このページでは三木忠雄参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○三木忠雄君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十四年度予算三案に対し、反対の討論を行なうものであります。 まず、激動する国際経済情勢下におけるわが国の四十四年度の経済見通しについてであります。 今日のわが国の大型景気をささえている柱は、国内的には設備投資であり、国際的には輸出の好調であります。特に、昨年来より、国際収支の黒字ができた要因は、世界貿易が予想外に伸びたことであり、特に、アメリカの景気が好調であったことが大きく影響しているのであります。しかしながら、今日まで日本の経済は米国に大きく依存してまいりましたが、ニクソン新政権の発足によってかなりきびしい立場に追……
○三木忠雄君 私は公明党を代表して、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案外一案に対し、反対の意見を表明するものであります。 討論に入る前に、去る四月二十四日の参議院運輸委員会における委員長及び自民党理事による質疑の強行打ち切りについて、議会民主主義を守るためにも一言触れておかなければならないと思うのであります。 わが党は、国鉄二法案が運輸委員会に付託された当初より、重要法案として特に慎重審議を主張し、委員長並びに与野党間の約束として、公党の信義を重んずる立場を貫き通してきたのであります。しかるに、衆議院の運輸委員会理事会及び四党国対委員長会談の申し合わせを一方的に踏みにじり、委員会において……
○三木忠雄君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なうものであります。 法案に反対する理由を述べる前に、私は、今回の防衛二法についての審議過程、さらには、去る十七日に行なわれた政府・自民党の多数を頼む暴力強行採決は、まさに議会民主主義を踏みにじるものであり、国民への背信行為と言わざるを得ないのであります。これは、さきに強行採決した国鉄運賃値上げ法案といい、衆議院における健保特例法案といい、強行採決はいまや国会の年中行事としてまかり通っているという憂うべき状態なのであります。今後におきましては、このような多数を頼む……
○三木忠雄君 運輸大臣にお伺いしたいわけでありますが、空港の新たな建設の問題についてお伺いしたいと思います。
大臣が地方に行くたびに空港問題が非常に話題になってまいるわけでありますが、今後の新空港の建設計画について、これをお願いしたいと思います。特に北海道であれば、北海道で国際空港をつくる、あるいは関西は、いま淡路島が非常に話題になっているわけでありますが、この問題についていつごろまでにどのような所でつくるかどうか、それをお尋ねいたします。
【次の発言】 次に、ジャンボー対策について一、二お伺いしたいと思うわけでありますが、飛行機の大型化によって、羽田にも昭和四十五年ごろまでにはジャンボーの……
○三木忠雄君 第二宮古台風につきまして、いろいろ私調査いたしましたが、今回第三宮古島台風によりまして、私も現地のほうへ調査に行ってまいりました。その結果につきまして、具体的な問題について実は長官に一つ一つお伺いをしたいと、こう考えておったわけでありますが、いかんせん時間の関係でできないそうでありますので、まあいずれにいたしましても、先ほどの質問のとおりに、本土と同じような対策を講ずるという総務長官の御答弁であります。どうか住民の希望にこたえて、そうして日本政府が誠意ある援助をしていただきたい、このことをまず第一に心からお願いするわけであります。 何といいましても、私も現地に行きまして一番困っ……
○三木忠雄君 相当時間がたっておりますので、私もきょうは簡単に二、三のことを運輸大臣並びに総裁に伺いまして、臨時国会でわが党独自の国鉄問題についていろいろ調査した問題について具体的な問題は通常国会でいろいろ伺いたいと、こう思うわけでありますが、特に運輸大臣に一つお伺いしたいわけでありますが、昨日も公明党といたしまして、国鉄並びに私鉄運賃の値上げ反対の申し入れ書を行なったわけでありますが、特に私鉄運賃の値上げの問題について、四十一年の一月十一日の臨時物価対策協議会の申し合わせ事項で、特別の支障がない限りは運輸省は大手私鉄は四年間は絶対上げないと、こういう言明を協議会でやっているわけでありますが、……
○三木忠雄君 まず最初に運輸大臣に、港湾整備の新五カ年計画についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在の計画を変更した理由ですね、四十四年までの計画ですね、それを変更した理由について、そのどこが違うか、具体的に教えてもらいたい。
