このページでは宮本岳志衆議院議員の48期(2017/10/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は48期国会活動統計で確認できます。
○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表し、特定複合観光施設区域整備法案、いわゆるカジノ実施法案について総理に質問いたします。(拍手) しかし、その前に、どうしても総理にただしておかなければならないことがあります。重大な問題があるからです。 昨日、愛媛県は、参議院予算委員会の国政調査権に基づく調査要求に対して文書を提出いたしました。「文書の提出について(回答)」と題されたその文書の中には、安倍総理の国会答弁を覆す数々の事実が示されています。 閣法の質疑に当たり、まず国民に対する説明責任を果たすのは当たり前ではありませんか。 とりわけ「獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との打合せ会等……
○宮本岳志君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました石井啓一カジノ担当大臣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手) 賛成理由の第一は、石井カジノ担当大臣のもとで提出されたカジノ実施法案が、日本の歴史始まって以来、初めて民間賭博を合法化しようとするものだからであります。 カジノは賭博であり、刑法で禁じられた犯罪行為です。利益の一部を社会還元すれば賭博の違法性が阻却されるなどとは、詭弁以外の何物でもありません。この法案が成立すれば、国民をして怠惰浪費の弊風を生ぜしめ、健康で文化的な社会の基礎をなす勤労の美風を害し、国民経済の機能に重大な障害を与えることになるわけであります。 ……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 先日の予算委員会でも取り上げた森友問題は、国民の疑念は一向に払拭されておりません。直近のJNNの世論調査でも、政府の説明に「納得できない」とする国民が八割を超え、「納得できる」はわずか一割であります。 この間発表された会計検査院の報告書については、総理も各大臣も重く受けとめると述べておりますが、当然のことであります。 ところが、石井大臣は、十一月二十四日の閣議後会見で記者に問われて、資料配付しておきましたけれども、資料の三枚目、赤線のところでありますが、「細かい事柄については私ども会計検査院の指摘を一〇〇%受け入れているわけではありません。 ……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 まず、相次ぐ米軍機事故をめぐる政府の対応についてお伺いいたします。 米軍普天間基地所属のオスプレイが、昨年十二月、沖縄県名護市の浅瀬で墜落事故を起こし、ことし八月にはオーストラリアでも墜落事故を起こしました。総選挙さなかの十月十一日には、沖縄県東村高江で米軍CH53Eヘリの炎上事故がありまして、先週、十一月二十二日には、沖ノ鳥島、大東島沖でも米空母艦載機が墜落事故を起こすなど、米軍機事故が続発をしております。 総理は、先週の本会議、我が党の志位委員長が、米軍ヘリ炎上事故について、日本の警察は立入調査すらできず、十分な調査ができなかったと指摘し……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 国土交通大臣の所信に対する質疑を行います。 私は、この間、大臣といわゆる森友問題をめぐって議論をしてまいりました。 森友問題をめぐっては、今、財務省が決裁文書を改ざんしたのではないかとの報道があり、大問題になっております。今、役所の文書管理のあり方に国民の厳しい批判の目が注がれていることは大臣もよく御存じのとおりだと思います。 大臣の所信表明ではこの問題に一言もお触れにならなかったというふうに思いますけれども、大臣、これは、森友問題は近畿財務局、財務省の問題で、国土交通省には関係がないというようにお考えになっているということでしょうか。
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 まず冒頭、昨日午後四時十六分ごろ、私の地元である大阪府枚方市の新名神高速道路の工事現場で、作業員の男性が約五メートル下の河川に鋼材とともに転落し、死亡するという痛ましい事故が発生いたしました。亡くなられた方の御冥福を心からお祈りいたします。 新名神高速道路の工事現場では、二〇一六年四月以降も、四件の事故で五名が亡くなっております。なぜ事故がなくならないのか。事故原因の究明、責任の所在、再発防止策など、国土交通省としても全力を挙げていただきたいと思います。このことを申し上げて質問に入ります。 特殊車両の通行に許可を義務づけている。これには理由が……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
まず、前回の質問の最後にお伺いした財務省の改ざん問題で、国土交通省には改ざん前のものがあったという二つの債権発生通知を国土交通省はいつ受け取ったか、その後調べていただいて、おわかりになりましたか、大臣。
【次の発言】 お調べをいただきまして、ありがとうございました。
