尾身幸次 衆議院議員
44期国会発言一覧

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尾身幸次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは尾身幸次衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院44期)

尾身幸次[衆]本会議発言(全期間)
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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 衆議院本会議 第14号(2006/11/07、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 北橋議員にお答えをいたします。  多重債務問題に対するこれまでの施策についてお尋ねがありました。  政府は、多重債務問題の解決が重大な課題となっているとの認識のもと、これまでも、貸金業法等関係法令が改正されるとともに、金融庁において、現行法令に基づいて貸金業者に対する厳正な監督を行うなど、借り手の保護のための施策の実施に努めてきたところであります。さらに、今回の改正では、多重債務問題解決のため、抜本的かつ総合的な対策を講じることとしていると承知しております。  公務員の再就職についてお尋ねがありました。  公務員の再就職について、一般論として申し上げれば、いわゆる天下……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 衆議院本会議 第2号(2007/01/26、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 平成十九年度予算及び平成十八年度補正予算の御審議に当たり、今後の財政政策等の基本的な考え方につき所信を申し上げますとともに、予算の大要を御説明いたします。(拍手)  我が国経済は、長期停滞のトンネルを抜け出し、民間需要に支えられた景気回復を続けています。政府としては、こうした回復の動きを持続可能なものとするため、規制改革などの構造改革を今後とも強力に推進するとともに、イノベーションによる成長力強化を図り、引き続き、物価安定のもとでの民間需要中心の持続的な成長を図ってまいります。  目を外に転じますと、経済がグローバル化する中で、経済の活性化を図っていくためには、アジア……

第166回国会 衆議院本会議 第7号(2007/02/20、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) ただいま議題となりました平成十九年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成十九年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について御説明申し上げます。  平成十九年度予算においては、税収が増加する中においても、徹底した歳出削減方針を貫き、多くの経費を平成十八年度当初予算より減額し、一般歳出の増加をできる限り抑制いたしました。  この結果、新規国債発行額について、平成十八年度当初予算に比べ、過去最大の四兆五千四百十億円の減額を実現しましたが、我が国の財政状況は……

第166回国会 衆議院本会議 第8号(2007/02/22、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) ただいま議題となりました特別会計に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、行政改革推進法を踏まえ、特別会計の廃止及び統合、一般会計と異なる取り扱いの整理、企業会計の慣行を参考とした特別会計の財務情報の開示その他所要の措置を講じるものであります。  以下、その大要を御説明申し上げます。  第一に、行政改革推進法において定められている特別会計の廃止及び統合をすべて盛り込み、現行三十一ある特別会計を平成二十三年度までに十七とすることとしております。  第二に、剰余金の処理や借入金規定などの一般会計と異なる取り扱いを整理するため、各特別会計法ごとに個々に定めら……

第166回国会 衆議院本会議 第12号(2007/03/08、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 私に対しましても、この質問、事前通告がございませんでした。国会におきまして、有意義な意見交換をし、かつ、率直に討論をするという、この国会のよき慣行を崩すことになるわけでありまして、まことに遺憾のきわみであります。  雇用保険制度改革と財政についてお尋ねがありました。  雇用保険につきましては、雇用保険の財政状況や経済情勢が好転していることを踏まえ、高年齢雇用継続給付に対する国庫負担の廃止、受給資格要件の見直し、育児休業給付の引き上げ、国庫負担の一定割合の引き下げ等を内容とする制度改革を実施することとしております。これによりまして、国庫負担を約千八百億円削減するとともに……

第166回国会 衆議院本会議 第13号(2007/03/15、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 高井議員の御質問にお答えいたします。  児童手当の財源についてお尋ねがありました。  今回の児童手当の拡充に伴い必要となる財源については、平成十九年度に緊急雇用創出特別基金から国庫への返納を前倒しすることで所要の財源を捻出することとしております。  平成二十年度以降の財源については、与党税制改正大綱において「少子化対策のための国・地方を通じて必要な財源の確保について、税制の抜本的・一体的改革の中で検討する。」とされていることを踏まえ、適切に対応することとしております。(拍手)

第166回国会 衆議院本会議 第16号(2007/03/23、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 長島議員からの御質問にお答えいたします。  米軍再編経費の捻出についてのお尋ねがありました。  米軍再編経費と防衛関係費の関係については、昨年七月の基本方針二〇〇六において、米軍再編経費を含む防衛関係費について、これを聖域化することなく、名目伸び率ゼロ以下との削減目標を設け、さまざまな分野で合理化、効率化に取り組むこととされています。  他方、同方針においては、米軍再編に要する経費については、既存予算のさらに思い切った合理化、効率化を行ってもなお、削減目標の中では、米軍再編に関する地元の負担軽減に資する措置の的確かつ迅速な実施に支障が生ずると見込まれる場合は、各年度の……