【次の発言】 この計画は経済企画庁の発表している新総合計画ですね、これとの関連はちゃんとできておりますか。
【次の発言】 第四次は現在発表していますね。第五次は現在立案中ですけれども、この問題について、港湾局あるいは運輸省と経済企画庁との間で具体的な話し合いができた上でこの港湾五カ年計画を発表しているかどうかです。
○三木忠雄君 整備公団法の一部改正についての問題について、特に内航海運対策の進捗状況について伺いたいわけでありますが、三月三十一日までに、事業を継続しようとするものに対して、まあ切りかえのための許可申請が行なわれることになっているわけでありますが、その状況等についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまどのくらい出ておりますか、三月三十一日現在で。まだわかりませんか。
【次の発言】 それから、船舶整備公団で、旅客船あるいは貨物船等の改造希望数ですね、過去三年間。それと希望数に対する許可数ですね。その点について伺いたいと思います。
○三木忠雄君 私、資料要求をひとつお願いしたいんですけれども、今後いろいろ調査をしていくうちにいろんな問題、資料がほしくなる問題が数多くあるわけです。この問題についてはひとつぜひともお願いしたいんです。この間も私は、国鉄のほうに、名古屋の問題で、実は近鉄あるいは名鉄が乗り入れている土地使用問題について、その辺に日通があるわけですね、その土地の使用状況はどうなっているか、こういう問題について一カ月くらい前だったと思うんですが、要求したんですが、まだ出てこないんですよ。これじゃなかなか審議はできないだろうし、こういう問題、今後この委員会で私は数多く取り上げたい問題があると思う。それが実際に出せない……
○三木忠雄君 私は、今回の運賃の二法案の審議にあたりまして、数々いままでも論議されてまいりましたが、政府の援助あるいはまた国鉄の合理化あるいは国民の負担、その比率が一対二対あるいは三・五と、こういうような割合だと、こういうふうな答弁が何回となく今日まで繰り返されてきたわけでありますが、政府の援助の問題については、いままでも論議され、私も、この政府の援助の問題等については、突っ込んで具体的な問題を数々聞いてまいりたいと思うわけであります。 特に最初に、私は、国鉄の経営の合理化の問題について、今日までの放漫性の問題について何点か具体的な問題を取り上げて話を進めていきたい、こういうふうに考えるわけ……
○三木忠雄君 それでは前回の質問の続きの問題から。私はちょうど電気で停電をさせられておったものですから、電気でもう一ぺんいろいろ話を進めていきたいと思います。
国鉄が九電力から、電力会社から買っている電気の金額は大体どの程度になるものか、これをお聞きしたい。
【次の発言】 百八十一億ですか。このうちお互いに国鉄と各電力会社と電力の融通が行なわれていると思うのですね。この融通が行なわれている電力会社はどこでしょう。
【次の発言】 そうしますと、東京地区の電力の融通の問題でありますけれども、手元に資料をいただきましたけれども、この融通電力を幾らで実際に融通し合っているか。一円九十六銭と、こういう……
○三木忠雄君 私は、公明党を代表して、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案並びに日本国有鉄道財政再建促進特別措置法案に対しまして反対の討論を行なうものであります。 反対の第一として、当初の慎重審議という約束をひるがえし、十分な審議が尽くされない段階で質疑打ち切りという良識の府としての立場を破棄する暴挙が当然のごとく行なわれたのであります。わが党はあくまでも、最重要法案であり、国民生活を圧迫する要因であるだけに、実質審議を尽くすべきと主張してまいりました。にもかかわらず、多数を頼みとする政府・自民党の姿勢は、国民の切なる要望を踏みにじる国民不在の何ものでもないと断ぜざるを得ず、まことに残念であ……
○三木忠雄君 運輸大臣に最初にお伺いしたいわけでありますが、海運の今回の計画によりますと、二千五十万総トンの建造、海運政策によって外貨獲得に力を入れていくか、あるいは造船による船舶輸出に重点を置くか、この問題が非常に私はちょっと納得できないような問題があるのじゃないか、こう考えるわけでありますが、この問題については運輸大臣どういうふうに考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 五十年までに運賃収支を黒字にするといいますか、輸出船への優遇措置をとりながらやってまいりますと、はっきり言って船舶の輸出に対してはどういうふうな対策を講じていくか、こういう問題についてもう少し具体的に私は教えていただきた……
