を改めという部分、一歩踏み込んだ趣旨だなと受けとめます。  ただ、国民全体に広がっているのは、この関係者に対する、検察あるいは裁判所双方に対する大変な不信感であります。そういう意味で、具体的に、なるべく要点を詰めながらお聞……

第151回国会 予算委員会 第4号(2001/02/13、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日は、緊急に、宇和島水産高校の実習船えひめ丸が米原潜グリーンビルに体当たりをされて、行方不明の方がなお見つかっていない、一日も早い救助と、そしてまた真相究明、再発防止を求めて、この点についてまず質問をしたいと思います。  まず、官房長官に伺いたいんですが、午前中の委員会のやりとりで、森総理は、ゴルフ場に連絡があって、ゴルフ場にとどまってほしいと要請したのは秘書官だったと閣議後の閣僚懇でおっしゃっている。これは事実ですか。森総理の判断で残ったのではなくて、秘書官の要請をただ聞いただけ、こういうことなんですか。

第151回国会 予算委員会 第6号(2001/02/15、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  河野外務大臣に伺いますが、本日の夕刊を見ると、先ほども話題になっていましたけれども、アメリカの側が捜索打ち切りを打診してくる。我々は非常に憤りを感じるわけです。  刻々と事態が変化していますよね。私は一昨日質問に立ちましたけれども、その段階ではまだ、民間人が乗っていたことはわかりました、しかし、民間人にサービスなのかという話も指摘する方がいますけれどもということで言いましたが、この方たちが操舵室に入っていた、あるいは音波を聞く非常に大事な、静寂が必要とされる場に入っていた等々、問題がどんどん明らかになってきました。  今の段階で徹底した情報公開、日米共……

第151回国会 予算委員会 第14号(2001/03/01、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今の木島委員のお話の中にも、総理の軽率な発言というのが出ていたのですが、当予算委員会で、月曜日なんですが、民主党の佐藤委員の総理に対する、KSD問題とはすなわち自民党問題ではないかという問いに対して、総理が、御党の方も、御党の幹事長も何らかの形で関係をされたわけでありますし、また社民党の方々も関係しておられたということ、これまた事実でありますからと。これは重大な、公党にとってみれば大変な発言をされたわけで、この点についてはちょっと官房長官にお聞きしたいと思うのですね。  官房長官、これは正式に我が党が厳重に抗議をして、理事会での議論を踏まえて、官房長官……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 議院運営委員会 第1号(2001/09/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党・市民連合の保坂展人です。  今回、藤井孝男君外八名提出の決議案に賛成することはできません。日本国憲法のもとに営々と積み上げられてきた国会における議論を、今回、大変悲惨なテロ事件、これについてアメリカ政府及び国民に心から哀悼の意、お見舞いを申し述べ、そしてテロ根絶を誓うということは当然早く行いたいと考えておりますけれども、国会での議論を吹き飛ばしてしまうような、自衛隊派遣を正当化したり基本的人権を制約する有事法制も視野に入れるという現在の小泉内閣の姿勢を裏打ちするような国会決議に同意することはできません。  まず、アメリカは、新しい戦争と名づけて、報復のための軍隊を現在展……

第153回国会 議院運営委員会 第7号(2001/10/18、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 中村喜四郎議員の永年在職表彰について意見を申し述べたいと思います。  今日、政治倫理、わけても議会の自浄作用とは何かということを考えさせられる、本日、残念な事態となりました。  海外の議会を見ると、議員の不祥事並びに汚職の容疑で捜査あるいは逮捕、公判請求そして判決、こういう期間ずっと議会にあり続けるという例はほとんどございません。これらの議員の扱いは、議会内の調査に基づいて、司法手続をまつまでもなく結論を得ているのが世界の流れです。  中村議員の本日の表彰は、日本の国会に自浄作用が働いていないことを示すことであり、本来はあってはならない極めて残念な事態である、このように意見を申し述……

第153回国会 議院運営委員会 第19号(2001/11/26、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今回の商法改正、コーポレートガバナンスに関する議論は、四年、五年と長期にわたって続いてまいりました。会期末にたびたび議論になりましたけれども、継続になり、あるいは廃案になった経過もございます。  大変唐突に先週末示され、そして、国会の会期末、内容ないまま、議論が尽くされている状態でもないままで趣旨説明をしないというのは、大変おかしいというふうに思っております。  加えて、自衛隊派遣の国会承認事項についても発言を求め続けていきたいと思います。

第153回国会 決算行政監視委員会 第3号(2001/11/07、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  この決算行政監視委員会で久しぶりに質問をさせていただきます。  本来ならば坂口厚生労働大臣にお越しいただきたいところですけれども、本日、厚生労働委員会開催というところで、政府参考人に簡潔に答えていただきたいというふうに思います。  年金は大変に大切な制度ですけれども、この年金制度の広報について、これは国民が納めた保険料から、伺うところによりますと、二十二億円程度使って広報活動が行われている。  こちらが中学生向けのパンフレットですね、中学生向けです。そして、高校生向けにもこういうパンフレットがつくられているというふうに伺いました。  ところで、こちらの「明……

第153回国会 国土交通委員会 第3号(2001/11/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  扇大臣には六月に泡瀬干潟のことをお尋ねいたしました。その際に、私、見てきたということでいろいろ見解を求めましたけれども、実は、そのときの印象が大変強かったものですから、超党派の議員約百名でつくる公共事業をチェックする議員の会というのがございまして、何と十二名で、この九月、衆参両院の国会議員十二名でこの干潟に行ってまいりました。大変天気がよくて、我々、波打ち際に行きますと、何にもなかったんですが、泡がある、その泡をずっと黙って見ていますと、無数の、何千というミナミコメツキガニというカニが顔を出して、大変感動した次第なんです。  このことについてまず伺いた……

第153回国会 予算委員会 第4号(2001/11/12、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  小泉総理に伺います。  去る十月十五日に、総理は韓国ソウルを一日訪問されました。その際、こちらにパンフレットを持ってまいりましたが、西大門刑務所の跡、こちらの方に訪問されたと聞いております。  この刑務所は、金大中大統領もそこに収監をされていた時代もある、つい最近まで刑務所として使われていた場所ですけれども、日本の植民地時代に、独立運動の先頭に立った方々がとらわれ、拷問などを受けて、そして獄死した方も数多い。そこに私も実は昨日行ってまいりました。一角に、これら犠牲になった方々を追悼する碑がございました。小泉総理はここで献花をされたというふうに伺っていますが……

第153回国会 予算委員会 第8号(2001/12/17、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私も、きょうのテーマとしてBSEの問題、武部農水大臣そして政府参考人に具体的な詰めの議論をさせていただきたいと思います。  武部大臣は、この九月以降、衆参両院で、私も議事録に目を通させていただきましたけれども、これは十分だったかどうか、これは国会の作業としてもっともっと本当は議論すべきだと思いますけれども、しかし、多方面で議論が行われたと思います。  そして現在、先ほどの答弁にもありましたように、全頭検査体制、つまり、消費者に汚染された肉が行かない、そこを閉じるということで対応していただいているということは理解をしております。しかし、にもかかわらず、食……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 外務委員会 第4号(2002/03/22、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、ODAをめぐって、特にアフリカ、ケニアのソンドゥ・ミリウダム水力発電所のことについて、引き続きお聞きをしておきたいと思います。  ただいま外務大臣からもお話あったように、それは決算委員会の方で資料については要求をして、前向きに検討をされているというふうに聞いておりますので、なるべくそこはダブらないように、中身について聞いていきたいと思うんです。  まず、外務省の全体の報告書の中で、いわば総括的に「鈴木議員の意向が突出した形で重視され、同議員の意向を推し量り、それを無視し得ないものと受け止め実現する方向に動かざるを得ない雰囲気が省内に存在していた」……

