このページでは横山ノック参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○山田勇君 第二院クラブを代表いたしまして、総理の経済問題そのほか若干の質問をいたしますが、十分間という限られた時間でありますので、十分に御賢察の上、国民にわかりやすく御答弁をお願いするものであります。 総理は、一年前、内外ともに経済の年であることを強調され、景気回復への早期てこ入れを公約されましたが、その施策は常に後手後手に回り、結果的には恐らく総理も予想もされなかった五十三年度大型予算を組まざることを得なくなったと思うのでありますが、この昨年の経済見通しの狂いを急激な円高のせいにして責任を回避することは許されません。今後国民の合意を求めたいと総理は申されていますが、誤りを誤りと認めるとこ……
○山田勇君 時間が、十五分までということなんで、簡単にお尋ねいたしますが、私たちも現地に入って、先ほどの地図の中で参考人が説明なさった三恵病院の隆起現象が非常に大きいということですし、私たちも病院を見たときの亀裂と、その後ニュースで写された亀裂という差はずいぶん見ました。そういうことになりますと、三恵病院がある所在地というのは住民がたくさん住んでいる町の中にあると思うんです。ずいぶん火山口から離れたところに現象が起こるということは、いわゆるドームが顔を出すと同時に、その辺の隆起が、一挙に、隆起現象をもっと活発化されるということになれば、被害はもう甚大なものになると思うんです。ということは、その……
○山田勇君 朝田参考人と塚本参考人、お二方にお聞きいたします。 一つは、空港警備の問題ですが、朝田参考人は警察官の派遣要請というようなことを言われておりますが、これは警官の増員等とか、予算の問題とかいうので非常にむずかしいと思います。そういうことになりますと、勢いいまの空港警備という形の下請的なものになると思いますが、こういう支出とか、そういうものを踏んまえた上で、いま関川参考人がおっしゃったハイジャック対策費というのは聞こえが悪いんですが、受益者負担的な物の考え方というのは、ぼくは海外渡航する人にとっては了承できる費用だと思うんです、国によっては通関税なんか取られるところもありますから。た……
○山田勇君 昭和五十一年度の国鉄の監査報告を見していただきました。五十一年度が新しい国鉄の再建の初年度で、運賃改正、財政措置などによって純損失を四千九百四十億に圧縮することに予定していたのが九千百四十一億になったということですが、当初の予想の二倍近い損失を計上しているということになっておりますが、これはどういうことでこの二倍近くの損失というものが計上になったのか、総裁からお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 五十一年十一月の平均旅客は五〇%、貨物は五四%もの運賃改正をすれば、これはもう旅客、貨物が減るのは私は当然のことだと思います。しかし、年度当初に予定していたより五千億の減収ということで……
○山田勇君 総理、御承知かもしれませんが、ちょっとショッキングな事件のお話をいたします。 これは去る十月の十一日の各新聞に載った事件ですが、三年前に妻と離婚した男がことしの二月から愛人と暮らし始めたのですが、自分の連れている五つになる実の娘が愛人との生活に邪魔になるので、夜中に川に投げ込んで殺し、その後警察へは何食わぬ顔で捜査願いを出し、二日後水死体となって発見されたわけですが、娘の葬式の席では、娘はだれかに殺されたと涙を流して訴えていたんですが、警察の追及で一カ月ぶりにわが子殺しを自供したという、大阪で起こった、常識では考えられない異常な事件でございます。この二十七歳の男は、逮捕後の調べで……
○山田勇君 連日の円高に見られますように、わが国を取り巻く経済情勢は大変厳しいものになっております。景気回復への道は政府や民間の切実な要望にもかかわらず、トンネルの中で低迷をしております。所信表明の中で大臣は、国民生活と経済活動の基盤である運輸交通の分野において、輸送需要は総じて伸び悩みの傾向を示していると述べられておりますが、今後の見通しといたしまして、わが国の輸送需要はどのような線を描くのか、まあ景気とこれは関連している問題でございますので、簡単で結構でございますので、大臣の御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 さて、大臣、所信表明の中で幾つかの重点項目を挙げておられますが、その……
○山田勇君 成田空港の開港を目の前に控えて、警備陣の虚をつくような形で、過激派による管制塔内の破壊により開港がおくれるということになりました。これだけの大きな国家的なプロジェクトが、本来ならこれはもう国民、国を挙げて喜ばなければいけないようなことが、現実としてはこういう形になってしまったわけですが、まあ当初五カ年ぐらいの建設予定でこれは着工に入ったと思いますが、実際には倍以上の十二年ほどかかったわけですが、大臣ね、この当初五カ年計画というのが十二年になった一番大きな要因、原因というのは何にあったと大臣はお考えになっておられますか。