○三木忠雄君 時間も限られておりますので、何点かお伺いしたいと思いますが、初め部品工業会の星野参考人にお願いしたいと思います。
今回の欠陥車の問題によって部品メーカーは特に相当な打撃を受けたんではないか、こういうふうに私も考えるわけですけれども、この問題に対して具体的にどのような対策といいますか、どのように受けとめられているか、これについて伺いたいと思います。
【次の発言】 警視庁等の調べはいまいろいろ進んでおると思うんですが、今回の欠陥車は各メーカーに及んでいるわけでありますけれども、その特定の部品が部品メーカーから各社に提供されている、納入されている、こういうふうな実態は現在究明されてお……
○三木忠雄君 私も、時間が限られておりますので、二、三お聞きして終わりたいと思いますが、特に今回提出されました選挙法の一部改正に関しては、二十三日の当委員会で詳しくいろいろお聞きしたいと思いますが、特に一点だけお聞きしておきたい問題は、四十四年の七月二十日からこの法案が施行される、こうなっておるわけでありますけれども、実際事務手続、そういう問題等については、十分やっていかれる自信はあおりでしょうか。
【次の発言】 それでは、第六次選挙制度の問題について、いま横川委員からもお話があったわけでありますが、特に第六次選挙制度審議会について、四十二年度に第五次選挙制度審議会が終わってからいまだにまだ第……
○三木忠雄君 ちょっと関連で私は一ついまの話で聞きたいんですが、選挙管理委員会の体制をある意味では、聞き方によっては骨抜きにして、地方自治体にまかしてしまうんだと、こういうふうな感じにも受け取れるのですが、選挙管理委員会を弱体化されるようなこういう感じを受けるわけです。それが第一点。 それからもう一つは、たとえばある一つの例を言いますと、いま北九州の八幡製鉄が相当千葉のほうに移動しているわけです。こういう場合に、青年が、たとえば二十五歳のある青年が千葉へ移動すると、こうした場合に、住民台帳からいえば北九州に登録してあったわけですが、しかし、たまたまこちらに転勤になって、三カ月間住んでも、実際……
○三木忠雄君 前回もたびたび出てまいった問題でありますけれども、特に私は新有権者という問題についてきょうはお尋ねしたいと思うんです。 新有権者を拾っていくというこの事務処理の問題が、はたして、改正後は申し出制がないわけですね。そうしますと、三カ月の要件、あるいは生年月日等の必要事項を事務的にうまく操作できるかどうか。これは私は非常に問題点があるんじゃないかと、こういうふうに思うわけです。現在の機能も十分働いていないと、こういうようにも考えられる点を考慮いたしまして、こういう事務処理が選管の組織で十分行なえるかどうか、これに非常に私は疑問を持つわけでありますけれども、これについてどうでしょうか……
○三木忠雄君 私は石油問題あるいは悪臭公害、総合開発等の問題について関係大臣に御質問いたします。
まず、最初に石油問題につきまして御質問申し上げます。通産大臣に伺いたいわけでありますが、日本のエネルギー総合政策の中の石油の役割りについて通産省のお考えをお聞きしたいと思うわけであります。
【次の発言】 格段の必要でありますが、大体経済成長はどんどん進んでおりますけれども、実際には陰に隠れて、このエネルギーの問題が置き去りにされているような感を受けるわけであります。大体昭和六十年、まあ新全国総合開発計画等によりますと、六十年がいろいろめどになっているわけでありますが、六十年にはどの程度のエネルギ……
○三木忠雄君 それでは第一班の報告を行ないます。 第一班は、岡本委員長、瀬谷委員と私の三人で大阪府及び兵庫、岡山、広島の三県の運輸事情等の実情調査を行なってまいりましたが、特に来たる三月十五日から開催される日本万国博覧会の輸送対策及び宿泊対策と山陽新幹線工事の進捗状況とに重点を置いて調査してまいりました。 まず、万博関係について申し上げます。 私ども一行は、完成を目前に控えた北大阪急行電鉄に試乗し、万博中央口駅に到着、直ちに万博協会事務局にて観客の輸送対策、宿泊対策等について説明を聴取した後、モノレールで三百三十万平方メートルに及ぶ会場の外観を視察いたしました。協会の説明によりますと、エ……
○三木忠雄君 それでは時間もだいぶたちましたので、私も大臣にきょうは基本的な問題だけを伺い、具体的な問題については次の委員会にいろいろ具体的に伺っていきたいと思うんです。
最初に、自動車行政の問題について、特にタクシーの問題について伺いたいと思います。
特に今回運賃値上げを認めた条件については、各新聞紙上等で拝見しておりますけれども、運賃値上げに踏み切った条件ですね、何を根拠にして、何を基本にして運賃の認可をしたか、この点について大臣から答弁願いたいと思います。