第154回国会 外務委員会 第14号(2002/05/08、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  三月二十二日、当委員会でお話を伺いたいというふうに思っていたのです。きょうになって、先ほど青木大使は、お話を聞いていて、率直な実感が語られたようにお聞きをしました。  アフリカをやってきた外交官として、鈴木議員に対しては足を向けて寝ることができないんですというふうにおっしゃったわけなんですが、ケニアの大使として、鈴木議員にお願いをして、ケニア、あるいはケニアだけではなくてアフリカ全体でもいいのですけれども、何か、事がスムーズに動いたとか、このようにうまく案件が処理されたというような実例はございますか。

第154回国会 外務委員会 第27号(2002/09/20、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  去る九月十七日の小泉総理大臣のピョンヤン訪問で実現した日朝首脳会談で、中断していた国交正常化交渉が再開されることを日朝共同宣言で合意されたことを、大変重いスタートでありますけれども、大きな歴史の一歩ということで評価をしたいと思います。  そして、このスタートの時点で、きょうもずっと議論されました拉致事件被害者の安否情報、これは余りに残酷で信じがたいものでありました。二十代から三十代の若さで八人中六人の方が亡くなっているという情報、その後に追加をされてきました死亡年月日、こういったことを考えますと、被害者家族の方たち、とても納得できる状況ではないというふ……

第154回国会 決算行政監視委員会 第3号(2002/03/13、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  西田経済協力局長はもう来ていますか、お聞きをしたいと思いますけれども、例の外務省の調査報告書、こちらの、ケニアのソンドゥ・ミリウ、これは読んで大変疑問を深くいたしました。  まず伺いますが、一番頭のところに、「鈴木議員の意向が突出した形で重視され、同議員の意向を推し量り、それを無視し得ないものと受け止め実現する方向に動かざるを得ない雰囲気が省内に存在していた」、こういうふうにありますね、全体に。  これは、西田局長の局、つまり経済協力をつかさどる部分において例外だったのですか。きょうはいろいろ暴力事件など言われて、官房長官も認めたようですけれども、全体……

第154回国会 決算行政監視委員会 第10号(2002/06/05、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず、本日は、今回の予備費のテロ特措法に基づく部分について、ちょっと一問、まずお聞きをしていきたいと思います。  この中で、このテロ特措法に基づいての自衛隊の派遣があったわけですけれども、油の購入費というのがございますけれども、自衛隊の活動燃料、それから米軍の、これは米軍等譲与燃料というふうにあります。米軍だけではなくて、米軍などですから、どうもオーストラリアなどからも要請があったというふうに聞いていますけれども、アメリカ、イギリスにも何か供与をされたというふうにも聞いていますが、この自衛隊、米軍等、それぞれの区分はどの金額で使われているのか、これにつ……

第154回国会 決算行政監視委員会 第12号(2002/07/03、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日は、防衛庁のリスト問題について、去る六月五日、当委員会で質疑をさせていただいたことを踏まえてお尋ねをしたいと思います。  防衛庁のリスト問題、かなり深刻な不安を投げかけました。一言で言うと、請求をしたら、逆に調査をされてしまう。そして、要注意人物であるとかかなり請求を頻繁にかけてくる人間だということでリストアップされたり、またそれがコンピューターネットワークに載ってしまったりする。言ってしまえば、これでは怖くて情報公開請求などできないではないかと。防衛庁は、今回の問題で、この国民の不安をまずは解消する責務を負ったんだろうというふうに思います。  本……

第154回国会 国土交通委員会 第4号(2002/03/19、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  都市再生という、法律に都市再生という言葉が出てきているわけですけれども、都市に問題があるというのは論をまたないわけですが、扇大臣、どうでしょう、だれのための都市再生なんでしょうか、端的に。
【次の発言】 日本国民というのは、日本に住んでいる全部の人という意味なんでしょうか。私は、やはり都市に住んでいる住民ということが基本になろうかと思いますけれども。  それでは、国土交通省の方に伺いますが、今回の、例えば都市再生緊急整備地域、どういうイメージになっていくか。ポンチ絵を見ても、例えば高齢者や障害を持つ人や子供、また子連れで子育てをして暮らしているお母さん……

第154回国会 国土交通委員会 第13号(2002/05/08、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私も、タクシーの労働者の問題を取り上げたいと思っております。  一般質疑で、それぞれの立場からこの問題が出ているわけで、やはり国会議員として、いろいろな状況に接するに当たって、この二月一日から行われた規制緩和で、いわゆる市場の競争に需給調整をゆだねるということだけでは、やはり不十分なことが随分目立ってきているんじゃないか。  まず国土交通省に伺いたいんですけれども、先ほど扇大臣からも、新宿、銀座とかそういう繁華街を夜、車で走りますと、客待ちのタクシーが二重とか、時には三重とかいう形でお客さんを待っているんだけれども、なかなかお客さんが来ないそうですね。……

第154回国会 国土交通委員会 第15号(2002/05/22、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは道路運送車両法の改正案の中で、まず私は、不正改造の禁止ということがここにうたわれたことは大変いいことだと。ただ、これが本当に魂がここにこもってくるのかどうかがとても問題だと思います。  国土交通省の方に伺いますが、この不正改造のチェックポイントといいましょうか、どういった点を主にチェックするということで提出されているのか、簡潔にお願いをしたいと思います。
【次の発言】 今の局長の答弁を確認すると、要するに、不正マフラーなどで騒音を大きく出す、あるいは車高を極端に上げたり、それからシャコタンというんでしょうか、うんと下げてしまったり、あるいは車体……

第154回国会 国土交通委員会 第20号(2002/06/12、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私も、離島といえば、沖縄の島を二十代の初めのころ、二カ月ほどかけて島々をめぐっていく旅をいたしました。その豊かさを実感するとともに、離島の生活を都市並みに引き上げるということではなくて、むしろ島々の豊かさを大事にしながら、観光あるいはその自然を破壊しない振興ということを望んでいる者の一人です。  さて、きょうは一般質疑ということでございますので、私の方は、実は前回も議論をさせていただいたんですが、運輸省の航海訓練所の日本初の女性航海士ということで、残念ながら交通事故で亡くなられた藤原裕喜子さんのことを前回議論させていただきました。それで、委員室を出まし……

第154回国会 国土交通委員会 第23号(2002/06/28、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今回の建築基準法の一部改正に当たって、実は、改正される前から規制緩和が着々と進んでいまして、私の活動する世田谷区などではマンション紛争が多発しています。  実は、先週の日曜日、東京都立大学の跡地に行ってまいりました。ここは世田谷区深沢の住宅街、都立駒沢公園、大変緑深い公園の隣でございます。こちらに四万平方メートルの大変広い学びやがあったわけですが、ここを東京都が長谷工コーポレーションなどの企業連合に売却をいたしました。二百六十五億円という値段で売却したんです。  さて、周辺は極めて静かな住宅街でございまして、一種、二種という住居地域が広がっています。そ……

第154回国会 国土交通委員会 第25号(2002/07/24、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  当委員会で交通事故の問題を大分やらせていただきました。きょうは、この問題と公団住宅の問題、二つやらせていただきたいと思います。  まず最初に、新聞を見ておりましたら、国土交通省は車の保安基準を、これは継ぎはぎだらけでなかなか現実と整合しなくなっているので見直していく、こういう記事がございました。前照灯、後退灯など、さまざまな見直し、省令改正、告示などを行って九月一日から施行していく予定、こうありますけれども、私、この委員会で、高速道路の中央で車が立ち往生してしまって、三角停止板を立てられなかったということをもって、亡くなってなお過失を問われている三苫さ……