これらの問題は引き続きお伺いをしていきたいと思っておりますが、きょうは法案について質疑を行いたいと思います。
我が党は、日本の文化や歴史などの魅力が広がり、訪日外国人がふえることは歓迎すべきであり、訪日客が何度でも訪れてみたいと思うような日本の魅力を広げる取組を進めることは、もち……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 私は、三月六日の大臣の所信に対する質疑で、森友学園事件は近畿財務局と大阪航空局が協議し、お互いに了承し合いながら進めてきたものだ、専ら財務省の問題で国土交通省は関係がないなどというものでは断じてないと指摘をいたしました。きょうはその続きを聞きたいと思います。 まず、本件土地が森友学園に売り払われることに至る出発点、一番最初の時点を確認したい。 財務省理財局がことし二月に公表した、森友学園事案についての法律相談文書二百七十ページに添付されている経緯というものを見ますと、森友学園籠池理事長が二〇一三年六月二十八日に近畿財務局へ来所し、小学校用地と……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
都市再生特別措置法は二〇〇二年に制定されましたが、特別措置法という名前がついておりますように、時限立法であります。
第一条にある、「近年における急速な情報化、国際化、少子高齢化等の社会経済情勢の変化に我が国の都市が十分対応できたものとなっていない」という現状をどうにかしようというものであります。
都市局長に聞きますけれども、その目的は達成しましたか。
【次の発言】 達すれば特別措置は必要なくなるんですから、達していないから今回も改正するわけです。
法律ができて十六年たつんです。今回の改正で何回目の改正になりますか。
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 きょうは、四人の参考人の皆様方、本当にありがとうございます。私からもお礼を申し上げます。 私は、実は二〇〇〇年のバリアフリー法制定のときに、大阪から出していただいて参議院議員をやっておりまして、交通・情報通信委員会で私が実は修正案を提案をした経験がございます。このとき、六点ほど修正を提案をさせていただきました。 一つは、目的や理念に移動の自由と安全は基本的権利と明記すること。二つは、国の基本方針で全ての施設等を対象に整備計画と目標を明確にすること。第三に、地方公共団体もバリアフリー化対策の計画を策定することにすること。第四に、交通事業者が講ず……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 バリアフリー法は、二〇〇〇年五月九日、参議院交通・情報通信委員会で、全会一致、可決、成立いたしました。私は当時参議院議員で、このとき、日本共産党を代表して修正案を提案いたしました。修正案の内容は次の六点でございました。 第一に、目的、理念に移動の自由と安全は基本的人権と明記すること、第二に、国の基本方針で全ての施設等を対象に整備計画と目標を明確にすること、第三に、地方公共団体もバリアフリー化対策の計画を策定することにすること、第四に、交通事業者が講ずべき責務を明確にすること、第五に、利用者、障害者等の積極的参加を保障するための制度化を図ること、……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律案について質問いたします。 この法律案は、独立行政法人の行う事業内容として、新たに海外インフラ事業を書き込むものでございます。トップセールスに始まる民間企業のインフラ輸出事業に独立行政法人が関与できるようにするというものです。 石井大臣は、四月十九日の衆議院本会議での本法案の質疑で、「日本は質の高いインフラシステムの海外展開を進めております」と答弁されました。 では、政府の言う質の高いインフラというのはどういうものか。 二〇一五年五月二十一日に政府が発表した質の高いインフラパートナー……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 たび重なるNEXCO西日本、新名神高速道路の建設現場の事故について伺いたいと思います。 去る四月二十二日、二〇一六年の有馬川橋桁落下事故から二年たったとして、二度と繰り返さないと刻まれた工事安全誓いの碑が設置されました。 まず、この間、建設工事現場において労働災害に遭われた皆様に、私は心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 この式典後、NEXCO西日本関西支社長は、この事故の後も死亡事故が相次ぎ、断腸の思いだと語っておりますけれども、まさに、二度と繰り返さないどころか、重大事故が繰り返されてまいりました。 三月十八日には高槻ジ……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 お二人の参考人には、私からも心からお礼を申し上げます。 まず、山野目参考人にお伺いしたいんです。 土地収用法が定める収用手続は、言うまでもなく、憲法二十九条が保障する土地所有権そのものを公共のために権利者の意に反してでも奪うという、最も財産権の侵害度が高い場合の手続だと思うんです。権利者に対する十分な手続保障があってこそ、公共目的で権利を奪うことが正当化されております。 現行法でも実は、不明裁決、土地収用法四十八条四項ただし書きの制度というのがありまして、収用委員会の手続を残したままで所有者不明土地の収用は可能であると思います。 また、国……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
