このページでは小宮山洋子衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○小宮山洋子君 泉健太議員から民主党の議員立法についていただいた質問のうち、私から三問について答えさせていただきます。 まず、損害賠償等団体訴訟制度の必要性についてですが、消費者団体訴訟制度は、二〇〇〇年に消費者契約法ができたときから課題になっていたもので、当時、商工委員会での附帯決議にも明記をされています。当初、昨年の通常国会に政府案が出されると言われていましたが、一年おくれて、ようやくこの国会に政府案が提出されました。 ところが、審議会での議論の中で、消費者被害を予防する差しとめ訴訟だけになり、被害を受けた消費者を救済する損害賠償制度については、今回は見送られてしまいました。 民主党……
○小宮山洋子君 菊田真紀子議員からの二つの質問についてお答えをいたします。 まず、民主党の正社員の労働条件の切り下げの規定についてお尋ねがありました。 民主党案は、すべてのパート労働者に対して均等待遇の確保等を図ることを事業主に求めていますが、そこで、万が一にも、均等待遇の確保等を図るためということを逆手にとって、正社員の賃金、その他の労働条件が不当に切り下げられることがないように、通常の労働者の労働条件を低下させてはならないという努力義務規定を第三条二項に定めております。 質問者も幾つか例を挙げられましたけれども、こういう規定を置きませんと、例えば、パートと正社員の処遇を整理したいとい……
○小宮山洋子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 本案は、子供のとうとい命が奪われる児童虐待事件が減少するに至っていない現状にかんがみ、適切かつ確実な児童虐待の防止等を図るため、所要の措置を講じようとするものです。 その主な内容は、 第一に、都道府県知事は、児童虐待が行われているおそれがあると認めるときは、保護者に対し、児童を同伴して出頭することを求め、児童相談所の職員等に必要な調査等をさせることができるものとすること、 第二に、児童虐待を行っているおそれがある保護者が立入調査や出頭要求に応じない場合に、児童虐待が行われている疑い……
○小宮山洋子君 ただいま議題になりました民主党・無所属クラブ提出の消費者団体訴訟法案につきまして、提出者を代表して、趣旨と概要を説明いたします。 このたびの消費者の権利を守るための法案は、長年の消費者、消費者団体の悲願でした。その要望の柱の一つが、違法に上げられた収益、違法収益を剥奪し、被害者に返してほしいということです。 二〇〇六年に消費者契約法を改正して、消費者の皆さんの要望にこたえて、全体では大きな被害ですが一人一人の消費者の損害は小さな額のため泣き寝入りすることが多かった事件について、消費者団体がかわって訴訟を起こせる消費者団体訴訟の制度をつくりましたが、被害の予防に当たる差しとめ……
○小宮山洋子君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題になりました消費者庁設置関連三法案に対する与野党共同修正案に賛成、また、修正部分を除く政府三法案に対しましても、現状よりは前進ということから、賛成の討論をいたします。(拍手) 政府提出の消費者庁設置三法案と、民主党提出の消費者権利院、いわゆるオンブズパーソン法案、消費者団体訴訟法案とは、行政を監視する機関を行政の中に置くのか外に置くのかなど、そもそもの考え方、哲学が違う法案でした。 三月十七日、ちょうど一カ月前にこの本会議で質疑をして、その後、消費者特別委員会で多くの参考人の方々に来ていただいての質疑や、関係する省庁の八人の……
○小宮山(洋)委員 この一連の問題は消費者問題でもありますので、今回はその立場から伺いたいと思います。持ち時間が限られておりますので、ぜひ御答弁は簡単明瞭にお願いをしたいと思います。 この耐震偽装の物件ですけれども、今わかっているだけで、昨日伺ったときは七十八件、先ほど八十二件とどんどんふえています。退去命令が三件、そして退去勧告が八件出ています。姉歯元建築士、ヒューザー、木村建設、平成設計が関与した物件、六百八件調べていると先ほどお話ありましたが、十二月十四日に木村建設に立入検査をし、三千件の物件を把握したと。これはもちろん一戸建ても含まれておりますが、今後優先順位をつけて調査対象にすると……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 私の持ち時間は十分なので、簡潔に質問していきたいと思ったんですが、先ほどからの質疑を聞いておりまして、私自身、三人の子供を預ける場所がなくて、学童保育をつくる活動をしたり、それから児童福祉法の改正のときにかかわったり、ずっとやって、本当にこれは机上の理想論でいくというのではなくて、今真田さんからお話があったように、本当に困っている保護者の立場から、子供の視点でどういう形がいいかということを、苦労に苦労を重ねてこれまで来ている歴史があるものですから、もちろん、全児童対策もそのニーズがあってなさるのは結構なんですけれども、やはりこの学童という……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 きょうは、三十分の質問時間の主な部分を、民主党の男女共同参画、そして子供政策の責任者といたしまして、官房長官、男女共同参画担当大臣に伺っていきたいと思っております。 