このページでは吉川元衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 初質問になりますが、質問の機会を与えてくださった委員長ほか各党理事の皆様に、冒頭お礼を申し上げたいと思います。 さて、今回の桜宮高校の事案でございますが、私自身も、高校時代にバスケットボール部に所属をし、また、インターハイやあるいは県大会で優勝するだとかそういう経験を持っております。それだけに、好きで始めたバスケットで命を絶たざるを得なかった生徒さんの無念を思えば、御遺族にかける言葉すら見つかりません。何とも痛ましい、二度と繰り返してはならない事案だと思っておりますし、そのためにも、どれだけ子供たち、生徒たちの側に寄り添って私たちが今後の対策を考……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 内閣府特命で金融やデフレの担当をされている、また、今回案件になっております〇九年度の決算のもとをつくられた、予算をつくられた麻生大臣にまずお聞きをしたいと思います。 安倍内閣のもとで三本の矢が打ち出され、当初はかなり市場もよく動いていたみたいですが、どうも最近は逆の方向に株価は激しく動いているようです。また、円安等によって非常に、輸出企業はプラスかもわかりませんけれども、庶民の食卓に欠かせない小麦粉やパン、それから食用油、そういったものの値上がり、あるいはガソリンや軽油等の値上がり等も進んでおります。 そういう中で、生産を基本に据えた指標を見ま……
○吉川(元)委員 社民党の吉川元です。 本日最後の質問ということで、先日の大臣所信に対して、高校授業料の無償化と、それから三十五人学級を中心にして尋ねたいというふうに思います。 まず、高校授業料無償化についてでございます。 今ほど少し質疑等がありましたので、私は、今回の所得制限というものは明らかに制度の後退ではないか、非常にこの高校無償化については成果も出ている中での所得制限というのは、後退ではないかというふうに認識をしております。その観点から、一点お尋ねいたします。 政府は昨年、先進国で唯一保留をしておりました国際人権規約第十三条二項の(b)、(c)の保留を撤回し、中等教育、高等教育……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 福島第一原発事故により今なお福島県の内外に避難されている被害者の数は、十五万人を超えています。また、最近でも、地下貯水槽から高濃度の汚染水が漏れ出すなど、安倍総理が予算委員会で答弁をしたように、事故はとても収束しているとは言えない状況です。被害者の方々に一刻も早く安心を取り戻すため、万全の補償と生活再建のための支援に取り組んでいかなければならない、そう考えております。 さて、本法案では、ADRに和解仲介の申し立てをされている案件について、三年間の時効期限の中断を行うというものです。 そこで、まず大臣にお伺いをしますが、この手続によって、被害に遭……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本法案の取りまとめに当たり、各党間協議が誠実に進められてまいりました。本日はいらっしゃいませんが、座長を務めました馳委員を初め各党の実務者の皆様に敬意を表したいと思います。私も社民党から参加をさせていただき、大変有意義な議論ができたというふうにも思っております。 それでは、質問に入っていきたいと思います。 まず初めに、もう既にこの場で何度も問題になりました四条についてです。 四条では、いじめの禁止について書かれております。いじめを行ってはいけないというのは、当たり前過ぎるくらいに当然のことです。ただし、私たちがいじめ防止で立法化する際には、あ……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。
最初に、法人税制に関して何点かお聞きします。
二〇一二年度から、企業の繰越欠損金の控除制度が変わりました。それまでは、七年間、欠損金を一〇〇%控除することができましたが、それが、期間は九年間に延長され、八〇%控除になりました。
端的にお聞きしますが、一二年度以降の法人税収入にどのような影響を与えたのか、お答えください。
【次の発言】 なぜこのようなことを質問したかと申しますと、毎年巨額の欠損金が控除され、また翌年に繰り越されております。国税庁の会社標本調査を見ますと、二〇一一年度で約九・七兆円が所得から控除され、約七十六兆円が翌年以降に繰り越さ……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日は、原発事故の補償問題についてお聞きしますが、その前に、まず一点だけ御指摘をさせていただきたいというふうに思います。 今、お席にはついておられませんが、櫻田副大臣が、放射性物質を含む焼却灰の処理をめぐって、人の住めなくなった福島に置けばよいといった発言をし、後に謝罪、撤回をされました。 率直に言って余りにも無責任な発言だというふうに思いますし、大臣も厳重に注意をされたということですが、十月八日の大臣会見によりますと、いわゆる放射性物質汚染対策の特措法の基本方針について副大臣が十分に理解をされていなかったというようなことも言われております。だ……