本法案は、相続の機会に相続登記がされないなどのさまざまな事情により、不動産登記簿では所有者の所在が確認できない土地が全国でふえているために対策が必要だという背景をもって出されてきた法案であります。
まず大臣に基本的な確認をしておきたいと思うんですけれども、今回の法案は、所有者不明土地が今後も生まれ、増加し続けることを国交省として容認し、それは仕方がないことだという立場でつくられた法案でございますでしょうか。
【次の発言】 容認するものではないという御答弁でありましたけれども、では政府参考人にお伺いいたしますけれども、所有者不明土地を円滑に利用す……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 まず法案について聞きます。 本法案は、二千九年の船舶の安全かつ環境上適正な再資源化のための香港国際条約、略称シップリサイクル条約の国内法整備の法案であります。船舶をリサイクルのために解体する際に海洋汚濁などから環境を保護し、労働者の安全確保を図ることは当然であり、我が党は条約承認にも賛成をいたしました。 しかし、船舶の売買、解体、資源のリサイクル市場への売買、再資源化というサイクルの中で、利潤のみを追求すれば、おのずとコストが安く、再資源化市場の活発な開発途上国へ売船することにならざるを得ないと思うんです。 そこで大臣にお伺いいたしますけれ……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 私は、昨年十二月二十、二十一日、豪雨災害に見舞われたJR九州の日田彦山線の現場を調査し、JR九州、地方自治体や住民の皆さんからもお話を伺ってまいりました。その上で、今提案されました鉄道軌道整備法改正案について質問したいと思うんです。 まず国交省に聞きますけれども、この改正法が出されたきっかけとして、豪雨災害で不通になった只見線の復旧問題があると思うんです。只見線を鉄路で復旧させることについてJR東日本は当初どういう考えだったか。そして、長年の沿線住民の声を受けて現在は復旧に向けどういう状態か。簡潔に御説明いただけますか。
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 去る六月四日に発表された財務省報告書並びに国土交通省の報告について質問いたします。 まず財務省に聞きたい。 このいわゆる森友問題は、あなた方の報告書十ページにあるように、昨年二月十五日の衆議院財務金融委員会における私の質問が最初であり、あれ以来一年四カ月にわたって争われてまいりました。あなた方のこの報告書には、決裁文書の改ざんも応接記録の廃棄も、その目的は、国会で新たな材料を与えたくなかった、国会が紛糾するのを恐れたからだとされております。 これはつまり、私の追及から言い逃れるためだった、こういうことですか。
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 冒頭、大臣からも報告がありましたけれども、昨日午前七時五十八分ごろ、大阪府北部を震源とする、最大震度六弱の地震が発生いたしました。昨夜、高槻市で二人目の犠牲者が報告され、とうとい命を落とされた方が四人となりました。負傷者も、二府四県で計三百七十六人と発表されております。 私は、犠牲になられた皆様の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 我が党は、地震発災を受けて、直ちに山下芳生参議院議員を本部長とする対策本部を立ち上げ、私が本部長代理を仰せつかりました。昨日、二人で直ちに大阪に入り、大阪府庁、大……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 まず冒頭、一昨日の台風七号並びに北海道豪雨災害、そして、六月二十九日に発生した滋賀県米原市における竜巻被害について、被災された皆様方に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 きょう、私は、地元大阪で発災した大阪北部地震についてお伺いをいたします。 我が党は、地震発災の六月十八日、直ちに地震対策本部を立ち上げ、私は本部長代理として、その日のうちに被災地に入りました。翌十九日には衆議院国土交通委員会で寿栄小学校のブロック塀についてただすとともに、その週末には、当委員会の委員でもある田村貴昭対策本部事務局長とともに高槻の被災地に再び足を運んでま……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 大臣の所信表明に対して質問をさせていただきます。 大臣は、先日の所信表明で、地方分権改革については、地方からの提案を踏まえ、地方創生や子ども・子育て支援に資するよう、地方への権限移譲、地方に係る規制の見直し等を内容とする第八次地方分権一括法案を提出すると述べられました。 我が党は、地方分権を語るのであれば、憲法の地方自治の本旨に立ち返って、地方自治体の役割を拡充し、地域の活性化に取り組む財源を保障することこそ大事だと考えております。 