このページでは渡海紀三朗衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(渡海紀三朗君) 太田議員からは、五つの質問がありました。 最初に、医師養成のあり方の見直しについてお尋ねがありました。 地域における医師不足が深刻になる中で、地域医療を担う医師の養成に取り組むことは喫緊の課題と認識をいたしております。 このため、国公私立の各大学において、まず、入学者選抜において、地域医療への意欲等を評価する特別枠の実施等により、地域医療を志す学生を積極的に受け入れること、次に、医学部教育においては、地域医療への志を高め、地域医療を担う医師として養成するための大学教育のカリキュラムに取り組むこと、さらに、卒業後も、専門医研修を初め医師の生涯教育の場を提供するこ……
○国務大臣(渡海紀三朗君) 高木議員から、特別支援学校における就労支援についてお尋ねがございました。 障害のある生徒が自立をし、社会参加していくためには、社会の変化や生徒の障害の状態に応じて職業教育や進路指導の改善充実を図る必要があります。 このため、文部科学省では、特別支援教育総合研究所が実施する研修を通じて就労支援に係る教員の専門性の向上を図るとともに、学校と労働関係機関や企業等が緊密な連携のもと、職業教育の改善や職場開拓などに向けた実践研究を進めております。また、教育委員会等に対して、厚生労働省が行う特別支援学校を対象とした就労支援セミナーや事業所見学会などの活用を促しているところで……
○国務大臣(渡海紀三朗君) ただいまの決議に対して所信を申し述べます。 国民の読書活動につきましては、子供たちがみずから考え、みずから行動し、主体的に社会の形成に参画していくために必要な知識や教養を身につける重要な契機となるものであることなどから、これまでも政府において、文字・活字文化振興法及び子どもの読書活動の推進に関する法律等に基づき、社会全体でその推進を図るための取り組みを進めてきたところであります。 本年三月には、子供が読書に親しむ機会の提供と諸条件の整備充実を図る、新たな「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」を閣議決定いたしました。また、今国会においては、図書館法の改正を……
○渡海委員長代理 これにて山本君の質疑は終了いたしました。 次に、上川陽子君。
○渡海委員 発言をお許しいただきましてありがとうございます。 この国民投票の議論、長年行われてきて、特に前年の臨時国会からは、特別委員会ですか、随分熱心に議論をされてきたと私は感じております。その中で、なぜ今やるのかという議論が随分出たわけでありますが、きょうの岩國委員の発言に全面的に私は賛成でございます。 私も、以前、これはまだこの案件ということではない段階で、実は現行憲法を一度国民投票にかけたらどうかという提案をさせていただいたことがありました。国民の意思とよく言われるわけでありますけれども、これは単なる世論調査ではなくて、この憲法に対して国民がどういう意思を持っているかというのを国民……
○渡海委員 第三分科会の審査について御報告申し上げます。 本分科会は、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省の所管について審査を行いました。 主な質疑事項は、ジェネリック医薬品の使用促進、男女雇用機会均等法改正後の対応、厚生年金保険制度における企業負担のあり方、年金保険料の納付記録消失問題への対応、鳥インフルエンザの被害に対する認識、在宅医療推進に向けた訪問看護体制の整備、災害に強い水道施設整備の必要性、医療費と医師数の適正水準検討の必要性、高齢者に配慮した療養病床の再編成のあり方、日比経済連携協定における介護分野への対応、社会保険健康センターの役割の評価、大学病院における保育所整備の促進、……
○渡海委員長代理 次に、長島昭久君。
○渡海国務大臣 そのような調査はしていなかったというふうに報告をいただいております。
【次の発言】 今回の検定では、専門家はいらっしゃいませんでした。
【次の発言】 過去の記述を否定したということではなかったというふうに私は思っております。ただ、最近、新たないろいろな証言なり事実というものが出てきて、すべてにおいて軍が関与したということを断定できないということにおいて、あのような検定意見がつけられたというふうに報告を受けております。