第154回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(2002/05/29、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂議員 親族を加えるに当たりまして、私たちの願いは、口きき政治やあっせん利得政治の一掃であります。公共事業等をめぐって大変な不祥事が続出している、こういう事態を踏まえて、今御指摘のように、例えば親族で、経済活動、さまざまな社会活動、これがいたずらに侵害されるのじゃないかという御心配のようですけれども、犯罪と無関係な親族の経済活動あるいは人権等を妨げるという心配はないと思います。  本法案の保護法益は、公職にある者の廉潔性及びこれに対する国民の信頼、被あっせん公務員が行う公務の公正さに対する国民の信頼であります。よって、これを害するおそれがあるものに対してはきっちり線を引いていこう、厳しく対……

第154回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(2002/05/31、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂議員 お答えいたします。  親族をどの範囲で含めるかどうかについては、野党の間でも大変議論がございました。ばっと投網をかけるようにということでいいのかどうかということで、極めて限定的に、配偶者、親子とか兄弟姉妹というところに限定したわけでございます。  そして、親族が親族であることによって何か不利益をこうむるというわけではありません。あくまでも、親族であるという立場を用いてあっせん利得行為、政治の廉潔性を低めるような犯罪行為に加担をした場合に、やはりそこはきっちり網をかけておくべきではないかという議論から、この規定を入れました。  同時に、先ほど議論になっていますけれども、地方議員の現場……

第154回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(2002/06/05、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂議員 お答えいたします。  今回、犯罪主体の範囲を、与党が国会議員の公設秘書に加えて私設秘書ということに限定しているのに対して、そもそも我々野党案どおりに、公職にある者のいわゆる政治活動を補佐するものというふうに、そこはしっかり地方議員や自治体の首長も含めようと。  実は、前百五十国会の与野党の議論は、私設秘書をいかに加えることができないのかという与党の主張と、それではざる法になるという我々野党の主張が、繰り返し平行線で闘わされたと思います。結果どうだったのかというと、やはり我々が懸念したとおりの事態が生起してきて、与党からも、国会議員の私設秘書についてはさんざんその論拠も示されましたが……

第154回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号(2002/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂議員 お答えします。  与党の側の我々野党案に対する反論としていろいろなされておりますけれども、公職にある者、つまり、政治家そのものがあっせん利得行為の犯罪主体の中心の核でありまして、公設秘書が核にはなりません。公設秘書が核であってこの法律があるのではなくて、公職にある者、国会議員の場合は、政治家と不可分一体で動いている公設秘書、公設秘書と今区分がつかない私設秘書ということが、すべてこれを包括してやっていこうというのが、ようやく今たどり着いた思いをそこに、与党の案がそこに気がついていただいたということですけれども、そこを地方にきちっとスライドさせれば、当然、公職にある者、政治家を不可分一……

第154回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号(2002/07/05、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず一点だけ、今回の制度変更に絡んで、これは非常に目立つ例ということで自民党の方からも挙げられましたけれども、東京十八区と二十二区の府中市と三鷹市を入れかえる、こういう変更があったわけで、これは、私、ちょうど隣の選挙区でございますから、なかなか大変な変更だなと。この区割り審ではどんな議論があったんでしょうか。かいつまんでお願いをします。
【次の発言】 実は、私は、東京六区、世田谷区のちょうど三分の二、区議会議員選挙あるいは都議会議員選挙よりも行動範囲が狭いという選挙区で、先ほど金田議員が六百キロの選挙区を紹介されましたけれども、しかし、それでも人口にお……

第154回国会 予算委員会 第11号(2002/02/15、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず冒頭、お二人の大臣に伺いたい。  まず、竹中大臣に伺いたいと思うんですが、一月一日に日本にいないと、住民税が請求されずに、払わなくてもいい、毎年暮れに住民票を海外に移して、つまり一月一日海外にいれば、合法的に節税になるという御意見があるようですが、どういう見解でしょうか。
【次の発言】 きょうこれから経済財政諮問会議に出席されるということで冒頭ということでしたけれども、九二年にアメリカに住民票を移されて、そして九四年六月にはまた藤沢に戻されて、同じ年にまた十月にアメリカに戻されて、そして九五年五月にはまた藤沢、そして九五年の十一月にアメリカ。一月一……

第154回国会 予算委員会 第14号(2002/02/20、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  一番手の自民党の浅野議員からの質問にもあった、これはNGOが問題提起をしたケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電所事業について伺います。  調査段階も含めると、これは巨額なプロジェクトですね、百八十億円を超えています。そして、有償ですから、これは利子をつけて返していただかなければいけないという、そういう案件です。そしてしかも、第二期の工事が今ずっととまっているという大変問題の多い案件なんですが、先ほど鈴木議員は、九九年八月、ここで初めてケニアに行って、モイ大統領などと会談した際に、このことを外務省側から、ケニアの方が債務削減を求めないのであれば積極的に検討する、……

第154回国会 予算委員会 第15号(2002/02/21、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きのうの参考人質疑におきまして、これは外務省の佐藤主任分析官について、田中眞紀子元外務大臣からお話がございました。ロシアの、国際情報局にいる方、何とその方に、一月二十九日、更迭された日に、その期に及んで、鈴木先生の許可がないとさわれないんですよという、これは小町官房長の発言があった。その点について、昨日、辻元議員が質問を繰り返しました。  その際、何回目かの後に、小町官房長から、継続性の観点から重要な点がございますので、鈴木議員との関係、これを申し上げました、こういうふうに答弁されていますね。そして、鈴木議員との関係について説明しなければいけない、そういう……

第154回国会 予算委員会 第20号(2002/03/05、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きのうの外務省の報告、大変厚いんですが、主に三種類ございました。コンゴの問題、北方四島の問題、そして最後にケニアの問題と。私は、ケニアのODAについて質問してまいりましたので、このケニアのODAについては随分、これは真っ白である、他の二つについては相当灰色あるいは黒いところもあるとお認めになっているんですが、調査の仕方自体が、これは経済協力局、担当部局みずからが調べて園部参与に見てもらう、こういう形のようですから、やはり調査として大変不十分じゃないかというふうに思います。  具体的に伺ってまいりますが、資料の方、配付されていると思いますけれども、経済協……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 外務委員会 第4号(2002/11/13、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  本日は、先日、党首討論の席で土井党首と小泉総理大臣との間で、わずかながらの時間ですが、議論されたことを一つ一つ確かめていきたいと思います。  先日、党首討論の席で、土井党首は国連憲章の五十一条を引きまして、国連憲章の五十一条ができていく前史として、大変な限りない戦争と殺りくの歴史の中で三百五十四年前ウェストファリア条約というのができて、この中では、国家主権の相互尊重と自衛権は認めるけれども、これは顕在化している脅威についてのみ自衛権の発動はなされるんだ、したがって先制攻撃ということを国連憲章の五十一条は認めていなくて、これをもしするとすれば国連に対する否定……

第155回国会 外務委員会 第5号(2002/11/15、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  三人の参考人の皆さん、きょうはありがとうございます。長時間ですが、最後になりますので、よろしくお願いします。  私は、この間、きょうの議論もそうですけれども、大変今深刻なところに来ていると考えておりまして、これはイラク問題であると同時にアメリカ問題でもある、また日本問題でもあるという視点から、いろいろ議論をさせていただきたいと思います。  大野参考人にまず端的に伺いたいと思うんですが、例えば十一月十一日にブッシュ大統領は、イラク国民は長年自国の指導者からの抑圧と恐怖に苦しんできた、新たな政権は彼らを解放することになるだろう、フセイン政権を打倒して新たな……