【次の発言】 値上げを認めたわけでありますけれども、今後の改善策ですね。認可した以上は、この点、この点は具体的に実行すべき、こう……
○三木忠雄君 それでは公団法に関する若干の質問をいたしたいと思います。 いろいろ論議をされてまいったこの問題でありますけれども、四十六年の四月に一応開港の準備が整う、こういうような話は常々伺っておるわけでありますけれども、新空港の計画から、来年の四月に大体第一期工事が完了して開港できる、これに至るまで約八年間かかるという経過、このあらましを、今後の空港計画についての次の問題もからんでくると思いますので、大体計画から四十六年の四月の実施に至るまでどういう経過をとったのか、そして四十六年の四月の開港のときにはは、付帯施設等を含めてどういうものが第一期工事としてでき上がるのか、これを具体的に御説明……
○三木忠雄君 私はちょっと一つ、きのうの話を続けて聞きたいのですけれども、日航から米軍に依頼するという法的な根拠ですね、これはどういうふうな法的な根拠があるのですか。こういう緊急な場合に対しては米軍に依頼していいとかどうだとかいう、その点、一点。
もう一つは、福岡において、福岡の空港長なりあるいは給油員なりが平壌向けの地図を機長に渡したかどうか。その二点について。
【次の発言】 根拠はありますか。
【次の発言】 それは通常の例ですか。
【次の発言】 私、最後に整理する意味も兼ねますけれども、いろいろ新聞を読んだり、いろいろな話でさっぱりとにかくわからないわけですから、話を進めるについて整理し……
○三木忠雄君 議事進行の関係から、タクシー法案のほうはあとで質問する予定でございますので、自賠責の問題について二、三伺いたいと思います。いろいろ衆議院でも、あるいはいまも鈴木委員からお話がありましたので、ダブルところはさいてけっこうだと思います。
自賠責の審議会の答申ですね、これに対して今度の法改正にどのように取り入れられているか、あるいはまたこの答申に対して運輸省あるいは大蔵省としてどのように将来考えていくつもりか、これについてまず答弁願いたいと思います。
【次の発言】 こまかなことをお聞きしたいと思ったんですけれども、限られておりますので、特に治療費の支払いの問題について私はしぼってお伺……
○三木忠雄君 タクシーの値上げの問題から私伺っていきたいと思いますが、最初に労働基準局のほうに伺いたいんですが、このタクシー料金値上げの際に労働基準局としての立ち入り監査が全業者の三分の一しか行なわれなかった、こういう理由について、どういう観点からそういうふうにしぼられたか、この点について最初に伺いたい。
【次の発言】 その監査をされた内容といいますか、あるいはどういう点にわたっての監査が行なわれたか、それが一点です。
それからもう一つは、タクシー業界に対していろいろ労働基準局で監督されているそうでありますけれども、これは例年、常時、労働基準局としてこのタクシー業界に対する監査が行なわれてい……
○三木忠雄君 それでは、最初に私は二十次造船の問題について若干質問したいと思います。特に最近の大型船の海難事故等において、二十次計画造船による大型船舶の事故が非常に多いわけです。この二十次造船の建造された隻数、それからまた、それの経過について概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 同期間において外国に輸出された船舶はどの程度ございますか。
【次の発言】 それで、二十次計画造船から非常に大型化が目立ってきているわけです。特に前後の時代の状況を考えてみましても、海運会社が非常な不況脱出のために船舶の大型化とか、あるいは軽量化をはかっておると、こういうふうにもいわれておるわけです。そうしてまあ……
○三木忠雄君 時間も制約されておりますので、何点か総務長官に伺いまして私の質問を終わりたいと思いますが、沖繩の復帰対策の大きな問題は私は土地問題ではないかと思うのです。この問題については、本日は時間の制約の関係で大筋だけを総務長官に伺って、次回の委員会で私は細部にわたっていろいろ詰めてまいりたいと思っております。特にきょうは、沖繩の旧国有地あるいは県有地の問題がどのような形で日本側に引き継がれてくるか、その過程について伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで、七二年の返還は明確でありますが、現在、琉球政府あるいは那覇市等においては非常に困っておる問題が数多くあるわけです。たとえば一例をあげま……
