堀本宜実 参議院議員
4期国会発言一覧

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堀本宜実[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは堀本宜実参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

堀本宜実[参]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第4号(1958/12/19、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 ただいま議題となりました農林関係の二つの法案について、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、昭和三十三年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨による被害農家に対する米穀の売渡の特例に関する法律案について申し上げます。  この法律は、本年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨の被害を受けた米作農家に対し、飯用の米を特別の価格で売り渡す道を開くため提出されたものでありまして、この法律の対象となる災害は、本年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨により政令で定める地域内において生じたもので、米の売り渡しを受けられる農家は、米作農家であって、災害によって非常な減収……

堀本宜実[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

堀本宜実[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 コカ・コーラ問題なんですが、いずれゆっくり伺おうと思いましたが、御発言がございましたので、関連性がございますので、資料をお願いしたいと思います。許可にされたというふうに伺いましたが、許可にされたのならば、いつ許可にされ、どういう数量を許可され、どういう条件で許可にされたか、それを資料を御提出願いたいと思います。  なお重ねて、場所及びその販売する対象等について限定をしておるとおっしゃいましたが、汽車の中で売っておる。しかも現実に購入したのでありますが、そういう現実の問題から考えると、特定の人を対象として販売するのではないというふうに考えられるのでありますが、その点についての御説明……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 食管会計――食管の方について、ちょっと伺いたいと思いますが、現行の食糧管理制度は、国民の食糧の安定と国民経済の安定の目的で運営されております。これは私が申し上げるまでもないのでありますが、予約供出終了後におきまして、剰余米の自由販売の問題でございますが、これについてどういうお考えを持っておいでになりますか、その点について伺っておきたいと思います。  次に、続けて私の質問を簡単に申し上げておきます。次には、麦価に関しまして値下げをするというふうなことを時折聞くのでありますが、これに対しましては、食糧管理法という一つの法律によってこの価格が形成されておると心得ておりますが、これにつき……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/12/11、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 農業その他漁業等についての災害に関するいろいろ御質問がございましたのでございますが、この原始産業である農業並びに漁業等についての災害に対する救済の施策というものは、非常に貧困である。これは私も同感でございます。この点につきましては今後鋭意政府は努力をしなければならん。われわれも努力をしなければならんと思うのでありますが、先ほど清澤委員からお話がございました局部の沿岸漁業者についての不漁に対する対策が見られておらないのであります。イワシ漁業等は、特にこの県内の沿岸漁業、ことに世界的な漁業でございまして、数年これは続いておるのでございます。これらに対しましても何ら見るべき方途が講じら……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第25号(1957/04/15、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この五十二のふとん綿の購入に当り検収してみると、非常に下級品があったという事案でございますが、これによりますと、随意契約によって三菱商事株式会社からふとん綿を五万二千貫買い込んだ、こういうことなんでありますが、法務省は金額のいかんを問わず、全部購入には随意契約をやっておるのでございますか。
【次の発言】 この報告によりますと、随意契約というふうになっておりますので、今のような質問をしたわけなのでありますが、少くともいずれの官庁におきましても、見積書というものを出さすということが常道でありそういう取扱いをすることに法規上きめられておると思うのでございます。そこで綿の五万二千貫といえ……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1957/06/07、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 本年度の米価は生産者にとりましても、消費者にとりましても非常に重要な段階に来ておるように思うのであります。ことに長い間続けてきた食糧政策というものに根本的な変革がもたらされようとしておるように思われます。そこで、いろいろ本委員会での先ほどからの御質問その他答弁等を伺っておりますと、結局調査会待ちであるというふうなお答えで終始されておる。が、予約集荷については、もうすでに打ち出されておると思いますが、予約集荷はやはりやられる御方針でございますか、その点から伺いたいと思います。それには間違いないかという点。
【次の発言】 それは調査会のいかんにかかわらず、そういうことなんでございます……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 今質問になった分ですが、それは義務負担にしないということになると、県の財政の再建計画等々とにらみ合して、受益者の負担にかかっていくようなことになると、実際に施行しようとする場合に国が見てやればいい、義務負担にはしないというし、そこの見解がどうもはっきりしないように思うのですが、その最後のしわよせというものは、受益者というものの負担の増額になるような気がします。その点についての見解並びにちょっと前に返りますが、もう他の方から御質問があったかとも思うのですが、三割、四割、五割、六割の四種にするというのですが、それはどういう地域別、どういう見解、基礎によって、その四階級に分けようとする……

