このページでは堀本宜実参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○堀本宜実君 私は、自由民主党を代表し、長雨による農作物等の被害に関連し、政府にその対策をたださんとするものであります。 質問に先立って、まず、今回の長雨により被害をこうむられた農家の方々、並びに土砂くずれ等により尊い人命を奪われた遺族に対しまして、心より御同情を申し上げる次第で、あります。かくして、非常な不安と憂慮の中に置かれております被災者の方々に、政府の確固たる方針を示し、安心して生業に精励されることができることを念願しておる次第であります。政府におかれましても、すでに遺憾のない配慮が行なわれておることと確信しておるのでありますが、明快な御答弁をお願い申し上げます。 御承知のように、……
○堀本宜実君 お願いを申し上げておきたいと思いますが、イモの価格が今月末にきまるということは、当然なことであります。きまるまでに清算払いをするということで先取引をするところもあり、また金に詰まって、やむを得ず安いところでも売り払うということで安売りする例もある。しかしできれば農業協同組合においても、あるいはその他カンショの出荷団体が適切にその間の処理をして、なるべく生産者の有利なように計らいますことは当然なのでありますが、そこで一番私は従来からも何回も質問をし、依頼をしたわけでありますが、なかなか実行できないことは、通産省関係のアルコール原料になまイモをすり入れるのですが、その場合に支持価格が……
○堀本宜実君 私もこの問題について若干の質問を申し上げたいと思いますが、結論についてはただいま森委員からお話がございましたのと変わりはございませんが、先ほどからの質疑で二、三わかりがたいところがございましたので、重ねて御説明を願いたいと思います。 まず第一に、この港湾運送事業法というものが制定されて三十四年十月一日から三カ年間の猶予期間と申しますか、そういう経過期間が相当長い間、三年間あって、そしてただいまの御報告によりますと、届け出をしたものがきわめて少ない、そのことについては先ほど御答弁がございました。そこで、これは三カ年の期限というと三十七年九月だと思うのでありますが、そこで、登録から……
○堀本宜実君 今、渡辺議員から資料の要求がございましたので、私も同じような資料をお願いしようと思っていたのですが、この機会に、一言、どうもわかりにくい点がございますので、御質問申し上げたいと思いますが、開拓の問題は、既入植者の営農振興対策をどうするかということと、今後の開拓行政――つまり開拓制度というものをどうするかという二つに、大体、大分けすればいくと思うのです。で、他の議員から相当質問がございましたし、他に御質問者もあろうかと存じますので、詳しく御質問申し上げることは省略いたしたいと思いますが、ごく簡単に、二、三御質問申し上げてみたいと思います。 第一は、この一番わかりにくい点は、つまり……
○堀本宜実君 私はこの狩猟法について、先ほど亀田さんから御質問があったのを伺っておりまして、結局二つ問題があると思うのですが、違反事件の問題です。これは古い狩猟法によりますと、銃器を携えて山野を跋渉する者は狩猟違反と認めるという条文があったのです。それは古いのにあったのです。間違いなく。ずっと古いものです。この前改正しましたから……。ですから、その前には、銃器を持ってそしてたまを装填して、そうして山野を跋渉したら、狩猟法違反であるということで、警察官がさっそく拘留してやったものなんですよ。ところが最近は現行犯でしょう。だからそこがたいへんむずかしい問題になってきていることが一点。それからこの中……
○堀本宜実君 この間の質問の答弁ありますか。
【次の発言】 時間がないようでございますから、簡単に申し上げたいと存じますが、私はいろいろこの法案について、若干の疑義がまだございますが、要はたいへん鳥獣の種類といいますか、数といいますか、そういうものが少なくなってきた今日、一帯大事なことは違反者をどうして取り締まるかということが、保護増殖の立場からもまた狩猟をする人のためにも必要だと思うのです。これが取り締まれないのが、このわれわれ長い間狩猟をした者ですが、一番残念に思うことなんですよ。そこで私がお伺いをこの間したのはきわめて簡単であったが、もう少し詳しく申し上げますと、銃砲刀剣類等所持取締法と……
