このページでは江田憲司衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○江田憲司君 みんなの党の江田憲司です。(拍手) 総理、官僚主導から政治主導へ、そして、国民の手に政治を取り戻す、そう訴えられ、政権交代を果たされました。多くの国民も、これでやっと新しい政治が始まると大いに期待したものです。 しかし、総理、一体どうされたんですか。その期待は見事に裏切られました。 今の現状は、財務官僚依存に公務員の労組依存、おまけに、露骨な利権・利益誘導政治を主導する小沢幹事長依存。このトリプル依存に、政治と金の大スキャンダルが襲い、にもかかわらず、全く公党として自浄作用を果たさない民主党。これでは、無血の平成維新どころか、もう古い古い、二、三十年前の旧態然たる政治の再来……
○江田憲司君 みんなの党、江田憲司です。(拍手) 総理、あなたは、所信表明演説で、きょう生まれた子供一人の背中には既に七百万円を超える借金があると嘆いてみせました。これを聞いた国民は、我々のせいでこんなに借金を背負わせているのかと罪悪感すら感じ、増税やむなしと考えた人も多いと思いますよ。 しかし、そうおっしゃるなら、なぜ、同時に、五百万円の資産を持って生まれてくるとつけ加えないんですか。それがバランスシートの考え方というものです。右側の負債だけ取り出して大変だ大変だと言うなら、どの会社だってあした倒産ですよ。左側の資産にも触れないと公平じゃない、国民をミスリードする。総理、いかがですか。 ……
○江田(憲)委員 たった十分ですので、てきぱきといきたいと思います。よろしくお願いします。 まず、国民の手に政治を奪還するといって、国民の期待を一身に受けて政権交代をして、大臣、副大臣、政務官、御就任されたことを心からお喜び申し上げます。 そうした民主党政権であるからこそ、ぜひ、国民の常識、世間の常識に照らして、胸にすとんと落ちるような言葉でやはり政治を語ってほしい、そう私は思うんですよ。長妻大臣も、私も何度か御一緒を特にメディアではしましたけれども、私以上にラジカルでしたよ。脱官僚とか天下りの根絶、そういうところに民主党政権への国民の期待がある。私も期待をしておりますから、ぜひその期待を……
○江田(憲)委員 江田憲司でございます。 最初に、前回はちょっと時間が短かったので、積み残しになった部分を含めてちょっと御質問をさせていただきたいんですけれども、長妻大臣に前回申し上げた年金記録の責任の問題。十九年の検証委員会でも、歴代社会保険庁長官の責任が一番重いということで、こういった認識については大臣とも共有をさせていただいたところでございます。 まず最初にお聞きしたいのは、そのときに、同時に、そういった責任追及の一環として、ボーナスであるとか給与であるとか自主的に返納を求めるということで、たしかその時点での事務次官とか社会保険庁長官から職員も含めて自主的な返納を求めたと思いますけれ……
○江田(憲)委員 江田憲司でございます。 冒頭、本日、肝炎対策基本法が本会議上程の運びになりましたこと、御同慶の至りでございます。これまでの関係者各位の皆さんの御努力に、私も心から敬意を表させていただきます。 こういった肝炎対策、それからインフルエンザ対策を初めとして、医療費の問題というものをどう手当てしていくのか、これが厚生行政の最大の問題の一つだと私も思っておりまして、これから予算編成に向けまして、まさに大臣の力量が問われるということだと思いますので、そういった観点から少し質問をしてみたいんです。 もちろん、医療の分野につきましては、医師不足、医師偏在の問題、救急車たらい回しの問題、……
○江田(憲)委員 冒頭からずっと注意深く、理解しよう理解しようと思って私も聞いてきたんですけれども、私の頭が悪いのか、全く理解できません。 皆さん方は、積立金が史上最高規模の五兆円を超えるだ何だということについて、昨年来から埋蔵金論争があったときに、いやいや、積立金というのは、景気変動も大きいから、給付額も大幅に変動することもあるから、だからそのための準備として積み立てているんだとおっしゃってきたわけですよ、厚生労働省の公式見解として。だから、今こそこれを取り崩してやるべきなんですよ。何のために積み立ててきたのか。 単年度で八千億円の赤字になる、そんなことも想定されていましたよ。来年度七千……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 総理、御重責、大変お疲れさまでございます。