第26回国会 農林水産委員会 第9号(1957/02/22、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 簡単にお尋ねをいたしたいと思いますが、コカ・コーラ類の飲料水が許可されることに相なりまして、この輸入につきましては、再三反対をいたして参りましたし、また世論もこれが支持を得ておったとわれわれ記憶をいたしておるのでございます。しかるに、政府はいかなる理由か、外貨の割当を強行されるに至りまして、われわれ国内産果汁との関係から、はなはだ遺憾に存じておるのでございます。そこで、先般これにつきまして資料の御提出を願ったのでございますが、その資料の提出によりまして、販売先でありますとか、販売方法でありますとか、あるいは価格並びにこれに関しまする宣伝内容等の資料の御配付がございまして、一応了承……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後9号(1957/09/11、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 農林水産政策の基本的な政策については、いずれ会議が持たれるだろうと思いますので、本日は、ごく簡単に、時間もないようでございますので、個々の問題について大臣の所見を伺いたいと思いますが、だれかから御質問があったかとも思うのでございますが、最近の乳価の事情、酪農に関しまする諸般の問題、先ほどごあいさつの中にも、ございましたように、これの消費面等について、学童給食等による乳製品の消化の仕方、こういうお話がございました。まことにけっこうだと思いますが、不需要期における価格の低落を防止するのに、ただそれだけでは完全ではない、かように思います。そこで、聞くところによりますと、酪農振興基金とで……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 これはちょっと私の方からお伺いというよりも、お願いを申し上げておきたいと思うのでございますが、最近土地の国家補償、賠償等にからまりまして、土地の集団取り上げの趨勢がかなり全国的にあるように伺っておる、特に香川県におきましては、農地並びに農業用宅地等について、七千件に及ぶ多数の集団返還要求が出ておるのであります。これは県並びに農地委員、あるいはそれにまつわる系統機関では、なかなかさばき切れないほど、重要な問題に最近なってきておるのではなかろうかと思っております。ことに、この問題が解決しないということは、全国的にかような問題が波及することになりますので、すみやかに農地法の適用を完全に……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この資料の「問題点」の最後に、「麦の買入価格決定方式について」とありますが、その最後に「弾力的な運営を困難にしている」というようなふうに書いてあります。これは逆にこれを考えてみると、麦の価格というものはパリティによってきめられておるのだと。従って、下げたいと思うけれども、なかなかそれがじゃまになって下げられないというような意味に解せられると思うのですが、ここの「弾力的な運営」というもの、これは法律によってパリティというものがきまっておるのですから、これをどうしようというのか、これをどうすればいいとかいうようなお考えを持っておられるのか、何か腹案がありそうなふうに見えるのですが、そ……

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/14、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この特別会計法が施行になって事業が促進され、事業量が拡大され、土地の利用価値が増進する、そういうことはわかったのでありますが、そこで従来の行なっておった国庫負担と、受益者が負担をいたして施行いたしておったと思うのでありますが、それと、この特別会計になって以後における負担の割合について、お話を願いたいのでありますが、これは政令によって今後きめられるのであろうかと思うのでありますけれども、この灌排事業等でこれが行われるということになりますと、それが明らかにならなければ、この法律案に対しても若干の疑義があるわけでありますので、従来の行いつつありましたものとの比較について御説明を願いたい……

第26回国会 農林水産委員会 第18号(1957/03/19、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 これは小さいことなんですが、この金融公庫の運営の問題なんですが、主として業者が書類申請をやってくる、その申請が書類審査による場合が多いと思うのです。そういうことで、ほんとうに実効のある審査をする、しかも公平にこれを行うということについての方法が、いろいろとられておるだろうと思いますが、そういうことについて伺いたいと思いますが、特にこの融資対象の事業別から見ますると、特に耕地の面が大きいのと、もう一つは、次に自作農の維持創設の貸付が第二位で、五十億あるのですが、特にこの問題に利は多いと思う。ほんとうの書面審査というか、書類審査によって貸しつけるために、実際の実情というものがだんだん……

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/03/28、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 私はこの前の委員会に欠席をいたしておりまして、基本的な問題を伺っておりません。まことに幼稚な質問になるであろうと思うのでありますが、従ってごく簡単に要点を質問をいたしたいと存じますので、簡単なお答えでけっこうなのでありますが、この多目的ダムというものを建設省で主管してやられる。ところが、やはり多目的な土地改良の意味を持ったダムもできるだろうと思う。建設省でやられる特定の多目的ダムと土地改良によるダムとの根本的に違う面、そういうものについて伺いたいと思います。
【次の発言】 その割合というのは、たとえば治水のために必要であるというダムであっても、その効用が、発電能力が非常に多いとか……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 簡単にちょっと伺いますが、先ほど災害についての見解についての御質問があり、お答えがあったように思いますが、千田委員の御質問の中に、潮流の異変等も災害の中に加えるべきであろうという御答弁があったと思いますが、間違いございませんか。

