このページでは西郷吉之助参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○西郷吉之助君 今の小林君の質問に関連しますが、やはり今の外人殺人事件とか、後藤巡査事件とか、にせ札事件とか、いずれをとっても重要なことだが、にせ札でも通貨であるだけに非常に重要な意義を持つ問題が、今までのところじゃどうも見込みがありそうに見えないのですね、しろうとが見て。こういうことは犯罪能力が進んでいるというか、警察のほうの捜査方針というものをもう少し考え直す必要があるのじゃないか。小林君のきょうの質問を契機として、警察庁としても警視庁としても、関係官が集まってもう少し捜査方針を根本的に考え直すということをしなければ、今のようにだらだらやっておったのでは、これはつかまりっこないというような……
○西郷吉之助君 自治省にお伺いしておきますが、さっき鈴木委員との質疑応答がありましたが、今度の百分の十と二十に対しては災害の総合額として扱うために、局部的に非常に激甚な災害があった場合、総合額はその率に達しないというような場合に、局部的な激甚災の場合の救済措置はどうなっておりますか。
○西郷吉之助君 それでは、自治省に対してこの法案について質疑を数点いたします。 この法案によると、毎年度、同様に国の出資金を増額するということでございまするが、この法案に非常に密接に関係ありますのは、奄美群島に毎年復興のために国の予算を別ワクで与えておりまして、その復興状況と非常に関係が深いと思いますが、政府の関係資料の中で、「奄美群島復興事業進捗状況調」というのがありまするが、これを見ますと、今日まで一回延長して、三十八年度が十年目になるようでありますが、この三十七年度までは、進捗状況を見ますと、国の予算を百七億投入して進捗率は八八というふうに出ておりまするが、この内訓を見ますと、第一点の……
○西郷吉之助君 前回、本法案については、自治省当局についてはいろいろ質疑をしましたが、この法案に非常に関係の深い大蔵当局について少しく質疑をしたいと思うのであります。御承知のとおり、この法案の趣旨については何ら異存がありません。そしてこの十カ年計画もいよいよ最終年度になってきたのですが、この特別措置法の状況等も自治省からこの間聞いたのですが、いろいろな点についてもう少し配慮していったらどうかと思う点があるのです。たとえば奄美大島の、これはほんとうに庶民金融ですけれども、そういう庶民金融に対する融資の要件の中で、レートなんかにつきましても内地の農林中金あるいは中小企業金融公庫並みの利息でやってい……
○西郷吉之助君 関連、今の問題ですね、熱心に応答をやっているけれども、完全にそこは一致しない点があるように見受けるのです。それで、それを解明するために私も御質問したいと思うのですが、今の問題、鈴木さんが詳細に質問しておられるのだけれども、私の考えでは、この改正案の内容は、現在は本庁がやっておる。しかし、それを地方の管区に権限を委譲する。今は管区局長には、そういう法的な根拠がないけれども、実際には管区の各県の本部長は、いろいろな点は管区局長に相談するわけだが、しかし道路交通のこの規制の問題については、現在までは本庁の権限にあって、管区局長の権限にはなかった。相談を受けても法的根拠がなかったわけだ……
○西郷吉之助君 私もむしろ長官に伺いたいのですが、この改正法の十四条の改正点がありますね。「政令で定める程度の身体の障害のある者」、目の見えない人並びに耳の聞えない者のほかに、新たにこれを加えるのですが、その政令の内容というものはどういうあれですか。
【次の発言】 今度はさらにそういう者を加えたということは、私はもう非常に身体障害者の保護になってけっこうなことと思うのですが、今長官の言われた内容は、なかなか表面人の目でわかるのと、わからないのとありますね。麻痺したりなんかしている――、ですから、こういうように改正した場合には、交通警察官にこういう点を徹底しないと、条文はできても空証文になるので……
○西郷吉之助君 今、私は一案のうち、消防法の一部を改正する法律案について自治省並びに消防庁に質問いたします。質問の条文は改正の二十一条の二に関することです。
今度、消防用関係の機械器具等につきまして、従来任意検定でやっておったものに対しまして、検定協会を作って、そうして検定等をやるということはいいことだと思うのでありますが、それに関連して御質問したいのは、まず第一に二十一条の二に、「消防の用に供する機械器具若しくは設備、」こういうものの検定について「政令で定める」というふうに書いてありますが、その内容はどういうことになりますか。
【次の発言】 それで、今後検定協会を設けて検定を行なう。従来は……
