西郷吉之助 参議院議員
1期国会発言一覧

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西郷吉之助[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西郷吉之助参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

西郷吉之助[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第59号(1947/11/29、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は追加予算に対しまして所見を述べたいと存じます。  我が國は今や重大な時期に直面しております。即ち來年は講和会議を控え、いよいよ新日本が再建への首途となる時であります。敗戰日本に更正の機会が與えられんとしておるのであります。併しこの好機をただ單に漫然と迎えても何にもならんのでありまして、この好機をしつかりと把握しまして、再建への糸口とせねばならんと考えるのであります。この國際情勢の轉移に対処しまして、これを迎える十分なる体制を用意する必要があると考えるのであります。然らばこの体制は何であるかというならば、それはいろいろなる角度から、即ち政治、経済、労働の各見地から検討されねば……

西郷吉之助[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

西郷吉之助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会 第1号(1947/07/03、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今委員長よりお話の理事の選任につきましては、成規の手続を省略いたしまして、理事の指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第1回国会 財政及び金融委員会 第3号(1947/07/10、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この間から本法案に関しまして政府委員の説明を聽いておりまするが、又今日の答弁によりましても、この公團の実施期間は、御答弁によつて考えるならば僅か六ケ月でありまして、僅か半年の間にこういうふうなことをやるということは、どうも腑に落ちないのでありまするが、この法案の表面は御説明の通りであるけれども、他にいろいろの事情があると思いますので、各委員の皆樣の御賛同を得まして、或いは懇談会の形式にするとか、場合によつては祕密会にいたしまして、丁度次官も見えておりまするから、参考のために一切の事情を聽いたらどうかと思いますが、その動議を提出いたします。

第1回国会 財政及び金融委員会 第6号(1947/07/29、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この法案の改正案の審議の参考のために、本法案のみならず、一部改正法律案の際はその全文を参考のために御配付願いたい。簡單で少しもよく分らん。全文を至急に御配付願いたいと思います。
【次の発言】 その法案の原文はいつ頃廻りますか。

第1回国会 財政及び金融委員会 第9号(1947/08/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 先般來質疑の間に各委員からも意見があつたのでありますが、この國民貯蓄増強の問題は、諸般の經濟情勢が、今日の物價高であるとか、主食さえも遲配の現状にあつては、國民貯蓄の増強の情勢が不十分であるのみならず、それがいつ安定するか分らんという現状でありまするから、政府におかれましては、そういうふうな貯蓄ができるような情勢を速かに達成せしめるような措置を急速に取られたい。こういうふうな希望條件を附しまして、私は政府原案に贊成するものであります。

第1回国会 財政及び金融委員会 第14号(1947/08/26、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 各派から理事の外の委員を決めることを委員長に一任いたしたいと思います。

第1回国会 財政及び金融委員会 第18号(1947/09/23、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 聞き落しましたが、第三條に、預金部資金運用委員會は政令で定める委員會と讀み替えるものとするとありますが、現在預金部資金の運用委員會というのは、どういうふうな構成になつておりますか。
【次の発言】 第一條の災害等の場合に融通條件の變更ということは、これは大部分は免除でありますがどうか。又これと關連いたしましてこの枠にちよつと出ますが、今囘の災害等の場合には、復興のために、復興金融金庫から中小工業資金等も相當出ておるのじやないかと思いますが、未曾有の災害のために到底その債務等も完全に果せないじやないかと我々は考えるのであります。そういうような際に貸先きが金融機關でありまするから免除……

第1回国会 財政及び金融委員会 第26号(1947/10/20、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 通貨発行審議会というものは、これができましたならば、経済安定本部で企画立案するところの財政金融関係の政策というものは、すべてこの審議会に諮られるのでありますか。
【次の発言】 只今木内委員の御質疑に対する御答弁の中に、産業資金の規正というようなお話でありました。今日のインフレ下においてはそういうことも必要であろうと考えますが、一方において、この前の予算委員会においても、総理に対する質問をした中に、行政整理を徹底的に断行して、行政費の節約ということを……、政府が國民に耐乏生活を要求しているならば、第一にそういうことを徹底的にやつてから、産業資金の規正ということをやるのは結構である……

第1回国会 財政及び金融委員会 第28号(1947/11/10、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今波多野君の意見に、私は緑風會を代表いたしまして贊成いたします。
【次の発言】 今日はこれ位で打切つたらどうですか。

第1回国会 財政及び金融委員会 第35号(1947/11/20、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 金融機関の発足が非常に遅れているようで、今年度の追加予算額からその補償額百億等も削られたような次第でございますが、大体現在のところ金融機関の新発足はいつ頃になるか、そのお見込があつたら伺つておきたいと思います。
【次の発言】 今のお答えで大体分りましたが、そう致しますと、発足が來年の夏頃といえば、大分その間期間もあるのでありますが、補償額も更にその際には百億とか百五十億とか、そういうような増加も予想されます。又夏頃に新発足するということであれば、例えば甲の銀行は第一封鎖は打切つたが、乙の銀行においては支拂うと第二封鎖が残つておる。こういうようなことで、新銀行の発足にもいろいろあ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第49号(1947/12/06、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の租税完遂の決議案の取扱方法は日もありませんし、委員も互いに忙がしいのですから、その趣旨は大体我々も了承しておるのですから、その案文の取扱いにつきまして委員長及び理事に一任いたしまして、そうして本日の午後再開なさるならばその会の席上皆さんにお諮り願うとか又明日委員会を開くという御意向ならば、明日でもよろしうございます。案文を皆にお諮りになつて別段御異論はないと思いますので、そういうふうになさつた方が早く片付くと思いますがいかがでございますか。委員長、理事に一任してよろしうございます。

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 先程の森下委員の動議に對して私は贊成の意を表します。

第1回国会 財政及び金融委員会 第51号(1947/12/08、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 質疑は大體午前中で終了せしめて頂きたいと思ひますが……。
【次の発言】 最初の通貨發行審議會法案も先般質疑は完了したのではありませんか。

第1回国会 予算委員会 第1号(1947/07/04、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今議題となりました予算委員会の理事指名の件につきましては、成規の手続を省略しまして、理事指名の件を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/22、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今川上委員からの、物價問題等に關する御質問は私の總理に伺はんとする點とも非常に關聯があるのであります。本豫算委員會には、勞働省設置に關廠まして、補正第一號として、我々が目下審議中でありますが、この豫算の一部は、勿論前議會において協賛を與えたところの、厚生省の豫算から流用されるわけでありますが、一部はやはり今囘のこの豫算において我々が目下檢討しておるのでありまするが、先程の委員の御質問の中にもありました通り、今囘勞働省が新らたに設置せられたのみならず、目下行政調査部におきまして、いろいろの何々院とか、何々廳とか、そういうふうな新らしいものの構想も政府はお持ちのようでありまするが……

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/26、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今本委員會で勞働省新設に伴う豫算の點を審議中でございまして、勞働省の總豫算が三億七千五百萬圓とこういうふうになつておるのでありますが、本日の本會議で勞働法案に對する下條決算委員長の報告の際に、皆さんもお聽きになつておつたとおもいのでございまするが、費用の點でありますが、ちよつと只今報告の中の費用の點を讀み上げて見ますと、この法案施行のために要する經費の純増加額は、本年度八月以降の分が五千萬圓、平年度五千六百八十萬六千圓で、その外に厚生省の經費から移管される金額は、本年度八月以降の分五億九千四百十一萬九千圓、平年度九億五千五百九十七萬三千圓であるということに書いてありまして、本……

第1回国会 予算委員会 第6号(1947/08/28、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 本豫算は、勞働省設置法案に對する豫算が先般内閣から提出されまして、各委員からいろいろの御意見も出て、勞働省設置ということが今日必要であるということは、私がここにその理由を申上げる必要もないのであります。又この豫算はすでに最終の帝國議會におきまして一部協贊を與えておりますし、又本院におきましては先般勞働省設置法案に對しまして修正可決しておるような現状であり、この豫算は補正豫算でもありまして、先般來政府の意見も聽きましたが、我我その詳細の點におきましては納得の行かない點もあるのでありまするが、大體了承いたしましたので、私はこの勞働省設置法案に對するところの豫算に關しては、政府原案に……

第1回国会 予算委員会 第13号(1947/10/21、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 昨日本予算委員会に予算の提出されておりまする所の政府職員に対する一時手当支給に関する法律案につきまして、財政金融委員長から御説明が本会議であつたのでありますが、その経費につきましては財政金融委員長の報告によりますると、十一億二千二百二万円ということになつておりまして、この金額は財政金融委員会に配付されました政府の書面によりますると、これを一般会計、特別会計の合計が、財政金融委員長の報告通り十一億二千二百二万圓となつておるのでありまするが、本予算委員会におきまして、劈頭大藏大臣からの説明によりますると、一般会計においては三億五千七百余万円、特別会計におきましては七億三千二百余万円……

