このページでは奥野総一郎衆議院議員の49期(2021/10/31〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は49期国会活動統計で確認できます。
○奥野委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うこととなりました。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来四十九年を経過し、この間、各般の施策が実行されてまいりましたが、依然として、米軍基地問題等、多くの課題が残されております。 また、北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現に向けてこれまで以上に国民世論を結集していくことが重要であると存じます。 このような状況の下、当委員会に課せられた使命は誠に重大であります。 委員各位の御支援と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてま……
○奥野委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、沖縄振興策の拡充及び強化を求める意見書外三十三件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 今日は税法メインでありますけれども、お忙しい中、前田会長にお見えいただいていますので、先にNHKのお話をさせていただいて、終わったら御退室いただきたいと思います。 まず、このタイミングでなぜこの問題を取り上げたかと申しますと、BS1の字幕問題ですね、BS1スペシャルの報道に関する調査報告書が、ちょうど直近の十日にこういう形で出ております。やはりこれはきちんとNHKの側から国会の場で御説明を改めていただきたいと思って、今日は会長に来ていただいております。 まず、本件調査結果について、前田会長の受け止め、それから、処分をなされたわけであ……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
早速質問をさせていただきます。
今、会長は、受信料値下げのお話、二〇二三年度からと御説明されましたけれども、この方針は、いつ、どこで、どのように決まったのでしょうか。経営委員長、お願いします。
【次の発言】 私は毎回議事録の話をするんですけれども、かんぽ問題のときもそうなんですが、公開されている議事録を見ても、なかなか跡づけができないんですよ。値下げの話が最初にぱっと出てくるのは、今おっしゃった二〇二〇年の十二月二十二日の経営委員会で、森下委員長が、「次期中期経営計画では、受信料の値下げを明言していることは、非常に新しく、かなり思い切……
○奥野(総)委員 質問の機会をいただき、ありがとうございます。
順序を変えて、今の続きをやらせていただきたいんですが、国交省に伺いますが、先ほど副大臣もおっしゃっていましたけれども、この検討委員会で五月頃に統計の信頼回復に向けて一定の結論を出す、ここのスケジュールは変わっていないということでまずよろしいんでしょうか。
【次の発言】 いま一度伺いますが、なぜ公開をしていないんですか。いきなり結論が出るんですか。事の性格上、きちんと議論を公表する必要があると思うんですよ。だからこそ中間報告という言葉もあると思うんですが、途中の検証、検討過程を一切公表しないままで、いきなりこれは一定の結論が出るん……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。
早速始めさせていただきます。
まず、還元目的の積立金制度。
先日も、NHKさんに受信料の引下げの話をさせていただきました。それに関連してということになりますが、今回、受信料引下げの原資として、こういう言い方が正しいかどうかとは思いますが、原資としてのこういう積立金制度をつくられたというふうに理解していますが、この制度の意義、目的について、総務省から伺いたいと思います。
【次の発言】 あくまで剰余金の水準を見ながら値下げに誘導していくというお話と思いますが、ちょっとこれは通告はしていませんが、省令によってその積立ての基準を書くというよ……
○奥野(総)委員 奥野総一郎でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず、ブロードバンドに関するユニバサービスということですけれども、ちょっと私がずれているのかもしれないんですが、ブロードバンドのユニバというと、ぱっとイメージするのは、5G、例えば下り百メガとか、そのぐらいのスピードで、全国どこででもつながる、有線、無線問わずつながるような社会というイメージがあるんですが、それは究極の目標なのかもしれませんけれども、それに一歩でも近づけていくことだと思います。 