上原正吉 参議院議員
3期国会発言一覧

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上原正吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは上原正吉参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

上原正吉[参]本会議発言(全期間)
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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第8号(1954/12/09、3期、自由党)

○上原正吉君 只今議題となりました請願につきまして、郵政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本件請願は、福島市向鎌田に郵便局設置の請願、富山県氷見市鞍川に無集配特定郵便局設置の請願の二件でありますが、いずれも関係地域の発展に伴う郵便施設の改善方につき郵政省の措置を要望するものであります。  委員会におきましては、右請願につき慎重審議の結果、いずれも願意を妥当と認めてこれを採択し、議院の会議に付し、且つ内閣に送付すべきものと全会一致を以て決定いたした次第であります。  右、御報告申上げます。(拍手)

上原正吉[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

上原正吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 内閣委員会 第6号(1953/06/30、3期、自由党)

○上原正吉君 この両案は予備審査におきましてやはり十分な審査を遂げたと思いまするので、両案とも質疑、討論を省略して直ちに採決せられんことの動議を提出いたします。

第16回国会 内閣委員会 第12号(1953/07/13、3期、自由党)

○上原正吉君 この法案は極めて適切な立法だと考えますので原案に賛成いたします。
【次の発言】 只今の長島君の動議に賛成いたします。

第16回国会 内閣委員会 第13号(1953/07/14、3期、自由党)

○上原正吉君 会計検査院では従来は工事の検査というふうなことをやらなかつたように記憶しているのですが、最近お始めになつたんでしようか。
【次の発言】 それから例えば通産省あたりで産業保護育成という意味で補助金が出ておると思うのですが、こういうものを御調査なすつたことがあるのでしようか。

第16回国会 内閣委員会 第17号(1953/07/20、3期、自由党)

○上原正吉君 密入国者がたくさんあるようですが、我が国には実際にこういつた損害というようなものはどんなものがありますか。

第16回国会 内閣委員会 第18号(1953/07/21、3期、自由党)

○上原正吉君 大変なまけた質問で恐縮なんですが、この法案と今審議されておる恩給法の改正とは関連があると思うのですが、現在衆議院で恩給法が修正されんとしつつあることは御承知だと思うのですけれども、これが修正されますとこの法案も修正しなければならんというふうな箇所があるかどうか。
【次の発言】 北海道学芸大学の八名の増員の目的は北海道開発という題目がついておりますが、これはどんなことですか。
【次の発言】 ちよつと関連して。今の農作物調査事務処理の合理化に伴う減というのは欠員の三割減という意味なのですか。
【次の発言】 それでは欠員の三減割ということは、農林省はやらないということになりますか。

第16回国会 内閣委員会 第19号(1953/07/22、3期、自由党)

○上原正吉君 御配付の資料が乱丁になつておりましてさつぱりわからないのですが……。
【次の発言】 あの用品工作所、印刷業務だけは業者にやらせるにことにして人員を減少するというのですが、それがために五十二人も減少するということになれば、印刷の量も相当多数なものがあると思うのです。それは却つて用品工作所で印刷をやつたほうが経費が安くあがるのではないかと思うのですが、その点はどうでしようか。

第16回国会 内閣委員会 第20号(1953/07/23、3期、自由党)

○上原正吉君 これは二十人は欠員の三分の一だから問題ないとして、あとの七人は何ですか、現実に出血するのですか、それとも配置転換ができるのですか。

第16回国会 内閣委員会 第21号(1953/07/24、3期、自由党)

○上原正吉君 私は只今提案されました修正案に賛成すると同時に、修正部分を除いた政府原案に対しまして自由党を代表して賛成の意を表する次第でございます。  ただ一言申上げておきたいことは、現に監察監査の機関としては会計検査院があり、各省にそれぞれ観察の機関を持つておりまするところがあり、又その末端機関にすら監察に似たような制度を持つているところがあり、それに行政管理庁の監察部があり、更に又専門的には警察もそれから検察庁もあるわけでございまして、これはまあ犯罪を摘発するだけのものでございますから別といたしましても、行政監察というふうな面で監察を受ける場合に末端の機関では到底その煩にたえられないという……