新しく入られた議員の方もいらっしゃいますが、男女共同参画社会基本法につきましては、一九九九年に政府・与党と私たち民主党が提案をいたしまして一緒につくった法案でございます。これは、女性も男性も個性、能力を発揮して生き生きと生きられる社会、それをつくるというための男女共同参画社会基本法です。この基本法に基づきまして基本計画がつくられて、その五年後の見直しが今行われようとしており……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 本日は、質問時間を一時間いただいております。今回の風営法の改正案は二つ目的がある、一つが人身取引対策、もう一つが風営対策というふうに伺っております。私は、そのうちの人身取引対策を中心に伺っていきたいと思っています。 政府が人身取引への対応として、刑罰の強化などの刑法改正そして入管法改正、この二本はさきの通常国会で成立をいたしました。そして、この風営法改正が政府が予定している三本目の法改正ということになるのだと思いますが、今回の風営法改正が人身取引対策としてどのような効果があるのか、まず伺いたいと思います。
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 子供の安全を守るためには、本当にあらゆる知恵を出しまして、あらゆる手だてを尽くさなければいけないというふうに思っております。内閣委員会でも、閉会中としては本日ぎりぎりでございますが、きょうこの審議が与野党の合意で開かれることは大変意味があると思っておりまして、青少年問題特別委員会も昨年十二月にやはり衆議院で子供の安全で閉会中審査を行いましたが、通常国会が始まりましても、ぜひこの内閣委員会でも、積極的に、これは与野党力を合わせて取り組んでいく最重要課題だと思っておりますので、その取り組みをしていきたいというふうに思っております。 まず最初……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。
本日は、私が民主党の中で子供政策の責任者を務めさせていただいている立場から、子供の視点から、三十分ではございますが、質問をさせていただきたいと思います。
まず、政府案と民主党案を比べてみまして、私の目から見ますと、子供の視点、これがあるかないかということが非常に大きな違いなのではないかと思っています。
その子供の視点をどのように盛り込んでいるのか、それがどこにあらわされているのかを、少子化担当大臣、文部科学大臣、そして民主党の提出者にまず伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほど、小坂大臣の方からは手法の違いだというふうに御答弁ござい……
○小宮山(洋)議員 このたび民主党から提出いたしました児童手当法の一部を改正する法律案、いわゆる子ども手当法案につきまして、提案者を代表して、提案の理由及び内容の概要について説明します。 民主党は、チルドレンファーストを掲げ、どの党よりも早くから、子ども第一の方針でさまざまな政策立案に取り組んでまいりました。昨年の衆議院選マニフェストでも、月額一万六千円の子ども手当創設を初め、幼保一体化の推進、小児医療の充実、仕事と家庭の両立支援策など、子どもが安心して育つことができる社会の実現のための政策を打ち出しています。この子ども手当法案は、民主党の子育て支援策の柱の一つとして法案化したものであり、政……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 本日は、参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。 皆様に伺いたいのですが、もちろん、少子化への対応というのは、一つのことだけで子どもを産むようになるわけではございません。ただ、さまざまな調査をとりましても、経済的負担があるから持てないという答えがどの調査でも一番多い答えを示しております。そうした中で、現在の、一人目、二人目五千円、三人目でようやく一万円という額は、諸外国と比べても非常に低い額です。これまでも、この児童手当法はたび重なる改正が行われてまいりましたが、抜本改正がないまま、財源をいろいろなところから見繕ってくるとい……
○小宮山(洋)委員 おはようございます。民主党の小宮山洋子でございます。
今回、政府提出の児童手当等の改正の法案に対しまして、私ども民主党は、その児童手当の部分につきまして、子ども手当の対案を出させていただいております。これからの一時間は、民主党のトップバッターといたしまして、大臣と基本的な考え方について質疑をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず大臣に伺いたいんですが、今回の政府の児童手当改正案の主なねらいはどういう点にあるんでしょうか。
【次の発言】 この少子化の問題というのは、一九八九年に一・五七に出生率が下がった、一・五七ショックという言葉が生まれたころ……
○小宮山(洋)議員 どの党よりも早くからと申し上げたのは、この子ども手当のことだけではなくて、総合的な子育て支援ということをほかのことよりも優先をして、党全体として、子ども第一、チルドレンファーストという言い方でやり始めましたのは私どもが一番最初ということを申し上げました。
【次の発言】 私が当選いたしましたのが一九九八年でございますので、チルドレンファーストという形で子ども第一を全体として取り組んだのが最初という言い方をさせていただいております。
