このページでは横山ノック参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○山田勇君 私は第二院クラブの山田勇であります。衆参両院を通じて、第六十八国会政府演説に対して最後の質問者となるわけでありますが、何ぶん持ち時間がきわめてわずかでありますので、重点的な質問内容になると思いますが、答弁される各位におかれましては、その点十分に私の意とするところを御賢察願い、国民の一人一人にわかりやすく納得のいく明確な御答弁をまずもってお願いする次第でございます。 まず、総理に幾つかの質問をいたしまして、過去から現在に至る政治責任、さらに今後の政治姿勢を国民の前に明らかにしていただきたいのであります。 さて、本年になりまして各新聞などマスコミによる世論調査が幾つか発表されました……
○山田勇君 第二院クラブを代表して、総理、大蔵大臣並びに厚生大臣に若干の質問をいたします。与えられました時間がわずかでありますので、質問の意が尽くされない点があるかもわかりませんが、十分に御賢察の上、明快な御答弁を期待するものであります。 最近の新聞報道などを見るまでもなく、私たちの周辺では、異常な物価高、物不足でいらいらが高じ、暴動でも起こしかねない不穏な心情を抱く者がふえております。下町の小売り店で洗剤の売り惜しみをしたと近所の主婦たちが集まり、店主と口論となり、騒ぎが大きくなってパトカーが出動したという話を聞きましたが、人情味の豊かな下町で、長年の近所まわりのお客と店の主人が、たかだか……
○山田勇君 時間もずいぶん過ぎましたので、重複している点もございますので、簡単にお尋ねしますが、いま、田渕委員の言った、外人パイロットが滞空時間を持っていれば、その資格をもって日本の航空会社に就職する、そういう場合、日本の気象条件というのは非常に変化が激しいところでございます。そういう点からいきまして、今後、パイロットの養成に、育成に万難を排すというような主張のおことばですが、どういう形で外人パイロットを――今後、日本の気象条件に合って、そうして日本の上空を飛べる状態にするまで、どういう形でパイロットを養成していくのか。また、一部、新聞等にも報道されましたとおり、そのパイロットがアメリカなり、……
○山田勇君 第二班の派遣報告をいたします。 派遣されました委員は、木村委員長、橘委員と私の三人であります。派遣期間は九月二十七日から三十日までの四日間で、大阪、兵庫、岡山、広島の各府県を回り、運輸省及び国鉄地方機関の管内事情等を聴取し、港湾施設、空港施設、東大阪トラックターミナル等の実情を視察調査してまいりましたので、これら調査事項のうち主要な点について御報告をいたします。 まず、陸運行政について申し上げます。 大阪を中心とする京阪神地域においては、都市化の進展に伴い、大規模な宅地の開発、市街地の再開発等が進み、これに伴って交通需要が急速に増大しておりますが、これに対処して、都市交通審議……
○山田勇君 質問にあたりまして、与えられた時間が三十分でございます。端的に質疑をしていきます。明確な御答弁をいただきたいと思います。 沖繩の返還は、六九年のニクソン大統領によるグアム・ドクトリンの線に沿ったものではないか。これは七一年十月二十七日、アメリカ上院外交常任委員会の沖繩返還協定に関するロジャーズ国務長官の冒頭証言でも証明されている。すなわち、「沖繩返還はニクソン・ドクトリンの原則を貫くための歩み」と言っていることでもわかります。すなわち、米国は、ベトナム戦での膨大な出費により財政が悪化し、米国内の反戦運動の高まりなどと関連して、沖繩の防衛を日本に肩がわりさせるための一つの便法として……
○山田勇君 時間もだいぶたったようでございますので、当初、公社関係から質疑をしたいと思いましたが、委員部からの要請で、防衛庁のほうからまいりたいと思います。
防衛庁の皆さま方、たいへん連続の審議でお疲れのようでございます。簡潔に質疑いたしますので、明確な御答弁をいただきたいと思います。
陸上自衛隊の朝霞駐とん地の自衛官殺害事件はたいへんショックな事件でございましたが、この犯行に元自衛官が一役買っていたことが判明し、あらためて根の深い問題であることを認識したわけですが、このことについてどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 先日も、自衛官をしている友人が私どもをたずねて、いろいろ……
○山田勇君 先ほどの、三木委員からの日本航空の昨日の事故について簡単でけっこうでございますが、二、三お尋ねをいたします。
航空局長にお尋ねいたしますが、パイロットの操縦のいわゆる規定というのは、誘導路から離陸する滑走路まで、いわゆるコントロールタワーによって誘導されて、そこから離陸いたしますが、その間に、パイロットのいわゆるエンジンの全開というふうな規定はございますでしょうか。
