鳩山邦夫 衆議院議員
44期国会発言一覧

鳩山邦夫[衆]在籍期 : 34期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期-|44期|-45期-46期-47期
鳩山邦夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鳩山邦夫衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院44期)

鳩山邦夫[衆]本会議発言(全期間)
34期-36期-37期-38期-39期-40期-41期-42期-43期-|44期|-45期-46期-47期
第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 衆議院本会議 第31号(2008/05/22、44期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(鳩山邦夫君) 少年法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  少年審判手続において、被害者やその遺族の方々への配慮を充実させることは極めて重要であり、これまでもさまざまな取り組みが行われてきましたが、多くの被害者等にとって、その被害から回復して平穏な生活に戻るためには依然としてさまざまな困難があることが指摘されています。  このような現状を踏まえ、平成十六年には犯罪被害者等のための施策の基本理念等を定めた犯罪被害者等基本法が成立し、これを受けて平成十七年に閣議決定された犯罪被害者等基本計画には、法務省において、平成十二年に改正された少年法のいわゆる五年後……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 衆議院本会議 第3号(2008/10/01、44期、自由民主党)【政府役職:総務大臣・内閣府特命担当大臣(地方分権改革)】

○国務大臣(鳩山邦夫君) 地方財政は、決算段階で考えてみれば十兆円というような規模でスリム化とか歳出削減に努力をしているわけですが、それでもなお、交付税特会三十三兆六千億を加えますと百九十七兆円というような借入金を抱える段階であって、しかも、社会保障関係費は必然的にふえていくわけでありましょう。  しかも、最近の国の経済情勢が地域経済に影響を与えれば、当然、また地方の税収減あるいは交付税減にもつながりかねない。  しかしながら、地方の発展なくして国の発展は絶対にあり得ないわけで、地方の恩恵に支えられて大都会が発展するというような形もあるわけでありますから、私が麻生総理から最大の命令として受けて……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 衆議院本会議 第7号(2009/01/29、44期、自由民主党)【政府役職:総務大臣・内閣府特命担当大臣(地方分権改革)】

○国務大臣(鳩山邦夫君) 定額給付金について御質問があったわけですが、細田幹事長からは、二次補正予算や関連法案が成立した後に、実際の支給までどういう手続になるか、こういう御質問ですが、これは大変重要な面を含んでおります。  つまり、現在のように、補正予算は成立したが関連法案が成立していない、この状況でどこまでできるかというお尋ねと考えますと、既に昨日、給付事業費、つまり本体の給付あるいは事務費について、補助金交付要綱を地方公共団体に通知しました。  そして、もう予算が成立しましたから、各市町村は補正予算を編成していただきたい、そして給付リストの作成をして住民基本台帳や外国人台帳からリストアップ……

第171回国会 衆議院本会議 第8号(2009/01/30、44期、自由民主党)【政府役職:総務大臣・内閣府特命担当大臣(地方分権改革)】

○国務大臣(鳩山邦夫君) かんぽの宿についてお尋ねがありました。  この件に関して、私はまず、基本的に三つの疑問を持ったわけでございまして、なぜ譲渡の相手方がオリックスグループなのであるか、なぜ経済状況が悪化しているこの時期に売らなければならないのか。五年以内ということですが、まだ随分時間が残っております。また、なぜ施設を全国一括、七十個一括で売らなければならないのか、それぞれ人気のあるものは地方の観光振興に役立てたらいいのではないか、そう思ったわけでございます。  特に、郵政民営化の議論を行っていたのは、最初は総合規制改革会議でありました。その後から経済財政諮問会議に移るわけでございまして、……

第171回国会 衆議院本会議 第9号(2009/02/12、44期、自由民主党)【政府役職:総務大臣・内閣府特命担当大臣(地方分権改革)】

○国務大臣(鳩山邦夫君) 保坂議員より三点お尋ねがありました。  日本郵政の施設の承継についてであります。  郵政民営化により新たに設立される日本郵政を初めとする承継会社は、健全な経営を確保するためということで、それぞれの中核的業務に特化することとしたものでございます。  そこで、旧簡易保険加入者福祉施設については、かんぽの宿等でございますが、譲渡または廃止することとして、譲渡または廃止するまでの間に生じると見込まれる損失の処理や、譲渡または廃止する際に雇用に配慮する等の観点から、グループ全体で対処する必要があるため、各社からの配当収入を得て、グループ全体の経営管理を行う日本郵政が暫定的に承継……

第171回国会 衆議院本会議 第19号(2009/03/31、44期、自由民主党)【政府役職:総務大臣・内閣府特命担当大臣(地方分権改革)】

○国務大臣(鳩山邦夫君) 民主党が提出した年金記録回復促進法案についてお尋ねがありました。  御指摘の法案は、拠出制に基づく現行の年金制度との関係がどのようなものになっていくのか、あるいは、どのような直接的、間接的な効果が生じるのかなどを踏まえて、立法の過程を通じ、すなわち国会で議論をしていただく中で、適切な検討が行われることを期待いたしております。  ただ、その提出された法案には、法案の心には、我々がまたきちんと受けとめなければならない部分が入っていることも確かでございまして、例えば、年金確認第三者委員会で、どっちかな、どっちかなという本当にぎりぎりの場面があったときには、できる限り申立人に……

鳩山邦夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院44期)

鳩山邦夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 教育基本法に関する特別委員会 第9号(2006/06/05、44期、自由民主党)

○鳩山(邦)委員 おはようございます。  答弁は何百時間かいたしたことがありますが、質問は十年ぶりで、質問は下手くそでございますから、お許しをいただきたいと思います。  まず、民主党さんにお尋ねをしますが、私がこの国会の中で最も尊敬する政治家の一人は、西岡武夫先生でございます。文部大臣として大先輩、西岡文部大臣のころに私は自民党の文教部会長だったかな、あるいは、わずか六、七名で改革の会という会派を組んだとき、西岡代表のもとで私が代表幹事をやったとか、いろいろな経験がございます。したがって、私自身は、西岡武夫先生の西岡イズムと言ってもいいような教育論にいつも感銘を受けておったわけでございます。 ……

第164回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(2006/06/09、44期、自由民主党)

○鳩山(邦)議員 ただいま議題となりました自由民主党並びに公明党共同提案の公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概略を御説明申し上げます。  もとより、選挙権は、国民主権を宣言する日本国憲法において、国民の最も重要な基本的権利の一つであることは言うまでもありません。今国会では、在外投票制度の対象選挙を衆議院小選挙区選挙及び参議院選挙区選挙の在外投票を可能とする公職選挙法の改正を行ったことは各位御高承のとおりであります。  我々は、選挙権が国民にとって重要な参政権の一つであることから、でき得る限り国民すべてが実際に選挙権を行使できる環境を整備する必要があると考えて……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第11号(2006/11/14、44期、自由民主党)

○鳩山(邦)委員 私は、二十八年ぐらいかそれ以上か議員をさせていただいておりますけれども、この委員会の審議を聞いておりますと、非常に充実しているという感じ、単なるやり合いというのではなくて、大臣の答弁も見事ですし、民主党の方々の質問も、けさの質問など、藤村さんの質問も非常に教育行政について核心に触れた問題であったと思います。  あるいは、松原仁さん、昔から私も長いつき合いですけれども、非常にすぐれた質問内容であって、民主党の幅広さを示したのかもしれませんが。ここに牧理事がおられますけれども、彼も私の事務所に長くいた、かつての私の事務所のエースでありまして、私が議運の委員長のときに、解任決議案を……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 法務委員会 第1号(2007/10/19、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 このたび、法務大臣に就任いたしました鳩山邦夫でございます。委員長を初め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営につき格別の御尽力を賜り、心から御礼申し上げます。今後とも、なお一層の御指導、御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。  法務省は、民事、刑事の基本法と呼ばれる法律を所管し、これらはいわば国の骨組みであるとともに、法務行政の遂行は、国の根幹、土台にかかわるものばかりであります。そして、法務行政における諸課題は、いずれも、国民の皆様にとって、基本的で大切なものばかりであると承知しております。  それゆえ、法務大臣の責任にはまことに重大なものがあり、私は……

第168回国会 法務委員会 第2号(2007/10/24、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 神崎先生のような大先輩に御質問をいただくことをまことに光栄に存じます。  私は、やや多弁に過ぎる性癖がございまして、言葉が適当でない、そういう傾向はあるのかもしれないと日々反省をいたしておりますし、人徳を十分に積んだ人が法務大臣をやるべきである、こう思うときに、まだまだ積んでいる徳の量が少ないものですから、いろいろ誤解を受ける場合もございます。  きょうは死刑についての御質問がほかの方からも予定されておりますので、大前提だけお話をちょっとしたいと思うんです。  それは、私は人命を決して軽視しているわけではございません。人命を重く見るからこそ、私は、死刑というものの執行について、……