○吉川(元)委員 社民党の吉川元です。 本日最後の質問ということで、他の委員の方の質問とダブるところもあるかとは思いますが、御答弁の方を何とぞよろしくお願いします。 それで、当委員会で少しお話を聞いておりまして、まず最初に大臣の方に確認をさせていただきたいことが一点あります。 といいますのも、昨年の衆議院での総選挙の自民党のいわゆる公約、自民党政策バンクですか、それからあとJ―ファイル、二〇一二、二〇一三とそれぞれあります。その中でこの高校無償化についてどのように記述をされているか。全部は言いませんが、要は、「所得制限を設け、真に「公助」が必要な方々のための政策に転換します。」という、若……
○吉川(元)委員 きょうは朝早くから、四人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。質疑の方は私が最後でございますので、あと二十分、ぜひおつき合いをいただければというふうに思います。 それで、まず三輪参考人にお伺いをしたいというふうに思います。 今回の、九百十万円を境にして有償にしていく、無償化をやめるということでございますけれども、当委員会でただしましても、文部科学省の方としては、これは漸進的な導入、漸進的である、そういう答弁をしばしばいただきました。今回の無償化制度の廃止ということ、もちろん、低所得者の皆さんに対してより手厚くさまざまな支援を行うということは是といたしますが、今回の制……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 この法案、いよいよ最後の質問者ということで、私ももう少し議論した方がいいのではないかというふうにも思いますが、まず最初に、大臣にお伺いをしたいというふうに思います。 前回の委員会で大臣に対して自民党の選挙公約との関係でお尋ねをした際に、大臣は、財源がないからこのような法案を出させていただいている、理想論的に言えば、財源を確保して無償化等の枠をぜひ広げていくことを目指していきたいというような内容の答弁をされました。 あわせて、今ほども議論のありました国連人権規約についても、中等、高等教育の無償化の漸進的導入と照らし合わせれば、大臣のお考えは、高校……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日は、原発事故の賠償で時効延長を図る法案が後ほど委員長提案されるということでございますので、それに関連して幾つかまず御質問をしたいというふうに思います。 先般、本委員会において原子力損害ADR時効中断法案について審議をした際に、多くの委員の皆さんからも、損害賠償の請求漏れが生じるのではないか、そういう指摘がされておりました。大臣、あるいは参考人として出席された東電の山口取締役も、被害者をきめ細かく把握するために丁寧な対応に努めるとも述べておられました。 ただ、現在でも十四万人の方々が避難生活を行っております。これから土地や建物の賠償が本格化す……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 冒頭、まず指摘をしておきたいのですが、日本における研究開発を促進させることについては全く異論はありません。また、本法案の提出者の方々がこの間法案作成のために努力されてきたことについても、その点については敬意をあらわしたいと思います。 しかし、労働契約法の特例措置を設ける、あるいは新たな研究法人を設置するといった大変重要な内容が盛り込まれた法案を急いで審議、採決する必要があるのか、疑問に思わざるを得ません。わずか二日、三日の間で提出をされ、そのままきょう採決まで行くということでございますけれども、十分な議論をできる時間もありませんでした。この点は余……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日は、お忙しい中、参考人の方々に御出席いただきまして、心から感謝を申し上げたいというふうに思います。 二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック、メダルの目標数やあるいは経済効果が注目を浴びておりますが、ただ、大切にしなければいけないのは、東京だけではなく、日本全国で子供からお年寄りまで、そして障害を持つ方々も含め、スポーツの裾野を飛躍的に広げていくこと、スポーツを文化として根づかせる機会にすることだろうというふうに思います。 また、順調に進んでいるとは言いがたい東日本大震災からの復興、もはや国際公約になった福島第一原発事故の完全な収束、それを……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日は、水俣病関連でお聞きをしたいというふうに思います。 まず、水俣病特措法に基づく被害者救済の補助経費として、二〇一一年度は予備費から九十二・五億円、これは当初予算の五・四倍です。それから、二〇一二年度は百四十・七億円、当初予算の四・五倍、これが予備費から執行されております。 なぜ当初予算ではなく、予備費で執行せざるを得なかったのか。先ほど、今は席を外されておりますが、麻生大臣の方から、憲法八十七条を引いて、予備費というのは予見しがたい予算の不足ということがその理由なんだというふうに言われておりますが、なぜ予備費で執行せざるを得なかったのかに……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。
私に与えられた時間は十分しかありませんので、早速質問に入らせていただきます。