その上で、今回の制度がどうなっているのかということを伺いたいんですが、この改正で具体的に、何を狙っていて、どのような効……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 質問の機会をありがとうございます。 今日は、北海道三区から荒井優さんがパネルのお手伝いに来ていただいております。ありがとうございます。よろしくお願いします。 私は今、憲法審査会の幹事を務めさせていただいております。これから憲法の議論も本格化していくと思うんですけれども、まず、我が党の立場を簡単に御説明させていただきたいと思います。 我が党は、論憲という立場を取っています。議論の論に憲法の憲、論憲ですね。改憲というのは、憲法を改正することを優先する。我々は、議論をする、国民主権、そして基本的人権の尊重、平和主義、いわゆる憲法の三大原……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。
最初に、NHK前田会長にお越しいただいています。以前にも質問させていただきましたけれども、NHK、BS1の東京五輪に関するドキュメンタリー番組の字幕問題。
以前、会長は、独自の調査結果を踏まえ、BPOに委ねるとおっしゃっていました。そのBPOの報告が出ました。答申としては、重大な放送倫理違反だ、こういうことであります。また、総務省の方からも注意ということで、異例の行政指導も入っております。
NHKの会長としてどのように対応するおつもりか、まず伺います。
【次の発言】 今日はほかにもありますから、もう一点だけ。
この報告の中では、「……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 まず、決算の方ですけれども、会長にお伺いいたしたいのですが、先ほど来、いろいろ経営への影響が言われていますが、当初、私が今年の春に伺ったときは、赤字の穴埋めに必要な金額は七百億円と答弁していただいていたんですが、地上波のみの契約についても一割引下げということになり、影響が千五百億円必要になったというふうに言われています。 それから一方で、支払い率が、ずっと右肩上がりで上がってきたものが、ここに来て八割を切る、そして、今年も契約者数が予想よりも四倍のスピードで減少している、こういう報道もあるところでございます。 そこで伺いたいのですが……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 ビヨンド5Gということでありますけれども、通信ネットワークのやはり基幹の技術は日本の国産の技術で特許を押さえるのは、経済安全保障上も私は望ましいと思います。そういった観点から、やはり集中して資金を投下していく、それから、きちんと進捗管理をして無駄のないように資金を使っていただくという、そういった観点から質問をさせていただきたいと思います。 私もずっとビヨンド5Gと伺ってきたんですが、そもそもどういうものかというのをちゃんと理解しておりませんで、今の5Gの次の世代というんですが、5Gとどう違うのか、どのようなメリットがあるんですか。その……
○奥野(総)委員 議員お尋ねの件でございますけれども、まず、この法案の目的は、多様な人材の確保と、それから、議会運営の公正、事務執行の適正の確保の両面で見て、ふさわしい額を定めることが必要であるというふうに上限額については考えているところであります。 具体的には政令で定めることとしていますが、個人の企業は、年間売上高の全国平均の二割程度の水準である三百万円と規定することがひとまず適当であると考えておるところでございます。これは、請負関係への関与が間接的な議員が取締役等に就いている法人については全業務量の五割までの請負が認められていることを踏まえ、関与が直接的な個人にあってはそれよりも十分に低……
○奥野(総)委員 立憲民主党筆頭幹事を拝命いたしました奥野総一郎でございます。 発言の機会をありがとうございます。 まず、我々は、議論は、恐れず議論を行うということは、我が党の基本であります。恐れず憲法議論を行う論憲の立場を取ってまいります。憲法審査会で必要な議論はしっかりと行ってまいります。 しかし、その議論の中では、特定の憲法改正案を前提とするものであってはなりませんし、また、改憲ありきであってはならないというふうに思います。あくまで真摯に、現行憲法の足らざるところをしっかりと調査をし、議論をし、白紙から一歩一歩議論を進めていくべきだと思います。 また、国民投票法、これは、さきの国……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 我々は、論憲の立場を取っております。改憲は改正ありき。論憲は、議論をして、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重の三大原則を守りながら、憲法に足らざるところがあればそれを補っていくという立場でございます。議論の結果、必要があれば、憲法改正も訴えていきます。 要すれば、改正ありきではないということであり、いわゆる、先ほど新藤筆頭からございましたが、安倍改憲四項目ありきの議論には応じられません。