第168回国会 法務委員会 第3号(2007/10/31、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 基本的に、武藤容治先生のおっしゃること、胸に響き、すべて同感でございます。  私はそんな資格はないんですが、今、日本の政治、与野党のいろいろな論戦とか、さまざまな政権がこの十年の間にもできてきているわけですが、日本の政治の中で一番欠けてきているのが文明論とか哲学のような気がしてならないわけでございまして、私が師事した田中角栄先生とか、あるいはその当時の大平先生、福田赳夫先生、中曽根先生、皆さんいろいろな哲学や文明論をお持ちであったように私には思えるんです。それは、政治家がだめになったのではなくて、時代の波に押されて政治家が文明や哲学を語らなくなってきているのかなという部分がある……

第168回国会 法務委員会 第4号(2007/11/06、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して御説明いたします。  政府においては、人事院勧告の趣旨等にかんがみ、一般の政府職員の給与を改定する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしておりますが、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改定する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は、次のとおりであります。  裁判官の報酬等に関する法律の別表に定める十一号以下の判事補の報酬及び十六号以下……

第168回国会 法務委員会 第5号(2007/12/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 水野先生御指摘の点は、従来、人数と日にちしか発表しない、何か相当昔は一年間のトータル人数しか発表しない時代があったというようなうわさを聞いたことがあります。これは、私が正しいかどうかは別でございますが。  そこで、大変悩みまして、勉強会あるいは非公式に局長さん方といろいろ話し合いをしました。十一月三十日に一部新聞が公表することになるという報道をしたわけですが、その時点では全く決めておりません。非常に悩みの極にあったのが十一月三十日と言ってもいいかもしれません。  その後、さらに勉強会あるいはさまざまな検討をいたしまして、今まで、死刑の執行をだれにして、どこでしてというようなこと……

第168回国会 予算委員会 第4号(2007/10/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 先生御指摘のとおり、軍刑法というのは陸軍刑法も海軍刑法も両方あったと思いますけれども、そうした法律が一般の刑法の適用を除外しているわけではありませんね。特殊なケースにおいては刑法が適用されないという記述があるということは、一般的には本来の刑法も適用されるということなんですが、実は先生御指摘の件をいろいろ調べたんですが、例えば、調査した範囲内で、いわゆる戦後補償関係で、沖縄戦等について国を被告とするものについては見当たらないんですよ。それから、軍人対個人という形で、殺したりした方の軍人を被告とする訴訟がないか調べたんですが、今のところ、まだ把握できていないんです。


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 決算行政監視委員会 第2号(2008/04/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 いろいろな世論調査がありまして、義務であるから参加するのは仕方がないというのをどっちにカウントするかということで大幅に考え方が変わってくるんですが、今、確かに、積極的にやりたいという方が二割か二割弱という数字なんでしょうか、それから、義務だからそれはしようがない、参加しますよという人が四割強ぐらいいる。そういう意味でいえば、それは国民には権利も義務もあるわけで、義務としてやりますよという人が六割を超えておれば何とかいいのではないかという解釈を最高裁等はしているし、私どももそんなふうに思っております。  啓発とか広報宣伝は、一番いいのは模擬裁判を見ていただくことなんですけれども、……

第169回国会 法務委員会 第1号(2008/02/22、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 委員長を初め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御理解と御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。  現在、社会のさまざまな分野で変革が求められており、社会経済の基盤を支える法務行政も、各般においてその渦中にあると言って過言ではありません。変化は時にやむを得ず、皆様にさまざまな御負担を強いることもあります。であるからこそ、法務行政も国民にわかりやすいものでなければならず、真に国民の求める声に誠心誠意耳を傾けて、必要な改革を実行していく必要があります。  私は、法務大臣就任以来、直面する諸課題に対しては、まずは虚心坦懐、心を無にして意見を聞くことに努めてまいりました。……

第169回国会 法務委員会 第2号(2008/02/26、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 確かに先生おっしゃるとおり、欧米の文明、欧米といっても、法律的にいえば、大陸法と英米法、成文法主義か不文法主義かというような点では全く異なっているわけでありましょうし、そういう中で、裁判員制度を導入するのは、外国のまねごとをする、そういう観点では全くないわけでございまして、日本の社会に合った形でこれを定着させたいというふうに思っております。  やはり一番重要なのは、国民が裁判の過程に参加して、国民の一般的な感覚が裁判の内容に反映されることが大事で、そのことによって、司法に対する国民の理解というのでしょうか、あるいは支持のようなものが深まっていって、司法というものが国民的な基盤の……

第169回国会 法務委員会 第3号(2008/03/19、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、その内容は、民事訴訟事件及び刑事訴訟事件の適正かつ迅速な処理を図るとともに、裁判員制度導入の態勢整備を図る等のため、判事の員数を四十人及び判事補の員数を三十五人増加しようとするものでございます。  以上が、この法律案の趣旨でございます。  何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。

第169回国会 法務委員会 第4号(2008/03/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 大口先生おっしゃるように、やはり今回の司法制度改革の中で法科大学院をつくったというのは最大の変化の一つだろう、そう思っております。法曹の養成の仕組みを大幅に変えたわけですから。  この間、新聞を読んでおりましたら、結局どんどん減らしていって旧試験がいずれ消えてしまう、そうすると、昔は弁護士あるいは裁判官、検事になるために、とにかく一生懸命、金はないけれども勉強して、それで難関を突破するという人が大勢いたけれども、予備試験というのはあるかもしれませんが、原則法科大学院に行かなければ法曹になれないということになれば、金がなくて、ねじり鉢巻きで勉強したい人はこれからは法曹になれないの……

第169回国会 法務委員会 第5号(2008/04/01、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律及び総合法律支援法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  平成十九年六月に犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律が成立し、これにより、被害者の方々が刑事裁判に参加する制度が創設されたところですが、この制度のもとで、被害者の方々が適切かつ効果的に刑事裁判に参加するためには、必要に応じて弁護士による援助を受けることができることが重要であると考えられます。しかしながら、一般に、被害者の方々は、犯罪により多大な損害をこうむり、経済的にも困窮することが少……

第169回国会 法務委員会 第6号(2008/04/04、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 今大口先生がおっしゃられた事柄がまさに物事の本質だと思っておりますけれども、一言で申し上げて、日本の刑事司法手続とか裁判とか、いろいろと工夫を重ねて仕組みをつくってきたのでありましょうが、どちらかというと被害者の方々にお気の毒な場面が多過ぎたのではないのか、そういう反省の中から犯罪被害者等基本法というものが生まれ、政府でも計画をつくり、そしてこの基本法によって、刑事に関する手続への参加の機会を拡充する制度というものができ上がったわけであります。  今まで傍聴しかできなかった被害者や遺族の方が傍聴ではなくて出席ができる、今先生おっしゃったように、もちろん証人尋問も、一定の範囲にお……

第169回国会 法務委員会 第7号(2008/04/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 来年の五月二十一日から裁判員裁判が始まるわけでありまして、あっという間に一年後に迫ってきたという感があるわけです。  今、稲田先生御指摘の世論調査の数字、ほかにもいろいろ世論調査がありますが、大体、物すごく大ざっぱに言うと、積極的に裁判員になりたいというか、やろうという積極派が二〇%かそれを少し下回る、国民の義務であるから参加はしますよというのが大体四割ぐらい、残り四割弱ぐらいが義務でもやりたくないな、大体そんな割合になっているんだと思うんですね。これは、マスコミュニケーションによって、消極派が七割とか八割という書き方をするところもあるけれども、しかし、義務であるから参加します……

第169回国会 法務委員会 第8号(2008/04/15、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 保険法というものは、私にとって決して得意の分野ではありませんし、学生時代に商法もとらなかったという実績もあるわけでございまして、きょうは、倉田教授の授業を法科大学院で聞いているような、そんな思いで今やりとりを聞かせていただいておりました。  共済という仕組みは、農協の共済が典型なのかと思いますが、特定の団体、集まりの中から必然的に誕生したものであって、まさしく無尽や頼母子講の精神がそのまま現代に生きているのが農協の共済等の共済の仕組みではないか、そう思います。  したがいまして、先ほどから法務省あるいは金融庁からも答弁がありましたけれども、今回は、いわば業法とは全く関係なく、商……

第169回国会 法務委員会 第9号(2008/04/18、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 先生と事務当局のやりとり、大変いい勉強になるわけですけれども、今回の保険法の改正というものが、そもそも商法から独立をさせるということで、基本的には業法関係とは関係なく、共済等も、あるいは第三分野等も取り込んで、保険というものについての基本的なルールをつくるという観点で提案されているわけであります。  しかし、他方、不払いとか未払いの問題がしばしば新聞紙上をにぎわすということを考えれば、その基本的なルールの定め方も、保険契約者に、消費者と言ってもいいのかもしれませんが、温かいものでなければならないということで、この法案の改正の中にもそういう点は大分入っているんだろうと思うわけです……