第166回国会 衆議院本会議 第18号(2007/03/29、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 木村議員の御質問にお答えいたします。  新公庫における国際金融業務についてのお尋ねがありました。  御指摘のとおり、我が国企業の国際競争力の強化、資源エネルギーの安定供給の確保及び国際金融秩序の混乱への迅速的確な対応は、引き続き重要な課題と考えております。  このため、行革推進法及び新公庫法案においては、これらに係る国際金融業務は国際協力銀行から新公庫に承継される旨を明記しているところであります。  これを踏まえ、政府としては、新公庫と十分な連携を図り、国益上真に必要な国際金融業務がしっかりと行われるよう努めてまいります。(拍手)

第166回国会 衆議院本会議 第19号(2007/04/03、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 菊田議員からの御質問についてお答えいたします。  パート労働者の厚生年金適用拡大についてお尋ねがありました。  パート労働者への厚生年金の適用拡大については、再チャレンジを支援し、被用者としての年金保障を充実させる観点などから、厚生労働省において検討を進めているところであります。  厚生年金財政への影響については、保険料収入が増加する一方、厚生年金の給付面も増加することから、長期的にはほとんど影響がないものと承知しております。  なお、年金国庫負担については、もともとすべての国民が対象となっている基礎年金の給付費の財源となるものであることから、今回の厚生年金適用拡大に……

第166回国会 衆議院本会議 第20号(2007/04/10、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 後藤議員の御質問にお答えいたします。  政策金融機関における中小企業向け融資についてのお尋ねがありました。  政策金融機関が個人保証や担保に過度に依存せず、経営者の資質や事業の見込み等を評価し、適切に融資判断を行うことは重要であると考えております。このような認識のもと、政策金融機関においては、借り手のニーズを踏まえ、無担保無保証人融資制度の拡充や、第三者保証を必要としない融資制度の推進に努めているところであります。  国民生活金融公庫、中小企業金融公庫の第三者保証についてのお尋ねがありました。  国民生活金融公庫及び中小企業金融公庫においては、適切な融資判断に努めると……

第166回国会 衆議院本会議 第24号(2007/04/19、44期、自由民主党)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(尾身幸次君) 森本議員からの御質問についてお答えいたします。  国庫補助負担金改革についてのお尋ねがございました。  地方分権改革推進法に基づき、国と地方の役割分担や国の関与のあり方について見直しを行い、これらの見直しに応じ、国庫補助負担金のあり方を見直してまいります。今後とも、あらゆる施策や事業について聖域なく国庫補助負担金を見直し、その整理合理化を推進してまいります。(拍手)


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 衆議院本会議 第3号(2008/10/01、44期、自由民主党)

○尾身幸次君 ただいま、河野議長より院議をもって永年在職表彰を賜りましたことは、まことに光栄の至りであります。本日ともに表彰を受けられた、一九八三年十二月初当選、以来八回連続当選の同期議員八名がおられますが、年長のゆえをもちまして、お許しを得て、一同を代表し、私が、慣例に従って、みずからの来し方を振り返りつつ、御礼の言葉を申し上げます。(拍手)  私は、群馬県沼田市に、八人兄弟の長男として生まれました。生活は苦しく、中学のころから行商をして家業を助けました。大学も自宅からの送金は一切なく、奨学金と週五回の家庭教師のアルバイトで卒業いたしました。  通産省で二十六年間勤務した後、かねて心ひそかに……

尾身幸次[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院44期)

尾身幸次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 予算委員会 第20号(2006/03/02、44期、自由民主党)

○尾身委員 いよいよ衆議院の予算審議も締めくくり総括ということになりました。自民党の尾身幸次でございます。  残念なことでございますが、最初に、永田メール問題について一言申し上げざるを得ません。  予算の集中審議で、民主党の永田委員が、にせの情報に基づいて、我が党の幹事長やその御次男を誹謗中傷する質問を行いました。公の委員会の場で一私人の実名まで出してこのような質問が行われましたことは、貴重な審議時間を無駄に費やしただけでなく、国会の品位と権威を著しく傷つけた極めて遺憾なことであります。  永田議員と民主党幹部は、先日、謝罪会見を行いましたが、その内容は、総理も何を謝ったのかわからないと感想を……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 決算行政監視委員会 第2号(2006/12/06、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 十七年度の決算検査報告における指摘事項は、ただいまお話しのとおり、四百七十三件、四百五十二億円となっておりまして、多くの無駄遣いが指摘されておりまして、まことに遺憾なことであると考えております。特に、厚生労働省のすべての都道府県労働局で不正経理が行われていることなどは、歳出全般にわたって無駄の排除を厳しく求められている今日、極めて残念な結果であると思います。  これを踏まえまして、先日、十一月十四日の閣僚懇談会におきまして私から閣僚の皆様方に、予算の厳正かつ効率的な執行と適正な経理、今回の検査報告や国会での決議、決算審議の内容、予算執行調査の平成十九年度予算編成等への的確な反映……