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/04、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 大体千田委員からお話があったので、少し変ったところでお願いなり意見なりを聞いてみたいと思うんですが、東北地方のこの開拓営農の経営規模その他については、十分に承知をいたしておりませんが、われわれ西日本方面における営農者は、非常に規模が零細であって、特に根本的に非常に弱いんですね。引揚者とか戦災者だとかいうような人たちを収容して、しかもそれが、申し上げるまでもないことなのですけれども、当初やはり穀類といいますか、つまり主食というものに中心を置いた政策経営に指導したというところに、一つのあやまちがあったのではなかろうか。しかし、あの当時としてはやむを得なかったであろうとわれわれも考えて……

第26回国会 農林水産委員会 第35号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 先ほどからも問題になっていましたが、結局農家負担の問題ですがね。それは、農家負担というものは掛金というものと賦課金というものと、二つから成り立っている。そこで賦課金というものは、掛金に比例した賦課率をきめるのか、あるいは賦課というものは、大体の事務分量その他によってきめられようとしているのか、その点どうなんです。
【次の発言】 これは、この農家負担の割合で掛金というものは案外少いのですが、賦課金という名目で非常にたくさんとるのですがね。たとえば今度問題になります石建共済金額というもので、七千円から二千円の幅を持っているわけですが、おそらく、先ほどだれかから御質問がございましたが、……

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/05/08、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 これも根本問題ですが、地方ではこういう声がある。それは、病虫害等に対しては、農薬の進歩、技術の改良等によって、被害をこうむる程度が非常に少くなった。従って、天災によるだけの災害を共済保険というものに切りかえていったらどうか、こういう問題があるのですが、これについて研究されたことがありますか。
【次の発言】 次に、これは事業主体の変更を行う場合、自治庁あたりの同意、協議した結果であろうと思うのですが、自治庁の見解についてはここで承わるわけに参りますまいが、この法案作成についての自治庁の意見等が、かりにどういうような意見であったか、もしわかっておれば、聞かしてほしいと思う。  これは……

第26回国会 農林水産委員会 第37号(1957/05/10、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 愚問になるかもしれませんが、水稲共済金額が選択になって四段階、水稲だけでなしに麦でも家畜でもそうだと思いますが、最高がきめられているのですね。家畜はたしか八割でしたかと思うのですが、どうしてこの水稲を七千円ということで切ったか。米価をかりに一万円と算定すれば、その金額に対する満度のものも選択し得る余地を与えておくことがよいことではないかと思うのですが、その点、どうなんですか。
【次の発言】 気持はわかるのですが、私は、保険というものを喜ばない一つの原因に、最高を七〇%に区切っているというようなところに由来するものがあるのではなかろうか、こういうふうに思うのですが、まあそれはお互い……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1957/12/10、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この問題は、委員長がただいま申されましたように、十一月の七日に当委員会において専売局並びに農林省から出席されまして、一応の経過並びにこれらの問題に関しまする処理のお考えについては伺ったのでありますが、その後、まだ時日もそんなに経過はいたしておりませんが、これに対しまする熱意が足りないというふうに考えます。従いましてこの十一月七日にここでこれを取り上げまして以後、各地から要求がございました。それらの問題をくるめて、重ねて専売局並びに農林省の意見を伺いたいと思うのでございます。この相当被害額が出ておりますが、今のところ風の被害か、虫の被害か、あるいはその他の原因による被害か、この塩害……

第27回国会 農林水産委員会 第2号(1957/11/07、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 専売局と農林省にお伺いをいたしたいと思いますが、流下式製塩法は従来からもあったと思いますが、近年非常な長足の進歩で、製塩法の改良に伴いまして、ほとんど従来の日光によるといいますか、あるいは太陽熱によりまする従来の方式が改められて、ほとんど流下式に変っておるようであります。この製塩法によりまして、農作物あるいはその他の家屋、周囲の耕作物等に被害が出ております。この被害がありますことを専売局は御承知になっておりますか。被害があることを承知して、あの流下式製塩法を行われたのか、あの流下式製塩法を行うに当っての専売局のとった措置を、お伺いしたいと思います。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1958/06/03、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 今、藤野さんから要望をされました点についてお答えがなかったようでありますが、これは要望だからお答えがないのかもしれませんが、私も同様に、四国、関西、それから九州一帯に及ぼしておりまする今回の被害について申し上げたいと存じますが、今回の湿害と申しますか、長雨による被害でございまするが、これが愛媛県あたりにおきましても、同様にこの調査から漏れているのであります。ところが、最近になりまして、これはすでに統計事務所の方でもおわかりのことと思うのでありますが、激甚な被害を及ぼしておりまして、麦の被害だけでも二十億ということを、最近調査の結果表明されておりまするし、なお、農林省から早急に調査……