最初に、本委員会で審議の対象になっている二〇〇九年度から二〇一一年度までの各年の自衛官として新規に入隊された方の数について、防衛省、お聞かせください。
【次の発言】 この三年間でおよそ二万八千人強、三万人近くの方が新しく自衛隊に入隊されているということになります。
自衛隊に入隊される方は、自衛隊法施行規則三十九条に沿って、宣誓書に署名押印して、服務の宣誓を行わなければなりません。一般の隊員でいえば、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、憲法及び法令を遵守した上……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川です。 先般、理化学研究所の研究成果が発表されました。この事例を取り上げるまでもなく、実用化されれば画期的な成果を期待できる最先端の研究というものは、非常に重要であることは疑いようもありません。ただ、経済対策として措置すべきものなのか、あるいは、これはもうほかの委員の先生方からも質問がありましたけれども、補正で行うべきものなのかということについては、やはり私も疑問が残ります。 その上で何点かまずお聞きをしたいと思います。 これは、秋の臨時国会の際の研究開発強化法の改正案の質疑の中でも指摘をさせていただきましたが、今回創設されるImPACTで行われる技術開……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 まず初めに、先般の雪害、お亡くなりになられた方々に御冥福をお祈りするとともに、災害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。 まず最初に、先般の大臣の所信についてお伺いいたします。 大臣が所信において原子力損害賠償に言及された部分、昨年も実は言及されておられるんですけれども、昨年はこういうふうに言われております。被災者の立場に立ち、迅速、公平かつ適正な賠償が行われるよう万全を期す、こういうふうにおっしゃられておられました。ことしの所信を聞きますと、実は、被災者の立場に立ちという文言が原子力損害賠償の部分ではなくなっておりまして、これはいわゆる言い回……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日最後の質問となりますが、何とぞよろしくお願いいたします。 私立学校に通う学生の割合は、大学や短大で約八割、高校で約三割、専修学校や各種学校では九割以上を占め、日本の教育の大きな部分を担っていることは明らかです。私立学校が独自性を発揮し、特色ある教育を推進できるように、あらゆる面でのサポートが必要だというふうにも考えます。 ただ、学校法人堀越学園の事例が示すように、放漫な経営を続け、財務書類さえ偽造した上に、教職員の賃金未払い、税や社会保険料の未納を繰り返し、解散せざるを得なかった悪質なケースも存在しております。 堀越学園の事例では、教職員……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日は、全国学力・学習状況調査の結果公表に関連して何点かお尋ねをしたいというふうに思います。 まず初めに、二〇一二年にOECDが実施をした国際学習到達度調査、いわゆるPISAの結果に関連し質問いたします。 昨年十二月に結果が公表されましたが、数学、科学、読解力ともに上位に復帰をいたしました。過去二回の調査ではPISAショックとまで言われましたけれども、今回の結果を見れば、学力について悲観するものではなく、また、遅刻やサボりの調査結果でも群を抜いてよい結果が出ております。学習態度や規範意識といった点でも、問題があるようには思えません。 まず、こ……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日、最後の質問ということになります。どうしても前の先生方、委員の皆さんと質問がダブるところはあるかとは思いますが、そこはぜひ御容赦いただければというふうに思います。 まず最初に、今ずっと話題になっておりました沖縄県竹富町教育委員会に対する是正要求について尋ねます。 三月十四日、文科省は、地方自治法に基づき、竹富町教育委員会に是正要求を出しました。市町村に対する国からの直接の是正要求というのは初めてのケースだと伺っております。 市町村に対する是正要求について定めた地方自治法第二百四十五条の五の四項によれば、市町村の事務の法令違反の場合、あるい……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 午前中最後の質問者ということで、少しかぶるところもあるかとは思いますが、御答弁のほど、よろしくお願いいたします。 さて、インターネットの普及に伴い、電子書籍に対応した出版権の整備ということは大変重要な課題だというふうにも考えております。 ただし、電子書籍について言えば、小説、漫画、写真などの著作権者、出版者、あるいは電子書店、電子書籍の販売に至るまで、非常に多くの関係者が存在しております。これらの方々の利害を調整し、なおかつ、違法コピーや海賊版、海賊出版にどのように対応していくのか、さらには、紙媒体の書籍と電子書籍、双方の発展をどう図っていくの……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日最後の質問ということでありますし、また、重なる部分も確認も込めて質問させていただきますので、答弁のほどよろしくお願いをいたします。 