第16回国会 内閣委員会 第23号(1953/07/27、3期、自由党)

○上原正吉君 私は自由党を代表いたしまして本法案に賛成いたします。我が国は世界で一、二を争う長い海岸線を持つておりまして、しかも現今密入国、密貿易が盛んに行われておりますことは諸種の報告で明らかであります。この長い海岸線を防備いたしますためには容易な力では防備できないと思うのでございます。ことに海賊などというものは今から二百年も前から大砲を持つておりましたので、この海上警備力増強のための保安庁法の改正は誠に適切のものだと思いますので、賛成いたします。

第16回国会 内閣委員会 第24号(1953/07/28、3期、自由党)

○上原正吉君 関連して大臣にお願いしたいと思うのです。行政整理に関しまして国の行政の機構というものは国の実力にふさわしいものでなければいけないと思うのです。電気洗濯器、電気冷蔵庫はどこの家庭でも皆要るものなんですが、それを備えるか備えんかということはふところと相談しての話でなければなければいかんと思うのです。そうして来ると行政整理というものは必要な機関を整理しなければできるものじやないと思うのです。結局国で行政機構を作るのだから必要なものを整理するのだと、そういう決心で一つお当り願いたいとこう思うのです。
【次の発言】 行政整理の話が出ましたからついでに、私のこれは意見ですけれども、御批評を頂……

第16回国会 内閣委員会 第25号(1953/07/29、3期、自由党)

○上原正吉君 昭和二十七年十月三十一日以前に給与事由の生じた恩給等の年額の改正に関する法律案につきましては、質疑及び討論を省略いたしまして、直ちに採決せられんことの動議を提出いたします。    (「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 本案につきましては、質疑並びに討論を省略いたしまして、直ちに採決せられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 内閣委員会 第1号(1953/10/30、3期、自由党)

○上原正吉君 ちよつと三橋局長にお伺いしたいのですが、恩給法十一条の、法律に定むる金融機関というのはこれはどういうものなのか、例示して御説明下さい。
【次の発言】 今のに関連して、そこで私も、別に法律が定める金融機関というのだから、恩給のために指定する金融機関が別にできるのだろう、或いはあるのだろうと考えておつたのですが、先ほどからの御説明だと銀行だとか、信用金庫だとかいうように、要するに、それに当るようにも聞えるし、どちらかをはつきりお示し頂きたいのです。有吉課長どうです。
【次の発言】 そうしますと、まだその別に法律で定める金融機関というのはきまつていない、こういうことなんですか。

第17回国会 内閣委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)

○上原正吉君 この海岸堤防の必要な工事は地盤の沈下によるものだということを最初伺つたのですが、それはどうですか。
【次の発言】 私はたまたまあの飛行機の上から現状を見ているのですが、相当に深く海水が浸入しているのですね。二階までつかつておる農家が上からたくさん見えます。そうすると地盤が沈下してあんなに堤防が切れているのですから、海の水と耕地の洪水とは水位がちやんと平らになつてしまつているのです。それで殆んど二階の下の庇が半分しか水の上に出ていないというような所がたくさん見えたのですから、あんなに低い所が、あれは沈下してああなつたのだとすれば、まだまだ沈下して行くのじやないかと思うのでして、そう……

第17回国会 内閣委員会 第3号(1953/11/04、3期、自由党)

○上原正吉君 本案は討論を省略いたしまして採決に入られんことの動議を提出いたします。

第17回国会 内閣委員会 第4号(1953/11/06、3期、自由党)

○上原正吉君 これは有吉さんにお尋ねすることになるかも知れませんが、その点、今、金利の統制を法律でやつておるのか、政令でやつておるのか知りませんが、とにかく金利の統制が行われておつて、公の金融機関は安い利息しかとることができない。それで小口の貸付が面倒くさいから、それで小口の金の欲しい人が借りられる途がなくて、結局高利貸が繁昌しておる。それで高利貸が高利をかけるから、それを見ておつて、あんなに高利になるものならば、我々の金も高利に運用してもらえるだろうと思つて、この問、潰れた保全経済会みたようなものが繁昌して来る。こういうことになつて、結局零細な貯蓄が非常な被害を受けるということになると私は思……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/07、3期、自由党)

