このページでは大野功統衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(大野功統君) 後藤議員にお答え申し上げます。 まず、海上阻止活動の効果と国際協調体制についてのお尋ねがありました。 諸外国の艦船の海上阻止活動は、実際に海上で武器や麻薬を押収するなどの具体的な成果を上げており、テロリストや武器等の海上移動を未然に防止するという意味では抑止効果を発揮いたしております。抑止効果を費用対効果という面からのみ評価することは困難でありますが、諸外国は引き続きテロとの闘いを継続しており、このような国際協調体制のもとに行われている海上阻止活動は極めて重要であると考えております。 次に、ムサンナ県からオーストラリア軍が撤退した場合の自衛隊の安全確保についての……
○大野国務大臣 防衛庁長官の大野功統でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、浜田委員長を初め委員の皆様に防衛庁長官としてのごあいさつを申し上げます。 米国同時多発テロという安全保障分野における新たな局面を迎えてから、四年が経過いたしました。 我が国に対する本格的な侵略の可能性は低下しておりますが、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散の進展、国際テロ組織の活動等、新たな脅威や平和と安全に影響を与える多様な事態への対応が、今日の国際社会における差し迫った課題となっております。 防衛庁は、昨年決定されました防衛計画の大綱の多機能で弾力的な実効性のある防衛力という考え方のもと、本格……
○大野国務大臣 ただいま岩屋委員のお触れになった事件でございます。 自衛隊の活動というのは国民の信頼の上に成り立っている、私はそのように思います。したがいまして、今回、海上自衛隊におきましては、七月以降、七名の者が大麻取締法違反により逮捕されました。そのうち五名は既に起訴されております。また、一名は不起訴になっております。また、航空自衛隊においても、先月二十八日に一名の者が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されております。このような事件、私は、本当に国民の自衛隊に対する信頼感、これを裏切るものである、こういう思いで、本当に重大に、かつ深刻に受けとめておりますし、遺憾の意を表させていただいておりま……
○大野国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の例に準じて防衛庁職員の給与について所要の措置等を講ずるものであります。 すなわち、第一点は、一般職の職員の例に準じて防衛参事官等、自衛隊教官及び自衛官のすべての俸給月額を改定するとともに、号俸構成を改めることとし、また、防衛大学校及び防衛医科大学校の学生の学生手当を改定するとともに、営外手当についても改定することといたしております。 第二点は、退職の……
○大野国務大臣 寺田先生がおっしゃるとおりでございます。 第一陣を出しまして、直ちに第一陣あるいは先遣隊から参りました情報というのは、輸送ヘリが足りない、こういうことであります。そういう情報に基づきまして、第二陣を昨日、派遣命令を出しました。そして、本日既に出発いたしておると思いますけれども、さらに、輸送ヘリUH1を三機、そしてフォークリフトを一つ、C130に乗せまして、きょう出発させたところでございます。 今後、さらに足りないということは十分考えられます。現地の情報を十分正確にとりながらやっていかなきゃいけない。災害救援活動というのは、やはり私は、現地のニーズを正確に迅速に把握すること、……
○大野国務大臣 船舶検査ということを御指摘でございますけれども、現在、各国からの要請というものは、給油のニーズ、水のニーズということでございます。そういう各国のニーズを踏まえてこういう形にしているわけでございます。
【次の発言】 当然、我々、政治として考えるべき問題でございます。
ただ、インド洋における我が国のテロとの闘い、全体の闘いというのは、当然のことながら、国際社会が、テロを追放しよう、地球から追放していこう、こういう使命に燃えまして、その中で国際社会の責任ある一員として日本が参加しているわけでございます。この闘い、アメリカなんかでよく言われておりますように、冷戦のように本当に長くかか……
○大野国務大臣 御法川先生から、パキスタン災害救助活動については十分安全に留意して頑張ってほしい、こういうありがたいお言葉でございました。 第一陣ヘリコプターUH1をC130で搬送いたしまして、実は十五日には着いているわけでございますけれども、現場が初めてでございます。その点、やはり現場の地勢にもなれなきゃいけない、それから飛行した場合、訓練もきちっとやっていかなきゃいけない、こういう訓練等がありまして、十分その点を配慮して、それから悪天候がありましたのでちょっと期間が延びましたけれども、実際の活動は昨日の日本時間の十九時十五分から始まりました。 なお、現場からの報告によりますと、ヘリコプ……
○大野国務大臣 テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げます。 テロ対策特措法の有効期間を一年間延長する改正案が十月二十六日に成立しましたことを受け、同法に基づく基本計画の変更が、十月二十七日の安全保障会議を経た後、本日の閣議で決定されました。 具体的には、協力支援活動等を外国の領域で実施する自衛隊の部隊等の派遣期間を六カ月間延長し、平成十八年五月一日までとすることといたしました。 なお、あわせて、防衛庁長官が定めている実施要項につきましても、基本計画に沿った所要の変更を行いました。 次に、今回の基本計画の変更に係る背景について御説明申し上げます。 ……
○大野国務大臣 我々は今、米軍再編成の問題につきまして、第二段階の任務、役割、能力等の議論をやっております。
同時に、やはり再編の問題を解決していかなきゃいけない、こういうことで、最終段階の意見のすり合わせというか意見交換を行いました。その中でさまざまな議論を行った次第でございます。
【次の発言】 普天間の移設問題は、SACO以来の課題でございます。この問題を早く進行していかなきゃいけない、こういう意味で、普天間の移設先の問題につきましてもさまざまな議論を行いました。その議論の中身につきましては、やはり相手方のある話であり、地元の問題もございます。生煮えの段階でここで御説明することは差し控え……