第165回国会 財務金融委員会 第1号(2006/10/24、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 このたび、財務大臣を拝命いたしました尾身幸次でございます。  経済を活性化しつつ財政を再建するという困難な課題に、財務大臣として立ち向かうことになり、身の引き締まる思いであります。  本委員会における御審議の開始に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  初めに、経済財政運営に関する基本的な考え方について申し述べます。  我が国経済は、長い停滞のトンネルを抜け出し、民間需要に支えられた景気回復を続けております。政府としては、このような回復の動きを持続可能なものとす……

第165回国会 財務金融委員会 第2号(2006/10/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 竹本委員のおっしゃるように、日本の世界全体の経済の中での比率が下がってきていて、かつて一五、六%であったものが一一%程度になっているというのも事実でございます。その反面、中国を中心とする新興市場国が伸びてきたということもございますし、それからアメリカもかなり健闘をしておりまして、二八%というような比率のシェアを持っているわけであります。  ここ十数年にわたって、いわゆるバブル崩壊後の日本経済は大変苦難の時期を経てきたわけでございまして、それがようやく小泉改革を進める中で活力を取り戻しつつあるというのが私どもの実感でございます。これから日本は経済の面であるいは科学技術の面で世界に……

第165回国会 財務金融委員会 第3号(2006/11/07、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定を実施するため、関税制度について所要の改正を行うこととし、本法律案を提出した次第であります。  以下、本法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  第一は、フィリピンの特定の貨物に係る関税の緊急措置の導入であります。  関税の撤廃、引き下げによるフィリピン産品の輸入の増加が原因となって国内産業に重大な損害を与える場合等に、フィリピン産品の関税率を引き上げること等ができることとするための関税の……

第165回国会 財務金融委員会 第4号(2006/11/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 ただいま越智委員がおっしゃいましたように、安倍内閣では、イノベーションと並んで、グローバリゼーションの中に日本経済社会を置いて、このグローバル化の中で経済の活性化、国づくりをしていこうという考え方でございます。これはまさにこれからの我が国のあり方、基本的なあり方の問題であるというふうに考えておりまして、お互いにほかの国々と、あるいは国際的な関係の中で、ウイン・ウインの関係を維持しながら国際的な国家として日本を発展させていこう、そしてまたお互いにメリットを享受しながらともに成長をしていこうという日本の国の基本的な姿勢であると考えておりまして、私ども、このEPAをいろいろな形で推進……

第165回国会 財務金融委員会 第5号(2006/11/10、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 安倍政権にかわりましてから、政府税制調査会の委員もいわば一新されたわけでございまして、これは、新しい内閣のもとで、今後、経済、財政一体となって活力ある日本をつくっていく、こういう考え方のもとに、予断を許さず、また新鮮な顔ぶれにしたいという安倍総理の御意向もございまして人選が行われ、本間会長を中心とする新しい政府税制調査会の委員が選ばれたわけでございます。  新しい税制調査会におきましては、安倍政権の成長と財政再建は両立するという考え方のもとに、公平、中立、簡素、さらに活力という原則に照らしながら、税制が経済や財政あるいは企業、家計にどのような影響を及ぼすかというような視点に立ち……

第165回国会 予算委員会 第2号(2006/10/05、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 財務大臣に就任をさせていただきまして、我が国の最大の課題である財政再建に取り組むということになりました。責任の重さを痛感しながら、全力で頑張ってまいりたいと考えている次第でございます。  就任をして日本の財政状況を見ますと、国と地方の両方合わせた長期債務残高、つまり借金の残高が七百七十五兆円ということで、GDP対比で一五〇%という数字になっております。つまり、年間のGDPの一・五倍の借金の残高があるということであります。これは、ほかの国の状況を見ますと、日本に次いで高いのがイタリーの一二〇%でございまして、その他のヨーロッパとかアメリカなどは大体GDPの五〇%から七〇%ぐらいの……

第165回国会 予算委員会 第3号(2006/10/06、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 高齢化社会の中で、現役世代また高齢化世代が、ともに健康や老後に心配のないような暮らしをしていくためには負担の公平というのが非常に大事であるというふうに考えているところでございまして、現役世代と高齢者世代の税負担の公平を図る観点から、平成十六年度の税制改正におきまして年金課税の見直しをしたところでございます。  この際、年金だけで暮らしている高齢者世帯に十分に配慮する措置を講じているわけでございまして、年金を受給する高齢者世帯とそれから現役の給与所得者の税とを比較いたしますと、同じ収入でございましても、税負担は現役世代の方が高くなっているという実情にございます。  ちなみに、今の……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 教育再生に関する特別委員会 第13号(2007/05/17、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 将来の人材を育てる教育は、我が国の将来にとって極めて重要な課題であると考えているわけでございます。  他方、平成元年度以降、生徒一人当たりの教育への公的支出は一・五倍になっております。また、教職員の数は一・三倍になっております。それにもかかわらず、教育をめぐる問題は深刻化していると言われているわけでございます。したがいまして、必ずしも教育の予算をふやせば教育がよくなるものではない。重要なことは、むしろめり張りをつけて、真に教育の質を向上させるような予算をきちっと重点的に措置することであると考えているわけでございます。  安倍政権にとりましても、今のお話のように、財政再建は教育改……