憲法議論自体は積極的に行っていきたいと思っています。 さて、毎週審査会を予算の時期にも開催すべきだと、この間、御指摘を受けていますが、このコロナ禍……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 我が国のIT化の遅れが言われています。行政のIT化を促進すべき国会が、実は一番遅れているのではないでしょうか。まず国会が範を示すべきであり、速やかにオンライン審議を導入すべきです。本日、いわゆるオンライン審議について集中討議が行われることを歓迎しますし、このオンライン審議に限って意見を集約するということは歓迎であります。 オンライン審議は、諸外国で既に実施されています。イギリスやカナダでは、新型コロナ対策として本会議での遠隔審議、投票を可能としました。スペインでは、遠隔投票が妊娠、出産、育児又は重病の場合に以前から認められており、新型……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 私は、国会審議へのオンライン出席の必要性を以前から訴えてまいりました。この審査会の場でも、昨年来、主張をしています。本日、この場で総括質疑が行われ、オンライン出席を認める声が多数を占めるに至ったことを歓迎をいたします。 会長にお願いいたしますが、先ほど新藤筆頭からもございましたけれども、しっかりと衆議院正副議長、議運委員長にこの声を伝えて、一日も早くオンライン審議が実現できるようにお取り計らいいただきたいと思います。 私がオンライン審議の実現を求めてきた理由の一つは、もちろん新型コロナもあるんですが、新型コロナ感染症の感染拡大を防止……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野総一郎でございます。 まず、昨夜の地震で被災された皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。改めて、いつ襲ってくるかもしれない災害の恐ろしさを認識をいたしました。また、隣国ロシアのウクライナへの侵略は、戦争がリアルに起こり得るものであることを我々に思い知らせました。 大災害や侵略戦争などを想定して、その際に国家の運営をいかにすべきかということを平時から想定することは必要だと私も思います。しかし、だから直ちに憲法改正が必要であるということは、いささか乱暴ではないでしょうか。特定の、自民党案、四項目の案を基に改憲をおっしゃる新藤筆頭に強く抗議を申し上げておきたいと……
○奥野(総)委員 毎回御指名いただいて、ありがとうございます。
一つは、予算も含め、政令でと。戦前の緊急勅令じゃありませんけれども、それだけの権力を一時的にしろ政府に与えるというのは、権力分立の観点から望ましくないということであります。立憲主義に反する仕組みです。
では、どうするのかということは、もう答えは新藤筆頭も言っていますが、ウクライナですら議会は動いているわけです。どうやって議会を動かすのか、どうやって予算や法律を通すのかということをまず考えるべきだと思います。
以上です。
【次の発言】 立憲民主党の奥野でございます。
今日は我々の認識は自由討議ということでありますから、同僚も……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 まず、SNSの話から入りますが、ウクライナではSNSの情報戦が戦われています。我々はスマートフォンを通して戦場の映像を見ることはできますが、その映像が本当に真実なのかという保証はありません。こうした現実を踏まえれば、選挙や憲法改正国民投票において、外国政府などの干渉で結果が左右されるおそれは否定はできません。 本日の説明でも、資料の中にありましたけれども、投票結果がゆがめられたり、政治的分断が深まるおそれがあるなど、フェイクニュースの民主主義に与える影響が指摘をされています。 諸外国でも対応を検討しており、ドイツは紹介ありましたけれ……
○奥野(総)委員 今の質問に対する答えですね、まずは。私の持ち時間の外ということです。では、十秒だけ。
毎回失礼な御指摘をいただきますが、これまでもこれからも、サボったことはありませんし、サボるつもりもありません。きちんと出ている。
これまでサボったというのは、そんなことはなくて、場外での不規則発言とか、そういうのがあったのでということです。サボってはいないんですよ。
【次の発言】 それでは、私の持ち時間で発言させていただきます。