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/18、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 今のお話なんですがね。新聞に載せてくれるかどうかという大へんな御心配を持っておられるようですが、これは喜んで載せると思います。農家がこれだけ不審な思いをしてやっておるのですから。私は、また少しそれにつけ加えて、こういうことができるかどうか、お伺いしたいと思いますが、税務署と他の税務署との均衡というものがとれていない場合が相当多い。これを是正するためにも、その反収基準というものをどういうふうに見た、課税をする面積については、なわ延びをどの程度に調整した、あるいは価格の点についても、この地区では基礎をどの程度に置いてあるかという課税の標準に対する基礎的なあり方を、公明に納税者に周知せ……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 それじゃ伺いますが、この狩猟法違反というものの限界なんですが、これは私はわからないので愚問になると思うのですが、銃砲取締りの問題と関連をするであろうと思いますが、事実、古い法律には銃器を携えて山野を跋渉する者は狩猟法違反と認めるというような趣旨、しかも、それは免許証を持っていないで銃器を携えて山野を跋渉しておると狩猟法違反である。こういうふうにみなされるという規定が古い時代にはあったと思うのでありますが、今はどういうふうに……、鉄砲を持っただけでかりに前年度は狩猟の免許証を受けていた、それから銃砲を所持する許可も得ておる。そういう者が銃砲を持って山を歩いていたら、そういう場合の限……

第28回国会 農林水産委員会 第10号(1958/02/28、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 前回質問申し上げました取締法の内感について、これについて、装薬銃や、空気銃を使用する場合の、狩猟法と銃砲刀剣類等所持取締法の関係から御説明がございました。それによりますと、猟犬の訓練のために銃を携帯して野外を歩き回るということは、第十条第一号の正当なる理由としてこれを見ることができる、こういう御回答であったと思うのです。これはまことにけっこうだと思うのでありますが、しかし、実際の場合の問題なんですね。これはかりに銃砲を携えて、つまり山野を歩き回っているという場合に、装薬を持っておった場合はどうなりますか。つまり弾丸を持っておった場合。つまり取締りをする場合にですね、犬の訓練という……

第28回国会 農林水産委員会 第14号(1958/03/07、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 すでに柴田委員あるいはその他の方から御質問があった問題でありますが、私も昨年北海道へ参りまして、機械化開墾の土地と既入植者の道路一つ隔てた比較を見たのでありますが、ただいまそれらについての所信かわかりましたのでありますが、今度の営農類型を新しく作って、政府の融資が予算化されて、新入植者についての処置というものはある程度できたように思うのでありますが、これから政府の資金の追加が新入植者にもありまして、新しく営農計画を立て、振興計画も立てるわけでありましょうか、以前のすでに無計画の立場から入植した人たちのその経営規模の上に追加資金が認められましても、これか果して完全につなぎ合わされて……

第28回国会 農林水産委員会 第15号(1958/03/11、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 前の委員会で数項質問をしたのでありますが、どうも十分に了解のできないところがありますので一、二申し上げてみたいと思いますが、この開拓営農の中で最も重大なことは二つあると私は思っておる。経営の改善と、それから建設工事の完備をするという二つの問題が大きな柱だと 思うのであります。そこで、前年の国会で振興法等が可決されておりますので、これによりまして、経営の改善については相当の将来見るべきものがあるであろうというふうに期待をいたしてみるのであります。この問題につきましては、すでに前の委員会で千田委員であったかと思いますが、建設工事の問題について御質問があったと思うのでありますが、もとも……

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/19、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 畜産の振興政策の根本問題につきましては、いずれ機会があろうと存じますから、そのときに譲ることにいたしまして、本日は、食肉等の畜産経済の最近の実情からお伺いをいたしたと思うのであります  政府は、有畜農業の創設事業、中小農の振興事業等で、家畜の貸与、それから酪農振興法その他の諸政策と相待って、農業経営の方式が転換されまして、飛躍的な畜産の伸展が最近はかられておりますことは、農業者といたしましては、一応喜びを感じておるのでありますが、特にこの畜産経済の中でもいろいろございます畜力の利用とか、あるいは廐肥の利用とかありますが、一番経済的な効果の大きいものは、やはり乳や肉をいかに価値づけ……

