このページでは江田康幸衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○江田康幸君 公明党の江田康幸でございます。 私は、公明党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案について、総理並びに厚生労働大臣に質問をいたします。(拍手) 医療制度改革の主眼は、急速な高齢化や経済の低迷にも耐えられる持続可能な制度に再構築し、国民の健康と安心を将来にわたって守ることにあります。 現在、国民医療費は三十一兆円、その三分の一に当たる十一兆円が七十歳以上の高齢者医療費です。このまま放置すれば、高齢化のピークを迎える二〇二五年には、国民医療費は八十一兆円に達し、その半分以上を高齢者医療費が占めることになります。 既に、各医療保険は財政赤字に苦しんでおり、政府管掌健康保……
○江田委員 公明党の江田でございます。 今回の食中毒事件により被害に遭われた多くの方々に対して心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い御回復をお祈りしておりますことを冒頭に述べさせていただきます。 今回の雪印乳業による食中毒事件は、一万五千人もの被害者を出して、乳製品、さらには食品全体に対する消費者の信頼を著しく損ねた事件として、事故原因の徹底究明と今後の再発防止、信頼回復が望まれております。 私は、再発防止の観点から、本日は、雪印の新社長、西社長に幾つかの質問をしてみたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 食中毒事件の発生以来、加害者である雪印乳業には、殊のほ……
○江田委員 公明党の江田でございます。 ヒト乾燥硬膜による医原性のクロイツフェルト・ヤコブ病問題につきましては、以前より本委員会で討議が行われてまいりました。それらの議事録を踏まえた上で、私は、少々専門的になるかもしれませんが、また先ほどの熊代先生とダブるところもあるかもしれませんが、事実関係を順を追って整理させていただきまして、その危険性を厚生省がどのように認識され、それに対処されたのか、さらに患者支援策をどのようにとられようとされているかについて質問させていただきます。 まず、第一症例が報告される八七年以前におきまして、この乾燥硬膜によるクロイツフェルト・ヤコブ病感染の危険性がどのよう……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、御苦労さまでございます。クローン技術という最先端のテクノロジーでございますので、国民にはなかなかわかりにくい審議かと思います。本日は、その分野の専門の先生方でございますので、わかりやすい言葉でどうぞ国民にメッセージしていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ヒト胚の保護につきましては、多面的に問題をとらえる必要があると思っております。ヒトの胚を生命の萌芽として大事にしていかなければならない、このことは多くの日本人が共有するものでございます。しかし、同じ胚であっても、生殖補助医療にこれから使われるものと、も……
○江田委員 公明党の江田でございます。 今回の法改正について質問させていただきます。 長引いた不況で賃金も下がり保険料収入が減っておりますのに、国民医療費は毎年一兆円以上もふえ続け、今年度は三十一兆円を超える。特に老人医療費はこの一年間で八%も伸びまして、十兆円を超して、国民医療費の三五%を占めるまでに至っております。 今後も高齢者が毎年六十万人以上ふえ続けるという状態を迎えますが、このような状況の中で、中小企業のサラリーマンなどが加入する政管健保の九九年度決算は七年連続の実質赤字で、単年度三千百六十三億円以上にも上っているとお伺いしております。大企業などの組合健保も同様で、深刻な赤字に……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、参考人の先生方、どうも御苦労さまでございます。 午前中の質疑でも確認されましたけれども、私は、国民医療費、特に老人医療費の増大や政管健保、それから組合健保財政の危機的状況を考えますと、医療の抜本改革を進める以外に方法は断じてない、そのように思っております。この抜本改革を遅滞なく、おくれなく進めていくということが大前提ではございますが、その第一歩として、今国会での法案の成立に賛成の立場から質問をさせていただきます。 主として平成十四年の抜本改革へ向けての考え方について、専門の先生方から御意見を伺いたいと思っております。 まず、糸氏先生にお聞……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 今回の法改正につきましては、本委員会で参考人質疑を含めまして二十八時間四十三分にわたる十分な検討を行ってまいりました。本日は、その中で特に重要と思われる点についてお伺いさせていただきたいと思います。 まず最初に、今回の老人の患者一部負担の見直しに関しまして、院外処方の場合の月額上限額の取り扱いについて御質問させていただきます。 これは政令事項であり、具体的には今後決定されるものでありますが、政府の現時点での提案では、主として院外処方をしているか否かにより医療機関単位で割り切り、上限額の適用を行っているために、個々のケースでは、同一の医療内容であ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、この国家百年の大事な国会等の移転に関する特別委員会においでいただきまして、まことにありがとうございます。 私の方からも、さきの委員の御質問にも多少ダブるところがあるかもしれませんが、幾つかお聞きしたいと思っております。 まずは、先ほども詳細に御紹介されたと思いますが、首都機能の移転について、愛知、岐阜の両県が岐阜愛知新首都構想策定調査、これを進められていると伺っております。現在のその調査内容の進捗状況と今後の見通し、また両県の調整状況について、再度その内容を簡単にお話しいただければと思います。よろしくお願いします。
