このページでは青木一男参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○青木一男君 私は、自由民主党を代表して、日航機「よど」号乗っ取り事件について、政府の報告に対し質問を申し上げます。 まず、百余人の乗客が飛行機の中で三日間監禁され、全国民を深い憂慮におとしいれた「よど」号の事件が比較的すみやかに解決し、全員無事に母国に帰還したことは何よりも喜ばしいことでございます。 この結果を見るに至ったことは、ひとえに韓国政府と北鮮政府当局の人道主義の理念に基づく行為と協力によるものであり、深甚の謝意を表する次第であります。また、石田機長以下乗務員が、乗客の安全を第一義とし、冷静沈着、事に処し、よくその大任を果たした労苦を多とし、深く感謝するものであります。さらに、身……
○青木一男君 今度の国税通則法の改正は、大体において納税者の権利利益の擁護救済ということを主眼とした改正でありますが、そのやり方とか程度においてあるいはまだ不満があるかもしれませんが、これに対して依然として私どもに反対の陳情や文書がいまでも来るわけです。おそらく大蔵省へも行っていると思いますが、これは何か改正の趣旨について十分理解がないためではないだろうか、こういうふうに想像されるのでありますが、どういう点で依然として反対意見が一部に行なわれておるのか、見るところを簡単にお話しいただきたい。
【次の発言】 わが国の行政体系といたしましては、国家行政組織法を読んでみても、あるいは行政不服審査法を……
○青木一男君 先日の私の質問の中で、私はまだ十分納得できない点があるわけです。それは、審判所が、争いとなっておる課税原因に基づく課税金額でなしに、全然新しい課税原因に基づく納税義務ありと認めた場合に、不利益に変更の制約を受けない範囲においては、納税義務ありとして審査請求を棄却することは私は違法である、できないものだという前提で質問したのでありますが、あるいは私の聞き違いかもしれないが、大蔵当日はそういうことができるという趣旨の答弁をされたやに記憶しておる。これはたいへんなことなんです。この問題は、いまお読みになった衆議院附帯決議の二の(2)の「質問検査権の行使に当たっては、権利救済の趣旨に反し……
○青木一男君 先国会において大蔵委員会でたびたび私が審査制度の本質に関する質問で、この国税不服審判所は、審査請求、答弁書その他の事項に盛られた問題のどちらの人が正しいかということについて審判すべきであって、新しい課税限度を取り上げるべき任務ではないのだということを繰り返して質問したのでございますが、その点の内容は繰り返しませんが、大蔵大臣から大蔵省の確たる御見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの問題は、審査制度の本質に関する問題でありまして、昭和二十五年の税法改正で、審査制度というものは審判である、従来のように覆審ではないということが税法上はっきりしたにもかかわらず、その後税務……
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