【次の発言】 騒音公害にこのごろは重点を置かれているようでございます。これはたいへんけっこうなことなんですが、大阪とともに羽田空港でもそうですが、いままでですと、飛行機は誘導路から、まあCだったらC、AだったらAの離……
○山田勇君 各党からいろんな貴重な御発言もありましたので、私も田渕議員同様、重複を避けて、一、二問質問さしていただきたいと思います。 いままでの委員会の運営を見ましても、われわれ小会派と申しますか、無所属に属します運輸委員といたしましては、与野党間の理事懇の話し合いは、すべて野党のほうの森中理事のほうからのみの伝達でございました。そういう点たいへん日ごろ遺憾に思っておりまして、たまたまこういう席で何でございますが、山崎理事とは個人的に親しいものですから、山崎理事から理事会の進行等につきましてたまたまお聞きすることもございましたが、大半は森中理事並びに各政党の委員の皆さんから聞くような状態でご……
○山田勇君 先般来議題となっております日本鉄道建設公団法の一部を改正する法律案について、若干の質問をいたします。
冒頭にお尋ねしたいのですが、この法案が可決され、施行されましたら、この法案の適用範囲という点でお尋ねしたいのですが、沖繩県にこの法律が適用されますでしょうか。
【次の発言】 局長もよく御承知のとおり、沖繩には私鉄、国鉄を兼ねて一線の鉄道もいま現在敷かれておりません。そこで、一部私鉄企業者の動きなどの中で、モノレールを敷こうというような話が沖繩のほうで出ているそうですが、かりに、将来の人口の推移を見た上でこの法律を適用してもいいというふうに私は理解さしていただきますが、そうしますと……
○山田勇君 きのうの新聞で発表されておりました瀬戸内航空についてのヘリコプターの遭難事故が続いて二件ございます。それについてわかれば詳細に御報告願いたいのです。
【次の発言】 だいぶ時間も過ぎたようですし、重複するところは避けて端的にお伺いをいたしますので、よろしくお願いいたします。
今回の道路運送車両法の一部を改正するということは、軽自動車を所持する者にとっては、これまで車両検査がなく、したがって、それに要する費用と申しますか、失費がなくて済んだのが、四十八年の十月からは車両検査の義務づけでユーザーの負担がふえるという、まあ軽自動車族にとってはありがたくない法の改正でありますが、軽自動車族……
○山田勇君 関連に先立ちまして、昨日発生いたしましたイスラエルのテルアビブ空港における日本人三人による無差別な一般市民二十五人の殺害事件は、世界中に一大センセーションを巻き起こしておりますが、ハイジャックの世界的な発生傾向とともに、このような過激な行動が世界同時革命といったような扇動によって、日本にもいつ起こるやもしれませんが、道義的な責任を今回の事件において痛感している日本にとしっても、今後の空港の管理警備について早急に検討しなければならないと思いますが、まずこういう空港警備等についての、局長でけっこうですが、体制というものをお聞かせ願いたいと思います。
○山田勇君 午前中から各先生方の御質疑があったと思いますので、重複することを避けまして簡単にお聞きいたします。 先ほども田代先生からも触れられましたが、千日前の火災につきましてシャッターが締まっていたという点と、やはり惨事を大きくしたというのは停電であろうかと思います。今回の事故においてもやはり停電という暗やみの中の事故というものが事故を大きくしていると、私はそう判断します。そこで、簡単にお聞きいたしますが、このごろグリーン車に乗りまして、これはグリーン車だけですが、毛布を設備されております。これは私は国鉄としてはたいへん親切な行為だと思って喜んではおりました。そこで、停電ということになりま……
○山田勇君 今回の港湾法等の一部を改正する法律案について、各委員からの質疑また当局側からの説明、答弁などにより、改正の意図が大体わかってきたのではありますが、港湾法が昭和二十五年制定の古い法律で、今日に至る間の大きな情勢の変化、港湾機能の拡大、そのほかいろいろの点で、実態にそぐわないということは、大体わかりますし、改正法案が提出され審議をされているわけですが、確かに改正をされなければならない点も理解でき、むしろ一日も早く実態に即した港湾法の運用は望ましいと思うのでありますが、しかしながら、大きな問題として自治権の侵害ということがあります。 すなわち第一条の目的から港湾管理者とその権限に見合う……