【次の発言】 横光議員の質問に率直にお答えをいたしました。今回そのようなヒアリングは行っていないというふうにもお答えをさせていただきましたが、従来からそういった証……
○渡海国務大臣 このたび、文部科学大臣に就任をいたしました渡海紀三朗でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 第百六十八回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 国政上の最重要課題である教育再生、科学技術・学術の振興、スポーツ、文化芸術の振興のための諸施策の推進に全力を尽くしてまいりますので、まずはよろしくお願いを申し上げます。 教育は国家百年の大計であり、いつの世も、どの社会にあっても重要な課題であります。特に、天然資源に恵まれない我が国においては人的資源こそが国力の基礎であり、心豊かで創造性に富んだ人材をはぐくむことは、最優先に取……
○渡海国務大臣 冒頭、科学技術に対して応援のごあいさつをいただきまして、ありがとうございます。 ちょっと余分なお話をさせていただきますが、文部科学委員になりまして、私もこの委員会の筆頭理事もさせていただいたんですが、残念なことに科学技術の議論が実は大変少ないわけでございまして、また委員の先生方にも大いに科学技術の議論もここでしていただければな、そんな思いも持たせていただいておることを申し上げたいというふうに思います。 さて、御質問の点でございますが、このゆとり教育という言葉、この言葉をどうとらえるかということもあろうかと思います。文部科学省としてはそういう言葉は余り使っていないということも……
○渡海国務大臣 委員御指摘のように、子供たちが基本的な生活習慣、今、早寝早起き朝御飯というお話がございました、これをしっかりと身につけるということは、もちろん健やかに成長するという面でも、また、学習の向上という意味においても非常に重要なことであるというふうに考えております。いろいろな調査におきましても、御指摘ございました、きっちり朝御飯を食べる習慣ができている子供が正答率が高いというふうなことも言われているわけでございまして、我が省といたしましても、しっかりとこの習慣を身につける、こういったことをしっかりと政策の中で生かしていきたい。 今お話がございました「早寝早起き朝ごはん」国民運動という……
○渡海国務大臣 相撲協会やら教科書で大変でございますが。 中山先生おっしゃるように、先生は大臣のときに現場を随分歩かれたと聞いております。教育の現場でこれから一番大事だと考えておりますのは、やはり先生方が子供と向き合う時間を長くとっていただく。そのためには、そういった環境をつくるためのさまざまな支援をしていかなきゃいけない。ボランティアを使うとか、既に非常勤講師というような発想もございますが、そういった方々を採用するとかいったことによって先生が子供の状況を把握していただくということが、やはり学力の向上のためにも、また、最近いじめ等の問題がございますね、子供の変化に先生がしっかりと気づく、こう……
○渡海国務大臣 決議の問題は国会でお決めいただくことでございますから、それについて今コメントすることは差し控えたいと思いますが、いわゆる決議そのものがどういう種類のものであるか、また、それがやはり政治的に介入にならないかということについては、我々が判断した上で行動はしなければいけない、そんなふうに考えております。
【次の発言】 何度も申し上げておりますし、菅議員も四月にその議論も随分されたようでございます。私も前文部大臣また前総理との議論を全部後で読ませていただきました。
ただ、審議会というのは、これは民間の教科書会社が策定したものを専門的、学術的立場から中立公平にやるということでありまして……
○渡海国務大臣 田野瀬先生が実際に教育の現場を経営といいますか、いろいろと運営されて、その経験からの今の御発言だというふうに思いますけれども、これは実は、何人ぐらいいなきゃというのはなかなか、例えば学術的ないろいろな研究というのも進んでおりません。また同時に、特に義務教育の場合というのは、さっき格差というお話がございましたが、やはりあまねく教育を受ける権利があるということに基づいて行っておるわけでありますから、地域の実情とかそういったことを考えながら、子供が教育を受ける機会というものを確保していかなきゃいけないということがあるわけでございます。 確かに、私も人数が少なければいいとも必ずしも思……
○渡海国務大臣 文教施設企画部であります。