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/20、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 これはあす大阪の市場を見るわけですがね。そこで、ただ単に風聞ですよ。見たら一目瞭然としてわかるわけなんですが、だがしかし、当局が大阪の枝肉市場のことを、この間できただけですから、まだ結果についてはおわかりにならぬと、知りませんとおっしゃるだろうと思いますが、どうも聞くところによると、すでにもう何か混乱することを予定して作ったようなふうに、いろいろの点でわかる。たとえばもう市場は要らないのだから廃止すべき市場であるのにもかかわらず、類似市場を金をかけて作っている。どういうつもりで作るのかわからないが、作っている。そうして、たとえば甲の中央畜産に加盟すべき株主が、片一方の、もう一つあ……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/03/27、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 第二班の大阪の市場の調査について御報告を申し上げます。  第二班は、去る三月二十一日より二十三日までの三日間にわたって、大阪市における中央卸売市場の実情につき調査をいして参りました。一行は、河合委員、上林委員及び特別に参加されました清澤委員と私の四名であります。  以下、調査の内容について申し上げます。われわれ一行は、二十二日午前四時より大阪市の中央卸売市場に参り、関係者より市場の概況について説明を聴取した後、直ちにその施設並びに運営の実情についてつぶきに視察し、また、関係業界の代表と懇談をいたしたのであります。  この中央卸売市場は、市内福島区安治川北岸にある本場と、住吉区にあ……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この分収造林契約によりますと、造林者の方が有利なようなふうに思えるのでありますが、これは見方にもよるわけでありましょう。内容にもよりましょう。が、一応、補助といたしましては一般補助があり、あるいは融資がある。そこで造林契約を履行するわけでありますが、一番疑問に思いますのは、分収造林が契約されて、どういう方法で施業を行なっていくかということなんですね。たとえば樹種でありますとか、どの面積にはいかなる樹種を植栽するかという施業案、施業案を組んでいきますことが、双方に利害のない、たとえば農林省あるいは都道府県等の公共的な立場に立った人たちが施業案を組んで、その施業案の通りにやらすという……

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/02、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この法案は、すでに時間もかけて相当質疑が行われたのでありますが、山林資源の培養あるいは治山治水の確立、山村労働の消化等、法案としては、私は根本的にはよいと思うのでありますが、先ほどからの質疑で大体よくわかりましたが、しかし、その中で、分収造林施行契約の内容を一体どうするかという問題がまだ残っておりますが、しかし、この施行契約の内容を確立いたしまして、しかも、それは相互の、第三者であろうと、代位者の契約であろうとも、公正な立場で施業案を組み、すなわち目論見書というようなものを組んで、こういう計画によってこの造林を遂行するのだという基礎を、利害関係のない立場から、よく施業案を組んで明……

第28回国会 農林水産委員会 第29号(1958/04/09、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この生乳取引関係の改善に役立てるために、この基金の設立が行われて、乳業者または生産者に対して所要の資金、あるいはその融通を円滑にするということの趣旨なのでありますが、そこでそれの根本になりまする、この生乳生産者の共同販売の組織というものの整備、これが私は問題になると思う。この生産者の共同販売組織の整備というものを、一体どう考えているのかということなんです。たとえば市乳の問題、あるいはこの輸送の問題、あるいはまた販売取引の問題等を含めた共販体制というものを、生産者の立場の組織を強化して指導していくということがなければ、私は非常に波乱をするのじゃなかろうか、こういうふうに思うのであり……

第28回国会 農林水産委員会 第35号(1958/04/18、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この需給安定法によりますと、三条で需給計画を立てて、一割の基準を保留する、第六条で保管団体を大臣が指定をする、第九条でそれに対しまする倉敷料、その他のものの補てん、補助をする、こういうことになっておると思うのであります。で、それによって需給を安定しようというのでありますが、この一部改正法によって起ってくる心配というものは、今まで局長の話、あるいはこの資料等を拝見いたしますと、私は常識的にはもうその心配はない、はずしていいだろう、こういうふうに考えますが、しかしこういう問題が出てきて困りはせぬかというその心配がありますのを一、二点伺いたいと思うのでありますが、たとえば最近中共との貿……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 農林省、農林大臣は、メーカーに乳価の引き下げを勧告しておられる。これは、ただいま御説明の中にもありましたように、二本の、何と言いますか、増配によって一円引き下げたことに金額的に相当するが、しかし、おまけであるというような印象を与えるというようなことから取りやめになって、価格を引き下げるということになお協力してもらうように交渉しておるということでございますが、農林省なり農林大臣は、価格を引き下げるということについての根拠は、どういうところにおいて引き下げることが至当であると考えておられるか。ただばく然と、乳が余ってきた、需給関係のバランスが破れた、そういうことで中間経費が多い、それ……