【次の発言】 この法案は、先ほどから申し上げておりますように、私どもが子ども第一、チルドレンファーストという方針のもとに、この児童手当につきまして……
○小宮山(洋)委員 ただいま議題となりました、民主党、日本共産党、社会民主党、国民新党提出の雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案に対する修正案について、提出者を代表して趣旨説明をいたします。 政府案では、男女双方に対する差別の禁止、雇用ステージごとの差別禁止内容の拡大等一定の前進がありましたが、雇用をめぐる性差別をなくし、真の男女平等を実現するためには、さらなる法改正が必要です。 修正が必要と考える点は、間接差別禁止の対象が限定列挙される上、賃金差別が対象とされていないこと、仕事と生活の調和が基本理念に盛り込まれなかったこと、ポ……
○小宮山(洋)委員 そもそも間接差別の法理が救済しようとしている対象は、直接差別禁止の規定では救済することのできない現に存在するさまざまな形の男女差別の問題であり、これを包括的に禁止することに意味があります。 一方、政府案では、省令で限定列挙することとしているため、間接差別のうち、ごく一部のものしか禁止の対象とならず、不十分です。また、このような限定は諸外国の法令でも例がないということは政府も認めているところです。 本修正案では、現実に社会で生じているさまざまな間接差別について禁止の対象とし、助言、指導、勧告、公表といった措置を行っていくべきであるという考え方から、省令による限定列挙をしな……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 参考人の皆様には、本当に、子供たちを守るための示唆に富んだお話をいただきまして、ありがとうございました。この委員会は、御承知のように、国会の中で子供のことだけを審議するのはここだけでございますので、ぜひ子供の安全のことをしっかり取り組んでいきたいと思いまして、閉会中にも政府からのいろいろな聞き取りをしたんですけれども、ぜひ皆様方から、私たちに何ができるのかを教えていただきたいということで、きょうの設定になりまして、本当にありがとうございます。 今、もう大分いろいろな論点を話し合ったと思うんですけれども、一つは、やはり皆様がおっしゃったよ……
○小宮山(洋)委員長代理 石井郁子さん。
○小宮山(洋)委員 まず、子供の安全のことについて一問だけ伺って、その後、放課後子どもプランについて伺っていきたいと思います。 先ほど泉健太議員も伺いましたけれども、昨年末に、子供の安全について内閣官房で緊急対策を出されましたが、補正予算が組まれなかった。そして今年度予算でも、これは予算の分科会で私も伺いましたけれども、余り目立った増額をされているところがない。なかなか本気で取り組む姿勢が見えないというふうに思っておりました。 そして、一つの例でちょっとどのように進んでいるか伺いたいんですが、栃木県での事件からきょうでちょうど半年たちますが、犯人がまだ捕まっておりません。先日のニュースで、……
○小宮山(洋)委員 民主党の次の内閣で男女共同参画、子供政策などを担当しております小宮山洋子でございます。 本日は、男女共同参画基本計画がようやくできました、そのことを中心にお話を伺っていきたいと思っています。 年末にようやく閣議決定されました第二次の男女共同参画基本計画、これは、一九九九年に、政府と与野党が力を合わせて、女性も男性も能力を生かして生き生きと生きられる男女共同参画社会をつくるための基本法をつくり上げましたが、それに基づいて、五年間の基本計画第一次が終わりますので、第二次の策定に向けて男女共同参画会議で検討して、報告が出されまして、でき上がったものです。 御承知のように、こ……
○小宮山(洋)議員 御質問ありがとうございます。 今、川内委員が御指摘ありましたように、民主党はずっと、生活者、納税者、消費者の立場から政策をつくるということの努力をしてまいりました。日本の消費者行政というのは、一九六八年の消費者保護基本法、これは二〇〇四年に消費者基本法に変えられましたけれども、消費者を守る法制度ということでずっと進んでまいりました。 けれども、消費者というのは、みずから主体的、積極的な選択で行動をする、ただ、必要な情報を入手したりすることがなかなか困難であるので、そこで私たちは、消費者団体が市場をしっかり監視して消費者の救済のための支援が行えるように、そのためには、情報……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 参考人の皆様には、それぞれのお立場から貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 私たち民主党は、常に消費者、生活者の立場からさまざまな政策をつくってまいりまして、今回も対案という形で、これは二年間にわたりまして多くの方から御意見をいただいてつくり上げたもので、決して大ざっぱにつくったものではございませんので、先日の審議でも、与党の方からも、よくつくられているという評価もいただいているものでございます。 そうした中で、御意見を伺っていると、どうも消費者というものへの考え方がお立場によってそれぞれ違うのだなという気がしており……