○堀本宜実君 時間があるようでございますので、一、二御質問をいたしたいと思いますが、この町村合併等をいたしまするために、耕作農民が行政庁とたいへん遠くなるという意見がございます。それと同様に、農業改良普及員が、かつては各村々に配置をされている、それが町村合併とともに、集合事務所を持つようになる、それが現在では普及所ということになってくる。そうすると、現実の耕作に従事する農民との間に非常な距離ができすぎるという意見が、農民の間からあるのでありますが、そういう点について何か御意見がございますか。
【次の発言】 そういうことでございますと、一般普及職員を特技普及員というような方向へ再教育をしていくこ……
○堀本宜実君 森林組合の合併に関しまする指導が、三十五年から三十七年にわたって行なわれたと承知をいたしておりますが、その成果を御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大体今の御説明でよくわかったのでございますが、そこで、まだ三千町歩に満たない小組合といいますか、弱小組合、あるいは不振組合というようなものがまだ存在しておると思います。それらの今後の見通し等について伺いたいと思います。
【次の発言】 私は今の御説明でこういうふうに考えますが、三千町歩のときに合併を三年間奨励して、そして比較的遅々として進まなかったと私は思う。これはたいへん予定のといいますか、あるいは希望しておるほどの合併が促進……
○堀本宜実君 私は先ほどの天田委員の質問について関連で一言だけ伺いたいと思ったのですが、その時期が得られなかったので、あらためて申し上げたいと存じますが、いろいろ各委員からお話がございますこれが人畜に及ぼす影響、あるいは動植物に及ぼす影響等の後遺的な処置をどのような方法でするかということについての議論が盛んに行なわれるのでございますが、私が最近経験しておることで例を引いて申し上げたいと存じますが、これら古い薬にもございまするし、新しい薬にはなおさらございますが、その薬が、つまり薬理原論とでも申しまするか、細胞にどういう影響を及ぼし、神経にはどういう影響を及ぼすのかという薬理の原論というものを、……
○堀本宜実君 自治省に伺いたいと思いますが、これはきわめて素朴な質問で恐縮なんですけれども、午前中に亀田委員から御質問が最後にございました問題ですが、ただいま評価制度の改変をすることに決定をいたしまして、地方並びに中央において、それぞれ作業中であるというふうに承知をいたしておるわけであります。 そこで、これらの作業を基調といたしまして、負担調整に関する立法処置がやがて必要になるであろう。そこでこれらの諸般の態勢が整うて実施に踏み切っていく、こういうことに順を追うてなると思うんですが、地方でいろいろな状況を、各地で聞きますと、たとえば東北地方あるいは関西地方等で聞きますと、たいへん意見が区々に……
○堀本宜実君 ちょっとわかりにくいところがあるので、簡単なことですけれども、お教えをいただきたいと思いますが、先ほどの差益金の問題なんですが、差益金というものを取っている事業の種類等がわかりますか、何々差益金を取っておるのか、私は差益金というものは、少なくとも国庫に納付すべき筋合いのもののように思うのです。そうでなければ、差益金というものが、公共事業に使うと銘打たれる限りは、少なくとも役所と事業者の間で差益金というものの使途が不分明になるおそれがあると思いますので、もしきょうおわかりにならなければ、差益金というものを取っておる、いろいろなところで取っておると思います。私の知っているのでも五種類……
○堀本宜実君 先ほど藤野委員からお尋ねのありました病虫害は共済の事項から除外し掛金を割引きすることができるということについての御質問があったようでございますが、私はこの委員会で五年前に病虫害防除ははずすことはできないかという質問をいたしましたら、その当時の当局者は、病虫害と災害の度合い、あるいは災害関係は不可分のものであって、これを切り離すことができない、したがって共済事項から病虫害を除外することは不可能であるという答弁を受けたのであります。それが現実の問題として、たとえばいもち病が発生しておるところへ風が来た、それがために起こった災害かどうかということであって、そのよって来たる原因が病虫害で……