第155回国会 決算行政監視委員会 第3号(2002/11/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日は、公益法人のあり方、とりわけ、昨年六月に、社民党、我が党の福島瑞穂参議院議員が、清水達雄参議院議員の支援団体である全宅連、全宅保証、全政連、この関係について質問をしております、三位一体ではないかと。ここにきちっと、それらの実態の調査を国土交通省に求めております。  早速なんですが、昨日、野党四党のプロジェクトで、こちらの全宅保証そして全宅連、そして全政連というこの三つの代表を務められているのが藤田和夫さんという同じ方でございまして、ぜひ御質問の件については直接説明をしたいということで我々出向いたわけですが、突然都合がつかない、体調のぐあいが悪いと……

第155回国会 国土交通委員会 第3号(2002/11/12、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私の方からも、この法案について、ここは見逃せないなという部分について質問をしていきたいと思います。  まず、管理組合の位置づけなんですが、先ほどからの議論にもありましたとおり、区分所有法で管理組合という明確な定義がないという中で、実際上管理組合がないマンションが存在をしているということなんですけれども、管理組合がないマンションについて、この法案成立後にどのようないわば手当てをしようとされているのか、これは国土交通省に伺います。
【次の発言】 今の質問を法務省の方にも繰り返し聞きたいんですが、ちょっと加えさせていただきます。  管理組合がないマンションに……

第155回国会 国土交通委員会 第6号(2002/12/04、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  本日は、去る十一月十二日、当委員会において、都市公団のマンションの大規模建てかえの問題について幾つか質問をさせていただきました。扇大臣からは、公団にとっては初めての事件、大過失であると、いろいろ答弁を聞いていても、まだまだこれは厳しく調べなければいけない、そしてやはりこれは明快に責任を追及される、こういう御答弁をいただきました。  そこで、きょうは公団の方にも来ていただいているんですけれども、簡単に聞いていきたいと思います。  現在、この問題で、工事中であるところが十棟というふうに聞いております。そして、さらに話し合い中であるところが二十九棟、公団の方が調……

第155回国会 国土交通委員会 第7号(2002/12/12、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、冒頭、本日は扇大臣や石原行革担当大臣に来ていただいていますけれども、本来は推進委員会の委員の皆さんに来ていただいて、ちょうちょうはっし、どこがずれていたのか、どこが対立だったのか、あるいはどこが共有だったのかという話をぜひ聞かせていただいて、そしてまた与党の、野党もそうですけれども、いろいろ意見がありますから、それはやはり、開かれた国会の場でぜひやるようにしたいと求め続けております。まだあきらめていませんけれども、なかなか、きょうは難しいということで大変残念です。  したがって、きょうは、まず石原担当大臣に端的に伺いたいと思いますけれども、最終場……

第155回国会 法務委員会 第13号(2002/11/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私も、今の木島委員のことを質問しようと思っていました。しかし、中身についてやられたので、法務大臣に、まず大もとの見解を伺いたいと思うんです。  人権救済の申し立てをするというのは、刑務所内というなかなか外部と交信することが不可能な世界で、名古屋弁護士会に人権救済の申し立てをしようとしていること自体がこうした暴行の引き金を引いていく。また、十一月二十日の新聞には、ノートにこういった経緯を書いているのを発見して、大変刑務官は怒って、懲罰ということになる。  こうした事態というのは、一つの特異なケースではなくて、やはり日本の矯正施設自体の体質に起因するんじゃ……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号(2003/04/15、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 ちょっと委員長に伺いますけれども、私も当然ながら内閣官房長官答弁を要求していますけれども、どうも昨今の風潮の中で、委員会において、とりわけ当委員会において、大変重大な法案だということで、内閣委員会から特別委員会設置に我々反対しましたけれども、内閣官房長官に当然昨年来の経過を踏まえて答弁いただきたいというときに、質問が官房長官が答えるにふさわしいかどうかというような不届きな問いを実は事務方からいただきまして、大変立腹しているわけですが、しかしその方も、本人の思いつきで言っているんじゃないということもわかりますので、組織としてそういうふうに言っている。  ですから、これは、やはり委員長……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号(2003/04/17、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 前回に引き続いて、携帯電話の通信履歴や位置情報について、捜査の場合の扱いと、本人開示がどれだけされるのかという論点で聞いていきますが、まず法務省刑事局長に、捜索・差し押さえ令状と検証令状の違いを簡単に述べてください。
【次の発言】 そうすると、前回、警察庁の刑事局長に、携帯電話の通信履歴、位置情報などを必要に応じて捜査照会で、今話題に出た捜索・差し押さえ令状や検証令状による取得を行っているかどうか。また、位置情報についても、検証令状で必要な情報があればこれを取得することがある、こういう答弁を得ているんです。  ここでちょっと伺いたいのは、個々具体的な事件についてはいいです、一般論で……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号(2003/04/22、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  防衛庁の官房長に来ていただいていますか。もう入っていますか。  官房長、もう答弁書を見ないで端的に答えてください。去年、防衛庁リスト事件がありましたよね。何を反省したんですか。簡潔に言ってください。
【次の発言】 その認識の甘さそのものがまた問われたわけで、これは重大だと思います。  これは防衛庁の宇田川局長に伺いますが、ちょうど去年、実は防衛庁の扱いの中に応接記録というのがあったということを問題にしましたよね、一年前ですが。その中に、郵便局を退職した後、市のゴルフ場の役員か、息子が二佐の自衛官らしい、現在の不況から息子の再就職が不安、こういうことが書いて……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号(2003/04/23、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂です。  防衛庁長官に伺いますが、この健康情報は、手引にはあったけれども実際の提供はない、こういうふうにおっしゃっております。しかし、きのうの記者会見等でも、健康情報などはまずいというふうに述べられたようですが、改めて、なぜまずいのか。
【次の発言】 自治行政局長に来ていただいていますが、もし仮に自治体が健康にかかわる情報を出すとしたら、どうやって出すというふうに、方法について簡潔にお願いします。
【次の発言】 防衛庁長官にお聞きしたいんですが、昨年のあの防衛庁問題で、教訓ということを考えるならば、やはり余り慌てずに、きちんとした正確な内容で報告などは出すということだと……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号(2003/04/24、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  防衛庁の問題に入る前に、先週の委員会で私は報道の定義について藤井審議官にお尋ねをしました。出てきた最高裁の事例というのが、調べてみたら、昭和二十八年、まあ大分昔ですけれども、三期社会党の参議院議員を務められた、私が生まれる前ですけれども、先輩であったということがわかりました。これが報道の定義なのかと。  改めて、きょうはそこのところを聞きたいと思いますが、藤井さんに伺いますけれども、判決と決定の違いというのはおわかりですね。
【次の発言】 藤井審議官、これは大変な問題ですよ。この報道の定義、これは、去年からことしにかけてさんざん、去年の教訓を経て、最高裁判……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第11号(2003/04/25、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。小泉総理に伺います。  総理御自身おわかりのように、今度の法案は、戦後初めて報道を定義されました。この報道の定義は、「不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせること」、こういう定義なんですが、かつて戦前に新聞紙法という法律がありまして、新聞紙とは何かを定義していました。これによれば、題号をもって、タイトルですね、定期的に発行されているもの及び半年以内に不定期に発行されるものはすべて新聞紙だったんですね。これが戦前の新聞の定義です。  これと比較すると、今回の報道の定義は、戦前のこの定義と比べてかなり狭くなっているというふうに思います。戦前と比べれ……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第3号(2003/04/23、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  福田官房長官に伺いたいと思います。  先ほど、水島さん、そして達増さんと触れられた、暴力団も有権者という発言について、やはりちょっと伺っておかなければならないと思うのです。  先ほど、同僚議員の質問で、前後関係、前段にお話があったんだ、そういうところだけピックアップされても、むしろ報道の問題であるということをおっしゃいました。  けれども、小泉内閣というのは、どちらかというと、例えば改革断行とか聖域なき構造改革とか、あるいは私の内閣に反対するのは抵抗勢力とか、何か非常に短い言葉で、それがまたマスコミの見出しになって、いわばその短いところをマスコミが切り取る……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第4号(2003/05/07、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  谷垣大臣にまず冒頭伺いたいのですけれども、今、この出会い系サイトにおける子供が犠牲になる犯罪ということが主なテーマとなっていますけれども、大臣の周りに、出会い系サイトあるいはインターネットなどでよき相手を見つけて、結婚して幸せになっているという方はいらっしゃいますか。
【次の発言】 私の周りにも、古くは十年ぐらい前ですか、パソコン通信で知り合ってというのを聞いて、そんなことでよく結婚に至ったな、率直に言って、そういう感じを抱いたんですね。  きのう、質問の準備で、事務所でいろいろ話をしていたら、若いスタッフから、いっぱいいますよ、今、出会い系サイトで……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第5号(2003/05/08、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  宮台さんにお聞きしたいんですけれども、幾つかの法律で、今回は十八歳未満の子供の誘引行為は加罰対象になりますけれども、例えば性交同意年齢は十三歳、あるいは、女の子が婚姻できる年齢は十六歳。例えば、出会い系サイトでちゃんと結婚しましょうと言って見事に結婚した場合というのは祝福されて、そういうケースがあるのかどうかわかりませんけれども、実際に私の周りにも、十七歳などで結婚して子供をもうけて今四十歳近くという人は何人もおりますけれども、そのあたりの混乱といいますか、幾つも価値観の軸が複雑に、かつ、わかりにくく混在するという状況になると思いますが、いかがでしょ……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第6号(2003/05/13、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、生活安全局長にちょっと細かい点にお答えを簡潔にお願いします、たくさんありますので。  刑法犯の検挙率が二割を割り込んだということ、大変ゆゆしき問題だと言われていますけれども、出会い系サイトの検挙率の方はむしろ上昇している、これはどんな理由なんでしょうか。
【次の発言】 ちょっと言葉足らずな質問だったかもしれませんけれども、いわゆる出会い系サイトにかかわっての事件が検挙の数がふえているということだと思います。そういうことでこの法律の提案に至ったということですけれども、例えば深夜徘回とか万引きだとかさまざまな理由で少女を補導されたりするとき……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第7号(2003/05/15、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、谷垣大臣に伺いたいんですが、本当に簡単なことなんで、事実を確認したいんです。  さきの委員会で、さまざまなウエブ上の三つだとか、あるいはメールを利用した場合はどうかとか質問したところ、答弁がちょっと混乱しているように思いました。そこで、野党全体で政府に統一した見解を求めたいということで、きょう、こちらの方をいただいたんですが、これは政府の統一した見解というふうに受けとめてよろしいですか。大臣、説明を受けていますか。
【次の発言】 つまり、政府見解と受けとめていいんですか。
【次の発言】 政府見解を求めたのですが、警察庁の見解が来たので、そのあた……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第9号(2003/05/29、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  記録を振り返りましたら、この青少年の特別委員会で、九九年の七月二十二日に、初めて参考人質疑をやっております。そこが国会での法制定の議論の一番最初だったわけですけれども、その場で、いかに一人の被虐待児を救出するのが、あるいは寸前で間に合わなかった体験など、大変厳しい取り組みを語っていただいた祖父江文宏さんが、六十二歳にして、二〇〇二年の六月に亡くなられているんですね。  その委員会での参考人の発言に、国会議員の皆さんも責任を感じてほしい、児童養護施設の現状だとかあるいは法制定がないということもしっかりと指摘をしていただきまして、そこからきちっとした取り……