平時から有事を想定してこうした問題を議論していくことは必要だと私も思います。しかし、議論の目的は、有事の際に国家の機能をいかにして止めないようにするかであって……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 冒頭、また新藤幹事が論点の確認ができたとおっしゃっておりますが、先週も、緊急事態条項について、中間的な取りまとめとして論点の確認をしたいと冒頭発言して、私はぎょっとしたんですが、よく聞くと、議事録を読むと、私なりに整理をしたとか、最後に、私なりに中間整理をし、論点の確認をさせていただいたと述べられているんですよ。要するに、これは個人的な意見を述べているんですね。そうはっきり自分でもおっしゃっているんですよ。 論点確認といえば、ここに会長がいらっしゃるわけですから、会長を中心にきちんと確認しなきゃいけないんですね。それをあたかもこの会全……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野でございます。 今日は、急な呼びかけにもかかわらず、永原専務、堀木常務、本当にありがとうございます。三年前にも私、質問させていただきました。今日はよろしくお願いいたします。 先ほど新藤筆頭の方から、政党と国民広報協議会と民放連の三者でバランスを取って考えていくというお話がありましたけれども、ほかにもプレーヤーはやはりいるわけです。政党だけが自主規制で済む話じゃなくて、例えば、いろいろな政治団体もありますし、直接見えてくるかどうかは分かりませんが、外国の政府とか、いろいろな関心を持つ人たちがいろいろな形で関わってくると思うんですね。 だから、その三者で、例……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野でございます。 今ほど新藤筆頭から話がございましたけれども、国民投票法改正案三項目ですけれども、先ほど、我が党の反対を押し切って、CM規制等が含まれない国民投票法改正案が、議院運営委員会で多数決によってこの憲法審査会に付託をされました。また、先ほどの幹事会では、多数意見ということで同法案の趣旨説明が決められました。強く抗議をいたしたいと思います。 昨年成立した、これは私が立法に携わりましたけれども、国民投票法附則四条では、施行後三年を目途として、投票環境向上のための措置だけではなく、公平公正確保のためのCM規制、国民投票運動等の資金規制等について、必要な法……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 いきなり、冒頭、九条の話が出てまいりました。 御指摘のように、安全保障についてもう一度ここで立ち止まって考えることは私も必要だと思いますし、防衛力も必要に応じて整備していくことは必要だと思いますが、しかし、それが直ちに憲法改正に結びつくのかというところに、非常に違和感を覚えます。 多くの国民の方に自衛隊を憲法に明記することについて聞くと、賛成という方が多いんですが、しかし、これは法律の意味が変わってくるんですね。自民党案のように、九条一項、二項を残した上で九条の二を更に設けることで、再び、自衛隊は何をする組織なのか、もうちょっと言う……
○奥野(総)委員 立憲民主党、奥野でございます。 自民党さんの「新たな国家安全保障戦略等の策定に向けた提言」というのがございまして、その中で、「憲法及び国際法の範囲内で日米の基本的な役割分担を維持しつつ、専守防衛の考え方の下で、弾道ミサイル攻撃を含むわが国への武力攻撃に対する反撃能力を保有し、これらの攻撃を抑止し、対処する。」とあります。そして、専守防衛については、「相手から武力攻撃を受けたときにはじめて防衛力を行使し、その態様も自衛のための必要最小限にとどめ、また、保持する防衛力も自衛のための必要最小限のものに限るなど、憲法の精神に則った受動的な防衛戦略の姿勢をいう。」という、従来の政府の……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 私は、憲法は国家の設計図だと考えています。その設計図を考える際に、適切に効率的に意思決定が行える仕組みをつくるという視点も必要であります。いわゆる緊急事態の議論もそうした視点から捉えることができます。政府の権力行使を縛る立憲主義は、その設計図の基本的な理念、一番大事な理念の一つであります。憲法制定後七十五年がたち、その設計図が時代にそぐわなくなっていないか、立憲主義を守りながら検証して、必要があれば直していこうというのが我々の論憲の立場であります。 今日は地方自治をテーマに取り上げましたが、地方自治の改革は、地方分権改革、そして民主党……
○奥野(総)委員 立憲民主党の奥野総一郎でございます。 御発言の機会をありがとうございます。 私も緊急事態条項ですが、ずっとこの間やってまいりましたけれども、コンセンサスとしては、いかなる場合にも国会を機能させ、必要な予算や法律を成立させる、これは我々も含めて合意がなされていると思います。 オンラインにより本会議の審議、採決に参加できる制度、この審査会で我々も一緒になって意見を取りまとめさせていただきましたが、これもこうした前提に基づいてのものであります。現在、議院運営委員会で検討されていますが、速やかな結論を求めます。 そして、日本国憲法制定時を見ると、当時の金森国務大臣は、緊急時の……
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