○三木忠雄君 時間の制限がありますので、私も限られた時間の範囲で、特に本日は国有地の無断の転用、あるいは無断使用等の問題、あるいはまた国の補助金、特に構造改善、あるいは開拓。パイロット事業等で優良田にしたその土地を、一夜にしてこれをゴリ押しをし、ゴルフ場に転化した。いわんやまた、そのゴルフ場めがけて会員の人たちが、そのとおり実行されると思って会員権を購入したが、あにはからんや、そのとおりなっていない。こういうような問題点について、私は一つの、石川県に起こった問題を通して、きょうは問題を進めたいと思っております。特に、各省にまたがりまして、問題が多岐にわたると思いますが、ごかんべん願いたいと思い……
○三木忠雄君 今回の乗っ取り事件に対しましては、山村次官あるいは石田機長、乗客等が無事に帰国されたことに対して、私は心から喜ぶものであります。また、特にこの問題に当たられた関係当局の努力に対して敬意を表するものでありますが、しかしながら、事故の再発防止あるいはまた治安、外交面において若干の疑問を残した点があるのじゃないか、この問題について私は関係大臣に若干の質問を申し上げたいと思うわけであります。 最初に、官房長官にお伺いしたいと思うわけでありますが、今回のこの問題に対して、外務省あるいは運輸省あるいは防衛庁、各関係庁との連絡というか、指揮権というか、このコントロールが非常に私は弱かったのじ……
○三木忠雄君 総裁が時間がないそうで、総裁に一問だけ質問したいと思うのです。特に東京を中心とする首都圏の輸送についてお伺いしたいわけでありますが、増大する首都圏の輸送対策に対して、国鉄として東北新幹線あるいは上越新幹線等の計画も進められて、始発駅の問題とかあるいははまた通勤輸送との問題でいろいろ問題になっていると思いますし、あるいはまた、現在外環状線という武蔵野線の建設の問題等もからみまして、今後の首都圏の輸送をどういうふうに国鉄当局としては考えていらっしゃるか、また中央線の問題等についてもお考えをいただきたいと思います。
【次の発言】 それで、いま伺いました各線ですね、資金難等いろいろな問題……
○三木忠雄君 それでは、今日まで審議を続けてきまして重複するような問題は、なるべく私は省いて質問したいと思います。 海洋汚染防止法案あるいは廃棄物処理法案あるいは水質汚濁防止法案、この三法案は海におけるいろいろな汚染問題等で非常に関連する法案だと思うのです。したがって、この海洋汚染防止法を幾ら厳重に施行するにしても、やはり廃棄物の処理あるいは水質の汚濁の問題等によって海はきれいにならないと思うのです。私はそういう関係で、先ほど運輸省側からは政令制定の進め方についてのメモをいただきました。これと関連しまして特に厚生省あるいは経企庁の現在検討されているところのこの政令の内容等につきまして私は若干……
○三木忠雄君 限られた時間がわずか十分でありますので、初めに私は委員長に要望でありますが、まあ稲嶺議員あるいは喜屋武議員を迎えて沖繩のこの委員会を開くにあたって、あまりにも時間が少な過ぎるのではないか。どうか今後時間と大臣の確保をしっかりやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 何点かお聞きしたいと思ったのですけれども、時間が限られておりますので、私は最近沖繩本島における米軍犯罪の激増の問題について、二、三お伺いしたいと思うのですが、裁判権移管の問題について、特に最近激増する米軍犯罪の問題に対して外務省としてどのように認識をされておられるか、まず、その点についてお伺いをいたし……
○三木忠雄君 時間も限られておりますし、きょうは基本的な問題を大臣に伺いたいと思います。
それで、最初に空港整備の問題について、新空港の建設と、あるいは那覇港の問題等についていろいろお伺いしたいと思います。特に大臣の所信表明の中にもありますように、昭和四十六年度を初年度とする総事業費五千六百億円にのぼる新空港整備五カ年計画を発足させることで、このため所要の財源の充実強化措置を講ずると、こう述べられておりますけれども、具体的に新空港整備五カ年計画というのはどういうような計画になっているか、これを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この財源が利用者の負担という形で盛り込まれて……
○三木忠雄君 いま成田空港の問題で大臣から見解を伺いたいと思うのですが、まあ昨日から新聞、テレビ、あるいは現地においてもいろいろな報道をされて、私たちも非常に緊張感を持っているわけでありますが、私たちは何よりも不測の事態が起こらないように、このことを常に願うわけでありますが、現時点において運輸大臣がほんとうにこの問題をどう最終的に対処されていくか、そのことについて伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一問だけ……。
運輸大臣といたしまして、この一坪運動の人たちと、実際にもう一度現場ででも話し合ってみられると、こういうふうなお考えはございませんか。