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 今回の法案の早期成立を望む者として質問させていただきます。 永住外国人の地方参政権要求が本格化したのは約十年前のことであったと承知しております。当初は、永住外国人の中でも多数を占める在日韓国人の方々が中心であったと思いますが、永住外国人の参政権確立を求める決議や意見書を採択する動きは、一九九三年の大阪府岸和田市議会を初めとして地方議会に広まってまいりました。現在千四百八十五自治体で、全国の約半数に上っております。採択自治体の人口比率では、これは日本の全人口の七四%に当たることになります。また、読売新聞が今春行いました全国世論調査でも、六五・五%が……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。よろしくお願いいたします。 我が国は、経済力で見れば既に世界のトップクラスに達しておりますが、必ずしもこれが国民一人一人の生活の豊かさ、その実感にはつながっていないかと存じます。この最も大きな理由の一つが、労働時間が長く生活のゆとりが感じられない、そういうことであるかと思います。 労働時間、特に所定外の労働時間短縮の意義につきましては、これまで中央労働基準審議会でも指摘されておりますとおり、創造的自由時間の確保や、家庭生活を充実させ、さらに社会参加を促進させる、また健康と創造性を確保し、勤労者の働きやすい職場環境づくりなど、大変に重要な要素がござい……
○江田委員 確定給付企業年金法案の審議も既に三回目となり、議論も大分深まってきております。 申しおくれましたが、公明党の江田康幸でございます。質問させていただきます。 本日は、確定給付企業年金法案の持つ意義について確認をさせていただいて、また、この法案の目指す企業年金の受給権の保護がしっかりと図られるために必要なこと、さらに、一緒に提出されております確定拠出年金法案との関係について質問をさせていただこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、現在、景気の低迷が長引いており、国民は将来に対して強い不安感を抱くようになっております。それが消費の低迷の一因となってさらに景気の回……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 まず、ハンセン病の患者、元患者の方々が九十年間にわたりまして不当な人権侵害と差別により受けたその苦痛と苦難というものは、もう筆舌に尽くしがたいものがございます。このことを真摯に受けとめれば、今回のハンセン病賠償訴訟で小泉首相が最終的に控訴を断念されたことは、当然と言っても私はいいと思います。 政府内では、当初、判決が確定するとほかの国家賠償訴訟などに大きな影響が懸念されることから、控訴する方針が支配的でございました。しかし、患者、元患者の皆様の平均年齢は七十四歳と高齢な上に、毎年二百人が亡くなられております。こうした実情を考えると、法の論理、官僚……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、参考人の先生方、貴重な御意見を伺いまして、大変にありがとうございます。 確定給付年金に加えまして確定拠出年金を公的年金の上乗せ年金として認めることによって、企業年金の選択肢をふやして、中小企業の従業員が上乗せ年金制度の加入者となることを容易にし、また、雇用の流動化に対応して、離転職が年金制度上不利となることのないポータビリティーのある制度の導入を図る必要性が高まっていることなどから、この確定拠出年金制度の導入が提案なされております。 私も、次のような理由で、それは必要かと思っております。 一つは、確定給付年金制度の問題は、経済環境が悪化し……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 今回、小泉首相の大英断と、その陰にあって控訴断念を訴え続けられました坂口厚生労働大臣の人道、人権への熱意とにより、ハンセン病訴訟が控訴されず、全面解決に向けて、ハンセン病の患者、元患者の皆さん全員への補償を目的とした本補償法案が成立するまでに至ったことに対して、改めて敬意を表したいと思います。 今回、長年とられてきました隔離政策により多くの患者が受けた苦痛と苦難に対し、深く反省し謝罪の意を表明するとした国会決議を受けて、本法案が与野党合意の上で提出されるに至ったことは、まことに喜ばしいことだと思います。本法案の前文でうたっておりますように、いやし……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 私、九州熊本でございます。九州比例でもございますので、石炭にゆかりのある九州の出身議員としてまた質問をさせていただきます。 昭和三十年以降約四十年間、九次にわたって行われてきた国内石炭対策も、残すところ一年を切りまして、最後の仕上げのためには万全の取り組みが必要と考えるわけでございますが、そこで、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 今、石炭対策に長年携わってこられた経験豊富なお二人の先生から、いろいろな御質問がございました。いろいろなところがまた重なるかと思いますが、どうぞよろしく御答弁いただきますようにお願いいたします。 まず、平……