○堀本宜実君 研究が不十分で質問が徹底しないかもしれませんが、先ほどお聞きいたしておりますと、保証限度は出資額の四倍ないし四倍半というようなふうに承ったのでありますが、実際は、現行は二倍程度であるというふうに聞きましたが、そうでしょうか。
【次の発言】 そこでこれがいろいろありますね、個人それから協同組合、生産組合、法人とあるわけでございますが、それぞれに今度は個人というものがふえてきたわけですが、そういうものが借り入れ等をする場合に、金利の種類というものがまた違ってくると思います。たとえば農林中金あるいは協同組合、信用組合連合会、銀行あるいはその他政令で定めたつまり金融業者といいますか、融資……
○堀本宜実君 関連してちょっと伺いますが、長官いまのお話を聞いていると、たいへん安心をするわけですが、植林の原価計算といいますか、たとえば農業で麦をつくれば一日の労賃が幾らになる、米では幾らになる、たとえば他のビール麦は幾らになるというような作業別にそれぞれの一日アット、一時間アットの収益計算というものが出ておるものがあるのですがね。そういうものがわが国の植林で、杉であるとか、あるいは松だとかヒノキだとか、あるいはその他いろいろ樹種があると思いますが、そういうものについてございますか、そういうものはございませんか。
【次の発言】 そうですが。それではもう一つ。私は最近、いま森部さんが聞かれたよ……
○堀本宜実君 もう三年ないし四年くらい前だと思いますが、国内産の甘味資源について国内の甘味を充足しようという計画があって、そしててん菜糖、ブドウ糖による生産計画がかつて立てられた、予定されたように思うのですが、あの当時の経過をひとつ概略に御説明いただけませんか。
【次の発言】 これは、その当時の消費量は百万トン前後であったと思うが、十年後に百五十二万トンと規定したのは、生活が向上して甘味、砂糖の消費量が上がるであろうという想定に基づいて百五十二万トンと規定したものと思いますが、そういうことでしょうか。それから満四年をたった三十九年の今日、これがてん菜糖の四十万トン、甘蔗糖の二十万トン、結晶ブド……
○堀本宜実君 関連質問。ただいま森部委員から御質問になりまして、局長がお答えになりましたが、今後公庫と相談してよく御希望に沿うように努力したいというお話のようですが、まことにけっこうだと思います。そこで、農業改良資金貸付手続図というものがございまして、先ほど御説明になりました、こういうものを公庫についてもお出しになって、一覧してわかるようにされるといいのではないかと思いますので、実はすでに御承知かと思いますけれども、たとえば、中金には各県に支所がありますし、そうしてその中金のほうの支所が代理貸し付けをするという業務があるわけです。公庫が支所を持っていない、そこで、中金が代理貸し付けをする。とこ……
○堀本宜実君 きわめて常識的なことを二、三お伺いをいたしたいと思いますが、これは全く常識的なことで、私はあまり研究もいたしておりませんが、きのう渡辺君が改良資金の問題でいろいろお伺いをした中で、私もたまたま考えておったようなことを御質問になり、それに局長がお答えになったのですがね。私はこういうこの資金というようなものは、あまり規制をしないで、指定だとか特認だとかいう区別のつかない――どこに境があるのか、境はないんでしょう、ないはずなんですよ。しいて理屈をつければないことはないが、理屈とこう薬はどこにでもつくので、私はそういう言い方をするところに、何というか、行政というか、お役所式ということがう……
○堀本宜実君 関連して。ただいま新産都市内における耕地、ことに矢山委員から七地の松川等に関しまする問題について御質問があるようでありますが、ただ一点、私御意見を聞いておきたいと思うのであります。新産都市に一応指定されたところで、まだ確定をしておらない時期に、水利の関係、あるいは農道等でその地区は新産都心に指定をされておるのだから、補助をする、いわゆる土地改良でございますが、それをもう取りやめてもらいたいという通知を受けたところがございます。で、これはまだ確定をしておらない、しかもその内容について、それぞれの土地利用区分がはっきりしていないときに、その地区が新産都市に指定をされたということだけで……