○三木忠雄君 それでは、この法案のいろいろな問題は先ほどから論議されたと思いますが、私は、特にこの法案が通過した場合にたとえばどういう効果があらわれてくるかということですね、この点について。
【次の発言】 そうしますと、海外から日本に造船依頼があると思うのですね。それの実態で、実際に、日本はいままで極端にいえば閉鎖的であったわけですね。ところが、海外で、そういう補給法で実際に援助しておるそういう実例はどういうふうなぐあいになっておるわけですか。
【次の発言】 それで、イギリスとかその他各国、日本に、造船の技術を評価して非常に発注も数多くあるわけですけれども、現実に、いまの時点における日本の造船……
○三木忠雄君 それでは、この踏切道の四十一年から四十五年までの五年間の間に、この指定工事の進捗状況ですね、これについて伺いたいと思います。
【次の発言】 私が承知している数によりますと、立体交差の進捗率は五六%と、まあいま工事も含めて八〇%程度と、こういうふうに伺ったんですがね。実際この立体交差を完了するまでには五年なら五年の当初計画を立てても五年間でできないところも随所にあるのじゃないかと思うのですね。そうしますと、いろいろ原因はあると思うのです。地元との交渉の問題とか、いろいろな難点はあると思いますけれども、指定した工事がこういうふうに、特におくれる原因ですね。あるいは五カ年計画のときに最……
○三木忠雄君 自動車の増加に伴って、特に昭和五十年度をたとえば基準として考えた場合に、自動車のこの民間車検の問題あるいは車検整備の問題にどういう体制で取り組まれていくか、この考え方について伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この四十八年までに民間指定事業者を七〇%にする、しかしながら、本年において、まだ現在二〇%、あとのまあ五〇%ですね、これをどういう体制で四十八年までに持っていけるのかどうか、あるいはそれを持っていける見通しがあるのかどうか、この点について。
【次の発言】 この七〇%に持っていこうということは、私は相当な努力をしなければ、おそらくできない問題じゃないか。現実に実……
○三木忠雄君 それでは、新五カ年計画ですれ、投資額あるいはまた五十年の時点における輸送量の見通し並びにこの五カ年計画の重点事業について説明していただきたい。
【次の発言】 そこで、事業費のうち、具体的に、この五カ年計画で、地方のたとえば管理者とか地方の各府県、特に地方港湾が問題になってくると思うのですが、この五カ年計画によって相当財政負担が拡大されてくるのじゃないかと思うのですね。これの財政の裏づけですね、この問題についてはどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 その裏づけが十分できるという補助事業のような考え方ですけれども、現実に各地方でやっている港湾管理者の赤字というのは相当増大して……
○三木忠雄君 船舶職員法の改正問題につきましては、いろいろ衆議院あるいはいままでも論議された部分を私は省きまして、何点か取り上げまして質問したいと思います。
特に昭和五十年を目標とするこの改定新海運政策によりますと、約二千八百万トンの建造計画がございますけれども、これに見合う船舶通信士ですね、あるいはまた、その他船舶職員の養成あるいは再教育問題、こういう問題についての具体的な需給関係はどのようなぐあいになっておるか、まずこの問題について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、外航船舶のほうはだいぶ船員も余ってきておるような傾向も一、二伺うんですけれども、外航と内航に分けますと、ど……
○三木忠雄君 ストの問題について何点かお聞きしたいと思ったんですが、運輸大臣まだ見えませんので、見えてからその問題を何点か伺いたいと思います。
きょうは航空の問題について若干質問をしたいと思います。特に四十一年の、航空の再編成における閣議了解が変更されて、今日、東亜航空それから国内航空の合併が成立を見たわけでありますけれども、これに至るまでの経緯について概略説明願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、運輸大臣が見えましたので、私は何点かお聞きしたいと思うんですが、特に一昨日の私鉄スト、また本日の国鉄ストの問題で国民は非常に迷惑をこうむっていると思うんです。前日泊まり込んで実は出勤も会社……
○三木忠雄君 一つだけ私は伺いたいと思うのですが、恩赦の問題について伺いたいと思います。沖繩の施政権返還の記念事業の一環として、沖繩返還恩赦を実施する方針であると、こういうように承っておるわけでありますが、この問題についてはどうお考えですか。