○小宮山(洋)議員 委員が御指摘のとおり、消費者被害の多くというのは、同じような種類の被害が多くの人に及びますが、一人一人が少額のために、訴訟を起こしてまで被害の回復をしようという人はほとんどいないと言ってもいいと思います。そのために、被害の救済がなされないままであるというのが実情である。 そのことを踏まえまして、せっかく導入をする消費者団体訴訟制度ですから、民主党案といたしましては、適格消費者団体に消費者を代表して損害賠償等団体訴訟を追行する権限を付与いたしまして、この結果として支払われた金銭をそれぞれの被害者に配当することで消費者被害の救済を図ることとしております。 御指摘のように、ど……
○小宮山(洋)委員 まず、今回の遺失物法案の全体的なことについて一つ伺いたいと思うんですけれども、遺失物を取り扱っている現場で一番困っていることは実際にどういうことで、そのことに今回の法改正がどのように役立つかということをお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今回、個人の一身に専属する権利や個人の秘密が記録された文書等は拾得者が所有権を取得できないということになりますが、対象になる主なものはどんなものがあるんでしょうか。
【次の発言】 パソコンとかデジカメとか、そういったデータが入っているものも今回拾得者が所有権を取得できないことになるわけですね。
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 いつもこの文部科学委員会に属しているのではございませんが、私は子供の保育の方のことを長年ずっと、NHKにいたころから取材もしてまいりましたし、私自身も三人の男の子を公立、私立、合わせまして六つの保育園で一緒に育てていただいた立場から、このこども園の問題、就学前の子供の質のよい居場所づくりに議員になってからもずっと携わってまいりました関係で、きょうはぜひ質問をさせていただきたいということで、ちょっと長目の時間でございますが、おつき合いをいただきたいというふうに思っております。 もともと、民主党といたしましても、就学前のすべての希望する子供……
○小宮山委員長 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員の皆様の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。とても光栄に存じます。 青少年の問題をめぐりましては、この委員会で、子供の安全や児童虐待、また学童保育の問題などにつきましてこれまでも審議をしてまいりました。 子供をめぐる問題は本当にさまざまございまして、国会で唯一子供の問題を審議していますこの委員会で、ぜひ与野党の委員の皆様に御協力をいただきまして、活発な議論をしていきたいと思っております。 微力ではございますが、委員の皆様の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと思いますの……
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長が指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に
後藤田正純さん 実川 幸夫さん
及び 萩生田光一さん
を指名いたします。
【次の発言】 この際、高市国務大臣、平沢内閣府副大臣及び谷本内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。高市国務大臣。
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長が指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に田嶋要さんを指名いたします。
【次の発言】 青少年問題に関する件、特にいじめ問題について調査を進めます。
お諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として横浜市立末吉小学校校長森徹さん、東京大学社会科学研究所助教授本田由紀さん、特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター代……
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査を進めます。
お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁生活安全局長竹花豊さん、法務省大臣官房審議官深山卓也さん、文部科学省大臣官房審議官中田徹さん、文部科学省大臣官房審議官布村幸彦さん及び厚生労働省雇用均等・児童家庭局長大谷泰夫さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 まず、政府参考人から順次説明を聴取いたします。警察庁生活安全局長竹花豊さん。
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してありますとおり、「青少年の健全育成に関する基本法」の早期制定を求める意見書外九件です。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議……