○上原正吉君 政府委員にお尋ねしたいんですけれども、外国の拘置所で拘禁されている、いわゆる外国からまだ帰つて来ない戦犯ですね、この戦犯は明らかにその氏名がわかつているんですか。ただ単に帰つて来ないだけか、戦犯として拘禁されておるかということがはつきりわかつているんですか。
【次の発言】 その人たちは、恩給を受けているのですか。
【次の発言】 拘禁は、外国における拘禁でも……。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 私は、これは留保しておくくらいのところで、情勢が変れば取上げ得る時が来るんじやないかと思いますので、留保するということにどうでしようか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第47号(1954/04/16、3期、自由党)

○上原正吉君 私は、今日問題になりました事柄につきまして、通産省のほうの態度を心から支持するのであります。大体物の値段を原価からきめるなんというのは、ナンセンスであります。殊に肥料は化学工業の一種であります。化学工業におきましては、人が七工程かかりますものを、如何にして六工程、五工程で造り上げるか。そのことのために、我々は骨身を削るのであります。原価によつて値段がきまるということになれば、六社あれば六社、八社あれば八社、おのおの値段は違つて来るのであります。技術の悪いやつ、設備の悪いやつは高くなつて来る。骨身を削つて勉強して、安く造る。学問の進歩した会社は、安く売らんならん。安く売れば結構です……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1954/03/02、3期、自由党)【議会役職】

○理事(上原正吉君) これより内閣委員会を開きます。  統計法の一部を改正する法律案を議題といたします。提案理由の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 何か補足の説明をなさいますか。
【次の発言】 本法案につきまして御質疑がありましたら御発言を願います。
【次の発言】 森田統計局長より技術的な答弁をいたしたいというお申出がございますが、お申出をお受けしたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。御質疑がございませんでしたら、本日はこの法案はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に科学技術庁設置法案を議題といたします。発議者の提案理由の御説明を願います。衆議院議員松前重義……

第19回国会 内閣委員会 第6号(1954/03/05、3期、自由党)

○上原正吉君 代議政治とか民主政治とかいうものは、結局国民の中から国民の一人が選ばれて来て国会に籍を持ち、そうして国会に籍のある者が内閣を組織する、こういうのが建前でありそれが特徴だと思うのですが、こういうことになつて来ますと国民の一人として生活しておるときには、必ず何か生業を持つておるに違いない。そういう人たちが選ばれて国会議員になり国会の中から指名されて総理大臣になる、或いは閣僚になるというようなことは、選ばれたとたんに全部生業をなげうたなければならないということになると思うのです。且つ又生業をなげうつ覚悟と、なげうち得る事情にある人以外は国会議員に立候補してもいいのじやないか、こういうこ……

第19回国会 法務委員会 第11号(1954/03/25、3期、自由党)

○上原正吉君 裁判が遅々として進まなくて国民が困つている、迷惑するということは、明治時代から今にかけて同じですが、これはどうも裁判に携わる人の仕事が多過ぎるのじやないかと思つております。人員の整理なんというものはこの方面では甚だ適当でないと考えておりますが、今中山先生のお話を伺うと、裁判所にもどうも勤勉でない職員があるということです。そこでこういうことを伺いたいのです。いつでも結構ですが、御記憶だけで結構です。資料は、要りませんが、以前の、戦争前の、或いは又明治時代の裁判に携わる人たちの職員の数と取扱事件数と、現在の、戦後の裁判所職員の数と取扱つた事件の数と比較してみてどうだ、能率が上つて人間……

第19回国会 法務委員会 第15号(1954/04/02、3期、自由党)