その重圧、身体的、精神的重圧たるや幾ばくかと御推察を申し上げます。 私も二年七カ月、総理大臣という地位の方におそばで毎日毎日お仕えをいたしました。古くは海部内閣、宮沢内閣でも首相官邸におりました。そういう経験から多少生意気なことを申し上げさせていただくと、総理大臣たるもの、やはり国民のために身を賭するという覚悟、身命を賭するという覚悟さえあれば、総理大臣というのは何でもできると私は確信をしているんですね。 よくアメリカの大統領と議院内閣制の総理大臣は違うという議論もありますけれども、総理がこれ……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 総理、国民の手に政治を取り戻すと訴えられて政権交代を果たされました。多くの国民は、これでやっと新しい政治が始まるんだと期待をしたと思います。それが、本当に古い古いこういった政治と金のスキャンダルということで、私も残念でなりません。 我々みんなの党も、政権交代を訴え、首班指名では鳩山由紀夫さんと書かせていただきました。その責任の一端も今感じております。だからこそ厳しいことも申し上げますけれども、御容赦をいただきたいと思います。 まず、小沢幹事長の件、御本人は不起訴、秘書三人の方は起訴という結果になりましたけれども、小沢幹事長御本人も、こ……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 本日は、社会保障の財源論を、総理、菅副総理と少しさせていただきたいんです。 御案内のとおり、日本は世界一の少子高齢社会でございまして、これからどんどん医療や介護や年金、子育ての費用がかさんでいくわけですね。ほっておいても自然増で一兆円ずつ毎年ふえていくような状況でございます。 おまけに、民主党さんの場合は、鳩山政権で、子ども手当が完全実施すれば五兆円以上、高校無償化が四、五千億円でしたか、高速無料化がたしか、マニフェスト上は完全実施すれば一・三兆円、それから、これも完全実施すれば農家の戸別所得補償は一兆円、こういった莫大なコストがかか……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 総理並びに閣僚の皆さん、お疲れさまでございます。ラストバッターですので、よろしくお願いします。 まず、みんなの党は、今国会に国会議員の歳費日割り法案を提出しております。午前中の総理の答弁をお聞きしておりますと、今回参議院に新人で当選された方、元職で復帰された方、この方々には自主返納させる、これは当然のことですから、あえて問いません。本体の国会議員の歳費の日割り、この本体部分の改正というのは、午前中聞いておりますと、なるべく早く成立をさせたいという御答弁でしたけれども、いつ成立をさせるという意味なんでしょうか、確認をしたいと思います。
○江田(憲)委員 江田憲司でございます。 総理、有言実行内閣、ぜひそうしていただきたいと思うんですが、前内閣が内閣ですから、やはり言っていることとやっていることが違う、言っていることもころころ変わってしまう、そうしたことで国民の信を失って退陣をした前内閣の二の舞にならないように、きょうは、一つ一つ具体的な事例に沿って、有言実行かどうか問いたださせていただきたいと思います。 さて、これは昨日来から大変大人気の本でございまして、この「大臣」という総理の御著書、実は私も思い出がございます。橋本政権が終わると同時に辞表を出しまして、海外へ行く前に民主党の代表室にごあいさつに伺いました。橋本政権では……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 総理は、社会保障と税の一体改革を提起されました。我々みんなの党も、社会保障制度改革、財政再建の重要性は人一倍認識をしているつもりでございますし、そのためのプランも出しておるところでございます。 しかしながら、我々みんなの党は、増税の前にやるべきことがあるだろう、これが一貫した立場でございます。そして、私が記憶しているところによりますと、民主党さん、民主党政権も、実はちょっと前までは我々と方向性が一緒だったのではないかと思いますので、その点をちょっと確認したいと思います。 ちょっとパネルをごらんいただきたいんです。 民主党マニフェスト……