第1回国会 予算委員会 第15号(1947/11/04、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今御質問がありましたのと大体同様な点につきまして私も只今宮内府長官に御質問申上げようと思つておつたのでありますが、今囘のことは今囘のことといたしまして、今囘のこの一時金の問題につきましても、現下の我が國の財政状態の支出面において非常に困難なときに、皇室に対する一時資金の問題も余り大きな金額ではないにしても、財政支出をしてそうしてその際に、本予算委員会においては非常に細かい点にまで亙つて愼重審議したのでありまするが、今囘皇室経済会議におきまして、予算委員会と非常に違つた結果を齎らされて而もそれがすぐ國会並びに政府に報告もされずに、こちらの要求によつてなされたというふうなことは、……

第1回国会 予算委員会 第16号(1947/11/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この臨時人事委員會のこの豫算は極めて少額でもあり、簡單な内譯でありますが、この際その中の一、二について御尋ねしたいと思います。その中でこの頂きました分の八頁にある役務費二十九萬四千餘圓というのがありますが、大體このうちでは金額の多い方でありますが、役務費というのはどうもよく分り兼ねますので、その内容を御説明願いたいと思います。次に交際費二十萬圓というのが計上せられておりますが、仄聞するところによればこの委員會は人數も極めて少ないのでありますが、又官公廳におきましては先般來何割かの經費の節減もするというような折柄、僅かあと五ケ月餘の短期間であるのに交際費が二十萬圓というのはその人……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/13、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 それまで休憩しましては……。
【次の発言】 本委員会で本日午前中に闇撲滅に関します質問がありまして、安本長官からいろいろお答えを頂いたのでありますが、私はそれに関連いたしまして、実はインフレ助長の折柄、今朝ほどのお話は物に対する闇撲滅のお話であつたのでありますが、今日はその資金面におきまして、闇資金と今日云われて、これがために或いは産業資金の封鎖で貸出したものが、一割とか一割五分の手数料を払つて、そうして闇金融によつて産業資金が一部賄われておるという今日の状況なのでありまするので、この際そういうふうな闇資金を撲滅する上からも、又その結果インフレ防止の点から申しましても、是非この……

第1回国会 予算委員会 第20号(1947/11/14、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の川上君の質問に関連しております。極く簡單に……。私は昨日午後本委員会において、今川上君が御質問になりましたことに関連した貸出し順位の問題につきまして、お尋ねいたしましたところが、安本長官より一両日中あたり、甲の二のものは全額新円貸出しをするようなお話があつたのでありますが、或いは本日からでも御実施になつたのではないかと思いますので、若し実施されたならば、その甲の二に対する業種はどういうふうなものであるか、又その以下の、乙以下のものでも、或いは繰上げたりした業種があるならば、そのものもこの機会に、今日の午後からでも結構でありますから、当局から御発表願いたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第21号(1947/11/15、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は追加予算に関係いたしまして、斎藤國務大臣に御所見を伺いたいのであります。今囘の追加予算を見ますると待遇改善費といたしまして、一般会計におきまして、補正第四号から第七号、その追加予算まで、合計約三十六億円、その外この枠以外に、地方警察費國庫負担金中約五億三千万円、又義務教育費中國庫負担に属するものが約十三億六千万円、合計十九億、その外に特別会計におきまして、鉄道特別会計における待遇改善費が四十八億四千万円、又通信事業特別の会計における待遇改善費が四十一億余万円、合計約九十億、合計いたしまして約百四十四億八千万円というのに反しまして、今囘の補正予算におきまして、行政費の節約、大……

第1回国会 予算委員会 第23号(1947/11/21、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今大内先生のいろいろ有益なる御意見を拜聽いたしましたが、私は簡單に先生に御質問したいと思います。只今復金のことに関してお話がありましたが、現在のようであるならば、復金が第三の興業銀行というような結末に終りはしないか、又大きな資金が國民の血の出るような負担である。そういうようなお話で、ありましたが、私もさように考えるのであります。今日復金の資金というものは御承知の通り重点産業に毎四半期毎、殊に石炭とか、肥料等には非常な数億の金が出ており、又今日の産業界の資金はまだまだ復金から出して欲しいというやうな産業界の大中小の資金を要するものが非常にあるのでありますが、復金を初め各民間金融……

第1回国会 予算委員会 第25号(1947/11/25、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は只今委員長の御指名によりまして、第一分科会における審議の経違並びに結果を御報告いたします。  第一分科会に付託せられましたところの昭和二十二年度一般会計予算補正第七号及び第八号並びに昭和二十二年度特別会計補正特第三号、その三件に対する本分科会は、大藏省、内務省、司法省、内閣、会計檢査院、裁判所、國会、並びに皇室経費に関する分であります。それらの予算案の数字に関しましては、本委員会におきましてしばしば政府当局より御説明がございましたので、この際数字に関しましてはこれを一速記録に割愛したいと存じます。つきましては本分科会におきまするところの質疑應答の主たるものをこの際御紹介いた……

第1回国会 予算委員会 第26号(1947/11/28、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私はこの追加予算案に対しまして賛成の意を表します。その意見の内容につきましては、明日の本会議で討論の際に譲りたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第29号(1947/12/04、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私はこの委員会に出ておる二つの補正予算に対しまして賛成の意を表する者であります。併しながらこの補正予算はもうすでに補正予算の大部分が補正第七号に含まれておりまして、それも非常に時期を失して、すでに本年末に近き今日又再びそれに引続きまして、だらだらと補正予算が提出せられまして、これに含んでおるところの科目が総花式に各省に亘つておるのみならず、これを一瞥いたしましたときに、例えば北海道の石炭手当の経費等はすでに時期が遅れており、かようなものは当然第七号に含まるべきものでありまして、その他におきましては、或いは必要と思うものもあるのでありまするが、もうすでに本來ならば來年度予算編成の……

第1回国会 予算委員会 第31号(1947/12/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は只今議題となりましたこの補正第十號及び特第五號につきまして、賛成の意を表する者であります。併しながらこの法案に對しましては、昨日の本委員會におましても同僚委員より質議應答のありましたごとく、結局要するにこれは千八百圓ペースが維持できないために政府は調整という美名の下に出した資金でありまして、すでに先般安本が出しましたところの經済緊急対策がその通り效果を舉げず、今日はむしろそれが崩壊しつつあるために、千八百圓ぺースが維持できない結果と相成ったために、先般の中労委の裁定に對する二・八に對する政府の案としまして、一ケ月分が支給される結果となつたのでありまするが、すでに今日は來年度……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 財政及び金融委員会 第2号(1948/01/30、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今の理事の補欠の指名につきましては委員長に一任する動議を提出いたします。

第2回国会 財政及び金融委員会 第13号(1948/03/27、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今のお話の、來月中に提案したいという所得税の改正案のその骨子はどういうものですか。
【次の発言】 この法案は手續というか、簡単なようですから、これに直接關係がないのですが、當局に伺つてみたいと思うのは、料理店の税金の問題ですが、今御承知の通り禁止中なんですが、それに相當の税金をかけておるということを聞くのですが、そうすると課税する方では禁止はしたが、當然やつておる。裏口榮業をやつておるという假定の下に課税されるのだろうと思いますが、禁止前のその税金の何割とか、そういうものをお課けになるのか、その根據というものはどういうものですか。

第2回国会 水産委員会 第4号(1948/05/05、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(西郷吉之助君) 只今江熊委員の事業税に関します点につきまして、我々の所管に属します点につきましてお答えしたいと思います。  事業税について現在政府はどういうふうに考えておるかという点につきましては、我々地方財政委員会といたしましては、地方財政委員会に諮りまして、現在その案に基きまして政府関係各省と折衝を続けておりまして、原案は決定しておりませんけれども、一應地方財政委員会といたしましたの考えを卒直に申述べて見たいと思います。今回の我々の考えておりますところの事業税は、從來御承知の通り営業税としてあつたものを、今回それを廃止いたしまして、それに加うるに更に原始産業であるところの農業で……

第2回国会 水産委員会 第5号(1948/05/06、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(西郷吉之助君) お答えいたします。只今の御意見でございましたが、私が昨日簡單に申上げましたので、そういうふうな主食の米麦等に比較して、別の意味から魚類の方が値段が安いというふうにお聽取りになりましたかも知れませんが、私はそういうふうな考えで申上げたのでなく、只今の御意見と全く同感なんでありまするが、いろいろの点におきまして主食たる米麦と水産魚類、そういうふうなものとを比較いたしまして、両方共供出されておるのでありまするが、片方におきましては、主食は年一回の回轉率であつたり、いろいろのその他細かい点はあると思うのでありまするが、水産業と比較いたしまして、やはり農産物、殊に現在最も重要……