第169回国会 法務委員会 第11号(2008/04/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 そのバランスが大変重要であり、また難しい部分でもあろうと思いますし、残念ながら、モラルリスクの問題がありますので、さまざまな規定を置かなければならないということなんだろうと思っております。  したがって、保険業法というのはあるんでしょうが、保険会社がいかにうまくやったらもうかるかという観点は絶対持ってはいけないわけでございまして、保険契約者あるいは被保険者あるいは受取人の方が、少しでも有利になるようにということで、例えば片面的強行規定も置いたりいたしておるわけでございます。  特に、商法には責任保険という規定がないわけでございまして、今回の改正では、責任保険で加害者と被害者がい……

第169回国会 法務委員会 第12号(2008/05/23、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 きょうは五月二十三日で、来年の五月二十一日から裁判員制度が始まる。正確には、来年の五月二十一日以降に起訴された事件の公判ですから、早くて七月なのかなというふうには思いますが、始まることは間違いがありません。そういった意味で、あらゆる準備をしなければいけないと思っております。  ここで、ちょっとおさらいをしておきたいんです。  では、なぜ裁判員制度をやるかというのは、一つは、すべて国のさまざまな機関とか国の機能や権能には国民主権のもとで国民が参加をする、我々なんかは、まさしく選挙によって選ばれてここにいる、そういう意味でいうと、司法にも国民の参加が必要であろうという大原則があろう……

第169回国会 法務委員会 第13号(2008/05/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 早川先生のおっしゃること、すべて正しいと思っております。国際組織犯罪防止条約は平成十五年に国会で承認しておりますから、もう五年たつのでありましょうか。結局、承認はいたしましても、国内法である条約刑法が成立をしないものですから、締結ができないという非常に残念な事態。  私は、昨年の夏に法務大臣を拝命しましたときに、今早川先生がおっしゃったように、ことしの夏には日本でサミットが開かれる、そうしますと、それに付随してG8の司法大臣会議というのを、私が泉大臣と共同議長を務めて六月の十一、十二、十三と開く、それまでにぜひともこの条約刑法が成立をされて、我が国が国際組織犯罪防止条約を締結で……

第169回国会 法務委員会 第14号(2008/05/30、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 神崎先生御承知のとおりだと思いますが、少年審判規則第二十九条に、「裁判長は、審判の席に、少年の親族、教員その他相当と認める者の在席を許すことができる。」と。この相当と認める者の在席というのを物すごく幅広く解釈して、被害者も入るというような学説をお持ちの方もいるようではあります。  しかし、これは少年側の方々、つまり、少年の生活環境や処遇に関係の深い方々、例えば親族、あるいはその少年の担任の先生、あるいは勤めていた場合の雇い主、あるいはその少年が前に保護観察を受けておったとすれば保護観察官等を在席させるための規定と解するのが一般的でございまして、この中に被害者や被害者の遺族を含め……

第169回国会 予算委員会 第3号(2008/01/29、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 基本的には、やはり犯罪が平成十四年ぐらいに向かってがあっとふえていって、結局、拘置所あるいは刑務所で処遇しなければならない人の数がふえていった。それが刑務所の過剰収容問題となっていくわけで、その趨勢の中でこういうふうな数字が並んでいるんだろう。  つまり、当初、ことしはどれくらい。変な話ですが、刑務所でも出と入りと両方あるわけですね。要するに、入りが多くて出が少なくて、だんだんふえていったわけですよ。それが予想を上回っておりましたから、結局、補正予算でふやさないとあふれちゃう、こういうことでございます。  ただ、平成十五、六年度からは、特定の処遇をしなければいけない人の、変な言……

第169回国会 予算委員会 第4号(2008/02/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 伊藤先生おっしゃる意味、日本への理解とか日本語の普及というのは全くそのとおりで、本来、留学生と就学生の区別がなければいいんですけれども、高等教育機関に勉強に来るのを留学として、語学等は就学という区別をしているんですね。  今先生おっしゃったアルバイトの、資格外活動の条件等はなるべく差がないように考えていきたいと思いますが、ただ、現実問題として、うまく日本の国が受け入れないというのもあるんでしょうけれども、就学生の何人かに一人が、多い年は四人に一人ぐらいが不法残留になるというような問題も同時に解決しなければならないと思っております。

第169回国会 予算委員会 第6号(2008/02/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 志布志事件とか氷見事件のような、特に氷見事件の場合は冤罪ということでありましょうから、こういうことが二度と起こらないように厳しく指導をしていこうと思っております。  もちろん、そういうことは絶対あってはならないんですが、三ッ矢先生おっしゃったように、治安の問題、犯罪のない、少ない国家にしていかなければなりませんし、犯罪を犯したにもかかわらず真相が究明されないで罰せられないということもまたあってはならない。  そういう中で、我が国は諸外国と違いまして、被疑者の取り調べということに大変重点を置いてやってまいったわけでございまして、それを警察段階から、逮捕されたときからずっと全面的に……

第169回国会 予算委員会 第7号(2008/02/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 ミャンマーという国が、弾圧とか虐待とか、あるいは民族対立もあるんでしょうか、非常に難民が出やすい地域である。例えば、昨年一年間に難民認定申請は日本では八百十六件出ておりますが、そのうち五百人がミャンマー人であります。それで、認められた認定者四十一人のうち三十五人がミャンマー人でございます。もちろん、人道配慮による在留許可も与えております。  そういう中で、昨年の十一月十七日だったと思いますが、国連難民高等弁務官のグテーレスさんがお見えになって、今先生からお話があったように、日本も第三国定住というような形で協力をしてほしいという強い依頼を受けたのは事実でございます。  もちろん、……

第169回国会 予算委員会 第8号(2008/02/14、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 冤罪という言葉は、さまざまな意味に使われて、人によって使用方法がかなり違うだろうかと思います。私も、本来、冤罪という言葉は、単語として、自分の立場を考えれば使うべきではないのかもしれません。  そして、今先生御指摘のとおり、この発言は衆参の法務委員会では何度となくさせていただいた事柄でございまして、それは、私の当時の頭の整理では、いわゆる氷見事件のように、全く人違いであって有罪判決を受けて収監されて服役までして、そこから真犯人が見つかった、全くの人違いであった、あるいは有罪が確定しないまでも、裁判中に、誤認逮捕というんでしょうか、全く別の真犯人があらわれてきた、そういうようなケ……

第169回国会 予算委員会 第9号(2008/02/15、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 先生おっしゃいましたとおり、指紋、両人さし指の指紋と顔写真をとるということは、やはり危険人物の入国を防ぐというのが最大の眼目でございまして、デュモンなどというアルカイーダの人は日本に六回も入国しておったわけですね。六回、一年四カ月。これが後からわかる。これは、いろいろなパスポートで何度も入国を繰り返しておったわけですから、今の制度があれば、少なくとも二回目では確実に捕らえることができた。そんなことで、やはりテロリストの入国というのが最大の眼目になってくるわけでございますが、そのためにさまざまな問題が起きるということ。  実は、公明党の先生方から御指摘されるまで、私はこういうこと……

第169回国会 予算委員会 第10号(2008/02/18、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 先生おっしゃるとおりで、昨年の十一月二十日に個人識別を始めてから嫌がって外国の方が来なくなったという形跡はなくて、順調にふえているわけですが、待ち時間が長くなると、いわゆるリピーターというか、あそこの国は時間がかかるなということで、正直言って、データのとり方はいろいろあると思うんですが、成田がやはり苦戦なんですよ。関空の方がそれほど、つまり、従来の最長待ち時間に比べて今の最長待ち時間が大分接近してきた。ところが、成田の方は、例えば成田空港第二ビルというのは、昨年の八月には最長二十七分であったものがまだ四十一分、そういうものを示しているんです、最長待ち時間の平均ですが。  そうい……

第169回国会 予算委員会 第13号(2008/02/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 一年二カ月前の年末でございまして、突然冬休みがとれそうなことになったものですから、フィリピンへ行ったのを覚えております。
【次の発言】 ウイークリーでそういう報道があったことは、私は知っております。  フィリピンには以前から、以前からといっても、アキノ大統領とか、デ・ベネシア下院議長とか、あるいは、現在のアロヨさんが副大統領のころとか、何度か行ったことがありまして、フィリピンは大都会でございまして、そのころから、私は、自然に興味がありますから、いろいろ歩いたこともありますし、どういう変化が、自然破壊等あるのかなという思いで、かなり久しぶりであろうかと思いますが、孫も連れて参りま……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 決算行政監視委員会 第3号(2008/12/10、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 民営化というのはさまざまな段階があるわけでしょうから、経過期間経過後が本当の完全民営化ということなのでありましょうが、とりあえず、昨年の十月一日から民営化されまして、それは、小さくて効率的な政府をつくるという大行政改革という観点で、また組織も、あるいはできれば金の流れも官から民へという考え方、官でできるものは官で、民でできるものは民で、こういうことを小泉元総理は盛んにおっしゃっておられた。それから、自由度が増すことによって自由な経営で多様で良質なサービスを提供する、こういう基本路線をしいたという意味では、私は、郵政民営化というのは大変大きな事業であったと思うし、ひとまず成功して……