第156回国会 青少年問題に関する特別委員会 第10号(2003/07/17、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂です。  私も鴻池大臣のもとに書面を野党四党で持っていった一人ですけれども、率直にいろいろお聞きをしていきたいと思います。  これまでのやりとりを聞いていますと、鴻池大臣が先週の金曜日、閣議後におっしゃったことは、これは衝動や思いつきではなくて、ある確信を持って、信念を吐露された。しかし、大臣自身のお言葉をかりれば、表現が不適切であったと。例えがよくなかったということだろうと思いますが、新聞記事などを見ていますと、その後の閣議で、小泉総理が参議院で、これは適切じゃないのではないかと答弁されたのを受けて、これを重く受けとめるというふうにおっしゃり、そして総理並びに官……

第156回国会 法務委員会 第3号(2003/03/25、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  まず、今回明らかに暴力によって犠牲になった受刑者の方に哀悼の意を示したいと思います。また、千六百人近い、ここに積んでありますが、死亡帳が出てまいりました。病気あるいはいろいろなアクシデント、さらに、残念なことに自殺もございます。そして、中には私どもが強く廃止を求めている死刑による刑死も含まれています。すべての、この十年間の受刑者の亡くなった方たちの冥福を祈りながら、事態の徹底的な解明を行うべきだ。そしてそのことが、日々御苦労されている刑務官の皆さんの誇りを取り戻し、いわばこの行刑施設の改革ということに結びつくんだと思います。ですから、今回のこれだけの事態の……

第156回国会 法務委員会 第6号(2003/04/09、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  今、イラクで多くの人たちが亡くなっているそのときに、我々法務委員会で、死亡帳をめくるとわかりますけれども、遺骨も引き取り拒否というような、非常に弱い立場の受刑者一人一人のケースをしっかり検証するという大切な議論だと思っております。  名古屋刑務所について一点だけお聞きをしたいのですが、四月七日提出をされた法務省からの資料で、先ほどの木島議員の続きにもなるかもしれませんけれども、大変驚いたのは、やはり、法務大臣あての情願を大臣が直接目にすることがなかったので、これから読むことにしたいということでありましたが、しかし、平成十三年の七月二日に、保護房に四カ月入れ……

第156回国会 法務委員会 第7号(2003/04/15、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  まず、永井参考人に伺いたいんですけれども、これまで議論になったように、派遣をされてくるわけですね、裁判所なりあるいは法務省なりから。その判事、検事の方を、幾つかのリストから大学が、この方がという形でチョイスするわけではないわけですね。ただ、顔合わせというのはあろうかと思うんですが、顔合わせの段階で、どうもちょっと調子がお互い悪いのではないかということはあるんでしょうかね。つまり、始めないうちに、もうちょっと違う方をということを大学は言えるんでしょうか。
【次の発言】 その問題なんですけれども、大変よい人材はとてもこれは貴重でよい、おまけに給料まで国家が補て……

第156回国会 法務委員会 第8号(2003/04/18、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  法務大臣にまず伺います。これは予告していませんので、もう本当に基礎的な質問でございます。裁判の役割は何でしょう。
【次の発言】 突然で済みませんけれども、刑事裁判であれば、その犯罪事実の認定なり刑罰の確定ということだと思いますし、民事上は、当事者間の争いがある場合、どちらが正しいかということを判断して、損害賠償請求であればその金額を決めるとか、さまざまだと思いますけれども、さて、その中で、行政訴訟について伺いたいと思うんですね。  つまり、今同僚議員からも出ていましたけれども、行政を相手に、例えば「もんじゅ」なんかもそうですね、原発だとか、行政というものを……