ところが、先日、公的責任における放課後児童クラブの抜本的拡充を目指す議員連盟、これは超党派の議員連盟でありま……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 きょうは、地方大学振興、若者雇用促進法案について質問をいたします。 大臣は、趣旨説明で、まち・ひと・しごと創生総合戦略の中間年に当たり、掲げられた基本目標や施策の重要業績評価指標の進捗状況を点検したところ、依然として東京圏一極集中が是正されていない、そのため、ライフステージに応じた政策メニューの充実強化に取り組むために本法案を提案した、こう述べられました。 この大臣の説明では、財政的に深刻な地方大学の現状を解決するために提案されているということではなくて、あたかも、まさに政府の地方創生の施策がうまくいっていないから、地方大学を地方創生に貢献さ……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
まず、前回に引き続き、地方大学振興、若者雇用促進法案について、今度は東京二十三区の大学の定員抑制について聞きたいと思います。
本法案では、一部例外を除き、東京二十三区内の大学の定員抑制を定めております。先日の当委員会でも自民党の委員に対して答弁があったと思うんですが、改めてその必要性について御答弁いただけますか、大臣。
【次の発言】 要するに、若年層の東京圏への流出に歯どめがかからないために、法律で東京二十三区内の大学の定員増を禁止しようということであります。
地方大学の振興のために東京の大学を痛めつけるかのような政策に、東京都から、東京対地……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 この第八次地方分権一括法案は、提案募集方式に基づいて義務づけ、枠づけの見直しを行うというものでありますけれども、この間の提案募集方式は、地方の創意を生かすというようなものではなく、それを錦の御旗に国が責任を持つべきナショナルミニマムを突き崩し、地方自治体を国策に誘導する手段に使われていると言わなければなりません。 その典型例が、三月十六日、当委員会で大臣と議論した学童保育指導員の配置基準や資格基準を従うべき基準から参酌基準に引き下げる基準緩和の検討であります。 三月にも申し上げましたけれども、就学児童に対する保育ニーズが高まり、学童保育が足り……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 私からも、豪雪被害に遭われた皆様方に、お見舞いを申し上げたいと思います。 さて、総理、総理は、去る二月一日の参議院予算委員会で、我が党の辰巳孝太郎参議院議員が、二〇一六年三月十六日の音声データの中に、前日の三月十五日、財務省から出た途端に安倍夫人から電話があり、どうなりました、頑張ってくださいと言っていたという籠池氏の発言が録音されていたことについて、翌日、妻に確認したところ、そのような電話はしていないと否定をされました。 私たちは、決して籠池氏の発言をうのみにして事実だと断定しているわけではありません。辰巳議員は、十五日に電話をかけたのかと……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
私は、昨年十一月二十八日の当委員会で、二〇一六年三月下旬に録音された、近畿財務局と大阪航空局が森友学園側と協議した内容の音声データを明らかにいたしました。そのときの太田理財局長の答弁は、さまざまな資料の提出をお願いしたなどというものでありました。また、理財局長が一部が切り取られているなどと言うので、昨日、私は、この音声データの全体を財務省にお渡しし、きょうまでに聞いてくるようにお願いをしております。
財務省、聞いてきましたね。
【次の発言】 この音声データは全体が二時間に及ぶものでありますけれども、前半の一時間半は、近畿財務局の池田靖国有財産統……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
この森友問題、これは昨年二月十五日の私の当院財務金融委員会の質問から始まりました。いわば、この問題は、この質問を端緒にして、私とあなたの間で争われてきたと言っても過言ではありません。
そこで聞くんですが、あなたは昨年二月二十四日の衆議院予算委員会で、面会等の記録は平成二十八年六月二十日の売買契約締結をもって破棄している、こういう答弁を私に初めてなさいました。この答弁は虚偽答弁でありましたか。
【次の発言】 そういう問題ではないんですね。
あなたは、午前中の証言で、個別の事案についてもきちんと確認をして答弁をしなかったという点で丁寧さを欠いた、……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 まず、メディアで大問題になっている、獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長、柳瀬首相秘書官との面談結果についてという文書についてお伺いをいたします。 我が党は、独自にこの面会メモを入手いたしました。これがその現物であります。このメモは、学校法人加計学園の愛媛県今治市への獣医学部新設計画について、二〇一五年四月二日に当時の内閣府地方創生推進室の藤原豊次長や柳瀬唯夫首相秘書官と面談したときのメモであります。 この面談メモで、藤原次長は、県、市、学園と国が知恵を出し合って進めていきたい、そのため、これまでの事務的な構造改革特区とは異なり、国家戦……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