○小宮山(洋)委員 本日最後の質問者になりましたが、官房長官は会見で御退席中ですので、官房長官に関する質疑に関しましては、戻られてからまとめてさせていただきたいと思っています。 まず初めに、消費者問題について少し伺いたいと思います。 消費者団体訴訟制度、この内閣委員会で、さきの通常国会で、与野党で裁判管轄地などにつきまして修正をいたしまして、成立をさせました。これにつきまして、高市大臣は所信的な発言の中で、円滑な導入に向けて取り組むというふうにおっしゃいましたけれども、来年の施行に向けまして今どのように準備を進めていらっしゃるのか、初めに伺いたいと思います。
○小宮山(洋)議員 同一価値労働同一賃金、何をもって同一価値の労働とみなすのかはっきりしないということですが、お答えをしたいと思います。 同一価値労働同一賃金の原則というのは、異なる職種、職務であっても、労働の価値が同一または同等であれば、その労働に従事する労働者に、就業形態の違いにかかわらず同一の賃金を支払うことを求める原則というふうに言われております。 それで、何をもって同一の価値の労働と評価するのかにつきましては、多くの国でその分析的な職務評価方法がとられておりまして、例えばカナダのオンタリオ州では、一つは知識、技能、二つ目に精神的、肉体的負荷、三つ目に責任、四つ目に労働環境といった……
○小宮山委員長 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員の皆様の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担わせていただくことになりました。
委員の皆様のさらなる御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまのやまぎわ大志郎さんの動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
後藤田正純さん 実川 幸夫さん
谷川 弥一さん 萩生田光一さん
やまぎわ大志郎さん ……
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件について調査を進めます。
高市国務大臣から所信を聴取いたします。高市国務大臣。
【次の発言】 参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査のため、三月二十三日金曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決しました。
次回は、三月二十三日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これで散会いたします。
……
○小宮山委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査を進めます。 本日は、参考人として、弁護士・日本子ども虐待防止学会制度検討委員会副委員長平湯真人さん、さいたま市児童相談所長栗原直樹さん、沼津市役所子育て支援課こども相談係長兼主任社会福祉主事笹井康治さん、淑徳大学総合福祉学部教授柏女霊峰さん、以上四名の方々に御出席をいただいております。 参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席いただきまして、ありがとうございます。参考人の皆様には、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと思います。どう……
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件について調査を進めます。
お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官荒木二郎さん、内閣府政策統括官柴田雅人さん、警察庁生活安全局長片桐裕さん、文部科学省大臣官房審議官中田徹さん、文部科学省大臣官房審議官布村幸彦さん、文部科学省大臣官房審議官西阪昇さん、厚生労働省大臣官房審議官村木厚子さん、厚生労働省職業安定局次長鳥生隆さん及び厚生労働省社会・援護局長中村秀一さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決しました。
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件、特に児童虐待問題について調査を進めます。
お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として法務省大臣官房審議官後藤博さん、法務省大臣官房司法法制部長菊池洋一さん、文部科学省大臣官房審議官西阪昇さん、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長大谷泰夫さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中森ふくよさん。
【次の発言】 次に、山内康一さん。
○小宮山委員長 これより会議を開きます。 青少年問題に関する件について調査を進めます。 お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官山中伸一さん、内閣府大臣官房審議官荒木二郎さん、内閣府政策統括官柴田雅人さん、警察庁生活安全局長片桐裕さん、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長桜井俊さん、文部科学省大臣官房審議官中田徹さん、文部科学省大臣官房審議官西阪昇さん、厚生労働省大臣官房審議官村木厚子さん、厚生労働省労働基準局労災補償部長石井淳子さん及び厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長中村吉夫さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか……