第156回国会 法務委員会 第9号(2003/04/23、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  先日の法務委員会、行刑の集中審議におきまして、私は、新潟刑務所、岐阜刑務所の事例を出しまして、何時に亡くなっているのか、病気になったのはいつなのか、異変があったのは何時なのかというのを逐一指摘いたしました。  矯正局長に伺いますが、これらのケースの中で新たに判明したことがございますか。
【次の発言】 そうすると、二つ聞きますけれども、この岐阜と新潟の中で、医師が書くべき欄を医師が書かなかったケースはあったのかどうかということと、それから、全体の死亡帳の中ではいかがでしたか、医師ではない人が書いたということもありましたか。二つの質問ですね。  まず、新潟……

第156回国会 法務委員会 第10号(2003/05/07、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私は、民事裁判の実は当事者として少年時代から青年時代の終わりころまでを過ごしたという、終わりというんですかね、十六歳から三十二歳までで、十六年かかる裁判をした当事者でございます。  お二人の先生方のお話を聞きながら、さすがに長かったなという思いと、特に当事者として、十六歳の少年が高校に入る際の内申書に、思想、信条等々、政治活動という、触れることを書かれたことが憲法違反に当たるかどうか、裁判を支援する皆さんは、これはもう大問題だ、徹底的にやろうということでございまして、本人の方は、早く決着をつけてくれという思いもあったんですね。それで大変悩んだ時期もあ……

第156回国会 法務委員会 第11号(2003/05/09、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、締めくくりに当たって、大変基本的な問題について最高裁にお聞きしたいんですが、ちょっと歴史的な経過のおさらいなんですけれども、戦前の司法省と大審院の関係と、現在の法務省と最高裁の関係はどういうふうに、何が違うんでしょうか。
【次の発言】 法務大臣に同じ質問なんですが、戦前の司法省、大審院の関係と法務省、最高裁の関係は全く違うものということであってほしいんですが、どうも、今答弁席に立っている方たちはもともと裁判官ですから、法務省にはたくさんの裁判官が身分を変えて出向というか異動というか、されているわけですね。本当にこれは、きちっと三権分立が……

第156回国会 法務委員会 第12号(2003/05/13、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 まず、この改正のきっかけになったTAJIMA号の事件、現在に至る経過をかいつまんでお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 かつての刑法にあった消極的属人主義というふうに言われる部分、今回は盛り込まれるわけですけれども、第一回の衆議院司法委員会で何かそういった議論がされて削除されたわけですよね。どうして削除されるに至ったのかという背景説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 余り背景がわからなかったんですが、その後、国外での日本人の被害が大変出てきている。  先ほど言われたTAJIMA号の事件などは超党派で議員立法で解決すべきではないかということで、我々もそのように……

第156回国会 法務委員会 第13号(2003/05/14、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず鴨下参考人に、今参考人自身が施設の長を六カ所されてきたということで、ずっと矯正の畑を歩んでこられたということで、ぜひ、こういう機会、なかなかないものですから。  この委員会で、受刑施設の中の亡くなった方の記録が果たしてどうなっているのか、こういう議論があって、御承知のように死亡帳というものが千五百人、千六百人近く出てきたわけでございます。この扱いについて、幾つか、御体験を踏まえてお話をいただけないかというふうに思いますけれども、まずこの死亡帳というものは、所長、施設の長が必ず見て署名捺印などをするという性格のものなのでしょうか。

第156回国会 法務委員会 第14号(2003/05/16、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  大臣にまず伺いますが、今回、この国会で問題にされている行刑をめぐる問題で、そもそもこの死亡帳の問題というのは、国会に対して必要な情報は速やかにかつ正確に出すということで、これを指示を徹底されてきたかどうか、これだけ伺います。
【次の発言】 大臣のもとにこれは行っていますか、今、配付資料ですけれども。大臣、よろしいですか。  実は、これはどういうものかといいますと、「矯正の現状」というのがありますね、そういう雑誌、雑誌というか、これを調べていて、こういう文書があるらしいと。行刑施設における医療体制の充実計画というのがあるというのがわかって、当然、法務省……

第156回国会 法務委員会 第15号(2003/05/20、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、簡裁事物管轄の引き上げの点から伺いたいと思いますが、成田参考人と北野参考人、それぞれ伺いたいんです。  今回提案されている九十万円から百四十万円へという引き上げについて、日弁連の方では、いや、それは少し高過ぎるんじゃないかということで、論拠を示されました。また、司法書士会の方では、百四十万円は妥当であり、場合によれば、多分、もう少し上げてもいいのではないかという認識をお持ちだろうと思います。  その認識が、そこは違いますので、今の実態を踏まえたときに、簡裁で、先ほど述べられたように、大変、消費者金融などの事件が極めて集中をしているという現状……

第156回国会 法務委員会 第16号(2003/05/21、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 私、清水参考人にまず伺っていきたいわけです。  せんだってこの法務委員会でも審議の中で取り上げていったんですけれども、死刑制度を見直す活動をやっておるものですから、そういう関係で、古い事件ですが、団藤さんが死刑廃止論に傾くきっかけになったという事件で波崎事件という事件があるんですね。冨山常喜さんという八十代半ばの確定死刑囚の方がずっと冤罪を叫びながら、そして今非常に容体が悪くなったという知らせが私のもとに届きました。昨年の十一月なんですけれども、腎機能が急激に低下をしたので透析に入ったけれども、透析の際の反応が非常に悪いと。  その際に、清水先生が意見を述べておられたというこ……

第156回国会 法務委員会 第17号(2003/05/23、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  大変な議論の焦点が、今回の特任検事そして国会議員、この二つについては排すべきだという修正案を私も提出者になって出させていただきました。  山崎事務局長にまずは伺いますが、前回の答弁で、一体、司法制度改革審議会のいついかなるときにそういった議論が出たのかということで、水原委員がこの趣旨のことをおっしゃったとこちらに議事録を持ってきていただきましたが、議事録といっても一枚でございます。  これを読みますと、水原さんが、二年前の五月二十二日に、「民間の企業法務や国会議員等として、一定の職務経験を経た者」という表現にしてはいかがだろうかということを言い出……

第156回国会 法務委員会 第18号(2003/05/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  法務大臣に伺いますけれども、国民にわかりやすく、仲裁というのはなかなかなじみがないという話が出ておりますけれども、仲裁と調停の違いというのをわかりやすく説明するとすれば、どんなことになるんでしょうかね。
【次の発言】 なかなか、ちょっとわかりにくかったような気がするんですけれども。要は、当事者を直ちに拘束するところが仲裁であって、当事者間の互いの了諾といいますか、これを求めるところが調停だというような理解かなとは思いますけれども。  これはきょう議論になっていますが、これだけ放置されてきた、一八九〇年からもう何年たっているんでしょうか、百十年以上たっ……

第156回国会 法務委員会 第19号(2003/05/28、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  この「日本の行刑」というパンフレットを開きますと、医療の部分がありまして、「被収容者約百六十人当たり一人という医師の配置数は、日本国民約五百人当たり一人という医師数をはるかに上回っています。」ということなんですけれども、果たして本当にそうなっていればこういう一件は起きなかったんじゃないかという趣旨で、これは、まず、ずばり矯正局長に伺います。よろしいでしょうか。  前回の委員会で、これは五月十六日です、医療分類課からの「行刑施設における医療体制充実計画案概要」、これが三枚出てきたんですね。委員会の場でもお配りしましたけれども、これを見るにつけて、府中、……