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この予算の歳入上の面におきまして、「ひかり」の自由販賣並びに配給煙草の値上げという点がありまして、合計両方の歳入が二十五億でありまするが、これにつきましては相当の價格の更改等もあるものと思いますが、その内容について当局より御説明願いたいと思います。
【次の発言】 速記を始めて……。

第2回国会 予算委員会 第2号(1948/01/31、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 その他の政府委員も見える予定でありますか。

第2回国会 予算委員会 第7号(1948/03/16、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は只今のこの豫算の中で、製鹽に關する點について、專賣局の方がおられることと思いますからお伺いしたいと思いますが、製鹽用配電停上に伴う鹽業經營危機突破に必要な資金貸付六千萬圓という内容をもう少し詳細に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明を伺いましたが、そうすると現在の電力事情や何かに鑑みまして、電氣製鹽がいつ再開されるというような見通しは餘りつかんと思いますが、こういうような貸付を一度やりますと、毎年こういうものが繼續される意思があるのかどうか、ちよつとその點をもう少し確かめて置きたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第10号(1948/03/20、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は緑風會といたしまして、本委員會に付託されております豫算案三件に對して意見を述べます。この豫算案三件につきましては、過般衆議院を政府原案通り通過いたしておりまするし、更に今日の内外の情勢に鑑みまして、私はこの政府原案に對しまして無條件に贊成の意を表します。

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/27、1期、緑風会)【政府役職】

○西郷吉之助君 從來本委員會の理事竝びに第一分科の主査を勤めさして頂いておりましたが、今回地方財政委員會の政務次官に就任いたしましたので、皆様のお許しを得まして、理事竝びに第一分科の主査を辭任さして頂きたいと思います。本日就任の御挨拶かたがたお許しを得る次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後4号(1949/06/30、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この我が國の現行の定時名簿主義というのは、一定の時期に名簿を作るというのは、毎年或る時期に作つておるわけでありますか。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後5号(1949/07/01、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 事務局長にお伺いしますが、それは今のお話いろいろあるが、結局実際には全國平均すれば、選挙管理委員長が大体なつているのですか。
【次の発言】 そういうことをよく調べて置かんと答えにならないのですね。大体はどうなつているのだということはあなたの方で分つていないと、いい加減のことを答えるということになる。分つていなければよく調べて來なくちや駄目ですよ。
【次の発言】 只今の問題はなかなか重大な問題でありまするから、來年参議院議員の選挙に同じ原因で非常に無効投票が出るということは極めてまずい結果でありまするから、一昨日來吉川委員が資料を請求されておりますが、そういうような非常な問題があ……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後6号(1949/07/02、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 事前運動でありまするが、先の衆議院選挙の際におきまして、例えば東京においては共産党の徳田球一、ああいうふうな人の名前を入れたいろいろの各種のポスターとか提灯をぶら下げるというふうなことが可なり顯著に行われておつて、或る委員会においてはそれを注意したこともあるのでありますが、そういうような際でも何らの手をも下してなかつたように思うのですが、選挙管理委員会としては、その事前運動についてはどの程度がいいかというふうな限界を特に置かれておるのか、その点を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 今の選挙課長の御説明でよく分りましたが、現在の事前運動の規定というものが実際の面から行くと非常……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後14号(1949/08/06、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 それは決めた方がいいな。
【次の発言】 今の動議に賛成いたします。

第5回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1949/06/28、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は今鈴木委員が述べられました意見に全く同感なんです。今伺うと所得税附加税制度は採らないというお話でしたが、前國会において木村國務大臣は本委員会において私の、地方財政窮乏の際何か新らしい構想はないかという質問に対しまして、私見ではあるけれども、所得税附加税程度を考えておるということを極めて愼重な態度でお述べになつたことを記憶しております。然るに今伺うと、只今政府委員の述べられたような理由に基いて木村國務大臣はその後そのことを一擲されたようでありますが、これは甚だその場逃れの意見を言われたようにとれるのです。併し私はそういう意味ではなくて、木村さんはその際は、何か新らしい構想はな……

第5回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1949/06/29、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今委員長の述べられました点につきまして、私は今のお話の國鉄その他のいろいろの事件でありまするが、我々は丁度休会中でありまして、いろいろ新聞に発表されております程度のことは承知いたしておりますが、本委員会において政府側の説明を聽くに当りましては、詳細にそれらの点について内容を聽取したいと思いますので、私は委員各位の御賛同を得れば、祕密会を要求したいと思います。
【次の発言】 これは國鉄のストライキの点につきまして、一應この間六月二十三日の報知新聞の夕刊でありますが、その記事の中に、いろいろ四月中旬以來共産党が、國鉄のフラクにつきましての祕密指令についていろいろと出ておりましたが……

第5回国会 地方行政委員会 第閉会後4号(1949/07/05、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今齋藤長官からいろいろ御報告を承りますのに、私は秘密会を要求いたします。
【次の発言】 速記も止めた方がよいと思います。

第5回国会 地方行政委員会 第6号(1949/04/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今の案件につきまして御説明を伺いましたけれども、今回のこの税率の改正によりまして、現在提出されておる二十四年度本予算につきましては、地方配付税配付金が僅かに五百七十七億計上されておるに過ぎないのでありまして、前年度に比較いたしまして、僅から八十余億円の増加に過ぎないのでありますが、又起債額の方におきましては前年度に比べまして何らの増加もないような地方財政の現状であつて、今回地方財政予算は歳入歳出共に三千四百八十余億円のようでありますが、果して今回のこの税率の改正は、結果的にドツジ予算に基いて地方配付税を最初から五百七十七億というふうにちよん切つた結果、この税率をあとからこれに……

第5回国会 地方行政委員会 第7号(1949/04/11、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 本日は配付税率の変更の法律案につきまして、大臣がお見えになりましたから大臣に伺いたいのでありますが、新聞等によりますると、民主自由党におきましても、この配付税その他予算の修正が行なわれるというようなふうに見えておりますが、大臣から政府部内のこの配付税その他修正を要する予算の内容につきまして、この際率直にこの法案を審議する上にも、殊に配付税等がどういうふうに修正される模樣でありますか。その点大臣から状況を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今大臣より御意見を承わりましたが、今回の税率の変更によりまして、配付税は普通の税率で行くならばその約半分に当ると思うのでありますが、今政……

第5回国会 地方行政委員会 第閉会後8号(1949/09/12、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今の平衡資金の流用資金は何ですか。

第5回国会 地方行政委員会 第9号(1949/04/22、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 木村國務大臣に質問いたします。たびたびいろいろの角度から本委員会並びに連合委員会において質疑応答を交されておりまするが、この法案が通りました場合に、六三制の問題とか、自治体警察とか、或いは又災害復旧の問題、又いろいろな面におきまして新たに國の委任事務が地方にむしろ増加されるように見られますが、そういうふうなものに對しまして、この五百七十七億の極めて小額な配付税におきまして、実際に大臣はどういうふうな対策をお持ちでございますか、その点につきましてお話し願いたいと思います。
【次の発言】 本委員会はこの法案に対しましては、連合委員会を初め可なり回数を重ねまして、各位の御質問も大方出……

第5回国会 地方行政委員会 第閉会後9号(1949/09/13、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 少いというお話は、例えば東京の本部の預金がどのくらいでありますか。

第5回国会 地方行政委員会 第10号(1949/04/26、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 第二條の、國が取得する債務というのはすでに分つておるのはどのくらいありますか。

第5回国会 地方行政委員会 第12号(1949/05/02、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は本案審議の進行につきまして意見と申しますが、まだ質疑が残つておるかと存じますが、ここに岡本試案による修正案が出ておりますから、直ちにこの修正案につきまして懇談会を開いて頂きまして、その席で意見を交換してこれを纏める。そういうふうにお取計いを願いたい。

第5回国会 地方行政委員会 第13号(1949/05/04、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は本法案に対しまして修正案を提出いたします。修正案の内容につきましては、すでに各委員のお手許に配付されてある通り、第三條第一項、同條第二項並びに同條第三項並びに第四項、並びに第十一條第一項、同樣第二項、その他第十三條、第十四條、第十五條並びに附則第三項、第四項等につきまして、お手許に配付されておる次のような内容の修正案を提出するものであります。   飲食営業臨時規整法案に対する修正案  飲食営業臨時規整法案を次のように修正する。    第三條第一項中「主務大臣の定めるところにより」を「主務大臣の定める手続により、」を改める。    同條第二項中「前項の規定による都道府縣知事の……

第5回国会 地方行政委員会 第15号(1949/05/13、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今第二十一條につきまして説明を伺いましたが、大体その点の御説明の内容につきましてはよく分るのでありますが、この点につきましては前回におきましても、本委員会においていろいろ他の委員より質疑が出た点でありまして、又聞くところによれば衆議院の地方行政委員会におきましても、憲法違反ではないかというような議論も出ておるようであります。それにつきまして國務大臣の御所見を伺つて置きたいと思うのであります。
【次の発言】 二十一條の二年を経過するという点につきましては、それを一年に改めるような修正案を衆議院において考えているようですが、その二年を一年にするような点につきましてはどうであるか、……