第170回国会 総務委員会 第1号(2008/10/02、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 このたび総務大臣を拝命いたしました鳩山邦夫でございます。  新たに構成された総務委員会のスタートに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  総務省は、国民生活に密着した幅広い行政分野を担っております。私は、特に麻生総理からの御指示である地域の元気を回復することを第一に、地方自治体がみずから地域経営できるよう、権限移譲などの地方分権改革を進めること、国税対地方税の割合を今の六対四から一対一に近づけるなど地方税財源の充実確保を図ること、国家公務員の総人件費削減など行政改革を進めること、地上デジタル放送への完全移行などICTにより成長力を強化すること、郵政民営化を円滑に進めることなど、……

第170回国会 総務委員会 第2号(2008/10/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 地方税法等の一部を改正する法律等が平成二十年四月一日より後に公布されたことにより生じた地方税等の収入の減少に伴う地方公共団体の平成二十年度の減収を補てんするため、地方税等減収補てん臨時交付金の交付その他の必要な財政上の特別措置を定める必要があります。  次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。  地方税法等の一部を改正する法律等が平成二十年四月一日より後に公布されたことにより生じた地方税等の収入の減少に伴う地方公共団体の減収を補てんするため、平成二十年度に限り、都道府県及び市町村に対して、六百五十六億千九百万円を総額とする地方税等減収補てん臨時交付金を交付する……

第170回国会 総務委員会 第3号(2008/11/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  私は、特に、麻生総理からの御指示である、地域の元気を回復することを第一に、地方分権改革を進めること、地方税財源の充実確保を図ること、行政改革を進めること、ICTにより成長力を強化すること、郵政民営化を円滑に進めることなど、麻生カラーを発揮しつつ、私が大切にしている自然との共生の理念を取り入れながら、国民生活に活力と安心をもたらす改革を推進してまいります。  以下、各分野について触れさせていただきます。  まず、行政改革の推進についてであります。  国の行政機関の定員については、平成十八年度からの五年間で五・七%以上の……

第170回国会 総務委員会 第4号(2008/11/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 自分で見たことはございません。ただ、人から、友人から、あなたの家の周辺を見たよということを聞いたことがあるのと、うちの事務所の人たちが、何か多分グーグル・ストリートビューと思われるものを見ているのをちょっとのぞき込んだことがあるぐらいです。
【次の発言】 私は、松本先生のお考えに基本的に異論は全くございません。  科学技術の発達によってこういうグーグル・ストリートビューというようなことが問題になるなどというのは、少なくとも三十年前には想像がつかないことであったわけで、個人情報保護法というのもかなり厳格に適用している中で、人の塀の中が見えるなどというのは大変なプライバシーの侵害に……

第170回国会 総務委員会 第5号(2008/11/20、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 昨日は全国知事会議がございまして、都合五時間行いまして、最初の前半の一時間四十分ぐらいは総理が御出席をしておられたと思います。五時間全部私が司会をいたしたわけでございますので、たしか、堂本千葉県知事ほかの方から医師不足の問題が指摘された際の総理の発言であったと記憶をいたしております。  私は横で聞いておりまして、正直、おやとは思いました。しかしながら、恐らく、御自身が病院を経営しておられたときの記憶がにわかによみがえってくる中で、非常に扱いにくいと総理が当時思われた、我々と常識が違うと思われた方が、一人か二人かわかりませんが、そういう方がおられた、そんな記憶がよみがえってきてこ……

第170回国会 総務委員会 第6号(2008/12/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 基本的には森山先生と同じ考え方でございまして、そもそも日本郵政グループの株式は、日本郵政と、それから四会社のうち売却がこれからされると言われておりますのはゆうちょ銀行とかんぽ生命でございますけれども、もともとすべて、国民の財産がもとで形成された会社であり事業を続けてきた会社でございますから、森山先生御指摘のように、それらの株式は国民共有の財産であると考えられます。したがって、国民すべてが平等に購入できる機会が与えられる、すなわち、上場され市場での適正な評価がされてから処分されるべきものだと考えております。  私は、最近の法律がどうなっているかはわかりませんが、一般の上場されてい……

第170回国会 総務委員会 第7号(2008/12/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 土屋市長とは武蔵野市長時代からの深いおつき合いがございますので、いろいろお話を承って参考になることが大変多いのでございます。  最初、この写真を見せられたときに、これは争議ではないのか、争議権の行使ではないのか、こう思ったわけですが、これも団体交渉の一環ということで解釈されるのかどうか、私には十分理解できない部分がございます。  まず、国家公務員制度改革推進本部において、国家公務員と整合性を持って地方公務員についても検討するというふうになっておりますから、今回のこのような公務員制度改革は地方にも十分大きな影響が及ぶんだろう、こう思っております。  地方公務員の非現業職員に対する……

第170回国会 内閣委員会 第1号(2008/11/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 地方分権改革を担当する内閣府特命担当大臣、地方再生、道州制担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。  私は、地域の活力を呼び覚ますことを目指し、それぞれの地域が誇りと活力を持てるよう、地域の成長力や生活基盤の確保などに重点を置いた取り組みを展開してまいります。  このため、昨年十一月に取りまとめた地方再生戦略に基づき、国があらかじめメニューを定めるのではなく、地域の意欲的な取り組みを構想の段階から直接支援する地方の元気再生事業を推進するなど、省庁横断的、施策横断的な取り組みを展開してまいります。また、ことし八月に取りまとめられた安心実現のための緊急総合対策に地方公共団体に対……

第170回国会 内閣委員会 第2号(2008/11/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 確かに、総理と地方分権改革推進委員会の丹羽委員長の会談に私も立ち会ったわけでございます。  そこで地方農政局あるいは農政事務所も含めて総理はおっしゃったと思いますが、それと整備局は、これはあくまでも例示であったとは思うわけでありますが、こうしたところについて、二重行政を排除するという観点、それから国民の目が行き届くかどうか、これは都道府県に権限を移管、移譲した方が目が行き届くというような観点、それらについて総理から指摘がございまして、私、統合機関という言葉があったかどうか記憶はしておりませんが、統廃合という言葉は使われたと思うのです。  出先機関の問題というのは、言葉の使い方が……

第170回国会 内閣委員会 第5号(2008/12/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 池坊先生は教育のことの専門家であられますから、私よりもはるかにお詳しいと思いますが、私は、文部大臣をやっておりましたのは随分前のことでございますが、一番大事なのは、十五の春を泣かせてはならない、こう思っておりまして、高校入試というものをなくせばいいというのが私の主張でございまして、つまり、ある意味でいえば、高校まで義務化、国が全部責任を持てばいいとさえ思っておったわけでございます。あるいは、中高一貫という考え方も強力に進めたわけでございます。  ところが、そのころに高校中退が十万人以上いるなんという大問題がございまして、それは、勉強がうまくいかないから中退するということもあるで……

第170回国会 予算委員会 第3号(2008/10/06、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 先ほど総理から御答弁がありましたように、私もかつて選挙区が東京で、現在は福岡でございまして、久留米市という中核都市に居住いたしておりますが、中核都市でもシャッター街がふえるというような状態があって、これがもっと小さな都市あるいは町へ行けば、その景気の厳しさというものはひとしおだろう。  やはりその根底には、要するに財源という問題があるわけでございまして、交付税が三位一体改革のときに五兆円以上減らされている。地方は懸命にスリム化をやってこれをしのいだりしている。例えば、四兆七千億の補助金を削減したときに、税源移譲は三兆円で、あとはスリム化とか地方交付税対応。  こういうことで、や……

第170回国会 予算委員会 第5号(2008/10/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 総理のおっしゃったことと基本的に何ら変わるところはありませんが、郵政民営化の大議論をやったときに、私も心の中で、これは、自分は賛成なのか、反対なのか、すごく迷った時期があったと思うんですね。これは巨大な行政改革なんだ、官の資金が民に流れて活性化するんだというようなことを考えて、最終的には、小泉改革の最大の改革である郵政民営化には賛成をしたわけですが。  大改革で物すごい光が強いわけですから、当然、影があり得るわけであって、実際に、民営化といってもいろいろな段階があるわけでしょうが、民営化が進んでいく中で問題点があったらこれは徹底して解決をしなければならぬなという思いで見てきて、……