第166回国会 決算行政監視委員会 第2号(2007/04/10、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 資産・債務改革につきましては、財務省といたしまして、行政改革推進法や基本方針二〇〇六を踏まえまして、平成二十七年度末までに、財政融資資金貸付金の圧縮や国有財産の売却、有効活用によりまして、国の資産を約百四十兆円規模で圧縮することとしております。  既に、十九年度予算編成におきまして、財政融資資金貸付金残高を約二十三兆円圧縮するほか、国有財産につきましても、未利用国有地等の処分に係る歳入二千百六十五億円及び日本アルコール産業株式会社の株式の売却収入に係る歳入百四十億円を計上し、合計二千三百億円余りの計上をしているわけでございまして、この改革に向けて着実に第一歩を踏み出したところで……

第166回国会 決算行政監視委員会 第3号(2007/05/10、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 J―STAGEの事業についての個別の契約が適正な手続にのっとって締結されていることは、ただいま文部科学省から説明があったとおりであると考えております。

第166回国会 決算行政監視委員会 第4号(2007/05/25、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 財務省といたしましては、国の財政状況を国民にわかりやすく説明するとともに、財政活動の効率化、適正化に資する財務情報を提供するために、企業会計の考え方を活用した公会計の整備を進めてきているところであります。  具体的に言いますと、まず、十年度の決算分から国の貸借対照表を作成いたしましてストックの財務状況を開示してきたところでありますが、さらに、財政制度等審議会におきましても公会計整備の方向性について検討が行われ、平成十五年の六月に「公会計に関する基本的考え方」が取りまとめられました。  その後、この基本的な考え方で示された方向に沿いまして、平成十四年度決算分から省庁別の財務書類を……

第166回国会 財務金融委員会 第1号(2007/02/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 この法律案につきましては、国における稲作転換の必要性に顧み、あえて反対いたしません。

第166回国会 財務金融委員会 第2号(2007/02/21、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 税務行政を取り巻く環境は高度化、複雑化しておりまして、国税の当局といたしましても、例えば所得税の申告の件数について見ますと、平成七年に約千九百万件でありましたものが、十七年には約二千三百万件と増加をしているわけでございます。  また、滞納の残高でございますが、国税全体として見て、毎年九千億円が新規に発生をする一方、年度内に約一兆円の処理を行っております。平成十七年度末におきまして約一兆七千八百億円と、滞納の残高は高水準で推移しているわけであります。  また、経済取引の広域化とか国際化あるいはインターネット取引の拡大等により、不正手口が巧妙化するなど、量、質ともに厳しさが増してい……

第166回国会 財務金融委員会 第3号(2007/02/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 ただいま議題となりました平成十九年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、所得税法等の一部を改正する法律案及び特別会計に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成十九年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について御説明申し上げます。  平成十九年度予算におきましては、税収が増加する中においても、徹底した歳出削減方針を貫き、多くの経費を平成十八年度当初予算より減額し、一般歳出の増加をできる限り抑制いたしました。  この結果、新規国債発行額について、平成十八年度当初予算に比べ、過去最大の四兆五千四百……

第166回国会 財務金融委員会 第4号(2007/02/28、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 特別会計の改革に当たりましては、まず、事業の必要性の減じた特別会計を廃止する、次に、国が行う必要性が薄いものは民営化または独立行政法人化する、その一方、一般会計と経理区分する必要性の薄れた特別会計は一般会計化するというふうにしているわけであります。その上で、存続する特別会計につきましても、事業類型が近似している場合には、行政改革の効果を確実に出すことを前提に統合するという視点に立って見直しを行いました。その結果、行革推進法におきましては、二十三年度までに現行三十一を十七会計にするということを決定したわけでございます。  これを受けまして、本法律案は行革推進法に定められている特別……

第166回国会 財務金融委員会 第5号(2007/03/02、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 環境問題につきましては、近年、オゾン層破壊や酸性雨、地球温暖化など、地球規模の環境負荷の増大や多様化が進んでいるものと考えております。特に地球温暖化問題は、人類の生存基盤にかかわる最も重要な環境問題の一つでございまして、環境と経済の両立という基本的考え方に立って、温暖化対策を大胆に実行していくことが重要であると考えます。  その中で、いわゆる環境税につきましては、温暖化対策全体の中で具体的にどのような位置づけになるのか、また、どのような効果が見込まれるのか、それから、そうした税の導入が国民経済や国際競争力にどのような影響があるかなどを十分に踏まえて、総合的に検討していく必要があ……

第166回国会 財務金融委員会 第6号(2007/03/20、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における内外の経済情勢の変化に対応する等の見地から、関税率について所要の措置を講ずるほか、税関における通関制度の改革及び水際取り締まりの強化等を図ることとし、本法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  第一は、国際競争力強化、利便性向上のための通関制度の改革等であります。  法令を遵守する体制を整えている輸出入者等に対する特例措置の拡充及び国際郵便物に係る輸出入通関手続の見直しを行うほか、経済連携……