○上原正吉君 この二条の天引利息を制限したのは大変適切な処置だと思うのですが、実効を挙げるのはなかなか困難じやないかと思われるのですね、例えば十万円の借用証書を書かして全部書類を揃えて現金は八万円か渡さない、そういう方法で天引利息を取る。併し二万円には天引利息を払つたということになりますと、任意に払つた利息で取返す権限がないというほうに入つてしまうのじやないですか、実際の処置として……。
【次の発言】 それは十万円の書類を作つて二万円の利息を天引頂戴した領収書があれば、そういうことが証明されますけれども、実際に八万円しか受取らなかつたという証拠が何も残つていなければどうにもならないじやないです……

第19回国会 法務委員会 第19号(1954/04/15、3期、自由党)

○上原正吉君 この二十二条の次、もう百十四条についてですけれどもいいでしような。
【次の発言】 百十四条の第二項を削る、まあ意味はわかりますが、この第二項がどうして生れたか。昭和二十三年に定められたとあるのですが、こういう規定はどうして生まれたか。担保を供すべき期間内に供さなければ却下してもいい、口頭弁論を経ずして訴を却下してもいい、但し原告にその旨を事前に審訊してそれを教えなければいかんと、こういう規定は削除されても当然だと思うのですが、こういう規定がどうして生れたか、その生れた経緯を伺いたい。
【次の発言】 今のに関連するのですが、百十四条には「判決ヲ以テ訴ヲ却下スルコトヲ得」とあるので、……

第19回国会 法務委員会 第21号(1954/04/20、3期、自由党)

○上原正吉君 一百九十九条の改正前の文章にはしまいのほうに「判決ヲ以テ上告ヲ却下スルコトヲ得」とあつて、同じく三百九十九条の改正法の末尾には「却下スルコトヲ要ス」ここで初めて「却下スルコトヲ要ス」という字が出て来たのですが、今までは全部「得」という表現で、却下することを得、上告を為すことを得という表現で来て、ここで初めて「却下スルコトヲ要ス」ということになつたのですが、どれも、今までにあつた「得」というのは、一番最初に問題になつた初めのほうの百十四条の第一項の規定ですが、ここでも「得」とあるのに、全部却下しなくちやならんものだと解釈している、こういうふうな御答弁があつたのですが、なぜこの三百九……

第19回国会 法務委員会 第39号(1954/05/18、3期、自由党)【議会役職】

○理事(上原正吉君) 二時まで休憩いたします。    午後一時六分休憩
【次の発言】 速記をとめて下さい。    午後五時二十六分速記中止

第19回国会 法務委員会 第41号(1954/05/20、3期、自由党)

○上原正吉君 先ほど亀田委員から御発言がありましたが、この委員会が円満に進行して参つたことは亀田委員の申しておる通りでございますけれども、今日の総括質疑は成るべく総理が出て来るように、総理が都合が悪かつたら副総理でもいいというふうに私は了解しておりますので、その了解がはつきりしませんという点はあつたかも知れませんが、必ずしも今日総理が出て来るということが全員一致した委員会の進行の定めではございませんので、念のために申上げておきます。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  次に、裁判所法の一部を改正する法律案、民事訴訟法等の一部を改正する法律案、民事訴訟用印紙法等の一部を改正する法律案、以上三案……

第19回国会 法務委員会 第43号(1954/05/22、3期、自由党)

○上原正吉君 私は自由党を代表いたしまして三案に賛成の意見を述べるものであります。この中の民事訴訟法等の一部を改正する法律案につきましては、予備審査の段階におきまして幾多の疑点を発見いたしたのでございましたが、これらの疑点は衆議院修正によりまして大部分が解決いたしております。そして最高裁判断における民事上告事件の審判の特例に関する法律、これが五月末日に施行いたしますまでこのままに放置いたしますれば、最高裁の負担は著しく増大いたしまして、最高裁判所本来の使命を達成することすら困難になろうと思われるわけでございまして、最高裁判所の負担を軽減することは焦眉の急務でございますので、賛成する次第でござい……

第19回国会 法務委員会 第48号(1954/05/28、3期、自由党)