第5回国会 地方行政委員会 第16号(1949/05/14、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 大臣がお見えになる前に地方税法の改正につきましていろいろお伺いいたしたいと思いますが、第一点として伺いたいと思いますが、百三十四條の二という今度新たに追加される入場税のところでありますが、そのところに「市町村民税の標準賦課総額の見込額に政令で定める率を乘じた額をこえる市町村」というその点なんでありますが、実はその改正案の趣旨は、例えば兵庫縣の宝塚というふうなああいうふうな特殊な市町村において入場税賦課税の收入が必要な程度以上に非常な多額に上りまして、宝塚の存在するあの村におきましては、年額千四万円というが、これらの市町村に対しまして、道府縣がその賦課率を制限しようとするものであ……

第5回国会 地方行政委員会 第18号(1949/05/18、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 本法案に対する衆議院の修正議決案につきましては、修正の要点はいずれも衆議院の本委員会におきましても質疑をいたした要点と合致いたしておりますので、私はこの修正議決案に賛成いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 一点伺つて置きたいと思いますが、そういたしますと、現行の交通取締法に、大阪の現在やつておりましたあれは規反違反を犯していたように取れますが、そうであつたか。尚今回の改正案を、これは政府原案を通過した場合は、大阪の場合は、どうされるわけですか。その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 先般本委員会において修正案というものを、刷つたものを頂きましたのですが、あれに……

第5回国会 地方行政委員会 第19号(1949/05/19、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今委員長の述ベられました從來留保に留めておきました分はこの際留保に決定いたしたいと思います。
【次の発言】 衆議院の修正案の自治委員会の委員数ですが、学識経驗者の現在一人なのを四名と修正されておりますが、この点は、学識経驗者四人もそれに入れるということは甚だ多過ぎると思うのであります。これは一名乃至二名で結構だと思います。
【次の発言】 そのバランスの上から恐うくさようにしたと考えるのでありますが、その委員会に眞に公共團体のための官廳であるならば、それが衆議院の案によつて自治体側が六名、今度三人を入れて六名になりますので、そのバランスをとる関係上学者を殖やしたのでありますが、……

第5回国会 地方行政委員会 第20号(1949/05/23、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は本法案につきまして修正案を提出いたします。先ず修正案の條文を読みます。即ち地方税法の一部を改正する法律案につきまして、第七十一條の改正規定の次に次のように加えるものであります。即ち第七十六條但書中「但し、」の下に「展覧会場その他これに類する場所に入場する者又は」を加えるのであります。次に「又は」を「若しくは」に改めるのであります。その理由といたしましては、今回の衆議院におきまする本法案に対する修正案によりまするならば、衆議院におきましては今回政府が提出いたしましたところの改正案の第七十七條に対する分と改正の分を全部削除したのであります。その結果即ち現在の地方税法の現行法に返……

第5回国会 予算委員会 第3号(1949/03/31、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 予算案を通過するというときに極めて重大なときでありますが、さようなときに大藏大臣が來ていないということは、参議院を軽視したものと思いますが、委員長は大臣を呼ばれたら如何ですか。

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は申出てありませんけれども、丁度厚生大臣お見えになつておりますから、ちよつと御質問いたします。  終戰以来、御承知の通り我が國の人口は非常に増加しつつある現状でありますが、今日それに伴いまして、生れて來るところの赤ん坊のおむつが非常に問題になつておると思うのであります。御承知の通り戰災によりまして國民の多くの者が被服を燒失しておる今日、生れて來るところの赤ん坊、並びに場合によつては四歳ぐらいまで、やはりおむつを必要といたしておるのでありまするが、そういうふうな物が國家から配給されませんのみならず、そういうふうな物は特殊な物でありまして、普通ならば著物を買つて、そうしてその生地……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 本日はこのくらいにして次回に讓られることを希望いたします。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 地方行政委員会 第1号(1949/10/25、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今日は議員総会その他いろいろ重複していますので、今日は説明を聽いただけで次回に譲つたらどうですか。
【次の発言】 藤井君が質問しましたから、それに関連して伺いますが、総理大臣が任命することはこの條文で分つておりますが、どういう人を任命するかということです。
【次の発言】 今の次長の説明が甚だ妙だと思うのは、三人ここに挙げてあつて、その他を書かないのはシヤウプの勧告である。今その他はどうだというと学識経験者、大体どういう者を出すという肚を持つてなら、ここに書かれるか、シヤウプ勧告案がそうであつたからといつて、それを鵜呑みにしてここに書かんければ誠に意義がないと思う。はつきりしてな……

第6回国会 地方行政委員会 第4号(1949/11/19、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 地方行政調査委員会議設置法案につきまして政務次官に伺いますが、その第五條の委員の中で人選の場合に、この前質疑をやりましたその際に、政務次官から考慮中であるというお答えを頂きましたが、一、二、三以外の五人の中の二人、三人はそこに明示してあるが、後の二人についてはどういうようなことに現在なつているか。例えば従来の国務大臣たる者はこういうものに入つていましたが、そういう者は一切これに加わらないか。ここに全然明記してない二名の者についてはどういう人を現政府は入れるか。もう大体どういうものを入れるかということはお分りになつていると思いますから、我々のこの法律案に対する審議の上からも抽象的……

第6回国会 地方行政委員会 第5号(1949/11/21、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 第三條についてですね、その結果を内閣及び内閣を経由して国会に勧告するという、その点は、前委員会においても各委員会よりいろいろ論議されて点でありまするが、今の御説明では内閣を経由して国会に提出する。経由というのはどういう見方でございますか。何か責任を内閣に持つのか。單なる読んで字のごとしなんですか。その点を、その問題は国会に勧告するというのですから、非常に従来のとは違つた事柄で、又非常に重要な事柄なんですが、経由という意味で国会に勧告するという、その勧告の意味については、前委員会においても随分いろいろ論議されましたが、今日は自治庁の次長がおられるから、次長に国会に勧告するという、……

第6回国会 地方行政委員会 第6号(1949/11/22、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の林局長の御説明を聞いておりますと、この第三條の内閣及び内閣を経由して国会に勧告するというのと、第四條には、内閣は会議の勧告を尊重しなければならないという文字があるから、三條の勧告の意味が重みが違つて来る。四條の方に、尊重しなければならんということになると、その勧告という意味は、道義上の責任があるというような御答弁であつたのでありますが、そうすると勧告ということは、それに附随して来る言葉如何によつてはウエイトが違つて来るわけですね。
【次の発言】 そうすると第三條の、国会に勧告するという勧告は、受けた方の国会は、今の林局長の御説明だと弱い意味の道義的責任を生ずるわけですか。

第6回国会 地方行政委員会 第7号(1949/11/24、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 鈴木連絡部長に第八條の点をお尋ねしたいのですが、この前鈴木部長がおられないでちよつと聽いたがはつきりしなかつたのですが、第八條の第二項に「前項の規定により出頭を命ぜられた参考人は、内閣総理大臣が大蔵大臣と協議して定める額の旅費及び日当を受ける」この点は旅費並びに日当を受ける参考人を喚んだのは会議なんですね。会議が必要で喚んだ以上は、その文句が、内閣総理大臣と大蔵大臣が協議して決めるというのはおかしいのですが、この会議は非常に重要な会議だ、そういうような性質から言つてもこの文句は、議長が内閣総理大臣と協議して決める額、これを渡すのだというのが適当ではないですか。会議が招集した参考……

第6回国会 地方行政委員会 第8号(1949/11/25、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 第七十四條の四ですが、これは従来こういう不正、不当が行われた、それを防止する意味でこういうような重い刑罰を課せられたと思います。これは三件とも相当重い罰と思いますが、こういうふうな事柄は、新憲法下日が経たないために、可なり善意で誤つた者もあると思うのですが、勿論ここに掲げるような不当なことをやることはいかんことでありますが、ただその刑罰を重くする、こういうふうなことは防止するというふうなことを、一方的にそういうふうにして行くことはどうかと思うので、又余りに刑罰を重くしたために萎縮して何か間違があつちやいかんというような建前から、そういうふうなことを危つかしいから、引つ掛かつては……

第6回国会 地方行政委員会 第9号(1949/11/26、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 「前條の公表の日において」を削除してしまつて、ここに何も文句がなくて、同意があつたときは直ちに解散するというような、そういう文句は要らないのですか。
【次の発言】 この七十八條の「解散するものとする」というその文句ですが、解散しなければならないとかいうのを違つて、「解散するものとする」というのは、何か非常に弱いような気がしますね。これは解散しなくてもいいということにはならんけれども、「解散するものとする」というようなそういうような書き方で今までずつと来ているのですか。解散しなければならないというのじやなしに。
【次の発言】 第八十七條の前項というのは、これは助役ですか。適用され……