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付してあるとおり、「青少年の健全育成に関する基本法」の制定を求める意見書外四件です。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 今、ちょうどいろいろな契機で少子化の問題が焦点になってきておりますけれども、午前中も質疑にありましたが、少子化対策の戦略会議として、政府は、「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議、これをスタートされまして、塩崎官房長官がトップだと伺っておりますけれども、もともと少子化の話が出てきたのは、一九九〇年に一・五七というこれまでにない出生率の低下を見て、一・五七ショックと言われて、それからもう十六年もたっていると思うんですが、その間、政府がいろいろ対策を出すのに、ほぼ一貫して下がり続けている。 これはやはり、腰が据わってないというか、や……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 先日、予定をしていました質疑のときに体調不良でいらしたので、この後またぜひ質疑をしたいというふうに大臣の方からも言っていただきました。そのときに用意をしておりました、少子化への対応の中の柱とされている学童と全児童を一緒にした放課後子どもプランを中心にお話を伺いたいというふうに思っています。 昨年出されました少子化対策、これは猪口大臣がそのころは担当大臣でいらっしゃいましたけれども、放課後子どもプラン、先日もその議論をしたんですけれども、ちょっと復習の意味で繰り返しますと、空き教室を利用した全児童対策と、保護者が見ることができない放課後の……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 まず、やはり与党の皆様にぜひお願いをしたいのは、こういう不正常な形で行うことは、法案の質疑にとっても私たちそれぞれにとっても不幸なことです。これは委員長も理事の皆さんも委員も、一刻も早く正常化をしたいということは願っているわけですから。 そもそも、予算の強行な採決を十分な審議をせずに行った与党に責任があるわけです。そして、この衆議院では七割を与党が占めているわけですから、そういうところではやはり度量というものも必要です。(発言する者あり)どのように対応したら正常化をするのか。これは野党のせいだ野党のせいだと先ほど後ろから聞こえてきますけ……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 先日に引き続きまして、構造改革特区の問題について、特に、規制の全国展開のうち学校教育法の特例、満三歳に達する年度の当初から幼稚園に入園する、いわゆる二歳児を幼稚園に入れることについての特例を削除して全国展開をする、この問題になぜこだわっているかといいますと、これは今回の全国展開の一つの大きなテーマだということと、特区で行ったものを全国展開する際に、その弊害がないかどうかとか、そういうことをきちんと精査されているのかどうかのよい例だと思いますので、この例をもって、構造改革特区について本日も質問をさせていただきたいと思っております。先日の質疑……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 マネーロンダリングへの対策は当然必要だと思いますが、この法案についてはかなり懸念される部分も多くございますので、一時間の質疑ですが、しっかりといろいろな点を確認させていただきたいと思っています。 まず、この法案は、FATF、ファタフともいっておりますが、ファイナンシャル・アクション・タスク・フォース、八九年のアルシュ・サミットでマネーロンダリング対策推進のためにつくられた国際的な枠組みですね。これの二〇〇三年六月に行われた見直しによる四十の勧告を国内で法制化するためにつくられる、その目的の法案ということでよろしいでしょうか。 これを確……
○小宮山(洋)委員 私の持ち時間は三十分でございますが、少し欲張っていろいろなことを伺いたいと思っておりますので、ぜひ簡潔明瞭な御答弁をいただければ幸いでございます。 まず最初に、男女共同参画についてちょっと伺いたいと思っています。 この男女共同参画社会、男女ともに生き生きと個性を発揮して生きる社会の推進ということは、超党派でつくりました基本法の前文にもありますように、党派を超えて取り組むべき最重要課題だというふうに思っております。そしてまた、これは最近非常に問題になっております少子化への対応とも両輪をなすものだと思っています。 先日、この内閣委員会で、少子化と男女共同参画専門調査会の国……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 私は、民主党の中で男女共同参画推進本部の本部長代理も務めております。この少子化への対応と男女が平等であること、男女共同参画というのは同じ根の問題だと思っておりまして、その点から、今回の一連の柳澤伯夫大臣の御発言は大変本質的な問題だと思っております。 私はちょうど四人目、今回のこの集中審議の民主党の中で最後の質問者でございますので、これまでお答えになった部分につきましても、もう少しお答えいただきたいと思っているところも含めて、質問をさせていただきたいと思います。 とにかく、この一連の柳澤大臣の発言には全国の女性たち、そして多くの男性たち……