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/20、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 今、田中君から要望があったようでございますので、重ねて申し上げませんが、政令の中に、長雨の被害というようなものは天災法の中で何々等ということになっておるようでありますので、今後、明確に入れていただきますよう、私の方からも重ねてお願いを申し上げておきます。  それからもう一点でありますが、赤カビ病の取扱いで、被害麦の問題でございますが、これも食糧庁の検査によりますると、百粒の中で一粒赤カビ病があれば、これは食糧としては不適格なものであるということになるのであろうと考えられておりますが、その点はどうでございましょうか。
【次の発言】 そういうような関係で、これが検査というものと、それ……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 水産庁長官にお尋ねをいたしたいと存じますが昨日当委員会開会前に、愛媛県、高知県の関係漁民、イワシの不漁対策委員会の代表から、水質汚濁に関しまする陳情がございました。もうお聞き取りであろうと存じますが、きのうのことでございますが、これに対しまする見通しとか、将来に対する対策等につきましては、まだ確立されておらないだろうと存じます。そこで、この陳情書並びに私は先般この地方へたまたま参りまして、地方の漁民からいろいろ事情を聞いたのでありますが、これを承知いたしましたのはごく最近のことなんでございます。この水質汚濁といいますか、この海水面が汚濁されておりまする問題は、原因やその他について……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1958/09/11、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 大臣がおいでになりますのが、時間がおくれておりますので、簡単に質問申し上げたいと思います。私は、農業法人化についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。農業法人は、自主的な立場から、ほうはいとして全国に今問題になっております。ことに鳥取県におきましては六社、福島におきましては百三社設立がされておるのであります。民間におきましても農業法人についての研究会が最近発足をいたしまして、これが研究をいたされておるのでございます。この農業法人化の動機というものが、一般社会では税制上の問題のみのようにいわれておるのでありますが、単に税制上の問題ではございません。経営の合理化、近代化のために法人……

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/08、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 大きい問題については、すでに多くの人から議論があったようでありますから、私はこまかいことについて少しお尋ね、ないしは要望をいたしておきたいと思うのであります。昨日芝浦屠場の係員に聞きますと、ホルスタインのまだ妊娠し得る、まだ使い得る乳牛が上ってくる、こういうことを聞きました。また地方からの状況報告によりますと、実に売買移動がひんぱんである、こういうことなのであります。これは私は現実に見た例でありますが、赤い紙に「乳は安くとも乳牛を手放すな」と書いた酪農組合のはり札が電信柱に、あるいは家の辻々に張ってあるのを見ました。全く私は今の酪農問題は危機である、こういうふうに思うのであります……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/16、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 被害農地の原形復旧事業の問題について、各委員から御質問がございまして御答弁がございました。われわれは特別処置によって今後の小災害を復旧するという措置を講じていただきたいと、かように考えておるのでありますが、政府内におきましても、それぞれ関係省と協議を願いたいということをお願いを申し上げておきます。いずれまた、この問題につきましては後刻問題になると存じまするが、まず一点、それを申し上げておきたいと存じまするが、小災害について、ただいま局長のお話によりますと、現在の法によって救い得るものはなるべく救うような手段を講じたい、こういうお話であります。まことにけっこうだと思うのでありますが……

第30回国会 農林水産委員会 第10号(1958/10/28、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この補正予算の数字の一覧表をいただきましたが、まだ要綱等についての詳細なものを見ません。従いまして、いずれ機会があると存じますから、そのときに譲りたいと思いますが、この中に旱魃対策事業というのがあるようでありますが、この旱魃対策事業の内訳の中に、救農土木等が組まれておる、そういうものがあるのかどうか、もし救農土木がないということであると、救農土木等の農林省が行うべき予定、あるいは予備費から落す等のことも以前に聞いたのでございますが、そういうようなことの概略について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、ただいま千田委員から御発言がありましたように、年末も差し迫ってお……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/30、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 ちょっと伺いますが、私も関連しているのですが、今のと逆に、この三十三年産米の集荷の増強対策というものを出しますと、ことしは最初から二次、三次の追加割当はしないという前提で奨励をした、私はこれは県の情勢によって非常に違うとは思いますよ、東北の方とあるいは関西以南の地域とは非常に条件が違ってくると思う。しかしながら、重ねて、強要とまではいかないが、勧誘はしないという建前で、もう二度と言わないのだから、これだけの目標量は達してくれという慫慂をして努力をして参った、でありますから、たとえばそれが増強というのですが、追加割当ではない。増強ではあるのだが、しかし、実際また重ねて取ろうという―……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 商工委員会 第3号(1958/12/18、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 きわめて簡単なことでありますが、この際、ただいま提案されておりまする法律に関係があると思いますので、お伺いをいたしたいと思います。  この公共用水域の水質の保全に関する法律の中で、公共用水域とは、河川、湖沼、港湾、沿岸海域と、こういうふうになっているわけでありますが、その中で、沿岸の海域と称するものは、沿岸から何キロだとかいう法的な基礎をお持ちになっておいでになりますか。
【次の発言】 そこで、この現実の問題でありますが、火薬類取締法に、火薬を廃棄いたしまする場所の指定が、火薬類取締法第二十七条第一項と、施行規則の六十七条に規定をいたしております。海岸をさること八キロ、水深二百メ……