○江田委員 公明党の江田でございます。この農林水産委員会では初めての質問になります。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、政府案についてお伺いいたします。 農業者年金制度は、制度発足当時、当時の旧農業基本法に則して、農業構造の改善のための施策の一つとして位置づけられておりました。しかし、決してこの年金制度だけで構造政策をやるということではなかったと理解しております。 大臣にお伺いいたしますが、今回の抜本改革では、年金財政上の問題だけでなく、農政上の問題からも抜本改革が必要ということを聞いておりますが、まず、農政上の改革の必要性についてどのような整理をしておられるのか、明確に御説明をいた……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の方々、御苦労さまでございます。 ただいま、農業者年金制度の実施機関を預かる立場とか、また農業者の意見を集約する立場などから、それぞれ今回の改正案について所見を述べていただきました。 さきの本委員会でも申し上げましたが、農業は国の基本であって、やはりその骨格である。食料の安定供給ばかりでなく、地方経済の中核であって、国土や環境保全、水源の涵養、景観の保全など、水田を中心とした農業の価値が再認識されるようになってきております。 農業者年金制度は、昭和四十年代に創設されて、老後生活の安定、農業経営の若返り、農地の細分化阻止、規模拡大……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の方々には、お忙しい中貴重な御意見を伺いまして、大変に御苦労さまでございます。ありがとうございます。 沿振法の制定から四十年が経過した現在におきまして、制定時には予測できなかった経済、社会の変化や、漁業、社会構造の変化等が起こって、その見直しが今必要になってきているということから、この水産基本法の新たな制定ということになっている状況でございます。先ほど植村参考人も、本法は悲願とも言われました。私も、本基本法の制定を早期に望む者として、その参考にと思いまして、幾つか質問をさせていただきます。 まず、農業も漁業も国の基本であるというふ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 参考人の皆様には、本日は、大変お忙しいところ、また貴重な御意見を伺いましてありがとうございます。時間が限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。 まず、山村振興について宮崎参考人にお聞きしたいと思っております。 本案では、山村の振興につきまして幾つかの施策が掲げられておりますが、林産物の安定供給はもとより、国土保全、環境保全等の見地から山村地域は重要な役割を果たしております。また、近年、余暇を楽しむ場として山村地域に対する期待が高まりを見せております。しかし、現在、過疎化、高齢化の進展、それから主要産業である林業の低迷によって山村の……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。質問をさせていただきます。 食料・農業・農村基本法の基本理念でございます食料の安定供給の確保、二点目は農業の持続的発展、そして多面的機能の発揮、それから農村の振興、この実現のために、土地改良事業としても、今、的確な対応が求められているところであるかと思います。食料・農業・農村基本法のもとでの土地改良事業の位置づけと今後の土地改良法の改正の必要性については、私、十分承知した上で今からの質問をさせていただこうと思っております。 まず、今後の農業政策の基本的な施策の中で、基盤整備と経営政策についてお考えを伺いたいと思っております。 まず、効率的な、かつ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 心配されていたことが現実になりました。欧州以外で自国産牛に狂牛病が確認されたのは初めてでございます。 狂牛病発生国は日本を加えて十六カ国、農産物の多くを輸入に頼る日本での発生を懸念する声は以前からあったと思いますが、農水省は日本の牛は安全と強調してこられました。この点、危機意識が欠如していたのではないかと思います。一頭の牛が狂牛病だったことは、ほかにも感染牛がいる可能性を示しております。最悪の事態を想定して事に当たるのは危機管理の基本と考えます。とりわけ、国民の命や健康に直結する食の安全に関してはこの姿勢が強く求められると思うわけでございます。 ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、自由民主党、公明党、保守党、与党三党を代表いたしまして、予防接種法の一部を改正する法律案に関する質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 近年、冬季におきまして全国的にインフルエンザが流行し、特に特別養護老人ホーム等の高齢者施設における集団感染が数多く発生し、高齢者を中心としたインフルエンザに起因する死亡等が社会問題化しているのが現状でございます。インフルエンザは三年から五年ごとに大規模な流行が起こっていることから、今年度の冬は大流行が危惧されているところでございます。 このような中で、高齢者を対象としてインフルエン……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、育児・介護休業法と児童福祉法の改正の一括審議でございますが、児童福祉法の方では提案者になっておりますので、育児・介護休業法について政府の御見解を質問したいと思っております。 