このページでは青木一男参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○青木一男君 私は、議員一同を代表して、新議長並びに新副議長に対し、お祝いのことばを申し上げたいと存じます。 河野謙三君は再び議長に選任され、また前田佳都男君は新たに副議長に当選されました。私ども一同、両君に対し衷心より祝意を表する次第であります。 河野議長は、諸君もすでに御承知のとおり、昭和四十六年以来、本院の議長としてその重職に当たってまいられました。この間、その円満なるお人柄と豊富なる識見をもって、参議院の自主性の確保と議院の正常な運営に多大の成果をあげてこられたのであります。 前田副議長は、永年にわたり国政のために尽力され、豊富なる経験を有せられるとともに、そのすぐれた識見は私ど……
○青木一男君 私は、自由民主党を代表し、独禁法と憲法の関係について政府に質問します。 今国会において、稻葉法務大臣が憲法改正を目的とする会合に出席したこと、国会で現行憲法に欠陥があると述べたことの二点を理由として、野党は稻葉大臣の罷免を要求し、これがため約二週間国会の機能は停止した。私は、憲法の尊重と改正は両立するものと考えるが、憲法に欠陥があるという表現をも許さないという野党とこれに頭を下げた政府当局の憲法尊重の熱意には驚いた次第であります。(拍手) しかし、憲法尊重といえば憲法全体の尊重でなくてはならない。自分の好む条文は尊重するが、他の条項はどうでもよいというのでは憲法尊重ではない。……
○青木一男君 はなはだ僭越ではございますが、慣例によりまして、私が年長者でありますので、来る七月三日をもって任期を満了する議員を代表し、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいまは、議長からわれわれに対し、御丁重なごあいさつをいただき、まことに感謝にたえません。私どもが大過なく今日に至りましたととは、ひとえに議長並びに同僚各位の深甚なる御厚情と絶大なる御支援のたまものであると存じ、ここに謹んで御礼を申し上げる次第でございます。(拍手) 現下、わが国の情勢は内外きわめて多事でございます。どうか皆様方におかれましては、一層御自愛の上、参議院の使命達成とわが国の発展のために御尽力あらんことを切にお……
○青木一男君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行ないます。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましようか。
【次の発言】 ただいまの大谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に鶴園哲夫君を指名いたします。(拍手)
○青木一男君 私は、自由民主党を代表して、独禁法の運用について政府並びに公正取引委員会の委員長に質問します。初めに、憲法の解釈について二、三お尋ねします。これは内閣法制局長官においてお答えいただいて結構です。
まずお伺いしますが、憲法は、いかなる統治権を、いかなる機関が、いかなる方法で行使するかを定めた国家統治の基本法であるから、憲法に規定していない統治権または統治行為というものはあり得ないと思うが、政府の所見を伺います。
【次の発言】 長官にお尋ねします。
憲法に統治機関として規定しているのは、天皇、国会、内閣、裁判所、会計検査院、地方公共団体である。そして、その中核をなすものは国会、内……
○青木一男君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山内君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に藤田進君を指名いたします。(拍手)
○青木一男君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもって、私が委員長の選任につき議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
【次の発言】 ただいまの山内君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に藤田進君を指名いたします。(拍手)
○青木一男君 公債発行の特例に関する法律を必要とするのは、財政法第四条に「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。」という規定があるからであります。国の歳出は、経常の歳入をもって賄うということは健全財政の基本理念でありますが、これを法律上の制約とした制度はわが国の戦前にはなかったのであります。私は、先般理財局長に対し、外国の法制にはそういう制度があるかどうか調査をお願いしておいたのでありますが、その結果について御発表を願いたいと思います。
【次の発言】 税制の改正については、憲法に「國民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」という規定がありますから……
○青木一男君 私は、物価との関係等において円のデノミネーションについて若干の質問をいたします。 私は、昭和四十七年四月、参議院予算委員会で、円のデノミネーションについて水田大蔵大臣及び佐藤総理に質問したのであります。当時、世情のデノミ論議は旺盛をきわめ、新聞、雑誌の上だけでなく、著書も続々出版され、デノミ実施に備えての財産対策などを競って書いたのであります。株式市場ではデノミ株などという言葉もでき、特定株式と土地への思惑的投機が誘発されたのであります。そして、水田大蔵大臣の大阪発言がこの風潮の火に油をかける形となりましたので、私は予算委員会で詳しく政府の方針をただしました。そうして、大蔵大臣……
○青木一男君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に阿具根登君を指名いたします。(拍手)
○青木一男君 ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に阿具根登君を指名いたします。(拍手)
○青木一男君 私は、法律案についての質問に入る前に、最近の新聞紙上に伝えられた企業秘密漏洩事件について、公正取引委員会の委員長に緊急質問をいたします。 従来、独禁法の施行に当たって業界の人々の憂慮したのは、公正取引委員会の調査権に基づいて提出した企業の秘密が、外部に漏洩しないかという点であった。従来はカルテルの嫌疑の場合の調査等が主なものであったけれども、今回の改正案によると、営業の一部譲渡に関連し、あるいは価格の同調的引き上げに関する報告の徴収に関連し、公正取引委員会の強制調査権は著しく強化され、原価その他の企業秘密が果たして保持されるかどうかについて一段と憂慮の念を深くしていたようであり……
○青木一男君 岩波参考人に一点だけお伺いします。 この問題は、五十年度予算編成当時予期できなかった不況が深刻になったと、このままでは巨額の歳入欠陥が起きて政府の支払いもできなくなると、その善後対策としてこの法律案が提案されたということは言うまでもありません。それで、他の参考人の皆さんの御意見は、これはやむを得ないと、そのことはいい悪いは別としてやむを得ない、この際はこれ以外の方法はないだろうという結論のようでございます。そして、そのやむを得なかった理由を池田参考人がある程度説明されたので、その点も私ども了解いたしました。それで、岩波参考人は、この際五十年度予算がもう四分の三も過ぎた今日、いろ……
○青木一男君 青木公述人にお尋ねいたします。 赤字公債等が累積した結果の財政上の憂慮すべき状態、また、物価その他に対する影響、この点に対するお考えは私もよくわかりました。それで二点お尋ねしたいんですが、第一点は、赤字公債を出さざるを得なかった理由は財政欠陥です。それで、青木公述人は、こういう状態はやむを得ないものとお認めになるのか、それとも、いやほかに方法はある、たとえばこういう財源があるではないか、あるいはこういう経費は削ればいいじゃないか、そういうようなやむを得るものかどうか、やむを得ないものかどうか、この点を第一点お伺いしたい。 それから第二点は、私どもは、この歳入法案というものは予……
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