このページでは青島幸男参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○青島幸男君 昨日来、当委員会におきまして、返還協定そのものもそうでございますが、たいへんに核の問題に議論が集中しておったように私は伺いました。この核の問題は、日本の外交姿勢あるいは安全保障の基本姿勢にもつながる問題で、たいへん皆さん重要にお考えになって、そこに議論が集中するのは私は当然だろうと思います。そこで総理は政府を代表されて、核は持たず、つくらず、持ち込ませずと、この三原則を厳守していきたいというふうに再三お答えになっていらっしゃいましたし、それから、経済的にもたいへん豊かになってまいりましたし、持とうと思えば持てる実力がありながら、世界で唯一の被爆国である日本がそういうことを、持つよ……
○青島幸男君 過日、私は当委員会におきまして発言の機会を得まして、総理並びに外相にいろいろ御意見を伺ったわけでございますけれども、漏れ承るところによりますと、総理はたいへん私の質疑に関心と興味をお持ちになったということでございますし、せんだって二十分という短かい時間でございまして、十分に御意見を承ることもできませんでしたので、きょうあらためまして三十分というお時間をいただきましたので、再度質問することを許していただきたいと思います。 重複を避ける意味におきましても、ものを整理する意味から申しましても、せんだっての質疑に引き続いてお尋ねするわけなので、せんだっての件に関しまして簡単に振り返って……
○青島幸男君 このNHKの予算の審議にあたりまして、その前に、郵政当局の考え方あるいは施策に私たいへん基本的な疑問がありますので、その辺を明快にするところから進めてまいりたいと思います。 大臣がかわられますたびに私、同様な質問をしておるわけでありますけれども、小林郵政大臣が四年前に申されました、全面UHFへの移行ということです。その後、河本さんにかわられ、あるいは井出さんにかわられたということで現大臣に至っているわけですが、その間、小林郵政大臣が言われました趣旨は、そのまま逐次次々の大臣に受け継がれてきたわけでございますけれども、その点に関しまして現大臣の御意見を承っておきたいと思います。
○青島幸男君 先日に引き続きまして、私はたいへんにUHFにこだわっているのでございますけれども、まだ幾つかの疑点が残っておりますので、これを解消するところからきょうも始めさしていただきたいと思います。 前回の当委員会におきまして、私はNHKに対して、UHFの全面移行が可能であるか、経済的にあるいは技術的にその辺のところをお伺いしたい、こういう質問をいたしましたところ、五十一年を最終とする第四次計画というものも持っておるが、その最終年度になってもUHFへの全面移行ということは何ら考慮していないというような形でお答えをいただいたわけでして、また経済的には九百億から一千億円くらいのお金がかかるとい……
○青島幸男君 議題になっております有線テレビ放送の法案につきまして二、三質問をさしていただくわけですけれども、この法案が提出されました基本的なものは、有線放送が適正に運営が行なわれることによって、国民の福祉、あるいは健全な発展、あるいは増進に寄与したいということでしょうけれども、有線テレビ放送とは、「有線放送(公衆によって直接受信されることを目的とする……)」とございますけれども、この「公衆」ということばの解釈、これが、ここの「公衆」が、不特定多数を意味するのか、あるいは特定多数を意味するのかということが、この法案の賛否の基本的な一つの問題になっているように私は感じるんですけれども、どうもこの……
○青島幸男君 本予算委員会も私の質問をもって終局を迎えようとしております。総理も、総理として予算委員会で答弁に立たれるのは、これが最後ではなかろうかと思います。佐藤内閣最後の予算委員会に、予算委員会締めくくり総括の最終の質問者として私立ちましたことは、たいへん重大な意義を感じておりまして、そこで総理の政治姿勢につきまして若干質問を試みたいと思いますが、まず最近よく取りざたされておりますが、五月十五日の沖繩の返還に伴って恩赦が行なわれるんではないか。しかも、これはかなり総理の周辺を見ておりますと、確定化しつつあるんではないかというように承っておるわけで、恩赦がもし行なわれるような場合に、選挙違反……
○青島幸男君 私は、当委員会に出席させていただきますのは初めてでございまして、何ぶんにもしろうとでございますので、幼稚な質問が飛び出しまして御専門の方々には笑止にたえぬというような事態にもなりかねないと思いますけれども、その辺のところをひとつ御了承いただきまして、御答弁をいただきたいと思います。
まず大臣と総裁にお伺いしたいんですけれども、国鉄を公共企業体としてどういうふうに受けとめていらっしゃるかというところから御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 公社といいまして、すぐ私ども感じますのは、三公社――ほかに専売と電電があるわけですけれども、同じ公社、公共企業体でありながら、専売と電……
