このページでは横山ノック参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○山田勇君 私は、ただいま議題となりました議長不信任案に対しまして、賛成者を代表し、賛成の立場から討論を行うものであります。 私たちは、今回の公職選挙法改正に関しては、これが参議院の存在意義を根本から変えてしまうものであるとして、慎重な審議を要望してまいりました。鈴木総理も、「選挙制度の改革は各党各会派が慎重に審議すべきである」との見解を事あるごとに表明してこられました。また、参考人の意見聴取、公聴会におきましても、自民党案に賛成の立場をとられた参考人、公述人でさえも、この法案が慎重に審議されることを強く要望されていたのであります。 しかしながら、委員会における審議過程の中で、有権者の選ぶ……
○山田勇君 私が最後の質疑者になると思います。大変長時間御苦労さまでございます。あとわずかな時間でございますので、よろしくお願いをいたします。
まず、小野参考人にお尋ねをいたします。時間も迫ってまいりましたんで、端的にひとつ御答弁いただければ幸いでございます。この事故というのは、技術的に見られまして初歩的な事故でございましょうか。
【次の発言】 そうでございます。
【次の発言】 いま、中性子とかサイエンス的な言葉であれなんですが、一応放射線を浴びた場合、浴びたといいますか被害を受けた場合、どのような人体に障害が出てまいるんでしょうか。
○山田勇君 きわめて短時間でありますので、要点だけ申し述べまして総理の御答弁をお願いいたします。
総理、これはイフという問題でございますが、再び原子力船が放射線漏れというような事態が起これば、その責任は中川長官は言うに及ばず、総理にも私は責任があろうかと思います。その責任の明確な所在といいますか、確認ということをまず第一点お尋ねをいたします。
【次の発言】 その責任という問題についてお尋ねをいたしましたのは、先回の委員会におきましても非常に同僚委員の吉田委員から強い要求、要望の中で初めて企業サイドの契約書がこういう形で出てくる。これは当然朝日の記事に書いてありますとおり、多分に開発的要素があ……
○山田勇君 外務大臣にお尋ねいたします。
日本政府としては、今回のアメリカ大統領選挙について、カーター、レーガン両陣営のどちらが勝つと予測しておられましたですか。これは大臣の個人的な意見でも結構です。
【次の発言】 大臣、レーガンについての認識度というのはどの程度まで持っておられましたですか。
【次の発言】 この大統領選挙の期間中レーガンが優位という情報が外務省へ入った時点で、そういうアメリカの世論的にも優位ということになってから、レーガンに外務省として何か接触をしたことはありますか。選挙中でも選挙前でも結構です。
【次の発言】 レーガンは保守派右寄りと見られておりますが、強いアメリカをつく……
○山田勇君 先日、NHKのテレビドラマで「マリコ」というのが放映されましたが、これは太平洋戦争を中心に、戦前、戦中を通じ、平和を愛する一人の外交官の姿を通して、外交官の必死の努力もむなしく軍部が力を持ち、政治を支配したとき、国民を悲惨な戦争に引きずり込んでいった経過を感動的にドラマ化したものでしたが、最近の軍備増強、防衛予算の聖域化など政府の方針に国民は少なからず不安を感じていると思います。外務省としては平和外交推進の立場から、防衛庁の言いなりになるようなことは断じてないと思いますが、外務宵が第二防衛庁というような陰口をたたかれるようなこともあり、現園田外務大臣が厚生大臣であったころ、外務省の……
○山田勇君 大臣にお尋ねいたします。
昨年末の五十六年度予算案編成のころ、外務省の中で、米国はソ連の軍備増強に困っているから、日本が米国に対して日米友好を根幹とする限り米国の軍事要請にこたえるべきだという積極論があり、これに対してマスコミの批判的な論調があったと記憶しているんですが、米国の信頼を得るために米国の意に沿う軍事増強が得策だと考えておりますか。外交本来の姿と申しますか、外交本来の使命というのは戦争によらず、武器に頼らず、国際関係において平和を築き上げることだと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 先般の集中審議でもお尋ねをいたしましたが、日本の軍事力増強がアメリカの意……
○山田勇君 大臣に原潜の問題についてお尋ねいたしますが、きょうの十二時のNHKニュースを見ておりますと、調査内容三十日以内に決着をつけて日米首脳会談までに決着というふうなニュースが出ておりましたが、三十日以内という日数が出ておりますが、これは何か外務省の方からの報道でございましょうか。