既に当委員会でもいろいろと議論されましたが、日本の漫画についてであります。海賊版は相当数に出回っているという現状にありますし、また、その被害額というのは年間二百億を超えるというようなことも、そういう試算もあるというふうにも聞いております。 そういう中で、今回の改正案八十条との関係でありますけれども、海賊版、特に海外の関係ですけれども、版面をスキャンして、せりふを外国語に入れかえる、そういうことも行われております……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 まず冒頭、きょう大臣からもお話がありました村山談話について、少しお話を伺いたいというふうに思います。 既にこの委員会の中で答弁でもお答えされておって、また重なるかというふうには思いますけれども、何とぞ御容赦いただきたいと思います。 義務教育と高等学校用の教科書検定基準が改正をされ、その結果、「閣議決定その他の方法により示された政府の統一的な見解又は最高裁判所の判例が存在する場合には、それらに基づいた記述がされていること。」がつけ加えられました。 二月二十一日あるいは三月二十六日の当委員会における大臣の答弁については、誤りがあったということで、……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 公選制の教育委員会制度が開始されたのが六十六年前、任命制の教育委員会制度に移行してからも五十八年、幾度かの見直しはありながらも、かくも長い期間、教育委員会制度は存続をし、地方教育行政を支えてまいりました。 その教育委員会制度を今回大変大きな形で変更するわけですから、慎重の上にも慎重な審議が必要だというふうに思いますし、この点について、ぜひ委員長の方からも御配慮をお願いしたいというふうに思います。 さて、戦前戦中の教育制度というのは、大日本帝国憲法のもと、教育行政組織の基本となる文武官の任免については天皇の大権に属し、また、教育の基本は勅令によっ……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 三人の参考人の方、長時間にわたって大変ありがとうございます。私で最後でありますので、もうしばらくおつき合いをいただければというふうに思います。 まず初めに、三人の参考人の方それぞれからお話を伺いたいというふうに思います。 きょうのお話もそうですし、また、前の委員会でもそうなんですけれども、民意ということについてしばしば言及をされますし、民意をどう反映させていくのかということ、これも大きな課題なんだろうというふうに思います。その場合によく言われているのが、首長というものは民意を反映している、もちろん選挙ですから、当然、民意を反映して出てこられるわ……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日最後の質問者ということになります。大変お疲れのところ、もうしばらくお願いをいたします。 私も、先日の地方公聴会、福岡の方に行ってまいりました。三人の陳述人の方、それぞれ本当に内容豊かな、示唆に富むお話を伺い、私自身も非常に勉強になったところでございます。 恐らく、行かれた委員のそれぞれの皆様の受けとめはまたそれぞれ受けとめがあったのかなというふうに思いますけれども、私自身の受けとめから言いますと、率直に言わせていただいて、今回、政府案あるいは議法ということで出ておりますけれども、どちらに対してもやや不安を感じていらっしゃるというような受けと……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 私で最後の質問者ということであります。本当に貴重な御意見、ありがとうございました。 まず初めに、三人の方にそれぞれお伺いをしたいということなんですけれども、今ほどこの当委員会の中でも議論がありました上意下達というような問題、私もこれは非常に大きな問題だろうというふうに思います。文科省から都道府県の教育委員会、そして市町村教育委員会、さらにはそこから学校、教職員といったように、ともすれば中央から学校現場まで縦系列で教育行政は管理統制をされているというのは、これは大きな問題だというふうに思います。 あわせまして、もう一つ、三人の参考人の方にお伺いし……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 教育委員会制度の見直しについて、法案の質疑に加えまして、二回の参考人質疑と地方公聴会が行われました。 私も福岡での地方公聴会に出席をさせていただきましたが、教育委員会が主体的に関係者のニーズを把握しながら教育行政を進めており、現行の教育委員会制度でも十分機能しているというような御意見など、三人の陳述人いずれも、現行制度の維持に肯定的であったのではないかというふうにも思っております。また、参考人質疑では、現行の教育委員会制度に否定的な御意見を持つ参考人からも、首長が全て民意を反映するものではないというお話もありました。 私は、教育行政は、首長や議……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 きょうは大変貴重な御意見、三人の方、ありがとうございます。 私の方からも何点か、最後になりますけれども、御質問させていただきたいと思います。 まず初めに、三人の参考人、それぞれの皆さんにお伺いをしたいんですけれども、いわゆる事務局の問題についてです。 