【次の発言】 委員が御指摘になっている点について、どういう視点からそれを御指摘いただいているかということについては、私は承知をいたしているつもりでございます。そういう前提のもとに、結局、そういうことによって疑義が生じないようにするということが非常に大事であろうというふうに考えております。
これは、ほかの件でも、例えば事務局長というポストがございますから、そういったポストについても、従来の国立大学の中で行われていたさまざまな、要はある意味、内部の人事ですね、そういうものが、独立行政法人という新たな形になったにもかかわらず引き続き行われているのではない……
○渡海国務大臣 第百六十九回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。 昨年は、教育三法の成立を初め、新しい教育基本法の理念を踏まえた諸改革が名実ともにスタートしました。本年は、改正教育基本法を踏まえ、社会教育法等の改正、公共の精神、伝統や文化の尊重に関する教育内容などの充実を含む学習指導要領の改訂など関係法制の整備を引き続き進めるとともに、教育施策の総合的、計画的な推進を図るため、今後十年先を見通しつつ、五年間を期間とする教育振興基本計画を策定し、学校、家庭、地域、行政が一体となった教育再生の道筋を明確にします。 信頼される公教育を確立し、教育再生の取り組み……
○渡海国務大臣 委員御指摘の教育振興基本計画でございますが、この策定時期につきましては、前大臣の時代からいろいろな御指摘をいただきまして、そしてさまざまなタイミングの議論というものがあったというふうに承知をいたしております。 その中で、今御指摘のように、やはり予算との関係というものをどう考えるかということが随分議論されていた、そういう経緯があったというふうに思っておりますが、要は、計画ができても、それが予算に結びつかなければ、結果として、少し適切な表現じゃないかもしれませんが、単なる紙切れ、絵にかいたもちということになるわけでありまして、そういった伊吹大臣の判断もあったかというふうに思ってお……
○渡海国務大臣 久しぶりに小宮山委員と質疑をさせていただくわけでございます。 子供たちにどういう力をつけるかということでございますが、基本的に、やはり一言で言いますと、今回の理念でもあります生きる力。要は、学習をして基本的な知識、技能を身につけて、そして、これはまずそういう基本的な知識を身につけていただくということが大事だろうと思っております。ただ、知識というのは社会にそのまま生きるわけではありませんで、現在、非常に多様な社会でございまして時代の変化も激しいということを考えますと、やはりその知識を使ってといいますか、知識をもとに社会でそれを活用していく、いろいろな判断をする。また、人間社会で……
○渡海国務大臣 委員おっしゃいますように、今回、学習指導要領が改訂をされまして、記者会見でもこの位置づけというものが冒頭に聞かれました。私がお答え申し上げましたのは、何よりも、新しい教育基本法が制定をされて初めての改訂である、そこが一番大きな特徴の一つであろうというふうにお答えをさせていただきました。それがまさに今、牧委員がお尋ねになりました部分でございまして、今回、新しい教育の目標というのは、特徴的なものは、今おっしゃったような部分、伝統と文化を尊重する、環境を保全する、また命や自然を大切にする、こういった部分があったわけでございます。 その中で、教育基本法の第二条で、教育の目標の一つとし……
○渡海国務大臣 おはようございます。 四月四日金曜日、大島前文部科学省大臣官房文教施設企画部長が収賄容疑で逮捕され、同日、文部科学省に対する強制捜査が行われました。 国家公務員に対する国民の厳しい目が注がれている中、行政に対する国民の信頼を損なうこのような事態に立ち至ったことはまことに遺憾であり、皆様に多大な御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げる次第でございます。 現在、文部科学省としては、捜査に協力しつつ、捜査の進展を見守るとともに、事実関係の確認と再発防止策の検討のための調査チームを発足させるなどして、適切に対処していくことといたしております。 文部科学省としては、この事態を深刻……