第166回国会 財務金融委員会 第7号(2007/03/23、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 これは、通告がございませんので、答えるのがなかなか大変なんです。  アメリカにおける税関、民間共同のセキュリティーの強化と物流円滑化の両立策をアメリカで推進したものがC―TPATであると考えております。
【次の発言】 コンプライアンスのすぐれた事業者に迅速な通関を可能とする日本版のC―TPATにつきましては、昨年六月に経済財政諮問会議で決定されました経済成長戦略大綱において、セキュリティーの強化と効率の両立を確保するという観点からその導入が提言されたものでございます。先ほど申しました、アメリカにおける税関、民間共同のセキュリティー強化と物流の円滑化の両立というC―TPATの考え……

第166回国会 財務金融委員会 第8号(2007/04/11、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 関係の機関の統合につきましては、改革の一環としてこれを進めるわけでございますが、郵貯等の預託義務を廃止して、市場の規律のもとで財投債を発行して、真に必要な資金だけを調達する仕組みにする、これが一つであります。それから、政策コストの分析や、貸出先の特殊法人等における民間準拠の財務諸表を導入する、二つ目であります。三つ目が、特殊法人自身が政府保証のない債券である財投機関債を発行することでマーケットからの自主調達をするというような改革を進めまして、民業の補完や償還確実性について厳格な審査を行い、対象事業の見直しを行ってきたところでございます。  その結果、いわゆる財投計画の規模は、ピ……

第166回国会 財務金融委員会 第9号(2007/04/17、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 その人選の過程で、人物、識見とも適切であるということで内閣が選んだものと考えております。
【次の発言】 政策委員会の審議委員につきましては、日銀法におきまして、「経済又は金融に関して高い識見を有する者その他の学識経験のある者のうちから、両議院の同意を得て、内閣が任命する。」ということになっております。  具体的な人選に当たりましては、この日銀法の考え方に基づきまして、金融政策の運営の責任を担う最も相ふさわしい人物が選ばれている、もちろん私もその選んだ中の一人であり責任者でありますが、そういうふうに理解をしております。
【次の発言】 為替レートは経済のファンダメンタルズを反映すべ……

第166回国会 財務金融委員会 第10号(2007/04/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 ただいま議題となりました株式会社日本政策投資銀行法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  本法律案は、行政改革推進法に基づき日本政策投資銀行を完全民営化するとともに、その長期の事業資金に係る投融資機能の根幹を維持するため、日本政策投資銀行を解散して新たに株式会社日本政策投資銀行を設立し、その目的、業務の範囲等に関する事項を定めるものであります。  以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  第一に、新たに設立する株式会社日本政策投資銀行の目的につきましては、その完全民営化の実現に向けて経営の自主性を確保しつつ、長期の事業資金に係る投融資機能……

第166回国会 財務金融委員会 第11号(2007/05/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 政策投資銀行につきましては、行政改革推進法におきまして完全民営化をするということが決められたわけでございます。これは、行政改革の重要方針、平成十七年十二月二十四日閣議決定でございますが、この方針における、政策金融は、中小零細企業、個人の資金調達支援、二つ目が、国策上重要な海外資源確保、国際競争力確保に不可欠な金融、三つ目が円借款、この三つの機能に限定をして、それ以外の業務につきましては撤退するという方針を決めた、その方針に沿ったところでございます。  具体的に申し上げますと、この方針におきまして、日本政策投資銀行の分野について、これは大企業、中堅企業向けの融資であり、国全体とし……

第166回国会 財務金融委員会 第12号(2007/05/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 今、経済がグローバル化した中で、ファンドも含め、それから一般の事業活動も含め、企業が国を選ぶ時代になった。つまり、どの国あるいはどの地域に生産活動や事業活動の拠点を置くかということは、それぞれの世界企業が、全体のマーケットあるいは事業活動の拠点としてのポテンシャルを考えながら選ぶ時代になったというふうに考えているわけでございます。  日本の場合、特に金融市場についてどうかといいますと、投資家が海外のファンドを通じて我が国に投資する場合に、日本に今のパーマネントエスタブリッシュメント、PEがないと、通常、運用益については日本では課税されないわけでございます。ただ、日本の投資顧問業……

第166回国会 財務金融委員会 第14号(2007/05/22、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 今までの政策投資銀行が行ってきた長期、固定、低利の資金供給の機能のうち、長期、固定という面につきましては、社債市場の充実やあるいは金利スワップ等の金融技術の発達により民間金融による対応が可能であるというふうに考えております。したがいまして、こうした状況を踏まえますと、日本政策投資銀行が政策金融から撤退しても、長期、固定の分野への資金供給は民間金融機関や市場からの資金調達により対応が可能であるというふうに考えております。  ただ、これまで行ってまいりました政策的要請に基づいた低利の融資につきましては、今後は、他の民間金融機関と同様に、個別の契約ごとにリスク相応の収益性が確保される……