○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。 きょうは、TPPと農業再生について総理と議論をしたいと思います。 我々みんなの党は、TPPには早急に参加すべきだ、そして、中に入った上で、今行われているルールづくりに我が国が主体的な役割を果たすべきだということを表明している唯一の政党でございます。 これは、言うまでもなく、日本というのは、資源もありません、人材と技術を活用して、付加価値の高いものをつくってそれを輸出していく、開国して、貿易立国で生きていくしかない国でございます。 そういう意味で、まずこのパネルをごらんいただきたいんですけれども、これは、各国、各地域の、それぞれの国、……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 私も被災地に入ってまいりましたけれども、今なお本当に悲惨な状況下に置かれている被災民の皆さん、本当に心からお見舞いを申し上げますとともに、私も一政治家として、これから被災民の皆さんの生活再建、さらには復旧復興、全力を挙げてまいることをここにお誓い申し上げます。 さて、大震災発生以降、我々みんなの党は、こうした危機管理の初動というか救命救援のフェーズ、局面においては、もう与党も野党もないんだ、一致協力すべきなんだ、そういう思いで、具体的には、私は幹事長でございますので、幹事長と大臣レベルの政府・各党震災対策会議、さらにはその下にある、今私……
○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。 恐らく、予算委員会で菅総理に質問ができるのはこれが最後だろうと思いますので、冒頭、ちょっと民主党政権の総括的なことをお聞きしたいんです。 先日、脱原発依存を総理は表明されました。みんなの党も大賛成でございます。ぜひやっていただきたいと思うんですが、残念ながら信じられないんですね。 と申しますのも、その後、党内で総スカンを食って、総理大臣、あれは個人的な見解だというふうにおっしゃった。およそ総理の記者会見というのは、私が理解するところ、政府の方針を広く国民に表明する場なんですね。恐らく、そういった個人的な見解をこうした公式の総理会見でお……
○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。
冒頭、総理にお尋ねをいたします。
菅前総理、原発事故の責任をとるとおっしゃられて、総理の給料分を、六月、七月、八月、三カ月返上され、夏のボーナスも二百十八万円返上されました。ところが、野田総理になられて、確認をいたしたところ、九月十六日に野田さんは初めての総理給料、日割り分を受け取られまして、これが満額支給だったというふうに聞いておりますけれども、これは一体どういうことなのか、ちょっと御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、八%の減額、あるいは一〇%、五%、いろいろありますが、その範囲では返上するけれども、菅前総理がお……
○江田(憲)委員 震災から七カ月たちまして、やっと本格的な補正予算が提出をされました。本当に遅過ぎると私は思っていましたところ、先日、看過できない記事が目につきましたので、冒頭、これについてお伺いをしたいと思います。 パネルをごらんいただきたいんですけれども、これは、十月二十五日の朝日新聞朝刊、オピニオン欄というところに、前総務大臣の片山善博さん、こういった一面のでかでかとした記事が載っておりまして、そこに驚くべきことが書かれているんですね。ちょっとパネルで読ませていただきます。 私は、第三次補正予算を早く決めましょうと言い続けたが、財務省が震災を機に増税をすることにこだわって進まなかった……
○江田(憲)委員 みんなの党、江田憲司でございます。 まず、総理にお伺いしたいんですが、メディア各社が最近世論調査をいたしますと、将来の消費税増税に賛成か反対かと聞くと、過半数の方が賛成なんですよ。しかし、野田政権が提案をされている、一四年に八%、一五年に一〇%という今の法案に賛成か否かを問うと、過半数の方が反対なんですね。 例えば、直近でいうと、これは朝日新聞さんがやられたこの週末の調査では、この法案に対する賛成は三九%、反対は五一%。これは、ほかの新聞社さんやテレビ社の方の調査も大体ほぼこのような結果が出ておりますが、それを総理はどうしてだとお思いになりますか。