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/04/07、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この法案は、小売商業の事業活動の機会を確保して、中小企業団体法等との関係で法律の円滑な運営ができまして、小売商業の経営の安定、向上に寄与するということを目的としておると思うのでありますが、この法案の十五条をおきめになるときに、農業協同組合、あるいは漁業協同組合、あるいは山林森林の協同組合等に対しまする原案の作成のときに、すでにそういう協同組合というものを対象とするということをお考えになってお作りになったかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 農山漁業協同組合というものの性格については、私が申し上げるまでもないのでありますが、これら協同組合は、単位協同組合並びに連合組合等……

第31回国会 商工委員会 第28号(1959/04/27、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 関連して。私は、今レモンのお話が出ましたから、局長にお伺いしたいと思うのでありますが、この原因は、まあ異常利益というか通常利益というか、つまりその原因は、需給の不均衡から生ずるところの超過利潤だと、こういうふうに思うのでありますが、そこでこれはAA制であったものを、昨年でありましたか割当制に変更した。こういうことから特別に利潤が超過し、しこうして今年度の後期のレモンの割当量が比較的少かったというようなことで、特に三倍ないし四倍の利潤を現在見ておる。そこで、ただいまのお話によりますと、輸入量を少しふやしたらどうかと思う、締め過ぎたように思われるという一点について、一つ私の方から要望……

第31回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1959/06/19、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 天災融資法、あれに該当する金額は、総被害が百億円ですか何か制限があると思いますが、その制限と、この天災融資法にかかる程度のものかどうか御説明をいただきたいと思います。

第31回国会 農林水産委員会 第8号(1959/02/17、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 一点だけ伺いたいと思いますが、日韓交渉、すなわち、外交上の問題が長く続いて非常に困難な問題であることは、われわれもよく承知をいたしております。そこで、これらの複雑な問題の中で、政府は十三日に閣議の決定で在日朝鮮人のうち北鮮の帰還希望者を送還しようということの了解ができましたことは、これは一面、人道的見地から当然の処置であると思うのでありますが、この場合に、すでに百五十三名という未帰還者がおられます、抑留されておりまする人たちがおられまするが、この問題を、北鮮に帰すというときに、釜山で抑留され、すでに無期抑留に近いような、三年、四年の長年月抑留されておるという人たちもおられる。そう……

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/24、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 他の委員から私がお伺いしようと思ったことをほとんどお聞きになりましたので一点だけ伺いたいと思いますが、先般、この法案の説明のときに、説明の理由の中で、蚕糸業が産業として安定をするというその基盤を持つためには基本的な対策を講ずる必要を認める、そのために糸の最低価、繭の最低価を改訂すると、こういうことなんですが、糸と繭の最低価格を改訂したのか、これからするのか。するとすればいかなる方法でこれを改訂するのか。改訂をする目安をどの辺に落ちつけるという意思を持っているのか、それを伺いたいのですが、これは農業の総生産の、かつては輸出の大宗ともいわれた養蚕が斜陽産業とかいろいろいわれますが、現……

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/03/03、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 これは死廃と病傷で、病傷が事故が、危険率がふえているようですね、最近。それはどういう原因によって死廃が少くなって病傷が多くなるのですか。
【次の発言】 乳牛のみに加入奨励金をつけて、月額二百円相当額だと思いますが、これは乳牛の死廃並びに病傷等がふえてきたということで考慮されたのだろうと思うのですがね。一般の馬についてはそうでもないようでありますが、今申し上げましたように、一般の牛についても病傷の部分がふえておるのですから、やはり一般のものにもこういう制度を行なって、加入奨励といいますか、一面、つまり災害防除の建前をとることがいいのではないか、こういうふうに考えます。

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/03/05、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 私は、自由民主党を代表いたしまして、この法律案に賛成をするものでございますが、この機会に、農業災害補償制度の一部を改正される、法律案が出ました機会に、根本的な問題並びに今後、家畜共済拡充に伴いまする政府の善処を促すために、各会派を代表いたしまして次の付帯決議を提案いたします。付帯決議といたしておりますものは、大体案でございますが、申し上げます。     農業災害補償法の一部を改正する法律案附帯決議(案)   政府は、農業災害補償法に関し次の措置を講ずべきである。  一、農業災害補償法の上実施の結果に照らし、この制度がわが国農業の実態に即して所期される成果を収めることができるようこ……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/03/06、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 大臣にお伺いをすることが筋だと思いますが、政務次官にお伺いいたしたいと思います。畑地振興で、畑地農作物の主たるものは、やはり果樹園芸あるいは花卉、工芸作物等であろうと思うのでありますが、今後の畑地振興には、今申し上げましたような作付を今後振興をいたしていくということが畑地振興の重点だろうと、こういうふうに考えておる。ことに日本の農業は、水田と畑作がその所得生産性についても大へんな開きがございまして、畑地振興は叫ばれて久しいのでありますが、まだ完全な域に達しておりません。そこで私は果樹、花卉、あるいは従来畑地の農作物を主として取り扱っている農林省の機構でございます。これが果樹を一つ……