○上原正吉君 この法律の趣旨は、接収当時に土地を借りておつた人、又は家を借りておつた人を保護するところにあると思うのですが、そうして善意の第三者に対抗できるとして、優先的に土地なり家なりを借りることができるとしましても、相当な条件、相当な対価を払わなければならないように各条項はなつておると思うのですが、併し相当な対価というのはどの辺かわかりませんけれども、仮にそれと何等の土地なり家なりを他に求めることができる値段と、こういうことになれば何ら借地、借家人を保護することにならんと思いますし、それから相当に安い値段というものが予想されておるならば、結局善意の第三者に不測の損害をかけることになるし、恐……

第19回国会 法務委員会 第49号(1954/05/29、3期、自由党)

○上原正吉君 第三条についてこの相当な借地条件というのがしまいのほうにあります。第三条の一項のしまいに、相当な借地条件とありますが、今もお話になりましたようですが、この相当な借地条件というのは、まあ昨日来権利金は含まない、こういうことでございましたが、権利金が含まなければ地代が高い、権利金が高ければ地代が安くなる、例えば家の場合は、敷金が大きければ家賃が安くなる、家賃が高ければ敷金は要らん、そういうのが実例でございますから、今御説明の中に権利金を換算した高い率のものを裁判所が認定するかどうかはむずかしいという話ですけれども、そういうことは没却できないであろうと私は考えております。世間で通用する……

第19回国会 法務委員会 第51号(1954/05/31、3期、自由党)

○上原正吉君 今のお話なんですけれども、みずから使用することにはならないと思うのですが、私は株式会社を作つて映画館を作るというのですが、これでは御本人がみずから使つてることにならないらしい。着手をしていなければ、法務当局の説明によりますと対抗権がない、これに危惧を感じている。
【次の発言】 私はそれを心配して法務当局に質したら、それはそうはならないという答えだつたので、心配しているわけです。
【次の発言】 山田さんにお尋ねしたいのですが、地価が暴騰して、地主がべらぼうに儲かるだけでは不都合ではないかという御論旨があつたと思うのですが、ほかの物が暴騰していないで、地価だけが暴騰すれば地主は儲かる……

第19回国会 法務委員会 第53号(1954/06/02、3期、自由党)

○上原正吉君 私は只今議題となつております裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の中山委員が提出せられました修正案、及びその修正部分を除く原案全部に賛成をいたします。  修正案は誠に御尤もな御修正でありまして、議論の余地はございません。政府の一兆円予算がデフレーシヨンの効果を現わして参りまして、産業界にいささか雇用の縮小が見られておりまするような今日の時代に、政府の人員を整理いたすことは如何かと思うのでございますが、審査の際に政府当局の御答弁によりますと、欠勤者、それから長期欠勤者ですね、それから欠員等相当ございまして、実際には出血はなかろうという御答弁でございましたので、この御答弁を信頼して……

第19回国会 郵政委員会 第閉会後1号(1954/09/07、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(上原正吉君) 只今より委員会を開きます。  本日の議事に入る前に一言御挨拶を申上げさせて頂きます。私、今度郵政委員長を勤めさせて頂くことになりましたが、何分にも未熟且つ不馴れでございまして、郵政委員すら勤めたことがないという者でございますので、さだめし不手際なことが続出することと思いますが、どうか一つ皆さんの御寛恕を得まして、任期中無事に過すことができますように、偏に御助力のほどをお願い申上げる次第であります。一言御挨拶を申上げます。(拍手)  ではこれから派遣議員の報告を議題といたします。先ず第一班から御報告をお願いいたします。

第19回国会 郵政委員会 第閉会後2号(1954/11/05、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(上原正吉君) 只今より委員会を開会いたします。  委員柏木庫治君が目出度く再選せられて、又委員会に出ておられますので、御報告いたします。
【次の発言】 先ず郵政局舎整備に関する件を議題といたします。  本件に関しまして御質疑のあるかたは御発言をお願いいたします。
【次の発言】 只今閣議をやつておりますので……。
【次の発言】 閣議が済んだら来るということであります。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。
【次の発言】 では大臣が見えてから只今の件を審議することといたしまして、次に郵政職員の勤務時間等に関する件を議題といたします。御質疑のあるかたは御発言をお願いいたしまする