○青島幸男君 私は、第二院クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております二法案につきまして、反対の立場から、意見を表明さしていただくものであります。 田中内閣発足以来、急激な物価の上昇によりまして、国民は怨嗟の声をあげており、一刻も早く物価の上昇を終えんせしむるために、一切の公共料金凍結をさえ望んでいるのであります。おりもおり、このようなときにあたりまして、国鉄赤字整理のためとは言い条、十年間に四回もの運賃値上げを試みんとする国鉄運賃法の改正は、庶民の願望を踏みにじり、国民生活を破壊するにひとしい無謀な考え方と言わなければならないと思います。 また、長年国鉄に勤務し、国民に奉仕して……
○青島幸男君 NHKの予算の審議にあたりまして、その前に、まず長年懸案の問題でもございますので、それからこの放送のあり方の基本的な形にも関係ございますから、その辺からお尋ねしたいと思うんです。 UV転換というお話が四十二年に小林郵政大臣のときに閣議で出まして、それから歴代大臣をずうっと通じて廣瀬さんまで、私はこのあとを追って次々に質問を続けてまいりましたわけですが、その辺の事情は大臣もすでにお聞き取り及びのことと思っておりますけれども、四十七年の三月二十八日に、私、当委員会におきまして廣瀬郵政大臣に質問をいたしました際に、どうも諸般の事情から考えて、小林さんが当時言っておったように十年でUV……
○青島幸男君 ただいま小笠原さんの質疑をいろいろ伺っておりまして、私も日ごろ経営委員会のあり方につきましてはたいへん疑問に思っている点がございますので、その辺からお伺いしてまいりたいと思います。 伺っておりますと、何となくばく然と経営委員会のメンバーがきまってきているというようなことも感じられますし、何よりこの問題の基本をなすものは、国民の一人一人あるいは受信者の一人一人がわれわれはNHKの経営に参加しているのだという自覚が持てない仕組みになっているからではなかろうかという気がするのです。と申しますのは、経営委員会のメンバーは国会で承認することになっておりますけれども、国会議員ですら隔靴掻痒……
○青島幸男君 私は、まず選挙制度の改正の問題と、それから恩赦の問題、政治資金規正法等につきましていろいろお伺いをしたい、こう思うわけです。 まず、選挙法の改正の問題でございますけれども、私いろいろお伺いしようと思いましたところ、先日の横川委員の質問に答えられましたお答えを私拝聴しておりまして、たいへん明確になりました。お答えはどういうかっこうでやられようとしているか――第七次選挙制度審議会の答申――答申という形じゃございませんですね、報告という形で一応まとまっているものを基礎にすると、あるいはどういう形で進めていくかということはいまのところきめておらない。ただ、いずれの場合にも資料が提出でき……
○青島幸男君 審議しておりますこの予算の問題に入る前に、各委員からもいろいろ発言があったようですけれども、あえて重複することを避けずに申し上げますけれども、「総理と語る」の番組でございますが、私ここでその放送法十六条を読み上げるというような意図もございませんし、そういうことをあえていたしませんけれども、NHKの体質あるいは使命からして、いまのまんまああいうかっこうでこの放送が続けられるということにはかなりの方が疑問をお持ちですし、私も重ねてここで重複を避けずに言うということは、ああいう形の放送があるということは、たいへん不満であると、これを何とか改善をする、あるいは継続をやめてほしいというよう……
○青島幸男君 私は、第二院クラブを代表いたしまして、若干の質問を試みたいと思います。 当委員会におきましても、国民の最大関心事でございます物価の問題につきまして集中的に論議が行なわれました。そのことは当然かと思います。しかし、最近の世情の物価の狂乱的な高騰あるいは悪徳商法の横行というようなことでたいへんに国民は悩んでいるわけですけれども、こういうことの背後には、政府と企業が癒着していることから起因することが幾つかあるんではなかろうかというような疑念が一般国民の間にもわき起こっているということも事実だと思いますけれども、この辺のところを総理はどういうふうに受けとめられているかというところからお……
○青島幸男君 今回の事故は起こるべくして起こったといわれておりますし、まあ運輸行政あるいは自衛隊のあり方、ひいては国の基本姿勢から生じたものである。これはいままで議論をし尽くされたところであります。で私は、いままでの佐藤内閣の国防の姿勢の欠陥がここに如実にあらわれたものだと、そういうふうにやっぱり考えます。 そもそも警察予備隊というようないかがわしい名前から発足いたしまして、保安隊、それがまた二年たちまして自衛隊、その間に一次防、二次防、三次防、四次防と、四次防に至りましてはその予算の規模も飛躍的に増大をいたしました。ついに五兆八千億という膨大な額にのぼってまいりました。一方では、この間に憲……
○青島幸男君 私も、先ほど来問題になっておりますVOAにつきましてお尋ねしたいと思います。 まず、与えられた時間も少のうございますので、簡潔に結論から先に申し上げますと、VOAの傍受の施設をおこしらえになって、しかも、それを傍受してチェックをするということに、たいへん熱意をお持ちのようでございますけれども、これは事実上意味のないことなので、やめたほうがいいんではないかということを私は結論といたします。以後、それについて、何がゆえにそうしなきゃならないかというお話をするつもりでございますけれども、それから外務大臣の御所見も承りたいと思いますけれども。 まず、その理由は、どの方から伺いましても……
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