第170回国会 予算委員会 第6号(2008/12/05、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 定額給付金の事業についてですが、地方公共団体の事業は、自治事務と法定受託事務に分けておるわけでございます。  では、自治事務とは何かというと、明確な定義があるわけではなくて、法定受託事務以外のものが自治事務ということになります。自治事務というのは、地方が自由に決定して行うことを自治事務というのではなくて、法定受託事務以外のことを自治事務ということでございます。  国が大枠を決めて、そして今実施本部をつくってできるだけシンプルな形にしようと全力を尽くしているところでございますが、国が補助金という形でお金をお出しして、地方が自治事務としてこれを配る、こういうことでございます。


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 決算行政監視委員会 第5号(2009/06/10、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 当然、株主総会、株主は国一人でございますから、これは財務省理財局ということなんでしょうか、与謝野大臣がお持ちだということになります。  しかし、財務大臣が株主として判断する基準というものは、いわゆる国有財産、あるいは国が出資している、あるいは株を保有している場合に、国の資産が毀損されることがないようにという視点であろうと思っております。ですから、そういう観点で株主総会では財務大臣が判断をされる。  今、寺田学議員お尋ねの、九条の「会社の取締役の選任及び解任並びに監査役」、これは今いませんけれども、「の選任及び解任の決議は、総務大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない。」とい……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第12号(2009/04/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 基本的には土屋先生と私のお考えは変わらないと思っております。  国と地方の役割の分担をどうするかというのは、今地方分権改革推進委員会で既に二次勧告まで出ておるわけで、これから本当に国の形を含めて考えなければいけないところでございます。  実は、私、かつて文部大臣というのをやっておった関係から、三位一体改革のときに、義務教育国庫負担金の負担割合を二分の一から三分の一にするのに強く反対をして、教育こそは、一応検定教科書もあるし、しかも小中学校は義務教育で、これは一律の水準を保たなければならないから、むしろ全額国庫負担でいいんではないかと強く主張したんです。  私の教育政策の先輩であ……

第171回国会 総務委員会 第1号(2009/01/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成二十年度分の地方交付税が二兆二千七百三十億九千五百万円減少することとなりますが、地方財政の状況等にかんがみ、当初予算に計上された地方交付税の総額を確保する必要がございます。このため、平成二十年度分の地方交付税の総額の特例として、二兆二千七百三十億九千五百万円を一般会計から交付税特別会計に繰り入れて地方交付税の総額に加算することとしております。  また、この加算額のうち一兆二千四百十億四千七百五十万円に相当する額について、平成二十三年……

第171回国会 総務委員会 第2号(2009/02/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  私は、現下の深刻な地方の経済雇用情勢を踏まえ、地方税財源の充実確保を図り、地域の元気回復・活性化を図ることを第一に、行政改革を進めること、地方分権改革を進めること、ICTにより成長力を強化すること、郵政民営化を適切に進めることなど、麻生総理の目指す安心と活力のある社会を実現するため、私が大切にしている自然との共生の理念をも取り入れながら、改革を一層推進してまいります。  以下、当面の重要課題について申し上げます。  地域の元気回復・活性化のためには、地方税財源を充実確保し、地域の創意工夫による施策を推進することが重要です……

第171回国会 総務委員会 第3号(2009/02/20、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 まことに申しわけない限りですが、数日前まで知りませんでした。  結局、日本郵政は事業計画を出して、それを総務大臣が認可するという形になっておるわけでございまして、それは松野先生御指摘のとおりでございまして、九月十二日に事業計画を変更したからといって認可申請をして、その認可文書の決裁は九月十八日になされておるわけです。  その六日後の二十四日に私が総務大臣になって、形の上では私の名前で認可が、九月三十日でございますから、それは形の上では私が責任のあることでございますから、私がスーパーマンであったらここまで見られたかもしれません、決裁済みのものを見られたかもしれませんが、それは率直……

第171回国会 総務委員会 第4号(2009/02/24、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 わかりません。  六社グループにバルク売却を郵政公社がしたわけでしょう。その六社が恐らく相談して、どこはどこと決めていったんだろう。今の松野先生の話によれば、私も見ましたが、リクルートコスモス六五%、それからG7―2三五%という共有にしたものもあるんでしょう。  少なくとも、国民の財産を公社が売って、だれが所有したか、どこに所有権が移ったか、六社のまとまったグループだったからわからないなどというのは、極めて無責任としか言いようがないと思います。
【次の発言】 ちょっと、よく検討いたしますが、できる限り調査をしたいと思います。  結局、公社時代のことと現在の日本郵政株式会社との関……

第171回国会 総務委員会 第5号(2009/02/26、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 確かに、世論調査の数字を見ると、非常に厳しい数字だとは認識いたしております。  私は、麻生太郎という非常に個性の強い政治家、その個性が国民からまだ十二分に理解されていないのではないか、非常に強い個性ですから、理解され始めると事態は一変するのではないか、そういうふうに期待をいたしております。
【次の発言】 内閣のメンバー、閣僚のメンバーを決める、閣僚を任命するというのは内閣総理大臣の専権事項であって、他の者が本来言うべきことではない。  ただ、与謝野大臣が、財務、金融、経済財政、何大臣分と言ったらいいのか、三大臣分というのか、兼務されることは大変ではないか。  つまり、財務大臣と……

第171回国会 総務委員会 第6号(2009/02/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 小泉内閣では、官から民へということが盛んに言われた。郵政民営化、道路公団民営化、あるいは政府系の金融機関の大胆な改革などがありまして、官から民へ、そして国から地方へという流れをつくろうとして、それが三位一体改革等の形をとったんだと思っております。そういった意味では、小泉政権というのは、大胆に改革を行うという意味では、これは歴史家の評価にも十分たえ得るものであろうとは思います。  しかしながら、いつも申し上げておりますように、小さな改革ならまだしも、一定規模以上の大きな改革には必ず光と影の部分が出てくるわけで、その影の部分はできるだけ取り除いていくということが国民のためになる、こ……

第171回国会 総務委員会 第7号(2009/03/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 細かいことは事務方からお答えいたしますが、十六年度のバルク売却の前に、公社不動産売却促進委員会第一回議事録というのを私は入手いたしております。議事録で、例えば冒頭、稲村委員が、情報公開についてはどうするのか、また、資料にはないが、鑑定評価はどうなっているかというような質問をされておりますけれども、それに対する答え等は全くなく、第二回目は開かれていないと聞いております。
【次の発言】 公社でございますから、現在の日本郵政に比べればはるかにまだ国に近いというか、国そのものという状況にあって、国民共有の財産あるいは資産を売却する、処分するということであるならば、慎重にも慎重を期して、……

第171回国会 総務委員会 第8号(2009/03/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 渡部篤先生は、私がやるべき最も基本的な仕事について御指摘をされたというふうに思います。  結局、地方分権ということを盛んに議論する、もちろん、地方分権改革推進委員会の第二次勧告等の問題があって、事務や権限をどこまで地方に移すかという問題がありますが、基本的に言えば、やはり財源の問題が決定的でございまして、そうした意味でいうならば、今回、別枠で一兆円地方交付税を増額して、この厳しい国、地方を通じた財政状況の中で、来年度は四千百億円の地方交付税の増額、つまり、十五兆八千二百億円にはなったわけでございますが、三位一体改革前の水準にはまだほど遠いわけでございます。  そういった意味でい……

第171回国会 総務委員会 第10号(2009/03/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 日本放送協会の平成二十一年度の収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。  まず、収支予算について、その概要を御説明申し上げます。  一般勘定事業収支につきましては、事業収入が六千六百九十九億円、事業支出が六千七百二十八億円となっており、事業収支における不足二十九億円につきましては、財政安定のための繰越金の一部をもって充てることとしております。  一般勘定資本収支につきましては、資本収入が九百十七億……

第171回国会 総務委員会 第11号(2009/03/26、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいります。  なお、第八項目において、政府がデジタル化について経済的弱者等に特に配慮するように決議をいただいておりますので、その趣旨を重んじて頑張ってまいります。  ありがとうございました。(拍手)

第171回国会 総務委員会 第12号(2009/04/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 私も谷口先生と全く同じに考えておりまして、今回の北朝鮮の飛翔体の発射ということで、エムネットとかJアラートとかいろいろなことが話題になって、かえって国民の関心が高まってよかった、これを機会に、こうしたシステムについて大胆に、素早く整備をしていくことが何よりも大事だと思っております。  エムネットの場合は、例えば、先生御指摘のように、まだシステムを整備していないところが三分の一ぐらいの自治体に上っているわけでございます。Jアラートに至っては、何と県でも、大分県だけは整備しておりません。したがって、四十六都道府県ということになります。そして、二百八十四市区町村ということでありますし……