○堀本宜実君 いまの組合の話なんですがね、私も新聞を見て実は驚いておるんですが、新聞によりますと、もう少し詳しく書いてあるのがございます。で、私はこれは構造改善に由来する一つの考え方からきておるんではなかろうかと、こういうふうに思うのです。それは構造改善をやります場合に、いろいろ問題がありますが、やはり基盤整備というものが中心になって、生産性の向上をはかるということが、第一番になりますので、そこで、この組合というものがどういう民法上の形でできるのかわかりませんが、その土地の中で組合がその土地の地域内における土地を管理をするというふうに考えられる。しかも、それがゆえに農地の流動性をはかるというこ……
○堀本宜実君 先ほどからこの水利権の問題、これは一番重要な問題だと私は思うのですがね。そこでどうもなかなか御説明をするのが私にはわかりにくいのだが、これは農民にとっては死活の問題でございますので、一言聞いておきたいと思うのですが、かりに井ぜきがあって、その井ぜきがA、B、Cと河川には分かれてある。その場合にそれぞれ古い井ぜきで漏水があって、その漏水によってAの漏水は次のBが受け、あるいは他から出てきた排水によってBの井ぜきが受ける、Cの井ぜきの漏水がまたCが受けるというような、それぞれあるいは循環する場合もあるでしょうし、新しく起きる場合もあると思うのですが、かりにAの井ぜきが災害で痛んだ、あ……
○堀本宜実君 関連で。 私は、前回の当委員会で、ただいま渡辺委員から御指摘になり、御質問のあった、また野原さんからただいまお答えになりましたことを伺いたかったのでありますが、すでに権威ある松野政務次官からもお答えがあり、また提案者からも、逆にわれわれのほうにも協力を願うというようなお話がございました。で、もう質問は済んだようなものでございますが、実は、この二千数百カ所の地点があげられておるわけでございますが、これはもう調査をしたというのではないと私は思うのであります。ただ歩いてみただけで、ここらでできるだろうという――これは私は現実に知っている。ついていったから知っているのでございますが、百……
○堀本宜実君 この法案の第一条、つまり総則に、管理会というのがございますが、いま森委員の御質問の中で、管理会というのはほぼ明らかになりましたが、この管理会云々という条項の中で、事務所、資本金、定款その他いろいろなものがきめられておるのでありますが、この管理会をつくらなければならなかったということ、しかもその管理会というものをつくり、資本金が政府から出る、公共団体から、東京から半分出るのですが、そういうことで、理事の解任であるとか、あるいは定款の変更には、大臣の認可がなければ効力を発しないというようなことがあるのですがね、これはたとえば常識的な話なんですけれども、何となしにいかめしいスーパー・マ……
○堀本宜実君 ちょっと一つ二つ伺いますが、きのうからきょうにかけて、野菜の流通機構の問題がずいぶんいろいろと議論になり、お答えがあって、それを伺っていまして、何かきめ手がないような気がするんです。これはまあたいへんむずかしいことだと私は思う。非常に鮮度が高くなければ、同じ品物でも時間によって、その日の朝と昼とは違うというようなものですから、なかなかむずかしいと思うが、そこで私は一つ不思議なことがあるのは、たとえば指定産地との値下がり補償という問題ですね。これは局長の管轄ではないかと思うんですが、いまカンランというものがたいへん暴落して、これについて一体どうするかという問題がやかましく言われてお……
○堀本宜実君 関連して、質問をいたしたいと思うのでありすが、いま渡辺委員から質問になりました、いわゆる一条に掲げております十一の国体、すなわち「法律に基き役立された法人の職員」を対象とするという立場に立って、三十六万人の人たちが加入を許をされておるわけでございますが、私はこの法律の中で、農林漁業団体という一つの団体というものが規制をされておる。この団体というもののあり方が、どういう団体であるかということが法律の上でも書いてございます。その団体というのは、要するに私は職域共済であるというような理解をいたしておりますが、団体は農林水煙の生産力の増強と、農山漁村民の経済的、社会的地位の向上をはかり、……