○小宮山委員長 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員の皆様の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員の皆様のさらなる御指導、御協力によりまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまのやまぎわ大志郎さんの動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
後藤田正純さん 実川 幸夫さん
谷川 弥一さん 萩生田光一さん
やまぎわ大志郎さん 田嶋 要さん……
○小宮山委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣期間、派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。 民主党の次の内閣で文部科学の責任者を務めさせていただいておりますので、きょうは、私は、皆様よりちょっと多い一時間、質問時間をちょうだいしていますが、すべて大臣とさしで話をさせていただきたいと思っています。細かいことを伺うつもりはありませんので、子供たちによりよい教育を行っていくための大臣の真摯な御意見を伺わせていただき、建設的な質疑ができればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、これからの教育の方向性とでも申しましょうか、先ほどからも学習指導要領のことは鈴木委員からも西委員からも出ておりましたけれども、やは……
○小宮山(洋)委員 大臣所信を受けての冒頭の質問でございますので、主に大臣と、学校で子供たちがどういう力をつけるというふうに文部科学省では考えて今取り組んでいるのかという、少し基本的なお話を中心にさせていただきたいというふうに思います。
昨日も富田委員の質疑の中で、いろいろ今度の新しい学習指導要領の中でこういうことをというお話はございましたが、大臣は、そもそも学校で子供たちにどういう力をつけることが必要なんだとお考えなのかを冒頭伺いたいと思います。
【次の発言】 今回、学習指導要領が改訂されようとしているわけですけれども、どうも国としての方針が揺れているのではないかというふうに、一般的にとい……
○小宮山(洋)議員 ただいま議題になりました民主党・無所属クラブ提出の消費者団体訴訟法案につきまして、提出者を代表して、趣旨と概要を説明いたします。 今回の、消費者問題についての期待が大きい法案について、消費者の皆さんは、違法に上げられた収益、違法収益を剥奪し、被害者に返してほしいという強い要望を持っています。ところが、政府の法案には全くこれが入っていません。 今回提出している消費者団体訴訟法案は、二〇〇六年の民主党の消費者契約法改正案を土台にして、消費者権利院制度を生かすとともに、ヒアリングなどで聞かせていただいた関係団体の皆様からの意見や私たちの研究成果も取り入れ、大幅にバージョンアッ……
○小宮山(洋)議員 民主党案で地方での消費者行政を国の責任で担うことにしたのは、余りにも今現状が惨たんたるものだからです。先ほどからありますように、予算も人員も一時の半分ぐらいに減っています。ですから、全国一律に一定の水準まで速やかに引き上げる必要があるということで考えております。 ですから、これはある意味、緊急避難的な措置ということも言えると思いますので、ずっと国がやるべきだと言っているわけではありません。将来的には地方公共団体が担っていくことを否定するものではなくて、質のよい消費者行政を全国ができるようになることを望んでおりますので、そうなるまでの間ということです。
○小宮山(洋)議員 この地方分権と私どもが考えている地方の組織についてですが、先日の答弁のときに、私が国家公務員にその身分を保障するためにすることを緊急避難的措置と申し上げたことがいろいろな波紋を呼んでいるようですので、もう少し丁寧に説明をさせていただきたいと思います。 民主党に政権を任せていただいたら、私どもは、分権の政治にして、権限だけではなくて財源もしっかりと地方にお渡しをいたしますので、そうなれば、今の惨たんたる現状の地方の窓口がしっかり充実する体制になる、その日は余り遠くないという思いから緊急避難的と申し上げたんですけれども、そんなに国家公務員、地方公務員と身分がくるくる変わるとい……
○小宮山(洋)委員 民主党の二つの法案の提出者でもございます。いつも答弁席に座っておりますので、きょうは初めて質問をさせていただくのでうれしく思っておりますが、お二人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。 まず、では品川参考人に、この消費者庁への期待は本当に、特に消費者団体の皆さん強くて、私も以前から、NHKにいたころから消費者問題にかかわっているので、これは長年の悲願だと思うんですけれども、今回の消費者庁の法案を見まして、やはり、先ほど細川参考人も三つに分けておっしゃっていただいたように、消費者問題のくくりというのは非常に難しいですよね。 二十九の専門だと思われるものを抱えて、し……