【次の発言】 いま日本の国内の中に対ソ脅威論という論議が非常に行われております。それと同時に、今回の事件で国民感情的にやはりもやもやとしたものが残っているとすれば、恐らくアメリカからいざとなれば見捨てられてしまう論というのがあるのではないかというふうに思います。
そこで、先ほど午前中、午後を通じてのいろんな質……
○山田勇君 東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター設立に関する問題を絡めながらまず第一点お聞きいたしますが、午前中の宮崎理事からも御発言がありましたカンボジア難民の救済活動を行っておりました日本人のボランティア西崎憲司さんが強盗に襲われ、ピストルで撃たれて死亡した事件についてお尋ねいたしますが、難民救済に奉仕している人々はもちろん、私たちにとっても大きな衝撃でありましたこの事件は、犯人は一人逮捕されたかのように報道されておりますが、外務省としてはどの程度までこの事件ないしこの犯人逮捕の事実関係を御存じでしょうか。
【次の発言】 先ほど伊東外務大臣からタイ国政府に対して厳重に抗議を申し入れた……
○山田勇君 今回の鈴木総理の訪米は、結果的に見まして、総理が国内向けにどういう説明をしようが、共同声明や各種会談の経緯を分析してみますと、日本とアメリカが対ソ認識の一致ということから軍事協調路線に踏み出したと見るのが当然だと思うのですが、その見解について大臣の御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 午前、午後からの質疑の中で、「同盟」という言葉をめぐっていろんな質疑応答がございましたが、その中で大臣は、同盟ということ、従来とはちっとも変わってないのだということをおっしゃいました。その中には緊密、連帯、友好というふうなことを再三再四御答弁の中にも出てまいりました。それほど緊密、連帯、友好の日本……
○山田勇君 条約の質疑をする前に、少し日本側の報告書の問題についてお尋ねをいたします。
先ほど海上保安庁の方は時間の問題的な発言でございますが、局長の方ではこの報告書をもう入手されておりますか。
【次の発言】 プレス関係が一時半で二時の運輸委員会、運輸委員会開催前にはぼくも資料要求として要求したんですが、出せないということで、これはもう二時を過ぎております。当然その詳細の報告は入手されていると思ったんですが、私も運輸省の方に資料として要求をしたのですが、いまだに届いておりません。
それで日昇丸事件にもちょっと触れてお尋ねいたしますが、先日の外務委員会で三時から第一回会談ということでしたが、……
○山田勇君 アメリカのレーガン政権が発足して以来、日米自動車摩擦、原潜衝突問題、日米共同声明に絡むトラブル、また日米合同演習によるはえなわ漁の漁網切断、そしてライシャワー元駐日大使の核にまつわる発言、それに付随した関係者のそれぞれの証言、これら一連の事件が短時日の間に日本国民の前に出てきたわけですが、何か意図的なものすら感じているという国民も少なくないと思うのでありますが午前中の質疑の中にもそういうお話がございましたが、日米の間に何が起こり、これから何が起ころうとしているのか、これは漠然とした質問ですが、新しい任務につかれた園田外務大臣の率直な、現在の諸般の状況についての心境などを聞かしていた……
○山田勇君 まず、一昨日逝去されましたわが第二院クラブの大先輩であり、国会議員の最長老として、良識の府参議院のかがみでもありました、故市川房枝議員の御冥福を心よりお祈り申し上げます。 先生は、その生涯を通じて婦人の地位の向上に尽くされました。また、政界におきましては終始一貫、清潔な政治の実現に精魂を傾けられたのでありますが、そのまじめな姿勢に心から敬服の念を覚えます。しかしながら、現実の政界は、ロッキード、ダグラスなど航空機汚職を初め、大がかりな選挙違反、その他大小さまざまな政治権力にまつわる不祥事件が余りにも多過ぎて、国民の政治に対する信頼感は薄れる一方であります。総理は政治倫理の確立と綱……
○山田勇君 厚生大臣にお尋ねをいたします。 肉体的また精神的にも障害を有する人々の数は世界で四億五千万人とも推定されております。わが国だけでも四百五十万人と推定されておりますが、その内訳となりますと、目が見えないお方、口がきけない方、手足が不自由な方といった身体障害者、また精神薄弱者、内部機能障害者、それに戦争傷病者、公害などの被害者というふうに、障害者の範囲は大変広くなっております。したがいまして、障害者を隔離的な扱いをしてきた過去の対策から大きく脱皮した、障害者のいる社会がノーマルな社会であるという認識をだれもが持ち、お互いが立場を認め合って平等な社会生活を営むことが大切だと考えます。当……