【次の発言】 警察の方にお尋ねいたしますが、先ほど警備配置一万……
○山田勇君 各委員の質疑と重複を避けまして、二点だけお尋ねいたします。
織田澤参考人にお尋ねいたしますが、まだ法律がこれは出ておりませんが、長期融資の期間として五年では少ないということを言われております。仮にこれが十年に延びたとして、この融資を受けたものに対しては必ず償却しなければいけない。そういうところから見ますと、皆様方がお考えになっておられます海運不況そのものの見通しとして、これは一時的なものか暫定的なものか、どのぐらいまでこの傷が深く覆い込むのか、その点を織田澤さんにちょっとお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 最後に、村上参考人にお尋ねしたいと思いますが、転業ということは先ほど……
○山田勇君 限られた時間でございますので、質疑の方を全部述べさしていただいて、御答弁を一括していただきたいと思います。 いままでの質疑を聞いておりますと、民間レベルでは七%の成長は絶対と言ってもいいほど不可能だというふうに聞いております。四%がやっとではないかと、こういうことでございますが、両参考人にお尋ねをいたしますが、そのできない要因、原因というものはどこにあるのかということをお尋ねいたします。これからの七%達成のために政府がいかに努力しても達成不可能なものか、民間と政府がいろんな形で力を合わせれば可能性があるのか、どのような政府の施策と民間との協力が必要なのか、その辺をはっきりとお答え……
○山田勇君 まあ今日のように多様化され複雑になった運輸事情の中で、それを総合的に掌握し、最も効率的に機能させることは、これは先ほど来の御議論の中でも言われているとおり、口では簡単ですがなかなか実行しにくい問題がたくさんあると思います。しかしながら、国民のニーズに合った運輸行政を推進するためには、毎日毎日一歩ずつ改善の道を進まなければならないと思います。 ところで、大臣は所信表明の初めに、公共輸送の重視を特に配慮しなければならないと申され、その後、私的交通手段の交通体系の中に占める割合は年々高くなっていると、こう続いているわけでございますが、この公共輸送と私的交通手段のかかわり合いについて見解……
○山田勇君 地田先生にお尋ねいたしますが、先日、先生は運輸省広報誌のトランスポートの三月号で、「運輸白書を読んで」と題しまして、海運、造船の問題点を論評されておりますか、その締めくくりの部分で、先ほど同僚議員か質疑なさいました南北問題、それから発展途上国やまた東欧圏の海運進出など、これまでの秩序に対する挑戦の形で問題か起きているというふうに書いておられます。その秩序の問題ですか、新しい秩序の中でこれから物事は考えていかなければいけないというふうに書いておられますが、その新しい秩序、まあその内容はまだ判然としないかというふうに先生は書いておられるんですか、今後の「世界経済の新しい秩序」をどのよう……
○山田勇君 ことしも夏が近づいてきましたが、国鉄といたしまして、サービスの一環といたしまして車両の冷房化を推進しているようですが、ことしの冷房化率はどのようになっておるでしょうか。
【次の発言】 いろんな財政上の問題、省エネルギーの問題もあると思いますが、サービスの一環として冷房化は今後も続けていってほしいと思います。
続きまして、夜行列車の効率が悪いということでその縮小、廃止が国鉄再建の一環としまして取り上げられておりますが、具体的にはどう取り組んでいくんでしょうか。効率の悪い列車をある程度削減するのもやむを得ないかもしれませんが、ブルートレインなどといいまして、愛称で非常に親しまれておる……
○山田勇君 連日、長時間にわたって総理初め各閣僚の方々には大変御苦労さまのことと存じます。せっかく国民の皆さんの茶の間に通じるテレビ中継であります。政治を国民にわかりやすくといった点からも、この際、総理初め政府の皆様方には親切ではっきりとした答弁を質問の初めにお願いする次第でございます。 総理は、昨年十二月、自民党総裁選挙におきまして党首に選ばれ、その後の国会で、幹事長問題などお家の事情でちょっともたつきはしましたものの、首班に指名され、政権の座につかれたわけでございます。細い目を一層細くされ、にこにこ顔で国民の前に登場されました。国民と政治との距離をなくしたいと言われた総理に対し、また、同……
○山田勇君 すでに幾つもの問題点が指摘されておりますし、私の質問も重複する点があると思いますが、その点はお許しを願いたいと思います。
まず、会計検査院の方にお尋ねをいたします。
カラ出張などの不正経理については、先ほど来、内部告発という言葉が使われております。その内部告発が端緒となって発覚したわけですが、その経緯についてできる限り詳しくお知らせを願いたいと思います。先ほど名古屋の方からというお話もありましたが、その点も含めて内部告発、ここに至る経緯をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 それ、支社長にあとを託して検査院はとりあえず引き揚げて、それから新潟管区というふうな形の中で会計検……
○山田勇君 関西新空港の問題について質疑をしたいと思います。