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 郵政委員会 第1号(1954/12/03、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(上原正吉君) 只今より委員会を開会いたします。  先ずお諮りいたします。理事が一名欠員になつておりますので、この補欠互選を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。つきましてこの理事の補欠互選の方法は成規の手続を省略いたしまして、委員長指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議ないと認め、私より理事に柏木庫治君を指名いたします。
【次の発言】 次に郵政事業の運営実情に関する調査についてお諮りいたします。  本件につきましては閉会中調査いたしましたが、完了するに至りませんでし……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 郵政委員会 第1号(1954/12/13、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(上原正吉君) 只今より郵政委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。本委員会は郵政事業の運営実情に関する調査を行なつて参りましたが、先国会は都合により継続調査要求をしておりませんので、今国会は改めて要求する必要があります。先ず要求書を読み上げます。    郵政事業の運営実情に関する調査承認要求書   一、事件の名称 郵政事業の運営実情に関する調査   一、調査の目的 郵政事業の運営の適正を期し、その経営改善を調査検討する。   一、利益 郵政事業の公益性と独立採算制の要求を調整し、郵政事業のサービスの向上、事業財政の健全化に寄与する。   一、方法 ……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第1号(1955/03/28、3期、自由党)

○上原正吉君 念のためにお伺いいたしますが、これは予備審査でなくて本審査になっておりますか。
【次の発言】 はあ、そうですか。

第22回国会 商工委員会 第5号(1955/05/17、3期、自由党)

○上原正吉君 ニッケルを製練する鉱石は、内地産のものを使っているのですか、輸入ですか。
【次の発言】 鉱石を全部輸入するんでしたら、それでできた製品を外国に輸出して値段がこちらの方が高いのですから、おそらくこれには補助が出るか何かして輸出が行われているのだと思います。そうなると貿易の収支決算において輸出してもプラスにならないのではないかと思うのですが、その点はどうですか。

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/05/19、3期、自由党)

○上原正吉君 ただいまの苫米地君の動議に賛成いたします。

第22回国会 商工委員会 第9号(1955/05/26、3期、自由党)

○上原正吉君 いろいろ御議論もございまして大へんごもっともなんですが、せっかくきまったことですし、参考に供するにすぎないのですから、皆さんにごしんぼういただいて、参考人からいろいろな意見……賛成、反対両方あった方が参考になる場合もありますので、あまり、きょうは委員長も御不在ですから、代理の委員長も困るのではないかと思いますから……。

第22回国会 商工委員会 第10号(1955/05/27、3期、自由党)

○上原正吉君 船田さんにちょっとお尋ね申し上げたいのですが、競輪にこって家庭を破壊したというふうな主婦なりあるいはおやじなりはたくさんあると思いますが、ほかのギャンブルには全然興味はなかったのに、競輪が始まったために競輪に夢中になった、そういう例と、それからまたほかにもたとえばマージャンだとか競馬だとかいろいろございますが、そういうものから競輪に転向したらしい者と、どちらが多いものなんでしょうか。
【次の発言】 それから主婦連合会の副会長でおいででしたから、まあ競輪に限らずいろいろ家庭の悲劇を訴えてくることだと想像するのですが、その中で競輪によって起った家庭悲劇が一番多いということになるようで……

第22回国会 商工委員会 第15号(1955/06/07、3期、自由党)

○上原正吉君 アルコールの専売というのは最近のもので、昔は自由だったように思っておりますが、結局日支事変時分から工業原料というよりむしろ内燃機関の燃料として非常に重要であるから、その生産設備を政府が掌握しよう、こういうことで専売法ができたのじゃないかと思うのですが、現在そういう必要は消滅しちゃっておるので、いつまでもアルコールの専売を継続する意義を失なっているのじゃないかと思うのですが、この点はどうですか。
【次の発言】 安く作るためにも専売法が必要であり、それから政府が直接製造する必要があるというふうに聞えたのですが、どうも私には、政府が官営でやれば民間でやるよりも安くできるということが得心……

第22回国会 商工委員会 第19号(1955/06/17、3期、自由党)