我が国の合計特殊出生率、これは、平成十二年には一・三五と前年よりもやや上回ったものの、人口を維持するのに必要な水準である二・〇八を大幅に下回っております。こうした少子化は、労働力人口の減少や高齢者比率の上昇などにより、経済成長のマイナス効果や地域社会の活性の低下など、将来の我が国の社会経済に広く深刻な影響を与えかねないものでございます。 我が党は、この少子化問題に対……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、雇用対策臨時特例法案に関する質問をさせていただきます。 現下の雇用失業情勢につきましては、九月の完全失業率が五・三%と過去最高を記録し、坂口厚生労働大臣もこれは緊急事態であるとおっしゃられておりますように、大変厳しい状況になっております。景気も一段と悪化しておりまして、米国における同時多発テロの影響等も考慮すれば、雇用情勢は今後さらに厳しい状況になることが懸念されると思われます。 このような中で経済の再生を図るには、構造改革をより強く、迅速に進めて、新たな発展の基盤となる新産業の育成も進めながら、民需主導の経済成長を目指すことが必要かと……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 九州に山の灯をともし続けましたただ一つの炭鉱であります池島炭鉱が、経営の悪化等により、平成十三年十一月二十九日に閉山いたしました。これで百三十年にわたる九州の炭鉱の歴史が終わることになるわけでございます。 私は九州の国会議員でございますが、三井三池炭鉱で栄えました熊本県、また福岡県の筑後地域の二つをふるさととする議員としまして、まことに残念であると思います。これに対して、国、県を挙げて、緊急の雇用や地域振興、この対策に万全を期すべきと強く思う次第でございます。 まず、この池島炭鉱の閉山に際しまして、平沼経済産業大臣と坂口厚生労働大臣の現状認識と……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 先ほどからBSE問題について議論が続いておりますが、私もまず最初に、このBSEについて御質問をさせていただきたいと思っております。 まずその第一に、この問題に関して私取り上げさせていただきたいのは、今被害を受けている外食産業の支援対策についてでございます。 九月の十日に一頭目のBSE牛が発生してから後、経営上の影響を受けた家畜経営者や食肉処理販売事業者などに対しましては、各種特別融資制度や対策事業が実施されてきております。 一方、いわば川下である外食産業、とりわけ焼き肉店やステーキレストラン等の客数、売り上げ数は、昨年同月比で平均五〇%減少と……
○江田議員 公明党の江田でございます。福島委員の質問に答えさせていただきます。 公正取引委員会から改善措置の要求があった場合の発注機関の調査につきましては、調査にふさわしい能力を有する担当職員の指定、さらには調査の公正中立性の確保、それから関係職員の協力義務と、調査の実効性を確保するための措置についてあわせて規定させていただいておりまして、再発防止に向けた発注機関の徹底した対応が求められております。 さらに、与党案の三条六項におきましては、各省各庁の長等に対し、調査の結果及び改善措置の内容を一般に公表することを義務づけております。 なお、発注機関における調査結果及び改善措置につきましては……
○江田委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。佐藤先生に続きまして、質問をさせていただきます。 介助犬は、障害者の皆さんの求めに応じて落とし物を拾ったり、遠くにあるものを持ってきたり、ドアを開閉したり、荷物を運んだり、また靴下などの衣類の着脱を手伝ったりなどなど、障害者の皆さんの自立には欠かせない重要な存在となっております。しかし、今の日本では、介助犬は社会における市民権を得ておりません。盲導犬のように法的な位置づけがないからでございます。このため、ペットと同一視されて飲食店や乗り物で同伴を拒否されたり、さらには育成の公的な補助もございません。 このような問題を解決して障害……
○江田委員 公明党の江田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 本日は、健保法の改正と健康増進法の関連について御質問をさせていただきたいと思っております。 まず、健保法の改正でございます。 もちろんのことなんですが、医療の抜本改革の目的というのは、この破綻寸前になっている保険財政の立て直しと、競争原理の導入による医療の効率化と質の向上にあるということはもちろんであると思っております。 我が党は、医療制度改革に当たりまして、改革なき負担増は断じて許されない、そういう立場から、今回の患者負担増の大前提としまして、一つは診療報酬体系の見直し、また二点目は新たな高齢者医療制度の創設、……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 前回に引き続きまして、健康増進法案についてお伺いをさせていただきます。 急速な高齢化が進んでいる現在、単に長生きができるだけでなく、高齢期になっても心身ともに健康で充実した生活を送れることが国民一人一人の願いであり、ひいてはこれが、増大する医療費、介護費を抑制することにもつながるという意味で非常に重要であると思っております。健康増進法案は、このような健康で過ごすことのできる期間、いわゆる健康寿命を延ばすことができるよう、初めて健康づくりのための法的基盤を整備しようとするものであり、その意義は大変に大きいと私は思っております。 