○小宮山(洋)議員 民主党は、消費者教育は非常に大切だと考えておりまして、私どもが提出している法案には、三カ所にこの消費者教育のことに言及してございます。政府案を拝見いたしますと、残念ながら、消費者教育には全く触れられていないということです。
○小宮山(洋)議員 御質問いただきましてありがとうございます。 二十五日に申し上げたとおりだというふうにお答えをしたいと思うのですが、私たちは、きのうも枝野議員と総務副大臣のやりとりでもおわかりいただいたように、三年間は基金を積むけれども、それは人件費には使えない、研修費などにしか充てられないということがわかっておりますね。そして四年後からは地方交付税にするということですが、きのうのやりとりでもおわかりのように、消費者相談員の皆さんの年収を二倍にするとか、あるいは数を一・五倍にするといっても、その分ということで確定をして、地方に使いなさいということは、自治事務上、言えないわけです。 私ども……
○小宮山(洋)議員 御質問ありがとうございます。 消費者権利院の場合は、再三申し上げているように、全国津々浦々、どこでも消費者の権利が守られるように窓口を整備したいと思っておりますので、そこで、まず身近なところで、きちんと窓口で相談を受けられる。 そして、私どもはしっかりと、多分、政府が考えていらっしゃるのとはけたが違う予算をここへ使いたいと思っておりますので、人員の拡充と待遇の改善、これは、そこで任期つきの国家公務員という形をとりました。私たちも、別に国家公務員にしたいと思っているわけじゃないんですが、これ以外に本当に津々浦々まで充実する方法がなかったからしておりますので、ほかのアイデア……
○小宮山(洋)議員 今おっしゃいましたように、本当に損害賠償の制度が必要だということは、ここで御審議いただいて、よくおわかりだと思っています。 そのためには、今差しとめ訴訟しかできないわけですけれども、それを行うのにも、再三申し上げているように、北は埼玉、南は広島までの七団体しかない。これはやはり、今の認定制度が厳し過ぎるということを現場でも皆さんおっしゃっています。先日の神戸の公聴会でも、実は手を挙げようと思ったけれども、相談をしたらとてもとてもハードルが高くてだめなのでと、ずっと消費者運動をしていらっしゃる団体の方がおっしゃっている。 そういう意味で、私たちは、今回は、オンブズパーソン……
○小宮山(洋)議員 今回、消費者の皆様、消費者団体の皆さんの強い思いを受けて、私どもも非常に自信のあるオンブズパーソンの法案を提出いたしまして、これまで六十時間近く、参考人の方にもたくさん来ていただいて質疑をした結果、理事の皆さんの二日間にわたるマラソンの修正協議、そしてそれを支えました各議員の努力、さらに縁の下の力持ちであった法制局、調査室、皆さんの協力によりまして、余り小さく産み過ぎると働かないという思いが強くございましたけれども、少なくとも世の中に出して、しっかりとそこに、もちろんだれがやるかという人の問題が大変大きいと思ってはおりますけれども、働ける仕組みの法案が六党合意をしてできたこ……
○小宮山(洋)委員 民主党で今、文部科学の責任者をさせていただいております小宮山でございます。
塩谷大臣とは、一年間、与野党の筆頭でいろいろお話をさせていただいた仲でございますし、やはり、主に大臣とこれからの教育のあり方などについてお話をさせていただきたいと思っています。
まず、これからの教育、特に義務教育の小学校、中学校で目指すべきものは何なのか、いま一度問い直さなければいけない時期に来ているのではないかというふうに思っているんです。大臣は、何が今の小中学校の教育に欠けている、何が必要だと思われるでしょうか。
【次の発言】 今、生きる力とおっしゃいましたけれども、最近、PISAの調査で日……
○小宮山(洋)委員 民主党の小宮山洋子でございます。四人の参考人の方には、いろいろ御意見ありがとうございます。 私も、解説委員をしていたころから、スウェーデン会議の前後からこの問題とずっとかかわってまいりまして、きょう審議入りをしたことには、いろいろ私としての感慨もございます。 先ほどの、午前中の審議の興奮が残っていたとおっしゃいましたけれども、けんか腰にやったら、これは党派を超えて成案は得られません。私は、国会の状況がいろいろあることは私自身も十分承知した上で、この問題は何としても子供たちのためにここで成案を得るべきだと思っているんです。 そのために、民主党からも、いきなりここでチャン……
○小宮山(洋)分科員 民主党の小宮山洋子でございます。
きょうは、子供の安全について、三十分間質疑をしたいと思っています。
まず、「犯罪から子どもを守るための対策」について、政府は昨年十二月に緊急対策六項目を掲げ、三月までと時期を区切って取り組むとされています。ところが、補正予算には、子供の安全については全く盛り込まれませんでした。これで本当に十分な取り組みが緊急にできているのかどうかをまず官房長官に伺いたいと思います。
【次の発言】 民主党は、やはり補正予算に、通学路の安全のためのスクールバスや防犯灯等の整備、それから犯罪被害防止のための安全教育、また地域ぐるみの学校安全体制の整備などの……
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