第166回国会 財務金融委員会 第15号(2007/05/23、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 移行期間中の新会社は株式会社となるわけでありますが、株式会社の経営責任者は、会社法に基づきまして、株主総会及び取締役会において選任されるわけでありまして、新会社の経営責任者につきましても、会社法等の手続に沿って、適材適所で選任されるものと承知しております。  また、新会社の代表取締役等の選任に関する国の議決権の行使に当たりましては、行革推進本部におきまして決定された政策金融改革に係る制度設計において定められた方針がございます。すなわち、「経営責任者については、新政策金融機関と同様に、必要と認められる識見及び能力を有する者のうちから適材適所で選任されるものとし、特定の公務の経歴を……

第166回国会 財務金融委員会 第17号(2007/06/05、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 まず、定率減税でございますが、一九九九年、当時の厳しい経済状況の中で、臨時異例の措置として定率減税を実施したわけでございます。その景気の状況が正常化したということを踏まえまして、十八年度と十九年度の二回にわたってもとに戻すということをやったわけでございます。したがいまして、先ほど局長から説明をいたしましたように、十八年度において、いわば半分ずつ、二年間に分けて戻しますよというPRはかなりさせていただいたというふうに思っております。  他方、税源移譲に伴う所得税の減税と住民税の増税については、まさに基本的には同額、増減税同額なのでございますが、しかし、実施の時期が、所得税について……

第166回国会 財務金融委員会 第20号(2007/06/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 岡本委員が要求されている事項は、ジャパンたばこによるギャラハー社の買収に関しまして、一つは借入金の金利水準、二つ目が買収助言に対する固定手数料、三つ目が成功報酬、四つ目が協調融資の組成手数料の水準であると承知をしております。  このうち、借入金の金利水準につきましては、ジャパンたばこ本社がみずほ銀行から借り入れたブリッジローン四千五百億円の金利につきまして、借入期間が一カ月のものが〇・八%、三カ月のものが〇・八四%であります。  また、ジャパンたばこのイギリスにおける子会社であるジャパンたばこUKマネジメントが、メリルリンチをアレンジャーとするシンジケート団から借り入れたブリッ……

第166回国会 予算委員会 第1号(2007/01/31、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 平成十九年度予算及び平成十八年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明申し上げます。  最初に、平成十九年度予算について申し上げます。  平成十九年度予算編成に当たっては、財政の健全化をさらに進めるとの考え方のもと、徹底した歳出の削減、見直しに取り組み、一般会計全体の予算規模を八十二兆九千八十八億円といたしました。  歳入面では、租税等の収入は五十三兆四千六百七十億円を見込み、その他収入は四兆九十八億円を見込んでおります。  歳出面では、一般歳出につ……

第166回国会 予算委員会 第2号(2007/02/01、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 私ども、経済の状況等につきましては、日銀とは不断の、絶えざる連絡をいたしまして意見調整をしているところでございまして、経済を金融の面から支えていただきたいという基本的な考え方は申し上げております。  ただしかし、金利等の具体的な政策の内容につきましては、日銀が判断すべき専管事項であるというふうに考えておりまして、その考え方を貫きながら、正しい判断をしていただくように期待をしているところでございます。  先般、政策金利を現状維持にするという日銀の決定がございました。御指摘のような外部からの圧力などによるものではなくて、経済、物価状況等を的確に判断した上で日銀が決定されたものと考え……

第166回国会 予算委員会 第3号(2007/02/02、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 景気の現状でございますが、民間需要を中心とした息の長い回復を続けているというふうに考えております。天候要因などもありまして、個人消費はおおむね横ばいということになっておりますが、企業部門は、いわゆる設備、雇用、債務などの三つの過剰が解消をして、収益の改善あるいは設備投資の増加など、好調さが続いていると考えております。世界経済の拡大が続く中で、輸出も増加基調にあると考えております。  このところ賃金の伸びがちょっと弱くなっておりますが、失業率は、二〇〇二年度の五・四%から非常に改善して、十二月には四・一%までになってきておりますし、有効求人倍率も、一九九九年度には〇・四九でござい……

第166回国会 予算委員会 第5号(2007/02/08、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 私も、話を聞いておりまして、柳澤大臣の発言は全体として不適切なものであると考えております。私も、内閣の一員として、ともにおわびをしたい気持ちでございます。
【次の発言】 税制改正についていろんな御質問がございまして、私も先ほどから説明をさせていただきたいと思ってうずうずしておりました。  定率減税でございますが、定率減税は一九九九年一月から実施したものでございます。小渕政権のときでございまして、あのときの、今から七、八年前を思い出していただきたいのでございますが、経済が大変な状況でございました。失業率四・三%、有効求人倍率に至っては〇・五だったんです。今は一・〇八でございまして……