第6回国会 地方行政委員会 第10号(1949/11/28、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 第十一条に、関係行政機関又は地方公共団体と連絡する連絡員を指名する点がありますが、その中に、関係行政機関又は地方公共団体と限つたわけですね、その他の例えば第五条に挙げられておる全国の都道府県知事連合組織とか、市長の連合組織、町村長の連合組織等からは連絡員が出せないようになつておるんですが、第八条を見ますと、参考人の出願のときには、関係行政機関若しくは地方公共団体等に対し記録の提出を求めるごとになつている。これはそういうものを含んで、「等」があるからいいのですが、こつちの連絡員の場合には「等」がないために、折角そこに五人の委員の中、三人もこういうものから出しておるのに、それから連……

第6回国会 地方行政委員会 第11号(1949/11/29、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 政府委員にちよつと伺いますが、これは今度平衡交付金になるから、これは、その趣旨はこうであるけれども、あれに変るから、これはどうも止むを得ませんな。こういうわけですな。
【次の発言】 この請願の趣旨はよく分るのですが、現に本委員会で地方配付税法の特例に関する法律の一部を改正する法律案も出ておりまして今審議しておるのですから、その趣旨は分りますけれども、今法案で審議いたしておりまして、現に九十億の増額になつたのですから、新たにシヤウプの勧告に従つて平衡交付金になるのですから、趣旨はいいと思いますけれども、今法案を審議している一方にこれを採択するということも変だと思うのでありますので……

第6回国会 地方行政委員会 第14号(1949/12/03、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 委員長に説明して呉れと言つて来たのですか。
【次の発言】 今の説明ではさつぱり分らないので、ただ読んだだけですが、この法文の第三項を加える省令とか何かいろいろ書いてありますが、今の説明ではこれを読んだだけでちつとも内容が分らない。もう少し部長からその内容をよく説明して、省令というのは何ですか。
【次の発言】 その省令というのはどこの省令ですか、内容はどういうのですか。
【次の発言】 なろうかというのは、説明する人が疑問を持つて言つておつては、聽いておる方は分らない。はつきりしなければ……
【次の発言】 今日は最終日ですから、よく責任を持つて説明できる人を更に直ぐ来るようにおつし……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第16号(1950/04/14、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の平衡交付金の算定基準を低くとつておるというのはどういうことですか。

第7回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1950/05/10、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この調査会議の予算は極めて貧弱なものなんですが、委員並びに事務局長として大体調査を約一年半の間におまとめになる考えであるならば、どのくらいの予算を必要とすると考えておられるのか、その点を伺いたい。
【次の発言】 今、予算のことを伺つたのですが、事務局としても、どのくらいということはまだ言えないというふうなお話だつたのですが、そういうことでなく、必要な、貴重なる調査をなさるのですから、もつと積極的に自信を以て、予算の面が足りないならば足りないで、どのくらい足りないということを詳細に出されて、直接政府にそれを要求されるか、自治庁を通してなさるか、どちらの方を取りましても、自信を以て……

第7回国会 地方行政委員会 第3号(1949/12/19、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今この問題について財政部長からいろいろ説明がありましたが、さつき岡田委員や、鈴木委員からもいろいろ御質疑になつているのですが、私も大体その御質疑になつている方向と同じ考えを持つているのですが、それに対する今財政部長の答弁を聞いていますと、実際のこういう今の解釈なんだけれども、解釈が自治体警察創設に伴う経費という解釈如何にあると思うのですが、今財政部長の説明では、非常にその意味狭義に解釈しておられると思うのです。自治体警察の現状というものは、今総監やなんかのこういうふうな出されたものを見ても、実際は地方自治団体の財政状況が思わしくなく、非常に困つているから、実際はその一番当初の……

第7回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1950/06/15、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の大臣の御説明のうちに三日程前にですか、地方財政委員会の審査を受けて平衡交付金の交付額を決めたというその数字はどういう数字でございますか。
【次の発言】 第一回から、今度昨日ですか、財政委員会でお決めになつた交付金の各府県別の金額を書類でお出し願いたい。
【次の発言】 今の参考資料ですが、その他例えば起債とか、預金部資金とか、そういうふうなものをもすべて包括したものをお出し願いたい。併せてそれを追加してお願いいたします。
【次の発言】 先程大臣の御説明にありませんでしたからちよつとお伺いしたいのですが、地方税の廃案の対策として先般新聞で見たのですが、起債額を増額するようなこと……

第7回国会 地方行政委員会 第4号(1949/12/22、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 新井長官の言にちよつと質疑をしたい。今長官の説明ですね、この消防の責任は市町村に全部移つたのであるから、その経費は市町村当局が徹底的にそれを賄うのが根本であるというのに、それが従来出していない。寄附金等でやつておつたというようなお話であつたが、どうもこれはその他御説明があつたけれども、ちよつと意外に思うので、御承知の通り地方の財政は市町村に限らず全般的に非常に窮乏にあつて、それがために本委員会においても地方財政の窮乏を救おうということを主眼として我々非常に研究しておるのですが、今の御説明ですと、組織が移つたことは間違いないでしようが、移つたから市町村当局が消防の金を出すべきだ。……

第7回国会 地方行政委員会 第閉会後4号(1950/07/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 一頁のところに、都市計画税を今度は含めるとあるが、都市計画税を含めての総額は、それを突破しないようになつておるのですが、各種の法人並びに個人の税率はそこにありますが、その金額と総合すると、都市計画税を含むとなつておりますが、それを含んでも、取過ぎるということはありませんか。その点はどうなんですか。ちよつと我々が聞いたところでは、例えば運輸事業なんかにおいては、都市計画税を含むために非常に多くなるという人があるのですが、それはただ簡単に言つたら、根拠においてはそれが当つておるかどうかは存じませんが、政府側では、都市計画税を含んでも附加価値税の総額を越さないかどうか、その点はどうで……

第7回国会 地方行政委員会 第閉会後5号(1950/07/11、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 先従来、法務総裁のいろいろ説明を聴いておるのだが、どうも調査研究中で、よく分らん。今までの御説明の中に、新らしい国家警察豫は、新らしい事態に即応して治安維持に任ずるというふうなことがあつたのですが、そうして尚且つ、これは従来の警察と同じ性質のものである、予備隊というようなものではないという説明でしたが、こうして来ると、さつきいろいろ他の委員から質問があつたように、そうであるならば同じ性質のものを……、それから又現在の国家警察と同じように管区本部を置くというようなことになつて見れば、甚だ了解に苦しむのであつて、それならば、あなたが言うようなものであるならば、單に国家警察の増員とい……

第7回国会 地方行政委員会 第6号(1950/01/27、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今日のこの委員会の運営の順序を知りませんが、本多国務大臣の御挨拶がありましたから、若し委員会の運営に差支なければ、直ぐ大臣に質疑いたしたいと思います。
【次の発言】 只今本多国務大臣就任の御挨拶がありましたが、つきましては先般御就任の御挨拶が新聞に出ておりましたが、この際、新聞紙上に御就任の際いろいろ所見を発表しておられるのでありますが、内容につきましては、私はちよつと十分よく読んでおりませんでしたが、その題目の一つに道州制の問題についても、その他今後の地方行政、並びに地方財政の上に極めて注目されている問題の諸点に関しまして大臣は所見を述べておられるので、その点今日委員会の席上……

第7回国会 地方行政委員会 第11号(1950/02/13、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 二十五年度に限るというのは、二十六年度以外もやはりこういうような特例を以て行くのでありますか。
【次の発言】 そうしますと二十五年度に限るとはいうものの、その予算額を超過する場合等がありますれば、二十五年度に現つても、二十六年にこの特例案に基く災害の起きた場合は、その大小によつては二十六年二十七年に繰延べてやるというようなことは実際起るわけですね。二十五年度の予算で足りればいいが、その二十五年度の終りの方に災害が起きた場合は、結局二十六、七年に継続事業でやるということも実際に起きて来るわけですね。
【次の発言】 そうすると過半度に起きたような、九州方面その他の災害復旧というよう……

第7回国会 地方行政委員会 第12号(1950/02/16、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今のに関連して……特別交付金というものに平衡交付金千五十億のうち幾ら見込んであるんですか。その総額の一割ですか。
【次の発言】 衆議院は衆議院として前のままですね。

第7回国会 地方行政委員会 第13号(1950/02/17、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 本多国務大臣がおられますから、本多国務大臣のこれに対する御意見を伺います。
【次の発言】 もう一点伺つて置きたいのですが、今のに関連して……。分つておつたら財政部長からちよつと伺いたいのですが、今のこの問題になつている義務教育費の標準法ですが、それによりますると、平衡交付金の中に、各省補助金の中に、文部省の分が二百六十一億入つております。それのうち全部ではないと思うのですが、そのうちどのくらいのものをそれに含みますか、その点を一つ……。今まで国から出ていたもので、平衡交付金の中に入るのは総計各省関係が三百五億、その中の大半を占めるものは文部省で、それが二百六十一億なのですが、こ……