健康づくりを進める……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の先生方、お忙しい中、貴重な御意見をお伺いできまして、ありがとうございます。 今、医療の抜本改革が叫ばれておりますが、その医療制度の改革と同時に、先ほどから何度も出ていますように、少子高齢化が進む中で、いかにして医療また介護にかからないで健康でいられるか、元気でおれるか、これが増大する医療費を抑制する一つの大きなかぎになるということは言えるかと思います。 これまでは、そういう早期発見、早期治療、先ほども申されておりましたが、これに重点が置かれてきましたけれども、今、生活習慣病の問題が非常に大きな問題となっておりますが、こういう病気……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、各公述人の先生方、先ほども申されましたように、貴重な時間をつくっていただきまして、それぞれのお立場で貴重な御意見をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。私も、幾つか質問をさせていただいて、国会審議の参考にさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 今論じられておりますように、各医療保険制度は財政赤字に苦しんでいる真っただ中でございます。政管健保は本年度中に積立金が底をつく、これが現実でございます。このままでは日本が、先ほども齋藤先生でしたでしょうか、WHOの評価でも世界一の質を誇るこの国民皆保険制度が崩壊し……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、薬事法並びに採供法の改正に関して質問をさせていただきます。 今回の薬事法改正は、特に生物由来製品に関する安全性の確保、強化、これが課題と認識しております。私も長年、バイオテクノロジー技術を駆使しました遺伝子組み換え技術や細胞工学、そういったバイオテクノロジーを駆使した新薬の研究開発に携わってきた専門家の一人として、今回の薬事法並びに採供法の改正に関しては以前より注目をしておりました。 この生物由来製品というのは、二十一世紀のバイオの時代におきまして、新しい医療の可能性を担う重要な治療法を提供するものとしての可能性も秘めておりまして、それ……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、各専門分野の先生方が、貴重なお時間をいただいて、御意見をいただいております。本日の意見陳述についても十分に参考にさせていただいて、今後の薬事行政、また血液製剤等についてしっかりと考えていきたい、このように思っております。 まず、永山参考人にお伺いをさせていただきます。 これまで創薬を通じて国民医療に画期的医薬品を提供してこられた製薬業界を代表する参考人に対して、感謝を申し上げたいと思います。 創薬の活動を支えることは国の責務であり、米国は、バイオ、ゲノムの発展に対して多額の研究リソースを国家戦略的に投じてきておるわけでございます。例え……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、時間調整を我が公明党のためにしていただきまして、民主党の皆様には御礼を申し上げます。 今、種々議論があっておりますが、基本法の基本理念の実現を図るために、効率的かつ安定的な農業経営を育成して、これが農業生産の相当部分を担う農業構造を確立することが現在の重要な課題となってきております。そういう中で、農業経営、農家の皆様方の状況もなお厳しいものがございますが、本法案に基づく措置が、今後、経営政策を展開していく中で大きな役割を果たしていくことを期待するものでございます。 早速、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 まず、農林漁業金融……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、四人の参考人の方々、御苦労さまでございます。私の方から幾つか質問をさせていただきます。 まず、このBSE問題に関する調査検討委員会報告書、読ませていただきました。この報告書は、BSEの発生防止で後手後手に回ったその農水省の対応を「重大な失政」、そのように結論をつけられまして、そして、食の安全確保のためには、新法の制定と新しい行政組織の発足を提言されているという内容であるかと思っております。 今回、この報告書は、先ほども高橋先生申し上げられましたように、公開して、そして客観的な評価をもっての検証結果であるとおっしゃられました。最初に、やは……
○江田委員 公明党の江田康幸でございます。一般質疑をさせていただきます。 まずは、BSE対策関連について、時間もないことですので早速に入りたいと思うんですが、幾つか用意しております。まず、四頭目が今回北海道から発見されたということで、今回のBSE牛を含めましてすべて九六年春生まれであり、四頭とも同じメーカー製の代用乳が与えられている。感染源の解明の重要なこれは手がかりになると考えます。 そこで、これまでの感染源及び感染ルートの解明につきまして、調査結果をまとめてお聞きしたいと思います。この際、これまでの原因究明の結果について、中間報告でも、国民に明確に報告すべきではないかと私は思うのですが……