○山田勇君 外務大臣にお尋ねいたしますが、今月の二十三日に行われた伊東・ヘイグ会談で、シベリア天然ガスパイプライン敷設計画に対し安全保障上問題があると指摘されたと報道されておりますが、この計画にヨーロッパ八カ国とともに参加を検討しておる日本に対して、ヘイグ長官の方からクレームがついたというようなことが報道されているようですが、これは技術的に協力ということであれば私どもは好ましいことであると思うのですが、現在この問題について外務省また大臣はどのように御回答なさったわけですか。
【次の発言】 外務大臣は訪米直前の三月の二十日、外務省で記者会見をされまして、その際、ソ連のブレジネフ書記長が米ソ首脳会……
○山田勇君 さきの国会に提出され、廃案になりました参議院全国区制度を改正する法律案が今国会にも自民党から提出される模様でありますが、これには鈴木総理も大変積極的にその成立を望んでいるということを、きょうの午前中の委員会でも表明をされておりましたが、この案につきまして、参議院の政党化を一層決定づける何物でもないと私は信じておりますが、私たち第二院クラブは絶対に反対の立場をとるものでありますが、ここに一冊の本があります。総理、これ読まれたことございますですか。(資料を示す)これは「参議院に望む」という題で感想文を募集したものであります。広く国民各胴から集まった三百二十二編の中から十二編を選んで掲載……
○山田勇君 まず最初、郵便条約についてお尋ねをいたします。 アジア=太平洋郵便条約の締結については私たちは異存はありませんが、わが国とアジア諸国との郵便物の交換量は、わが国と全世界の交換量の約三割を占めている今日、これからも一層加盟国として郵便業務の質の向上、技術協力など積極的に取り組むべきだとは思います。具体的にはどのような御協力をなさっておられますか、先ほど来、木島委員の質疑の中でいろんな研修生の交換その他機械の購入等聞きましたが、将来の展望として、今後こういう協力もやりたいという何か夢があればひとつ協力についてお話をいただきたいと思います。
○山田勇君 総理、参議院の全国区制の改正が大詰めに来ていると新聞もテレビも報道しておりますが、無所属議員の私としましては万感胸に迫るものがあります。総理とのこうしたやりとりもあと何回できるのかと、ちょっとさびしいような気もいたします。複雑な気持ちであることを申し上げて質疑をいたしたいと思います。 ODAの政府開発援助に関連してお尋ねいたします。同僚議員と若干重複するところがあるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 私は、かねがね経済大国と言われる日本としては政府開発援助を大幅にふやすべきだと提言しておりますが、昨年一月の国会の外交方針演説で、五十六年から五カ年間の政府の開発援助……
○山田勇君 総理にお尋ねいたします。 総理は、この六月に開かれる第二回国連軍縮特別総会に出席することを世界の首脳に先駆けていち早く表明され、その取り組みに積極的な姿勢を見せておられることは大変喜ばしいことであります。 軍縮の目的は、際限なくふくらんでいく軍拡競争に歯どめをかけ、むだな軍備を減らし、世界の平和を維持することにあると考えますが、とにかく軍備にかける金は人類社会にとって大きな浪費であります。アメリカのレーガン大統領は年頭教書で、このままでは八〇年代半ばにソ連との軍事バランスが最悪の事態になるとして、八三会計年度予算では二千二百十億ドル、日本の防衛支出の約二十倍という膨大な国防費の……
○山田勇君 私が最終質疑者でございます。 私は外務委員会と科学技術特別委員会に所属しております山田でございます。 三参考人は大変長時間御苦労さんでございます。与えられました時間が三分でございますので、一点ずつお伺いをさせていただきます。 先ほど来いろいろお話を伺っております中で、中村さんにお尋ねをいたします。 先日、NHKで「勇者は語らず」という、自動車工業がアメリカへ進出するドラマが放映されましたが、その中で大変御苦労があったように、ドラマの中ですから、あくまでこれはフィクションでございましょうが、やはり現実トヨタがアメリカへ生産工場を持つということで、このユニオンの問題について、先……
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