【次の発言】 総務長官という立場もありましょうけれども、国務大臣という立場でいろいろ話し合いは私は進んでおるのじゃないかということも考えられるのじゃないかと思うのです。実は、本土に対して恩赦の問題というといろいろ問題があろうと思うのでありますけれども、沖繩県民の心は総務長官が私は一番よく御存じだと思うのです。したがって、米軍施政下においていろいろ人権を侵……
○三木忠雄君 私は、最近話題になっているニシン、カズノコの問題を、物価対策の面からきょうは若干質問申し上げたいと思うんです。
その前に、長官に、物価対策としての貿易の自由化あるいは関税問題について、どういうふうな考え方を持っていらっしゃるか、この点について、まず最初にお考えを伺いたい。
【次の発言】 関税問題。
【次の発言】 この問題で私論議したくはありませんが、一方で自由化を行なう、片や関税のほうでいろいろ縛ってくる、こういう形ですね。物価政策の上から考えても、自由化はしたけれども関税政策で縛りつけるというような問題で、一般消費者には、自由化の恩恵といいますか、こういうものとしてはなかなか……
○三木忠雄君 いまの局長の答弁ですけれども、前から予告してあるわけです。それから、現実にデータもあるし、指導もしているんですよ。それが出ないというのは、ちょっと審議続行できないですね。それは隠しているわけです。いま。
○三木忠雄君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 第三分科会の担当は、昭和四十六年度予算三案中、郵政、農林、運輸及び建設の四省所管に属するものでございます。 分科会におきましては、去る二十三日から本二十六日まで、これら四省の所管予算につきまして質疑を行なってまいりました。 以下質疑の概要につきまして、簡単に御報告申し上げます。 まず、建設省所管におきましては、郵便料金の改定を中心とした郵政事業特別会計の財政問題、沖縄返還に伴う電電、放送関係機関の取り扱いの問題、放送用衛星の打ち上げ問題、電信電話拡充七カ年計画をめぐる諸問題、一人暮らし老人の電話架設問題、電電公社工事の中……
○三木忠雄君 私は経済援助及び防衛問題を中心として、特に日本と韓国の関係について、並びに現在消費者にしわが寄せられておるところの石油の値上げ問題等について、何点か質問したいと思います。
最初に総理にお伺いしますが、佐藤・ニクソン会談の共同声明における韓国の安全は日本自身の安全にとって緊要であると、このような声明に対して、佐藤総理は具体的にどのように定義づけられているか。あるいはどのように今日まで総理自身としてやってこられたか。この点についてお伺いします。
【次の発言】 その火の粉が飛んでくるような関係にあると、こういう緊密な関係の中にあって、具体的にどういうふうに今日まで――経済援助の問題等……
○三木忠雄君 私は公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十六年度予算案に対し、反対の討論を行なうものであります。 以下その理由を述べてみたいと思います。 昭和四十六年度予算は、新規財源として一兆五千億円に及ぶ大幅な税の自然増収を見込んで、四十五年度当初の一般会計予算と比べ、一八・四%と、ここ数年では最大の伸びを示す大膨張予算となっております。一般国民の等しく望むところは、物価が安定し、公害のない社会保障の行き届いた住みよい環境のもとでの生活であります。これを実現のための効率的な財政資金の運用こそ、わが党の要求するところであります。 しかしながら、この予算案の内容をみます……
○三木忠雄君 根本先生にお伺いしたいと思います。 国鉄が公共企業体として発足した当時においては、独立採算制が限界を越えた場合の吟味が十分行なわれなかったのではないかと、こう考えるわけでありますが、今日、国鉄がこのような危機に至って独立採算制には限界があるのではないか、こう考えるわけでありますけれども、この点についてどうお考えになるでしょうか。これが第一点であります。 それからもう一つは、国鉄の財政危機を救う方法を具体的にどういうふうにお考えになっているでしょうか、この二点だけお願いします。
○三木忠雄君 私は養殖事業の問題並びに地方競馬会の問題について、若干御質問したいと思いますが、その前に一点だけ大臣にお伺いしたいと思います。 この農林大臣の説明によりますと、特に私ば経済協力の問題あるいは農業協力の問題については、今後の東南アジア、特に発展途上国に対する問題として非常に重要な問題ではないかと私は考えているわけでありますが、この中に述べられておりますように、「東南アジア地域の農業協力とわが国の農業研究の発展に資するため、農林省の附属機関として熱帯農業研究センターを設置することといたしております。」と、こういうふうに申されておるわけでありますが、この「東南アジア地域の農業協力」に……