○江田委員 公明党の江田でございます。おはようございます。 本日審議されておりますこの水産四法は、今後の日本水産業の発展のために非常に重要な政策を含む法案であると思いますので、四法それぞれについて、真正面からきょうは議論させていただきたいと思っております。 まず、漁業再建整備特別措置法等の改正案についてお聞きさせていただきます。 改正案では、これまで中小漁業の振興に特化して、団体主導により構造改革を進めてまいりました中小漁業構造改善計画制度を見直して、沿岸を含む全漁業種類を対象に、意欲ある漁業者等が創意工夫を生かして行う経営改善の取り組みを支援する漁業経営改善計画制度を創設することとされ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。
本日は、大きく二つのことについてまず質問をさせていただきます。
まず最初に、医療の安全性に関する質問をさせていただきたいと思っております。
近年、多くの医療事故が報じられておりまして、医療の質や安全性に対する国民の関心が高まっている中で、今般、京都民医連中央病院が検査にかかわる診療報酬を不正請求していたという極めて悪質な事件が起こっております。
まず、本事件の概要と主な経過について教えてください。
【次の発言】 今お答えいただきましたように、今回の事件は、一九九八年から四年もの長きにわたって、医師の指示による細菌培養検査を実施していない……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。本日は非常に短い時間でございますが、早速質問に入らせていただきます。 本年四月に改正されました診療報酬改定の影響、特に慢性腎不全の患者の人工透析治療における食事加算の廃止と時間区分の廃止にかかわる影響についてお伺いをいたします。 今回、本年四月の診療報酬改定がどういう影響をもたらしたかについて、社団法人の全国腎臓病協議会が七月時点の調査を実施して、その詳しい結果を九月の十日に公表しております。 まず、時間区分廃止の影響についてでございますが、今回の調査結果では、透析時間は四時間が圧倒的多数を占めております。全員が同一時間で透析を行っている施……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、参考人の方々、御苦労さまでございます。 この有明海、これは、きのうも視察に行ってまいりましたけれども、広大な干潟を有しておりまして、タイラギ、アサリ、アゲマキ、地域特有の魚介類が生息する豊かな海でございます。我が国にとりましても貴重な海域でございます。しかし、今議論されておりますように、平成十二年十二月に、ノリ養殖業、かつてない不作に見舞われました。そして、アサリ、タイラギなどの魚介類も約三十年にわたって漁獲量の減少が続いている、そういう環境の悪化が懸念されているところでございます。 このような有明海及び八代海を豊かな海として再生……
○江田(康)委員 おはようございます。公明党の江田康幸でございます。 早速質問に入らせていただきますが、有明海、これはもう広大な干潟がございまして、タイラギ、アサリ、アゲマキ、こういう地域特有の魚介類が豊富に生息する豊かな海でございます。我が国にとって極めて貴重な海域でございます。 しかし、一昨年、ノリ養殖業、かつてない不作に見舞われて、アサリ、タイラギなど魚介類も三十年以上にわたり漁獲量の減少が続く。そういう有明海の環境の悪化が懸念されている状況の中で、我々与党三党としまして、このような有明海また八代海を一刻も早く再生するために、有明海、八代海再生特別措置法案を前国会から提出してきたわけ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。
今回の無登録農薬問題では、新聞等の報道によりますれば、輸入業者による違法な輸入や輸入代行業者を介した個人輸入等によりまして無登録農薬が広範にわたり販売されて、ほとんどの都道府県で多くの農家が購入、使用してしまった、こういう事件でございます。
そこで、このように全国的に展開してしまった問題につきまして、先ほども御答弁なさいましたけれども、国にも責任があったと考えますが、今回の事件の原因について、国としてどのように考えておられますか。
【次の発言】 さらに、農林水産省の発表によりますれば、総点検の結果として、無登録農薬販売事業所二百五十四業者、……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、短い時間ではございますが、個々の課題、アレルギー対策、SARS等について、またテロ対策等について御質問をさせていただきたいと思っております。 まず、公明党では、党内にアレルギー対策プロジェクトを設置いたしまして、長年にわたってアレルギー疾患の総合対策について政府と連携し、これを強力に推進してきたところでございます。本日は、平成十三年四月に我々が提言いたしましたアレルギー制圧十カ年戦略をもとに、このアレルギー疾患の総合対策として重要な点について質問並びに提言をさせていただきたいと思っております。 まず最初の課題は、研究開発体制の強化……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 早速質問に入らせていただきたいと思うんですが、昨日発表されました合計特殊出生率は一・三二。これは、一・三三からさらに後退しまして過去最低を記録したということでございます。昨年一月に公表されました将来推計人口におきましても、これまで少子化の要因として指摘されてきました晩婚化、これに加えて夫婦の出生力そのものが低下しているという現象も新たに見られることが今回は指摘されている。少子化の進行はとどまるところを知らない。そういう深刻な状況にあるという中で、きょうは御質問をさせていただきたいと思っております。 時間がございませんので、焦点を当てて質問を……