第156回国会 法務委員会 第20号(2003/05/30、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  前回の審議の中で、国民がどのぐらい仲裁の制度を、これまでもあったわけで、これから幅広く使っていただけるようにということなんでしょうけれども、そもそもどのぐらい知っているんだろうかということをお尋ねいたしました。そのときには事務局長も余り多くないのではないかということでしたが、何か見つかったでしょうか。どうですか。
【次の発言】 森山法務大臣に伺いますけれども、今の答弁で、ADR自体を、言葉も知らなかったという人と、聞いたけれども中身は知らないという人を合わせると九二%ですか、かなり多くの人がADR自体を御存じない、また、仲裁についてどのぐらい認知して……

第156回国会 法務委員会 第21号(2003/06/04、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、矯正局長に前回、委員会で求めましたところ、きのう、割かし分厚い報告が来ましたので、速やかにこれからも出していただければ議論が進められるというふうに思います。  一点、一〇〇%国費負担というところで、外来や入院治療を行刑施設の側がためらってしまうものがあるんじゃないか。そこでお聞きしますけれども、記録上確認できる治療費の最高額は幾らだったんでしょうか。その方たちの入院日数がもしわかりましたら、お答えください。
【次の発言】 それだけかかっているということは、これ、一〇〇%の国費負担だということにもよると思いますけれども、実際上、容体が急変をして、……

第156回国会 法務委員会 第22号(2003/06/06、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  この担保物権・民事執行制度の改善のための民法改正案、この審議に当たりまして、ぜひちょっと法務大臣に聞いていただきたいというか、考えていただきたいことがございます。  それは、私、これは今から四年ほど前でしょうか、平成十一年の十二月三日に、民事再生法の審議のときに初めてこの法務委員会で御紹介をしたんですけれども、実は、この国会議事堂にある国会テレビ、ちょうど衆議院のところ、テレビスタジオができまして、また参観者の皆さんが集まったり、大きな建物ができ上がりました。最終段階でそのテレビスタジオの工事をされた電気工事の職人さんたちが何と工事代金を払ってもらえ……

第156回国会 法務委員会 第23号(2003/06/10、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、上原参考人に、同僚議員からも先ほど出ておりましたけれども、短期賃貸借制度廃止に当たって、登記前に抵当権者の同意、これによって対抗力ということが新設されているわけですが、どういう方がこういう同意をするんでしょうかね。ケースとして考えられるでしょうか、実態上。
【次の発言】 次に、藤川参考人に伺いますが、今の上原参考人のお話では、明らかなテナントであるとかあるいは住宅ということであればあり得るんじゃないかというお話でしたけれども、実際上、どうですかね。抵当権者として、そういう物件なら、この条項を使って、対抗力ありますよということを一つの価値として、……

第156回国会 法務委員会 第24号(2003/06/11、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、法務省官房長に伺いたいんですが、何度かこの委員会でお尋ねしてきた府中刑務所の保護房で亡くなった方、四十六歳だったんでしょうかね、九九年、その方の調査をしていたところ、身分帳の一部がなくなっていたということで、これはなぜなくなってしまったのかを徹底的に調べるということでしたけれども、けさ方の報道によれば、公文書毀棄の疑いで刑事告発の方向というようなことも出ておりますけれども、今現実にどうなっているんでしょうか。
【次の発言】 矯正局長に伺いますけれども、医療充実計画について先般からお尋ねをしてまいりました。例えば、いただいた資料をよく見ますと、医……

第156回国会 法務委員会 第25号(2003/06/13、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  本案に入る前に、二点だけ、簡単に法務大臣に伺いたいと思います。  UNHCR、国連難民高等弁務官の日本・韓国地域事務所の方から、入管の今回の改正案についての見解が表明されました。その中で、一歩前進ということを、例えば六十日ルールの撤廃だとか、評価されていますけれども、同時に、最も懸念されているところの、いわゆる迫害のおそれのある場所から直接日本に入国するという部分にハードルを置いていることについて、こうなると十人中八人が排除されてしまうではないか、また、難民条約に一部反するという可能性がある、こういった見解が表明されたようですが、どのように受けと……

第156回国会 法務委員会 第26号(2003/06/25、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず法務大臣に伺いますが、今回、御承知のように、六月十六日、東京新聞の朝刊などに、暴力団関係者に調活費から情報料が支払われた、こういった記事が、大臣、出ておりますね。これについて抗議したという話はまだ聞いておりませんけれども、大変これは、今法務行政が揺らいでいる中で、こんなことがあるのかという衝撃を与えたと思いますね。  ただ、私は、この記事をそのままうのみにして信じるというわけにはいきません。暴力団への謝礼というのは、これは単なる名目だったんではないか、公金の不正支出あるいは遊興に部内者で使われてきた架空の言い分ではないのかというふうに感じます。 ……

第156回国会 法務委員会 第27号(2003/06/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 予告していた質問に入る前に、けさの毎日新聞の社説ですけれども、「株主総会 今日開く会社は反省せよ」。社説をなるほどと思って読むことは最近余りないんですけれども、どの新聞も。これは、なるほどなと思って読みました。  きょう、千百七十四社が株主総会を開く。これは、三月決算の企業の六八%に当たっている。八年前の九六%に比べれば改善されてきている。しかし、これは異常な集中だ。株主総会は年に一度経営者と株主が直接対話できる貴重な場であるのに、株主の権利が閉ざされてしまう。いわゆる総会屋が跳梁ばっこしていた時代の企業の防衛策だというけれども、経営者に質問を投げかけるような株主には来てもら……

第156回国会 法務委員会 第28号(2003/07/01、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  前回少し積み残した点を何点か提案者にお聞きしますが、前回、中間配当のところでアサヒビールの事例を答えていただいたのですが、他にどのぐらいこういった事例が生じているのかということについて、いかがでしょうか。
【次の発言】 前回も聞いて、ちょっとお答えいただけなかったのですが、現行制度のもとで中間配当が制限された部分であっても期末における配当財源というふうにすることが可能であって、そうなれば特段不都合が生じないのではないかということについて。
【次の発言】 では、もう一点なんですが、これは商法の特例法の関係なんですが、委員会等設置会社について、自己株式の……

第156回国会 法務委員会 第29号(2003/07/02、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  先ほどの河村議員がお尋ねになっていたことについて、もし今の時点でわかっていたら教えていただきたいんですが、矯正協会のトップ、検事総長経験者が現在やられているということですが、過去三代ぐらい、どの程度給料が支払われていて、退職金は幾らだったのか、これを答弁していただけますか。
【次の発言】 それはまずいですよ。矯正協会、矯正展、ことしも行ってきました、森山大臣とも会場内でお会いしましたけれども、これは、刑務所の中の作業によってでき上がった商品を一般の方に買っていただいたり、その売り子さんは矯正の職員ですね。要するに、まさに矯正協会というのは刑務所と分か……

第156回国会 法務委員会 第32号(2003/07/16、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうの審議で石原委員からも指摘がありましたけれども、行刑施設の中で受刑者が物品を買うわけですよね、下着だとか日用品だとか。こういうところの売り上げの使い道についても、随分、私、疑問に思っておりましたけれども、まずは、前回のやりとりの答弁を実は訂正をしたいという申し出があったので、私、ちょっと復習ですけれども、ここでは矯正協会のトップの、この春に退任をされた方の、前会長の退職金を伺いましたところ、前回は、退職金は千二十万円で、うち五百万円は基金に寄附をしていただきましたという答弁があったんですが、この数字が根本的に違っていたというようですので、修正し……