第171回国会 総務委員会 第13号(2009/04/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 受信料の免除というのでしょうか、今橋本先生のお話を聞いていて、ああ、そうしたらいいのかなと私は頭に思いました。  というのは、十六、七年前、文部大臣をやっておりましたときには、学校からも取っておったんですよ。それで、私が文部大臣として、郵政大臣、渡辺秀央先生だったと思いますが、学校から取るのはやめてくれとか、少なくとも学校の各教室みんな取るようなことはやめて一台だけにしてくれとか、そういう陳情をした経緯もあるものですから、今、ちょっと過去のことを思い出しながら聞いておりました。  ただ、消防団のようなところでそういうボランティアの方々が自腹を切るのはよくない、そう思えば、これは……

第171回国会 総務委員会 第14号(2009/04/14、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 まず、人事院勧告というと夏だとばかり思っておる、それが常識なんですが、考えてみればいつでも出せるわけでありましょう。  そういった意味で、仮に人事院勧告が出されるということになれば、これは、労働基本権制約の代償措置である、そういう人事院勧告という制度がありますので、とにかく我々は、臨時異例のスケジュールであっても、そのような事態になればきちんと事務的にも処理をしなければならない。  例えば、給与関係閣僚会議が必要だ、そして閣議決定をして法案を提出する、法案を審議していただいて国会で可決していただく、法案の成立、公布、施行ということで、遅くとも五月二十九日までに公布、施行されてい……

第171回国会 総務委員会 第15号(2009/04/17、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 たらい回しというような残念な現象を限りなくゼロに近づけるためにこの消防法の改正をお願いしているわけでございまして、実際に、もう既に答弁ではあったかと思いますが、平成九年と十九年の十年間を比較いたしますと、救急隊が現場に到着してから病院に収容するまでの時間が約六分半ぐらい長くなっているということは、それは搬送先がなかなか決まらないということに一つの大きな原因がある、それをなくすためにこの法案を提出したわけでございます。  ただ、きょうも、先生も今厚労省に対して質問されておられますように、消防という分野だけでは解決できない、医療全体の問題というのがあることは率直に認めなくちゃいけな……

第171回国会 総務委員会 第17号(2009/04/28、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 住民基本台帳法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、外国人住民の利便を増進するとともに、国及び地方公共団体の行政の合理化に資するため、外国人住民を住民基本台帳法の適用対象に加え、住民票の記載事項等について所要の改正を行い、また、市町村の区域外へ住所を移した場合においても住民基本台帳カードを引き続き利用することができるよう所要の手続を定めるものであります。  次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。  第一に、日本の国籍を有しない者を適用除外とする現行の規定を改正し、外国人住民をこの法律の対象に加え……

第171回国会 総務委員会 第18号(2009/05/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 一年前に私が法務大臣をいたしておりましたときには、外国人台帳という名前でいろいろな調査や議論をしておりました。それが、今回住民基本台帳に外国人も同じように記載をするということは、外国人台帳という概念に比べればまた大きく前進したものと私は思っておりますし、今伊藤先生が七年前に届いたメールからお話をされた点に関して申し上げるならば、外国人であっても適法に長期滞在する方が住民基本台帳に入ってくるというのが何といっても一番の人道、人権に対する配慮ではないか、そういうふうに考えております。  国際化社会の中で、我が国に入国、在留する外国人は増加をいたしておりますし、在留外国人のいわゆる転……

第171回国会 総務委員会 第19号(2009/05/21、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本年五月一日、一般職の職員の期末手当等の改定に関する人事院勧告が提出されました。政府としては、その内容を検討した結果、勧告どおり実施することが適当であると認め、一般職の職員の給与に関する法律等について改正を行うものであります。  次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。  第一に、平成二十一年六月期における一般職の職員の特別給の特例措置として、期末手当及び勤勉手当の支給割合について、指定職職員以外の職員は計〇・二月分、指定職職員は計〇・一五月……

第171回国会 総務委員会 第20号(2009/05/26、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 多分、国会議員の公設秘書の身分というのはもちろん特別職でありましょうし、政治的な色彩の強い仕事をするわけでありましょう。したがって、我々の歳費もそうかと思いますけれども、これは議院運営委員会の方ですべて処理をしておられる問題だと思いますので、現在私がきょうここに参っております、一般職の給与のボーナスの削減とは直接のリンクはしがたい部分があると思いますが、ただ、先生からそういう御発言があったことは議院運営委員長にはお伝えしようと思います。
【次の発言】 先生の御指摘は、そういうような事例があったのではないか、つまり、正常な労使関係ではなくてそこにいわゆる癒着と言われるようなものが……

第171回国会 内閣委員会 第2号(2009/03/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 地方分権改革を担当する内閣府特命担当大臣、地方再生、道州制担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  地方の元気を回復することは麻生内閣の最重要課題であり、地方のすぐれた産業、伝統文化などの底力を引き出していくことが必要です。  このため、昨年十二月に改定した地方再生戦略に基づき、地方の元気を引っ張る人材力の強化を柱としながら、地域の成長力強化、生活基盤の確保などに重点を置いた取り組みを展開してまいります。また、地域の取り組みを構想段階から支援する地方の元気再生事業についても拡充してまいります。加えて、地方に対する財政支援対策として、既に成立した平成二十年度補正予算に盛り込ま……

第171回国会 内閣委員会 第4号(2009/03/18、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 御承知のように、今の住所地に住民登録をしても、加害者と言っていいのでしょうか、DV被害者に対して言えば。加害者には絶対わからないようにするという仕組みでございますから、そういう形で、二月一日付ということは二月の十六日ぐらいまでに住民登録をきちんとしていただければ、これは定額給付金がお配りできるわけでございます。  ただ、私自身は想像がつかないぐらいの恐怖の中におありの方、心理的な部分は幾ら想像しても想像できるものではないと思いますが、そういう方は、どんなに、前の、加害者にはわからないようにするといってもやはり恐怖にさいなまれるということがあって、今住んでいるところには住民登録が……

第171回国会 内閣委員会 第5号(2009/03/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 吉良先生の御認識と私の認識は、基本的に違うところはないと思うんです。  今、大畠先生と朝のごあいさつをいたしましたが、最初に民主党をつくったときのチャーターメンバーの一人は私でありまして、大畠先生ともそのころから毎日いろいろな議論をしたことがございます。  そのころ、現在の菅代表代行と私は、比較的欲張りだったのかもしれませんが、早く政権をとれるような政党になりたいな、こう言ったら、兄がひどく怒りまして、ふざけたことを言わないでくれ、政権をとろうと思った瞬間から、要するに、国民全体にこびを売ろうとして不純な考え方を起こすようになるから、そういう考え方は絶対いけないんだ、とにかく、……

第171回国会 内閣委員会 第6号(2009/04/01、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 特区制度は七年目か八年目になっているんでしょうか、過去約七年ということだろうと思いますが、規制改革それから地域活性化、これをあわせた意味での突破口、そういう意義があるんだろう、それなりに成果を上げてきたと評価はいたしております。  一番有名などぶろく特区でございますけれども、これは全国で九十一の特区が実現をしておりまして、平成十九年十一月に公表した地方公共団体に対する調査で、どぶろく特区を活用している地域では年間観光客数が二十七万人増加した、そういう報告を受けております。したがって、これは全国展開していないわけで、全国展開したら観光客もまた全部四方に散ってしまいますから、そうい……

第171回国会 予算委員会 第3号(2009/01/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 全世界全部調べる時間はなかったわけですけれども、現在のような世界同時不況というような状況の中で、決してまれではない。例えば、フランス、イタリア、韓国というところは、低所得者に対する緊急支援を、これはお金を特別給付しているんだと思います。  日本に比較的近いのがアメリカが昨年やったものかなというふうに思いまして、この場合は戻し減税のような形で小切手で給付しているんですが、これは一人当たり二万七千円とか、そんなような金額でございます。ただ、注目すべきは、アメリカで戻し減税という形で配ったもののGDP比が〇・八%ですね。我が国の場合の二兆円というのは〇・四%ですから、倍ですね。つまり……

第171回国会 予算委員会 第4号(2009/01/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 今なかなか興味ある議論を聞かせていただいて、それは、世の中は市場原理ですべて動いてうまくいくというものでは断じてない、私はそう思っております。  また、法律の問題がよく出てまいりますが、法律に違反していなければ何をしてもいいということでは全くない。やはり人の幸せのためには、まず疑念を抱かれないこととかモラルとかプライドとか、今、枝野先生いっぱいおっしゃったが、大変大切なものが多くある、こう思うわけでございます。  私は、かんぽの宿、まだ泊まったことがないのでこれから泊まりに行くつもりでございますが、なかなか評判のいいところもかなり多い。確かに、全体では年間四十億を超すような赤字……