○江田(康)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、上田清司君を委員長に推薦いたします。
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。私、本委員会は今国会から初めてでございまして、初の質問になりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 最初に、三宅島災害対策についてでございます。 きょうは、主に被災者の生活支援を中心にお伺いをしたいと思っております。 昨年五月十六日に本委員会で決議が行われました。避難生活が長期化している三宅島、その方々の生活の安定と島の復旧復興に、政府に最大限の対応を求めた内容でございましたが、この決議を受けて、政府におかれましては、三宅島また三宅村民の方々へどのような支援が行われたのか、この件について大臣に御答弁をお願いしたいと思います。
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 幾つか質問を用意しておりますが、二十分という短い時間ですので、早速に質問に入らせていただきたいと思っております。 まず、七月十六日に、私も三宅島の噴火災害の復旧状況等について委員会で視察をさせていただきました。したがって、三宅島の関連についてまずは質問をさせていただきたいと思っております。 今回の視察は、委員長も申されましたように、今後の本格帰島後の生活の支援等について検討するためでもございました。私、全島を視察させていただきまして、特に目立つのは、あそこはトタン屋根を使っていらっしゃいますが、その屋根が腐食して、かなりな住宅の被害が出て……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、この二法案について質問をさせていただきます。 平成十二年、これは私も衆議院議員になりまして初年度でございますので忘れもしませんが、雪印乳業の黄色ブドウ球菌毒素による食中毒事件、これは、患者数が約一万五千にも及ぶその規模の大きさと、大企業の工場が発生原因であったということから、消費者心理に非常に大きな影響を与えた問題でございました。 さらには、平成十三年の九月に我が国で初のBSEの事例が発生しまして、これを機に多くの消費者が牛肉の購入を控える、そういう問題が生じたわけでございます。また、その後発覚したさまざまな食品の偽装表示問題、こ……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 前回のトレーサビリティー法案、それからHACCP支援法案に続きまして、食の安全、安心確保のための農水省関連の法案について質問をさせていただきます。 早速、質問に入らせていただきます。 まずは、肥料取締法についてでございます。 近年、下水道の普及、また資源のリサイクルが進められている中で、下水汚泥を原料とした肥料がふえてきております。この汚泥肥料、いわばこれは副産物でございますが、価格は安いんですね。ですから、前回からも私は質問しておりますけれども、生産資材費を低減させて、そして国際競争力に勝つ農業、畜産業をつくらなくちゃいけない、そうい……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 本日の議案は、農業経営基盤強化促進法の一部改正案、それから農業災害補償法の一部改正案でございます。これらの法律は、ともに農業経営のあり方に密着したものであると承知をしておりますが、我が国の農業経営の中心は、これは何といっても、米、稲作でございます。また、経営の改善が最も必要とされているのも、またこれ、米、水田農業でございます。 一方、米につきましては、この農林水産委員会におきまして、食糧法について、参考人質疑を含め、長時間にわたって議論を行ってまいりました。そして、その中で、食糧法の改正案の内容のみならず、米政策改革全般について議論をしてき……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。きょうは、三十分間、短い時間でございますが、質問をさせていただきます。 質問内容は、WTOの農業交渉関係について若干、そしてきょうは、以前より取り上げたいテーマでございました林業政策について質問をさせていただきたいと思っております。 まず、WTOの農業交渉関係についてでございますが、私も、本年三月に、衆議院の訪欧派遣団としまして、松岡団長を初めとして超党派でジュネーブに、またフランスに行ってまいりました。その際、ハービンソン議長ともお会いしまして、それで厳しい、激しい交渉を行ってまいりましたが、アメリカ、ケアンズとの隔たりは非常に大きいものが……
○江田委員 公明党の江田でございます。 きょうは、先生、お忙しい中、すばらしい講演をしていただきまして、ありがとうございます。 私の方の質問としましては、ちょっと憲法論議からは外れるかもしれませんが、先生が先ほど二十一世紀の民主主義日本のあるべき姿ということで、ソフトパワーが非常に重要な役割を示すということをその講演の中で一貫しておっしゃられていたかのように思われます。そのソフトパワーを生み出す、また、論理力を引き出す、そういうソフトパワーをはぐくむ教育という観点から少しくお話をさせていただきたいと思っております。 政治改革、社会改革をするにしても、またこの憲法論議でその改正について論議……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、先生、お忙しい中、非常にグローバルな視点で、また海外にも居住されていて、そういう観点から日本を見ていただいて、地方分権改革についての非常に参考ある御意見をいただきましてありがとうございました。 