第7回国会 地方行政委員会 第15号(1950/02/24、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今、鈴木さんの言つたと同じ意味ですが、今のようにやつて行くと、陳情、請願と法律案とごつちやまぜにやつて行くから、第七條を取上げるなら、この政府提案の中に新らしい修正として入れるならあれだが、法律と陳情、請願を一緒にやつて行くとどうも……。
【次の発言】 そうしますと、今の論点の問題から重要な点は、この法律案の修正案としてこの中に入れていいわけでありますね、そういう方向ですね。
【次の発言】 今委員長が言われました通り、今政府委員の答弁では非常に金がかかるというんだが、それは何か投票所でも新築でもするという考えなら金もかかるかも知れんけれども、大体各地に小学校があり、小学校なら小……

第7回国会 地方行政委員会 第16号(1950/02/27、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の説明を伺いまして細かい点なんですが、第十三條の改正の点ですが、その終りの方に「第二十号から第二十四号までを次のように改める、二十から二十三まで削除、二十四住宅組合の事業、」この点なんですが、これを見ると片方の方は号が入つていて、こつちの二十から二十四号までの号はこつちにないのだが、その号も一緒に削除してしまうというのと、それから法律案に号が付いておらんから、二十号から二十四号までという号は要らないのではないか、それも削除する必要がある。従つて二十から二十三まで削除するようにする。その次に二十四住宅組合の事業と書いてあるが、御説明だと二十四の住宅組合の事業は残す、これは次の行……

第7回国会 地方行政委員会 第17号(1950/02/28、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は発議者十五名を代表いたしまして、以下修正案を提出いたします。即ち、第七十六條の改正規定中「遊園地その他これに類する場所に入場する者」の下に、「もつぱら交響楽、器楽、声楽等の純音楽を研究発表する会場に鑑賞のため入場する者」を加える。  附則第三項を第五項とし、以下二項ずつ繰り下げ、第二項の次に次の二項を加える。 3 昭和二十五年三月一日以後の地方税法第七十五條第一項に規定する場所への入場又は場所の設備の利用に対する入場税及び入場税附加税附加税を昭和二十五年二月二十八日以前に徴収した特別徴収義務者は、当該入場税及び入場税附加税を、この法律の改正規定にかかわらず、なお、従前の規定……

第7回国会 地方行政委員会 第18号(1950/03/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 その前にちよつと申上げますが、最近委員会で、司令部に呼ばれて、司令部に行つておるのだということを以て、何か国会の方で質疑を行使せんとするとき道具のように使うきらいがあるのですが、どうぞ委員長において注意して置いて下さい。

第7回国会 地方行政委員会 第19号(1950/03/08、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今高瀬文部大臣から標準義務教育に関する法律案の御説明がございました。前半の方はちよつと聞き洩らしたのでありますが、私は大臣に伺いたいのは、御承知の通り、今回シヤウプ勧告案に従いまして地方は配布税制度が廃止されて、平衡交付金というものが新たに出て来て、それに基いて今回の二十五年度の予算も組まれて、すでに審議を開始しておる今日であります。我々は平衡交付金法案の概要は承知しておりますが、まだ正式に提案にはなつておりませんが、これを見ますると、この法案によりまして、各省は従来各省に属しておつた経費は勿論、各省の必要なる財政を十分検討の上、これを測定することになつております。然るに今回……

第7回国会 地方行政委員会 第20号(1950/03/10、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 理事の選任については委員長に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今吉川君の御趣旨の……。言われたことは、私も同感なんで、吉川君の御趣旨に共感をし、それだからこれは案だという、案の案だと。そういう逃げ口上であつたが、そういうことは甚だ不明確極まる。要綱なら要網で、こういうような精神で立案の経過にあるのだという、案ならば案ではつきりしなければ、案の案だというような、そういう逃げ口上は甚だ不明確だ。こういう精神で立案するでしよう。するならばするではつきりしなければならん。案の案というがこの精神に基いて、やるならばやるとそうはつきりして置かなければ、我々が質問するにも荒唐……

第7回国会 地方行政委員会 第22号(1950/03/24、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 名前は誰ですか。
【次の発言】 今の点はですね、鈴木委員から言われたような状況にあるのですが、又担当大臣が前後したようなことをここで言われるのは、どうも我々も合点が行かんですが、官房長官と樋貝さんと打合して、もう一度はつきりされた方がいいのじやないですか。事情が前後しておる。
【次の発言】 その前にさつきあの陳情があつたのだが、それに対する大臣がおられるから、大臣の意向を聴いたらどうですか。
【次の発言】 この前の委員会でも、その問題を私は質疑したのですが、今又大臣のお答は、やはり依然としてこの前のように四月から実施するお考なのかどうかを伺いたいのです。この條文を提出して、この……

第7回国会 地方行政委員会 第23号(1950/03/27、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 附加価値税の問問は今後の地方税法のなかなか重要な問題ですから、今途中でこれを質疑をしているということになると、ここで当分ストップすることになりますので、説明を全部聽いてかも質疑をすることにしたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第24号(1950/03/28、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 四百八十七條の第一項ですね。それは従来そういう趣旨であつたのと変りありませんか。
【次の発言】 その理由はどういうわけですか。
【次の発言】 鉱産税は金額から言つても大したものでもないと思いますが、それを附加価値税と同様にこの規定を設けた理由はどうでしようか。
【次の発言】 鉱山が二つ以上の市町村に亘つておるときは何処に納めるのですか。
【次の発言】 今の問題は私は大臣に改めて伺いたかつたのですが、今の御説明は標準税率とは言うものの、上げ下げが自由と言うものの、平衡交付金が、標準税率が自由であると言つても、実際にそれを下げると、それだけ平衡交付金を貰えないという事実がある。なる……

第7回国会 地方行政委員会 第26号(1950/03/30、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の政務次官の御説明は、僕は少し意外に思うのだが、臨時措置として出るべき平衡交付金に基いてやるということ、それは甚だ変な措置であつて、奇怪千万な措置である。二十四年度の配付税であるということは、これは今鈴木さんが言われた通り、二十五年度に持越すべきものではないということは明瞭であつて、まだ法案も出ない。それを平衡交付金を以てそれをカヴアーするんだというふうなことは、私は甚だ奇怪千万で承服できない。それは今の御説明が根本から誤りじやないかと思うのですが、その点重ねて伺いたいと思います。
【次の発言】 今の問題はそれ以上追究しませんが、大体そういうような予算の流用みたいなことをやら……

第7回国会 地方行政委員会 第27号(1950/04/05、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 皆さんにお諮り願つて、この法案について逐条説明をお聴きしたいと思いますが。

第7回国会 地方行政委員会 第30号(1950/04/15、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の融資金額というものは警察の権限においてそれは調査できるものでございましようか。
【次の発言】 第三條の第三項なんですが、営業の許可をしない場合において、というその所なんですが、この三項の場合には、さつきも御説明に、訴訟手続を取ることができるというような御説明があつたと思うのですが、そうすれば二十九條のその條文は「公安委員会又は警察署長の処分を受けた者」は訴訟ができると書いてあるのですが、この三項の場合でも、そういうことであるならば、三項の次に、許可をしない書面を貰つた者は二十九條の行政訴訟の提起ができるというふうな條文があつた方が親切なんじやないでしようか。

第7回国会 地方行政委員会 第31号(1950/04/17、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 二十二條の規定ですが、今回は古物営業法と同等の規定を新たに設けたもので、従来はこういう場合には有償でこれは取戻したんですね。
【次の発言】 今の御説明ですが、善意で営業者から買つた場合でも、従来は警察において無償で没収したんですか。
【次の発言】 今の点ですね、二十二條、二十三條ですが、普通の営業だとこういうようなことは余りない、特殊な場合なんだけれども、質屋営業自体にとつては、犯罪とよく関連を持つために、こういうふうな意味合から二十二條、二十三條のような特殊の、他の事業には余りないような規定を設けてあるのですが、そうすると業者にとつては、これは相当自分の営業に干渉を受けるわけ……

第7回国会 地方行政委員会 第32号(1950/04/18、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 先程いろいろ政務次官から御説明を聴きましたが、もう一点更に伺つておきたいのは、最近新聞紙上で現在の地方自治庁を、地方財政委員会ができても尚継続して存置せしめるというふうな意向が新聞紙上で出ておるので、その点について現在の段階でどういうふうなことにそれがなつておるか、その点を政務次官から説明を聴きたいと思います。
【次の発言】 今の御親明で大体分りましたが、尚目下研究中であるけれども、若し分つておればそれを御説明願いたいと思うのは、残した場合にはまあ機構の問題をどうするのか、いろいろあると思うのですが、地方財政委員会と併行して存置する場合に、どういうふうな関連性を以て、現在の自治……