○堀本宜実君 私は、この生鮮食料品の価格形成の適正化をはかり、国民生活の安定に寄与するという、この法律の趣旨については賛成をしておるのでありますが、何か、最近言われておる新聞あるいは雑誌あるいは政府においても、物価高を抑制しなきゃならぬということはよくわかるのですが、その抑制の対象になるのが、生鮮食料品というようなところを目のかたきのように扱うような印象を受けるのですが、これはもうまことに私は遺憾に思うのであります。そこで、これを抑制するといいますることは、まことにけっこうでございまするが、こういう法律が出て、そしてマージンの適正化、合理化そして価格の安定をはかるということには、これはもう当然……
○堀本宜実君 いろいろ、そうだとか、そうじゃないとかということですが、私はこら思うのですが、とにかく現状というものを改革しようとするときにはたいへんむずかしい問題がいろいろ出てくるものであると私は思うのです。このくらいむずかしいものはないと思うんですよ。そこで、基本的に言いますと、この法案でも、あるいは物価の安定をするという立場に立っても、やはり生産者、卸売り業者、あるいは何かというと小売りを通じた一連の流通機構というものの改革がないと、小売り業者だけで、あるいは総合的な小売りの、スーパーと言われておりますが、この法案だけですべてを律しようということは、非常に私は困難である。やはり問題もあると……
○堀本宜実君 時間がないようでございますので、簡単に意見を申し上げておきたい。そして最後に一問だけ御答弁を願いたいと思うのですが、高性能の農業機械の計画的な導入に関しまする今回の措置につきましては、構造改善をやり、あるいは生産性の向上あるいは近代化を進めていきまするために、前向きの着想であるということには敬意を表し、まことに私はけっこうだと思う。しかし、皆さんからお話がございましたように、これを具体化していくためには、あるいは具体化し効率化していくために、何となしまだ諸要素が欠けておるような気がいたします。土俵のできる前に裸になっておったような気がいたしまして、少し何かピッチの合わぬようなもの……
○堀本宜実君 大臣がおいでになりませんので、しごく残念でございますが、私の質問はきわめて平凡な質問ではございますが、内容はきわめて重要であると存じますので、明快な御答弁をいただきたいと存じます。 二つございますが、その一つは、すでに渡辺委員から御指摘になり、大臣からお答えになったようでございますが、まだ若干不十分なような気がいたします。それは、林道の種類が私の知っておるだけでも六つあると思うのです。今度の新公団林道、基幹林道、一、二、三の林道、山村振興林道、まだあるかと思いますが、きわめて大ざっぱに六つあると思うのです。そこで、この資格の問題ですが、同じ山村振興あるいは林業の振興のためにも、……
○堀本宜実君 私も同じようなことを実はお願いをしたいと思うのです。もう他の人が申し上げたことは私は申し上げませんが、結局、一類はまあ自立でき、前進し得る資格を獲得されている。第二数の中で、少し援助をすればそれぞれの一類と言われるような開拓者に立ち直ることができるであろう、そういうことを目標として追加資金を出して、今後の施策を行なっていこうというわけでございまして、私は、まことに開拓行政発足以来何たびかいろいろ変わり、いろいろ手を尽くしましたが、その手を尽くしたことは、きわめて効果的なものもありますが、あまりに少額に過ぎて、そのエネルギーを出し得るだけに至らなかった面が相当多かったと思うのでござ……
○堀本宜実君 農地局長に伺いますが、いま建設省の局長からお話があったが、その方向は、今後なおかかる事業計画が新産都市、その他の市街地にも及ぶであろうという想定が内意にあるように私は思う。いまの札幌、水島、仙台あるいは大分等も入るかもしれぬが、当分の間、今後なお広がるであろうということは、人口が稠密をして、そして宅地の造成が必要になるというときにはこれが認められるというので、その基準がきまってないわけですね。そういうふうに私は理解するのですが、建設省の言われるいまの答弁の範囲内で、農林省の局長はどういうふうにこれを理解してお立ちになっておるのか、それを伺いたい。
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