私は、さきの二先生とは違いまして、ちょっとどろどろと具体的に勉強をさせていただきたいと思っておりますので、二、三点御質問させていただきます。 先ほど先生が、今後の日本の地方分権改革で三つの課題があると言われました。一つは、財政面での分権、税財源の移譲についてということでございました。これについてちょっと御質問をさせていただきたいんですが、さきの……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 先生、きょうは貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 地方自治が大きな転換期を迎えていると私も思っております。小泉首相が、民間でできることは民間で、また地方でできることは地方でということをスローガンに改革を進めておりますが、非常に重要な分野であると思っております。 地方改革、地方自治改革の柱はやはり地方分権であって、その地方分権を進めるためには、先ほども先生がおまとめになられましたように大きくは二つ、一つは財政危機にいかに対応するか、税財源の確保をどうするかということであり、またもう一つは、社会構造の種々の変化に対して自治能力の……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、先生、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 幾つか質問をさせていただきたいと思っておるんでございますが、まず、先ほどからも議論に出ておりますように、日本全体が非常に経済が厳しい状況に至っております。これは地方においてはさらに厳しいわけでございまして、地方の経済の活性化ならずして国の経済の活性化もないと私は思っております。そういう経済の活性化に限らず、二十一世紀に対応した教育とか環境、福祉、医療、介護といった大きな問題がまた横たわっております。こういうようなものに対応して、地方の活性化をしていく上においても、やはり本来の意味……
○江田小委員 本日は、もともと行政出身であられながら、おかたいお考えではなくて、もう本当に鋭い、本来の地方と国のあり方を鋭く指摘されている御意見に感服しているわけでございます。 きょうは、税の専門家でもあられる、私は税はほとんど専門でございませんが、そのことについて最初にちょっとお聞きしたいと思っております。 先生の「税は自治の原点」という論文をこの前に読ませていただきまして、量出制入、すなわち、出るをはかって入るを制するというのが財政の基本原則であるということをここで述べられております。 今までは、量入制出というか、そういう逆転した考えが横行していて、行政改革、事務処理の見直し、これを……
○江田小委員 公明党の江田康幸でございます。 本日は、北川知事、これまでのいろいろな経験を生かして、また現場の知事として非常にすばらしいことを考え、やろうとされているということをお聞きして、ありがたく思っております。 幾つかお聞きしたいと思っているんですが、まず一つは、税源の移譲ということについてどのようにお考えなされているかということをお聞きしたいんです。 確かに、これまでは政官財一体で護送船団方式で、こういう体制の中でやってきたわけでございますが、国としては、先ほども言われたように、最終的には七百兆円の借金もつくってしまっている。そこで、責任の所在が不明である。だからこそ、納税者には……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。 私は、選挙区は熊本でございまして、五月十一日に熊本地裁で行われましたハンセン病の判決、これに対して我が党の坂口厚生労働大臣が控訴を断念するという英断を下され、それを支えた者の一人として、きょうは林先生が、ハンセン病でお苦しみなされたお父さんを持たれる、そういう非常に大変な御経験を持たれておりますので、林先生に、まずは、なぜ九十年もの長き間隔離政策が続けられたのかという点についてお聞きしたいと思っております。 先ほど、先生は、時間がないせいか余りお話しになられませんでしたので、私の考えをまず言わせていただきながら、憲法における保障された人権と……
○江田(康)小委員 公明党の江田康幸でございます。きょうはいろいろな御意見を伺い、地方分権に関して、大変に参考になっております。 幾つか質問をさせていただきたいんですが、構造改革というのが今非常に大事なときでございまして、そのキーワードはやはり地方分権、これがいくか否かだと思っております。むだを省いて効率よい行政システムを国も地方もつくり上げる必要がある。 そういう中で、志木市長のところでは、行政改革の大胆なモデルとして地方自立計画というのを進めておられます。先ほどお時間がこの件に関してはなかったので、具体的な説明がございませんでしたので、まず、この御市で進められている地方自立計画の基本的……
○江田(康)委員 公明党の江田康幸でございます。本日は、食品安全基本法に関する質疑をさせていただきます。 この二年、食の安全を揺るがすさまざまな問題が起きております。BSEの発生、大企業による牛肉偽装の問題、それから残留農薬や無登録農薬の問題、健康食品による被害等々、食の安全に対する国民の信頼は大きく失墜し、不安が増大している現状でございます。 このような状況に対応するために、私たち公明党では、現地調査や関係者との協議を重ねてまいりました。昨年二月、「食の安全」確保に関するプロジェクトを設置し、リスク評価委員会の設置や食品安全法の制定を柱とする食の安全確保に関する提言を発表したところでござ……
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