今回の閣法についても、直接の見直しの対象にはなっていないものの、これまで、参考人の質疑あるいは地方公聴会も含めまして、事務局の問題に言及されることがたくさんございました。 文科省を頂点として、縦系列の中央集権的な教育行政の中核を担っているというのが教育委員会事務局ではないかというような指摘もご……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 前回に引き続き、教育長が事故または欠けた際の対応についてお聞きします。あの後いろいろ調べますと、これは非常に大きな問題をはらんでいるのではないかというような気がしております。 最初に、確認をさせてください。 前回、教育長が欠けたとき、十三条二項の規定に従い、あらかじめ教育長によって指名されていた教育委員がその職務を行う、つまり、新たな教育長になるのかという質問をした際に、局長の方から、あくまで教育長の職務代理者だと答弁をされております。しかし、前々回、九日の委員会では、教育長の代理だというふうな答弁がされております。 職務を代理するだけなのか……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 先週の十六日の日に、教育委員会制度を見直す地教行法改正案が本委員会で採決され、また、昨日の本会議で衆議院を通過いたしました。これからは参議院の方での審議ということになるかというふうに思います。 残念ながら、質問時間が足りずに、法案審議の際にお聞きしようとしたんですけれどもできなかったことも幾つかございます。その中で、今回は、法案の中身というよりも、地方教育行政の今後についてどのようにお考えになっておられるのかということについて質問をさせていただきます。 まず最初に、県費負担教職員の人事権、そして、給与負担のあり方についてお伺いをいたします。 ……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 私で最後の質問ということになります。なるたけ重複しないように尋ねていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、平野参考人にお伺いをしたいと思います。 大阪大学未来戦略を掲げてさまざまなプログラムを打ち出しておられ、大学改革を進める参考人の姿勢というのは大変示唆に富んでいるというふうに思います。きょう、冒頭の意見陳述の中でおっしゃられた中身も、本当に大変参考になるお話であったと思います。 特に大事なことというのは多様性と持続性であり、これらは相互依存している、あるいは、トップダウンとボトムアップ、このバランスという……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 まず質問に入る前に、先ほど大臣が青木委員の質問の際に、他の委員の意見について言及をされました。実は、参議院で、今はもうやめられましたけれども、小松法制局長官が、我が党の委員の質問の際に別の委員の質問について言及をしたということがございました。こういうことは厳に慎むべきだというふうに思っておりますし、また、機会があればちょっと理事会の中でも検討していただければというふうに思います。 それでは、早速ではありますけれども、質問の方に入っていきたいというふうに思います。(発言する者あり) 委員長、その点、よろしくお願いいたします。
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 まず最初に、東京女子医大病院の問題について伺いたいと思います。 東京女子医大病院で、使用禁止の条件に反して、小児患者に麻酔薬プロポフォールを投与していた疑いが持たれている案件について、この問題では、ことし二月に二歳の男児がプロポフォールの大量投与後に亡くなられた、既に警視庁が捜査を始めているというようなことも伺っております。 これとは別に、二〇〇九年から昨年末まで、プロポフォールを投与された六十三人の子供さんのうち十二人が三年以内に死亡していることが、東京女子医大の理事長の会見で明らかになりました。こちらも厚労省あるいは東京都が立入検査をしてお……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 この安保委員会では初めて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、佐賀空港のオスプレイの問題について、江渡防衛大臣の方に伺いたいというように思います。 二〇一九年度から導入予定の陸上自衛隊のティルトローター機の配備先について、江渡防衛大臣は、十月二十四日の閣議後の会見で、九州地方を中心に、部隊運用の実効性の強化、あるいは日米協力の強化、配備のための十分な地積の確保、あるいは市街化が進む既存の自衛隊飛行場周辺の負担軽減など、さまざまな観点から、自衛隊飛行場や民間飛行場を対象に検討を重ねてきた結果、佐賀空港が最適な飛行場であると判断……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 本日は、まず初めに、六月に公表されましたOECDの国際教員指導環境調査、通称TALISというふうに呼ばれるそうですが、このTALISの結果について、それの関連で幾つかお聞きをしたいというふうに思います。 公表されました結果、恐らくこれは新聞でもかなり大々的に取り上げておりましたし、私も正直、非常にショックを受けましたが、日本の中学校の教員の一週間当たりの平均勤務時間は五十三・九時間、対象になった三十四カ国の中で最も長い。しかも、参加国平均が三十八・三時間ということですから約一・四倍、そういう意味でいうと、すさまじい長時間労働が日本の中学校の教育現……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。