先ほどあなたは、加計学園と会った記憶はあるけれども、愛媛県や今治市が同席していたということは記憶になかった、こう述べられました。
ところが、あなたは、昨年八月十日に、十日付の朝日新聞なんですけれども、朝日の取材に答えて、加計学園事務局長の同席についても記憶にないと、これははっきり答えておられるんですが、これは、この朝日に対してうそをおっしゃったということですか。
【次の発言】 この記事を見たときに、これは事実じゃないなというふうに思ったけれども、放置したということですか。
【次の発言】 気にしていなかった、知らなかったということですか。
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 昨年二月十五日、私の森友初質問から、いよいよ一年三カ月がたちました。ついに、あなた方のうそと隠蔽が全て明らかになったと言わなければなりません。 佐川前理財局長が、国会で初めて交渉記録が残っていないという虚偽答弁を行ったのは、昨年二月二十四日、この衆議院予算委員会の私の質問に対してでありました。 そして、まだあなた方は全てを語っておりません。 午前中の参議院予算委員会で、我が党の小池晃議員が、昨年九月七日に、国土交通省航空局長と財務省理財局長が、臨時国会を前にして、いかに会計検査院や国会に対応するかを協議していた事実を明らかにいたしました。総……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
大臣の所信的挨拶を受けて質問をいたします。
まず、中部横断自動車道、長坂―八千穂間の建設事業について聞きたいと思います。
大臣は、先日の所信的挨拶でも、ストック効果を高める社会資本整備に関して、高速道路や整備新幹線、洋上風力発電、首都圏空港の機能強化等々を並べた上で、地元の理解を得ながら進める姿勢を示されました。
公共事業を進める際に地域住民の理解と納得を得る努力、これは当然のことだと思いますけれども、大臣のまず御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 住民の理解と納得が大事だからこそ、この中部横断自動車道、長坂―八千穂間についても、……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
前回の質疑で、台風二十一号が関西国際空港を襲ってきたことし九月四日に、フランス資本から乗り込んできた関西エアポートの副社長はどこにいたのかという私の問いに、蝦名航空局長は答えられませんでした。
その後、調べて、この方の出張の行き先はわかりましたか。
【次の発言】 フランスです。前回指摘したとおり、紛れもなく海外におられました。
前日には気象庁が警鐘を乱打し、同日午前十一時八分には警報が出て、空港機能が麻痺する強烈な台風が関空を襲っていたときに、空港管理を第一義的に担っている関西エアポートのトップ二人が、ともに現場で陣頭指揮をとらないばかりか、……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
まず、先日の与党による入管法の衆議院強行通過に強く抗議いたします。
配付資料一を見ていただきたい。
事前に理事の皆さんにはお見せをいたしましたけれども、この間、法務省が発表し、野党が聴取票の公表を求めてきた、失踪した技能実習生からの聴取結果の職業別集計表を私の事務所でグラフにしたものであります。
二〇一六年九月に統計をとり始めてから、ことし六月まで、総数一万三千百七十七名中、建設が四千九百十三名、実に全体の三七%を占めております。
法務省、間違いありませんね。
【次の発言】 建設業は紛れもなく国交省の所管事業であります。だからこそ、野党は……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 確認的な質疑的発言をさせていただきます。 建築物の安全、安心のために、建築士、とりわけ一級建築士の役割は大きいと思います。ところが、建築士の高齢化が進んでいるということを聞きます。 国土交通省の資料によれば、設計事務所に所属している一級建築士のうち、五十代以上が六五%に上るのに対し、二十代は一%のみ。一級建築士の高齢化は顕著だと言わなければなりません。 この一級建築士の高齢化は、一級建築士試験の受験者の急減と高齢化が影響しております。一級建築士試験の受験者数は、二〇〇七年から二〇一七年までの十年間で四万六千二百四人から三万一千六十一人へと三……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 前回に引き続き、森友問題の核心部分について聞きたい。 前回の質疑で私は、二〇一六年六月二十日、森友学園にわずか一・三億円で売り払われた国有地は、そのわずか五十日後の八月十日付で、株式会社財産プランニング研究所の熊沢一郎という不動産鑑定士の不動産鑑定評価によって十三億円という値段がついたこと、さらに、森友学園は、その二カ月後の十月十二日には、都市銀行であるR銀行との間で建物建設資金を使途とする十億円限度額の金銭消費貸借契約を結んだこと、さらに、それに伴い、本件土地につき、売買契約の解除や買戻し権行使がなされた場合には、森友学園に返還されるべき払戻……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