○大野(功)委員 自由民主党の大野功統でございます。 ただいま趣旨説明のございました民主党御提案の行政改革法案につきまして、提出者の皆様に御質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、私、すばらしいと思いましたのは、こうして政府案が出てくる、内閣法案が出てくる、反対反対とばかり言うんじゃなくて、自分はこう考えているんだ、こういう提案をなさったということでございます。そういうことによって、やはり新しい時代、政党政治が活性化してくる、このことに対しましては大いに敬意を表するものでございます。 ただ、本当に残念なことがあるんですよ。残念なことは、なぜ今ごろ出してくるんでしょうかということなんで……
○大野(功)議員 今鈴木先生がおっしゃった点が、まさに我々が議員立法で提案した大きな大きな理由でございます。 これはどこかで仕切りをつけなきゃいけない。では、一体、何人ならいいんでしょうか、どのぐらいの派遣期間ならいいんでしょうか、それをどうやってコントロールするんでしょうか、こういう問題が山積しております。しかしながら、我々としては、法律によって参政権を奪ってしまっているわけです。だから、それを回復してあげるのは当然じゃないか、これをやるのが政治的責任じゃないか、こういう思いで、今回、仕切りをつけさせていただいております。 まず、期間でございますけれども、期間につきましては、衆議院、参議……
○大野(功)議員 風邪を引いておりますが、失礼します。 この点につきましても、柳澤代表を差しおいて私の方から答弁させていただきますことをお許しください。 現在の世界的な金融経済不安の中で、日本の株式市場、どういう特色があるか。野田先生がおっしゃってくださいましたけれども、一番は、やはり外国人投資家のシェアが多いんですよね。したがって、今現在のところは、海外投資家が換金売りをやっているということで、先ほど御説明がありましたけれども、PBRが一を割る、株価純資産が一を割るというような状況になっている、こういうことは十分御認識のことだと思います。それからもう一つは、やはり日本の特色として、持ち合……
○大野(功)議員 宮下先生の御指摘のとおりでございます。この株式買い取り機構に対する政府の支援というのは間接的なものであって、直接財政資金を使って、税金を使って株式を買い取るものではありません。釈迦に説法ですけれども、株式買い取り機構が借金をする、あるいは債券を発行して、そしてその調達した資金で株式を買い取るわけでありまして、その借金したものについて政府が元本並びに利子を含めて二十兆円まで保証する、こういう仕組みでございます。 したがいまして、なるべく、絶対にと言いたいんですが、できる限り国民に負担をおかけしないように、制度あるいは運用についても十分留意をしております。 第一には、買い取り……
○大野(功)議員 ただいま議題となりました議員提出法案二本につきまして、提出者を代表して、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 アメリカに端を発する昨年来の国際金融危機により、我が国においても、中小企業のみならず、中堅、大企業においても資金繰りに困難を来してきておりますけれども、日本では絶対に金融危機を起こしてはならない、こういう政治家としての強い決意のもとに、与党において追加的な金融資本市場対策について十分な検討を行ってきた結果、これらの法案を議員立法として提出することとした次第でございます。 まず、株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案の内容につきまして御説明申し上げ……
○大野(功)議員 石井先生の、政策金融改革をどう評価するか。先生は、正しい方向であった、ただし百年に一度の世界的な金融経済危機を予測できなかったところは反省すべきである、全くそのとおりだと思います。 やはり、民間でできることは民間に任せるんだ、簡素で効率的な政府をつくっていくんだ、特に金融の世界では、マーケットメカニズム、マーケットプリンシプルによってやっていくんだ、これは正しい方向だと思います。 その当時予想していたのは、例えばテロとか大規模災害とか、そういうときには政府の役割があるんですよ、これは予測しました。百年に一度の金融危機なんというのは全く予測できませんでした。これは我々は大い……
○大野(功)議員 政府委員の登録がなされておりませんので、政府委員にかわりまして私の方から答弁させていただきます。
四月末現在で四百三十九億円でございました。
【次の発言】 せっかくのお尋ねでございますけれども、銘柄につきましては、マーケットに影響するということも懸念をいたしまして、発表しないことにいたしております。
【次の発言】 これはお尋ねがございませんけれども、今回拡大をいたしました根本の理由、改正をする趣旨というのは、参議院におきまして、特に民主党との議論におきまして、もうちょっと柔軟に考えていったらどうか、こういうような趣旨のことがございましたので、それではということでもう少し対象……
○大野(功)議員 まず、松野先生初め先生方に厚く御礼申し上げたい。というのは、さきにこの法律につきまして議員立法で提出させていただきました。直ちに御審議いただき、成立を見ております。 その際、参議院の財政金融委員会で御党の先生方から、もう少し対象範囲を柔軟に考えて広げてみたらどうか、こういう御意見もございましたし、また附帯決議でそのようなことも明記されております。我々は、いい御提案には直ちに反応する。そこで、今回こういう改正を見たわけでございます。 ただ、今回、御指摘のETF、それから優先株、優先出資証券、そしてJ―REITでございますが、やたらにふやすというんじゃなくて、やはり法律の基本……
○大野(功)議員 松野先生の御質問でございますけれども、思い返しますと、一回目に法案を提出いたしましたときに参議院の方で民主党の先生方から、もう少し幅広く考えたらどうか、こういうお話が出ておりました。その中に、J―REIT等も含めて、やはり金融機関の財政基盤を安定化させる、そして貸し渋り等をなくしていく、これはもう全くそのとおりでございますので、同じ国会でございますけれども、同じ法案についてさらに修正案を出させていただいているところでございます。 その目的は、今民主党の先生方からもお話がありましたとおり、銀行、金融機関が不良資産を抱えて、財政基盤が安定しないとなかなか貸し渋りとかこういうもの……
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