○渡海国務大臣 委員御指摘のように、最近、原子力というのがまた世界的に見直されているという状況にあるというふうに認識をいたしております。一つは、やはり地球温暖化等の温室効果ガスの問題というものが大変大きな話題でございます。そういうことを考えた場合に、やはりクリーンエネルギーとして注目をされている、この点が大きいというふうに考えております。 しかし一方、原子力というのは、さまざまな問題があったことも事実でございます。ただ、例えばチェルノブイリもスリーマイルもどちらも、どちらかというと、技術的というより人為的な問題であったというふうに私は認識をいたしております。 時間の関係で細かくは言いません……
○渡海国務大臣 平野委員とは、科学技術という分野で随分、党派を超えて仕事を一緒にさせていただきました。 その中で、今、冒頭の平野委員の認識というのは全く同じでございまして、国民にエネルギーを供給していく、この中でも電力が一番大きいわけでありますけれども、これは、国民生活を支えていくという国家の責任としても非常に大きい。 その中で、パンドラの箱という表現をされたわけでありますが、原子力というエネルギーを平和利用するという国家の選択をしたわけでございます。昭和三十年代だと記憶をいたしておりますけれども、それ以来、日本の原子力政策というのは、ある意味一貫して行われてきたとは思っておりますが、しか……
○渡海国務大臣 おはようございます。 委員が指摘ございました、冒頭のミャンマーまた中国の件、特に中国の件、まだ最終的な被害状況が明らかになっていないということでありますけれども、一番冒頭に飛び込んできた映像というのは、実は学校が崩壊をして、多くの子供たちが犠牲になったということであります。今、我が国でも耐震化というものを進めているわけでありますけれども、本当に私は瞬間的に、従来からも申し上げていますが、地方の御協力もお願いをして、一日も早く耐震化をなし遂げなければいけない、そんな思いにもなりました。 これは、一日も早い救出、また復興を願うとともに、我々も、実は、私は兵庫県でございますから、……
○渡海国務大臣 このたび、政府から提出いたしました社会教育法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 一昨年、約六十年ぶりに教育基本法が改正され、新しい時代の教育理念が明示され、生涯学習の理念、家庭教育並びに学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力に関する規定等が新設されました。このような改正教育基本法を踏まえ、また、家庭や地域の教育機能の一層の向上を図るため、社会教育行政の果たすべき役割を明確にすること、社会教育に関する専門的職員の資質の向上を図ること等が必要となっております。 この法律案は、このような観点から、社会教育に関する国及び地方公共団体……
○渡海国務大臣 一昨年末に教育基本法が改正をされまして、その中で、人生のあらゆる段階といいますか、生涯にわたって教育をする、こういった概念がより明確にされたわけでございます。時代に応じて人生観というものも変わるわけでありますし、社会の状況も変化をいたします。そういう中にあって、今委員がおっしゃいましたようなさまざまな機能、単に本が置いてあって、そこへ行って本を読む、または貸し出して知識を得るという単純な機能だけではなくて、幅広い情報発信の場であり、また、地域の学習の拠点といいますか、住民の皆さんが大いにそういった観点から利用していただくということが今求められているというふうに考えております。 ……
○渡海国務大臣 冒頭ございました話、私、きょう初めて聞いたわけでございまして、申しわけございませんでした。委員がどういう意識を持ってこの御質問をされるか、それに的確にお答えするためにという、私は悪意はなかったんだろうとは思いますが、ただ、率直に委員にお聞きすれば済む話でございますから、私からもおわびを申し上げたいというふうに思っております。 今、社会教育法の意義ということが委員から御指摘がございました。確かにこの法律は、実施主体は地方自治体でございますから、そういった意味で、何かを縛るといったものではございません。また、やらなかったから何か罰則があるというものではないわけでございますけれども……
○渡海国務大臣 このたび、政府から提出いたしました学校保健法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 学校において児童生徒等が安全で安心な環境で学習活動等に励むことができるようにすることは、公教育の実施において不可欠なものであり、各学校において、メンタルヘルス、アレルギー疾患等のさまざまな心身の健康課題に適切に対応した学校保健活動がなされるとともに、事件、事故あるいは災害に対して児童生徒等の安全の確保が的確になされるようにすることが喫緊の課題となっています。また、児童生徒等が健やかに成長発達する上で、今日、学校における食育の推進が重要な課題となってい……