第156回国会 法務委員会 第33号(2003/07/18、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。  実は、私、ここに議事録を携えておりますが、ちょうど今を去ること六年前の六月に、何度かこの問題の議論をいたしました。衆議院の法務委員会で議事録に残る形で議論が交わされるのは、実に六年ぶりでございます。  世の中の変わるスピードは物すごく速いわけですから、この六年という歳月、例えば、もうすぐ結論が出るんだと、三十五歳と三十六歳のカップルの方は、今四十代になっているわけです。そういう意味で、待っていた方も、いつまで待てばいいのかなというような思いを抱かれていると思います。  しかし、国会の中では、……

第156回国会 予算委員会 第4号(2003/01/24、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  坂口厚生労働大臣に、雇用保険の問題について伺っていきたいと思います。  たびたび今国会でも触れられているように、みずから亡くなる方が三万人台で推移をしている。二〇〇一年度が三万一千四十二人、その前の年が三万一千九百五十七人。この中に、解雇やリストラ、首切りで失業に陥り生活設計ができなくなった方が少なからず含まれているだろうと思います。  また、高校を卒業して就職を希望する、半数もなかなか仕事が決まらない。決まらないということを聞いて最初からあきらめて求職しないという状況も含めて、数字の上では、去年十一月の雇用失業情勢では、二十四歳までの若年層で八・四%……

第156回国会 予算委員会 第12号(2003/02/17、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社民党の保坂展人です。  坂口厚生労働大臣に、引き続き年金積立金の議論をさせていただきたいと思います。  坂口大臣、年金積立金はだれのものでしょうか。端的に。
【次の発言】 昨年は当予算委員会で、年金積立金は今幾らですかという大臣への質問に対して、百四十八兆でございますと。つい先月、一月二十四日の当委員会では、百四十四兆から百四十五兆ですと変化をいたしました。これは、株式市場における累積利差損を二兆八千億、これを時価評価して差し引いた数字という説明を受けておりますが、ほかに差し引かなければいけない数字はありませんか。これで大丈夫ですか。


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第157回国会(2003/09/26〜2003/10/10)

第157回国会 法務委員会 第2号(2003/10/03、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、入管局長にお聞きをしたいのですが、さきの六月十一日に行われました法務委員会で、私は、高松にフィリピンから来られている研修生の皆さんが、企業側がその研修制度を悪用する形で、賃金の七五%が送金されてしまったり、その上、強制的に貯金をさせられたり、残業ということで非常に劣悪な状態に置かれているということが指摘をされて、それは指摘をされて当然なんです。しかし、問題は、その研修生が本国に帰国させられそうだと。本来であれば、その研修生たちは、みずから研修という制度の中で来日をしているのでありますから、これは、しっかり正しくこの制度が生きる職場に何とか探して……


保坂展人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
41期-|42期|-44期

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各種会議発言一覧(衆議院42期)

保坂展人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
41期-|42期|-44期
第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 憲法調査会 第1号(2000/09/28、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 小田さん、きょうはありがとうございました。社民党の保坂展人です。  私は、戦争が終わって十年、一九五五年に生まれて、六〇年代、小学校に入り、小学校の高学年ぐらいからベトナム戦争が激しくなってきて、ちょうど三十年前に、「ベトナムに平和を!市民連合」ベ平連の小田さんたちの呼びかけられていた市民集会に中学生のときにのぞきに行って一緒に歩いた、そんな経験もあります。  今お話を伺っていて、こういう方向でいこうということがなかなか語られない時代の中で、良心的軍事拒否国家、こういうことで大いに世界に発信していこうというお話だったと思います。  そのお話の中で何度か感じたのは、ただ護憲を叫ぶだけ……

第150回国会 憲法調査会 第7号(2000/12/21、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。きょうは村上参考人に伺います。  人間の尊厳について、ドイツの基本法で言われていることについて触れられたんですが、参考人は、戦前の社会から戦争の惨禍、そして国家の暴走という事態を踏まえて日本国憲法ができ上がり、そして、その日本国憲法が戦後の科学技術の発展やあるいは技術開発の現場にどのような役割を果たしたのかという点について、お聞きしたいと思うんです。
【次の発言】 村上先生が言われた研究の第二のタイプ、これからということで、大変興味深いし、私も同感なんですが、研究者としての至福のひとときを追求しようとする若い研究者が育っていかなければならないと思うのですね……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会第五分科会 第2号(2001/03/02、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂分科員 社会民主党の保坂展人です。  坂口大臣にはKSDの問題などでいろいろ御答弁いただきましたが、きょうは、大変重大な薬害の問題についてお考えいただきたいと思って、それに絞って、大臣のお話、率直にしていただきたいと思います。  十七歳の少年からこんな手紙を受け取りました。ちょっと御紹介したいと思います。  今から十七年前、庭のヒマワリが軒先に届くまでになった日、私は標準体重を上回る四千九十八グラムで誕生しました。目立つこともなく普通に成長していた私に、中学一年生の夏休み、予想もしない出来事が起こりました。風邪のために近所の開業医で処方された薬を朝、昼、夜と服用後の深夜、体に発疹があらわ……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第4号(2002/07/23、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂分科員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、防衛庁の情報公開請求者に対するリスト問題が発生してから一連の質問を長官にもお聞きしてきたところですが、幾らか気になる点をさらに追加的にお聞きしていきたいと思います。  まず、六月五日に当委員会の場で、新潟のケース、情報公開請求を弁護人がしたら、自衛隊の元駐屯地司令の代理人の方がこの請求を知っていたという事実について、本日、少し詳しい説明を聞きました。  そこで、これは細かい経過を一々たどっていると大変なので、ポイントだけお聞きをしたいんですが、これは、調査の結果、時系列で言うと、十二月五日にこの代理人から開示請求があって、そして情報公開請求……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2003/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂分科員 社民党の保坂展人です。  予算委員会の審議の中で二度ほど年金積立金の議論をさせていただきました。私、前回、平成十四年版の厚生労働白書、こちらの最後の四百十八ページの年金積立金の記載部分、これを質問させていただきました。四百十八ページには、厚生年金保険、国民年金の積立金の累積状況の年次推移の数字でございますけれども、十三年度は百四十七兆、こういう数字が出ております。  一応確認の意味で、社会保険庁から来ていただいていますが、十三年度の数字は百四十四兆というふうに聞いておりますけれども、その予告を多分社保庁の方へしていなかったと思うんで答弁は求めませんが、ここにはこういうふうにありま……

第156回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2003/02/27、42期、社会民主党・市民連合)

○保坂分科員 社民党の保坂展人です。  今回、矯正施設の中で、名古屋刑務所で起きている問題、そしてCAPICの問題についてお尋ねをしたいと思います。  早速ですが、いろいろな問題が問われていますが、ここで、刑事局長に伺いたいんですね。  今回の名古屋の件の、特別公務員暴行陵虐致死罪の公訴時効はたしか七年と聞いております。一方で、矯正局保安課が、一昨年の情報公開法を施行する前は五年保存しておったんですね、死亡案件のファイル。しかし、施行前に三年に縮めた。  私ども死刑廃止議員連盟で、実は、死刑関係書類も大量に廃棄されたものですから、そのヒアリングで一昨年の十二月に、それはおかしいよという警告をし……



保坂展人[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
41期-|42期|-44期

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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

保坂展人[衆]在籍期 : 41期-|42期|-44期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。