○西郷吉之助君 私は、ただいま議題となりました刑事警察に関する決議案につきまして、各派共同提案の趣旨を御説明申し上げます。 最近、御承知のとおり、東京の幼児誘拐事件あるいは埼玉の狭山における女子高校生殺害事件等が起き、さらにその前には紙幣の偽造事件等が相ついで起こっておりまするが、これらの事件は現在遺憾ながらいまだ未解決のままになっております。当委員会におきましても、先般来これらの問題につきまして当局の説明等を聞いたのでありまするが、結局この際、刑事警察の体制強化を迅速に行なうべきであるというふうに考えましたので、今回決議案を各派共同提案で提案することになったのであります。 以下決議案を朗……
○西郷吉之助君 この改正案は、地方財政秩序の確立をはかりまして、財政の強化をはからんとする趣旨でありますから賛成であります。 しかし、この際、そういう趣旨の貫徹をはかるために、附帯決議案を提案したいと思います。 まず、案文を朗読いたします。 地方財政法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 財政秩序の確立は、地方財政の健全な運営の基本をなすものであることにかんがみ、本法の実施に伴い、政府は国に対する地方公共団体の寄附金等の禁止規定を守るとともに、次の諸点を検討し、この際、問題の根本的解決をはかるべきである。 一、補助単価あるいは事業認証額等、実情に適合しないものがあるから……
○西郷吉之助君 私は、本法案に賛成をいたしますが、この際、あわせて附帯決議を提案したいと思います。 地方公営企業は、住民の生活に直接に関係する公益的なサービスの提供ということでございまして、この運営の適否は、住民の福祉に重大関係があるわけでございます。この法案は、その運営管理の適正化という点に一歩を進めるものでありまして、適当なものと考えて、賛成するものでございます。 この際、さような趣旨から、この事業経営の実情とにらみ合わせまして、次のような附帯決議案を提出いたします。 附帯決議案を朗読いたします。 地方公営企業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方公営……
○西郷吉之助君 長官に少し伺いますが、今度の事件は非常に多数の犠牲者を出しておりますが、その前の六月にも死者十八名というものを出しております。いまの説明でも、無届けで、非常に危険な物が倉庫に入っていたということを知らなかったということは、私は関係の法規を十分よく調べてないからわからぬけれども、無届けでこういう危険物を持っているような場合は、そのあれはどうなるんですか。
【次の発言】 違反行為であるということはわかるけれども、こういうふうに多数の方が死ぬような、無届けのためにこういう結果が出ているわけだが、六月の事件、七月の事件、両方で多数の死傷者を出しているわけだが、消防庁長官としては、こうい……
○西郷吉之助君 関連。いまの答弁聞きまして、この間、最近にも名瀬支庁なんかに陳情があったと思うのですが、屋久島の開発の場合に、あそこの電力料金が内地より一キロワット当たり一円安いというので、非常に産業の振興の根幹になった。奄美の今度の振興計画には、特に産業の振興に重点を置くのでしょう。しかもその計画を見ると、五億なにがしというような電力のあれが予算にあるけれども、本島はまだいいとしても、奄美の群島の中の本島以外に行くと、非常に薄暗いのです。ようやく新聞が読める程度で、しかも十時ごろだと思うのですが、夜はもとを切ってしまう。そういう現状をよく自治省は把握しておられるかどうか。前の局長など向こうに……
○理事(西郷吉之助君) ただいまから地方行政委員会を再開いたします。
委員の異動について報告いたします。六月二十六日付、熊谷太三郎君辞任、小林武治君選任。
以上であります。
【次の発言】 工業整備特別地域整備促進法案を議題といたします。御質疑をお願いいたします。
〔理事西郷吉之助君退席、委員長
着席〕
○理事(西郷吉之助君) それではただいまより地方行政委員会を開会いたします。
最初に、調査承認要求に関する件を議題といたします。本委員会といたしましては、今国会開会中、地方行政の改革に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三によりまして議長に提出したいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
それでは本日はこれをもって終わります。
午前十時四十八分散会
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