第7回国会 地方行政委員会 第34号(1950/04/21、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 さつきの、委員長………今波多野さんからも申されましたが、そういう非常に縛つてしまうというあれではないのですけれども、今委員長の言われた中に地方財政委員会の法案、その他関係法案の審議期間というものが入つていないように聞えましたが、それはどういうふうに……。
【次の発言】 その御両人の理事の指名は委員長に一任します。

第7回国会 地方行政委員会 第35号(1950/04/22、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この前ちよつと触れた点なのですが、必要な点でありますから、その点をもう少し敷衍して大臣に御意見を伺いたいと思うのであります。今度の附加価値税が非常に問題になつておるのですが、この中で課税標準の特例というものが設けられておりまして、銀行業その他のものはこれに含まれておるわけでありますが、この点につきまして、御承知の通りいろいろ調査資料等によつて最近の銀行業その他金融機関が、他の事業に比較いたしまして非常に急激な收益率を示しております。大体の数字等を見ても、資本金に対しまして九〇%以上の高一收益率を挙げておる。これは政府の方において、各金融機関の調査資料等に基いて数字的にも明らかだ……

第7回国会 地方行政委員会 第36号(1950/04/23、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今一委員からそういう発言がありましたが、内容を話すことについて多少そういうことになることは止むを得んと思います。私がこれは質問いたしましよう。さつき岩本委員の第一点、最初の質問に入りますが、徴税吏員の問題でありますが、さつき御説明に国税の方で税務官吏が多少減ずるようなことを伺いましたが、最近の新聞で見ると、御承知のように国税庁で一般に募集しておりますね。その点は事実と相違しておるのじやないかと思う。それから今度は地方税の非常な増徴によりまして地方自治団体の財源を確保するわけなんですが、御承知の通り国税におきましては、元は国民に非常にいやがられたのは警官だつたものであります。今日……

第7回国会 地方行政委員会 第37号(1950/04/24、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 理事の指名は委員長に一任の動議を出します。
【次の発言】 参考資料の方は道府県の配付額は四月の外に六月の百十八億円が出ておりますが、この六月の分はこの中に入つていないで、これはただ参考に六月のを入れてございますのですか。
【次の発言】 そうすると市町村の分は第一四半期の総額の八十一億なのですか。
【次の発言】 そうするとこの表で参考資料に出ておる、すでに各府県別に出ておる数字が、昨年度の配付金額の第一四半期の数字とは大体似たような数字なんでしようか。各県別はその点はどうなんですが。全然新たなものであるから相当違うのですか。

第7回国会 地方行政委員会 第38号(1950/04/25、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この法案に盛つてある内容ですね、内容におきまして、地方公共団体に総額二百億を支給するという、そのことに対しては私も非常に賛成なんですが、この法案の形式ですね、この法案の形式にどうかと思う点があるのです。というのは、地方財政平衡交付金一部概算交付暫定措置と、こうなつておりますが、この冒頭に掲げてある地方財政平衡交付金法案は、未だ未提出なんであります。未提出の法案を持つて来て、その一部概算交付暫定措置法ということになつて来ると、その点は主客転倒したような恰好になつて、地方財政平衡交付金法案がまだ出てないのですから、それに基いてもその一部を概算拂いするといつたところが、元が出でないも……

第7回国会 地方行政委員会 第39号(1950/04/26、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 理事の指名を委員長に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 五百二十三条の四項ですが、「前三項の規定による自署及び押印の有無は、第一項の申告書による申告の効力に影響を及ぼ」さないということになれば、これは書かなかつた場合は、自署及び押印をしなかつた場合はどういうことになるのですか。
【次の発言】 二号の括弧して、広告業を営むものがする広告に限る、というのは、商店が例えばアドバルーンを上げるのは入らないのですか。
【次の発言】 これは非常に税金を取るのに困難を来たすのじやないかと思いますから……非常にこれは取りにくいと思いますが、その点はどうですか。

第7回国会 地方行政委員会 第40号(1950/04/27、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は今鈴木委員の第二点の御質問に大体関連するのですが、第一條に、自主的に地方の財源の均衡化を図り、尚且つ計画的な運営を保障するという、強い地方財政にとりましては極めて必要なることが書いてあるのですが、この地方財政平衡交付金の総額は、地方財政委員会において今後総額を見積るわけなんでありますが、その決定は国の方が決定することになつておるのですが、過去においてもその配付税が相当額国の財政との睨み合せの関係上制限されたようなことが事実あるのです。今後地方財政委員会は地方自治庁と大分性格を異にして、非常に独立性の強い委員会なのですが、そこで見積る際に、総額を見積る際には、勿論地方財政の科……

第7回国会 地方行政委員会 第41号(1950/04/28、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 林厚生大臣は又戻つて来られますか。
【次の発言】 実は大臣にこの法案について一点伺つておきたいのですが、衆議院は通つておらないからこれは…
【次の発言】 会計課長にちよつと伺いたいのですが……。
【次の発言】 只今義務教育費の法案につきまして、吉川委員から高瀬文部大臣にいろいろ質疑が出たわけです。あの当時、私もそれにつきまして文部大臣に質疑をしましたが、今吉川委員からいろいろな角度から質されましたので、更にそう附加えることはありませんけれども、数点高瀬文部大臣に伺つて置きたいと思います。御承知の通り、あのときはああいうふうな御答弁だつたのですが、本日の高瀬文部大臣の御答弁は、賢……

第7回国会 地方行政委員会 第42号(1950/04/29、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この二十六年から三年の間と限つたのは、何か理由があるのでありますか。
【次の発言】 固定資産評価員の人数は、これはこの法律では決めていないのですか。
【次の発言】 今までのところは評価審査委員会のいろいろな権限が書いてありますのですが、書類を請求されたりなんかしたときに、それを拒否した場合の何か処罰規定はありませんか。
【次の発言】 評価審査委員自体のことを今説明されたけれども、要求せられた方ですね、一般国民の方の側はどうなんですか。それを拒否した場合は……
【次の発言】 ちよつと、宗教法人はどの規定で……税のかからないのはどの規定でかからないのですか。

第7回国会 地方行政委員会 第43号(1950/04/30、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 本多国務大臣に伺いますが、今度の改正で、地方財政委員会と、現在あります調査会議の委員長、それから自治庁が存置されますので、その委員長、いわゆる地方自治のそういうような重要な三つの機関ができるわけなんですが、その三委員長の間において、連絡、補整を図られるために、何らか連絡会議とか、そういうものをお設けになつて、その調整を図られる必要があるのじやないかと思うのですが、そういうふうなものに対しまして、大臣の御意見をお伺いいたします。  又現在国警等に対しましては、担当大臣が置かれておりますが、例えば自治庁の長官は大臣なんですが、又その官給庁の大臣と別個に財政委員会に対しては、担当とい……

第7回国会 地方行政委員会 第44号(1950/05/01、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 地方財政平衡交付金法案につきましては、本委員会における質疑の中、十分内容につき質疑応答を重ねたわけでありますが、この法案は従来の地方配付税制度に代りまして、今回のシャウプ使節団の地方財政の確立の調査の一環としまして、今回新たにこれが設けられ、これは地方財政に資するところ極めて重大なるところがあると思いますので、私はこの政府原案に賛成いたします。
【次の発言】 この地方財政委員会の設置法案は、地方自治にとりまして極めて重要な役割を演ずる委員会でありまするが、その他にも地方自治庁並びに地方行政の調査委員会議という独立した機関がありまして、地方自治にとりましてこの三者が鼎立いたしてお……

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/03/11、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 ちよつとそれに関連して……先程から予算審議の上に、地方税法がまだ出てないということが大分問題になつておりますから、その点について官房長官にちよつと伺いたい。御承知の通り地方税法案がシャウプ使節団の勧告に基いてできた。今度出される法案は七百條から成る大法案だということを聞いております。これはその税率が国民の経済生活に及ぼすところ重大なる関係があるのであります。現にまだ両院に提出されていない。増田官房長官は、その地方税法の両院の地方行政委員会における審議の期間は大体どのくらい、どの程度の日数であるという見通しを持つておられるか。このことは、衆議院は通しておるから止むを得ませんが、参……


西郷吉之助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院1期)