○山田勇君 いつものことながら持ち時間がまことに短いので、質問の舌足らずのところは十分御賢察を願いまして、わかりやすく明確に御答弁をお願いいたしたいと思います。 池田内閣の所得倍増政策以来、経済成長は驚異的な発展を遂げたとして、国の内外から大きく評価されてきましたが、一般庶民の立場に立ってじっくりと考えてみますと、はたしてこれでよかったんだろうかと、多くの疑問が浮かんでくるのであります。確かに所得はふえ、カラーテレビや冷蔵庫、それにマイカーなど、物質的にも恵まれてまいりましたが、しかしながら、失われたものも何と多いことでしょう。日本の美しい自然風土、そうして何よりも大切な日本人の豊かな人情、……
○山田勇君 エアバスのことについて二、三質疑したいと思います。 きのう判決がありましてから夜十時ぐらいまで、私の家のほうにも、私も地元にいるもんですから電話がかかってまいりました。次の闘争はエアバス乗り入れに対する絶対反対運動を展開するんだということでございました。その中で、午前中と午後の森中先生の質疑応答の中で、まあ判決が出たんで、その刺激が強いということで、そのエアバス乗り入れについての地域住民との話し合いというのは少しゆるめていこうということですが、まあそれはいろんな事情があって、それなりの思惑があると思います。その中で私が申し上げたいのは、ここ一週間ばかりの新聞を大臣もごらんになった……
○山田勇君 一問だけ質疑をさせていただきます。 どうもついで的な質疑になってたいへん恐縮でございますが、先日来の春闘のおりに私、新幹線をたびたび利用さしていただきまして、その中で大幅に一時間以上特急がおくれますと料金の払い戻しがございます。そのときにはたいへん親切に車内放送が日本語でなされますし、私は払い戻しは受けることはないのですが、ほかのお客さまはそれで承知をして精算所に行ってやっておりますが、たまたま乗りましたときに外国人がたくさん、グリーン車ですが、またグリーン車おりてからもそうですが、普通車にもたくさんシーズン的なこともございましたでしょうが外国人がたくさん乗っておる。その中で、そ……
○山田勇君 それでは、ごく限られた時間でございますので、簡単にお尋ねをいたします。 国鉄再建の一つのポイントとして国民の協力ということが重要な課題になっておりますが、そのような観点から愛される国鉄に脱皮するためいろんな施策が考えられておると存じますが、新幹線の公害は、その意味では決しておろそかにできない問題だと私は思います。 そこでお尋ねするわけですが、新幹線公害といえば、まず騒音、振動の問題であると思います。きのうも、関西の尼崎地域の騒音と振動の調査、国鉄と尼崎市、地方自治体と共同で調査に参加してまいりました。そこでいろいろと私も勉強してまいりましたが、まず環境庁の方にお伺いいたしますが……
○山田勇君 公述人には長時間にわたりたいへん御苦労さまでございます。もう体力の限界もきたように私思います。そこで重複を避けまして簡単にお尋ねをいたします。
まず池田先生にお尋ねいたしますが、先ほどの最初のお話の中で、通勤通学は社会政策の一環であるということでいろいろ御批判がありました中で、通勤通学に対して私は私なりの私案があるというふうなお話と承ったのですが、通勤通学に対する何か先生の持っておられる私案といいますか、そういうものがあれば御披露いただきたいと思います。
【次の発言】 ここに国鉄財政新再建対策要綱の中で、「運賃改訂」の部分で、第二項に「通勤定期等に対する特別割引については、極力そ……
○山田勇君 山田でございます。私がおそらく最終質疑者になろうかと思います。長時間たいへん御苦労さまでございます。簡単に、重複を避けて質問させていただきます。 まず中西公述人にお伺いしたいと思うのですが、今回のこの国鉄再建法というものの十カ年という期限について、できましたら御意見をいただきたいと思います。 先ほど来の質疑応答の中で、交通体系の変化、地域構造の変化等述べられました中で、社会変革のテンポが非常に早くなっております。その中で、十カ年という長期の計画を立てられた国鉄側に私は問題がある。先ほど来、立法府の責任云々等も出ておりましたが、ここでぼくは、一番重大ないわゆる自然というものを忘れ……
○山田勇君 まず、通産大臣にお尋ねいたしますが、質疑の前に、七十一国会の四月十一日の予算委員会で私が各品目を表示しましたもので、通産大臣に買い控えする物、これから下がっていく物、値が上がっていく物、前農林大臣とともに答弁をいただいたんですが、ここに議事録がありますが、これはもうすべて当たっておりません。大臣の言われたことはすべて当たっておりません。それについて、わずか六カ月という異常な社会情勢の中で物価の上がったことについて、大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 通産大臣にお尋ねしますが、きのう民社党の栗林委員に言われた日曜日マイカーの高速道路の乗り入れ禁止という点について、思いつ……
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