第166回国会 予算委員会 第6号(2007/02/09、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 安倍総理からお答えが先ほどありましたように、十九年度予算につきましては、約七・五兆円の大幅な税収増がございました。しかし、そういう中で一般歳出の増加は、社会保障、やむを得ざるものをぎりぎりに詰めた中で〇・三兆円の増加にとどめまして、先ほどの総理の答弁のとおり、六兆円を超える財政の健全化を実現し得たところでございまして、私ども、厳しい財政規律を守るという方針を貫き通せたと考えております。  しかしながら、御指摘のように、この我が国の財政の現状、国、地方を合わせました長期債務残高が平成十九年度で七百七十三兆円、対GDP比で一四八%という非常に大きな債務残高を持っておりまして、主要先……

第166回国会 予算委員会 第7号(2007/02/13、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 この沖縄科学技術大学院大学構想は、私が小泉政権の大臣のときに提唱したものでございまして、私がいわば言い出しっぺでございます。  そして、どういうことかといいますと、沖縄は日本全体の面積の〇・六%でございますが、在日米軍の七五%がいる。そういう中で、この米軍の存在は、この日本のみならず、アジア太平洋地域の平和と安定に極めて大きく貢献をしている。反面、沖縄の方々に大きな負担をかけていることも事実でございます。そういうことを考えますと、我々としては沖縄の発展をさらに実現しなければならない。  そういう中で、非常にいい方法はないかということをいろいろ考えた末、国際的に通用する、日本にな……

第166回国会 予算委員会 第8号(2007/02/14、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 今初めて聞く話で、私は聞いておりません。
【次の発言】 企画競争といいますのは、公共調達におきます随意契約の相手方の決定に当たりまして、競争性、透明性を確保するために、複数の者に企画書等の提出を求めまして、その内容について審査を行う契約方法であります。  財務省といたしましては、昨年八月に、各省庁に対しまして、企画競争を行う場合には、特定の者が有利になることのないよう参加者を公募すること、それから、審査に当たって、あらかじめ具体的に定めた複数の採点項目により採点を行うこと等によりまして、競争性、透明性を確保するよう通知を行ったところでございます。

第166回国会 予算委員会 第9号(2007/02/15、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 地球温暖化の問題は、人類の生存基盤にかかわる最も重要な環境問題の一つでございまして、環境と経済の両立を図っていくという基本的な考え方に立って、温暖化対策を大胆に実行することが大変大事だと思っております。  地球温暖化対策につきましては、今の御指摘の税制のみならず、さまざまな手段があるわけでございますが、京都議定書目標達成の計画におきましては、省エネ機器の開発とか普及、あるいはエネルギー利用効率の改善等が掲げられておりまして、これらの推進に取り組んでおりまして、その状況をしっかりと見きわめる必要があると考えております。  その上で、いわゆる環境税を含みます税制のグリーン化につきま……

第166回国会 予算委員会 第10号(2007/02/16、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 このSTSフォーラムというのは、サイエンス・アンド・テクノロジー・イン・ソサエティー・フォーラムと英語で言いまして、科学技術と人類の未来に関するフォーラム、こういうことであります。これも、私が科学技術担当大臣のときに考えて提唱したフォーラムであります。  そして、それは、科学技術が発展して経済の向上やあるいは生活水準の向上に非常にプラスになった反面、例えば公害問題とかあるいはバイオにおける倫理の問題とか、いろいろなマイナス要因がある。つまり、科学技術の光と影がある。影の部分を適切にコントロールしながら光の部分を伸ばしていく必要がある。そして、これは、科学技術関係のプロフェッショ……

第166回国会 予算委員会 第11号(2007/02/19、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 私もいろいろな企業から支援を受けております。その支援につきましては、政治資金規正法に基づきまして、総務省にお届けをし、公表をされております。先ほどの数字も、私は確認をしておりませんが、多分、その公表の内容に関するものであろうと考えておりまして、総務省に届けた書類のとおりであります。
【次の発言】 知っております。
【次の発言】 一つ一つどの企業についてそうだというようなことは、政治資金規正法に基づきまして総務省に届けてありますので、それをごらんになっていただきたいと思います。
【次の発言】 私の後援会にどの企業が入っているかどうかということをここでお答えする必要はないと思います……

第166回国会 予算委員会 第14号(2007/02/23、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 外為特会は、外貨準備を保有しておりまして、為替の変動に対する為替介入を行うために設けられている特別会計でございます。  それで、この積立金につきましては、通貨の信認を確保するという観点、特会の健全な運営の確保を図るという観点と、一般会計の厳しい財政状況の両面を総合的に勘案いたしまして、行革推進法に基づきます、「相当と認められる金額を繰り入れる」という規定に従って一般会計へ繰り入れを行うこととしているところでございます。  こういう考え方のもとで、十九年度予算では、十八年度を上回る一兆六千億円の決算剰余金の中から一般会計に対して繰り入れることとしたものでございます。