西郷吉之助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1947/08/20、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今波多野さんの御理解の不充分な点、只今座長の石坂さんから決まつていない分もあつたというのは、社会党から副主査、これは社会党御出身の木村さん、波多野さん、或いは木下さん、どちらかにお願いする。これは先程社会党の木下さんの申出があつたのであります。
【次の発言】 只今の波多野さんの御質問に私からお答えいたします。第一分科の方はその正副主査の点は先程お話の通り主査には不肖私ということ又副主査には共産党の中西功君とそういうふうに……、自画党の西川君に加えて無所属懇談会の川上君、緑風会からは私、それから委員長の櫻内君、それから社会党の木村君、その諸君が、お集まりの席上で、さように決めたわ……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1947/11/18、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(西郷吉之助君) ではこれより予算の第一分科会を開会いたします。本分科会に付託されました議案は、昭和二十二年度一般会計予算補正第七一号、昭和二十二年度一般会計予算補正第八号及び昭和二十二年度特別会計予算補正特第三号中、大藏省、司法省並びに他分科の所管外に属する事項であります。  先ず第一に、その中大藏省からの説明を聽きたいと思います。政府委員。
【次の発言】 では次に宮内府関係の政府委員より説明を聽きたいと思います。
【次の発言】 次に司法省関係の説明を聽きたいと思います。政府委員。
【次の発言】 まだ裁判所その他説明を聽くものはあるのでありますが、その分は次回に讓りまして、只今御説明い……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1947/11/19、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(西郷吉之助君) 只今より第一分科會を開會いたします。先ず最初に政府より順次提案の御説明を伺います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。    午前十時五十三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。本日はこれにて散會いたします。    午後零時八分散會  出席者は左の通り。    主査      西郷吉之助君    副主査            中西  功君    委員            石坂 豊二君            鈴木 安孝君            木内 四郎君            岡部  常君            岡本 愛祐君            川上  嘉君……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1947/11/24、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(西郷吉之助君) それでは豫算第一分科會を開催いたします。前回に引続いて質疑を続行いたしておりましたが、大ほう質疑も出盡したように存まするが、本日は質疑は終了いたしたと考えて宜しうございますか。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは質疑は終了したと認めます。では本分科會に付託されておりまするところの豫算案三件につきまして討論に入りたいと存じます。
【次の発言】 他に御發言はありませんか。
【次の発言】 他に御發言ございませんか。實は今無所属懇談會の川上君が來ることになつておりますので、何か意見があるかも知れません。ちよつと來るのをお待ち願いたいと思います。――では他に御發言もない……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1949/04/12、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 大藏大臣は明日の機会にでも來て貰いますか。
【次の発言】 大藏大臣が來ないことには、事務当局に質問してもしようがないと思います。

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第2号(1949/04/14、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 私は大藏大臣に伺いたい点がありまするが、その点に触れまして先程島村委員へのお答の中にも大臣がちよつとお触れになつておりまするが、重要な点でありまするが、はつきりと御質問して置きたいと思います。と申しますのは、現在本委員会でも配付税の改正案につきまして審議中でありまするが、この配付税の法案におきましては、先程大藏大臣の御説明の中に、最初予算編成の際に自分は配付税額を七百十億と考えておつたというお話でございましたが、現在配付税法には御承知のように三三・一四と相成つておりまして、これからするならば千百四十五億が計上されるわけでありまするが、はつきりとこういうふうに税率が配付税法に規定……

第5回国会 地方行政・法務連合委員会 第閉会後1号(1949/07/06、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 昨日以來いろいろ質問をいたして、昨日までのいろいろ状況を伺いましたが、官房長官が來られましたので、現下の情勢に関しまして、政府の方からいろいろ説明して頂きたいと思います。尚官房長官の御説明に当りまして、地方行政、法務の連合委員会におきましては、できるだけ詳細にお話を伺いたいと思いますので、秘密会を要求いたします。
【次の発言】 委員長において適当にお願いいたします。

第5回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1949/04/18、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 正副主査の互選は選挙によらず管理者において指名されんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今御説明になりました中で、特殊財産脇の二の項にありますその備考の二において、「本省及全國都道府縣に於て上記の事務を行うため必要な本省経費及地方公共團体に対する交付金」とありますが、この地方公共團体というのは、どういう種類の團体ですか。
【次の発言】 民間の團体に対する交付金は全然ないわけですか。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 電気通信・地方行政連合委員会 第2号(1949/11/22、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今回国に移管される施設のすべての評価額について先ほど大臣の御答弁では審議会にかけてそこでよく研究するのだというお話でしたが、この法案が出ておる以上は、私は国警側並びに地方自治庁側においては大体評価をどのくらい考えておるかということを伺いたい。
【次の発言】 国警の答弁の前に更に伺つて置きますが、買収される方の側からは、この問題について、自治庁なんかについては、大体希望意見やなんかは出ていないのですか。どのくらい買収しておるか。
【次の発言】 国警側はどうですか。
【次の発言】 更に私はこの法案に対しまして、結論的に伺いたいのですが、大臣の提案理由の中には、この法案の目的とすると……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第3号(1950/04/26、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この災害復旧費四百七十億の大部分、三百七十億というのは過年度分であつて、二十五年度は僅かに百億程度が今後の災害に残されているというのですが、過去の二十三、二十四の災害と、実際の場合から見て、僅かに二十五年度百億程度のものを用意しておいて、今後の災害復旧費に廻す、そんなものは余りに小さくて問題にならないと思いますが、建設省は今後の災害に対して僅かに百億程度のもので対策が立つのですか。
【次の発言】 今の説明でですね、甚だ納得がいかないのですが、過去の、過年度分について災害復旧に、大体災害が千何百億あると思いのです。この二十五年度はですね、全額国庫で持つのですが、今日まで段々繰下げ……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第2号(1950/04/11、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 本日の大蔵委員との質疑応答を伺つておりまして、その点について一、二伺いたいのですが、今日の附加価値税の点についての質疑応答を聞いておりますと、どうも私は附加価値税は非常に欠点が多く、従来の事務税の場合でも可なりこを実施する場合には物議を釀したのですが、この附加価値税になりますと実に欠点が多い。今日の大蔵委員の質疑を聞いていても、この附加価値税の実施の曉は非常に惡税になるというふうな感が深いのです。今日は説明の中にも又赤字になつた場合でも附加価値税を取られる。そういうような点が非常にこの欠点なんですが、その説明として我々が納得するような説明が一つも今日伺えなかつたのですが、どうも……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第4号(1950/04/14、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 今の木内君の質疑に関連して、私からも二三点それについて聞きたいのですが、今木内君が言われたように、平衝交付金の問題が予算審議中に生じ、審議の途中において、提出の時期というものが問題であつて、それが明日出す明日出すといつて今日まで出ない。地方財政委員会法も予算のときに相当問題になつておつたのですが、今日予算も通つたあと相当日が経過して、目下地方財政委員会と密接の関係にあるところの地方税法案を今審議して、もうどんどん日が切迫しておるのですが、それもまだ未提出である。ところが最近になつて、その両案について相当重大なる変化を来したということは、新聞で我々見ております。それらの両法案につ……

第7回国会 地方行政・内閣連合委員会 第1号(1950/04/25、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 この第三條ですね、「地方財政平衡交付金の総額を見積り」ということがここに書いてございますが、今まで一番、現在の自治庁においても、前の財政委員会でも、その最も欠点は、前の配付税をやはり国が決める点にあつたと思うのです。ところが今の提案理由の説明では、非常に強力な機関を作る必要があるということを述べておるにも拘わらず、依然として財政平衡交付金については、単に総額を見積つて、決定は国、即ち大蔵省が決定して、ただその決定した額を各府県に見積り交付するという、その権限だけ書いてあるのですが、その点は十五條と関連して、十五條の二項にある規定は、平衡交付金の金額について国とこの財政委員会が違……

第7回国会 地方行政・内閣連合委員会 第2号(1950/04/26、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 第三條に一、二、三、四号とありますが、その二号の終りに「助言する」ということ又は第三号には「意見を申し出る」というような言葉があるのですが、それはこの分つたような分らないようなことなんですが、助言するというようなこと、この意見を申し出るというのは区別して書いてあるのですが、助言するというのは、どういう程度のものであり、意見を申し出るというのとどういうふうに違うのかその点を一つお聞きしたいと思います。
【次の発言】 第四條の第二項「委員会のみによつて審査される」と特に断つてあるんですが、それはどういう意味ですか。
【次の発言】 今の御説明の中に平衡交付金を決定する際というのは、決……

第7回国会 通商産業・地方行政連合委員会 第2号(1950/04/07、1期、緑風会)

○西郷吉之助君 只今島村君の質疑に対して、いろいろ提案者から御説明がありましたが、私も国庫納付金の問題ですが、今御説明を承わりましたが、御承知の通り、都道府県は、この法案によりまして、第九条に、売上金額以外に入場料も徴収できることになつております。御承知の通り、地方税法の改正によりまして、都道府県と市町村は独立財源でやつておるので、都道府県の方は、売上金額も貰える、入場料も入る。今の国庫納付金の問題は、国家財政、地方財政の反面から考えまして、国が納付金を貰うことがなくても、積極的に地方財政に貢献することが当然であると私は考えるのである。そういう御提案者の説明から行くと、そういうことがあるから国……



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データ更新日:2022/12/18

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