このページでは志位和夫衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問します。(拍手) 小泉政権が進めているイラクへの自衛隊派兵は、今なお戦争状態が続いている他国に重火器で武装した自衛隊を派兵するという、戦後初めての道に踏み込むものです。これは二十一世紀の日本の進路、日本国民の命運にかかわる重大問題であり、国会の場で事実と道理に立った冷静な議論が尽くされる必要があります。 私は、きょうは、時間の制約もあるので、イラク問題に絞って、四つの角度から首相の認識の根本を問うものであります。 第一は、首相が、米英軍によって行われたイラク戦争の性格をどう認識しているのかという根本問題です。 イラク戦争に引き続く占領に……
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問します。(拍手) まず、新潟、福島、福井を襲った豪雨災害と台風十号による被害についてであります。 私は、犠牲となられた方々に深い哀悼の気持ちを述べるとともに、多くの被災者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げるものです。 日本共産党は、直ちに対策本部を設置し、地元の皆さんと連携して救援と復興に取り組んできました。現地の実態は極めて深刻であります。全壊、半壊した住宅が三百棟を超えるだけでなく、一万数千を超える住宅が床上浸水で泥に埋まってしまうという状況となりました。全国でも有名な地場産業、中小企業の工場も泥に埋まり、水田も至るところ泥をかぶり……
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問します。(拍手) 質問に先立って、私は、この間の連続した豪雨・台風災害で被災された皆さんに、心からのお見舞いを申し上げます。そして、政府が、被災された方々の生活基盤の再建のために、制度改善を含めた万全の対策を講じることを強く求めるものであります。 まず、首相の政治姿勢の根本にかかわって、二つの問題について伺います。 一つは、政治と金の問題です。 日本歯科医師連盟から一億円ものやみ献金を受け取りながら、記憶にない、責任はないという、余りに庶民の感覚とかけ離れた橋本元首相の言動に、国民の怒りが集中しました。やみ献金問題の真相を徹底的に究明す……
○志位委員 私は、きょうは年金問題について小泉総理に質問いたします。 政府は、国民の反対を押し切って年金改悪を強行し、この十月からサラリーマンの保険料の値上げの実施を行いました。しかし、国民の圧倒的多数は、今なおこの改悪された年金法を認めておりません。九月の世論調査でも、七八%の国民が法律のつくり直しを求めております。その最大の理由は、負担がふえる一方、給付が減るというものでありますけれども、それに加えて、その負担増と給付減がどこまで続くかわからない、これでは老後が不安で仕方がない、これが国民の多数の気持ちであります。 実際、改悪された年金法の枠組みで押しつけられようとしている負担増は、保……
○志位委員 私は、小泉内閣が今進めようとしている増税路線について質問をいたします。 昨年末、政府の予算案が発表されたときに、メディアは一斉に、本格増税路線に踏み出したと報じました。総理はこれまでも、痛みに耐えよと社会保障の切り捨てを進めてこられましたけれども、今度の政府予算案というのは、それに加えて税制でも本格的な庶民増税に踏み出すものになっていることが最大の特徴であると私は思います。 今度の予算案には定率減税の半減が盛り込まれました。二〇〇五年度と二〇〇六年度の二年間で定率減税の縮小、廃止を行って三・三兆円の増税を実施し、続けて、二〇〇七年度には消費税の増税を実施に移す、これは与党税制大……
○志位委員 小泉首相に、靖国神社参拝の問題について質問いたします。 ことしは、戦後六十年の節目の年であります。それなのに、中国、韓国を初め、アジアの国々と日本との関係がこれまでになく悪化していることには、大変心が痛みます。その最大の原因が、日本側の問題でいえば、過去の戦争や植民地支配に対する日本政府の姿勢、特に首相の靖国神社への参拝問題にあることは明瞭だと思います。 靖国神社とは一体どういう神社なのか。これは、靖国神社の中心的な刊行物で、宮司が特別のあいさつを書いている靖国神社「遊就館図録」という本であります。遊就館というのは、靖国神社がその境内に設置している日本の戦争史の展示館であります……
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