○江田(憲)委員 まず冒頭、寛仁親王殿下の御逝去を悼み、我が党からも心から哀悼の意をささげさせていただきたいと思います。 さて、きょうは、我がみんなの党に一時間弱もお時間をいただきまして、この機会をおかりしまして、与野党の理事の皆様には心から御礼を申し上げます。 いつも私は、予算委員会、この特別委員会でも大体二、三十分でやれと言われまして、そこにかかっている時計とにらめっこしながら時間に追われて質問するものですから、早口になったり大変声を荒げたりして失礼などもあるんですけれども、きょうは、特に安住大臣、御安心ください。しっかりと私も理路整然と質問させていただきますので、ぜひ理路整然とお答え……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 既に報道で流れておりますが、きょうの午前中の修正協議で、自民党、民主党の間で、消費税二段階増税については合意をした、一方で、社会保障のところは平行線に終わって、またあした以降協議するということが報道をされております。 それから、きょう一日、これまでの委員会審議を聞かせていただきましたが、総理、こういう理解でよろしいですか。 今、この委員会にかかっている七本の法案、二本は増税関係、五本は社会保障関係、これについての修正協議を十五日までに全力を挙げて合意に向けて努力すると。一方で、御党が政権交代選挙のときに掲げられた、例えば後期高齢者医療……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 あすの日程がどうやら決まったようでございまして、この特別委員会で二時間ちょっとの審議の上採決、あしたの十三時、本会議で採決ということだそうです。 まず冒頭に、断固として我が党として抗議をいたします。社会保障の関連五法案については、御案内のように、こども園の撤回であるとか、高額所得者の扱い、年金ですね、低額所得者への扱い、そういったものについて根幹的な修正が行われている。プラス、自民党さんが出されている新法まである。これまで百時間を超える審議をしてきた対象の中身が随分変更されるわけですから、それを十時間少々で採決してしまうというのは、これ……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 まず冒頭に、どうしても総理に確認をいたしたいことがございますので、質問いたします。 きょうのお昼の衆議院本会議で、国家公務員の人件費七・八%削減法案が通過をいたしました。我々みんなの党は、これは多々問題はあるんですけれども、しかし一歩前進ということで賛成をさせていただきました。 しかし、民主党さんも我々みんなの党も、この前の選挙のときには、国家公務員の人件費は二割カットをして年間一兆円捻出するんだという約束をいたしましたから、私は、鳩山さん、菅さん、野田さん、それぞれ歴代総理にこの点を問いただしてきたわけですね。それで、野田総理は、昨……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 本日は、前回に引き続きまして、この国難の折に、かつ、デフレで経済が疲弊している中で、なぜ野田総理は増税一直線に突き進むのか、その基本的な財政や金融の認識について問いただしたいと思います。 前回は、国家経営にも企業経営にもバランスシートの、貸借対照表ですね、しっかりとした考えを持っていただきたいと。国、地方を合わせて千兆円の借金があって大変だ、GDPの二倍なんだとおっしゃるけれども、その一方では七百兆円の資産、財産があるんだ、当たり前のことですね。それから、生まれてくる子供一人には背中に七百万円の、一人七百万円の借金を背負って生まれてくる……
○江田(憲)委員 みんなの党の江田憲司でございます。 連日、新聞各紙一面には年内解散の報道が躍っております。最悪のタイミングだと思いますよ。我々みんなの党は、これまで、足元の経済が予想以上に悪化しているとずっと警告を発し続けてまいりました。案の定と申し上げますか、もう想像以上と申し上げますか、昨日、御案内のように、GDP統計が発表され、四半期で〇・九%マイナス、年率にして三・五%マイナス、三期ぶりということで、大変な経済の悪化が懸念をされている。 したがいまして、我々みんなの党は、この国会でぜひとも補正予算を組むべきだ、財政、金融一体の経済対策を打つべきだと思います。そして、予算の中身には……
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