第31回国会 農林水産委員会 第16号(1959/03/12、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 この間、甘味資源のときに伺ったんですが、まだ私が十分承知いたしませんため重ねて伺います。この農産物の価格を決定する順序、つまり重要農産物といいますか、そういうものについて米麦には、米についても米価審議会というものがありますが、テンサイの価格形成というか、価格決定というか、あるいは集荷区域といいますか、そして新工場になれば、たとえば六千町歩の中で完全に操業し得る材料が集まるとも限りますまい。おそらく密度によっては七千町歩も八千町歩も必要であろうかとも思う。そういう工場基準といいますか、価格の形成、そういうものを決定するための機関といいますか、そういうものがなければ、単に行政庁だけが……

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/13、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 これはしろうと談義で、全く思いつきな質問なんですが、皆さんの御意見を聞いていてお伺いをするわけなんですが、この内需量に見合うバルク・ラインというものが引かれる。そうしてそれ以下とそれ以上との生産費が違うわけなんですが、それで、すでに硫安工業の合理化の線が進められて五年を経過した今日、なおその生産費がこの表を見ましても大へんな違いがあるわけです。これは会社の様相が違うからやむを得ないといたしましても、あるいは立地条件だとか、あるいはつまり燃料の差異だとか、いろいろの原因があるとは思いまするけれども、五年を経過した今日、なおかつかくのごとき――十貫当りをとってみましても、トン当りをと……

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/19、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまするテンサイ及びテンサイ糖関係三法案に賛成するものでございます。  なお、テンサイ及びテンサイ糖の生産は、わが国農業経営の改善安定と、国内における甘味資源自給向上のため、今後ますますその育成に努める必要があると存じますので、政府に対しまして、その対策を十分に強化するために、次の附帯決議案を提案いたしたいと存じます。附帯決議案を朗読いたします。    てん菜及びてん菜糖関係三法律案に関する附帯決議(案)  (一) 政府は、国内甘味資源対策の強化に努め、てん菜及びてん菜糖工業の振興に関しては速かにてん菜生産振興臨時措置法の……

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/24、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 それじや、お伺いしたいと思いますが、この酪農経営の改善の合理化ということが今度の改正で中心にうたわれておると私は思うのですが、そこで、法文を読んでみますと、集約酪農地域内及び地域外というふうに、今度は地域外ということが入れてあるのですが、これはまことにけつこうだと思うが、地域外という概念は、隣接した所をいうのか、外というのは飛び離れた、かりに指定まではいかないけれども、指定に準ずるような所があれば、相当指定区域から離れた距離であつても、外という概念の中に入るのか。もし隣接した所という指定したものであるならば、指定区域の中に包含すれば、それで事が足りるようなふうに思うが、その点はど……

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/25、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 私は、この酪振法の改正案を見まして、もともと目も鼻もないもとの法律といいますか、何かきめどころのない法律であったように思うのですが、一歩前進したようなふうに見ております。非常に努力をされた跡は敬意を表するのでありますが、そこで、一、二簡単に伺いたいと思うのですが、あの法律を読んでみますと、生乳取引調停審議会という審議会がございます。それから酪農審議会ですか、という審議会が二つついておるのですね。ところが、牛乳の取引審議会は中央審議会という名前がつけられて中央にできる。地方においても作ることができるというふうに書いてあります。従って、地方に必要はあるけれども、必ずしも作る必要はない……

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/26、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 私は少しおくれて参りましたので、他の委員からすでに質問されたことであろうと思いますから、簡単に申し上げて、簡単に御説明をいただきたいと思いますが、この問題を二つに分けて質問いたしたいと思います。  第一は、公共割引というものが本年の六月末をもって適用期限が終了する、この問題なのであります。この問題から先に伺いたいと思いますが、この問題は先ほどからお話がございましたが、私はこう考える。国鉄が公共企業体として運営せられて、私企業として認められない、その大きい一つの理由といたしましては、国鉄の運営いかんが国民生活あるいは産業の発達に最も至大な関係を持っておる、これはもう私が申し上げるま……

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/31、4期、自由民主党)

○堀本宜実君 私は関連してちょっとお伺いしたいのですが、小売業者と協同組合というものが必ずしも競争ができないことはない、競争してやれるというようにお考えになっておるようでございます。長官は先ほどそういうお話もございました。そういう見地に立って考えてみますと、今日まで、ただいま仲原議員がおっしゃったように、問題になっておらない。だから問題になっておらないものを、こういうことを書くことによって、一つのきっかけになり、また条文ができたということによって問題が起ると思うのですがね。この条文をこしらえるという前提には、何かこういうことをしてはいけないのだということの現実なり姿というものを見られて、そうし……


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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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