○上原正吉君 関連してお伺いしたいのですが、重油も輸入物資ですから大切ですし、石炭も燃料としては化学工業の原料として大切なものになってくると思いますが、現在石炭が使われているのは動力源としてではなくて、ボイラーに使われるのが殆んど大部分だと思います。ボイラーには電力でも間に合うのですね。一番合理的な熱源は電力じゃないかと思うんですが、今おっしゃる三千二百円程度の石炭と競争し得る、ボイラーに使う熱源として使い得る三千二百円の石炭と競争し得る電力というものはどのくらいな値段のものがあるのでしょうか、御調査がありましたらお伺いしておきたいと思います。

第22回国会 商工委員会 第27号(1955/07/14、3期、自由党)

○上原正吉君 関連して。これはここへ新しく出張所を設置する方が従来の名古屋、横浜より出張して検査するよりも結局費用が安く上る、それがために出張所を作ったのだ、こう了解してよいのですか。
【次の発言】 同じ仕事をするのに同じ費用ならばいい仕事がよけいできる、こういうふうに了解してよろしゅうございますか。

第22回国会 商工委員会 第32号(1955/07/25、3期、自由党)

○上原正吉君 簡単に二、三お伺いしたいのですが、大へんけっこうな法律だと思っておりますが、あらゆる繊維製品について、繊維原料の割合だけ―繊維の割合だけでも表示させるということは必要だと思うのですが、あらゆる製品について品質を表示させて、ただ表示させるだけでは意味がございませんで、その表示の通りかどうかということを検査する機関があって検査しなければ無意味だと思いますが、あらゆる繊維製品にそういうことを実行することはほとんど不可能に近いと思うわけです。そこでこういう法律を作ってこれを実施する段になると、やりやすい品質、やりやすい品物からやりやすい方法で行われるということになりがちだ。それではせっか……

第22回国会 商工委員会 第33号(1955/07/26、3期、自由党)

○上原正吉君 株式会社でも財団法人でもけっこうと思うのですが、政府の出資を受ける、政府から補助を受ける会社が営利会社であっては困ると思うのです。そこで今後の科研はどのように監督され、運営されるおつもりか、それを伺っておきたいのです。と申しますのは、現在科研がいろいろ製品を作っておりまして、市場に品物を売り出しておりますが、それを新聞広告をやったり、ラジオ宣伝をやったり、民間会社と競争して、あまり大した品物もない、民間の会社で作るようなものを作って、それを新聞で宣伝したり、ラジオで宣伝をやって売っておりますが、こういうことをする会社に、政府が出資したり、補助金を出してもあまり意味がないように思う……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会 第18号(1956/04/03、3期、自由民主党)

○上原正吉君 ちょっとお尋ねいたしますが、第二条の第二項の二、三、四号についてでございますが、ここに定められたことは、新たに設置すべき設備の種類、資金の額、それから合理化のため必要な設備の設置等というようなことを、個々の企業に対してどの企業も新たに設置すべきこれこれの種類の設備を設置しなければいけない、資金もこれだけもっていなければいけないというふうなことがきめられるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、業種としましては、こういう設備をしなければいかん、設備をしなければいかんのは個々の企業なのですね。
【次の発言】 そうすると、こういうことを定められて新しい設備の種類なんかを指定されて、し……

第24回国会 商工委員会 第40号(1956/05/30、3期、自由民主党)

○上原正吉君 一つだけお尋ねしておきたいのですが、日本発送電会社が生まれる前の歴史を考えますと、電気事業は、ことに発電、送電はまあ何というか、国家の強力な統制というか、あるいは国家管理というか、国有というか、そういう方向に進んでおったと思うのです。ところがポ勅の指図によりまして、九電力会社に分割されて、すべて普通の会社と同じように物事をコマーシャル・ベースで片づける、こういう建前に無理やりにやらせられた感じがするのですが、将来どちらの方向で通産当局としてはお進みになるのか、どの方向にまとめて進んで指導されるのか、一つそれを承わっておきたいと思うのです。


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第1号(1953/07/17、3期、自由党)

○上原正吉君 提案者がいないようですしいたしますから、今日はこの程度にいたしまして、次の機会にということにお計らい願います。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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