○渡海国務大臣 小渕委員から大変力強い御意見をいただきました。ここに至る経緯というのは今おっしゃったとおりでございまして、教育国民会議からの議論がこの振興計画のベースになっているわけでございます。 私どもは、教育の計画をつくるときに、どういった考え方に立つのかということを随分議論してまいりました。また、多くの皆さんの御意見も聞いてきたところであります。成果目標をしっかり示して、あえて数値は書かないという選択も実はあったわけで、私も正直言いまして迷いました。 しかしながら、やはり国民にわかりやすいメッセージを出すからには、そういったものをしっかりと示すべきという数多くの意見も寄せられていると……
○渡海国務大臣 今、日本が置かれております状況、また世界に比して日本の研究開発力をこれからどうしていくか、いろいろと委員からお話があったとおりであろうというふうに思います。答弁もございました。 そういう状況の中で、やはり日本の持てる力を最大限発揮していく、これに尽きると思うんですね。よく言われます選択と集中、それから総合力を発揮する、こういったこともございますし、私がいつも申し上げているのは、強い部分をより強くしていくといったような政策も必要であろうと思います。 今回の法律によってこのことがより強化された、そういうふうに認識をいたしておりまして、我が省は約六割を所管いたしておりますから、科……
○渡海国務大臣 ただいまの決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
○渡海国務大臣 評価をしていただいてありがとうございます。 笠議員には、文部科学委員会でいつも議論させていただいております。この問題というのは、大変厳しい問題であったというふうに思っております。そして、教育改革の中で、新たな主張、新たな需要が出てきているということもまた事実であろうというふうに思っております。 しかしながら、一方では、笠議員もおっしゃいましたように、長くは話しませんが、この財政難の中でいろいろな改革をやっていこうということで、地方でも大変な御苦労をいただいている。その中でぎりぎり、いわゆる行革の姿勢というものはやはり守り続けながら、そして総理が最後に御決断をいただいて、そこ……
○渡海国務大臣 簡単にということでございますから、基本的には、今先生がおっしゃった方向で我々も考えております。いろいろな人材を活用して活躍をしていただく。 例えば、この支援本部なんかも、私もこの間、横浜の青葉台でいろいろな方々と懇談会をやりましたが、本当にいろいろな方がいらっしゃいます。そういうボランティアもいっぱいいらっしゃるわけでございますし、また、講師の方も、社会人、それからちょうど我々団塊の世代、退職教員というのもたくさん出てくるわけでございますから、そういう方々に大いにこれからも頑張っていただこう、そういうふうに思っております。基本的には、幅広い人材の登用が可能であるというふうに考……
○渡海国務大臣 全く大賛成でございます。 田野瀬先生は、これは持論でございますよね、従来から、優秀なのはみんな医者になる、そのことをどうやって考えていくかということをおっしゃっております。 やはり、いろいろな機会をつくって、研究者というのは実は魅力があるんだ、また、物づくりというのは魅力があるんだということをしっかりと教えていかなきゃいけない。そういう機会がふえれば、ああ、おれも将来はああいうふうになりたいという子供もふえるわけでありますから、全くそのとおりだというふうに思います。 ただ、そういう機会をどうやってつくっていくかということに関して、政策的にいろいろな支援はしておるわけであり……
○渡海国務大臣 学校耐震化という問題について、これは笠先生と、笠先生は文部科学委員会所属でございますから、認識は基本的にそれほど違わないというふうに思っております。いろいろな理由を挙げるのは簡単だけれども、そういうことをどうやって乗り越えていくのかという課題がやはり最大重要なんだろうというふうに私は思っております。 地域で地方自治体がいろいろな計画をされておりますから、そういうことを全く無視してやるというわけにもやはりいかないだろう。そういう中で、これまで鋭意やってきて、今やっと十九年度の初めで六割弱。これを加速していって、できる限り早くやりたいというふうには考えております。 ただ、一つの……