きょうは、私の地元大阪で、国土交通省が地下高速鉄道整備事業の補助金まで出して進めようとしているなにわ筋線整備計画について議論したいと思うんです。
大臣は、先日の所信表明で、「社会資本整備については、厳しい財政制約のもと、安全、安心の確保を前提に、生産性の向上、経済活性化に資するストック効果の高いものに重点的に取り組みます。」と述べられました。
まず大臣に確認いたしますが、なにわ筋線の整備は、大臣のおっしゃるストック効果の高い社会資本整備と考えてよろしいですか。
【次の発言】 では、そういう事業なのかを検証してみたいと思います。
資料一を見て……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 今法案は奄美群島及び小笠原諸島の特殊事情による不利益を解消するためのものであり、我が党も賛成の立場であります。 今回は奄美特措法について質問したいと思います。 前回の改正で、ソフト事業に使える交付金が創設されました。 昨年一月、奄美市議会が議決した要望書によると、航路・航空路運賃低減事業、農水産物輸送コスト支援事業などの条件不利性改善事業は一定の成果を上げていると述べた上で、さらなる拡充を求めております。 二〇一九年度からどのようなメニューが拡充されるのか、国土政策局にお答えいただきたい。
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。
大臣は、所信で、東京圏への転入超過は十三万六千人程度と述べられました。資料一は、二〇一三年以降の転入超過数の推移のグラフであります。
まち・ひと・しごと創生総合戦略では、二〇二〇年に転出、転入を均衡させる、こういう目標であったはずでありますが、この目標は達成できますか、大臣。
【次の発言】 資料一を見ていただければ、目標達成が絶望的なのは誰の目にも明らかだと思います。
そこで、問題は、政府は東京一極集中の是正にまともに取り組んできたのかどうか、このことが問われると思うんです。具体的に聞きたいと思います。
総合戦略では、「年間四十七万人の地方……
○宮本(岳)委員 日本共産党の宮本岳志です。 この間追及してきた森友問題も決して終わったわけではありませんけれども、これも私が二〇一三年以来続けて追及してきた、サブリース大手、レオパレス21をめぐる問題が大きな社会問題となっております。きょうはその問題を取り上げたいと思います。 レオパレス21社は、二月七日、違法建築をめぐって記者会見をし、プレスリリースを出しました。そこでは、新たに三十三都道府県の千三百二十四棟で天井や外壁が防火性能などを満たしていない施工不良があったと公表いたしました。その後、更に問題が広がっております。 これは大臣にお答えいただきたいんですけれども、一月末時点で何自……
○宮本(岳)分科員 日本共産党の宮本岳志です。
きょうは、障害を持つ方々への参政権保障の問題について聞きたいと思います。
まず、外務省に確認をしたいと思うんです。
二〇〇六年十二月十三日に国連総会において採択され、二〇〇八年五月に発効した障害者権利条約は、既に我が国も批准をしておりますけれども、この条約第二十九条において、障害者の参政権、とりわけ投票の手続や設備及び資料についてどう定められておりますか。
【次の発言】 我が国は、二〇〇七年九月二十八日、高村正彦外務大臣がこの条約に署名し、二〇一四年一月二十日に批准書を寄託、二〇一四年二月十九日には我が国でも効力を発しております。
条約が……
○宮本(岳)委員 四人の公述人の方々、本当に本日はありがとうございます。 日本共産党の宮本岳志です。 まず、鈴木先生にお伺いしたいんです。 鈴木先生は、日経新聞の十字路というのを事前に資料で読ませていただいていますが、「政策が効果をもつためには、人々が政府を信用する必要があるが、国の統計に対する信頼はその基盤である。」こうお書きになっています。きょうも、先ほど、統計の信頼性の回復は極めて重要だとおっしゃられました。私どもももちろん、ここが土台だと思うんですね。 それで、御承知のとおり、本委員会で議論している予算でありますけれども、予算は、当然、基幹統計の上に立って、政府の経済認識、景気……
○宮本(岳)分科員 日本共産党の宮本岳志です。 きょうは、まず、高等教育の無償化について柴山大臣と議論してみたいと思います。 国際人権A規約、社会権規約の十三条二項(c)には、「高等教育は、すべての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、能力に応じ、すべての者に対して均等に機会が与えられるものとすること。」が定められております。 日本政府は、一九七八年五月にこれに署名し、国会の承認を経た後の一九七九年六月に国際人権規約を批准いたしましたけれども、この規定の適用に当たり、「特に、無償教育の漸進的な導入により、」に拘束されない権利を留保するという態度をとってまいりました。この留……
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