第171回国会 予算委員会 第5号(2009/01/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 一次補正で二百六十億円の緊急安心実現総合対策交付金、これも先生、多分かなり評判がよかったと思いまして、地方が一番喜ぶのは地方税、自分自身の収入、それから地方交付税、これは全く自由に使えるわけでございます。  総理からの御指示は、交付金であってもできる限り使い勝手がいいようにということでございましたから、二百六十億円の先ほどの交付金もそのような設計をして、大体ほとんどの地方公共団体に御利用いただいております。  二次補正の今度の地域活性化・生活対策臨時交付金は、そのスケールは相当大きい六千億。三月に配る特別交付税が六千七百億円分あるんですね。大体それと同スケールのものが二次補正で……

第171回国会 予算委員会 第7号(2009/02/03、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 全くおっしゃるとおりでして、この定額給付金をどんどん使っていただいて、にこにこ給付金だ、こういうふうに申し上げているわけで、全国民が受け取って、全国民が使っていただくということが何よりも大事だと思います。  今先生がおっしゃったように、約百三十の市町村からプレミアムつきの商品券あるいは振興券を出そうということが言われておりまして、プレミアムつきということは、一万円で券を買うと一万一千円分買える。中には二割、一万円の券で一万二千円の買い物が地域でできるような、そういう商品券をつくろうという企画も出されておるわけでございますし、あるいはちょうど一万二千円で買えるものをいっぱい用意す……

第171回国会 予算委員会 第8号(2009/02/04、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 従来、揮発油税の四分の一が直入されていましたね、地方へ。そして、これは道路特定財源ですから、道路にしか使えない。また補助金は別にあるわけでございますが。したがって、国税、地方税合わせて、大体道路特定財源が五兆三千億とか四千億あったでしょう。しかし、実際には地方が三兆三千億円以上使っているという形だったと思うんですよ。今回、臨交金等、つまりガソリン税の四分の一等がなくなるわけですから、それで新しく交付金という形になったわけですから、それは使い勝手は従来とは随分違うわけだと思っております。使い勝手はかなりよくなっていると思っています、地方の自由度という意味で。(前原委員「私が聞いて……

第171回国会 予算委員会 第9号(2009/02/05、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 昨日、赤羽先生が一緒に来られて、有馬温泉の旅館とかホテルとか経営しておられる方々あるいは観光協会の方々からのお話を陳情という形で受けまして、かんぽの宿については、ぜひ地元の観光発展という形で使えるように、我々がいろいろ相談をして引き受けていきたい意向だということをおっしゃられまして、私は、一括でバルクセールなんというばかなことをするのではなくて、それぞれ地域に根差したかんぽの宿が生まれ変わっていく形がいいだろうということとぴったり一致いたしておりまして、非常にうれしい思いがいたしましたし、そのような形でこれから進めていきたいと思います。  なお、有馬温泉のかんぽの宿はもちろん大……

第171回国会 予算委員会 第10号(2009/02/06、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 地域活性化・生活対策臨時交付金六千億円は、私は二次補正の目玉の一つだと思っておりまして、これは、二千五百億円は都道府県に、三千五百億円は市町村に分配をする形になりますけれども、とりわけ財政力指数に注目をしてまいりますので、真に手を差し伸べるべきところに、より多くのお金が行くという仕組みに設計されております。  しかも、根本先生おっしゃったとおり、極めて使い勝手がいいわけでございまして、例えば、学校の耐震化の話などよく出ます、あるいは障害者の福祉とか医療とかいろいろな話がよく出てまいりますが、これは、実はこの六千億を使ってそうしたこともやっていただける。もちろん雇用促進にもお使い……

第171回国会 予算委員会 第11号(2009/02/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 私も不正確なことを言うべきではないから。ですが、やはり大体入札であるかどうかがはっきりしない。入札と言ってみたり、何か提案のコンペみたいな話だったり。正直言って、私は、だから法に基づく報告徴求というのをしているので、入れ札を見せなさい、入札という言葉を使っていいかどうかわからないけれども、一次でも二次でも入札の札を見せなさいと言って今報告徴求しているわけで、これは十六日までには出てくると思いますから。  だから、提示がなかったとかわけのわからないことを言いますが、競争するなら両方提示がそろわなければ競争ではありませんから。

第171回国会 予算委員会 第14号(2009/02/17、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 先生お尋ねの件ですが、平成十九年度の本府省の課長、企画官相当職以上ですから、広い意味での幹部職員ですが、その勧奨退職者数は、これは地方支分部局も含めて千七十一人でありました。このうち主な再就職先は、公益法人が四百九人、自営業が二百三十人、営利法人が百四十人、独法等が六十八人となっているわけでございます。  それで、勧奨退職者のうち相当程度の方があっせんを通じて企業等に再就職した実態がある、こういうふうに思っておりますが、実際、自助努力によって税理士の資格業務についたり、自助努力で企業に行かれた方がおられるのも間違いありません。  ただ、問題がございますのは、私は余り言いわけをす……

第171回国会 予算委員会 第15号(2009/02/18、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 大口先生から初めて伺った事実で、私は知りませんでしたから、いろいろまだ調べる時間がありませんので確たることをお答えするわけにはまいりませんが、先生が御懸念されるようなことは恐らく国民も懸念するのではないだろうかと正直に思います。  ただ、地デジ対応ということでやっているというのであるならば、それは一つの私の電波の方の仕事としては悪くないこととは思いますが、すべての点が不透明でございますから、とにかく解明しなければならないということで、十六日に日本郵政から私の報告徴求に対する答えが参りましたが、段ボール十七箱ありまして、それにまたいろいろございますので、精査に時間がかかるのは仕方……

第171回国会 予算委員会 第16号(2009/02/19、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 土地というのは、一物四価とか五価とか六価とか昔言ったんだと思います。それは、当時の国土庁、今でいうと国交省の公示価格があり、それを補うような形で都道府県が評価するんでしょうか。あるいは、相続税の、昔、路線価と言った評価があり、固定資産税の評価がある。それに、実勢価格というか実際の取引価格というのがある。  私が国会議員になったばかりのころは、少なくとも、実勢価格で固定資産税の評価をされたんじゃもう東京の住宅地には住めないよというぐらい、実勢価格の方がうんと高くて、固定資産税評価の方がうんと低かったわけですね。それが、その後の、詳しくは私わかりませんが、土地に関する法律等で一定の……

第171回国会 予算委員会 第17号(2009/02/20、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 前原経営指導員に経営指導をいただいたような思いで聞いておりました。  実際、どんな本を読んでも、いわゆる都市型ホテルではなくて、いわゆるリゾートホテルでは、オキュパンシーが、客室占有率、稼働率が五〇%を超せば大体経営できる、これはもう常識だと言われているわけですね。  かんぽの宿は、一時、七五%ぐらいのオキュパンシーがあった。今でも七〇%を超えているのが、何でこんなに赤字だと。本部機能の赤字がひどく大きいというのが一つ。それとあとは、やはりかんぽの宿の性格上、低料金に抑えてきたということがあるとこの間も申し上げました。私は一万三千八百円で結構いい料理の方を食べましたけれども、こ……

第171回国会 予算委員会 第18号(2009/02/23、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 大変大きな質問でもあろうと思いまして、正直、これが答えだというものが思い当たるわけではありません。特に、私もかつて民主党にいたことがございますし、仙谷先生に高級なおすしをごちそうになって随分語り合った懐かしい日々も今思い浮かべておるわけでございます。  私は、今、二大政党的な形になってきたことは決して悪いことではないと思います。しかしながら、我が国の二大政党と、例えばアメリカの二大政党というのも非常に不思議な形で、最初はフェデラリストとアンタイフェデラリストというところから出てきたものが、いろいろ交差しながら今の民主党、共和党になったというふうに聞いておりますけれども、すごく歴……

第171回国会 予算委員会 第19号(2009/02/24、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 このかんぽの宿の問題は、そもそもが不透明な部分が多過ぎる。この間申し上げましたように、オリックスに決まりますと、オリックスと日本郵政の間の最終契約は非常に緩いものになって、オリックスの単独判断で施設を譲渡あるいは廃止できるというふうな規定が後からできるというような、不透明の限りを尽くしているような思いがいたします。  川内先生御指摘のように、大きな問題は、やはり企業会計というものは使わなくちゃいけないらしいんですが、減損処理というもののあり方がめちゃくちゃだというのが一つあります。  きょうは、先生の御質問はその点について理論武装できる内容でありました。つまり、日本郵政公社業務……

第171回国会 予算委員会 第20号(2009/02/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 日常的には、地方分権改革推進委員会の二次勧告が出先機関のことについて整理するということで、出先機関の改革というのは、実は、国と地方の役割分担の話とほとんどイコールだと思うんですね。つまり、直轄国道とか一級河川の範囲をどうするかということとつながってくるので、そういう議論が多いわけですけれども、今の前原委員のお話で言うならば、私は、やはり道州制というものをにらんだ形で地方分権改革を進めていかなければいけないのではないか。つまり、この先に道州制というものを、これは憲法改正とも絡むからそう簡単なことでないのはわかるんですけれども、道州制というものを見詰めていきたい。道州になれば、それ……