○渡海国務大臣 この制度について、今も当局よりお答えをさせていただいたように、いろいろな制度の改善を図ってきておりまして、先生も御存じだとは思いますけれども、公共施設として無償で転用する場合とか、それから民間事業者へ無償で貸与する場合、こういった場合については返さなくてもいいという制度を設けておりました。 ただ、それだけでは不十分だということで、平成十九年の三月、一年前からでございますけれども、これを廃校とした場合は、学校施設整備のための基金として積み上げて、今後の学校施設整備、そういうものに充てる、国に返さなくてもいいという制度を新たに創設いたしております。 これは、基本的には、補助事業……
○渡海国務大臣 子供たちの安全の問題について、日ごろより我々も、いろいろな意味でいろいろな会合を通じて教育当局にお願いもしているところでございますが、今回の事件につきましては、本当に腹が立つといいますか、こんなことがあってはならない、これは先ほど官房長官がお述べになったことでございますけれども、そのように認識をいたしております。 沖縄の教育委員会におかれましても、すぐに教育委員会を通じて、いろいろな通知といいますか、そういうこともされたようでございますけれども、私どもは日ごろよりも、児童生徒の安全確保と犯罪防止ということに関して、通知や会議を通じ、その推進を促してきているところでございますが……
○渡海国務大臣 教育の事情というのは、それぞれの国がいろいろな事情の中で制度設計を行っているというふうに承知をいたしております。 確かに一時期、高等教育は無償化しようというような流れもあったというふうに承知はいたしておりますが、例えばイギリスとかドイツとか、やはりある程度これは御負担をいただかないとというふうな流れに変わってきているという事実も実はあるわけでございます。 どこだというふうに言われますと、例えばアメリカやイギリスというのは、高等教育について、授業料も有償でありますし、それから貸与奨学金、これも実施をされているところでございます。お隣の韓国もそうだというふうに聞いております。 ……
○渡海国務大臣 米飯給食の意義については今委員からよくお話をいただきました。日本の根幹は米飯でございますから、正しい食生活を身につける、また、地域のいろいろなメニューというのは大体米を中心にできておりますから、ふるさとのいろいろな地産地消、またふるさとの食生活、文化、こういったものの教育的意義もあるわけであります。 今おっしゃったような、週三回ということで二十数年間続けてまいりました。ばらつきがありまして、まだちょっと低いところもあるようでございます。なお今後、そういったところ、すべての学校において、やはり三回を目指して頑張っていきたいというふうに思っております。 また、米飯の供給体制、御……
○渡海国務大臣 今、舛添厚生労働大臣からもお答えがあったわけでありますが、現時点をどう見るかという問題もございます。同時に、医師の養成というのは大変時間がかかるわけでございますから、中長期的なビジョンというものをしっかり立てて、その中で考えていかなきゃいけない。その中で、今、緊急医療対策として定員枠というのをふやしましてやっているわけでありますけれども、今後どういう方向に行くかということは、なおさらなる努力をしていかなきゃいけないんだろうなというふうに私は考えております。 この点につきましても、厚生労働省、また大臣ともよく話をしまして、長期的なビジョンに立った全体的な定員というものを考えてい……
○渡海委員 自由民主党の渡海紀三朗でございます。 公述人各位におかれましては、大変お忙しい中、きょうは各位のそれぞれの貴重な意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 今、この予算委員会、これは当たり前のことでありますが、十八年度予算を実は審議いたしております。先ほどから公述人のお話をお聞きしておりまして、それぞれの分野でそれぞれの御意見というのはあったように思いますが、この予算そのものをどう思っているか。今、牧野公述人はこれに反対だということがはっきりとお話でわかったわけでありますが、予算の中身について、それぞれお三方に、私はこう考えるというか、ばくっとしたことで結構でござい……