○三木忠雄君 限られた時間がわずか二十分程度でありますので、物価の問題について私は具体的にいろいろ聞きたいと思ったのですが、そうもできませんので、何点か長官並びに国税庁、農林省の方に伺って質問を終わりたいと思うのです。 初めに経企庁長官に伺いたいのですが、行政介入と物価についての物価安定政策会議の提言に対して、具体的にどういうようにやっていくのか。先ほども木村委員からもお話がありましたけれども、幾ら提言してみても、実際にやる気がなければ物価というものは下がらないと思うのです。この下がる実績を見せるのが政治の力じゃないかと思うのですが、具体的にどう取り組んでいくか、この点について私は伺いたいと……
○三木忠雄君 私は環境庁の問題に触れる前に、最初に、この公害に関する日米会議が六月に開かれるようになっておりますが、この問題について山中長官は出席されるようになっております。どういうテーマで、あるいはまたどういう趣旨で、あるいはこの公害会議を通して何を提唱されようとしているか。この点についてまず最初に伺いたい。
【次の発言】 私は、この中でひとつ公害ダンピング問題というのは、非常に今回の日米会議に押しつけられるのじゃないかという気配がいろいろな情報で私も耳にするわけでありますけれども、やはり日本製品が安いのは、公害に対する設備投資がないからだという押しつけがましい問題が提起されようとしていると……
○主査(三木忠雄君) ただいま皆さまの御推挙によりまして、主査をつとめることになったわけでありますが、何ぶんふなれでございますので、皆さまの御協力を得てその責務を果たしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。 審査に入ります前に、議事の進め方についておはかりいたします。 本分科会は昭和四十六年度総予算中農林省、運輸省、郵政省及び建設省所管を審査することになっております。二十六日の委員会で主査の報告を行なうことになっておりますので、議事を進める都合上、主査といたしましては、本日郵政省、農林省、二十四日農林省、二十五日郵政省、運輸省、二十六日建設省という順序で審査を進めていきたいと……
○主査(三木忠雄君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
分科会担当委員の異動について御報告いたします。
本日、鈴木強君、小山邦太郎君が委員を辞任され、その補欠として杉原一雄君、小林国司君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十六年度総予算中、農林省所管を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 以上をもちまして農林省所管に対する質疑は終了いたしました。
これにて散会いたします。
午後六時十一分散会
○主査(三木忠雄君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、杉原一雄君、岩動道行君、斎藤昇君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君、小山邦太郎君、白井勇君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 昭和四十六年度総予算中郵政省所管を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは私は三点だけ伺いたいと思うのです。
まず一つは、この郵政審議会の問題についてちょっとお伺いしたいと思うのです。この大臣の任命になっている郵政審議会の委員の選考については、どういうふうな形で選考されておるかですね。
○主査(三木忠雄君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。
分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、前川旦君、白井勇君が委員を辞任し、その補欠として大橋和孝君、斎藤昇君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十六年度総予算中、建設省所管を議題とし、質疑を行ないます。
【次の発言】 時間も限られておりますので、私は住宅公団の問題を中心にして、特に住宅公団に住んでおられる人たちの数多くの悩みを私たちはアンケートをとって実際に調査したわけでありますけれども、その全貌を全部きょうはやるわけにいきませんけれども、何点か、特に問題になるような点を私は指摘をし、あるいはまた、明……
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