本日は、教育予算に関する財務省の方針等についてお聞きをしたいというふうに思います。
ちょっとその前に、少し大臣の方にお伺いをしたいことがあります。
先ほど、田沼委員の質問の際の発言なんですけれども、八重山の問題と違うじゃないかという声に対して、あのときとは法律が変わったんだというようなことをおっしゃられました。もう一度、その意味についてお話しいただけますか。
【次の発言】 ちょっと驚いたんですけれども、義務教育の教科用図書の無償措置に関する法律の一部改正案、今手元にあります。今大臣が言ったような話は一言も書いていません。
法律ではどういうふう……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。
本日は東京電力から木村常務執行役においでいただいております。大変忙しい中、ありがとうございます。
早速でありますけれども、改正案に関連してまず東京電力にお聞きをしたいと思います。
先日の当委員会でも井出委員の方からも質問されていましたが、東京電力は、福島県浪江町と飯舘村蕨平地区住民による集団申し立ての案件で、原子力損害賠償紛争解決センター、いわゆる原発事故ADRの和解案の中心部分を拒否をされております。
おのおのの案件について、拒否の理由を簡潔にお答えください。
【次の発言】 参考人は御存じかどうかわかりません。私は以前、本委員会で東京電力の……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 先日の委員会、CSCの質疑をさせていただきました。ちょっと時間の関係で、もう少し聞かなければいけない点がありましたので、まず最初に、きょうはその点についてお聞きをしたいと思います。 前回、CSC条約の締結というのは原発輸出の促進を目的としたものではないかという質問に対しまして、田中研究開発局長の方からは、CSC条約締結の意義というのは、国際的な原子力損害賠償制度の構築への貢献、あるいは、被害者の方々が公平かつ迅速な補償が実現できるようなこと、あるいは、原子力損害賠償に関して適用されるということの法律についての予見性が向上できるということであって、……
○吉川(元)委員 社会民主党・市民連合を代表し、原子力損害の補完的な補償に関する条約の実施に伴う原子力損害賠償資金の補助等に関する法律案及び原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。 反対理由の第一は、被害者保護と原子力産業の発達を同列で目的とし、事故における原子力機器メーカーの免責、金融機関や株主の責任の不明確さなどの問題を残す原子力損害賠償法の抜本改正が先送りされている点です。福島原発事故から三年半以上が経過しているにもかかわらず、問題を放置したまま、国際条約加盟にかかわる部分だけを改正することは大きな問……
○吉川(元)分科員 社民党の吉川元です。 本日は、雇用行政を中心に、時間が許せば生活保護制度についてもお尋ねしたいと思います。 最初に、雇用保険制度についてです。 図らずも職を失ってしまった方に対する失業給付は、働く人にとっての最初のセーフティーネットです。その意味で、第一のセーフティーネットである雇用保険制度を充実させることは大変重要なわけです。 しかし、完全失業者数に占める雇用保険の受給者の割合は、総務省の労働力調査とそれから独立行政法人労働政策研究・研修機構の雇用保険業務統計から推測をいたしますと、日本の場合、この雇用保険受給率が大変低くなっております。 当初、七〇年代のころに……
○吉川(元)議員 社会民主党の吉川元です。
まず初めに、本憲法審査会において委員外質疑をお認めいただきました会長並びに幹事の皆様、そして委員の皆様に感謝を申し上げたいと思います。また、四月二十四日の審査会でも質疑ができるということでありましたが、その際は辞退することとなり、大変失礼をいたしました。
これまでの議論と重複するところも多々あるかとは思いますけれども、提出者に順次お伺いをしていきたいと思います。
まず、船田提出者に伺います。
いわゆる三つの宿題を解いたということの意味、繰り返しになりますが、簡潔に御説明ください。
【次の発言】 解いたということですけれども、私は、やはりどうし……
○吉川(元)委員 社会民主党の吉川元です。 連合審査ということで、ふだん委員会でお目にかかることができない官房長官にまず質問をさせていただきたいというふうに思います。 他の委員の方と重複をしてしまいますが、今回、附則において内閣法の附則を見直し、オリンピック・パラリンピック担当大臣を新たに置くこととしております。オリンピック・パラリンピックの推進本部が設置されている間という期間限定ではありますが、下村文科大臣が既にオリンピック・パラリンピックの担当大臣を兼任されている現状で新たに大臣枠を新設する必要があるのかということについて疑問を持たざるを得ません。 もう既に多くの方から質問がありまし……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。