○渡海主査 これより決算行政監視委員会第三分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査を務めることになりましたので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 本分科会は、厚生労働省所管、農林水産省所管、農林漁業金融公庫、経済産業省所管及び中小企業金融公庫についての審査を行うことになっております。 なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。 平成十七年度決算外二件中、本日は、厚生労働省所管について審査を行います。 これより厚生労働省所管について審査を行います。 まず、概要説……
○渡海主査 これより決算行政監視委員会第三分科会を開会いたします。
平成十七年度決算外二件中、本日は、厚生労働省所管、農林水産省所管、農林漁業金融公庫、経済産業省所管及び中小企業金融公庫について審査を行います。
昨日に引き続き、厚生労働省所管について審査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。阿部俊子君。
【次の発言】 これにて阿部俊子君の質疑は終了いたしました。
次に、矢野隆司君。
【次の発言】 これにて矢野隆司君の質疑は終了いたしました。
次に、福島豊君。
【次の発言】 これにて福島豊君の質疑は終了いたしました。
○渡海国務大臣 平成十八年度文部科学省所管一般会計及び電源開発促進対策特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。 まず、文部科学省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額二百三十九億七千八十四万円余に対しまして、収納済み歳入額は三百六十三億二千四百五十九万円余であり、差し引き百二十三億五千三百七十四万円余の増加となっております。 次に、文部科学省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額五兆三千四百十二億八千二百二十二万円余、前年度からの繰越額千四百七十六億八千五百六十万円余を合わせた歳出予算現額五兆四千八百八十九億六千七百八十二万円余に対しまして、支出済み歳出額は五兆一千九百四十二……
○渡海国務大臣 今長島委員が御指摘をいただきましたように、教育の問題というのはまさに本当に国家百年の大計でございまして、日本にある唯一の資源が人間でございますから、そういった意味で、毎日身の引き締まる思いで仕事をさせていただいておる、そういう状況でございます。 現場というお話がございました。できるだけ現場に出向いていってということを、これは福田内閣共通の課題でございますが、総理みずからおっしゃっておりまして、我々も、国民対話そしてさまざまな現場の視察等を行っているところでございます。 どれぐらいと言われますと、国会中は余り出られませんので、近場を何とかというふうな感じでございますが、これま……
○渡海国務大臣 おはようございます。 平成二十年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 平成二十年度予算の編成に当たっては、教育再生や科学技術・学術の振興、さらに、スポーツ、文化芸術の振興などの施策を総合的に展開するため、文部科学予算の確保に努めてきたところであります。 文部科学省所管の一般会計予算額は五兆二千七百三十九億円、エネルギー対策特別会計は一千四百七十四億円となっております。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 なお、詳細の説明につきましては、お手元に配付しております資料のとおりでありますが、時間の関係もございますので、主査におかれ……
○渡海国務大臣 今、委員が前半の部分でお述べになりましたことは、一昨年末に教育基本法が改正をされておりますが、そのときに、なぜ今教育基本法改正なのかといったような議論が多くされております。委員がお述べになりましたような時代の認識といいますか、現在のとらえ方が全くその基礎になっているというふうに聞かせていただいておりました。 国際社会の中でこれから日本人が日本人としてしっかりと生きていくというためには、まず、みずからよって立つこの日本という国、この国がどういう国なのか、また、日本人としてどういうアイデンティティーを持って国際社会に臨んでいくのか、こういうことが望まれているわけでございまして、こ……
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