航空審議会の関西国際空港部会も設置され、いよいよ空港実現の具体化に着手したように見えるんですが、都合会議は何回ぐらい開かれたんでしょうか。
【次の発言】 空港の名称は決まりましたでしょうか。
【次の発言】 現段階では泉州沖五キロの地点一本にしぼって関西新空港を建設していくという方針でございますか。
【次の発言】 部会設置の趣旨と審議事項等資料の一の一によりますと、五十四年度中、すなわち来年の春までに空港計画案、環境影響評価案をまとめて五十五年度に関係府県に提示をするというふうになっておりますが、関係府県とはどの県、どの府を指してお……
○山田勇君 総理にお尋ねいたします。 解散、総選挙から第二次大平政権発足に至る二カ月余りに上る政治空白についての責任追及は、衆参両院の代表質問、また当予算委員会を通じて、すでに何人もの質問者が繰り返し繰り返し詰問をしてまいりましたが、この問題について総理は、異例とも言われる所信表明の冒頭で、「私の不明のいたすところ」と国民に謝罪をしましたが、この問題は謝って済むという問題じゃないということは総理もよく知っておられると思います。 国民は長い政治空白の間いらいらし、そのいらいらも通り越して、あいた口もふさがらぬというような状態であったと思います。政党政治のもとで、同じ政党から二人の総理大臣候補……
○山田勇君 経済の拡大発展に伴って大気や海洋など自然環境が破壊されていくことは大変悲しいことであります。人間が幸せを求めていろんな面で進歩していく中で、結果的に人類の破滅を招くといった状況も十分に考慮しなければならない時代になってまいりました。進化は退化につながるとも言われておりますが、この委員会でただいま審議されております海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部改正につきまして、私はこのような観点から取り組み、母なる海とも言われております海洋を、子々孫々に至るまで恵み豊かな美しい環境で引き継いでいかなければならないと考える者の一人であります。 ところで、最近海や川などは、年々徐々にきれ……
○山田勇君 限られた時間の中で質疑をいたします。かなりピッチを上げてお尋ねをしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
まず、政治資金規制についてでありますが、二院クラブとしては事あるごとに提言をし、質疑してまいりましたが、何と申しましても企業献金の廃止を一番に考えるべきだと思います。企業から政治家なり政治団体に献金をするのはどんなメリットがあると考えてするのでしょう。総理はその点についてどうお思いでしょうか。まずその一点をお伺いいたします。
【次の発言】 受ける側はどういうつもりでいただくのでしょう。
【次の発言】 まあ受ける側はどういうつもりでいただくかはケース・バイ・ケースでし……
○山田勇君 もう限られた時間も全くございませんので、第一点、坂入公述人にお尋ねいたします。 先ほどのお話でございますと、所有と経営の分離論的なことをおっしゃったように私理解しているんですが、私間違ってれば――いわゆる経営と所有の問題に触れられたと思うんですが、その中で、いわゆる監査制度の問題だけが何か抜けているような気もいたしましたものですから、その点もう少し詳しく教えていただきたいのが第一点。 それと、富塚公述人にお尋ねいたします。 確かに労使の協調ということは、もうこの委員会審議を通じて何十何回というふうに言われておりますし、そういう中でスト権の回復、これはもう富塚公述人が生命をかけ……
○山田勇君 まず、法務大臣にお尋ねをいたします。 このハイジャック防止対策について国会また世間でもいろいろと論議をされておりましたが、問題は、いかにハイジャックを未然に防ぐかということ、それに事件の発生後の処置をどうするかということだと思うのですが、今回の法改正は、主として航空機をハイジャックした者がその機内にある者を人質にして第三者に対して不法な要求をする行為に対して特別の処置、すなわち無期または十年以上の懲役を科するというものですが、瀬戸山法務大臣はかねがねハイジャックという卑劣な犯行に対して強い憎しみを持っておられる、強硬論を吐かれておられますが、この法改正によって大臣は目的が達せられ……
○山田勇君 先ほど来暴走族についていろんな質疑が出ております。若干重複を避けながら暴走族についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 数年前、神戸におきましても神戸祭りという市の主催の大きな祭りが行われましたが、そのときの大きな騒動のきっかけとなったのも、新聞記者並びに警察の車にひかれたとかひかれないとかいうふうなことが大きな暴走族を誘発するようなことになったというふうに私たちも聞いておりますが、とにかく世間から暴走族がむちゃな行動をして非難する声が大きく盛り上がっております。現に私が、今回は大阪という地域だけに限って質疑をいたしたいと思いますが、現に私がおります大阪の事務所も阪神高速道路に面……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。