第171回国会 予算委員会 第21号(2009/02/26、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 双方が意味するところは基本的に同じであると考えると答弁書をつくった人は書いてくれましたが、私は、この答弁書をつくった人は間違っていると思います。  全然意味が違うじゃないですか。だって、五年間暫定的に保有するのと、五年以内に譲渡、廃止というのは全く違う次元のことですよ。それが法案作成と並行して、こういう紙に、字数もほとんど変わらないのに、五年以内に譲渡または廃止という法律をつくっていたんでしょう、当時。そのタイミングに何か、「暫定的に保有」と書いたとすれば、私のように不勉強な人間は、法律案なんか見ないから、概要を見て、ああ、当分これは暫定的に保有なんだなと。よく、暫定的なものが……

第171回国会 予算委員会 第22号(2009/02/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 この間、委員会で同様のやりとりがございまして、この黒塗りの部分でございますが、これは当時の民営化準備室でありましょうか、アメリカの方々と十何回か面談をした、こういう記録が残っているわけでございますので、これは堂々と、仕事の話の内容だったと思われますから、私は、この人の名前はいずれ公開をしたい、こういうふうに申し上げたところでございます。
【次の発言】 まず、全自治体の長に対して、昨年の十二月二十六日に私から手紙を出しまして、とにかく雇用をよろしくお願いしますということが書いてあります。  それから、一月二十二日の全国の都道府県、市町村を集めた会議で、担当者から、福祉、住宅、雇用……

第171回国会 予算委員会 第24号(2009/05/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 園田先生おっしゃったように、私が総務大臣に就任して以来、常に総理が、地方が元気にならなければこの国は元気にならないという発想でずっとやっていただいて、一次補正のときに、小さかったけれども二百六十億というお金が安心実現の交付金としてやってきて、それから、二次補正のときには六千億の生活対策臨時交付金という非常に使い勝手のいいものができて、今回まさに史上最大の作戦と言われる、規模だけではだめだとおっしゃいましたが、史上最大の作戦と言われるこの経済対策において、今総理からお話があったように、公共事業関係で一兆四千億円、それから自由度のあるものとして一兆円、総額二兆四千億円を地方へ与える……

第171回国会 予算委員会 第25号(2009/05/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 それは当然大きな責任があると思います。全くいいかげんなことが続いておったわけで、例えばですが、オリックス不動産が、日本郵政の宿泊事業部長をうちの副社長にお招きします、そういう提案をした。その宿泊事業部長は、採点する人間だったから、大いに喜んで丸をつけたなどという話は、実は西川社長は知らなかったらしいんですね、国会での答弁でそんなふうでありました。  ですけれども、そういった意味でいうと、これはガバナンスの問題にもなってくる。大変大きな責任があるので、私としては、とにかくこの問題、御自分の在任中にさまざまに起きた問題であるから、一定の始末は御自分でつけていただきたいという思いもあ……

第171回国会 予算委員会 第26号(2009/05/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 まず最初に、法律の第十五条によって報告徴求というのをした。十七箱の段ボールが届いて精査して、十六の問題点としてまとめたんですね。  この法十五条の報告徴求というのは、残念ながら、日本郵政株式会社になってからのものしか報告を徴求できない。郵政公社時代に、それこそ千円が四千九百万になったり、一万円が六千三百万に化けているのは郵政公社時代のことでございますので、これは法十四条の一般的な監督権限に基づいて報告や材料を出してくださいというお願いをして、それは届いておりまして、今いろいろと精査をいたしている最中でございます。
【次の発言】 国も地方も行政改革というのはずっと進めてきておりま……

第171回国会 予算委員会 第27号(2009/05/12、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 日本の社会とか文明はしっとりとしたウエットな共同体社会だというのが特徴だ、それに対して昨今の政治、行政が、ややかさかさ、ドライに走っていたのではないか、そういう反省の中で、公立病院の問題等は人の命にかかわることでございますから真剣に取り組まなくてはいけないと思っておりますが、やはり、原因ということであれば、それは医師不足の深刻化と診療報酬のマイナス改定が大きかったと思いますし、職員数等はもっと削減する必要があった、そういうことがあると思います。  でも、何よりも考えなくてはいけないのは、不採算部門でも、その地域の唯一の病院あるいはその地域の公立病院としての信用ということを考えれ……

第171回国会 予算委員会 第28号(2009/05/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 この世界的な金融経済危機というものが我が国の実体経済にも大きな影響を与えているわけでありましょうが、それぞれの国民はすべてどこかの自治体で暮らしているわけでございますから、自治体の役割はある意味でいえば国以上に大きいと思うし、国の役割は、自治体が十二分に自主的、総合的にさまざまな行政が実施できるように、それを助けることだ、そういうふうに考えております。  したがって、例えば、どんなに経済状態が厳しくても地方交付税はふやさなければいけないという総理のいわば執念のような御熱意で、平成二十一年度予算で一兆円ふやしていただいた、そういう影響が十二分に出てきていると私は思うわけでございま……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第2号(2008/04/22、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 平成十八年度法務省所管一般会計及び登記特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の決算についてであります。  歳入につきましては、歳入予算額は一千九十九億六千四百七十二万円余であります。  これに対しまして、収納済み歳入額は一千七十八億七千九百九十九万円余であり、歳入予算額に比べますと二十億八千四百七十三万円余の減少となっております。  次に、歳出につきましては、歳出予算現額は七千三百九十七億三千百二十六万円余であります。  これに対しまして、支出済み歳出額は六千六百三十三億五千六百六十七万円余であり、翌年度へ繰り越した額は七百六億四千七……

第169回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2008/02/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 平成二十年度法務省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、治安、法秩序の維持確保、国民の権利保全など国の基盤的業務を遂行するとともに、司法制度改革の推進に取り組んでおり、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、適正、円滑な法務行政を推進するため、所要の予算の確保に努めております。  法務省所管の一般会計予算額は六千五百五十一億七千九百万円、登記特別会計予算額は一千七百二十九億九千三百万円、うち、一般会計からの繰入額が六百八十八億八千四百万円でありますので、その純計額は七千五百九十二億八千七百万円となっており、前年度当初予算額と比較いたしますと、百十六……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2009/04/20、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 平成十九年度総務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入歳出決算について申し上げます。  総務省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額一兆四百二十七億二千九百二十五万円余に対し、収納済み歳入額は一兆四百二十七億六千八百七万円余であり、差し引き三千八百八十二万円余の増加となっております。  次に、総務省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算現額十六兆二千六百六十八億六千八百七万円余に対し、支出済み歳出額は十六兆二千四百十二億一千六百二十七万円余、翌年度繰越額は百三億七千二百四十八万円余であり、不用額は百五十二億七千九百三十万円余となって……

第171回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第2号(2009/04/21、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 事務方から詳しい御説明をいたしますが、古屋先生のお話を承っておりまして、先生が総務省におられて大臣政務官をなさったときにこのことを大変強力にお進めになって、その後のテレワークの推進に非常に先駆的な形でお力をちょうだいいたしておりますことについては、心から感謝申し上げなければならないと思っております。CO2の削減という問題もあります。  ですが、私は、みずからの思い出を語りますと、十四年か五年ぐらい前に労働大臣を務めたことがあります。御党からは浜四津先生が環境庁長官をなさったときで、一緒の内閣におりました。そのころ、育児休業問題というのはまだ始まったばかりで、とても一般の企業に広……

第171回国会 予算委員会第二分科会 第1号(2009/02/19、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 平成二十一年度における内閣府所管の予算案のうち、地方分権改革担当大臣として私が担当する分野に係る経費は、千四百八十六億二千百万円となっています。  この経費は、地域再生基盤強化交付金の活用や地方の元気再生事業の推進による地方再生戦略の推進、地方分権の推進、道州制特区の推進を進めていくためのものであります。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
【次の発言】 基本的には池坊先生と同じ考え方でございまして、地方分権というものは大胆に進めていかなければなりませんが、かといって、何でもかんでも地方にやらせればいいというものではないと思います。  例えば、フランスでは、義……

第171回国会 予算委員会第二分科会 第2号(2009/02/20、44期、自由民主党)【政府役職】

○鳩山国務大臣 鈴木先生とは長いおつき合いで、ともに友愛運動をさせていただいた間柄でございます。  先生御承知かと思いますが、私は、実は、もともと理科系は好きだったんでございますけれども、余りこの方面のことに詳しくないわけです。詳しくないだけに、地デジに全部移行するんだ、アナログが停波するんだということも、私自身が相当勉強しないと理解できなかった。つまり、なぜ地デジなのか、これは最終なのか、もっとその先があるのかとか、私は何もわからなかった。だからこそ、先生がおっしゃる高齢者の方等がなかなか理解できない、何で今までのテレビが映らなくなるのか、何のためなのか、どうしてなのということを、やはりもっ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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