第166回国会 予算委員会 第16号(2007/02/27、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 私の方も、質問通告ございませんので、答弁の用意がございません。  事実関係に基づいて、国税当局は常に法令に照らして適正な取り扱いをしております。

第166回国会 予算委員会 第17号(2007/03/01、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 今、葉梨議員のおっしゃるとおりでございまして、私も党におりまして、中小企業が我が国経済をまさに支えているという実感を私どもは持っておりまして、中小企業を元気にすることが日本を元気にすることである、おっしゃるとおりの考え方でございます。  安倍政権発足の後、こういう点を非常に強く意識いたしまして、税制改正の中にも織り込みました。  一つは、減価償却の問題でございまして、今までほかの国が設備について一〇〇%まで償却をできていたものが、日本は九五%しか償却をできなかった。これを国際競争の中でほかの国とイコールフッティングにしようということで、あえて一〇〇%まで償却できるように直しまし……

第166回国会 予算委員会 第18号(2007/03/02、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 私は、この白雲荘の工事がどうなったかこうなったかなんということは一切知りませんよ。皆さんの質疑応答、一時間も二時間もやっているけれども、それを聞いていても、どういうことになったんだかちっともわからないですよ。大体……(発言する者あり)とぼけていませんよ。私はこんなものに一切関係していません。  それから、何かあなた方は、私が何かあっせんしたとかなんとかいうような雰囲気で言っているけれども、失礼じゃないですか。高市大臣もそういうものは一切ないときちっと答えているじゃないですか。  それから、私の娘が参加していることについても、いいですか、ノーベル賞の利根川先生とフリードマン先生か……

第166回国会 予算委員会 第19号(2007/05/23、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 国税当局は適正、公平な課税の実現に努めているものと確信をしております。
【次の発言】 今お話を伺っていると、大変ぐあいがいいなというふうに国民の皆さんも思われるかもしれませんが、財政を預かる者としては、やや違った感じもございます。  一つは、国民の、この債務残高というのが一四八%、世界一高い債務残高になっている。他方、国民負担率は三九・七%で世界一低い。アメリカと並んで世界一低いということで、財政制度等審議会でも、中福祉・低負担の国が現在の日本である、こういうふうに言われているわけでございます。そういう中で、ことしの予算におきまして、あるいは昨年の補正予算におきましても、税収の……


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第166回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第2号(2007/04/24、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 平成十七年度財務省主管一般会計歳入決算及び財務省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算並びに各政府関係機関決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入決算について申し上げます。  収納済み歳入額は八十八兆一千五百九十一億円余となっております。  このうち、租税等は四十九兆六百五十四億円余となっております。  次に、一般会計歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は二十一兆一千八百二億円余でありまして、支出済み歳出額は二十兆八百八十五億円余、翌年度繰越額は四十七億円余でありまして、差し引き、不用額は一兆八百六十九億円余となっております。  ……

第166回国会 内閣委員会財務金融委員会連合審査会 第1号(2007/04/18、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 今渡辺大臣から話がございましたように、入り口の改革に対して出口の改革と位置づけられるものであるというふうに考えておりまして、全体の流れ、官から民へという流れの中で、しかし、やはり必要な金融はやっていくということで、機能を見直しながらしっかりと対応していくという考え方であります。
【次の発言】 国際的な業務の中で、例えば、資源エネルギーの確保等におきますJBICの果たしてきた役割というのは非常に大事でありますし、また、少なくとも国際的な顔としてはこれからも大事な役を果たしていかなければならないというふうに考えております。  そういう点で、統合のメリットを生かしつつ、かつ国際的な顔……

第166回国会 予算委員会第三分科会 第1号(2007/02/28、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 平成十九年度一般会計歳入予算並びに財務省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は八十二兆九千八十八億円余となっております。  この内訳について申し上げますと、租税及び印紙収入は五十三兆四千六百七十億円、その他収入は四兆九十八億円余、公債金は二十五兆四千三百二十億円となっております。  次に、当省所管の一般会計歳出予算額は二十二兆六千五百四十億円余となっております。  このうち主な事項について申し上げますと、国債費は二十兆九千九百八十八億円余、政府出資は千九百十四億円余、予備費は三千五百……

第166回国会 予算委員会第三分科会 第2号(2007/03/01、44期、自由民主党)【政府役職】

○尾身国務大臣 十八年度補正予算に計上しております、ただいまお話のありました障害者自立支援法の円滑な運用を図るための特別対策につきましては、障害者へのサービスを円滑かつ安定的に提供していく上で、特に緊急性が高いと考えられる事業者に対する激変緩和措置等を講ずることにしております。この実施に当たりましては、各地域の状況に応じた柔軟な事業の実施ができるよう、国が具体的なメニュー及び都道府県、市町村ごとに交付上限額を示した上で、これを踏まえて都道府県、市町村が対策の実施計画を作成し、必要な事業を実施していくこととしているところであります。  このため、十八年度を含めた各年度の所要額は、市町村、都道府県……



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データ更新日:2023/02/05

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